85: 2020/12/20(日) 01:55:12.32 ID:KBiDTUWt.net
――帰り道―――
菜々「彼方さーん、そっちはどうですか?」
彼方「う~ん、こっちも大体下準備終わったよ~」
菜々「それでは帰りましょうか」
彼方「だね~」
ガラガラッ
彼方「はぁ~流石に今日はお客さん多くて大変だったよ~」フラフラ
菜々「だっ、大丈夫ですか!?確かにここ最近で一番繁盛した日かもしれませんね…」
彼方「菜々ちゃんに手繋いでもらわないとお家まで帰れないよ~」フラフラ
菜々「ふふっ、もう何ですかそれ…仕方ありませんね」ギュッ
彼方「えへへ、わ~い」
菜々「今日は一段と甘えん坊ですね?」
彼方「頑張った彼方ちゃんへのご褒美だも~ん」
彼方「あっ、でも頑張ったのは菜々ちゃんも一緒だもんね~彼方ちゃんばっかりズルいよね」
菜々「こうして彼方さんの隣に居られるだけで、私にはご褒美みたいなものですよ!」ペカー
彼方「…!!///」カァァ
彼方(思えばこの笑顔がきっかけで好きになったんだっけ……///)
菜々「あれ?もしかして彼方さん照れてますか!?照れてますよね!!」
彼方「うっ、菜々ちゃんの意地悪~!」ダキッ
菜々「あははっ!ちょっと、歩けないじゃないですかー!もう」
彼方「反省するまで離してあげませ~ん」ギュゥゥ
菜々「彼方さーん、そっちはどうですか?」
彼方「う~ん、こっちも大体下準備終わったよ~」
菜々「それでは帰りましょうか」
彼方「だね~」
ガラガラッ
彼方「はぁ~流石に今日はお客さん多くて大変だったよ~」フラフラ
菜々「だっ、大丈夫ですか!?確かにここ最近で一番繁盛した日かもしれませんね…」
彼方「菜々ちゃんに手繋いでもらわないとお家まで帰れないよ~」フラフラ
菜々「ふふっ、もう何ですかそれ…仕方ありませんね」ギュッ
彼方「えへへ、わ~い」
菜々「今日は一段と甘えん坊ですね?」
彼方「頑張った彼方ちゃんへのご褒美だも~ん」
彼方「あっ、でも頑張ったのは菜々ちゃんも一緒だもんね~彼方ちゃんばっかりズルいよね」
菜々「こうして彼方さんの隣に居られるだけで、私にはご褒美みたいなものですよ!」ペカー
彼方「…!!///」カァァ
彼方(思えばこの笑顔がきっかけで好きになったんだっけ……///)
菜々「あれ?もしかして彼方さん照れてますか!?照れてますよね!!」
彼方「うっ、菜々ちゃんの意地悪~!」ダキッ
菜々「あははっ!ちょっと、歩けないじゃないですかー!もう」
彼方「反省するまで離してあげませ~ん」ギュゥゥ
98: 2020/12/21(月) 23:57:33.29 ID:seK19pk5.net
――その胸の内には――
彼方「ねぇねぇ菜々ちゃん~、彼方ちゃんお茶飲みたいな~」
菜々「取りに行ったら良いじゃないですか?」
彼方「でもその為にはこたつから出ないといけないんだよ~?」
菜々「それは私も同じことですよね?」
彼方「菜々ちゃんはほら、強いから」
菜々「変なこと言ってないで、さっさと取ってきた方が良いんじゃないですか」
彼方「むう…菜々ちゃんのけち~……」ズリズリ
菜々「甘やかしてばかりでは彼方さん自身の為になりませんからね!」フンス
彼方「うう~さむ~~」スタスタ
菜々「確かに最近急に冷えてきましたね、流石に年末ですし仕方ありませんけど」
彼方「どこか温泉とか行きたいな~……ねぇ、行かない~?」チラッ
菜々「温泉…ですか、年末年始はお店も休みですし、日頃から家の掃除は徹底しているので大掃除も必要ありませんし…」
彼方「じゃあ…!」パァァ
菜々「そうですね、たまには外で羽根を伸ばすのも良いかもしれません」ニコッ
彼方「やったぁ~!えへへ、菜々ちゃんだ~い好き」ダキッ
菜々「ふふっ…ほら、お茶零しますよ」
彼方「ねぇねぇ菜々ちゃん~、彼方ちゃんお茶飲みたいな~」
菜々「取りに行ったら良いじゃないですか?」
彼方「でもその為にはこたつから出ないといけないんだよ~?」
菜々「それは私も同じことですよね?」
彼方「菜々ちゃんはほら、強いから」
菜々「変なこと言ってないで、さっさと取ってきた方が良いんじゃないですか」
彼方「むう…菜々ちゃんのけち~……」ズリズリ
菜々「甘やかしてばかりでは彼方さん自身の為になりませんからね!」フンス
彼方「うう~さむ~~」スタスタ
菜々「確かに最近急に冷えてきましたね、流石に年末ですし仕方ありませんけど」
彼方「どこか温泉とか行きたいな~……ねぇ、行かない~?」チラッ
菜々「温泉…ですか、年末年始はお店も休みですし、日頃から家の掃除は徹底しているので大掃除も必要ありませんし…」
彼方「じゃあ…!」パァァ
菜々「そうですね、たまには外で羽根を伸ばすのも良いかもしれません」ニコッ
彼方「やったぁ~!えへへ、菜々ちゃんだ~い好き」ダキッ
菜々「ふふっ…ほら、お茶零しますよ」
99: 2020/12/21(月) 23:59:04.29 ID:seK19pk5.net
――――
――
菜々「ふぅ……この電車で乗り換えは終わりですね」
彼方「結構遠いところに旅館あるんだね~」
菜々「この時期ですから…結構予約取るのに苦労……しまして……」ウトウト
彼方「そろそろ眠くなってきたでしょ~?彼方ちゃんの肩を貸してあげるから、少しお休み」
菜々「えっ…?いえ…でも……」ウトウト
彼方「菜々ちゃん旅行が楽しみで、昨日の夜あんまり眠れていないことを彼方ちゃんは知っているのだよ~」ムフーッ
菜々「あっはは、バレちゃってましたか……それでは…ちょっとだけ……」スヤァ
彼方「大人になってもこういうかわいいところは変わらないんだからズルいよね~」ナデナデ
菜々「………………」スヤァ
彼方「………………」
彼方(いけない……電車に揺られながら菜々ちゃんにくっついて居眠りしたら気持ちいいだろうな~なんて…考えちゃだめだ)
彼方「………………」
彼方(いや…まだ寝てないし……ちょっと目を閉じてるだけだから…いつでも起きられるし……)
彼方「………………」スヤァ
――
菜々「ふぅ……この電車で乗り換えは終わりですね」
彼方「結構遠いところに旅館あるんだね~」
菜々「この時期ですから…結構予約取るのに苦労……しまして……」ウトウト
彼方「そろそろ眠くなってきたでしょ~?彼方ちゃんの肩を貸してあげるから、少しお休み」
菜々「えっ…?いえ…でも……」ウトウト
彼方「菜々ちゃん旅行が楽しみで、昨日の夜あんまり眠れていないことを彼方ちゃんは知っているのだよ~」ムフーッ
菜々「あっはは、バレちゃってましたか……それでは…ちょっとだけ……」スヤァ
彼方「大人になってもこういうかわいいところは変わらないんだからズルいよね~」ナデナデ
菜々「………………」スヤァ
彼方「………………」
彼方(いけない……電車に揺られながら菜々ちゃんにくっついて居眠りしたら気持ちいいだろうな~なんて…考えちゃだめだ)
彼方「………………」
彼方(いや…まだ寝てないし……ちょっと目を閉じてるだけだから…いつでも起きられるし……)
彼方「………………」スヤァ
100: 2020/12/22(火) 00:01:30.84 ID:dhI/1NyA.net
――――
――
菜々「少々予定より遅れましたが、到着です!」
彼方「ごめんね~……彼方ちゃんまで寝ちゃって結局終点に…」ズーン
菜々「最初に寝てしまったのは私ですし、終点から少し戻れば良いだけでしたので問題ありませんよ」ニコッ
彼方「かたじけない…」
菜々「ふふっ、いつの人ですか!それではチェックイン済ませて来ますね!」スタスタ
彼方「はーい」ヒラヒラ
彼方(思ってたより山奥って感じだな~、良く言えば自然がいっぱい、悪い言い方をすれば何もない)
彼方(まぁ普段の疲れを癒やすにはこれくらい静かな方が良いのかもね~)
菜々「お待たせしました!いざ私たちの部屋へ!!」
彼方「お~」
――
菜々「少々予定より遅れましたが、到着です!」
彼方「ごめんね~……彼方ちゃんまで寝ちゃって結局終点に…」ズーン
菜々「最初に寝てしまったのは私ですし、終点から少し戻れば良いだけでしたので問題ありませんよ」ニコッ
彼方「かたじけない…」
菜々「ふふっ、いつの人ですか!それではチェックイン済ませて来ますね!」スタスタ
彼方「はーい」ヒラヒラ
彼方(思ってたより山奥って感じだな~、良く言えば自然がいっぱい、悪い言い方をすれば何もない)
彼方(まぁ普段の疲れを癒やすにはこれくらい静かな方が良いのかもね~)
菜々「お待たせしました!いざ私たちの部屋へ!!」
彼方「お~」
101: 2020/12/22(火) 00:06:05.46 ID:dhI/1NyA.net
――――
――
ガラガラッ
彼方「おぉ~…なんか凄い部屋だねぇ~」キラキラ
菜々「はい!せっかくなので奮発してみました!!」ペカー
彼方「見て見て菜々ちゃん~!お部屋に露天風呂付いてるよ~!」
菜々「こっちの方がゆったり出来ると思いまして!」
菜々(本当は彼方さんの素肌を他の人に見られたくなかっただけですけど…)
菜々「取り敢えず適当に荷物を下ろして…と、どうしましょうか?晩ごはんまではまだ時間ありますし」チラッ
彼方「ではまず布団を敷きま~す」
菜々「敷きません!!せっかく部屋に温泉がついてるんですからまず入るでしょう!普通!」プンプン
彼方「だったら温泉入ろ~って言えば良いのに~」ニヤニヤ
菜々「あっ、あんまり意地悪言わないでください…///」
彼方「今日も彼方ちゃんのお嫁さんはかわいいね~」ナデナデ
菜々「またそうやってからかうんですから///ほら服脱いで!早く入りますよ!!」グイグイ
彼方「も~菜々ちゃんのえOち~」
――
ガラガラッ
彼方「おぉ~…なんか凄い部屋だねぇ~」キラキラ
菜々「はい!せっかくなので奮発してみました!!」ペカー
彼方「見て見て菜々ちゃん~!お部屋に露天風呂付いてるよ~!」
菜々「こっちの方がゆったり出来ると思いまして!」
菜々(本当は彼方さんの素肌を他の人に見られたくなかっただけですけど…)
菜々「取り敢えず適当に荷物を下ろして…と、どうしましょうか?晩ごはんまではまだ時間ありますし」チラッ
彼方「ではまず布団を敷きま~す」
菜々「敷きません!!せっかく部屋に温泉がついてるんですからまず入るでしょう!普通!」プンプン
彼方「だったら温泉入ろ~って言えば良いのに~」ニヤニヤ
菜々「あっ、あんまり意地悪言わないでください…///」
彼方「今日も彼方ちゃんのお嫁さんはかわいいね~」ナデナデ
菜々「またそうやってからかうんですから///ほら服脱いで!早く入りますよ!!」グイグイ
彼方「も~菜々ちゃんのえOち~」
102: 2020/12/22(火) 00:09:01.75 ID:dhI/1NyA.net
菜々「はぁ~~!温まりますね~~!」チャプン
彼方「ホントだね~」チャプン
彼方「気持ちよすぎて彼方ちゃん今にも……すやぁ」
菜々「もうちょっと我慢してくださいよー!私一人で浸かってても寂しいじゃないですか!」ユサユサ
彼方「えへへ~冗談だよ~、それにしてもこんな遠出したのって新婚旅行以来じゃない?」チャプチャプ
菜々「言われてみればそうですね……お店を始めてからは忙しない日々が続きましたから」
菜々「今更聞くのもなんですけど、二人で定食屋を始めたこと……迷惑じゃありませんでしたか?」
彼方「え…?」キョトン
菜々「芸能界で稼いだ貯金は相当あったので、他に選択肢はいくらでもあったと思うんです」
菜々「それこそ今までみたいに私がどこかに就職して、彼方さんには家のことをお願いするスタイルでも充分暮らしていくことは出来ました」
彼方「菜々ちゃん……」
菜々「少しは私も手伝えるようになったとは言え、調理全般を任せてしまっている現状が彼方さんの負担になっているんじゃないかと思いまして……」
彼方「ホントだね~」チャプン
彼方「気持ちよすぎて彼方ちゃん今にも……すやぁ」
菜々「もうちょっと我慢してくださいよー!私一人で浸かってても寂しいじゃないですか!」ユサユサ
彼方「えへへ~冗談だよ~、それにしてもこんな遠出したのって新婚旅行以来じゃない?」チャプチャプ
菜々「言われてみればそうですね……お店を始めてからは忙しない日々が続きましたから」
菜々「今更聞くのもなんですけど、二人で定食屋を始めたこと……迷惑じゃありませんでしたか?」
彼方「え…?」キョトン
菜々「芸能界で稼いだ貯金は相当あったので、他に選択肢はいくらでもあったと思うんです」
菜々「それこそ今までみたいに私がどこかに就職して、彼方さんには家のことをお願いするスタイルでも充分暮らしていくことは出来ました」
彼方「菜々ちゃん……」
菜々「少しは私も手伝えるようになったとは言え、調理全般を任せてしまっている現状が彼方さんの負担になっているんじゃないかと思いまして……」
103: 2020/12/22(火) 00:10:32.22 ID:dhI/1NyA.net
彼方「ホントにそんなことで彼方ちゃんが嫌になっちゃうと思う~?」
菜々「それは…」
彼方「彼方ちゃんは嬉しかったな~」
菜々「え?」
彼方「せつ菜ちゃんがアイドル辞める~ってなった時、最初に“二人で”何かしませんか?って言ってくれたでしょ~?」
彼方「お外で頑張るせつ菜ちゃんをお家で待ってるのもお嫁さんっぽくて好きだったけど……もっと近くで、隣で支えてあげたいのにな、って思ってたからさ~」
彼方「それに彼方ちゃんは毎日幸せだよ。いつも美味しいって食べてくれるお客さんが居て、側には元気に接客してくれる菜々ちゃんが居るんだもん」
菜々「彼方さん…」
彼方「だから心配しなくても平気だよ~、二人でなら何だって大丈夫だよ、きっと」ナデナデ
菜々「すみません…変なこと聞いちゃいましたね!//」
彼方「変なんかじゃないよ」
彼方「気になったり、思ったことは全部言葉にしていこう?」
彼方「そりゃ何も言わずに分かりあえるなら凄いけど……彼方ちゃん達の場合はそうじゃないでしょう?」ニコッ
菜々「ふふっ、確かにそうでしたね」
彼方「さ~てと、そろそろご飯が来る時間かな~?」
菜々「そうでした!急いであがりましょう!!」ザバッ
彼方「ひえっ……さぶい…菜々ちゃん抱っこ~」ジタバタ
菜々「さっきはちょっとカッコよかったのに、もういつも通りなんですから」クスッ
菜々「それは…」
彼方「彼方ちゃんは嬉しかったな~」
菜々「え?」
彼方「せつ菜ちゃんがアイドル辞める~ってなった時、最初に“二人で”何かしませんか?って言ってくれたでしょ~?」
彼方「お外で頑張るせつ菜ちゃんをお家で待ってるのもお嫁さんっぽくて好きだったけど……もっと近くで、隣で支えてあげたいのにな、って思ってたからさ~」
彼方「それに彼方ちゃんは毎日幸せだよ。いつも美味しいって食べてくれるお客さんが居て、側には元気に接客してくれる菜々ちゃんが居るんだもん」
菜々「彼方さん…」
彼方「だから心配しなくても平気だよ~、二人でなら何だって大丈夫だよ、きっと」ナデナデ
菜々「すみません…変なこと聞いちゃいましたね!//」
彼方「変なんかじゃないよ」
彼方「気になったり、思ったことは全部言葉にしていこう?」
彼方「そりゃ何も言わずに分かりあえるなら凄いけど……彼方ちゃん達の場合はそうじゃないでしょう?」ニコッ
菜々「ふふっ、確かにそうでしたね」
彼方「さ~てと、そろそろご飯が来る時間かな~?」
菜々「そうでした!急いであがりましょう!!」ザバッ
彼方「ひえっ……さぶい…菜々ちゃん抱っこ~」ジタバタ
菜々「さっきはちょっとカッコよかったのに、もういつも通りなんですから」クスッ
104: 2020/12/22(火) 00:14:54.06 ID:dhI/1NyA.net
――――
――
彼方「ふぅ~~もうお腹いっぱ~~い!」
菜々「カニづくしでしたね!食べ慣れないせいか黙々と殻を剥く作業に没頭してしまいましたけど」
彼方「だから彼方ちゃんやってあげるよ~?って言ったのに~」
菜々「私だって定食屋の端くれです!それくらい一人で出来なくてどうするんです!」
彼方「あははっ、昔っから変なとこ真面目さんだよね~」
菜々「それはそうと少し館内を見て回りませんか?」
彼方(ここで面倒くさいな~とか言ったら菜々ちゃん拗ねちゃうんだろうな~)
彼方(それで一人で行っちゃうんだけど、追いかけなかったら余計に拗ねちゃうんだろうな~)
菜々「彼方さん…?」
彼方「あぁ、そうだね~行こっか~」
菜々「いざ!探検出発です!!」ペカー
彼方(時には黙って空気読むのも大事だよね~)
――
彼方「ふぅ~~もうお腹いっぱ~~い!」
菜々「カニづくしでしたね!食べ慣れないせいか黙々と殻を剥く作業に没頭してしまいましたけど」
彼方「だから彼方ちゃんやってあげるよ~?って言ったのに~」
菜々「私だって定食屋の端くれです!それくらい一人で出来なくてどうするんです!」
彼方「あははっ、昔っから変なとこ真面目さんだよね~」
菜々「それはそうと少し館内を見て回りませんか?」
彼方(ここで面倒くさいな~とか言ったら菜々ちゃん拗ねちゃうんだろうな~)
彼方(それで一人で行っちゃうんだけど、追いかけなかったら余計に拗ねちゃうんだろうな~)
菜々「彼方さん…?」
彼方「あぁ、そうだね~行こっか~」
菜々「いざ!探検出発です!!」ペカー
彼方(時には黙って空気読むのも大事だよね~)
105: 2020/12/22(火) 00:18:06.11 ID:dhI/1NyA.net
菜々「あれはっ!見てください彼方さん!!ゲームコーナーですよゲームコーナー!!」パァァ
彼方「なんだか古そうなのばっかりだね~」
菜々「それが良いんじゃないですか!これこそ“こういうのでいいんだよ”ってやつです!」
彼方「そ、そうなんだね~……それじゃ、ちょっと遊んでいこっか~」
菜々「でしたらこの、何時の時代のものとも知れぬ格ゲーで対戦しましょう!」
彼方「勝負に負けた人は勝った人の言うこと一つだけ何でも聞く…ってことで~」ニヤニヤ
菜々「なっ、何ですか突然!?」
彼方「あれ~?菜々ちゃん怖いのかな~?」
菜々「言いましたね!後悔しても知りませんよっ?」
彼方「これでも菜々ちゃんとちょくちょく遊んでるんだし、彼方ちゃんだって負けないよ~」
――――
――
彼方「は~い、彼方ちゃんの3連勝だね~」ブイッ
菜々「そんな…ここまでぼこぼこにされるなんて…」ガクッ
彼方「菜々ちゃんの癖を見抜くのは得意だも~ん」ムフーッ
菜々「それで?彼方さんのお願いって何ですか?…あ!先に言っておきますけど出来ないこと言われても困りますからね!」
彼方「あ~…実は大して考えてなかったり~、えへへ」
菜々「それじゃあ無かったということで!」
彼方「それはダメ~」ムッ
菜々「冗談ですよっ……あの、部屋に戻る前にもう一つ良いですか?」
彼方「ん~?」
彼方「なんだか古そうなのばっかりだね~」
菜々「それが良いんじゃないですか!これこそ“こういうのでいいんだよ”ってやつです!」
彼方「そ、そうなんだね~……それじゃ、ちょっと遊んでいこっか~」
菜々「でしたらこの、何時の時代のものとも知れぬ格ゲーで対戦しましょう!」
彼方「勝負に負けた人は勝った人の言うこと一つだけ何でも聞く…ってことで~」ニヤニヤ
菜々「なっ、何ですか突然!?」
彼方「あれ~?菜々ちゃん怖いのかな~?」
菜々「言いましたね!後悔しても知りませんよっ?」
彼方「これでも菜々ちゃんとちょくちょく遊んでるんだし、彼方ちゃんだって負けないよ~」
――――
――
彼方「は~い、彼方ちゃんの3連勝だね~」ブイッ
菜々「そんな…ここまでぼこぼこにされるなんて…」ガクッ
彼方「菜々ちゃんの癖を見抜くのは得意だも~ん」ムフーッ
菜々「それで?彼方さんのお願いって何ですか?…あ!先に言っておきますけど出来ないこと言われても困りますからね!」
彼方「あ~…実は大して考えてなかったり~、えへへ」
菜々「それじゃあ無かったということで!」
彼方「それはダメ~」ムッ
菜々「冗談ですよっ……あの、部屋に戻る前にもう一つ良いですか?」
彼方「ん~?」
106: 2020/12/22(火) 00:21:06.55 ID:dhI/1NyA.net
――――
――
彼方「わぁ~キレイだね~」キラキラ
菜々「道すがらにこの中庭を見つけまして、ライトアップされてて素敵だったので来て良かったです!」ペカー
彼方「お庭もキレイだけど、星もすごいね~」
菜々「都会の空では見られない景色ですね…」
彼方「………………」
菜々「………………」
彼方「ついでだからさ、彼方ちゃんも一つ聞いていい?」
菜々「はい?」
彼方「菜々ちゃんはまたアイドルやりたいな~とかって、思ったりしないの?」
菜々「………………」
菜々「そうですね…時々ステージの上に立つ感覚が恋しくなることはあります」
菜々「時代が許してくれたのなら、もう少し歌を歌っていた可能性もあったかもしれません」
菜々「ですが後悔はしていませんよ。私も今が幸せなので」ニコッ
彼方「菜々ちゃん…」
――
彼方「わぁ~キレイだね~」キラキラ
菜々「道すがらにこの中庭を見つけまして、ライトアップされてて素敵だったので来て良かったです!」ペカー
彼方「お庭もキレイだけど、星もすごいね~」
菜々「都会の空では見られない景色ですね…」
彼方「………………」
菜々「………………」
彼方「ついでだからさ、彼方ちゃんも一つ聞いていい?」
菜々「はい?」
彼方「菜々ちゃんはまたアイドルやりたいな~とかって、思ったりしないの?」
菜々「………………」
菜々「そうですね…時々ステージの上に立つ感覚が恋しくなることはあります」
菜々「時代が許してくれたのなら、もう少し歌を歌っていた可能性もあったかもしれません」
菜々「ですが後悔はしていませんよ。私も今が幸せなので」ニコッ
彼方「菜々ちゃん…」
107: 2020/12/22(火) 00:23:46.85 ID:dhI/1NyA.net
菜々「それに私は今だってアイドルですよ」
彼方「え…?」キョトン
菜々「今も私は彼方さんだけのアイドルですから……なんて、えへへ///」
彼方「………///」カァァ
菜々「ちょっ///黙ってないで下さいよ!恥ずかしいじゃないですか///」
彼方「いや…その、普通に可愛いな~って思っちゃって//」
菜々「もう、何ですかそれ……あははっ」
彼方「ねぇねぇ菜々ちゃん、さっきのお願い……聞いてくれる?」
菜々「ええ、良いですよ」
彼方「これからもずっと彼方ちゃんの隣に居てね」
菜々「ふふっ、それについてはご心配なく…嫌と言われようと離れてあげませんから!」
彼方「あ~!愛の重さだったら彼方ちゃんも負けないよ~………へくちっ!」
菜々「そろそろ冷えてきましたし部屋に戻りましょうか」
彼方「もっかい温泉入ろ~」ブルブルッ
菜々「そうしましょう!」
彼方「え…?」キョトン
菜々「今も私は彼方さんだけのアイドルですから……なんて、えへへ///」
彼方「………///」カァァ
菜々「ちょっ///黙ってないで下さいよ!恥ずかしいじゃないですか///」
彼方「いや…その、普通に可愛いな~って思っちゃって//」
菜々「もう、何ですかそれ……あははっ」
彼方「ねぇねぇ菜々ちゃん、さっきのお願い……聞いてくれる?」
菜々「ええ、良いですよ」
彼方「これからもずっと彼方ちゃんの隣に居てね」
菜々「ふふっ、それについてはご心配なく…嫌と言われようと離れてあげませんから!」
彼方「あ~!愛の重さだったら彼方ちゃんも負けないよ~………へくちっ!」
菜々「そろそろ冷えてきましたし部屋に戻りましょうか」
彼方「もっかい温泉入ろ~」ブルブルッ
菜々「そうしましょう!」
108: 2020/12/22(火) 00:26:03.52 ID:dhI/1NyA.net
菜々「ふぅ……帰るのも一苦労でしたね」
彼方「後はこの電車に乗ってればお家だね~」
菜々「あの…また来ましょうねっ」ニコッ
彼方「そうだね~……」
菜々「それでしたら次は――」
彼方「ねぇ菜々ちゃん…手、繋いでほしいな~」
菜々「ふふっ、どうしたんですか急に?良いですけど」ギュッ
彼方「こうしてると安心してすやぴ出来るんだぁ~……」スヤァ
菜々「もう…仕方ありませんね」クスッ
こうして二人きりの温泉旅行はその幕を閉じた
疲れと共にお互いに吐き出した胸の内も洗い流したおかげか、私たちは前よりもより強く、深く結びついたように思う
この固く繋いだ手のように
彼方「………………」スヤァ
菜々「………………」スヤァ
まもなく~終点〇〇~〇〇です。お忘れ物にお気をつけ下さい。
菜々「……っ!?彼方さん!彼方さん起きてください!駅過ぎてます!」
彼方「えへへ~菜々ちゃんこんなとこでダメだよ~……皆見てるって~…えへへ……」スヤァ
菜々「何て夢見てるんですかっ!?良いから起きて下さーい!」
彼方「後はこの電車に乗ってればお家だね~」
菜々「あの…また来ましょうねっ」ニコッ
彼方「そうだね~……」
菜々「それでしたら次は――」
彼方「ねぇ菜々ちゃん…手、繋いでほしいな~」
菜々「ふふっ、どうしたんですか急に?良いですけど」ギュッ
彼方「こうしてると安心してすやぴ出来るんだぁ~……」スヤァ
菜々「もう…仕方ありませんね」クスッ
こうして二人きりの温泉旅行はその幕を閉じた
疲れと共にお互いに吐き出した胸の内も洗い流したおかげか、私たちは前よりもより強く、深く結びついたように思う
この固く繋いだ手のように
彼方「………………」スヤァ
菜々「………………」スヤァ
まもなく~終点〇〇~〇〇です。お忘れ物にお気をつけ下さい。
菜々「……っ!?彼方さん!彼方さん起きてください!駅過ぎてます!」
彼方「えへへ~菜々ちゃんこんなとこでダメだよ~……皆見てるって~…えへへ……」スヤァ
菜々「何て夢見てるんですかっ!?良いから起きて下さーい!」
109: 2020/12/22(火) 00:28:52.98 ID:dhI/1NyA.net
書き溜めたら長くなっちゃった
おわり
おわり



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