190: 2016/08/17(水) 22:38:31.99 ID:BYmZth0C0
◆ヤヨイしんじつはいつかやる日がくるかもしれないので備えよう。明日へまたぐと思うがはじめます◆
前回:ガール・フー・イズント・ボーイ・アウェイクン#6
最初から:ウェルカムトゥ・ネオサイタマ・チンジフ
191: 2016/08/17(水) 22:40:07.57 ID:BYmZth0C0
【KANMUSLAYER】
192: 2016/08/17(水) 22:46:09.84 ID:BYmZth0C0
「「イヤーッ!」」交差するシャウト!鍔迫り合うハツヅキとモガミ!それぞれのセンセイの弟子同士のイクサの火蓋が切られたのだ!「くッ…!あそこで提督からキスしてもらえていたら……君など一太刀の元に斬り伏せたところだよ!」ハツヅキは激情をカタナにぶつけている。「ち、ちょっと冷静になったほうがいいんじゃない!?」モガミはそれを右手に装備した小型のコウブカンパンで受け止めている。両者、拮抗!
193: 2016/08/17(水) 22:55:39.10 ID:BYmZth0C0
「冷静にだと?常に僕は冷静だ!イヤーッ!」ハツヅキは鍔迫り合いの状況で膝蹴りを繰り出す!モガミは左手肘を振り下ろしこれを防ぐ。すかさずローキックを繰り出すモガミ!「イヤーッ!」ハツヅキはバク転でこれを回避!着地と共に踏み込み、カタナを真一文字に振るう!「イヤーッ!」
194: 2016/08/17(水) 23:02:08.90 ID:BYmZth0C0
その斬撃はコウブカンパンを持たぬ防御の薄い左側を狙ったものだ、アブナイ!「イヤーッ!」しかし絶対防御たるコウブカンパン・ドー!瞬時に身を捻ったモガミがコウブカンパンで斬撃を弾き返す!一瞬姿勢を崩したハツヅキにタックルを食らわせる!「イヤーッ!」「ヌウーッ!」ハツヅキはガードを固め、これを受け止めるしかない。衝撃で後ろに吹き飛ばされる!
195: 2016/08/17(水) 23:12:02.39 ID:BYmZth0C0
後退したハツヅキに両太ももに装備したカラテ連装砲で追撃を放つ!「イヤーッ!」ハツヅキは連続後転で回避!ハツヅキはカタナを扱う近距離にアドバンテージを持つ艦娘だ、対するモガミの得意とする距離は中距離、つまり近距離での戦闘が長引くほど不利!センセイであるヒュウガの教え『戦うときは常に自分の距離を保て』だ!
196: 2016/08/17(水) 23:16:12.50 ID:BYmZth0C0
(((フン、やはり距離をとるつもりか?させないよ!)))しかし対するハツヅキも相手の得意距離をみすみすと許すようなサンシタではない。連続後転をストップし、再度モガミの懐へとブースト突撃する!「イヤーッ!」無論モガミはカラテ連装砲で迎撃!小口径の砲弾の嵐がハツヅキを襲う!
197: 2016/08/17(水) 23:23:23.60 ID:BYmZth0C0
しかしハツヅキは臆することなく砲弾の嵐へと飛び込む!「イヤーッ!」襲い来る砲弾を凄まじい速度で振るうカタナで叩き落としながら!進む、進む!なんたる被弾を恐れぬ大胆な一手か!それを可能にするのはハツヅキの体得している剣術のひとつ『シノギ・ラン』だ。一説には敵軍から降り注ぐ矢の雨の中をカタナ一本で突破した剣士が編み出したとされる暗黒剣術である!
198: 2016/08/17(水) 23:32:31.67 ID:BYmZth0C0
「イヤーッ!」砲弾の嵐を脱したハツヅキはすかさずモガミにカタナを振り下ろす!モガミはコウブカンパンで防ぐ!「イヤーッ!」ハツヅキは鍔迫り合うことなく連続斬撃を容赦なく叩き込んでゆく!「イヤーッ!イヤーッ!」モガミは防御を強要される。これはセンセイであるヤヨイの教え『相手に反撃させず頃しなさい』だ!
199: 2016/08/17(水) 23:38:44.32 ID:BYmZth0C0
このままではモガミはジリー・プアー(徐々に不利)である。怒涛の連続攻撃に晒され、モガミの装束に小さな切れ込みが入ってゆく、しかしモガミはつとめて冷静であった。(((……ここだ!)))襲い来るカタナを弾くのか?否!「イヤーッ!」カタナの軌跡に割り込むように繰り出されるコウブカンパンが……斬撃を、逸らした!姿勢を崩すハツヅキ!
200: 2016/08/18(木) 00:18:25.46 ID:GlTfCV+90
「イヤーッ!」「グワーッ!」劣勢を跳ね退けるモガミの回し蹴りがハツヅキを捉える!しかしハツヅキはカタナを背中から腰へとアーム機構で移動させた鞘に収め、水しぶきを上げながら踏みとどまった。腰を落とし、左腕は鞘を抱え、右腕を掲げ、頭を下げる。モガミはさらなる追撃を加えなかった、違う、加えることができなかったのだ。
201: 2016/08/18(木) 00:26:10.63 ID:GlTfCV+90
その相手を全く見ていないようにも見える構えに、モガミはカンムス第六感で危険を察知した。下手に追撃を打てば即座に斬り返される、そしてこの敵意も、さきほどの理不尽な激情でさえも消えたかと思わせるほどの落ち着きを感じさせる構えから打ち出される次なる斬撃は「………リニア・イアイド!」刹那!ハツヅキが叫ぶ!超電磁鞘から爆発的な速度でカタナが滑り出された!
202: 2016/08/18(木) 00:33:38.58 ID:GlTfCV+90
モガミはこれを防いだ、いや、何とか『防ぐことができた』。超電磁力とハツヅキのワザマエによって繰り出された亜音速の斬撃は、超硬質鋼材によって鋳造されたコウブカンパンに大きな切り傷を刻み、斬撃の余波がモガミの背中のカラテ艤装の一部と右太もものカラテ連装砲を破壊した。「ッ……!!」モガミの頬を一筋の汗が垂れる。まともに食らえば間違いなく大爆発四散していたであろう凄惨たる一撃!
203: 2016/08/18(木) 00:43:15.62 ID:GlTfCV+90
「どうやら僕は君を過小評価していたようだ」ハツヅキはモガミの回し蹴りの一撃の重さにしかめつつも、威嚇的にカタナを構えた。「並の敵ならリニア・イアイドを受けて立っている者はいない、流石はヒュウガ=サンの弟子と言ったところだね」モガミに対峙するハツヅキのキリングオーラが禍々しさを増してゆく。「しかし僕はその上を行く…!彼への愛の証であるこのカタナ……『提督Love Mk-3』が!次は君の喉笛を切り裂くだろう!」
211: 2016/08/22(月) 00:13:23.56 ID:NrBySKHc0
2名が一進一退の攻防を続ける一方、ハツヅキと同じくヤヨイの弟子のひとりであるアサシモも、ジュンヨウと激しく切り結んでいた。ジュンヨウは力任せにメイスで殴る。アサシモはそれを展開型シールドで防ぐ、ブレードを繰り出す、ジュンヨウは左腕に装備した鋼鉄ガントレットで防ぐ、そして殴り返す。その繰り返しである。
212: 2016/08/22(月) 00:17:36.44 ID:NrBySKHc0
ジュンヨウは反応装甲の小爆発に怯むことなくメイスを振るっている。恐るべきはそのカンムス耐久性!並の艦娘ならば無視できぬダメージを負っているであろうことは間違いない、しかし彼女に弱っている様子は全く持って無し!ただただ力の限り暴力を振るう!「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」
213: 2016/08/22(月) 00:24:26.94 ID:NrBySKHc0
鉄と鉄がぶつかり合い、火花が白い霧の中で閃光めいて輝く!もしこの中に不幸なバイオスズメが紛れこめば即ネギトロと化すだろう!「イヤーッ!おいチビスケよォ!中々ブッ壊れねぇじゃねえか!本当に駆逐艦かぁ!?」「イヤーッ!見てわかんだろぉが!テメーはか弱い小娘にブッ壊されるんだよッ!」二者は同じく獰猛な目つきで相手を睨む。この2人は体格は違えど、その本質は似通っているようだ。
214: 2016/08/22(月) 00:30:28.32 ID:NrBySKHc0
「イヤーッ!」ジュンヨウは盾を跳ね除け、丸太めいた蹴りを繰り出した。「チィーッ!」これをクロスしたブレードで防ぐアサシモ、衝撃のあまりタタミ数枚分後退!「ハァーッ、最初はそのめんどくせぇ盾に怯んだが……耐えりゃあどうってことねえな!」ジュンヨウは口に溜まった血を吐き出し、指をゴキゴキと鳴らした。彼女の闘志は一向に弱まらない。暴力のカリスマとして、多くの弟子を抱える身としてジュンヨウは決して沈まぬのだ。
215: 2016/08/22(月) 00:35:52.55 ID:NrBySKHc0
だが、対するアサシモも一向に譲らない。凶暴な笑みで、なおもジュンヨウに真正面から対峙する。「ここまでド直球な奴は初めてだぜ……アタイもそんくらいガンガンいければ提督のヤツを抱けるかもなぁ!?アイツの初めてをアタイが奪ってやるんだ!」これは実際奥ゆかしくない発言!彼女は提督に向けた過激な発言が多く、普段から注意されている。しかしこの場に注意する者はいない、ただ叩きのめす相手のみだ!
216: 2016/08/22(月) 00:40:29.09 ID:NrBySKHc0
「ほざいてろ工口ガキ!イヤーッ!」ジュンヨウは容赦なくメイスを振り下ろす!アサシモは当然これを反応装甲で防ぐ、またもやラリーめいた攻防か!?しかし!「イヤーッ!」次なるアサシモが繰り出したのは両手のブレードではない、強靭なアーム先の反応装甲そのものだ!「イヤーッ!」ジュンヨウは鋼鉄ガントレットで防ぐ!KBAM!すかさず襲いかかる小爆発!
217: 2016/08/22(月) 00:44:48.59 ID:NrBySKHc0
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」アサシモは反応装甲板を繰り出す、さらに繰り出す!ジュンヨウはそれを防ぐ!KABMKABMKABMKABM!小爆発の嵐がジュンヨウを襲う!さしての彼女も押され始める。アサシモの専用カラテ艤装は防御するだけのものには留まらない、オスモウの連続張り手めいた怒涛の連撃!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
218: 2016/08/22(月) 00:51:16.84 ID:NrBySKHc0
反応装甲の連撃が続く中、アサシモはさらなる一手を加える!両手に持ったブレードの根元を接続!彼女がカラテを込めると刃が赤熱し始めた!「イヤァアアアーッ!」引きしぼった弩めいて繰り出された一撃をジュンヨウはメイスで受け止める。ハサミめいた形状となったブレードがメイスを挟み込んでいる。ジュンヨウの眼前で鉄の焼ける音と共に、鋼鉄メイスの表面が溶けてゆく!
219: 2016/08/22(月) 00:56:58.66 ID:NrBySKHc0
「どうしたどうしたぁ!?このままじゃアンタの得物が溶断されちまうぞッ!」赤熱したブレードがメイスに徐々に食い込んでゆく。さらにそこから発される熱はジュンヨウの体力を徐々に奪ってゆく。「ヌゥーッ!」さしての彼女とてスタミナは無限ではない!「アホの一つ覚えみてーに殴るだけの能しかないアンタに負ける要素は一個もねえ!イサオシ立てて提督をモノにするのはこのアタイだッ!!」燃え上がるのはその刃だけではない!アサシモの闘志、そのものだ!
220: 2016/08/22(月) 00:57:34.52 ID:NrBySKHc0



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