398: 2013/10/11(金) 09:06:39.98 ID:CIj7Uurdo



今日は久しぶりの一日オフなの。

ハニーをデートに誘いに事務所に来たのに、どこにもいないの。


「ねえねえデコちゃん、ハニー知らない?」

「知らないわよそんなやつ…」

「あれ~?ハニーどこ行っちゃったの。ハニーってばーあー」


折角のオフなのに…。

このまま一人で帰るだなんていやだから一応メールしとこっと。


「はやく迎えに来ないといたずらするぞ、っと」

「ちょっと、あんた誰にメールしてんのよ」

「ん?そんなのハニーに決まってるの!」


うさちゃんをぎゅっと抱きしめるデコちゃんは可愛いけど、それはまた今度なの。
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399: 2013/10/11(金) 09:07:58.56 ID:CIj7Uurdo



ばいばいしてすぐに、今度は真くんに出会ったの。


「ハニーどこか知らない~?」

「ごめん美希、ボク、社長に呼ばれてるからすぐ行かないと…」


それなら仕方ないね、と見送ったはいいものの。


「ねえハニー、どこ行っちゃったの、ねえ、ハニー…」


ぺたん、とその場に座り込む。

あのあとみんなのところへ行った。みんなに聞いた。みんな、知らないって答える。

気がついたら夜だった。一日探してもみつからない。気がついたら泣いてた。

誰も何も教えてくれない。

ミキ、なにか悪いことしちゃったの?

もしミキが悪いなら謝るから、ハニーを返して。

そうじゃないならなんでこんなことするの、ミキがなにしたっていうの。


「おんや~?何故我がプロダクションのエースである星井美希君がこーんな薄汚れたゴミプロダクションにいるんだい?」


そうだ、この人なら。


「ねえねえ黒井社長っ、ハニーしらない?」

「ハニー?」

「ミキのプロデューサー。ミキのハニー」


ミキのその言葉を聞いた瞬間、黒井社長が高笑いする。

耳が痛い。頭が痛い。

400: 2013/10/11(金) 09:09:28.06 ID:CIj7Uurdo


「頭がイカれてしまっているようだ」

「ねえ、社長、ハニーは、ハニー、は、」

「キミが頃したんじゃないか」

「…えっ…」

「キミはキミがしたことを理解していないのか?」


キミが昨晩したことを忘れたわけではないのだろう?


「いや!」


いやなの、いや、やなの。

思い出したくない、思い出しちゃダメなの。


「フン。ガキはいいねぇ、おエラい大人が守ってくれて」

「あ、う、や…」

「ほ~ら美希君、お仕事頑張れば、ハニーが迎えにきてくれるからねぇ」

「ハニー…ハニー会いたいの、ハニー…」


黒井社長に導かれるまま外にでる。

事務所の外ではカメラマンさんもリポーターさんもたくさんいた。

でもミキは何も聞かれない。声が届かないから。

でもミキは何も辛くない。頭がイカれてるから。

だから今日もハニーをさがす。

昨日は765プロを探し回ったから、今日は違うとこなの。

ハニーをみつけるまで、ずっと探すの。ずっと。

401: 2013/10/11(金) 09:10:34.74 ID:CIj7Uurdo
美希に「いやなの!」を言わせたくてやった後悔はしてる

引用: アイマスSS練習用スレ