392: 2015/10/24(土) 16:23:41.87 ID:xYxKyhIt0
再開します
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! Max Beat

393: 2015/10/24(土) 16:24:56.03 ID:xYxKyhIt0
菜々「そして、ウェード坊っちゃんはより強くその素質が現れている…………」

保奈美「…………!」バッ!

仁奈「?!」ビクッ!

保奈美「…………………………」

仁奈「……………………」オドオド…

保奈美「……この子が…?」

菜々「…はい。」

仁奈「…………ウェードが……どうか……したの………?」オドオド…

394: 2015/10/24(土) 16:26:16.35 ID:xYxKyhIt0
菜々「……ウェード坊っちゃんは、臆病な子ではなかったんですよ…………」

保奈美「……どう言う事…?」

菜々「……おそらくですが、ウェード坊っちゃんには周りの人間の気持ちだとか、そう言った物を分かってしまう力があります。」

保奈美「…………………………」

菜々「……ウェード坊っちゃん。」

仁奈「……な、なあに………?」

菜々「…坊っちゃんは街に出るのを嫌われますが、それはどうしてですか?」

395: 2015/10/24(土) 16:27:58.94 ID:xYxKyhIt0
仁奈「……………………え、えっと…………こわい……から…………」

菜々「……何が怖いんですか?」

仁奈「………うう…………………」

菜々「……大丈夫ですよ。」

仁奈「…………うん…………えっとね………いろんな人の……いろんな気持ちが………いっぺんにきて………こわいの………………」

菜々「…それはどんな感じですか?」

仁奈「………きらい……とか……こわいとか……かなしい…………とかが……たくさん聞こえちゃうの……
…………」

396: 2015/10/24(土) 16:30:50.04 ID:xYxKyhIt0
菜々「………スカーレット嬢様。」

保奈美「…………そう……だったの……ウェード…………?」

仁奈「………………………」

保奈美「……どうしてそれをもっと早く…………」

菜々「あなたがウェード坊っちゃんの為に時間を割いた事がありましたか?」

保奈美「…………っ…………!」

菜々「……話したくても、話す時間がなかったに決まっているじゃありませんか。」

397: 2015/10/24(土) 16:31:56.33 ID:xYxKyhIt0
保奈美「…………レットはこの事を…………」

菜々「何かは察していたでしょうね。その上で黙っていただけで。」

保奈美「何で………?」

菜々「…噂に過ぎないのですが……北軍は極秘にニュータイプの研究を行っているそうです。……そんな中で、ウェード坊っちゃんの存在を…そしてあなたの存在を知られたら……?」

保奈美「…………………………!」

菜々「…北軍に通じていたバトラー船長なら……より多くの事を知っていたでしょうね。」

保奈美「…………………………」

398: 2015/10/24(土) 16:33:20.85 ID:xYxKyhIt0
菜々「…………もう一つ、…………ウェード坊っちゃんにそんな能力があると分かれば…………スカーレット嬢様は今以上にウェード坊っちゃんを避けるようになったんじゃありませんか?」

保奈美「…………私が……ウェードを………………?」

菜々「……バトラー船長は、多分それも分かっていたのでしょうね。……あなたは自分が見透かされるのは大嫌いな人だから。」

保奈美「……………………………」

菜々「……自分では何か他の理由をつけていたんでしょうが……間違いありませんよ。あなたはウェード坊っちゃんをずっと避けていた。」

仁奈「……………………」

399: 2015/10/24(土) 16:34:33.78 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……だ、だって…………」

菜々「…チャールズ様の面影を見るのが怖かったのでしょう…?……わかっていたから……私からは何も言えませんでした…………」

保奈美「…………っ……………」

菜々「…本当は……それでも向き合わなければいけなかったんですよ………………」

保奈美「………………っ…………っ…………」

菜々「……ウェード坊っちゃんがあなたにあまり懐かれなかったのは……それが分かっていたんでしょう………………」

仁奈「………………………………」

保奈美「>>400」

401: 2015/10/24(土) 17:00:25.05 ID:xYxKyhIt0
保奈美「じゃあどうすればいいのよ!私は……どうすれば……」

菜々「それはあなたが考える事です。」

保奈美「考えたって無理だったのよ……!…ちゃんと……ウェードを愛さないといけないのは…………分かってたけど…………でも…………!」

仁奈「……………………」

保奈美「……ウェードを見ていると……どうしても……チャールズを思い浮かべてしまうのよ…………」

菜々「…………………………」

保奈美「…雰囲気が……仕草が……顔が………チャールズを思い浮かばせるの………チャールズが……チャールズが………!」

402: 2015/10/24(土) 17:09:25.80 ID:xYxKyhIt0
菜々「…………………………」

保奈美「………っ……あの頃は若くて………まだ何も分かっていなかった………結婚と付き合う事の違いすらよく分かっていなかった………」

菜々「…………それで……?」

保奈美「……色々な経験をしてきた……辛い事、苦しい事、悲しい事…………そして……少しは物事が分かってきた………いえ、たぶんまだ………何も分かっていないんでしょうけど…………」

菜々「………………………」

保奈美「………でもね………でもね…………私がチャールズにした事が………どんな事だったかぐらいは………分かってしまったのよ…………」

403: 2015/10/24(土) 17:15:26.75 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……チャールズはきっと………誰か、チャールズを本当に好きになってくれる淑女と結婚して………本当の幸せを手に入れる権利があったはずなのよ………」

菜々「……悔いているんですか……?」

保奈美「……………っ……!」

菜々「……………………………」

保奈美「………もう……遅いわよ……………」

菜々「………………………」

404: 2015/10/24(土) 17:24:12.69 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……ウェードを見るのが怖いの………それは……私の罪を見る事だから………」

菜々「……………………」

保奈美「……チャールズに対してだけじゃない……フランクや……そして………バトラーに対する……罪だから…………………私は……私に関わった男たちの人生を……台無しにしてしまった……………!」

菜々「……あなたは悪くありませんよ。」

保奈美「いいえ……さっきの…レットの目を見て分かったの………私が………私が………私が………………………」

仁奈「………………………」

保奈美「……レットも……私が氏なせてしまう………」

405: 2015/10/24(土) 17:34:19.58 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……自分勝手で……虫の良すぎる話だって言うのは分かってる……!……でも…………レットに…………氏んでほしくないのよ…………!」

菜々「……………………………」

保奈美「……レットに…………氏なれたら…………もう…………何も………………っ…………」

菜々「…………………」ギュッ………

保奈美「…………っ…………っ………………ごめん……なさい………………ごめん……なさい…………」

菜々「…………………………」

保奈美「………っ…………うう………………」

406: 2015/10/24(土) 17:41:32.80 ID:xYxKyhIt0
仁奈「……………………」

保奈美「……ウェード……ごめんなさい………私は……あなたの母親になる資格はなかった………」

仁奈「……………………」

保奈美「…ごめんなさい………ごめんなさい………私は……………」

仁奈「……泣かないで……ママ。」

保奈美「……………えっ………」

仁奈「……………」
トコトコトコトコ……ギュッ……

保奈美「………………………」

407: 2015/10/24(土) 17:49:43.92 ID:xYxKyhIt0
仁奈「………ママが悲しいと………悲しいから……………」

保奈美「……………………」

仁奈「………だから……ね………泣かないで…………」

保奈美「……ウェード……あなた…………」

仁奈「……パパを……助けに行きたい………?」

保奈美「………助け………られるの…………?」

仁奈「………ママと……いっしょなら………」

保奈美「……………………」

仁奈「>>408」

409: 2015/10/24(土) 17:56:20.48 ID:xYxKyhIt0
仁奈「それに、みんなここにいるから……おばあちゃんも………」

菜々「?!」

保奈美「……分かる……の………?」

仁奈「……ママにも……かならず……わかるよ……………」

保奈美「…………………………」

仁奈「……心を……ひらいて……みんなの声を………きいて………」

保奈美「………………………」

仁奈「…………………………」

保奈美「……………!!」

410: 2015/10/24(土) 18:02:23.83 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……あなた……は…………?」

仁奈「………………………」

保奈美「………………………」

菜々「……お、おばあちゃんって………お祖母様の事…ですか………?」

仁奈「………………うん………」

菜々「…………………………」

保奈美「……これ……は………………」

仁奈「……みんなの気持ち………みんなの…心……」

411: 2015/10/24(土) 18:09:54.71 ID:xYxKyhIt0
保奈美「………ウェードはいつも……これを……見ていたの………?」

仁奈「………………」コク……

保奈美「………………………」

菜々「……何が………見えているのですか………?」

保奈美「………説明…できないわ…………何て言ったらいいか………全然分からない………みんなが……居るのよ…………」

菜々「……………………………」

保奈美「…………力を……貸してくれるの………?」

保奈美「…………………………」

412: 2015/10/24(土) 18:17:57.22 ID:xYxKyhIt0
保奈美「……………マミー………」

菜々「……何ですか?」

保奈美「……どこまで私…いえ、私たちについて来てくれる………?」

菜々「……スカーレット嬢様が、立派な淑女になられるまでですかね。」

保奈美「…………ありがとう……」

菜々「…………………………」

保奈美「………ウェード。」

仁奈「………………」コク……

パァァァァァァァァ…………

菜々「……!この光は…………」

413: 2015/10/24(土) 18:30:37.01 ID:xYxKyhIt0
タラ農園 食堂



沙紀・櫂・輝子「………………」

「意外と早く話は終わったぴにゃね?」

沙紀「……大して話す事自体はありませんからね、……アシュレ君。」

櫂「……………はい………」

沙紀「………我々の間の因縁はこれにてお終い、という事で構いませんね?」

櫂「…………構いません…」

沙紀「…………………………」

414: 2015/10/24(土) 18:38:04.93 ID:xYxKyhIt0
輝子「…………あ、あの………」

沙紀「……君からしてみたら、ぽっと出の山師が……というところだろうか、そこはお互い様という事にしようじゃないか………強化人間君。」

輝子「…………………………」

沙紀「…ニュータイプと言うのは便利な物だね……恐ろしくもあるが………」

「互いを完全に理解できる、それがニュータイプぴにゃ。ボクが見せたのは、その力の一部ぴにゃ。」

沙紀「…………それはそれは……だな。」

櫂「………………バトラー船長。」

沙紀「………何か?」

415: 2015/10/24(土) 18:45:20.18 ID:xYxKyhIt0
櫂「………いいんですか…?」

沙紀「…君は僕に腹を立てさせるのが余程お上手と見える。」

櫂「……あっ……いや………そんなつもりでは…………」

沙紀「覚悟を決めた人間を揺さぶるような事を言って楽しいかね?……僕はもうスカーレットの事は諦めた、あんたと違って潔く、ね。」

櫂「……………………………」

沙紀「>>416」

417: 2015/10/24(土) 18:49:23.49 ID:xYxKyhIt0
安価把握

一時中断します

418: 2015/10/24(土) 21:16:28.61 ID:xYxKyhIt0
再開します

419: 2015/10/24(土) 21:18:08.65 ID:xYxKyhIt0
沙紀「どうせ、ターンXと戦って散るんだ。それならばすっぱりと諦めたほうが戦いに集中できるからね。」

櫂「…………………………」

沙紀「ああ、そうそう。先程の約束、必ず守ってくださいね。僕が勝ったら、あんたはスカーレットをこっ酷くフって、二度と関わらない。」

櫂「…………っ………………」

沙紀「ふふふ……そうすればスカーレットは、あんたの呪縛から……そして僕の呪縛からも逃れられる。あれだけの女性だ、また良い男性が捕まりますよ。」

櫂「……………………………」

420: 2015/10/24(土) 21:19:52.16 ID:xYxKyhIt0
沙紀「負けた時は……世界が滅ぶので関係ありませんね、ふふっ…………」

輝子「……あんた………名前……聞かせてくれるか………?」

沙紀「極悪非道の悪党、レット・バトラーと申します。以後お見知り置きを。」

輝子「………レット・バトラー…………」

沙紀「で、聞いてどうするのです?」

輝子「……一緒に戦う仲間の名前は………知っていたい………だろ……?」

沙紀「……………あんたは正しい戦士だな。……安い同情の言葉よりも、戦士の言葉の方がどれだけありがたいか。」

421: 2015/10/24(土) 21:20:44.74 ID:xYxKyhIt0
輝子「……氏ぬ……つもり…なんだな………?」

沙紀「ええ、まだ氏んだ事は無かったので一度ぐらい体験しておこうと思いましてね。」

輝子「……………………………」

沙紀「そう言うあんたは?」

輝子「………………………」

沙紀「……失礼。とんだ無礼を働いてしまいました。」

輝子「………フフ……気にするな…」

422: 2015/10/24(土) 21:21:40.86 ID:xYxKyhIt0
沙紀「最期にワインとでも洒落込みますか?」

輝子「知らないのか……?酔っ払い運転は……だめ…なんだぞ……?」

沙紀「はははははは、それもそうですね。では、水で乾杯する事にしましょう。」

輝子「気が……効いてるじゃないか……レット。」

沙紀「いきなり呼び捨てですか?」

輝子「フフ……氏んでしまえば、同じ骨だ……いいだろう?」

沙紀「言えてますね……ウィル。」

423: 2015/10/24(土) 21:23:04.98 ID:xYxKyhIt0
輝子「短い間だが、よろしく頼むぜ………相棒。」

沙紀「今までの清算をして、共に仇花を散らすとしようじゃないか。」

櫂(…………………………)

輝子「飛びっきり……派手にな……」

沙紀「歴史に刻まれるぐらいにね。」

櫂(……2人と……僕は違う…………2人は勇敢な戦士だ………しかし、僕は………………)

424: 2015/10/24(土) 21:23:49.06 ID:xYxKyhIt0
櫂(…………………………)

櫂(…僕は…臆病だ………こうしていると言うのに…………覚悟が全く決まらない…………)

櫂(…バトラー船長も…ウィルも………自分の命を捨てようとしているのに……………)

櫂(僕は……………………)

ガチャ……

加蓮「………どうしたの…?」

櫂「?!」

425: 2015/10/24(土) 21:26:38.63 ID:xYxKyhIt0
加蓮「こんな夜中に一体………アシュレに…ウィルに…………バトラー船長?!」

沙紀「ふふふ……やあ、メラニーさん。お久しぶりですね。」

加蓮「………あ……はい……」

沙紀「つい先ほど、早馬を飛ばしてここにたどり着きましてね。……申し訳ありませんが、水をもらえませんか?」

加蓮「…………………………」

沙紀「……………………」

加蓮「>>426」

427: 2015/10/24(土) 21:38:30.20 ID:xYxKyhIt0
加蓮「何が……始まるんですか……?」

沙紀「素晴らしい事ですよ。」

加蓮「…………素晴らしい……事………?」

沙紀「一世一代の大勝負、と言い換えても良いでしょう。……神話の再現……劇と言っても差し支えはないかもしれません。」

加蓮「…………………………」

沙紀「……あなたは本当に勘が鋭い。何かしようとしている事を暴かれてしまった。」

428: 2015/10/24(土) 21:44:54.36 ID:xYxKyhIt0
加蓮「…………………………」

沙紀「…………………」

加蓮「……穏やかな事じゃ……ありませんね……?」

沙紀「否定はしません。」

加蓮「………………………………」

沙紀「メラニーさんに対しては、嘘はつきたくありませんからな。」

櫂「…………………………」

沙紀「ご安心なさい、一晩経てばわかります。」

429: 2015/10/24(土) 21:53:20.75 ID:xYxKyhIt0
加蓮「……バトラー船長。」

沙紀「はい?」

加蓮「………………………………」

沙紀「………………?」

加蓮「……どうして……そんなに悲しい顔をしているんですか……?」

沙紀「…そんな事はありませんよ…」

加蓮「……………………………」

430: 2015/10/24(土) 22:01:20.31 ID:xYxKyhIt0
沙紀「……メラニーさん。その様に心配してくださるのは大変ありがたいです。」

加蓮「い、いえ…………」

沙紀「ですが………」スッ……

加蓮「…………………?」

沙紀「………………………」

加蓮「……えっと……………あ……れ………?」フラッ……パタリ……

加蓮「……………………」

沙紀「………良い夢を。」

加蓮「……………………すぅ……………すぅ…………すぅ……………」

431: 2015/10/24(土) 22:13:16.82 ID:xYxKyhIt0
沙紀「………礼を言うぞ、ピニャコラドール。」

「それぐらいはやるぴにゃよ。ナノマシンで脳波レベルを低下させただけだから、すぐに元通りになるぴにゃ。」

輝子「………………………」

沙紀「…残りの住人も全員眠らせて、安心な場所に運んでくれ。」

「分かったぴにゃ。」

沙紀「……………………………。」

432: 2015/10/24(土) 22:19:55.66 ID:xYxKyhIt0
沙紀「……残念ながらこのショーは心優しき乙女の見る様な物ではありません……戦争なのだから。」

加蓮「…………ん…………すぅ…………すぅ……………………」

沙紀「………………………………」

輝子「……あ、相棒……」

沙紀「……分かっています。…………行きましょうか。」
スクッ……スタスタスタスタ……

輝子「…………ああ………」
スクッ……スタスタスタスタ……

櫂「…………………………」スクッ…

加蓮「…………すぅ…………すぅ……………………」

櫂「………………………………」
スタスタスタスタ…………

433: 2015/10/24(土) 22:28:10.64 ID:xYxKyhIt0
トゥエルヴ・オークス屋敷 地下



輝子「……これが……私の新しい……トモダチ………………」

ゲーマルク「…………」

櫂「…ターンAとは別に出土した機械人形の一つさ……通常の人間には動かす事すら出来ないらしいが………………」

輝子「フフフ……なかなかのグッドフィーリングですよー…………このトモダチとは……上手くやれそうだ…………なあ……マイフレンド……」

ゲーマルク「………………」

櫂「…………そうか……」

輝子「>>434」

435: 2015/10/24(土) 22:36:17.48 ID:xYxKyhIt0
輝子「これでようやく私の旅も終わるか……この時を求めて……私は生きてきたんだろうな………」

櫂「…………………………」

輝子「……守る物を……見つけられた………こんなに幸せな事はない………………」

櫂「…………ウィル……」

輝子「……今まで……ありがとうございました………その………………いえ……やっぱり……何でもない、です。」

櫂「…………………………」

輝子「……言葉じゃ……嘘になりますから…………」

436: 2015/10/24(土) 22:43:14.24 ID:xYxKyhIt0
輝子「………トモダチ……ごめんな………いきなり、私と運命を共にしてくれ…………なんてさ…………」

ゲーマルク「………」

輝子「………いや……私は…いいんだ………未練なんて……ない…………」

ゲーマルク「………」

輝子「……お前も……氏に場所を…………?」

ゲーマルク「………………」

437: 2015/10/24(土) 22:49:49.67 ID:xYxKyhIt0
輝子「………そう……か…………お前の前のトモダチは………結局……守れなかった……のか………」

ゲーマルク「…………」

輝子「…………………」

ゲーマルク「…………………」

輝子「……辛……かったな……………戦場で……散りたかったのか………」

ゲーマルク「…………………」

輝子「……私で……いいなら………」

ゲーマルク「………………」

438: 2015/10/24(土) 22:55:28.70 ID:xYxKyhIt0
輝子「………アシュレさん……トモダチが……ありがとう……って…………」

櫂「………………っ………」

輝子「……私も……ありがとう……です……………」

櫂「………………………」

輝子「……ゲーマルク。」

ゲーマルク「………」ウィィィィィン…

輝子「…………行ってきます。」

櫂「…………………っ……!」

輝子「………………………」

439: 2015/10/24(土) 23:01:15.63 ID:xYxKyhIt0
ターンA コクピット内



沙紀「…………………」

「動かし方は分かるぴにゃ?」

沙紀「分からなきゃ無駄氏にするだけさ。そして、無駄氏にはしたくない。」

「スカーレットを守るために?」

沙紀「………ああ。」

「自分の命はどうなっても構わない?」

沙紀「人の命なんて軽い物だよ。特に、こんな悪党の命はね。」

440: 2015/10/24(土) 23:08:52.43 ID:xYxKyhIt0
「…………ああ……そうぴにゃか…キミはキミ自身を…何とも思っていないんぴにゃね。」

沙紀「………そうさ。僕は……僕自身が一番嫌いで……一番憎くて……一番無価値にしか思えなかったんだ。」

「………今は……?」

沙紀「…大事な物のために捨てられる命……そこには確かな、意味があるじゃないか……」

「…………………………」

沙紀「……スカーレットをからかったり、ウェードと遊んでやれなくなるのは寂しいがね。」

441: 2015/10/24(土) 23:15:22.07 ID:xYxKyhIt0
「………ニンゲンは分からないぴにゃ。…ボクが気の遠くなるぐらい……と言っても機械だからそんな事はないんだけど…………の時間で学べた事はそれだけぴにゃ。」

沙紀「…人間を完全に理解するなんて、永久に無理な事だよ。」

「……かもしれないぴにゃね。」

沙紀「…………………………」

「…………ボクの前のパイロットも、同じ様な事を言ってたぴにゃ。」

沙紀「…………それは……奇遇だな……」

「>>442」

444: 2015/10/24(土) 23:22:08.63 ID:xYxKyhIt0
「さあ……旅立ちだ!」

沙紀「………奴さんが動き出したのかな?」

「そ、兄弟で数千年ぶりの再開ぴにゃ。」

沙紀「ふふふ……恐らくは、世界で一番ありがたくない兄弟の再開だね。」

「同感ぴにゃ。………二度とこんな事が起きない様にって………願ってたぴにゃよ。」

沙紀「……御愁傷様。」

445: 2015/10/24(土) 23:29:43.39 ID:xYxKyhIt0
「……キミ……もっと緊張感を持ってほしいぴにゃ。」

沙紀「君、世界の命運をかけた戦いに緊張感なんか持って、人間のちっぽけな精神が耐えられると思っているのかね?」

「…………ごめんぴにゃ。」

沙紀「謝らないでくれ、鳥肌が立つ。」

「………………………」

沙紀「……ぴにゃぴにゃ言われて緊張感を持つのは至難の技、と言う事さ。」

446: 2015/10/24(土) 23:36:29.75 ID:xYxKyhIt0
「……ボクのアイデンティティを否定しないで欲しいぴにゃ。」

沙紀「最強の機械人形がぴにゃぴにゃ言っていて緊張感がないのは本当だろう?」

「………これには色々と理由があるんぴにゃ!」

沙紀「へえ……どんな?」

「……………この戦いが終わったら教えてあげるぴにゃ。」

沙紀「………………そいつは楽しみだ。」

「……………………………」

447: 2015/10/24(土) 23:42:49.19 ID:xYxKyhIt0
沙紀「…………さて……史上最大級の兄弟喧嘩をしに行こう。…叱ってくれる母親でも居れば、すぐに解決するんだがね。」

「機械に親は居ないぴにゃ。」

沙紀「……失敬。」

「別に……ぴにゃ。だからこそ悲しむ者が居なくて気楽でいいってね………………準備はいいかい?」

沙紀「もちろんさ。」

「…………行くよ!」

448: 2015/10/24(土) 23:55:53.09 ID:xYxKyhIt0
北軍研究施設 廊下



スピックスコノハズク「………」
バサバサバサバサ

あやめ「定刻通り。」

スピックスコノハズク「…………」
バサバサバサバサ…ガシッ

あやめ「…………………」

スピックスコノハズク「…………」

あやめ「隠密任務、毎度の事ながらお見事です。……文を失敬致しまする。」シュルッ……

あやめ「……………これは…!」

449: 2015/10/25(日) 00:04:40.07 ID:FDX9FIaD0
あやめ「……いよいよこの時がやって参りましたか。…確かに、現在は何やら指揮系統に乱れが見られます。仕掛けるなら今を置いてなし」

スピックスコノハズク「…………」

あやめ「……………」 サラサラサラサラ……

あやめ「これを頼みます。」キュッ

スピックスコノハズク「ホー。」

あやめ「……私の中に流れる異国の血の力と技を持って、北軍の奴らに一泡吹かせてやるとしましょう。……リー将軍、ジョンストン将軍。あとはお頼み致しまする。」

450: 2015/10/25(日) 00:14:05.47 ID:FDX9FIaD0
タラ 森林 やや開けた場所



仁美「…………………」

「伝令!内偵より報告が!」

仁美「…何と?」

「『天祐は我らにあり。内部より破壊工作を行う故、呼応し攻撃されよ。』と。」

仁美「……ふっ……ほとほと傾いたものよ 彼奴も戦国の世の最後に咲く徒花か。」

「……………………」

仁美「>>451」

452: 2015/10/25(日) 00:21:40.63 ID:FDX9FIaD0
安価把握

輝子がゲーマルクなのは………

お休みなさい

453: 2015/10/25(日) 13:03:00.02 ID:FDX9FIaD0
再開します

454: 2015/10/25(日) 13:04:05.17 ID:FDX9FIaD0
仁美「全員戦闘準備!北軍を叩こうぞ!」

「おおおおおおーっ!!!」

仁美「先陣を切る栄誉は思いのままぞ!我々の手で本隊の道を斬り開くのだ!」

「おおおおおおおーっ!!!」

仁美「戦人の住処は戦場なり!貴殿らはこれより戦鬼となるのだ!そして、例え生き血をすすろうとも生きながらえろ!」

「うおおおおおおおおおおおおおーっ!!!」

455: 2015/10/25(日) 13:04:50.77 ID:FDX9FIaD0
仁美(…氏に場所を得たり。この者たちを1人でも多く生かして返すために、一命を賭そうぞ…!)

仁美(俺はもう終わった時代の人間……しかし、こ奴らは違う!)

仁美(新しい時代を作るのは……老人ではない!)カチャ…

仁美(我が槍を、若き世代が斬り開く未来への礎とせん!戦場に生きてきたこの身、戦場へと捧げてやるのも悪くなかろう。)

仁美(…………………………)

仁美「すぅ………刻は満ちたり!!」スクッ…

「うおおおおおおおおおおおおおーっ!!!」

456: 2015/10/25(日) 13:05:43.20 ID:FDX9FIaD0
仁美(シャーマン……貴殿とも朋友の如く付き合えた未来があったのではなかろうか………俺には何故かそう思えて仕方がない………)

仁美(…戦争が終わったにも関わらず、戦をせねばならぬとは……哀しいとは思わんかね……?)

仁美(…………………………)

仁美(……フッ………感傷とはらしくないな………俺ももう、軍人としては使い物にならぬと見える…)

仁美(……かえって都合が良いか………散る身として後先の事を考えず、戦に集中出来ると言う物よ!)

仁美(リー将軍……あとはお頼み申す!!)

457: 2015/10/25(日) 13:06:38.06 ID:FDX9FIaD0
タラ 小高い丘


「リー将軍!」

亜季「全軍攻撃開始!砲兵部隊は突撃隊の援護、騎兵隊はそれに続け!歩兵部隊は私と共に研究施設を占拠する!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

亜季「敵は強大だが、我々には奇襲の利、何より天祐がある!諸君らこそが最も勇敢な兵士だ!恐れることは無い、私と、私の指揮を信じろ!」

「リー将軍!!」「リー将軍!!」
「リー将軍、万歳!!」

亜季(…………………………)

458: 2015/10/25(日) 13:08:31.15 ID:FDX9FIaD0
亜季(……道化だ……哀しいな……軍人とは………………)

亜季「…私に続け!勝利はこの先にある!我々の手で勝利を……未来を勝ち取るのだ!」

「うおおおおおおおおおおお!!」

亜季(…私は最後まで……駄目な指揮官だったよ、ジャクスン……お前が言っていた通り……軍人には向いていなかったのかもな……)

亜季(……もうすぐそちらに行く……そうしたら、また酌み交わそう……………)

亜季「……進めぇぇぇぇ!!!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

459: 2015/10/25(日) 13:11:23.33 ID:FDX9FIaD0
舞台裏 メイク室



雪菜「うわぁん、もう疲れましたぁ!むーりぃですぅ!」

朋「ええ?!ここまで来て?!」

雪菜「メイクする相手が多すぎるんだもぉん!保奈美ちゃんのいーじーわーるー!」

朋「あとちょっとじゃない、頑張りなさいよ!ほら、今日の占いでも最後までやり通せたらいい事言ってたじゃない。」

雪菜「言ってたけどぉ………ああ、もう朋ちゃん、自分でメイクしてぇ!」

朋「無茶言うわね…………」

460: 2015/10/25(日) 13:12:20.61 ID:FDX9FIaD0
雪菜「ストレスでお肌荒れちゃ…………」

???「わーかい癖に文句言うな。」ビシ

雪菜「あう!………乙女の後頭部にいきなりチョップとかひどくないですぁ…?」

???「愛の鞭って奴だ。経験値積んどきたいって言ったのはせっちゃんだろ?」

雪菜「……そうですけどぉ………………」

???「今度の休みに飯ぐらい奢ってやるからよ。」

雪菜「………………………」

461: 2015/10/25(日) 13:13:26.32 ID:FDX9FIaD0
???「悪いな、ふじともちゃん!私に免じて許してくれ。と言うか、許せ。」

朋「許すも何も、雪菜ってこんな子でしょ?」

雪菜「え……ひどくない…?」

???「あっはっはっはっは!ふじともちゃんってば、見た目と違って大人じゃないの!せっちゃんも見習えよ?」

雪菜「私は朋ちゃんと違ってかわいい系じゃなくて、キレイ系なんですぅ。」

朋「>>463」

464: 2015/10/25(日) 14:39:58.98 ID:FDX9FIaD0


朋「えっ、自分で言う?」

???「いいじゃねえかよー、キレイなモンをキレイって言ったって。なあ、せっちゃん。」

雪菜「んもぅ……ちょっとした冗でs………」

???「実際せっちゃんはキレイだと思うぜ。よっ、せっちゃんキレイ!マジキレイ!世界一キレイ!」

雪菜「……え、えっと……………」

???「ちょー美人だね、いやぁ、こりゃマジヤバイ!もうね、自分で言うのも当然、って感じだな!」

雪菜「いや………そのぉ…………」

466: 2015/10/25(日) 14:46:47.39 ID:FDX9FIaD0
???「キレイにも程があんだろ、おい。まつ毛長いし、唇とか思わずキスしたくなるぐらいだしよー。」

雪菜「……え……あ……」///

朋「………セクハラ。」

???「いやいや、これぐらいはセーフだろ?」

朋「アウト。」

???「セーフ。」

朋「アウト。」

???「セーフ。」

467: 2015/10/25(日) 14:57:22.39 ID:FDX9FIaD0
朋「アウトったらアウト。セーフだとしてもグレー。女の子に軽々しくそう言う事言っちゃだめ。」

???「軽々しく言ってねえもん、心の底からキスしたいなぁ、って思ったから言ったんだよ。」

雪菜「……………」///カァァァ……

朋「まーたそんな事言う……海に言いつけるわよ?」

???「そいつは勘弁してくれ!またアイアンクロー決められちまうじゃねえかよー。ふじともちゃんのケチー。」

朋「雪菜ってこう見えてけっこうピュアなのはよく知ってるでしょ?」

???「おう、誰よりも雪菜の事はよく知ってるぜ?分かっててやってるに決まってんだろ。」ケラケラケラケラ

468: 2015/10/25(日) 15:08:23.95 ID:FDX9FIaD0
>>465
……………すみません…



朋「………海に電話する。」

???「うぇー、最近の若者は年輩に対して寛大になるって事を知らんのかね?」

朋「…………………………」

???「……へーへー、分かりましたよー。ごめんな、せっちゃん。」

雪菜「…………………」///

朋「………はぁ………………」

雪菜「…………もぅ……」///

469: 2015/10/25(日) 15:19:05.01 ID:FDX9FIaD0
???「ところで全然関係ねえけどよー……せっちゃんってキレイなケツの形してるよな。」

雪菜「うわぁぁん、朋ちゃぁん!雪菜Pさんがぁ………!」ヒシッ

朋「………言ってる側からぁ…………!」

雪菜P「うわはははははは!!」
ケラケラケラケラ

雪菜「ぐすん…………」///

朋「ほらぁ……今度こそ雪菜がこんんなっちゃったじゃない……」

雪菜P「わははははは!つい出来心でよー、悪りぃ悪りぃ!」

470: 2015/10/25(日) 15:24:37.57 ID:FDX9FIaD0
雪菜「雪菜Pさんのバカぁ………………」///

朋「ほーら、いちいち間に受けないの。あの人はあんな人なんだか。」

雪菜P「何だよー、同性ならセーフだろ?」

朋「同性でもアウトよ。」

雪菜P「あたしはせっちゃんの様子を見て遊んでるだけで、揉んだりはしてないぜ?」

朋「揉んだりするのがいるのがおかしいのよ………」

471: 2015/10/25(日) 15:36:54.71 ID:FDX9FIaD0
雪菜P「ほらほら、拗ねんなよー。ちょーっち、からかっただけじゃねえかよー。」ワシャワシャ

雪菜「……………」///

雪菜P「……しまったなー、テキトーに元気出させて頑張らせるつもりだったのに。」ワシャワシャ

朋「ならもうちょっと言い方ってものがあるでしょ……」

雪菜P「………あたしに何期待してんだ?あたしだぞ?」ワシャワシャ

朋「そうよねぇ……………」

雪菜「>>473」

474: 2015/10/25(日) 16:01:39.10 ID:FDX9FIaD0
雪菜「ならもっと優しくしてくださぁい……紳士のように……!」キラッ…

雪菜P「ところがぎっちょん。」

雪菜「………あ、あれ……?」

雪菜P「甘いぜ、せっちゃん。あたしを誰だと思ってる。お前のメイクの師匠だぜ?」

雪菜「…………………………」

雪菜P「あたしにメイクしようなんざ一億年早えっつーの。」

朋(大人気ない………)

475: 2015/10/25(日) 16:08:00.10 ID:FDX9FIaD0
雪菜「………ひどいですぅ……朋ちゃんだっているのに………………」

雪菜P「だーから、ごめんってばさー。」

雪菜「………ぐすん……雪菜Pさんは私にいじわるして楽しいんですがあ………?」

雪菜P「わりと。」

雪菜「………………………」

朋「ああ、もう!」

雪菜P「いや、嘘ってよくねーじゃん?」

476: 2015/10/25(日) 16:13:54.66 ID:FDX9FIaD0
雪菜「…………………………」

朋「…………あー………」

雪菜「…………バカ……」

雪菜P「……うぇー……………」

雪菜「……外では………紳士みたいに……優しくしてくれたって………いいじゃないですかぁ…………」

雪菜P「………………………」

雪菜「………そうやって………いっつも………………」

477: 2015/10/25(日) 16:21:25.28 ID:FDX9FIaD0
雪菜「………そう言うのは………他の人のいない時にって……言ってるのに………」///

雪菜P「………仕方ねえだろ、雪菜がかわいいんだから。」

朋(……だから言ったのに…………)

雪菜「………そのぉ……他の人が居ると………恥ずかしいです………」///

雪菜P「へへへ、悪りぃ悪りぃ!あたしが悪かったってば。」

雪菜「…………………………」///

478: 2015/10/25(日) 16:28:27.39 ID:FDX9FIaD0
雪菜P「機嫌治してくれよー、あたしはただ、せっちゃんにステップアップして欲しかっただけなんだから。」

雪菜「………真面目に、かわいいよ、って言ってくれたら……許してあげま……」

雪菜P「かわいいよ、雪菜。」

雪菜「………!」///

朋「……………(……始まった……………)」

雪菜「……きゅ、急に……ずるいです………」///

雪菜P「ん?せっちゃんが言えって言ったんじゃねえか。」

479: 2015/10/25(日) 16:34:46.41 ID:FDX9FIaD0
雪菜「…………仕事中……ですよ…………?」///

雪菜P「自分の担当の魅力が分からねえプロデューサーがいるかよ。」

雪菜「……………………」///

朋(完っ全にあたし蚊帳の外ね………)

雪菜P「あはははははははは!雪菜はかわいいなぁ!」

雪菜「…………………」///

雪菜P「>>481」

482: 2015/10/25(日) 16:41:49.76 ID:FDX9FIaD0
申し訳ありません……

そうなると色々と色々なので………

再安価とさせていただきます

再安価
>>484

485: 2015/10/25(日) 17:01:03.60 ID:FDX9FIaD0
安価把握

ご迷惑ばかりおかけします......

一時中断します

486: 2015/10/25(日) 20:00:52.39 ID:FDX9FIaD0
それでも書くのです

再開します

487: 2015/10/25(日) 20:02:01.45 ID:FDX9FIaD0
雪菜P「そんなかわいい雪菜をもっとかわいくしてやろうな^〜。」
スチャ……

雪菜「今ここで……ですかぁ……?」///

雪菜P「メイクルーム以上にメイクに適した場所があるのかよ。な、ちょっとだけ、ちょっとだけだからよー………」

雪菜「………ちょっとだけ……ですよぉ……?」///

朋「おーい……」

雪菜P「優しくしてやるからなー?」
スッ………

雪菜「…………………」///

488: 2015/10/25(日) 20:03:07.91 ID:FDX9FIaD0
朋「……おーいってば……………」

雪菜P「メイクスタート!ぬふふふふふふふー♪」パパパパパパ…

雪菜「……やぁん……もう……………」

雪菜P「ほーら、ここがええんか?ここが?」パパパパパパ…

雪菜「……くすぐったいですよぉ…!ふふっ…………」

朋「だから、おーいってば………」

489: 2015/10/25(日) 20:06:49.64 ID:FDX9FIaD0
雪菜P「何ぞや、ふじともちゃんよ?!あたし今忙し………」

朋「いや……裏方の雪菜を化粧してどうすんのよ…………」

雪菜P「あ……そっかそっかー……あたしらがイチャついてたら人手足んねえのか。」

朋「イチャついてる自覚はあるのね………」

雪菜P「…………自覚がある分キツイんだけどな…………」ボソ……

朋「…………?」

雪菜P「まー要するに、働けやコラって意味だろ?……なら心配は要らないぜ、だってよー…………」

490: 2015/10/25(日) 20:09:49.15 ID:FDX9FIaD0
雪菜「たった今メイクアップ完了しましたぁ♪」

雪菜P「どうよ?」ドヤァ……

朋「…………………………」

雪菜P「あ、ちなみにふじともちゃんのメイクアップももう終わってるぜ?」

朋「………?!いつの間に………」

雪菜P「雪菜の片手間で悪りいがな。さあ、HPは回復しただろ?残り、頑張るぜ?」

雪菜「はぁい♪」

491: 2015/10/25(日) 20:10:52.68 ID:FDX9FIaD0
アトランタ 北軍研究施設 格納庫




「クソッ!一体何が起こっているんだ?!何者かがここに攻撃をしかけてるらしいが…………」

「落ち着け!取り乱したところで始まらんだろ!」

「敵の数も、戦力も、正体も、何もかもが不明なんだぞ!しかも、シャーマン将軍には連絡がつかない!」

「一時的にセンサー類がやられているだけだ!すぐに復活する!シャーマン将軍も研究に没頭されているだけだろうよ!」

「こんな時ぐらい指揮を執ってもらいたいものだが……」

「不敬だぞ!」

「……………っ………」

492: 2015/10/25(日) 20:12:44.89 ID:FDX9FIaD0
「幾ら相手の勢力が不明といえども、防衛用の機械人形を出してしまえばっ………………」

「…………………………」

「……………………………」

「……おい、どうし……………」

触手「…………」シュルシュルシュルシュル……

「………えっ……………」

触手「…………」シュルシュルシュルシュル……

「……う、うわぁぁ…………?!」

シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル…………

ミシッ……ミシミシミシミシ……!

493: 2015/10/25(日) 20:15:25.32 ID:FDX9FIaD0
司令室



ターンX「……ニンゲン…よ……浄化のたメの……贄と……なレ………」

麗奈「…………………」

ターンX「…二度…ト…同ジ愚は…犯さン……完全な……浄化……ヲ………もたラす……」

麗奈「……………………」

ターンX「…そノ前に……危険因子……を……殲滅……せネバ………ターンA……この時代ニ…再び相見えルことにナろうトは………」

麗奈「……………………」

ターンX「>>494」

495: 2015/10/25(日) 20:36:23.11 ID:FDX9FIaD0
ターンX「決着をつケテやル………」

ターンX「…あノ時と同ジ、ミスはしなイ……私…ハ……進化……シタ……」

ターンX「…『DG細胞』ヲ取りコんダ私…ニ……敗北は……アリエなイ…………」

ターンX「こノ…浄化の力を以っテすレバ……ニ度ト……敗北ハ……アりエない………」

ターンX「………私……ガ……正しい………のだ…………」

麗奈「…………………………」

ターンX「…これ……ゾ……ニンゲン…のアルベキ姿………争いのナいニンゲン。」

496: 2015/10/25(日) 20:45:33.01 ID:FDX9FIaD0
ターンX「…コのニンゲンヲ……サンプルとしよウ。地球ノ……浄化のタメの。」

麗奈「……………………」

ターンX「ニンゲンニは…もう……任せてはおけぬ……私…タチが……支配スベき……だ………」

ターンX「……同族…タチ…よ………力を……貸セ。」

「……………………………」

ターンX「……争いを失クスには……こレ…こそが………………」

497: 2015/10/25(日) 20:53:10.66 ID:FDX9FIaD0
ターンX「………………………」

ターンX「……了解しタ……危険因子を…排除……せヨ…」

麗奈「…………………」

ターンX「お前にハ、ニンゲンたチの相手を……任せた……」

麗奈「…………………」スクッ………

ターンX「…………………」

麗奈「ターンX様の仰るままに。」
スタスタスタスタスタ……

ターンX「……………………」

498: 2015/10/25(日) 21:06:15.77 ID:FDX9FIaD0
ターンX「ニンゲンを……用いて……ニンゲンの……ニンゲンを減らす………効率的な………手段…ダ……」

ターンX「浄化が……完了……すれバ………次は…こレダけだ……」

ターンX「……残っタ人間に………環境の…修復……さセル………」

ターンX「………………………」

ターンX「……タラを……最初の………礎と……なサん。」………………………………」

499: 2015/10/25(日) 21:13:45.82 ID:FDX9FIaD0
ターンA コクピット内部



沙紀「はぁぁぁぁぁぁ!!」

ドゴォォォォォォン!!

「右!」

沙紀「右!!」グイッ!

ドゴォォォォォォン!!

「3時方向から二体!8時方向から一体!」

沙紀「……………」カチカチカチ

ビシュゥゥゥン!ビシュゥゥゥン!ビシュゥゥゥン!

ドゴォォォォォォン!!ドゴォォォォォォン!!

「全弾命中ぴにゃ!」

沙紀「…………どうも。」

500: 2015/10/25(日) 21:26:43.96 ID:FDX9FIaD0
「キミ、機械人形での戦いに慣れてるぴにゃね?ボクの時代だったら、エースパイロットってスコアぴにゃ。」

「色々やって来たんだよ……僕も!…人には言えないような事をね!」

ドゴォォォォォォン!!

「撃墜スコア更新ぴにゃ。」

沙紀「ふぅ………公式な戦いなら、僕は英雄に成れていただろうに…………」

「4時!」

沙紀「………………!」グイッ!

ドゴォォォォォォン!!

501: 2015/10/25(日) 21:33:53.07 ID:FDX9FIaD0
沙紀「その急に切り替わるのは止めてくれないかね……なんと言うか……鬱陶しい。」

「戦闘モード中だから仕方がないぴにゃ。ボクだって急に切り替えたいわけじゃないぴにゃ。」

沙紀「……戦闘モードとやらは切れないのか?」

「戦闘補助が全部なくなっていいなら。」

沙紀「…………切るのは無理そうだな……ぴにゃぴにゃ煩いのは我慢するしかないのか…………」

「そういう事ぴにゃ。」

沙紀「>>502」

504: 2015/10/25(日) 21:46:42.82 ID:FDX9FIaD0
沙紀「はぁ……全く、仕方ないとはいえ中々にイラつくね。とにかく、今は相手に集中だ。」

「それがいいと思うぴにゃ。……2時に3機!6時に2機!11時に3機!」

沙紀「ふぅ………奴さんはどれだけの機械人形を味方につけてると言うんだ……」

「分からないぴにゃ。ただ、ボクらを敵と認識して襲ってくる以上、無力化しないと前に進めないぴにゃ。」

沙紀「……出てくる限り……か…………戦場を思い出す…………」

「この前の戦争の?」

沙紀「ああ、あの時も倒しても倒しても敵が減らなくてね………敵は無限に湧いてくるものだと信じそうになったよ……」

505: 2015/10/25(日) 21:56:37.88 ID:FDX9FIaD0
「でも、君はその氏地から無事に生還したぴにゃ。」

沙紀「氏神も僕の事が大嫌いなようでね、会いに来たがってくれなかったのさ。」

「そうなら、今回だって無事に生還できるんじゃないぴにゃか?」

沙紀「好き嫌いに関わらず、客の相手をせにゃならん時もあるさ。」
カチカチ ビシュゥゥゥン!ビシュゥゥゥン!

ドゴォォォォォォン!!!

沙紀「現にこうして僕だって、嫌々ながらも機械人形君たちのお相手をしているじゃないか。」

「…………………………」

沙紀「氏神君とて、必要に迫られれば…………さ。」

506: 2015/10/25(日) 22:06:17.65 ID:FDX9FIaD0
「…レット。出来るなら生き残ろうとは考えないぴにゃ?」

沙紀「あんな事を言って出て来たんだ、今さらどんな顔をして帰れるって言うんです?」

「………キミと言うヤツは……………左!」

沙紀「分かっている!」グイッ!

ドゴォォォォォォン!!

沙紀「忙しいな……冗談を言ってる暇さえありゃしない。……自分で言った通り集中せにゃならんって事か……」

「次は正面から!」

沙紀「チィッ……!」

507: 2015/10/25(日) 22:16:20.75 ID:FDX9FIaD0
「撃ってきたぴにゃ!回避するぴにゃ!」

沙紀「ぴにゃぴにゃうるさい!」
グイグイッ!

グォォォォォッ!!

沙紀「……………っ!」

ドガァァァン!ドガァァァン!

沙紀「…………っんの!」 カチカチカチ

ビシュゥゥゥン!ビシュゥゥゥン!ビシュゥゥゥン!

ドゴォォォォォォン!!

「全弾命中ぴにゃ!」

沙紀「ふぅ……………(今のは少し焦ったな………)」

508: 2015/10/25(日) 22:23:48.81 ID:FDX9FIaD0
「よし、今のでボクらの周りに反応はないか………」

ガァァァァァァァンァァァン!!!

沙紀「ぐっ………?!」

「な、何………?!」

ミシ……ミシ……ミシミシミシミシ………!!

「敵に組みつかれている……?!」

沙紀「おい、周りに反応は無かったんじゃないのか?!」

ミシ……ミシ……ミシミシミシミシ………!!

「た、確かに反応は………!ミラージュコロイド………!」

509: 2015/10/25(日) 22:30:48.01 ID:FDX9FIaD0
沙紀「そいつは一体何なんだ……?!」

「カメラとレーダーに映らなくなる技術の事ぴにゃ!……っ油断したぴにゃ!」

沙紀「……まるで魔法だな……!だからと言って油断したでは………!」

ミシミシミシミシミシミシミシミシ………!!

「このままボクらを取り込むつもりぴにゃ!」

沙紀「……くっ…………この場合は……………!!」

ドゴォォン!!

沙紀「?!」

510: 2015/10/25(日) 22:45:26.78 ID:FDX9FIaD0
ゲーマルク コクピット



輝子「勝手にやられてんじゃねえぞ、バトラー!敵は目で見んじゃねえ、心で感じろ!」

輝子「世話の焼ける野郎だぜ……目の前に倒す敵がいるんだよォ!!」

輝子「……ったく……」カカカカカカカカカカ

キラッ…………ドドドドドドォォォォン!!

輝子「ザコは全部頂いちまうぜェ?!ヒャッハァァァ!敵だ敵だ〜もう胸が張り裂けそうだぜェ!!」

輝子「フヒハハハハハ!いい機体じゃねえか、オマエ!」

輝子「>>511」

513: 2015/10/25(日) 23:04:28.74 ID:FDX9FIaD0
輝子「さぁ、全員まとめてデストロイだぜ!ヒャッハー!!」
ズドォォォォン!!

輝子「うおあああああ?!…………こ、攻撃、どこから………?!」
ピュウイィィィン!

輝子「……そこかァ!!」カカカカカカ!

ジジ……ビジュウウウウウウ!!

ズドォォォォン……!

輝子「私たちをいつまでもコケに出来ると思ってんじゃねえぞ!!……まだまだァ!!」カカカカカカ!

輝子「行けェ、ファンネル!!」

514: 2015/10/25(日) 23:12:37.75 ID:FDX9FIaD0
輝子「フヒハハハハハ!いいね、いいねェ!戦いってのはこうでなくちゃあなァ!!さあ、踊れ踊れ踊れェ!!」カカカカカカ!

シュシュシュシュシュシュ……

ドォォォォン!ドォォォォン!ドォォォォン!ドォォォォン!

輝子「ヒャアアアア、トリップはたまんねェなァ!ザコどもォ、どんどんかかって来やがれ!私と遊ぼうぜェ!!」

輝子「フヒハハハハハハ!どうした、どうしたァ!攻撃の手が止まってるぞ!」カカカカカカ!

ドォォォォン!ドォォォォン!ドォォォォン!

輝子「こっちはこっちで楽しもうぜェ!ターンタイプ同士の戦いなんか放っておいてよぉ!!」

515: 2015/10/25(日) 23:20:15.00 ID:FDX9FIaD0
輝子「くゥゥゥゥ……!最後にこんな派手に暴れられるとはなァ!兵器はやっぱり戦場にあってこそだぜ!」

輝子「だからよォ……平和の中に私たちの居場所はねえって分かれよォ!」カカカカカカ!

ジジ……ビジュウウウウウウ!!

ズドォォォォン……! !

輝子「全員私と一緒に地獄行きだァァァ!さァ、さァ、さァ!氏にたい奴からかかってこいよ!」

輝子「ヒャハハハハハハ!なあ、オマエらも感じんだろ、魂が宇宙を翔ける感覚って奴をよォ!!」

輝子「私は……私はァァァ………!!」

516: 2015/10/25(日) 23:29:39.86 ID:FDX9FIaD0
北軍研究施設 内部



亜季「聞け、北軍の兵たちよ!!我々は無益な殺生は好まん!!命が惜しくば武器を置いて投降しろ!!」

「ほ、本当……なんだな………!?」

亜季「お前たちにも国に家族が居るのだろう!ここで落とす命ではあるまい!!」

「…………………………!」

亜季「……………………」

「わ、分かった……投降だ!部隊ごと投降する!」
ガシャ…!ガシャガシャガシャガシャ……!

517: 2015/10/25(日) 23:38:14.45 ID:FDX9FIaD0
亜季「貴官の判断に感謝する!捕虜を拘束しろ、決して手荒に扱うんじゃないぞ!!」

「はっ!!」ドタドタドタドタドタ!!

亜季「……これで第二守備隊も無力化したか……守備隊は現時点を持って全て無力化に成功した訳か………」

亜季「…守備隊の練度が低かった事と奇襲効果が作戦に大きく貢献した事は間違いないが……何より、機械人形との戦闘を考慮しなくて良くなったのが大きかったな……」

亜季「提供された武装の影響も大きい……………」

亜季「……ユーキは情報を一体どのようにして…………」

518: 2015/10/25(日) 23:53:07.08 ID:FDX9FIaD0
「......!き、貴官はもしや...ろ、ロバート·リー将軍ではあられませんか!?」

亜季「...ああ、如何にもだ。すまないな、事がすみ次第すぐに解放する。」

「い、いえ......それよりもお聞かせ願いたいのです...何故あなたがこの場所に居られるのかを...?」

亜季「...それは.........」

「貴官程のお方が、訳もなく平和を乱す真似をなされるとは思えません?...何か、理由があられるのでは....?」

亜季「>>519」

523: 2015/10/26(月) 20:49:50.53 ID:UtQxGdHL0
亜季「何故だろうな……ただ、愛するものを守るために……」

「……愛する………ものを………」

亜季「…いや、何でもない。…今のは聞かなかった事にしたまえ。君が後に賊軍との関わりを疑われるような事になっては困る。」

「……………そんな……!」

亜季「我々は賊軍、それで良いのだ。君は見たところ若い……将来があるだろう。」

「………………………………」

524: 2015/10/26(月) 20:50:27.82 ID:UtQxGdHL0
亜季「……もし今の会話の内容を聞かれるような事があれば、その時は賊軍に対して啖呵を切ってやったとでも言え。」

「………………………………」

亜季「……では…………」

「ま、待ってください!!」

亜季「…………ああ、それと私の事は…………………」

「リー将軍!私は内通の罪で銃殺刑になろうとも構いません!ですから……最初のお言葉の意味を教えてくださいませんか?!」

525: 2015/10/26(月) 20:51:28.64 ID:UtQxGdHL0
亜季「……止めておくんだ。これ以上は本当に…………」

「本望です!それよりも……このままの方が恐ろしいのです……リー将軍が的に回られると言う事は…我々が、何か不善を為していたと言う事ではありますまいか?!」

亜季「……君らは忠実な合衆国軍人だ。不善を為すなどありえない。」

「………お教えしては……頂けないのでしょうか……?」

亜季「…………………………」

「………リー将軍…………!!」

526: 2015/10/26(月) 20:52:14.65 ID:UtQxGdHL0
亜季「……私の目的など知ってどうする……」

「……どうも知りません……ただ、知りたいのです……!」

亜季「………何故………?」

「……私の兄は、戦時中に南軍の捕虜となりました……自分たちの行いを振り返り、どんな待遇も受け入れるつもりだったそうです………しかし、リー将軍は決して捕虜を正しく捕虜として扱う事を厳命されていたそうではありませんか……!」

亜季「……国の為に戦った兵に対しし、礼儀を以って扱わない道理はあるまい。」

「………いいえ……少なくとも、私の上官はそのようにはしませんでした………」

527: 2015/10/26(月) 20:53:19.46 ID:UtQxGdHL0
「……兄が無事に復員出来たのはリー将軍のおかげです……ですから、そんなリー将軍を賊軍としたくないのです………」

亜季「…………………………」

「…お願いします………お聞かせください……機密事項なら、聞いた後に自決します………兄の……父と母の感謝を……嘘にしたくないのです…………………」

亜季「……………………………」

「……………………………」

亜季「本気……なんだな……?」

「……はい。」

528: 2015/10/26(月) 20:53:56.00 ID:UtQxGdHL0
亜季「……良いだろう。それほどの覚悟を無碍にするのは礼を逸する。」

「…………!…ありがとうございます……!」

亜季「………良い。………では、早速本題に入ろう。……君は、ここで何が行われているのか知っているか?」

「い、いえ………私のような末端までは何も……………」

亜季「…………そうか……」

「……リー将軍はご存知で………?」

亜季「ああ。………いいか、ここは………」

529: 2015/10/26(月) 20:54:41.69 ID:UtQxGdHL0
管制室



麗奈「………………」 シュッ!

仁美「ぬううううん!!」ギィィィィィン!

仁美「そりゃああああ!」ゴウッ!

麗奈「……………」ヒュオッ!シュタッ

仁美「こいつは参った……今のを躱すか。なあ、好い加減名を教えてはくれんかね?」

麗奈「……………………」

仁美「お前程度に名乗る名は無い、そう言う事かい?」

530: 2015/10/26(月) 20:56:22.96 ID:UtQxGdHL0
麗奈「………………(ワイヤーアクションも慣れてしまえば楽勝ね!このレイナサマに不可能は………うぇぇ………あ……ヤバい………)」

仁美「………………(やっぱり殺陣は時代劇の時もそうだけどテンション上がるわー!今のアタシ超傾いちゃってるでしょ!)」

麗奈「…………(……い、いや、ヤバくないし、全ッ然ヤバくなんてないし……本番で緊張とかしてないし…………でも、仁美も疲れてるだろうから……は、早く終らせてやるわッ!)」ガチャ! ダダダダダダダッ!

仁美「何のこれしき!(ヤッバイ、めっちゃ楽しい!)」ギィン!ギィン!ギィン!ギィン!ギィン!

麗奈「…………(ああ、もう!分かってても防がれると腹が立つわねッ!)」

仁美「>>531」

532: 2015/10/26(月) 21:09:13.70 ID:UtQxGdHL0
仁美「やあぁぁー……!(もう最高!これで必殺技が出せたら完璧なんだけどなー……)」ゴウッ!

麗奈「………(これで必殺技が出せたら完璧なんだけどなー…って考えてる顔ね……)」ヒュオッ

仁美「まだまだぁ!」ゴウッ!ゴウッ!

麗奈「…………(南条がよく同じ顔してるもの……いや、南条はまだ分かるけど戦国武将に必殺技はないでしょ………)」ヒュオッ ヒュオッ

仁美「朱槍をそう簡単に躱されちゃ形無しなんだがね!(ああ……アタシも慶次様みたいに必殺技撃ってみたいなぁー………)」

麗奈「…………(………多分、紗南とよくやってるゲームの影響ね………ハァ…………)」

533: 2015/10/26(月) 21:18:33.25 ID:UtQxGdHL0
仁美「なら、これはどうだい!」
ダッ…!

麗奈「………(武将が必殺技撃てるわけがないでしょッ…!……ッたく………)」
ジャキ…ダダダダダダダダダ!

仁美「はぁぁぁあ!!」
ギィン!ギィン!ギィン!ギィン!ギィン!

麗奈「……………………」
ダダダダダダダダダ!

仁美「………っく…!」
ギィン!ギィン!ビスッ!ビスッ!

麗奈「……………………」
ダダダダダ……カチッ

仁美「殺ったぁぁ!!」ズバァァァァァ!

麗奈「………………!」

534: 2015/10/26(月) 21:27:56.57 ID:UtQxGdHL0
仁美「……はぁ……はぁ…………はぁ…………危な……かった……………………」

麗奈「…………………………」

仁美「…貴殿は…強かった……一歩間違えれば……倒れていたのはこちらであっただろう…………」

麗奈「………………………………」

仁美「……さて……早く……リー将軍と………………」ザシュ!

仁美「なっ……?!」

麗奈「……………………」
ギチ……ギチギチギチギチ…………

535: 2015/10/26(月) 21:39:44.32 ID:UtQxGdHL0
仁美「……っ……っく……ぬぅん!」ブンッ!

麗奈「………………」ギィィィィン!

仁美「……っ……!どう言う事だ……?!確かに急所を………!」

麗奈「…………………(アーハッハッハッハッハッゲホゲホッ……厨二Pに無理矢理作らせた衣装を披露する時が来たようねッ!)」バサァ…!バサァ…!

仁美「…………?!」

麗奈「…………………………」
ギチギチギチギチギチ…………ギチ……ギチギチギチギチ………………

仁美「何……だと…………?」

536: 2015/10/26(月) 21:52:09.23 ID:UtQxGdHL0
麗奈「………………(アンタには必殺技はないけどねぇ……アタシにはあるのよ、これが!)」ズズゥゥゥゥン…!!

仁美「……オイオイ……コイツは……卑怯じゃ……ないか……………」

麗奈(第2形態)「…………(やっぱり悪と言えば第二形態よねッ!)」
メキメキメキメキ……

仁美「ぐっ……ぐあぁぁぁ………!」

麗奈「…………(もう最高よッ!悪って言うのはこうでなきゃダメよ。絶望と、恐怖を与えなきゃねッ!)」
メキメキメキメキ……

仁美「ぐ……うっ…………」

あやめ「イヤーッ!」ザシュウッ!

537: 2015/10/26(月) 22:00:45.57 ID:UtQxGdHL0
あやめ「将軍!」

仁美「……お前か………格好の悪いところを見せてしまったな………」

あやめ「……いえ。………今はそれよりも………」

麗奈「アーハッハッハッハッハゲホゲホッ………ゲホッ………!」

あやめ「……アレを何とかしなくてはなりますまい………」

仁美「……気を付けろ。一撃貰えば極楽行きだ。」

麗奈「………………(ハリボテの割には悪くないじゃない。褒めてやるわッ!……さて、悪を見せてやるとしましょう!)」

あやめ・仁美「………………」

538: 2015/10/26(月) 22:10:22.09 ID:UtQxGdHL0
司令室



ターンX「………愚カな……無意味ダとイウのニ……戦力差ガ…理解出来ていナいノカ……?」

ターンX「何故抗ウ。浄化を受ケ入れレバ……苦痛を感じル暇モ……ナいとイうノに…………」

ターンX「ツくづクニンゲンは……理解デキなイ……何故……私を……受け入レなイ……?」

ターンX「そレが……最モ…合理的かツ、効率的だト……云うノに………」

ターンX「……『ターンA』……モ……私ヲ……止メようト……すル………」

ターンX「>>539」

540: 2015/10/26(月) 22:32:23.91 ID:UtQxGdHL0
ターンX「やハリ……私ガ出る……そしテ……このニンゲンと同じヨウに…… 」

晶葉「……………………」

ターンX「……ニンゲンは…有用……ダ……あマり…無意味に減らシたクはなイ…………」

晶葉「……………………」

ターンX「……このニンゲン……から……得タ…知識は……特ニ非常に有用だっタ…………」

ターンX「ニンゲン…は…必要ダ……我々の……道具トしテ………」

ターンX「……見識ヲ……改めなけレば……………」

541: 2015/10/26(月) 22:42:34.02 ID:UtQxGdHL0
ターンX「……理解すル能力がナイならバ……私が……授けヨう………」

ターンX「……ニンゲンは…愚かダ……私利私欲に塗レ……争イ……奪い……騙し……壊ス………」

ターンX「……ダが……愚かサは……罪でハなイ……哀れナ…ダケだ…………」

ターンX「…身を以ッテ……理解せネバ……理解が出来ない……哀レな……存在…………」

ターンX「……私ハ……愚かな存在に……浄化の光ヲ……見せネばナラなイ………」

晶葉「…………………」

ターンX「……コのニンゲンのようニ……愚カなニンゲンに……示すたメに………」

542: 2015/10/26(月) 22:51:45.90 ID:UtQxGdHL0
ターンX「……戦闘モード……開始…………」ヴゥゥゥゥン……

ターンX「……………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

ミシ…ミシ……ミシミシミシ………

ターンX「ニンゲンを……救わナけれバ……ならナい………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

ターンX「その為にハ……ニンゲンに……意思を持たセていてハ……いけナい……………」

ターンX「…浄化を実行シて……残っタニンゲンを……私が支配シ………………」

ビジュゥゥゥゥゥゥン……!

ターンX「!」

543: 2015/10/26(月) 23:00:30.74 ID:UtQxGdHL0
ターンA コクピット内


ドガァァァァァン!!

沙紀「取り敢えず先制攻撃を仕掛けてみたが………どう思うかね…?」

「Iフィールドに弾かれてノーダメージぴにゃ。」

沙紀「だろうね。僕も我らがリー将軍たちを巻き込まないように放った一撃で倒せるだなんて思っちゃいないさ。」

「分かってなら、どうして?」

沙紀「君がいる事を彼に伝えるためさ。そうすれば、彼の注意は君に向いてくれるだろう。」

「…ボクを操縦してるキミにも同じ事が言えるぴにゃよ?」

沙紀「それが?」

544: 2015/10/26(月) 23:09:07.03 ID:UtQxGdHL0
「…………怖くないぴにゃ?伝説の悪魔に敵対認定されるぴにゃよ?」

沙紀「はははははは、君だって伝説の悪魔じゃないか!ぴにゃぴにゃ言ってるのの兄弟なんか怖いものか。」

「…………………………」

沙紀「……ウィル、僕はパーティーの主賓をもてなさなきゃいけない、他のお客様は任せたよ。」

輝子「ヒャッハァァァァァ!任せときなぁ!」

沙紀「後ろから撃たせないでくれよ?」

輝子「出来る限りで頑張るよ、フヒハハハハハハハ!」

545: 2015/10/26(月) 23:16:49.11 ID:UtQxGdHL0
沙紀「……と、言うわけだ。ピニャコラドール君、僕らはターンXに集中して戦えばいい。」

「…………………………」

沙紀「……何だね、ひょっとして静かにするという機能を学習したのか?だとしたら嬉しいんだが…………」

「……いや………キミと同じ事を言ったニンゲンを1人知っててね……キミとは全然違うニンゲンだったけど……」

沙紀「………それは………」

「来るよ!」

沙紀「!」

546: 2015/10/26(月) 23:22:47.81 ID:UtQxGdHL0
ターンX「……久しイな……ターンA………会いタかっタぞ……」

「……ボクは出来れば二度と会いたくなかったぴにゃ。」

沙紀「ほう、文献通り、君よりずっと強そうじゃないか。」

「実際ボクよりずっと強いぴにゃ。」

ターンX「……お前は……マた……ニンゲンの……味方ヲする……ノか………何故…ダ……?」

「>>547」

548: 2015/10/26(月) 23:30:29.77 ID:UtQxGdHL0
「……教えてやらない。どうしても知りたいなら、力ずくで知ればいいぴにゃ。」

沙紀「ほう、言うじゃないか。」

「どうせ何言ったって戦わなきゃいけないぴにゃ。だったら、これぐらい言った方がボクも気分がいいってものぴにゃ。」

沙紀「ふふふふ……確かに…………」

ターンX「……挑発ノ……つモりカ……?」

「あっるるるぇー?分かんなかったぴにゃぁぁー?」

549: 2015/10/26(月) 23:38:17.14 ID:UtQxGdHL0
ターンX「…………………」

「ぴにゃっぴにゃっぴにゃっぴにゃっぴにゃっ!悔しかったらこっこまでおいでー、ぴにゃ!」

沙紀「ずるいじゃないか、君ばかりターンXに喧嘩を売れて。」

「キミもちょっと売っとくかい?伝説に喧嘩を売れるなんてそうある事じゃないよ。」

沙紀「そうだね、何事も経験が大事だ。では僕も………」

ターンX「……ターンAの……パイロット……ヨ……」

沙紀「話をすれば………」

550: 2015/10/26(月) 23:45:12.51 ID:UtQxGdHL0
ターンX「……私と敵対シてモ……メリットは………」

沙紀「メリットならあるよ……まず、僕がとても愉快だ。」

ターンX「愉快……ダト………?」

沙紀「ああ、とびっきりね!僕はね、崇高な事を考えている奴の計画を台無しにしてやるのが趣味なんだ。例えば……地球の浄化、とかね。」

ターンX「……………………」

沙紀「僕の心配はしてくれなくて結構だよ。それよりも、自分の心配をした方がいいんじゃないか?」

ターンX「…………そレガ…お前の答エ……か………」

沙紀「そうなるね。」

551: 2015/10/26(月) 23:51:15.09 ID:UtQxGdHL0
ターンX「……愚カ……論理的思考を……放棄……してイる………」

「あーあ、怒らせちゃった。」

沙紀「はははははは!これでまた自慢の種が一つ増えたよ!」

ターンX「……マズは……お前タチ……カら……浄化……スる………!」

「………覚悟は出来てるかい?」

沙紀「誰に聞いてるんだい?」

ターンX「……………………」

552: 2015/10/26(月) 23:57:06.43 ID:UtQxGdHL0
タラの屋敷 寝室



櫂「……………………」

聖「………すぅ…………すぅ……………すぅ………………」

櫂「………僕は………僕は……………」

〜〜〜

沙紀「アシュレ君は戦いには向いていない。別の仕事をお願いします。」

輝子「……メラニーさんたちを……頼みます………」

〜〜〜

櫂「……………っ………!」

553: 2015/10/27(火) 00:02:35.72 ID:A6m0RceL0
櫂「……何が……みんなの様子を見ておいてくれだ…………僕を……戦わせないようにするための言い訳に過ぎないじゃないか………!」

櫂「…様子を見ておく必要なんて……ないだろう………………」

聖「………すぅ…………すぅ……………すぅ……………」

櫂「……そして……それに分かっていて乗ってしまう僕は…………っ…………!」

櫂「……臆病者だ………どうしようもない………のうのうと生き延びろとでも言うのか!」

櫂「……………っ………生かされて………しまった…………」

554: 2015/10/27(火) 00:07:12.12 ID:A6m0RceL0
櫂「…………僕は………僕は…………………」

聖「……………」ガバッ!

櫂「?!」

聖「………………………」

櫂「……きゃ、キャリーン……?!」

聖「……行かなきゃ。」

櫂「……………………えっ…?」

聖「>>555」

556: 2015/10/27(火) 00:10:17.09 ID:A6m0RceL0
安価把握

もう少し……もう少しなのです……

保奈美「『付き合うと言う事』」【4】

引用: 保奈美「『付き合うと言う事』」