254: 2016/01/25(月) 22:21:41.14 ID:GNR4Ydnk0
◆再開◆
前回:ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス#9
最初から:ウェルカムトゥ・ネオサイタマ・チンジフ
274: 2016/01/29(金) 17:24:44.99 ID:fFbWogJ0O
◆◆◆◆◆◆◆◆
275: 2016/01/29(金) 17:25:24.78 ID:fFbWogJ0O
【KANMUSLAYER】
276: 2016/01/29(金) 17:27:04.82 ID:fFbWogJ0O
姿勢を崩したケジメカンムスに、離島棲キの鋭いトゥー・キックが突き刺さる!ケジメカンムスは己の出した勢いの反作用で吹き飛ばされ、壁に打ち付けられた。「グワーッ!」インガオホー!衝撃で彼女のキツネ・オメーンが弾き飛ばされ、人形めいた美しい顔立ちが露わになる!
277: 2016/01/29(金) 17:28:30.80 ID:fFbWogJ0O
ケジメカンムスは血反吐を吐きながら寸分の狂い無く射出したはずワイヤーを見た。そのワイヤーは…おお、ナムアミダブツ!突き刺さっている部分の根元で切断されているではないか!そしてそれを成し遂げたのは離島棲キの右手に握られた、細身の刺突剣であった。
278: 2016/01/29(金) 17:29:56.21 ID:fFbWogJ0O
しかし彼女は持っていたのは西洋傘だったはずでは!?否!その刺突剣の柄は何を隠そう西洋傘の取っ手と同じ。仕込み刀だったのだ!優雅な微笑みを浮かべる離島棲キのその目には侮蔑的な感情が露わだ。「いくら出来が良いといっても所詮貴女はサンシタの…あら、失敬。やや『足りない』艦娘の血が混じった雑種にすぎない…血統付きには、遥かに及びません事よ?」
279: 2016/01/29(金) 17:37:44.01 ID:fFbWogJ0O
ケジメカンムスは口の血を拭いながら立ち上がり、再びドスダガーを構える。ただ無言で。「フン、その飢えた野犬のような目つきをわたくしたちと「同じ目」でしているということ自体が不快ですわ。今からその目を怯えた仔犬の目にして差し上げますのよ!」離島棲キが刺突剣を振りかざす。空気の切れる鋭い音がケジメカンムスの耳に届いてくる。
280: 2016/01/29(金) 17:42:59.74 ID:fFbWogJ0O
「次はこちらからいかせていただきますわ!イヤーッ!」離島棲キがシャウトとともに前へ踏み込んだ。ハヤイ!ケジメカンムスの瞬き一瞬のうちに彼女のすぐタタミ0.5枚分に踏み込んできた!突き出される刺突剣!「イヤーッ!」ケジメカンムスは右ドスダガーで受け流す。一瞬遅い!彼女の白い頬に一閃の切り傷!
281: 2016/01/29(金) 20:51:49.39 ID:FekEjwWz0
「イヤーッ!」さらに繰り出される刺突!「イヤーッ!」これも一瞬遅い!ケジメカンムスの白い太腿に一閃の切り傷!「イヤーッ!」さらに繰り出される刺突!「イヤーッ!」これも一瞬遅い!ケジメカンムスの白い脇腹に一閃の切り傷!なんたる連続攻撃!ケジメカンムスの反撃を許さない!
283: 2016/01/29(金) 20:55:04.31 ID:FekEjwWz0
「イヤーッ!どうなさいましたのイヤーッ!あなたの自慢はイヤーッ!素早い身のこなしイヤーッ!ではなくってイヤーッ!」挑発と共に繰り出される刺突は止まらぬ!徐々にケジメカンムスは壁際に追い詰められていく。このままではジリー・プアー(徐々に不利)だ!
284: 2016/01/29(金) 21:00:44.68 ID:FekEjwWz0
しかし彼女はここで止まるわけにはいかぬのだ。まだ自分の正体も、何をすべきかも、何のために生まれてきたのかも分かっていない!目の前の敵に勝つためにはケジメ!ケジメあるのみだ!「イヤーッ!」ケジメカンムスは残ったワイヤーを離島棲キの足の間に射出!フックがタタミ4枚分後方に突き刺さった。
285: 2016/01/29(金) 21:04:58.08 ID:FekEjwWz0
繰り出される刺突を床に倒れこんで回避したケジメカンムスは、すかさずワイヤー高速巻き取り機構を作動し、スライディングめいて離島棲キの足元を狩る!「イヤーッ!」「イヤーッ!」離島棲キはケジメカンムスを飛び越えるように回避!
286: 2016/01/29(金) 21:09:39.00 ID:FekEjwWz0
ケジメカンムスはスライディング姿勢から両足を振り回すウィンドミル回転で立ち上がり、その回転を止めぬままタツマキめいて離島棲キに突撃する!「イヤーッ!」「またそれですの?芸がありませんこと!まさに野良犬ですわイヤーッ!」離島棲キは真っ向から立ち向かう。彼女は自分の華麗かつ鮮烈な剣技に絶対なる自信を持っているからだ!
287: 2016/01/29(金) 21:11:51.75 ID:FekEjwWz0
「イヤーッ!」繰り出される斬撃!「イヤーッ!」刺突剣で弾きかえす!「イヤーッ!」さらに繰り出される回転斬撃!「イヤーッ!」さらに刺突剣で弾きかえす!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
288: 2016/01/29(金) 21:22:48.25 ID:FekEjwWz0
離島棲キの剣先が見えなくなるほどの速度の連続突きは、ケジメカンムスのドスダガー連続ひとつひとつを確実に弾いてゆく!「イーヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ!!イーヤッ!イヤーッ!!」ナ、ナムアミダブツ!暴れ狂う竜巻を剣一本のみで押しとどめ、その場から一歩も動かぬ離島棲キ!ニュービー艦娘が見たならばカンムス・リアリティ・ショックによる失禁は避けられないだろう。
289: 2016/01/29(金) 21:28:07.19 ID:FekEjwWz0
「イヤーッ!足元がイヤーッ!お留守ですわねイヤーッ!お気をつけくださいましイヤーッ!」「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イ…グワーッ!?」突如としてケジメカンムスの高速回転が停止する!彼女の右足に、叩き落としたはずの電磁ビットが再起動し噛み付いてきたのだ!「イヤーッ!」「グワーッ!」離島棲キは空中で一回転し鋭いスピンキックを放つ!これをまともに食らったケジメカンムスはタタミを転がりながら吹き飛ばされる!
290: 2016/01/29(金) 21:34:28.57 ID:FekEjwWz0
「ハァーッ…笑止ですの。その程度の機体性能であたくしたち深海棲艦娘の血が入っていると?なんたる無礼なのですわ!」離島棲キはヒュンヒュンと剣を振るいながら倒れるケジメカンムスに近づいてゆく。ナムサン!これがシンカイ・シックスゲOツ最強剣士たる離島棲キのワザマエ!ケジメカンムスはなす術もなく敗北を喫してしまうのか!?
291: 2016/01/29(金) 21:40:48.71 ID:FekEjwWz0
だが!「…ケジメ!」ケジメカンムスは再び立ち上がる。その青き右目から青い光が迸る!「ケジメ!」青い軌跡を描きながら、ケジメカンムスは三たび高速回転を開始!離島棲キに突進する!「本当に芸がないですわ…ならばわたくしが!芸を仕込んであげますの!イヤーッ!」離島棲キは剣を身体の真芯に構え、音速にまで達する速度の前ステップで竜巻に踏み込んだ!
292: 2016/01/29(金) 21:41:28.26 ID:FekEjwWz0
「「イヤーッ!!」」
293: 2016/01/29(金) 21:47:56.20 ID:FekEjwWz0
鋭い金属音が鳴った。斬り結んだ両者は背を向け立っている。数秒過ぎた後、身体から力が抜けたように片方が崩れ落ち、タタミに手をついた。「…ハァーッ…ハァーッ…」口元から垂れる血がタタミに吸い込まれてゆく。その鮮烈な赤さが、跪いた彼女の青い右目に映った。「わたくしの剣技に勝てるお方などいませんのよ…あのダークカンムス=サンでさえも、よもや貴女程度では笑止千万ですわ!」
294: 2016/01/29(金) 21:53:13.49 ID:FekEjwWz0
ケジメカンムスは何も答えない。ただ傷を押さえて荒い息を吐いている。「さて、貴女の実力はすべて分かりましたわ。これで実験は終了。貴女を回収しますの」「………」「フフフ…安心なさって下さいまし。先ほど芸を教えると言ったでしょう?このわたくしが貴女を存分に活用してあげますわ!そうですわねぇ?まずはその反抗的な態度のために首輪でも付け」
295: 2016/01/29(金) 22:00:30.62 ID:FekEjwWz0
プツリ。音が鳴った。何か布が切れるような音が鳴った。勝ち誇っていた離島棲キの笑みが止まった。その音が自分からしたからだ。((…え?))離島棲キは足元を見た。落ちていた。黒い布切れが。それは自分のスカートだった。次に離島棲キは自分の下半身を見た。そこにあったのは、パンツだけだった。離島棲キは今日、ファンシーな仔犬が、プリントされたカワイイパンツを履いていた。
296: 2016/01/29(金) 22:01:02.23 ID:FekEjwWz0
【KANMUSLAYER】
300: 2016/01/31(日) 13:09:37.56 ID:fy1rDve50
◆艦◆艦娘名鑑#61【駆逐棲キ】シンカイセイカンヤ所属。生まれたばかりの深海棲艦娘で、下半身は黒いビキニパンツ一枚。邪悪なる組織に所属しているのにもかかわらず、教育中なのか性格なのか全くもって純真無垢。カトリ先生のお手伝いをしている◆艦◆
301: 2016/01/31(日) 13:15:13.96 ID:fy1rDve50
◆艦◆カンムス名鑑#62【軽巡棲キ】シンカイセイカンヤ所属、セイカンヤのイメージアイドルを務める艦娘。下半身はフリルスカートにニーソックス。あまりにもわざとらしいほどあざとく、上司によく媚びる。その裏には凄まじき上昇志向と卑屈が隠れている。カトリ先生の臨時助手であり駆逐棲キの教育係だが、駆逐棲キに対しては完全に口うるさい姉である。ネオサイタマのある艦娘をクソ枕クソアイドルと呼び異常に敵視している。常人の3倍の脚力の持ち主で、古代ローマカラテの使い手◆艦◆
ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス#11
ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス#11



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