119: 2015/05/31(日) 20:02:10.28 ID:2v2rYsXd0


前回:【艦これ】提督「心の部屋が覗ける鍵?」初霜「6人目」

提督「初霜は心配いらなそうだな。やっぱりいい子だ」


提督「んで、また一つ分かったことがあるな」


提督「吹雪や敷波の部屋は色々な物が乱雑に散らかっていた」


提督「俺はこれを単純に物を片付けられない子なんだとだけ考えていたが、恐らくそうじゃない」


提督「現実の敷波や吹雪の部屋が汚いなんてことは無いし、それだったら秋雲とかの方が散らかってる」


提督「じゃああれは何か?」


提督「多分だが、心の部屋が散らかっているのは自分のことがまだよくわかってないからだ」


提督「アイデンティティの確立……さっき言った秋雲、他に大井は心の部屋が一つの物で満たされているだけで関係ないものが散らかってる訳じゃない」
劇場版 艦これ
120: 2015/05/31(日) 20:04:43.74 ID:2v2rYsXd0
提督「絵や北上一色だったのは、それが自分にとって大事なのだとはっきり認識しているからだ」


提督「逆に吹雪や敷波はまだ思春期。自分自身をどう表せばいいかわからないから散らかっている」


提督「様々な事を試し、選択し、そして自分なりの心の部屋というものが確立されていくんだろう」


提督「心か……」


提督「……日も落ちてきたし次の子で今日はおしまいにするか」


提督「秋雲に時間を取られ過ぎたかね。取り敢えず腹減ったし食堂いこう」

121: 2015/05/31(日) 20:06:43.41 ID:2v2rYsXd0
~食堂~


提督「夕方なだけあって混んでるな……どこか空いてる場所はっと」


雪風「あっ、司令!司令も御飯ですか?」


提督「おお雪風。お前もか」


雪風「はい!せっかくなので司令も一緒に食べませんか?隣の席が空いてますので」


提督「助かる。ちょうど空席を探してたところなんだ」


雪風「それは幸運でした!ではこちらです!」


提督「ああ」

122: 2015/05/31(日) 20:08:06.40 ID:2v2rYsXd0
雪風「司令と一緒だなんて幸運の女神のキスを感じちゃいますね!」


提督「そ、そこまでか?」


雪風「司令は皆に大人気ですから、雪風が独占なんてあまりできませんので!」


提督「そういうもんかねぇ」


雪風「ではいただきます!」


提督「いただき開錠っと」


キラーン

123: 2015/05/31(日) 20:09:53.97 ID:2v2rYsXd0
提督「本日最後は雪風か」


提督「雪風は明るい子だし楽しそうな部屋だといいな」ガチャ


提督「おお~オレンジ色の部屋か。温かい雰囲気だ」


提督「家具も机、布団、本棚、箪笥と何でも揃ってる」


提督「現実の部屋と言われても分からないくらい完成されているな」


提督「…………」


提督「なんだ……?何なんだこの感じ」

124: 2015/05/31(日) 20:12:11.81 ID:2v2rYsXd0
提督「確かに心っていうのは千差万別。こういう部屋があっても不思議じゃないはずだ」


提督「だがこの部屋は……完成され過ぎている」


提督「まるで、『こうであるべき』言われて作り上げたような……」


提督「雪風の本能、自然の意思で出来た様には見えない」


提督「仲のよさそうな子との写真も無い」


提督「なによりさっき建てた仮説、物が散らかってるという法則が成り立たない」


提督「俺が間違っている可能性もあるだろうが、塵一つ見つからないほどのものなのか?あの雪風のような幼い少女がだぞ?」


提督「……あの壁にある古時計、短針と長針がそれぞれ逆に動いている?」


提督「繰り返し繰り返し同じように……」

125: 2015/05/31(日) 20:13:46.91 ID:2v2rYsXd0
提督「駄目だ、どうしても気になる」コツコツ


提督「この時計、なんて気味悪いデザインなんだ……漫画によく出てくるような死神が掘られてる」


提督「んー……?後ろに空間がある……?」サワサワ


提督「動かしてみるか」


提督「おっも……」ズズズズズ……


提督「ようやくどけれた…………!?」


提督「なんだ……これ……」

126: 2015/05/31(日) 20:14:40.65 ID:2v2rYsXd0
提督「数えきれないほどの鎖と錠前で塞がれた扉……なのか?」


提督「この扉の奥から何かとてつもなく恐ろしいものを感じる……」


提督「鎖は壁に抉られる様に飛び出てる」サワサワ


バキッ!


提督「!?鎖と錠前が全部切れた!?」


提督「少し触っただけなのに……」


提督「この扉……入って、みるか」


ガチャ…ギギギギギ……

127: 2015/05/31(日) 20:16:25.28 ID:2v2rYsXd0
提督「ゲッホゲホ……さっきまでの部屋とはまるで違う……」


提督「不安、悲しみ、絶望。あらゆる負の感情が満ち溢れている」ゾクゾク


提督「不味いな・・・・・ずっとここにいると押しつぶされそうになる……」


提督「ええい!気をしっかりしろ俺!」


提督「部屋は真っ暗。少し奥へ行っただけで前の部屋の光が届かなくなって見えなくなるだろう」


提督「風が吹いている……この部屋無茶苦茶広いんじゃないか?」コツコツ


提督「駄目だ、もう入口の光以外見えない」コツコツ


提督「50歩ほど歩いたが全く壁があるように思えない……」

128: 2015/05/31(日) 20:17:47.75 ID:2v2rYsXd0
提督「引き返すか。これ以上の詮索は危険だ」


提督「妖精が言っていた……相手の心をいじくりすぎると壊れるって」


提督「だがそれは俺に対しても言えるんじゃないか?精神体の俺がこの部屋で引き込まれたら、現実の俺はどうなってしまうか……」


ジャラ…ジャラ…


提督「……何の音だ?」


ジャラ…ジャラ…


提督「近付いてくる……?」


ヒュッ!


提督「っ!!あ……っぶねえ!!」

129: 2015/05/31(日) 20:19:24.19 ID:2v2rYsXd0
『…………』


提督「何なんだコイツは!?」


『…………』ブンッ!


提督「鎌!?くそっ、こっちは丸腰だってのに!」サッ!


提督「さっきの古時計に掘られていた死神かコイツ……」


『……ル……』


提督「あぁ?」


『マモ……ル……』


提督「護る……?」


『ユキカゼハ……幸運ダ、カラ……』


提督「おいおい、まさかこんなのが雪風の幸運の正体だってのか!?」

130: 2015/05/31(日) 20:21:10.00 ID:2v2rYsXd0
『雪風ガ……皆ヲ……ガアアアアアアアアアアアアア!!』ブンッ!


提督「ヤバイヤバイ!これじゃ女神どころか死神だろ!」ササッ!


『アタシ……幸運……代ワリニ皆……氏ヌ……』


『護ル……護……ル?ドウセ皆氏ヌノニ……?』


『殺シテルノハ雪風……?』


『護ッテイルノハ……自分自身……』


『ウ、ア、アアアア……!!』


提督「動きが止まった……今のうちに逃げる!」ダダダダ

131: 2015/05/31(日) 20:22:54.54 ID:2v2rYsXd0
『ドウシテ……幸運ナンテ……沈マナイ艦ナンテ、ナイ……』


『雪風トイルダケデ……皆不幸ニ……』


提督「っく!」ガチャッ!


『辛イ……モウ皆ガ氏ンデ、雪風ダケ生キ残ルノハ……』


『嫌……ダ……護……ル』


バタンッ!


提督「はぁ……はぁ……危なかった」


ジャラジャラジャラガチャガチャガチャ!!


提督「!?さっきの扉にまた鎖がと鍵が……」

132: 2015/05/31(日) 20:24:39.97 ID:2v2rYsXd0
提督「…………」


提督「取り敢えず時計を元に戻して……」ズズズズズ


提督「これで良し、か?」


提督「なんだかどっと疲れた……現実に帰ろう」


提督「さっきのこと妖精さんに聞かないとな……明らかに普通じゃない」


提督「お邪魔したな」ガチャ


スカッ

133: 2015/05/31(日) 20:25:54.83 ID:2v2rYsXd0
雪風「司令!美味しいですね……!?」


提督「ふぅ……って雪風!どうした!?」


雪風「う、おえっ……かはっ……」ガタガタ


提督「だ、誰か救護を!早く!」


雪風「あ、あたし……どうなって……」


提督「…………」

134: 2015/05/31(日) 20:30:55.81 ID:2v2rYsXd0




────────────────────────


提督「雪風の様子はどうだ?」


妖精「大分錯乱していたようですけど、なんとかおさまったです」


提督「心当たりはあるが……やはり俺のせいなのか?」


妖精「その通りです。提督さん、かなり心の深いところまで入り込みましたね?」


提督「ああ……雪風の心の部屋の奥にはとんでもないものが潜んでやがった」


妖精「どのような感じでした?」


提督「厳重に鎖や鍵がかけられた扉を壊れた時計の裏で見つけたんだ」


妖精「なるほど」


提督「だがその封は触っただけで解かれ、扉の奥には真っ暗なただっ広い空間と死神がいた」


妖精「死神ですか……」

136: 2015/05/31(日) 20:33:18.77 ID:2v2rYsXd0
提督「なぁ妖精さん、アレはなんだったんだ?」


妖精「死神というのはよくわからないですが、その扉は雪風さんのトラウマ、触れてはいけない部分だったんです」


提督「トラウマ?」


妖精「誰でも心には闇があるです。普通は何らかの方法でそれを解消したり、できない場合は闇に堕ちるです」


提督「中二……とからかう雰囲気じゃないな。続けてくれ」


妖精「雪風さんは堕ちてもいいほどの闇を抱えてます。それを強靭な精神力で心の奥に隠していたんです」


妖精「ですが今回提督さんが雪風さんの心に侵入したことでその精神力で封じられていた闇が出てきてしまったです」


提督「強靭って……封じ込めていた鎖や鍵は触っただけで千切れてしまったんだぞ?」


妖精「トラウマは少し思い出させただけでも次々と連鎖的に思い出され、蝕んでいくです。触っただけでもきっかけとしては十分すぎるです」


提督「そうか……そしてその封を切ってしまったから雪風は体調を崩したのか……」

137: 2015/05/31(日) 20:35:13.04 ID:2v2rYsXd0
妖精「その鎖はその後どうなったです?」


提督「部屋から出たらまた同じように出てきて扉が封じ込まれたよ。隠していた古時計も元の位置に戻した」


妖精「なら一安心です。もしふさがっていなければ、雪風さん今後はふとしたことでトラウマが呼び起されて今のような状態になるようになっていたでしょう」


提督「俺が雪風を壊すところだったのか……」


妖精「忠告したはずです。あまり物を壊しては駄目だと」


提督「済まなかった……」


妖精「それは雪風さんに言ってあげてくださいです」


提督「ああ……」


妖精「最後にその死神とやらですが、それは雪風さんがイメージした自身の幸運の形でしょう」


提督「あんなのがか?」

138: 2015/05/31(日) 20:41:01.67 ID:2v2rYsXd0
妖精「雪風さんは幸運故に生き残り、代わりに周りの艦の沈んでいく様を見ていたはずです」


妖精「勿論ここの雪風さんは他の方が轟沈した姿なんて見たことがありません」


妖精「ですが、艦娘の元はご存じの通り鉄の塊だったころの艦です。その艦の記憶が今の雪風さん自身に刷り込まれていても何ら不思議ではないです」


妖精「古時計は繰り返される歴史、昔の艦の自分と今の艦娘の自分を表しているはずです」


提督「あいつは自分が幸運だなんて本当は思ってないのか?」


妖精「自分が幸運なことで誰かが不幸になる。だから自分は他人を頃す死神だ、とでも考えているのですかね」


提督「……雪風の部屋は普通の方でも人間味を感じさせなかった。アレはトラウマを封じ込めるのにかなり力を使っているということなのかもしれないな」


妖精「まぁこれで大体分かったですね。雪風さんはハッキリ言って最も深い闇を持っているです。そんな方を見るのはまだ早すぎたんです」


提督「もっと配慮すべきだった……」


妖精「まぁまだやり直せるです。今は雪風さんをよく見てあげて下さいです」


提督「ああ、見舞いに行ってくるよ。ありがとうな」


妖精「いってらっしゃーい」

139: 2015/05/31(日) 20:43:13.59 ID:2v2rYsXd0




────────────────────────


提督「雪風、起きてるか?」


雪風「あっ、司令……」


提督「どうだ体調は?」


雪風「大分よくなりました。でも不思議です、急に気持ち悪くなっちゃって……」


提督「……雪風、無理しなくていい」


雪風「無理なんてしてません」


提督「じゃあどうしてそんな張り付いたような顔なんだ?」


雪風「…………」

141: 2015/05/31(日) 20:46:34.86 ID:2v2rYsXd0
提督「お前が何に苦しんでいるのかはあえて言わない。だけどそれは一人で抱えていけるものじゃないんだ」


雪風「……怖いんです。自分じゃない誰かの記憶があたしを取り込んでいって、いつか自分が自分じゃなくなるって」


提督「自分が自分じゃなくなる……?」


雪風「頭の中で響くんです。『どんなに願っても叶えられない絶望の中で、唯一自分を保つことのできるもの……それは怨念』と」


提督「怨念……」


雪風「その言葉に従ったら、多分深海棲艦みたいになっちゃいます。それが怖いんです……」


提督「…………」


雪風「だから頭の中も出来るだけ皆がやってることを真似るようにして、違う行動をしないことで変に意識を起こさないようにしてるんです」

142: 2015/05/31(日) 20:48:16.01 ID:2v2rYsXd0
提督「……誰かに頼ったりはしないのか?」


雪風「自分のことですから……頼ったところで……」


提督「そんなことはない!」


雪風「司令……?」


提督「本当に頼れるやつってのはな、心の中に刻み込まれるんだよ!」


提督「その時点でそいつのことを意識して止まなくなる。でも人はそうやって関係を作って成長していくんだ!」


提督「雪風はただ抱え込んで逃げてるだけだ!」

143: 2015/05/31(日) 20:49:50.88 ID:2v2rYsXd0
雪風「逃げてる……?」


提督「そうだ!蝕まれるのが怖いなら、抱え込まずに立ち向かうんだ!」


提督「そのための艦隊だろ!仲間だろ!俺がいるんだろう!」


雪風「!!」


提督「俺が、俺たちが力になる。一人で戦うのはもう今日で終わりだ雪風。俺の手を取るんだ」スッ


雪風「……いいのでしょうか。甘えてしまっても……」


提督「何も問題ない!俺はいつもみたいに『しれえ!』って元気よく言う雪風が好きなんだ!」


雪風「しれえ……似てないですよ……ふふっ」


提督「ほっとけ」

145: 2015/05/31(日) 20:50:56.67 ID:2v2rYsXd0
雪風「わかりました。この雪風、これからは本当の意味で皆さんと共に戦います」ガシッ


提督「OKだ」


グゥ…… グゥ…


提督「……すまん」


雪風「あはは……雪風もさっき食べれなかったからお腹空いちゃいました」


提督「なら、食いに行くか」


雪風「はい!お供します!」

146: 2015/05/31(日) 20:54:04.53 ID:2v2rYsXd0
提督「こうして俺はその後もいろいろな奴の心を見た」


提督「ある時は『勝利』と掲げられた旗がいくつもあるカツくさい荒々しい場所だったり」


提督「真っ青で暗い、だが天井からは細い光が暖かく差し込む部屋で静かな海底のような気分を味わったり」


提督「入った瞬間壁に叩きつけられ、常に全力ダッシュしてないといけない部屋だったり」


提督「航空戦艦と瑞雲まみれだったり」


提督「入った心の主の分身が、『素直な自分』と『素直になれない自分』とで喧嘩してる部屋でそれを宥めたり」


提督「大量の戦術書類が積まれていると思ったら、横から拳が付いたアームが飛んできて全部吹き飛ばしていたり」


提督「真っ暗な部屋で用意された懐中電灯と武器で迷路を進まされ、夜戦を強制的に味わわされたり」


提督「張りぼての化粧品や高級品の裏を覗いたらお子様ランチやなでなでゾーンとか言うのを見つけてしまったり」


提督「鋼のような部屋と思ったら、段ボールの中に小動物が大事に大事に世話されていたり」


提督「とにかく多種多様なものだった」

147: 2015/05/31(日) 20:57:00.74 ID:2v2rYsXd0
提督「だがこれのおかげで艦隊の結束は以前よりあるかに強くなったと思う」


提督「自分の弱いところを知り、大事なものを思い出す」


提督「それが心の力だ」


提督「んで、今日大変なことが起きた」


大井「誰に向かって話してるんですか?ってこんなことがちょっと前にもありましたね」


提督「全部バレて拘束された」

148: 2015/05/31(日) 20:58:33.48 ID:2v2rYsXd0
大井「提督……これで私たちのことを見てたんですね……ギョライウチマスヨ」ボソッ


加賀「…………」(気付かれてた……いっそ今すぐ想いを……)


初霜「面白い試みですね」ニッコリ


敷波「あんたサイッテー!」


雪風「雪風はかまいません!」


吹雪「まぁそのおかげで助かったところもありますけど……」


秋雲「これは提督の心の中にも入らせてもらわなきゃね~。スケッチしてやる!」


妖精「そういうと思ったので良かれと思って全員分の一回限りだけ使える色々改良した新鍵を用意しましたです」


提督「妖精さん!?裏切るのか!」


妖精「僕は別にバレたらどうこうなんて知らないですし」


提督「貴様ぁー!!」

149: 2015/05/31(日) 21:00:01.17 ID:2v2rYsXd0
妖精「はーいじっとしてて下さいねー。ついでに提督さんの鍵は全員分見たということでもう壊したです」


提督「まぁ悪用が怖いし……ってそんなこと今はどうでもいい!」


妖精「皆さんあんまり心の中で暴れちゃだめですよ~。対策はしてありますからある程度の破壊くらいならなんやかんやで大丈夫ですけど」


提督「何も大丈夫じゃないわ!や、やめろ入って来るな!!」


大井「それではみなさん行きますよ!」




「「「「「「「「「「「「「「「開錠!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」




提督「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」




キラーン

150: 2015/05/31(日) 21:04:02.53 ID:2v2rYsXd0
これにて終わりです
ちょうどいい感じに纏めれたのでここで完結。だらだらやるの、良くない。引き際、大事
なお私は心理学も史実もWiki齧りですから責任は持てません
では安価を取っていただいた方、ここまで読んでくれた方、ありがとうございました

引用: 【艦これ】提督「心の部屋が覗ける鍵?」