1: 2012/08/24(金) 20:06:26.55 ID:P3HGq7sO0
パーカー「…ああ」ボソ

ハリー「おいおい、どうしてだ」

ハリー「お前はあれだけMJに恋焦がれていたじゃないか」

パーカー「…まあね」

パーカー「そういう時期もあったよ、忌々しい事にね」

7: 2012/08/24(金) 20:09:40.47 ID:P3HGq7sO0
ハリー「忌々しい、だと」

ハリー「彼女に振られた僕を前にして随分な口ぶりだな」

パーカー「ん、ああ…それは謝る」

パーカー「だが僕は今の君がとても羨ましいよ」

パーカー「MJを盲目的に素晴らしいと思っていた過去の僕のような君がね」

ハリー「なんだと?」

11: 2012/08/24(金) 20:13:16.10 ID:P3HGq7sO0
パーカー「確かに彼女は素晴らしいよ、その外面はね」

ハリー「ああ、素晴らしい。お前が彼女と同棲してると聞いたときは苛立ちが止まらなかった」

パーカー「そう、僕等は同棲していた」

パーカー「おかげで現在の僕がいる」

パーカー「あのビXチを天使のようだとのたまっていた子供の僕をはっ倒したい僕がいる」

ハリー「どうしたんだ、君。まったく穏やかじゃない」

16: 2012/08/24(金) 20:20:49.28 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ、最初はその共同生活から話そうか」

ハリー「うん…?ノリノリだな、まあいいが」

パーカー「まず、第一に着た服を脱ぎっぱなしにするんだ、彼女は」

ハリー「えぇ?…でもそれぐらいなら」

パーカー「想像してみてくれ、ハリー。一着やそれぐらいなら、まだしもどんどん散らかっていくんだ」

パーカー「彼女の衣服で足場も無くなるほどね」

ハリー「煩わしいかもな…」

パーカー「流石に役者志望とあって衣装はたくさんだ」

パーカー「おかげで僕もその光景はもうたくさんだっ!」

パーカー「父親がだらしなさそうだから彼女は大丈夫だと思ったのに…」ブツブツ

ハリー「MJのだらしなさは分かるがどうしたんだ、君…」

22: 2012/08/24(金) 20:29:07.31 ID:P3HGq7sO0
パーカー「おまけにだ、彼女はシャワーをあまり浴びなくなった」

ハリー「あ、なんか肌が乾燥してるような時があったような」

パーカー「その時、近づいて話したかい?」

ハリー「いや、見かけただけだ。振られたからちょっと気まずくて…」

パーカー「香水と混じって凄まじい臭いになっていたよ、同じ部屋にいた僕も辛かった」

パーカー「神に祈ったぐらいさ」

ハリー「そうかい…、大変だったね」

26: 2012/08/24(金) 20:35:59.83 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ衣服ぐらいだったらまだ耐えれたと思うよ、君みたいにね」

ハリー「だろうね」

パーカー「料理もとんでもないんだ…」

パーカー「メイおばさんと比べると天と地獄だったよ」

パーカー「特に目玉焼きさ」

ハリー「目玉焼きなら…どうせちょっと殻が入ってたくらいだろ?」

パーカー「ちょっとじゃない、ハリー。殻がどっさり入ってたよ」

パーカー「で、うちの目玉焼きは殻ごと入れるのよと言われてみろ」

パーカー「こいつ沸いてんじゃないのかって思うよ」

ハリー「Oh…」

パーカー「今にして思えば、彼女の父親との不仲も彼女のせいだったんじゃないかと思う」

パーカー「同情してるよ」

27: 2012/08/24(金) 20:41:38.42 ID:P3HGq7sO0
パーカー「で、だ。彼女は彼氏が車とか持ってないと嫌な人種なんだな」

ハリー「まあ、それはちょっと分かるよ」

パーカー「でも僕等は収入も少ないカメラマンに売れない役者だろ」

パーカー「君に援助してもらうわけにも行かないから、勿論車なんて持てるわけがない」

ハリー「当然、援助しないね」

パーカー「うん、だから彼女もスパイダーマンになって、私を送り届けてって要求してくるんだなあ」

29: 2012/08/24(金) 20:45:34.23 ID:P3HGq7sO0
パーカー「スパイダーマンは街の英雄だ」

パーカー「The great power comes great responsibilityっておじさんも言ってたよ」

パーカー「送り届けるのは車に任せりゃ良い、むやみやたらと英雄を使うもんじゃない」

ハリー「じゃあ断ったのか?」

パーカー「了承したさ!しぶしぶね!これも責任だと思ってね!」ドン!

ハリー「お、落ち着けよ」

30: 2012/08/24(金) 20:52:04.22 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ彼女を抱えて、ターザンの如く、街を飛んだよ」

パーカー「新聞なんかにはスパイダーマンの恋人!?なんて彼女にフィーチャーした見出しも載った」

パーカー「これは後から彼女に笑顔で教えてもらったよ」

ハリー「良かったじゃないか、彼女もまn」

パーカー「良くない!」ブチ

パーカー「送った時の彼女ときたら風でセットが滅茶苦茶だとか、吐き気がしてきたとかそんなばっかだ!」

パーカー「こちとら彼女の体臭やらに耐えて、送ってるのにだ!!!!」

ハリー「」

パーカー「ああ、ごめん。興奮して糸で口塞いじゃった」

31: 2012/08/24(金) 20:57:28.50 ID:P3HGq7sO0
ハリー「口塞ぐのはやめてくれよ…あんまり良い想いじゃない」

パーカー「赦してくれよ、ハリー」

パーカー「とにかくね、そんな事気にするんだったらステージの裏で化粧やセットをすれば良いと思ったんだ」

パーカー「それなのに僕を責めたあの女にはいらだったんだよ」

ハリー「当然の怒りだな、うん」

パーカー「まあこれで更に振りたくなったよ」

32: 2012/08/24(金) 21:01:07.90 ID:P3HGq7sO0
パーカー「でも振る決め手となった事は別にあるんだなあ」

ハリー「別にって…あっちの事かい?」

パーカー「ああ、まあ軽いジャブから行こうか」

ハリー「聞きたい様な、聞きたくない様な…」

パーカー「口臭がこれまた酷いんだ」

ハリー「おおおお、辞めてくれ」

34: 2012/08/24(金) 21:05:13.33 ID:P3HGq7sO0
パーカー「僕はね、正直に申し上げると君たちが別れた直後に一回キスしたんだ」

ハリー「う、ううん?」

パーカー「その時はドキドキで何も考えられなかった。おっOいもでかかったし」

パーカー「もう、口臭なんて気にしていられなかったよ」

ハリー「へ、へ、へぇ~」

パーカー「君が祭典の時に拒否されたのも見てたから尚更嬉しかったよ」

ハリー「」

35: 2012/08/24(金) 21:09:41.98 ID:P3HGq7sO0
パーカー「ちょっと違和感を感じたのはあの時だったかな」

ハリー「……あの時?」ボソ

パーカー「君の父さん、ミスターオズボーンが氏んだ時さ」

ハリー「パーカー!!!お前!!おい!!お前!!!!」ドン

パーカー「落ち着け、ハリー。こっちは被害者だ。キスはされたけど良い想いはしていない」

ハリー「」ハァ…

ハリー「お前は何をしているんだよ…パパの葬式で…」

36: 2012/08/24(金) 21:15:35.78 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ、それは置いといて、話に戻ろう」

ハリー「憶えとけよ、後でもっと突っ込むからな」

パーカー「あの時だったんだよ、彼女の口臭に気づいたのは」

ハリー「…それはどんな口臭だった?」

パーカー「おっ、乗ってきたね?ハリー」

ハリー「言った方が話が早く済むからな」

パーカー「そうだね…その時ははっきりと分からなかったけど今にして思うと硫黄だったね」

パーカー「なんか口から体の全てが犯されていく感じだった」

ハリー「流石に言い過ぎだろ、パーカー。僕も怒るぞ」

38: 2012/08/24(金) 21:21:26.11 ID:P3HGq7sO0
パーカー「ハリー、これは僕の名誉にかけて言わせて貰うよ」

パーカー「高校じゃ科学賞を取った僕が間違えるわけないだろ?」

パーカー「彼女の口臭は硫黄だったよ」

ハリー「なんだろう、ちょっと説得力があると思ってしまった」

パーカー「僕は彼女がフラッシュや君との接吻を拒否しているところを見ていたわけだけど」

パーカー「その時は君たちの幸運をうらやましく思い、自分の運命を呪ったよ」

ハリー「まったく哀れに思えない」

39: 2012/08/24(金) 21:24:44.30 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ口臭は良いよ、キスしなきゃ良いんだから」

ハリー「いや、でも…」

パーカー「君の言いたい事は分かる。口臭、体臭で良いとこ無いじゃないかってね」

パーカー「違うんだよ、更に酷いところがあったんだ」

ハリー「聞くべきなのかなあ…」

パーカー「おっOいだ」

41: 2012/08/24(金) 21:30:44.87 ID:P3HGq7sO0
ハリー「彼女は豊満な方だが、どうかしたか?詐称してたとか」

パーカー「詐称ね…詐称だったら良いよ」

ハリー「えっ」

パーカー「もう、垂れてきてるんだ。あのおっOい…」

ハリー「パーカー!流石にそれは無いだろ!彼女の年齢を考えろよ!」

パーカー「前に偶然、メイおばさんのを見たけど、かなり近かったよ…」

パーカー「その瞬間さ、彼女のおっOいがメイおばさんのおっOいのようになっていくビジョンが見えたんだ」

ハリー「…」

パーカー「この時ばかりは、僕のスパイダーセンスを呪ったよ」

42: 2012/08/24(金) 21:35:01.04 ID:P3HGq7sO0
パーカー「ブラジャーをしてないからこういう事になったんだとも思った」

ハリー「きっついなあ…」

パーカー「まあ、おっOいは見なきゃ良いよね、がっかりはしたけど、まあ見なければ、うん」

ハリー「まさか…」

パーカー「ああ、生殖器も酷かった」

ハリー「もう勘弁してくれよ…」

43: 2012/08/24(金) 21:40:00.88 ID:P3HGq7sO0
パーカー「君たちを拒否してる様子から、僕は彼女が処Oなんじゃないかなって思ったんだ」

ハリー「あっ、嫌な予感」

パーカー「世の中には処Oが面倒くさくて嫌だなんていう輩もいるけど僕は構わなかったんだよ」

パーカー「人として器が小さいじゃないか、そんなの」

パーカー「ベンおじさんもそんな僕は見たくないと思ったよ」

ハリー「氏刑囚のような気分だ、早くやってくれ」

パーカー「MJはすっげーゆるゆるでした」

ハリー「どーーーーーーーーん!!!!!!!」

44: 2012/08/24(金) 21:43:48.40 ID:P3HGq7sO0
パーカー「すっごい緩々なの、ビックリしたわ」

パーカー「もう僕が糸使って処O膜形成したろうかってぐらいゆるゆるよ」

パーカー「僕も童Oだからちょうど良いかなあって思ったらこの有様ですよ」

ハリー「パーカー、よせ」




パーカー「どういうことなんだよぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」ドゴォイ

48: 2012/08/24(金) 21:50:07.75 ID:P3HGq7sO0
ハリー「椅子を蹴るなよ!」

パーカー「キスは許さず身体は許すってどういう貞操観もってんだあのビXチ!」ドゴォドゴォ!

ハリー「パーカー!ピーター・パーカー!!落ち着け!」

パーカー「おまけにくっせぇんだよ!!!!氏にかけたわ!」シューシューシューシューシューシューシューシューシューシュー

パーカー「」

パーカー「ごめん、取り乱したね」

ハリー「取り乱したってレベルじゃないよ、この糸の量から察するにハルクみたいに暴走してたよ」

51: 2012/08/24(金) 21:58:23.43 ID:P3HGq7sO0
パーカー「まあ、そういう訳でね、僕も遂に醒めました」

パーカー「僕の部屋にあった彼女も彼女の私物も全部、彼女の実家に届けてきたよ」

パーカー「彼女の部屋が糸だらけになってるかもしれないけどしょうがないね」

ハリー「うん…なんだ、お疲れ」

ハリー「あれ?でも彼女がスパイダーマンだって暴露したらどうするんだ?」

パーカー「彼女にそれを証明する事はできないよ、せいぜい世間に注目されたい舞台俳優の世迷いごととしか思われないんじゃないか」

ハリー「そういうもんかなあ」

53: 2012/08/24(金) 22:06:12.13 ID:P3HGq7sO0
パーカー「すると、とっても晴れ晴れとした気分になったよ」

パーカー「トニー・スタークが新型のアーク・リアクターを開発したときのような気分さ」

ハリー「そんな偉業と並べるほどか」

パーカー「でさ、スパイダーマンが意気揚々と最初にして最後の宅配業を務めきった後、何があったと思う?」

ハリー「見当も付かないな、まさか恋愛沙汰じゃないだろうな」

パーカー「そのまさかさ」

54: 2012/08/24(金) 22:11:47.04 ID:P3HGq7sO0
パーカー「僕の住処の大家の娘さんと会ったんだ」

パーカー「この子はさ、前から僕に気を遣ってくれていたんだけど、その時も会ったんだ」

ハリー「この色男めw」グイグイ

パーカー「よせよw」

パーカー「それで、よくよく顔を見てみるとすっごい可愛いんだ、MJなんて目じゃないねw」

ハリー「おおーw」

56: 2012/08/24(金) 22:18:29.01 ID:P3HGq7sO0
パーカー「で、少し話していると、MJの話題になってね」

パーカー「私もあの人みたいに美人だったら良かったのに、、、」

パーカー「なーんていうから、とんでもないよ!ってねw」

ハリー「実際はどうなんだ?」

パーカー「言葉の通りさ、あの子こそ僕の天使だったんだ」

ハリー「天使のバーゲンセールだな」

パーカー「とんでもない!で、その流れで食事に誘って、盛り上がったよ」

パーカー「で、今日は君に会わせたいと思っているんだ」

57: 2012/08/24(金) 22:24:14.27 ID:P3HGq7sO0
ハリー「手が早いな、って会わせたいって、ここでじゃないだろうな?」

パーカー「勿論、ちょっと僕のアパートまで行かないか?」

ハリー「ん?うぅん…?」

パーカー「ハリー。君が言いたい事も分かる。けどさ、あんまり過去にとらわれずに生きようよ」

パーカー「僕等は若いんだからさ、ね」

ハリー「とらわれるような原因を作ったのは君なんだけどなあ」

ハリー「まあ良いか!さっそく会おう!駆け足で行こう!」

パーカー「そうでなくっちゃ!じゃあ雨降ってるけど行こう!」

55: 2012/08/24(金) 22:13:51.48 ID:n/vgfL5M0

ーーパーカーのアパートーー

ハリー「ふぅ…意外と遠かったね、濡れてしまったよ」

パーカー「僕は余りそう感じなかったけどね」

ハリー「そりゃ、君は能力でNY中を駆け回ってるからどこだって近く感じr…」

パーカー「ん、ハリー。どうした?」

ハリー「……いや、なんでも」

パーカー「おい、その表情でなんでもない訳無いだろ、はっきり言え」

ハリー「…」


ハリー「ピーター、君は先ほどMJの欠点を多く挙げたね」

パーカー「?ああ、挙げたよ」

ハリー「掃除が出来ず料理も出来ず、体臭も酷く」

ハリー「その上、人使いも荒く貞操観も糞のとんでもないビッチで」

ハリー「天使とはかけ離れた存在だと君は言った」

パーカー「…言った」

ハリー「そんな欠点のせいで、君は彼女を嫌悪するようになった」

パーカー「早く言ってくれないか、ハリー。少しイライラするぞ」


ハリー「落ち着け、責めてるわけじゃない、もっともさ、離れるのも仕方ない」

ハリー「でも僕は、そんな事を言う君から一つ欠点を発見してしまった」

パーカー「欠点だって…?」

ハリー「ああ、そしてその欠点は、女の子で受け入れる子は少ないと聞く」

ハリー「君がMJを受け入れられなかったように、ね」

パーカー「なっ」

ハリー「これを言うと君は、今まで気づかなかった事、
あるいは無意識に目を背けてきた事で永遠に悩む事になるが良いか?」

パーカー「何だって…?」



パーカー「…」

パーカー「…」

パーカー「…」

パーカー「…」

パーカー「ああ、頼む。言ってくれ」

ハリー「じゃあ心して聞けよ…」






ハリー「パーカー、君は禿げてきてるな」



よし、終わり
昨日、1を見て書きたくなった
禿の件は昔、3を見てパーカーのシャワーシーンで
髪が薄くなっているのを思い出して書いた
ちょっとアレだったかもしれないが、支援ありがとう
さいなら


引用: ハリー「おいパーカー、MJをフッたって本当か!?」