253: 2015/03/20(金) 21:26:00.75 ID:1w/IHY+x0

前回:提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」【その1】

~1週間後~

提督「下衆部隊集合!!!!」カッ


大淀「ここに!」

明石「はい……」

吹雪「おかえりなさい司令官!」

川内「え、何でピンピンしてるの?右腕以外の全身の骨という骨を折られて全治3ヶ月のはずじゃあ……」

提督「実は睦月達の拷問が終わった後、俺はこっそりバケツを用意してたわけだよ」

川内「ば、バケツ!?艦娘以外使えないんじゃ……」

明石「ああーアレ、使ったんですか……」

提督「ああ。最近は軍事技術を民間にも転用できないかという話があってな。よって人間用のバケツの試作品がウチに届いてたんだよ」

吹雪「それでコレですか。すごいですね」

提督「ああ!後遺症といったら3日くらい食欲が無かったくらいだし大本営様様だよ!」
「艦これ」運営鎮守府 公式カレンダー二○二六
254: 2015/03/20(金) 21:30:04.62 ID:1w/IHY+x0

提督「と、いうわけでここに第2回作戦会議を開始する!」ババーン

吹雪「おおおおおおっぉぉぉおぉー!!」

大淀「興奮しますね」

川内「次はどんな駆逐艦にするの!?」

提督「おっと、ウチの鎮守府には駆逐艦しかいないわけじゃないんだぜ?」

提督「戦艦や空母、重巡軽巡潜水艦。ソイツらもウチの立派な艦娘(ターゲット)だ」

明石「(今、副音声が……)」

吹雪「とにかく!今回は誰を狙うんですか!?」

提督「それはだな…………>>258だよ!!」

258: 2015/03/20(金) 21:33:25.74 ID:yJP9uqLzo
五十鈴

267: 2015/03/20(金) 21:41:46.05 ID:1w/IHY+x0

提督「五十鈴だぁっ!!」

大淀「おおー」パチパチ

川内「おっ、五十鈴かぁ!」

明石「川内さん的にそれはアリ?」

川内「うん、ギリギリセーフかな!」

吹雪「きたああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!あの軽巡!何が『水雷戦隊の指揮はお任せ』だよ!改になって食われるためだけの存在がぁ!!」

提督「落ち着け!ウチのは喰わせずに改二にしたろうが!」

提督「(改二だとよりおっOいが強調されるから好きなんだよな)」

271: 2015/03/20(金) 21:47:02.67 ID:1w/IHY+x0

大淀「五十鈴さんの提督への好感度は卯月さんよりは低いですね。慕われているとはいえ、それは司令としてでしょう」

提督「ああ、アイツいつも山本提督とか山口提督の話してるもんな…」

吹雪「ケッ、他人の威光にしか頼れない合成材料はこれだから…」

明石「(だんだん吹雪ちゃんの口の悪さが気にならなくなってきた)」

提督「よし、早速五十鈴をオトしにかかるぞ!大淀、奴の居場所は?」

大淀「五十鈴さんは………見つけました>>274にいますね」

278: 2015/03/20(金) 21:52:06.83 ID:1w/IHY+x0

大淀「提督の私室のようです」

提督「何でだよ!?俺がターゲットに決めた奴は皆俺の部屋に召喚されてるのか!?」

川内「ともかく行ってみようよ!」


~提督の私室前~

提督「まさか自分の部屋を覗くとはな……」

大淀「彼女がなんの目的も無く提督の部屋に行くとは思えませんね。何をしてるんでしょうか」


五十鈴は何をしていた?
安価>>281

286: 2015/03/20(金) 22:01:11.45 ID:1w/IHY+x0

提督「俺の机の上に紙を敷いて……何してんだ?」

大淀「わかりません……なにかブツブツ呟いていますね……ここは以前提督の部屋に仕掛けたカメラと盗聴器をこの小型モニターで……」

・・・・・・

~モニター~

五十鈴『こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら1を。おいでになられない場合は、2を押してください』

提督「こっくりさんやってやがる!しかも俺の部屋で!」

明石「なんか電話アナウンスっぽくないですか?」

大淀「にしても、何故提督の部屋で…」

五十鈴『うふふ、こっくりさんは地縛霊的なのかもしれないから、こうして提督の部屋でやれば、万が一の被害は提督に及ぶでしょう』

提督「あ、あいつ…!」

289: 2015/03/20(金) 22:03:55.27 ID:1w/IHY+x0

明石「というか、何故1人でこっくりさん……」

吹雪「友達がいないんでしょ」

明石「いや、いるでしょ!」

五十鈴『わぁっ!ホントに来たわ!こっくりさん、こっくりさん、……(質問の内容>>290)」

294: 2015/03/20(金) 22:08:32.66 ID:1w/IHY+x0

五十鈴『最近の提督は何かがおかしかった……きっと何か企んでるに違いないわ!』

大淀「するどいですね」

五十鈴『こっくりさん、こっくりさん、最近の提督は何を企んでいるのか教えてください』

10円玉 ズズズ

五十鈴『ど』

提督「やばい!誰だか知らねぇが野郎俺の計画をばらそうとしてるぞ!」

五十鈴『ん』

大淀「ど・ん……?どっきりじゃないんでしょうか」

五十鈴『ぱ』

五十鈴『ち』

298: 2015/03/20(金) 22:14:54.21 ID:1w/IHY+x0

五十鈴『ドンパチってことね!ありがとうございます。鳥居の位置までお戻りください』

提督「ドンパチだぁ!?」

大淀「確かに近々出撃する予定はありましたが……」

提督「ああー、そのために演習やら資材やらの計画を練ってたからな。それがこっくりさんには『企み』という形で暴露されたんだな」

明石・吹雪・川内「ま、真面目に業務してた……!!」

提督「お前らしばらくバケツ使ってやらんぞ」

・・・・・・

五十鈴『なーんだ、提督ったら出撃でもしようとしてたのかしら。心配して損したわ』

提督「ふぅ、なんとかなった」

五十鈴『…………でもせっかくこっくりさん呼べたんだし、もう1つくらい質問してみようかしら』

五十鈴『>>301』

303: 2015/03/20(金) 22:20:25.51 ID:1w/IHY+x0

五十鈴『て、提督の好きな人でも聞こうかしら!』

一同「!!?」

提督「お、俺か!?」

大淀「随分乙女ちっくな」

吹雪「ツンデレってやつですか?いつもはキツく当たってるくせに」

明石「(ちょ、ちょっと気になる……)」

川内「(顔を赤くしてる五十鈴ハァハァ)」

304: 2015/03/20(金) 22:24:51.53 ID:1w/IHY+x0

五十鈴『ん?なんか色んな文字を行ったり来たりしてるわね……迷ってるのかしら?』

提督「……ハッ!そうだ!その手があった!!」

明石「どの手ですか?」

提督「まぁ見てろって!」

・・・・・・

五十鈴『あ、ようやく止まったわ。い』

五十鈴『磯波かしら?』

吹雪「えーあんな地味な子を?」

308: 2015/03/20(金) 22:28:21.09 ID:1w/IHY+x0

川内「いや、磯風とか!」

明石「ああー、いないから望んでるわけですね」

大淀「もしかしたら伊号の皆さんかもしれません」

提督「~~~~~~~」ブツブツ

五十鈴『す』

明石「え!?」

川内「もしや……!?」

五十鈴『ず…………って、ええっ!?』

提督「ヨッシャ!」

310: 2015/03/20(金) 22:32:45.82 ID:1w/IHY+x0

明石「提督、これってどういうことですか!?」

大淀「本当に五十鈴さんを?」

提督「ああ、『今』はな」

吹雪「今は?」

提督「そうだ。ここでこっくりさんが五十鈴だと答えれば五十鈴はどうなる?」

川内「そりゃあ……」

・・・・・・

五十鈴『そ、そんな…提督が、私をって……えええええぇぇぇっ!??」カァァ

提督「となるだろ」

吹雪「ま、まさか……」

提督「ああ。俺は今ずっと五十鈴の事を考え、焦がれた」

さっきの提督「(五十鈴のおっOい五十鈴の脇五十鈴のツインテ五十鈴のおっOい五十鈴の尻五十鈴のおっOい最高最高最高最高)」

312: 2015/03/20(金) 22:39:23.75 ID:1w/IHY+x0

大淀「目的遂行の為に自らの心さえも操る。あなたはまさしく海軍提督として最高峰です!」

提督「はっはっは褒めるな褒めるな」

明石「(皮肉で言ってんじゃない?)」

・・・・・・

五十鈴『提督が、私の事……』ポー

???『ドウシタ……』

五十鈴『!?』

???『次ノ質問ハ、無イノカ……?』

五十鈴『あ、あなたは?』

???『私ハ、オ前達ガコックリサンと、呼ブモノ』

五十鈴『え、ええっ!?』

・・・・・・

提督「ん?なんだ、五十鈴の奴動かなくなったぞ?」

大淀「独り言も激しいですね」

313: 2015/03/20(金) 22:42:59.62 ID:1w/IHY+x0

こっくり『ソレデ、モウ質問ハ無ノカ……?』

五十鈴『……ハッ、こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りください』

こっくり『ハイ……』

10円玉 ズズズ

五十鈴『(ちょ、ちょっとビックリしちゃったけど……それにしても提督が、私のことを……)』

こっくり『…………』

こっくり『意中ヲ知リ、浮カレル……ソレコソ……慢心ネ……』フゥッ

五十鈴『え?今何て……』

シーーーーン

五十鈴『ま、まぁいっか……』

316: 2015/03/20(金) 22:47:21.99 ID:1w/IHY+x0

提督「お、こっくりさんを終えたみたいだな」

大淀「それで、どうします?」

提督「どうするって?」

吹雪「そりゃあ突入して証拠を押さえましょうよ!」

明石「いえ、外堀から埋めていくのがいいわね」

川内「どうするの?提督」

提督「うーん、今行くか、ここは退いて明日から行動をするか……」

1.今行く
2.明日から

>>317

320: 2015/03/20(金) 22:54:06.09 ID:1w/IHY+x0

提督「よし、今日のところはこれまでにしとくか」

川内「えー」

提督「なんだ不服か?」

川内「いや、不服ってほどじゃないけどさ……」

提督「まぁよく考えてみろって。今五十鈴は俺の事を知ってしまった。つまり五十鈴はたった今から俺の事を目で追わざるを得なくなる!その姿は正に……」

川内「恋する乙女!」

提督「そういうことだ」

川内「なーんだ提督、可愛い五十鈴を見たいって言う私の要望を満たすなんてやるねぇ!」

提督「ああ。それじゃあ明日の10:00に執務室に集合だ!」

一同「はいっ!」

321: 2015/03/20(金) 23:05:59.61 ID:1w/IHY+x0

~次の日~

提督「よし皆集まったな」

川内「はいっ!」

提督「おっ、うずうずしてるなぁ。じゃあ今日は川内に頑張ってもらうか」

川内「それって?」

提督「お前には、五十鈴が俺に惚れるように誘導するキューピットの役を担ってもらう」

川内「ええー」

提督「嫌な顔しない!言ったろ!恋い焦がれる五十鈴を隣で見てたくないのか?」

川内「軽巡川内!任務を全うしたく思います!」ビシッ

明石「(単純だなぁ)」

吹雪「(コイツは口リレO以外は夜戦『バカ』だからな。自分の損得も計算できないようじゃまだまだ)」

提督「よし、皆食堂に行くぞー!」

322: 2015/03/20(金) 23:11:58.14 ID:1w/IHY+x0

~食堂~

\ワイワイ ガヤガヤ/

大淀「あっ、こっちですー」フリフリ

提督「おーう席確保ご苦労さん」

大淀「いえいえ。五十鈴さんもこちらに気付き、こちらからも五十鈴さんを見ることのできる位置ですので、氏角はありませんよ」

明石「(この人何でこんな有能なのにこんなことしてるの…)」

川内「じゃあ計画通り、私は五十鈴の所に行ってくるね」

提督「おう、無線イヤホンは繋いでおくから指示は任せろ」

川内「あいよー!」

吹雪「(今の内に明石さんのカレーにデスソース混ぜとこう)」

323: 2015/03/20(金) 23:15:23.49 ID:1w/IHY+x0

提督「よし、皆の分の飯もそろったことだし、食いながら川内達を見守ろうぜ」

大淀「そうですね」

明石「いただきまーす」

吹雪「いただきます」ニヤリ

・・・・・・

<グエエエエェェェェー! ガチャーン
<ワー!? アカシサンガ!
<ナンダナンダ!?

五十鈴「なんか随分騒がしいわね」

川内「やっ、たまには一緒に食べない?」

五十鈴「あら川内。珍しいわね。いいわよ」

川内「>>325も一緒か」

329: 2015/03/20(金) 23:22:12.25 ID:1w/IHY+x0

阿武隈「こんにちは!川内さん!」

川内「やぁ」

・・・・・・

提督「阿武隈か……」

吹雪「嫌いなんですか?」

提督「いや、思えば初めての建造で出て来てくれたのが阿武隈でな…ちょっと昔を思い出した」

吹雪「へー、アニメ出てないのに」

提督「うるせっ、それはちょっと残念だったよ」

大淀「戻りました」

提督「おうおかえり。明石はどうだった?」

大淀「ドックに放り込んでおきました」

吹雪「ドジですよねーカレー食べて気絶なんて」

334: 2015/03/21(土) 00:11:30.90 ID:SCRB7MUg0
1時間もかからなかった

335: 2015/03/21(土) 00:12:12.08 ID:SCRB7MUg0

川内「姉妹仲いいね~」

五十鈴「そんなことないわ、普通よ」

阿武隈「でもあたしは五十鈴ちゃん大好きだよ?」

五十鈴「こら、姉の事はさん付けで呼びなさいよ!」

阿武隈「ええ~」

・・・・・・

提督「微笑ましいねぇ」

大淀「まったくですね」

吹雪「け・れ・ど」

3人「それを壊すのが良い!!」

336: 2015/03/21(土) 00:20:32.78 ID:SCRB7MUg0

提督『川内、作戦開始だ。まずはこの食堂に俺がいることを知らせろ』

川内「了解」ニッ

・・・・・・

川内「あ、提督だ」

五十鈴「ッ」ピクッ

阿武隈「え、どこどこ!?」

川内「ほら、あっち」

阿武隈「あっ、本当だ!ねぇねぇ五十鈴ちゃん、食べ終わったら提督の所行ってお話しようよ!」

五十鈴「え、えっ!?」

川内「お、それいいね~」

五十鈴「川内まで?」

・・・・・・

提督「ほう……」

大淀「何が嬉しいんですか?」

提督「いやな、阿武隈が思わぬキューピットになってくれそうでな。それに初建造で出て来てくれた子だから愛着あってさ…そんなあいつが俺に懐いてるのが嬉しいんだ」

吹雪「キモッ」

提督「んだとコラァ!お前鎮守府海域で拾ってやった恩を忘れてんのかぁ!?」

340: 2015/03/21(土) 00:29:59.49 ID:SCRB7MUg0

大淀「そういえばここの古株は電さんでしたね」

吹雪「あのナリで古株って言われても~」

提督「関係ない話は後だ!川内達が帰ってくる前に食い終わるぞ」

・・・・・・

阿武隈「提督ー!」

提督「おお阿武隈!どうした?北上にでもいじめられたか?」

阿武隈「そんなんじゃありませんし!」」

川内「相変わらず仲いいねー」

提督「あはは、川内も一緒か。それに…、い、五十鈴もか」カァァ

五十鈴「ッ、そうよ。悪い?」

川内「ん?どうしたの提督。顔真っ赤だよ?」

提督「うっせ!」

五十鈴「(やっぱり提督、私の事……)」


大淀「すごいですね……五十鈴さんに惚れているという設定を体全体で表現しています」ヒソヒソ

吹雪「確かに目配りや仕草とか、恋した男子高校生ですね」ヒソヒソ

川内「私も演技に自信はあるけど、提督も凄いね」ヒソヒソ

大淀「流石です」ヒソヒソ

341: 2015/03/21(土) 00:42:51.89 ID:SCRB7MUg0

阿武隈「ところで提督、あたしの名前漢字で書けますかー?」

提督「出たな、恒例……サラサラ…………ほれ」

阿武隈「わーい!ありがとうございます!」

提督「ところで2人は、今日は何か用事あるか?」

阿武隈「用事?特に無いですけどーねぇ?」

五十鈴「そうね」

提督「よかった!じゃあ一緒にどっか出かけないか?その、五十鈴も」チラッ

阿武隈「あたし的にはオーケーです!」

五十鈴「ッ、いいわよ!(顔を赤らめながらこっちの出方を伺う提督……ちょっとアリね)」

提督「いよっしゃぁ!」

五十鈴「そんなに喜ぶこと!?(ちょ、ちょっと可愛い)」

阿武隈「むぅ!提督ったら五十鈴ちゃんの方が喜んでないですかー?」

提督「そんなことないって!阿武隈とも久しぶりのお出かけだし楽しみだぞー」

阿武隈「えへへ。それでどこへ行くか決まってるんですか?」

提督「ああ。>>345に行こうと思う」

※おでかけなので鎮守府の外にしましょう
 具体的な地名は無しにしましょう
 (例○公園、デパート等 ×ディ○ニーランド、東京等)

348: 2015/03/21(土) 00:57:20.70 ID:SCRB7MUg0

提督「動物園なんてどうだ!」

阿武隈「え!いいんですか?やったー!」

五十鈴「動物園……」

提督「え、嫌だったか?」シュン

五十鈴「べ、別に嫌じゃないわ!ただ始めていくからどんなかなぁって思っただけよ!」アセアセ

提督「そうか!ならよかった!じゃあ30分後に正門前で集合な!」

川内「ねえねえ提督、私も行っちゃダメ?」

吹雪「私も行きたいです!」

提督「おういいぞ。皆で行こうじゃないか!」

・・・・・・

~執務室~

提督「というわけで俺達は動物園に行く。やることは分かっているな?」

大淀「勿論です。ここで五十鈴さんに惚れてもらうんですね」

提督「ああ。短期決戦だが、俺にはその余地が十分にあると判断した」

川内「確かに、五十鈴ってばまるで自分が恋してるみたいだったよ」

提督「あれだけ好き好きアピールしたんだ。自分の事を好いてくれる奴を好きになっちゃうのが人間ってもんだ」

明石「艦娘ですけどね」

提督「おおー明石!戻ったか!」

明石「はい……まだ舌の感覚がおかしいですけど、なんとか」

吹雪「ご愁傷様」ケタケタ

明石「お前いつか報いを受けろ!!」

提督「川内と吹雪は同行して、俺と五十鈴をいいムードにさせること。要は阿武隈と一緒に好きに回ってくれ」

提督「大淀と明石はバックアップだ。俺達をモニターして的確な助言をくれ」

一同「了解!」

提督「さぁ、五十鈴……待っていろ。必ずお前をモノにしてやる!」

350: 2015/03/21(土) 01:13:13.34 ID:SCRB7MUg0

~正門前~

提督「おーう、おまたせー」

川内「やっほー」

阿武隈「さっそく行きましょう!」

五十鈴「そうね!」ウキウキ

吹雪「動物園はここからバスで30分ですね」

提督「ああ。ちなみに、交通費入園料飲食代全部俺持ちだから好きなだけ遊んでくれ!」

阿武隈「本当ですか!?わーい!」

吹雪「…………」ピポパポ

提督「ん?どこに電話してるんだ」

吹雪「だって交通費司令官持ちですよね?ハイヤー呼んでるんです」

提督「何言ってんだオメェ!バス代って意味だ!!」

吹雪「ちぇ、ガッカリ」

352: 2015/03/21(土) 01:20:06.78 ID:SCRB7MUg0

~動物園~

吹雪「着きましたねー!」

五十鈴「わぁ…おっきぃ」ワクワク

川内「たまにはこういう所もいいねー」

阿武隈「そういえば川内さん、今お昼ですけど大丈夫ですか?」

川内「うん、最近夜戦並に生きがいのような趣味を見つけてね!」

阿武隈「そうなんですか!」

提督「(まぁ間違っちゃいねぇな)」

353: 2015/03/21(土) 01:32:03.29 ID:SCRB7MUg0

提督「それじゃあ入園パスも買ったことだし、早速突入だー!」

一同「イエーイ!」

・・・・・・

阿武隈「うわぁ!すごーい!ライオンだぁぁ!」

吹雪「あっ、ペンギンコーナー!」

川内「ほう、エリマキトカゲかぁ」

五十鈴「すごいわね、ここ…どんな動物でもいるんじゃないかしら」キョロキョロ

提督「ここって結構大きい動物園だからな。何回かテレビも来てたらしいし


大淀『ザザッ…皆さん、聞こえますか?』

吹雪「大丈夫です」

川内「オーケー」

提督「感度良好。どうした?」

大淀『調査の結果、五十鈴さんの好きな動物が分かったので報告します』

提督「なるほどな、2人とも、阿武隈剥がすの頼むぞ」

川内・吹雪「了解」

大淀『それで、五十鈴さんの好きな動物は――>>355です』

358: 2015/03/21(土) 01:48:54.99 ID:SCRB7MUg0

大淀『カピバラです』

提督「ほー随分乙女じゃないか。こっくりさんといい普通の女子校生みたいだ」

川内『それにしても、何でそれがわかったの?』

大淀『明石さんが彼女の部屋を物色していたところ、布団カバーがカピバラのキャラクターだったんです』

提督「可愛いなぁ」

川内「じゃあ私達は、阿武隈と一緒に適当に回ってるね」

・・・・・・

川内「あっ、阿武隈!向こうにパンダいるよ!」

阿武隈「ええっ!?どこ、どこですー!」

吹雪「こっちです!行きましょう!」ダッ

五十鈴「ああっ、ちょっとあんた達!」

提督「あーあ、行っちゃった。ったくあいつらもまだまだ子供というか」

五十鈴「まったくね……ッ!」ハッ

提督「どうした?」

五十鈴「(い、今私、提督と2人きりじゃないのよー!)」

五十鈴「(いけないわ!平常心平常心…ってだめだわ。1度気にしたら止まらないぃぃぃ!)」

提督「おい五十鈴?」

五十鈴「なに!?」

提督「うおっ、ビックリさせるなよ。それよりあっちにカピバラいるぞ!一緒に見に行こうぜ!」

五十鈴「なんですって、カピバラ!?」キラキラ

提督「(わかりやすっ)」

提督「よし、じゃあ早速」ギュ

五十鈴「ひゃいいぃ!?」

提督「え、なんだよ」

五十鈴「手、手ぇつないで…」

提督「え?……あっ、ご、ごめん……!」

五十鈴「べ、別にいいのよ……行きましょ!」ギュ

359: 2015/03/21(土) 02:01:22.19 ID:SCRB7MUg0

~カピバラコーナー~

五十鈴「はぁぁぁカピバラさん……」ウットリ

提督「(見るからに喜んでいる。本来の目的を除いても、この五十鈴を見れただけで今日は満足だ)」

提督「おっ、あっちでカピバラのおさわりができるらしいな」

五十鈴「本当!?いくいく!」タッタッタ


大淀『順調に好感度を上げていってますね』

提督「当たり前だ。俺を誰だと思っている」

大淀『しかしこれでは告白するキッカケというものが無いのでは?』

提督「そのためにアイツを雇ったんだろう」

大淀『今日の最終兵器ですか……いつ投入するんですか?』

提督「帰る途中でな……その頃には五十鈴の好感度も良い所までいってるだろう」

大淀『では、いつでも出られるよう彼女を待機させておきますね」

提督「ああ、頼んだぞ」

360: 2015/03/21(土) 02:19:13.38 ID:SCRB7MUg0

~帰り道~

吹雪「今日は楽しかったですねぇ」

川内「夜も近づいてきたし、私は今もワクワクしてるよ!」

阿武隈「でも吹雪ちゃんと川内さん色々な所回すんだから疲れちゃいました~!」

五十鈴「阿武隈も楽しめたようね」

阿武隈「うん!五十鈴ちゃんは?途中から別れちゃったけど」

五十鈴「ッ、私も、とっても楽しかったわよ!」カァァ

・・・・・・

<チンジュフマエ~チンジュフマエ~

提督「よし、降りるぞ」

阿武隈「はーい」

五十鈴「あっ、ちょっと私コンビニ寄るわね!」

提督「おいおいウチはもうそこだぞ?」

五十鈴「私達の部屋ティッシュ切らしちゃってて、明日の支給まで待てないから買いに行くのよ」

提督「あ、それなら俺もついていくよ。夜道を1人じゃ何かと物騒だろ」

五十鈴「もう、別にいいのに……でもありがと。行きましょう」

提督「じゃあお前達は先に部屋に戻ってていいぞ。今日はお疲れ!」

吹雪・川内・阿武隈「お疲れ様でしたー!」

・・・・・・

阿武隈「そうそう!お昼ご飯から帰って来たら急にティッシュ切らしちゃってたんです!」

川内「へぇー(まさかね……)」

大淀『勿論、提督に氏角はありません』

提督『明石に命じて長良型の部屋からティッシュというティッシュ全てを盗ませていたんだよ』

提督『日用品の不足があった場合、それは申請して翌日の朝に部屋に届く。だが朝まで待てない時は外に買いに行くしかない』

提督『ましてや長良型で今日外に出るのはあの2人だけだったからな。つまり五十鈴は俺の策でコンビニに誘導させられたんだよ!』

大淀『流石、提督の戦術眼に一片の狂いもないです』

明石『私はこの人が神か悪魔に見えてきましたよ……』

361: 2015/03/21(土) 02:27:53.22 ID:SCRB7MUg0

~コンビニ前~

ウイーン アリガゴザイッシター

五十鈴「ありがとうね。買うの待ってもらっちゃって」

提督「いいってことよ。…………あ、俺もちょっと飲み物買いたいから待っててもらっていいか?すぐ戻る!」

ウイーン ラッシャイマセェー

五十鈴「……ふぅ」

五十鈴「今日は楽しかったなぁ……ウフフ」

・・・・・・

~コンビニ内~

提督「よし、大淀。アイツを投入しろ」

大淀『はい。わかりました。すぐに向かわせます」

・・・・・・

五十鈴「提督、すぐ戻るって言った割には意外とかかってるわね。トイレかしら?」

ザッザッザ ドンッ

五十鈴「いったぁ!何すんのよ!」

???「あぁ?お前こそ邪魔だ。どけ失せろ」シッシッ

五十鈴「なんですってぇ……!」ギリギリ

・・・・・・

提督「どうだ大淀、接触したか?」

大淀『はい。今口論の真っ最中です』

提督「よーし、出ていくか」

362: 2015/03/21(土) 02:30:28.23 ID:SCRB7MUg0

ウイーン アランドロンッシター

提督「いやーすまんすまん、遅くなった――って」

五十鈴「だいたいそっちからぶつかって来てなによ!」

???「うるさい、お前が絶妙に邪魔な場所にいるからどかそうとしたまでだ。文句あるのか?」

提督「おいおい何してんだよ五十鈴!」

五十鈴「コイツがいきなりぶつかってきた上に邪魔だとかぬかすのよ!」

???「俺の道を邪魔する者は許さん!」

提督「大体お前誰だ!?」

???「俺か?フッフッフ……」

フリョウ「俺は不良……どうだ、怖いか?」

366: 2015/03/21(土) 02:35:40.80 ID:SCRB7MUg0

~執務室~

川内「うっわぁーベッタベタ」

吹雪「王道中の王道ですね。不良に絡まれる気の強い彼女」

大淀「提督の指示により私の人脈で雇ったフリョウカッコカリさんです」

吹雪「その割には眼帯して木刀とか全く怖くないですけどね!中坊かよ」ケラケラ

368: 2015/03/21(土) 02:43:05.57 ID:SCRB7MUg0

五十鈴「不良が自分で不良を名乗るとはねぇ……」

五十鈴「(ていうか、コイツどっかで見たことあるような…)」

フリョウ「おいおいそう怖がらなくてもいいぜ。俺が怖いってのは周知の事実だからよ」フッ

提督「おい」

フリョウ「あ?」

提督「謝れよ」

フリョウ「フッ、ソイツはできねぇ相談って奴だ――」

提督「俺の五十鈴に謝れ!!」

五十鈴「えっ……」キュン

フリョウ「なんだ兄ちゃん、彼女の前でかっこつけたいのか?」

フリョウ「じゃあまずはそのデカイ口を開けなくしてやるよ!」ブォン

提督「ぐあっ!」

フリョウ「ふっ、どうだ俺の木刀の味は……土産水準軽く超えてるぜ?」

提督「クッ、強い……!」

369: 2015/03/21(土) 02:50:17.86 ID:SCRB7MUg0

~数分後~

フリョウ「オラオラ!」ヒュンヒュン

提督「ぶっ、ぐはっ」

フリョウ「怖くて声もでねぇかぁ!」ドカバキ

提督「うぐっ、ぐぇっ」

フリョウ「白樺の臭いが最高だなおい!」ヒュン

提督「がっ、ぐうううぅぅぅ……」バタリ

五十鈴「ちょっとあんた!」

フリョウ「お、なんだやろうってか?」

提督「五十鈴!手を出すな!」

五十鈴「ッ!(わかってるわよ!『艦娘は一般人に手を出してはならない』出したら大スキャンダルで提督に迷惑がかかる……)」

五十鈴「でも!」

フリョウ「へっ、女に守られるたぁ兄ちゃん男として恥ずかしくないのか?」

提督「ぐぬぬ……!」

フリョウ「まぁいいや。俺の気は済んだ。後は邪魔者同士傷のなめ合いでもしてろよ。じゃあな」ヒラヒラ

370: 2015/03/21(土) 02:55:57.05 ID:SCRB7MUg0


五十鈴「提督!」

提督「うぅ……」

五十鈴「大丈夫!?」

提督「あぁ、なんとかな……」

提督「(フリョウカッコカリの攻撃はそんなに痛くなく、絶妙な加減をしてくれていた)」

提督「かっこわるいところ、見せちゃったな……はは」

五十鈴「ううん、もういいの!」ウルウル

提督「……帰ろうか」

五十鈴「大丈夫?手貸すわよ?」

提督「こんくらい大丈夫だよっと」


371: 2015/03/21(土) 03:07:54.23 ID:SCRB7MUg0

~帰り道~

五十鈴「とんだ災難だったわね……でもアイツの言う通り、私が本当に邪魔な場所に立ってたのかも…」

提督「なぁに因縁付けにマジになるなよ」

五十鈴「せっかく今日は楽しい一日だったのに!」

五十鈴「(でも、『俺の五十鈴』かぁ)」

五十鈴「……えへへ」

提督「ん?なんだよ」

五十鈴「べっつにー」

提督「……五十鈴」

五十鈴「なに?」

提督「ちょっと寄り道していこう」


・・・・・・

川内「おっ、夜戦かな?」

吹雪「ヘッ、2人でしっぽりナニするんだか」

明石「でも、見てるこっちもドキドキですねぇ」

大淀「案外五十鈴さんはこういった王道に弱いタイプでしたね。さぁいよいよ恋愛映画はクライマックスです」

吹雪「『恋愛』映画は、ね」ニタァ

・・・・・・

~浜辺~

提督「艦娘は海に近い存在だ。だから、大事な話をするときも海の近くでしてやりたいと思った」

五十鈴「どういう意味?」

提督「五十鈴、率直に言おう」

提督「お前が好きだ」

五十鈴「ッ!!」カアアァァァァ

373: 2015/03/21(土) 03:13:33.08 ID:SCRB7MUg0

大淀「場所、好感度、ムード。全てにおいて完璧です」

明石「あんなこと言われてみたいですねー」キャー

吹雪「反吐が出るくらい甘いですね」

・・・・・・

提督「どうか俺と、付き合ってほしい……」

五十鈴「あ、あわわわわ」プシュー

提督「頼む!」オジギ

五十鈴「えっ、ええぇーーっと……」

五十鈴「(何してるの五十鈴!答えるのよ!提督は私の事を好きで、勇気を出して告白してくれた!それにまっすぐ答えるの!)」

五十鈴「…………」

五十鈴「わ、わかり…………ました」

374: 2015/03/21(土) 03:18:38.63 ID:SCRB7MUg0

提督「ッ、本当か!?」

五十鈴「ええ……」

提督「ッ、ッ、ッ、や……やったああああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!」

五十鈴「きゃっ」

提督「やったー!やったぞーーーー!!」ダダダダ

五十鈴「は、浜辺を走ってる……もう、バカなんだから。フフッ」


提督「五十鈴に告白OKしてもらえたああぁぁぁぁぁ」
提督「(これで五十鈴を陥れられるううぅぅ!!!)」


五十鈴「でも、いつもの私だったら、断っちゃってたかも……」

五十鈴「こっくりさんのお蔭なのかな……なんちゃって」

375: 2015/03/21(土) 03:24:04.44 ID:SCRB7MUg0

~再び帰り道~

提督「今俺は人生で最も幸せだ!」

五十鈴「あら、そうはさせないわよ」

提督「え?」

五十鈴「あの、ね……付き合うってことは、結婚してくれるってことよね?」

提督「ケッコン?ああ、お前もLv99だしな。明日にでも書類を提出して――」

五十鈴「違うわよ!」バシッ

提督「あいたっ!」

五十鈴「もう…鈍感なんだから、バカ」

提督「いっつつ…どういうことだよ……」

五十鈴「別に。…………その日が来たら教えてあげるわ」

五十鈴「(私があなたのお嫁さんに相応しくなる、その日が来たら……逃がさないんだからっ!)」

・・・・・・

吹雪「アッハハハハ!その日なんて来ませんよ!」

377: 2015/03/21(土) 03:37:15.06 ID:SCRB7MUg0

~鎮守府廊下~

提督「じゃあまた明日な!五十鈴!」ルンルン

五十鈴「ええ。じゃあ、また明日ね」ニコニコ

バタン

・・・・・・

~執務室~

提督「帰還した」

大淀「おかえりなさいませ」

吹雪「見てましたよ提督~!今日び使い古されて手垢の付きまくった手法をよくもまぁポンポンポンポン!」

明石「まるで映画やドラマでしたね!とても綺麗な純愛でした!」

川内「でも、その純愛映画は幕を下ろし、同時上映の奴が始まるんでしょ?」


提督「ああ……作戦は明日決行だ。今は、明日からやる作戦を決める!」

吹雪「FOOOO!よっ、待ってましたー!」

川内「今は夜!私も良い案が浮かびそうだよ!!」

提督「待たせたな……今までは激甘を見せてしまったが、SHOW TIMEだ!!準備はいいな!!」

一同「はっ!!」ビシッ

378: 2015/03/21(土) 03:42:08.70 ID:SCRB7MUg0

提督「(なんかちょくちょく皆が俺を呼ぶ時の呼び方が変な時もあるが……まぁ間違いは誰にでもある。自己補完しよう)」

吹雪「それで司令官、どうやって五十鈴の野郎の心を完膚なきまでにペーストするんですか?」

提督「そうだな、潰し方は千差万別。色々あるだろうが……迷うな」

川内「はいっ!」

提督「おお川内、今日は絶好調だな!」

川内「へへっ、夜だからね。相乗効果ってやつ?」

提督「それで、五十鈴を絶望の淵へと叩き落とすお前のとっても下衆な案は何だ!?」

川内「>>381」

384: 2015/03/21(土) 03:46:45.14 ID:SCRB7MUg0

川内「フミィ台!!!!!!!!!!!!!!!!!」

吹雪「なるほど!」

大淀「素晴らしいですね」

提督「??すまん、踏み台ってなんだ?」

一同「え!???」

提督「す、すまん!それって安価下とかkskって意味でいいのか!?教えてくれ!」

388: 2015/03/21(土) 03:51:54.10 ID:SCRB7MUg0

大淀「まったく……あなたは完璧なのかバカなのかわからないですね」

吹雪「踏み台は加速って意味ですよゴミ司令官」

提督「ぐぬぬ……すまん、勉強になった」


提督「さぁ気を取り直して!」

川内「五十鈴はさ、昨日こっくりさんで遊んでたでしょ?」

提督「そうだな」

川内「じゃあそのこっくりさんに、提督が殺されちゃえばいいんだよ!」

389: 2015/03/21(土) 04:02:05.57 ID:SCRB7MUg0

提督「えええぇぇぇ!俺氏ぬの!?」

川内「あ、いや、別に本当に殺されるわけじゃなくて、殺されるフリだよ。フリ」

吹雪「まぁ私は司令官が呪いで逝っても気にしないですけど」

提督「お前ホントいい氏に方しないぞ!」

大淀「ですが、妙手ですね。五十鈴さんの顔を歪ませるにはこの上無いかと」

明石「川内……あなたはまともな人だと思っていたのに…」

提督「相手が五十鈴さ。そうなったときの川内の奴の欲望は底なしなんだろう」

吹雪「ようし!そうと決まった上で早く悪夢を見せに行きましょう!」

提督「待て!」

吹雪「なんですか司令官!蹴られたいんですか?」

提督「時間を見ろ。現在時刻……」

吹雪「午前……4時」

提督「こんな時間に五十鈴が起きてると思うか?」

大淀「むしろ起きてる我々が以上ですね。川内さんを除いて」

川内「あっはっは、照れるよぉ」

提督「というわけだ。作戦決行は明日にするぞ。今日は大人しく寝ておけ」

吹雪「はぁい……」チッ


 作戦の結構は明日ですので、今日はここまでです
 再開は明日の昼前後かな?

393: 2015/03/21(土) 14:31:48.11 ID:SCRB7MUg0

~翌日~

提督「さて、こっくりさんに憑りつかれ呪い殺されるフリをするわけだが……」

提督「これは五十鈴との真剣勝負だ。下手な小細工は許されない!」

明石「(少なくとも向こうは思ってないですよ…)」

提督「ここはひとつ、本物のこっくりさんの協力を得たいと思う」

明石「えええぇっ!?本当ですか!?」

大淀「流石です提督」

吹雪「本物の霊すら利用しようとするなんて流石、外道の極みですね!」

提督「はっはっは、お前にだけは言われたくないぞ」

394: 2015/03/21(土) 14:43:23.27 ID:SCRB7MUg0

提督「っつーわけでだ、こっくりさんを呼び寄せるために、俺達でこっくりさんをやるぞ」

川内「おおーちょっと楽しみだね!」

明石「私もちょっと興味があります」

吹雪「フーーーッ!フーーーッ!」興奮で鼻息が荒い

大淀「どうやらここに霊を怖れるという概念の持ち主はいないようですね」

・・・・・・

吹雪「今さらですけどこっくりさんって存在するんですか?」

提督「ああ。それについては信じていい」

大淀「この録画した先日の五十鈴さんの動画。ここを見てください」

明石「ん?ああ、最後に五十鈴が1点を見つめたり独り言が激しくなった時ですね」

提督「これはきっと、俺達に見えなかっただけで当事者の五十鈴には見えたということだ!」

吹雪「へぇー。どうでもいいですけど」

提督「お前が質問したんだろうが!」

川内「で、いつどこでやるの?」

提督「そりゃあ今からさ。で、場所は……>>396でやろうと思う」

397: 2015/03/21(土) 15:02:09.10 ID:SCRB7MUg0

提督「俺の部屋でやろうと思う」

明石「ええっ!?いいんですか!?」

提督「え、何が?」

明石「いやー、五十鈴だって地縛霊かもって言ってましたし…提督のことだから他の娘の部屋でするのかと」

提督「おいおい。俺がそんなことするはずないだろ」

吹雪「えー意外」

提督「憑りつかれるとか呪いとかシャレにならなさそうだからな。俺はいいがウチの艦娘はそういうのには巻き込みたくない」

提督「(他の事ならむしろ巻き込むんだがな)」

提督「それに1度五十鈴が成功した場所だ。確率高いだろ」

明石「じゃあもし提督が本当に呪われちゃったら…!?」

提督「それは所謂、コラテラルダメージというものに過ぎない」

吹雪「?」

川内「なにそれ」

大淀「軍事目的の為の致し方ない犠牲ということです……御身を犠牲にしてでも目的を成そうとするなんて……なんて逸材なんですかあなたは!」

399: 2015/03/21(土) 15:24:02.52 ID:SCRB7MUg0

~提督の自室~

提督「確か、五十鈴はここにある俺の机の上でやってたな」

大淀「はい。これ、紙と10円玉です」

提督「よし……じゃあ皆、10円玉に指を」スッ

一同「…」スッ

明石「き、緊張してきましたね」ドキドキ

大淀「10円玉に指を触れていないと声も形も見えないでしょう」

提督「行くぞ。台詞は俺が言う」

提督「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら1を。おいでになられないようでしたら2を押してください」

明石「なんでまた電話アナウンス風…」

大淀「五十鈴さんの状況をなるべく再現しようとのことでしょう」

10円玉 ズズズ

一同「!?」

川内「う、動いた!」

吹雪「誰か動かしました?」

明石「い、いえ…」

提督「よし、質問するぞ!項目はこっくりさん関連だ」

提督「こっくりさん、こっくりさん、>>402」

403: 2015/03/21(土) 15:33:01.18 ID:SCRB7MUg0

提督「こっくりさん、こっくりさん、…………あなたの正体は一体なんですか?」

川内「突っ込みますねー」

10円玉 ズズズ

「こ」

「ま」

「る」

吹雪「小丸?そんな艦娘ウチにいましたっけ」

大淀「いませんね。恐らく、困るということでは?」

提督「みたいだな。ということは、正体は知られたくないということだ。霊なら霊って素直に言うもんな」

???「ッ!」ギクッ

404: 2015/03/21(土) 15:36:12.88 ID:SCRB7MUg0

提督「よーし、じゃあもっとパーソナルな質問しちゃうぞ!」

提督「そうだなー好きな物でも聞いてみるか」

明石「だんだんお見合いみたいになってきましたね……」

405: 2015/03/21(土) 15:39:37.88 ID:SCRB7MUg0

提督「こっくりさん、こっくりさん、あなたの好きな物を教えてください」

10円玉 ズズズ

吹雪「意外と素直ですね」

「ぜ」

「ろ」

大淀「ぜろ……?数字でしょうか」

吹雪「中二かよ……まるでどっかの眼帯刀みたい」

提督「うーんまだ知りたいな……こっくりさん、こっくりさん、あなたの好きな物をもっと教えてください」

10円玉 ズズズ

「れ」

「っ」

「ぷ」

「う」

407: 2015/03/21(土) 15:42:45.12 ID:SCRB7MUg0

川内「れつぷう?」

大淀「これは……れっぷう、烈風では?」

提督「烈風だぁ?戦闘機じゃねぇか」

明石「じゃあさっきのゼロって……ゼロ戦?」

提督「かねぇ」

10円玉 ズズズ

明石「うわっ、質問してないのに動いた!」

「お」

「い」

「て」

「け」

409: 2015/03/21(土) 15:47:32.96 ID:SCRB7MUg0

提督「あ?んだとこの野郎、幽霊のくせに物ねだるたぁいい度胸じゃねぇか」ピキピキ

明石「て、提督!落ち着いて落ち着いて!」

提督「チッ、しゃーねーな……他の質問に変えるか」

提督「こっくりさん、こっくりさん、あなたの名前を教えてください」

10円玉 ズズズ

「ほ」

「っ」

「ぽ」

???「コラッ!」ペシン
???「アッ……!」アセアセ

「り」

川内「ほっぽり……じゃあこっくりさんじゃなくて、ほっぽりさん?」

提督「みたいだな」

411: 2015/03/21(土) 15:51:29.85 ID:SCRB7MUg0

提督「…………」

明石「なに黙ってるんですか?提督」

提督「まぁ待ってろって」

大淀「五十鈴さんはしばらく質問せずに無言でいたからこそ、あのようにこっくりさんと対峙できたのかもしれません」

明石「ああー!だから提督もしばらく黙ってるつもりなんですね!」

10円玉 ズズズ

「お」

「い」

「て」

「け」

吹雪「この期に及んでかよ乞食野郎」

川内「ねぇ、もしかしてなんだけどさ。ゼロと烈風置いたら姿見せてくれるんじゃないの?」

提督「おっ、その手があったか!」

大淀「はい、ゼロと烈風です」

412: 2015/03/21(土) 15:55:49.79 ID:SCRB7MUg0

提督「相変わらず準備がいいな…」

大淀「これでも私大淀ですから」

明石「(大淀がブランド化してる……)」

提督「おら、ゼロと烈風だ。ほっぽりさん、ほっぽりさん、どうか俺達の前に姿を現してください」

???「ゼロ!レップウ!モッテク!」
???「コラ!駄目!基本的ニ私達ハ…ッテホッポ!」

ボフン!

川内「な、なんだ!?」

414: 2015/03/21(土) 16:17:13.31 ID:SCRB7MUg0

???「ウゥ…規則ガ……オ尻打ッタ」サスサス

???「ゼロ!レップウ!寄コセ!」ピョンピョン

提督「な、なんだぁ!?いきなり煙と共に現れたぞ!」

大淀「ッ、待ってください!この2人!」

明石「まさか、そんな!」

川内「こいつら……深海凄艦じゃねぇか!」

吹雪「ヒャッハー!!」ジャキン

???「マ、待ッテ!撃タナイデ!」

吹雪「敵に耳貸すこと無いっすよぉ!」ウズウズ

416: 2015/03/21(土) 16:26:32.57 ID:SCRB7MUg0

提督「(す、すっげぇおっOい……!)」ドキドキ

大淀「気を付けてください提督、港湾棲姫と北方棲姫です!」ジャキッ

川内「まだ夜じゃないのに……!」ジャキッ

明石「まさか、ここに直接来るなんて」ジャキッ

港湾「マ、待ッテッテバ!」フリフリ

提督「(手を振るのに連動して……!なんておっOいだ!)」ムラムラ

北方「ゼロ!レップウ!手ニ入レタ!」ワーイ

港湾「ウゥ……」

提督「まぁ待ってやれよお前ら」

川内「提督!?」

大淀「しかし、相手は深海棲艦ですよ!?」

吹雪「こいつらの体に穴増やしてやりましょうよ!!」

417: 2015/03/21(土) 16:31:16.07 ID:SCRB7MUg0

提督「よく考えてみろよ、彼女らは俺達に対しての攻撃の意志は無いようだ」

明石「えっ?」

川内「確かにこいつら艤装は展開してないようだけど…」

吹雪「敵を倒すのは楽しいですよねぇ例えば、中破した空母とか、丸腰の姫とか」ニヤ

港湾「ヒイイィィ!」

418: 2015/03/21(土) 16:35:08.20 ID:SCRB7MUg0

提督「落ち着け吹雪!お前いつからそうなった!?」

吹雪「いやぁこの前ヲ級の左目に風穴開けてやった辺りから敵を倒すの楽しくて楽しくて!」

提督「落ち着け!とりあえず2人の言い分も聞いてやろうじゃないか」

港湾「アナタ、イイ人…!」パァァ

北方「ゼロ、クレタ!イイヤツ!」

419: 2015/03/21(土) 16:40:39.34 ID:SCRB7MUg0

大淀「ふむ、まぁ聞くだけなら……」

明石「大淀!?」

大淀「どうやら危害を加えてくる気配もないですからね」

川内「まぁ、大淀が言うなら…」

吹雪「チッ」

・・・・・・

提督「で、何で深海棲艦である君らがこんな、こっくりさんごっこを?」

北方「ゴッコジャナイ!」プンスカ

港湾「実ハ…私達、オ金ニ少シ困ッテテ…」

港湾「短期ノアルバイト募集ニ応募シタラ、コノ、コックリサンニ採用サレテ」

提督「あ、アルバイトぉ!?」



 しばらく空けます
 続きは11時くらいからかな

425: 2015/03/21(土) 22:53:12.71 ID:SCRB7MUg0

港湾「深海暮ラシニモ、先立ツモノハ必要。戦ッテナイ間ハ、皆コウシテ、働イテル」

北方「オ姉チャン、手伝ウ!」

明石「あーこれって……」

大淀「職場に子供連れてきちゃった的なやつですね」

提督「正確には姉妹的な関係だろうけどな」

港湾「私達アルバイトハ、規則デコックリサンヲシテル人ニ接触シテハナラナイ……モシオーナーニバレタラ、クビ……」

大淀「随分シビアなんですね」

吹雪「へぇ~どうしよっかな~」ニヤニヤ

港湾「オ願イシマス…時給850円。食ベテイクノガヤットナンデス」ウルウル

明石「何で私達、深海棲艦の身の上話なんて聞いてるんでしょうね……」

426: 2015/03/21(土) 23:03:24.68 ID:SCRB7MUg0

吹雪「ところで深海棲艦さん、私っていくら稼いでるように見えます?」

港湾「エ?」

吹雪「私ってアニメで主人公で、それに初期艦候補ですからねー。こんくらい貰ってるんですよ」通帳ピラッ

港湾・北方「!?」

提督「何でアイツは通帳を持ち歩いてるんだ……」

明石「いつでも自慢できるようにじゃないですか?」

北方「ズルイ!オ金!オイテケ!」プンスカ

港湾「コラホッポ!」

吹雪「あーっはっはっは!いやぁ愉快ですねぇ!!いっそオーナーさんとやらに通報しますか?」

吹雪「いい機会です、私達の敵2匹を兵糧攻めにできるチャンスですよ!司令官!」

提督「…………」

吹雪「司令官?」

大淀「提督がこうしているということは、何かを考えているのでしょう」

大淀「それが提督がいつも私達を勝利に導いてくれるときの癖ですからね」

427: 2015/03/21(土) 23:07:43.79 ID:SCRB7MUg0

引用: 【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」