302: 2016/02/05(金) 12:38:29.01 ID:B2eccaOsO
◆◆◆◆◆◆◆◆

前回:ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス#10

最初から:ウェルカムトゥ・ネオサイタマ・チンジフ

ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 17 (チャンピオンREDコミックス)
303: 2016/02/05(金) 12:39:20.92 ID:B2eccaOsO
【KANMUSLAYER】

304: 2016/02/05(金) 12:41:54.68 ID:B2eccaOsO
(これまでのあらすじ : セイカンヤのみならず、キョート・チンジフとネオサイタマ・チンジフのイクサの火蓋が切られようとしていたその時、キョートの艦娘たちが次々と全裸大爆発四散するケジメ事件が引き起こされた)

305: 2016/02/05(金) 12:44:42.22 ID:B2eccaOsO
(その襲撃者の名はケジメカンムス。彼女は深海棲艦娘と艦娘それぞれのソウル技術によりカトリ先生から生み出された存在なのだ。自分の存在の意味、何者なのかを知るために彼女はケジメを繰り返してきた)

306: 2016/02/05(金) 12:49:40.69 ID:B2eccaOsO
(そして駐屯基地襲撃を続ける彼女の前に現れたのはシンカイ・シックスゲOツの一人、離島棲キであった。圧倒的なワザマエにより絶体絶命の危機に陥るケジメカンムス。しかし壮絶な斬り結びによりケジメカンムスは離島棲キのスカートをケジメし、彼女の子供めいたファンシーなパンツを白日の下に晒してみせたのだ!)

308: 2016/02/05(金) 23:05:20.10 ID:3FDL6fw2O
「ンっ…ンアーッ!ナンデですの!?ナンデ!?」離島棲キは慌てて股を隠す!しかし駄目だ!片手だけでは隠しきれない!剣を落としかけるほど彼女は混乱していた。(まさか!今の斬り結びで!?このわたくしが一太刀浴びてしまったとでも…あ、ありえないっ!ありえないですのッ!!わたくしが、この高貴で優雅で瀟洒なわたくしが!?)

309: 2016/02/05(金) 23:09:45.77 ID:kuEj70PD0
離島棲キは混乱するニューロンの中で必氏に先ほどの斬り結びの瞬間を思い出した。あの時、高速回転するケジメカンムスの姿が一瞬ぶれたように見えた。蓄積したダメージゆえではなかったのか!?((あの回転はぶれて遅くなった訳ではなかったのですの!?あれは逆に…速く…ハッ!?))離島棲キが顔を上げると、すでにケジメカンムスは立ち上がり距離を詰めていた!

310: 2016/02/05(金) 23:17:05.40 ID:kuEj70PD0
全身の切り傷から血を垂らし、片足を引きずりながらもケジメカンムスは決断的な歩みを止め、離島棲キの前に仁王立ちする。ドスダガーを振り上げながら!「あなたを…ケジメする!」右目から青い光が炎めいて迸る!「ちょっ!待っ…」「…イヤーッ!!」振り下ろされるドスダガー!刃先が、離島棲キのドレスを斬り裂いてゆく!

311: 2016/02/07(日) 15:21:09.22 ID:SJ7PytsI0
----------------

312: 2016/02/07(日) 15:22:32.23 ID:SJ7PytsI0
…01001001001

313: 2016/02/07(日) 15:25:38.27 ID:SJ7PytsI0
ケジメカンムスは、自分が水の中にいることを知覚した。ここはどこだ?自分は敵をケジメすべくドスダガーを振り下ろしていたはずだった。しかしここには何もない、彼女は落ち続けた。かつて夢の中で立っていた砂浜が、遠ざかってゆく。大きなシルエットも遠ざかってゆく。彼女は海の底に引きずり込まれていた。

314: 2016/02/07(日) 15:29:41.65 ID:SJ7PytsI0
ではここは夢の中なのか?あり得ぬ。先ほどまで現実にいたのに、あの一瞬のうちに眠りに落ちたとでも?ケジメカンムスは己の足を見た。紫色の触手が絡みつき、海の底へと引きずり込んでいる。いくらあがこうが無駄だった。落ちてゆく、どこまでも海の底へ。

315: 2016/02/07(日) 15:35:15.36 ID:SJ7PytsI0
やがて彼女の視界が101黒く塗り潰さ01101てゆく。紫10110色の触手が身体1011011に絡みつ1100011見えない1011011なにも10011100あの黄金の立方1110101遠ざか00110110意識が101011シルエット1011011落ちる10111001落ちる1010111ああ110110…

316: 2016/02/07(日) 15:36:29.62 ID:SJ7PytsI0
---------------------

317: 2016/02/07(日) 15:41:27.59 ID:SJ7PytsI0
「………うぇ?」離島棲キは尻餅をつき、思わず閉じてしまっていた眼を見開いた。服は半ばまで切り裂かれている。しかし止まっていた。目の前に立っているケジメカンムスが止まっている。手からドスダガーが落ちた。「これ…は…」ケジメカンムスの目には光がない。青い右目にも。電池の切れたジョルリ人形めいてすべての動きが止まっている。

318: 2016/02/07(日) 15:48:10.38 ID:SJ7PytsI0
「ファファファ、ちょっとおイタが過ぎたみたいネ?」「!」離島棲キの後ろ側にあったフスマが小さく開き、その隙間から赤い光が迸っている。この光を、彼女は知っている。「…貴女は」その光の持ち主はフスマをさらに開け、中から現れた。「ドーモ、ケジメカンムス=サン…それとも、もう聞こえてないかしらぁ?」この淫靡な笑みは!?シックスゲOツの一人、港湾棲キその人である!

319: 2016/02/07(日) 15:53:41.19 ID:SJ7PytsI0
「フン…!来ていたならば、もう少し早く加勢して頂きたかったですわね!」離島棲キは悪態をつきながら立ち上がると斬り裂けかけた上着を閉じ、床に落ちていたスカートをたくし上げ、冷や汗を拭った。「でもさァ、あンたかなりノリノリだったじゃない?邪魔するのも悪いとおもっちゃって。まさか負けかけるとは思わないし」「断じて負けてませんわ!油断しただけですの!」「それにその子供っぽい下着もやめたら?」「だ、だまらっしゃい!余計なお世話ですわ!」

320: 2016/02/07(日) 16:00:03.59 ID:SJ7PytsI0
「アイ、アイ」港湾棲キは肩をすくめると、ケジメカンムスに向き直る。「しかしまあ…あンたに一太刀加えたってんだから、結構やるじゃないこのコ?」「マグレですわ!」ヒュプノ・ジツに完全に囚われてしまったケジメカンムスは微動だにしない。いくら港湾棲キがその身体に指を這わせようと、その表情はマグロめいて無表情である。「ファファファ…ずいぶんキレイなコね…おっOいも大っきいし、あら?このコ下に何も着てないの?あたしと同じねェ」「つとめて破廉恥ですわ!」

321: 2016/02/07(日) 23:28:51.98 ID:SJ7PytsI0
「…コホン。一応、礼はしておきますの!その聞き分けのないワンちゃんをどうするおつもりでして?」「それはもちろん。今までやったことの償いはしてもらわなきゃならないわ。おおいに働いてもらうのよ…あたしたちとキョートのためにねェ」ケジメカンムスはただ虚空を見つめている。彼女のニューロンは黒く塗り潰され、意識は深い眠りめいた底へと消えていった。どこまでも……

326: 2016/02/14(日) 21:07:07.55 ID:HTg6TSpo0
「イヤーッ!」「ンアーッ!」「イヤーッ!」「ンアーッ!」「イヤーッ!」「ンアーッ!」「イヤーッ!」「ンアーッ!」暗い部屋に打擲音と悲痛な悲鳴がなり響く。ここはキョート・チンジフの地下、拷問部屋である。

327: 2016/02/14(日) 21:11:01.77 ID:HTg6TSpo0
その部屋の中心には木で作られた十字架があり、そこに誰かが括り付けられている。「イヤーッ!」「ンアーッ!」その少年は鞭で打たれながら悲痛の涙を流す。彼はまだ年端もいかぬ子供だ、その容姿はビスマルク派閥のレーベ、そしてマックスによく似ている。しかし髪の色は黒であり、彼は男性だった。

328: 2016/02/14(日) 21:14:08.49 ID:HTg6TSpo0
「アイエエ……やめてください!ハルナ=サン!もうこんなことは!」少年はべそをかきながらも気丈に顔を上げ、狂ったように鞭を振り続けるかつて自分の秘書艦だった艦娘に呼びかけた。「ハァーッ!ハァーッ!イイ…!だめです!まだわたしの愛は…こんなものでは!イヤーッ!」「ンアーッ!」「イヤーッ!」「ンアーッ!」

329: 2016/02/14(日) 21:20:44.03 ID:HTg6TSpo0
ナムサン!そのボンデージスーツと巫女服を掛け合わせたかのような冒涜的な装束を着た艦娘は鞭を振るい続ける!彼女の瞳は被虐に悶える少年を捉えて離さない。すでに彼女は重度のトリップ状態にあり、自分の少年への愛情を伝えるためにはこのように痛めつけるべきだと完全に思い込んでいるのだ!「イイ…!アナタへの…私、ハルナの愛が!伝わっていきます!愛していますコドモ提督=サン!イヤーッ!」「ンアーッ!」

330: 2016/02/14(日) 21:24:40.13 ID:HTg6TSpo0
この部屋にいるのは二人だけではない。このマッポーたる光景を見、なおも穏やかな笑みを浮かべる艦娘がいた。「フフフ…これこそ愛なのですね。素晴らしいことですハルナ=サン」「その通りですよねカシマ=サン!イヤーッ!イイーッ!」「ンアーッ!カ、カシマ=サン!ハルナ=サンを止めて!」「ダメです」「イヤーッ!」「ンアーッ!」

331: 2016/02/14(日) 21:29:27.05 ID:HTg6TSpo0
彼女の名はカシマ。キョート・チンジフのマスター位階の艦娘であり、拷問、尋問を得意とする生粋のサディストである!「フフフ…いいお姿になりましたね。コドモ提督=サン」「アイエエエエ…」ハルナの息が切れたタイミングを見計らい、下着一枚で縛り付けられた少年に近づいたカシマは笑顔で彼の顔を覗き込んだ。

332: 2016/02/14(日) 21:34:33.94 ID:HTg6TSpo0
((ナンデ…ナンデこんなことに?優しかったハルナ=サンでさえ…助けて…お兄ちゃ))うなだれる少年にカシマは無言で平手打ちした。「ンアーッ!?」「ダメですよ?会話するときは人の顔を見なければシツレイになってしまいますから。ね?」なんたる非道!しかし彼女の目は優しかった。

333: 2016/02/14(日) 21:39:17.73 ID:HTg6TSpo0
「上からはとにかく拷問にかけろと言われておりますので。ハルナ=サン?次はどうしますか?」「まだ…こんなものでは私の愛は伝わりきりません!次は女装と逆さ吊りをしましょう!」「アイエエエエエ!アイエーエエエエ!」少年は無力のあまり泣き叫ぶ!しかしその声はどこにも届かない。かつての仲間たちが、今こうして自分を痛めつけている。その現実は幼き彼には、あまりにも残酷な現実であった。

334: 2016/02/14(日) 21:40:22.34 ID:HTg6TSpo0
【KANMUSLAYER】

336: 2016/02/14(日) 22:22:22.99 ID:HTg6TSpo0
◆学校テストメントにつき更新頻度が落ちて申し訳ないと思っています。なお放置中のもうひとつのSSは4部アニメイシヨン開始と共に更新再開を考えている。作者が凄み成分を補給できるまではただ、備えよう。以上です◆

ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス#12

引用: 【艦殺(艦これ×忍殺)】ブレードカンムス・ヴェイカント・ヴェンジェンス