148: 2015/01/14(水) 01:07:29.39 ID:9lmlhCbnO
前回:提督「駆逐艦泣かせたい」【吹雪編】
提督「で、次のターゲットなんだが、」
北上「懲りないねぇ、いいねぇ提督最高だねぇ」
青葉「そうこなくっちゃ!青葉司令官のそういうトコ大好きですぅ!!」
提督「褒めんな褒めんな」
青葉「褒めてないです、けなしてます♪」
提督「………でも撮るんだろ?」
青葉「もっちろぉん!!」
149: 2015/01/14(水) 01:12:05.59 ID:9lmlhCbnO
青葉「ではではっ!次のいたいけな駆逐艦ちゃんは誰なんですかぁ!?」
北上「またアレが見られるのか……ゾクゾクするねぇ……」
提督「よし………次に泣かす駆逐艦は……>>152だ!!」
167: 2015/01/14(水) 01:21:09.67 ID:9lmlhCbnO
提督「早霜だ!早霜で行こう!!」
北上「あぁー、あのクールぶりっこかぁー、ワクワクするねぇ」
青葉「新入りには洗礼を受けて貰わなきゃねっ♪」
明石「こわいわー、この先輩たち怖いわー」
青葉「あっ!明石さん!吹雪ちゃんのテープは無事ですか!?」
明石「ふふふっ、神通さんに真っ二つにされたくらいじゃ明石じるしのスーパーフィルムは負けないわ!!」
青葉「流石です明石さん惚れちゃいますぅっ!!」
170: 2015/01/14(水) 01:28:40.11 ID:9lmlhCbnO
大淀「ふむふむ…次は早霜ちゃんですね……ちょっと待ってて下さいねー」<ウォンウォンウォン……
提督「えっ?ヨドさん何してんの?」
明石「あれは艦隊司令部施設で早霜ちゃんの居場所をサーチしてるんですよ」
提督「なにそれ俺が用意させた艦隊司令部施設と違う。」
大淀「むむっ!見つけました!早霜ちゃんは>>173に居ますよ!!」
提督「そしてすげぇなお前!?」
鎮守府内外どこでも、
早霜の居場所を指定して下さい
188: 2015/01/14(水) 01:47:48.26 ID:9lmlhCbnO
食堂
早霜「キャラメル……食後のデザートはキャラメルが美味しいの……」
山雲「あらー良いわねぇー?私にも一ついただけるかしらぁ?」
早霜「はいどうぞ…山雲さん……」
秋月「もう!あなた達食べすぎよ!お菓子は貴重なんだから!」
早霜「秋月も…食べれば分かる……」
秋月「むぐっ!?……まぁ、美味しいけど……」
190: 2015/01/14(水) 01:51:11.89 ID:9lmlhCbnO
提督「うわぁー…本当にいたよ大淀何者だよ……」
北上「おーおー新参三人で寄り集まって仲が良いねぇ」
青葉「ふむふむ…ここからどうやって早霜さんを泣かせるか……」
提督「新入り三人か……ふむ、なぁ青葉、北上」
北上「ん、何?」
青葉「何々?なんの話ですかぁ?」
191: 2015/01/14(水) 01:54:31.67 ID:9lmlhCbnO
提督「早霜を泣かそうかと思ってたが……この際だ……三人まとめていかないか?」
北上「………っ!!」
青葉「司令官!!貴方はどこまで……っ!!」
司令官「どこまでもさ!!」
パァン!!←ハイタッチの音
194: 2015/01/14(水) 02:01:11.09 ID:9lmlhCbnO
変な誤字した……いや間違ってないんだけど……
>>193
長10cm砲ちゃんにタメ口きいてたから敬語は目上限定かなーと
提督「しかし三人まとめて泣かすドッキリか……」
青葉「むむむ……青葉も頭を捻って考えますよぉ!」
北上「……………」
提督「どうした北上?やけに静かだな」
北上「提督…わたし思いついちゃったよ……>>198とかどう!?」
198: 2015/01/14(水) 02:04:10.55 ID:UJqzwEJDO
北上が一人ずつ呼び出し、演習でぼこぼこにして終わっても人格を否定しまくる
206: 2015/01/14(水) 02:12:29.31 ID:9lmlhCbnO
北上「このスーパー…いや、ハイパー北上様に任せてもらおうか……
演習で一人一人呼び出してこの魚雷でボッコボコにする!!
そして傷付いた奴らの心を言葉の連装砲でさらに抉る!!」
青葉「えぐいですぅ!笑えないやつです!さっすが北上さん!!」
提督「おいガチじゃねーか、ガチの新人いびりじゃねーか!自分とあいつらのレベル差考えて言えよ鬼かお前!?」
北上「………でも、見たいでしょ?」
提督「……………」
青葉「……………」
パァン!!
三人の熱いハイタッチに、最早言葉など要らなかった
228: 2015/01/14(水) 20:24:02.45 ID:BZY9Gw+4O
北上「やぁやぁ、隣良いかい駆逐艦達」
秋月「き…北上さん!?お疲れ様です!」
早霜「うん…大丈夫……」
秋月「こら早霜!先輩になんて口をっ!」
北上「あー良いよ良いよ、わたしそんなの気にしない方だからねー」
秋月「はい!恐縮です!」
北上「だからそういうのいいって」
229: 2015/01/14(水) 20:33:41.83 ID:BZY9Gw+4O
山雲「でも意外ですねぇー、そこまで混んでるわけでも無いのにぃー、私たちの隣に座るなんてぇー」
北上「んー?何がさ?」
山雲「いえいえー、北上さんはぁー、駆逐艦がお嫌いだと聞いていたものですからぁー」
230: 2015/01/14(水) 20:34:42.29 ID:BZY9Gw+4O
北上「誰さそんな噂流したの?
別にわたし駆逐艦嫌いじゃないよぉ?
確かに鬱陶しいのは嫌いだけどさー」
山雲「あらあらぁー、ならぁー、早霜さんは安心ねぇー」
北上「あぁいいねー、おとなしい子は好きだよー」
早霜「そんな……照れます……ふっ…うふふっ……」
秋月「ごめんなさい北上さん、これでもこの子喜んでるんです」
231: 2015/01/14(水) 20:36:14.47 ID:BZY9Gw+4O
北上「まぁまぁ、わたしも新入りがどんな奴かくらい興味あるって事だよ
それ言うと山雲も結構好きだよぉ?落ち着く感じっていうかさぁー?」
山雲「ごめんなさぁーい、山雲には朝雲姉がいるからぁー」
北上「あっはっは、振られちゃったなー」
232: 2015/01/14(水) 20:45:07.30 ID:BZY9Gw+4O
北上「で、どう?もうウチには慣れた?」
山雲「山雲はぁー、朝雲姉がいるならなんでもいいのぉー、ねー?」
秋月「同意を求めないでよ……」
早霜「司令官も…いい人……ここならやっていけそう……」
北上「おっ、お目が高いねぇ、ああ見えて結構いい奴だよー?気に入られるように頑張りな」
早霜「はい……頑張ります……」
234: 2015/01/14(水) 20:51:12.19 ID:BZY9Gw+4O
秋月「待遇に不満はないのですが…秋月としてはもっと積極的に訓練や実戦に挑んで行きたいですね」
北上「んー?どういう事さ?」
秋月「秋月達はまだここへ来たばかりで北上さん達のような古参艦と比べると練度が圧倒的に足りません、
司令が秋月達を大事にしてくれているのは解るのですがもっと厳しく指導してくれても良いのでは…と思います」
北上「なんだそういう事か、ならわたしが今度演習相手になってあげようか?」
秋月「そんな!いいんですか北上さん!?」
238: 2015/01/14(水) 20:59:20.00 ID:BZY9Gw+4O
北上「良いよー、わたしだって後輩が育ってくれると嬉しいしねぇー、折角だしそこの二人もどう?」
山雲「えー?いいんですかぁー?」
早霜「うふふっ……北上さんもお節介なのね……」
240: 2015/01/14(水) 21:00:20.65 ID:BZY9Gw+4O
北上「善は急げだ、早速明日はヒマ?」
秋月「はい!秋月は大丈夫です!」
山雲「山雲もぉー、できますよぉー?」
早霜「お願い……できるかしら……」
北上「そっかそっか、そうだなぁー、折角だし一人一人の力が見たいなぁ
朝に秋月、昼に早霜、夕方から山雲と一対一の演習でどう?」
244: 2015/01/14(水) 21:04:15.99 ID:BZY9Gw+4O
秋月「そんな!秋月達のような新入りの為にそこまで時間を割いてくれるのですか!?」
北上「いいっていいって、さっきも言ったけど可愛い後輩の為なんだしさ」
秋月「それでは改めて!よろしくお願いします北上さん!」
山雲「よろしくぅー」
早霜「ありがとう……ございます……」
北上「ホント礼儀正しい後輩達だねぇ…そんじゃあ明日ねー」<ひらひら
245: 2015/01/14(水) 21:08:27.21 ID:BZY9Gw+4O
山雲「話に聞いてたよりぃー、ずっと良い人だちゃわねぇー」
早霜「噂って……アテにならないものね………」
秋月「そうね!よし、せっかくの機会だし明日に向けて英気を養いましょう!先輩に良いところ見せなくちゃね!」
わいのわいのわいの……
248: 2015/01/14(水) 21:12:46.21 ID:BZY9Gw+4O
提督「……………」
青葉「……………」
北上「……どうだった?」
提督「凄ぇ良い先輩っぽかったなこのゲス野郎」
青葉「あそこまで信頼得ておいて落とすんですか……情とか血とか流れてないんですか北上さん?」
北上「ゲス野郎一号と二号に言われると説得力が違うねぇ」
249: 2015/01/14(水) 21:17:07.84 ID:BZY9Gw+4O
青葉「異議あり!!一号はともかく二号は北上さんだと思います!!」
提督「どっちでもいいわ、
……ところで北上、ただあいつらを演習の後にこき下ろして終わり……な訳ないよな?」
北上「もちろん提督にも協力してもらうよぉ?」
250: 2015/01/14(水) 21:23:01.37 ID:BZY9Gw+4O
北上「むしろ本番はその後だと言っていいね、その為なら無理にわたしが泣かす必要も無いよ
なんたって……同じ艦娘のわたしなんかより提督の言葉の方が重いんだからねぇ……」<ニヤリ
提督「成る程、そういう事か……くくく……、なるべくいい状態で送ってこいよ北上……」
北上「ふふふ……っ、まかせてよねー、このハイパー北上様にさぁー?」
青葉「うふぅっ!青葉!今から興奮してきちゃいましたよぉ!!」
253: 2015/01/14(水) 21:29:37.44 ID:BZY9Gw+4O
翌日・午前/演習場
秋月「それでは北上さん!よろしくお願いします!」
北上「ああいつでもおいでー、手加減してあげるからさぁー」
秋月「はい!それでは参ります!!
さぁ始めましょう!撃ち方、始め!!」
北上<ガチャン(魚雷をセットする音)
秋月「……えっ」
バシュウン……ゴポゴポ………ドガアァァーーーーーーーン!!!!
秋月「きゃああぁああぁぁあぁぁあぁぁぁああーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!???」<大破!!
258: 2015/01/14(水) 21:33:20.33 ID:BZY9Gw+4O
北上「えっ?終わり?」
秋月<ザパァ
「……その……北上さん……練度一桁の秋月では練度90超えの北上さんの魚雷を躱せる筈が………」
北上「えっ、ちょっと何言ってんの?」
秋月「えっ」
261: 2015/01/14(水) 21:39:40.09 ID:BZY9Gw+4O
北上「あのさ、もっと厳しく指導して欲しいってあんた言ったよね?」
秋月「はい……ですが戦艦すら屠る北上さんの開幕魚雷は駆逐艦の身ではあまりにも……」
北上「言い訳はいいよ、言ったよね?」
秋月「はい……言いました………」
北上「じゃあさ、せめて訓練になるくらいには対処しとこうよ?
わたしが重雷装巡洋艦だって知ってたよね?」
秋月「はい……知ってました……」
北上「しかも手加減してあげるって言ったよね?」
秋月「えっ……魚雷で手加減も何も……」
北上「あ?言ったよね?」
秋月「はい……言いました………」
266: 2015/01/14(水) 21:49:01.60 ID:BZY9Gw+4O
北上「はああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁーーー………」<ため息
秋月「もう一度!もう一度やらせてき下さい!今度こそ開幕魚雷を躱してちゃんと砲雷撃戦に持ち込んで見せます!!」
北上「………フウウゥゥーーーー………
ね、あんたさぁ、本当の海戦でも同じ事言うの?」
秋月「えっ?」
269: 2015/01/14(水) 21:51:48.19 ID:BZY9Gw+4O
北上「だからさぁ……深海棲艦にも『練度が足りない』とか『もう一回やらせて』って言うのかって訊いてんの」
秋月「えっ、でも、その……」
北上「言うのかって訊いてんの」
秋月「………言いません」
北上「言わないよね?なんでわたしには言ったの?演習だから?わたし舐めてんの?」
秋月「いえ!決してそんな事は………!!」
北上「黙れ。」
秋月「ーーーーーッ!」<じわぁっ
273: 2015/01/14(水) 22:00:44.77 ID:BZY9Gw+4O
秋月「………本日は演習に付き合っていただきありがとうございました……
最後に……この後に控える山雲と早霜の為に為に一つだけ……
秋月達は確かにとても弱いです…だからせめて……北上さんの方から我々に歩み寄ってはいただけないでしょうか……?
そうすれば…秋月達のような新米の駆逐艦も北上さんに認めてもらえる艦娘になっていけるのではないか……と、思います……」
北上「は?魚雷に当たっただけで何ありがとうとか言ってんの?
そっちの趣味?キモッ」
秋月「………失礼します………っ!」<ダッ!
281: 2015/01/14(水) 22:07:28.65 ID:BZY9Gw+4O
秋月「……くそぉ…っ!くそぉっ!!弱いから……秋月が弱いからぁ…………っ!!」
北上「…………青葉」
ひょこっ
青葉「バッチリです!演習の記録って申請するだけでこんなに簡単に撮影できるんですねぇ!」
北上「はっはっはー、どんどんいくよぉー?ノってきたよぉーっ!」
283: 2015/01/14(水) 22:15:04.22 ID:BZY9Gw+4O
正午/演習場
早霜「よろしく……お願いします………」<ぺこっ
北上「はいはいよろしくぅー、秋月には合った?」
早霜「…今日は……見てない……演習の感想……聞きたかったんですけど………」
北上「んー、そっかぁー…まぁ良いよ、早霜だけ事前情報があっちゃ不公平だしねぇー」<ニヤリ…
285: 2015/01/14(水) 22:22:31.77 ID:BZY9Gw+4O
早霜「それでは……早霜……お相手しま………っ!?」
北上<ガション(連装砲を構える音)
ボォン!!ボゴオォォンッッ!!!
<
早霜「ああぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁーーーーー………!!!!」」<大破!!
287: 2015/01/14(水) 22:24:36.61 ID:BZY9Gw+4O
早霜<ザバァっ
「……これじゃどうしようもないわね………」
北上「ん?えっ、ちょっと待って」
早霜「………えっ?」
291: 2015/01/14(水) 22:28:18.03 ID:BZY9Gw+4O
北上「手加減してあげたんだけど?練度低い駆逐艦に開幕魚雷は酷かなーと思って、代わりに砲撃にしてあげたんだけど?」
早霜「そう……ですか……どの道私は対処できなかったから……不意打ちにしか………」
北上「何?わたしが悪いって言いたいの?」
292: 2015/01/14(水) 22:33:05.19 ID:p3k2i/9yO
早霜「違……っ、そんな…つもりじゃ………っ!」
北上「じゃあどういうつもりよ?え?不・意・打・ち・したこのわたしに対してさ?」
早霜「……不意打ちじゃないです……早霜が対処できなかっただけ…です………」
北上「だよねぇ?なんで一回不意打とか言ったの?」
早霜「その……言葉のあやで………」
293: 2015/01/14(水) 22:37:39.60 ID:p3k2i/9yO
北上「んー、良いよー許してあげちゃう、わたしは心が広いからねぇー
……でもさぁ、一発で大破しちゃったのは変わらないよねぇ?」
早霜「………っ!」
北上「どうなの?それともまだやれる?」
早霜「……ごめんなさい…戦えないです……これ以上は海に浮いてすら……」
北上「……へぇー、もう諦めるんだ?」
早霜「!?」
296: 2015/01/14(水) 22:44:07.79 ID:p3k2i/9yO
北上「折角時間割いたのになぁー、後輩の育成したかったのになぁー、
肝心の早霜がそう言うんじゃしょうがないなぁ」
早霜「待って……やります……やらせてください……私はまだ………っ!」
北上「あぁーいいよいいよ無理しなくてもさぁ
変に無理させて演習中の事故で沈んだとか言われたらわたしに責任がかかってくるんだよ」
早霜「でも……私は……っ!」
北上「解んない?しつこいって言ってんの」
早霜「ごめん……なさい………っ」<うる
298: 2015/01/14(水) 22:49:45.37 ID:p3k2i/9yO
北上「大体その髪型何?前見え辛くない?」
早霜「ーーーーーーっ!これは……っ!」
北上「片目隠しちゃってさぁ…本当に戦う気あるならもっと動きやすい髪型にした方が良いんじゃない?」
早霜「でも…っ!これは………っ!」
北上「でも、何?」
早霜「……ごめんなさい………ひぐっ……ごめんなさいぃ………っっ!」
304: 2015/01/14(水) 22:58:56.57 ID:p3k2i/9yO
北上「あーあー何?泣けば許して貰えると思ってんの?
あーそれ便利だよねぇー、あんたのその、不憫…っていうか不幸キャラ?っていうの?
ウジウジもどもどしてるだけでみんなに心配して貰えちゃう、いいよねー?わざわざ戦いに出る必要無いんじゃない?」
早霜「でも…っ!……っl、私はぁ……っ、艦……っ娘でぇ………っ!!」
北上「だったら何よ?あんたが居なくたって艦娘なんていっぱいいるんだよ?
もっと身の振り方考えたほうが良いんじゃないかと、わたしは思っちゃうなぁー」
早霜「……うぐっ……うぇぇ……っ!ごめ……んなさい……っ、これ以上は……ダメです……失礼……しま……す………っ!」
北上「はいはいご苦労さーん、相談があったらいつでも聞いてあげるからねーっ?」
309: 2015/01/14(水) 23:06:07.08 ID:p3k2i/9yO
北上「……気持ち良い………っ!!」<ゾクゾクゥッ!!
青葉「青葉、流石に血の気が引いてくるなぁー」
提督(通信)『……お前本気で駆逐艦嫌いなわけじゃないよな………?』
北上「何言ってんのさ好き好き大好きだってー、あーんな可愛い顔見せてくれるんだからさぁー」
提督(通信)『なら良いんだけど…』
北上「さぁ最後は山雲だねぇ、この後提督んトコ向かわせるからしっかり頼むよー?」
312: 2015/01/14(水) 23:19:52.92 ID:p3k2i/9yO
夕方/演習場
山雲「山雲ですぅー、北上さぁーん、よろしくお願いしますぅー」
北上「あー、先に聞いとくけどさぁー、今日は秋月と早霜には合ってない?」
山雲「朝はわくわくしてる二人に合ったんですけどぉー、お昼からは見てないですねぇー」
北上「そっかぁ、そんなに楽しみにしてくれてたんだ。山雲はどう?」
山雲「山雲もぉー、北上さんの良いところを吸収して行けたらいいなーってー、思いまぁーす♪」
北上「はっはっはー、そうかぁー、じゃあ良いトコ見せなきゃなぁー」
山雲「はぁーい!よろしくお願いしますぅー!」
318: 2015/01/14(水) 23:26:35.53 ID:p3k2i/9yO
いっぱいレスしようがなんだろうが楽しんでもらえるのが一番ですよ(北上さん並みの笑顔)
北上<ジャキジャキジャキーン(砲雷激戦全弾発射の構え)
山雲「…………わぁー………」
ズドンズドンズドォン!!!!
バババババババッ!!!ドゴンドゴオオォォォーーーーーーーーーーン!!!!!!!
山雲「うわーっ、ちょっ、うえぇー……、氏ぬっ、氏ぬうぅーーーーーーーー………っっ!!!!」
319: 2015/01/14(水) 23:34:12.92 ID:p3k2i/9yO
山雲(大破)<ザバァ
「あのぉー……流石にぃー、無理だと思いまぁーす………」
北上「え?無理とかじゃなくない?」
山雲「ええぇぇー………」
北上「演習ってさ、実践に慣れるためにするものだよね?
もし同じ状況になったらそうやって悠長に無理とか言っちゃうのあんた?」
山雲「……言うまでも無くぅー…沈むと思いまぁーす……」
322: 2015/01/14(水) 23:40:47.27 ID:p3k2i/9yO
北上「だよね?なんでそんな余裕かましてんの?ねぇ?」
山雲「余裕なんてぇー…」
北上「イラつくんだけど?そのゆっくりした喋り方」
山雲「えぇー…でも昨日はぁー…北上さんもこれが落ち着くってぇー……」
北上「時と状況を考えて言おうよ?今そういう空気?ん?」
山雲「……違いまぁーす………」
北上<ギロッ
山雲「違いまぁ……っすぅ……」
324: 2015/01/14(水) 23:48:28.79 ID:p3k2i/9yO
北上「えぇーっと、なんの話だっけ?あっ、その喋り方?」
山雲「えっ、違っ、実戦のそのぉ…」
北上「あーそうだったねごめんごめん、あれだよね、実戦馬鹿にしてるのがその口調に出てる感じだよね要するに?」
山雲「……っ!?違いまぁ…違います!そういうつもりで……ぇっ!」
327: 2015/01/14(水) 23:54:10.64 ID:p3k2i/9yO
北上「じゃあもっとちゃんとハキハキ喋ろう?んんっ?」
山雲「はい…」
北上「でさぁ、あんたウチに来てから朝雲といつも一緒だよねぇ?」
山雲「はい…朝雲姉は、本当に良いお姉さんで……」
北上「あー、それは見てて解るよー、うん、良いお姉ちゃんだよねぇ
あんたの事なんか気にかけてくれてるもん」
山雲「…………えっ」
334: 2015/01/15(木) 00:01:38.45 ID:oMZSLEpJO
北上「朝雲はさぁ、わたしから見ても頑張ってると思うんだよ
第一艦隊とは行かなくても、第二、第三艦隊のローテーション艦も勤めてるしさぁ」
山雲「あの…その…それより……えっ」
北上「でさぁ、その点あんたは何?朝雲が出撃や遠征に行ってる間何してる?」
山雲「朝雲姉の帰りを…待ってます…」
北上「ああ良いねぇー、命がけで任務を果たしてる朝雲には帰りを待っててくれるこぉーんな可愛い子がいるんだぁ?」
山雲「あの…その…えっと……」
335: 2015/01/15(木) 00:12:10.18 ID:oMZSLEpJO
北上「自分が命がけで任務を果たしてる間…こぉーんな平和なところでさぁー? 」
山雲「……ッ!………ぅ……っ!」
北上「あぁー、いやいやいや、責めてるわけじゃないんだよ?
だってホラ、朝雲も可愛い妹が傷つくトコなんか見たい訳ないしねぇ?」
山雲「……やめ…っ……て……!やめくださ……さい……っ…!!」
北上「何をさ?いやね、朝雲の話に戻るけどさ、とにかく朝雲もね、あんたの事は大事に思ってると思うわけ
だからさぁ、いっそ無理に朝雲みたいに戦力になろうとするの諦めなよ
そしたらあんたも傷付かない、傷ついた朝雲は笑顔のあんたに迎えられる、そぉーんな幸せな日々が待ってるんだからさ、ね?」
338: 2015/01/15(木) 00:17:55.53 ID:oMZSLEpJO
山雲「…う……っ、あっ……、うあぁあぁ………っ!!
ごめんなさい……っ、こんなに無力でごめんなさい………っ!
朝雲姉……朝雲姉………っ!山雲はぁ……っ!!何も…、何も朝雲姉してあげられな………っ!
あ………、ひぐっ、あぐぅ……っ、あっ……あぁぁ………っ!ああぁあ…………ッッ!!」
339: 2015/01/15(木) 00:22:33.14 ID:oMZSLEpJO
翌日・執務室
提督「……北上さぁ…お前流石にやり過ぎだと思うんだよ」
北上「うん、冷静になって考えると朝雲の話持ち出すのは流石にないわーと自分でも思う」
青葉「でももうやっちゃった事ですしね、しかもこの後司令官のターンの手はずなんでしょう?」
提督「ああそうだなぁ…この後あいつら呼び出してあるなぁ……」
343: 2015/01/15(木) 00:27:48.48 ID:oMZSLEpJO
青葉「どうですか?この後扉を開けたら『ドッキリでしたー』って早速公開して罪悪感を拭っときますか?」
提督「それとこれとはっ!!」
北上「話が違うっ!!」
青葉「さっすがお二人!!ホント無間地獄に堕ちればいいのにっ♪」←高性能カメラ装備
347: 2015/01/15(木) 00:36:39.86 ID:oMZSLEpJO
執務室前
早霜「あ……、秋月に…山雲………どうしてここに……?」
秋月「ホントね…秋月は工廠の報告を明石さんに頼まれたのだけれど……」
※明石はグル。
山雲「山雲はぁ……任務の進行状況の報告をぉ……」
※大淀もグル。
早霜「私は…昨日の演習の報告を………っ」
※単純な仕込み
秋月「ーーーッッ!」
山雲「…………っ」
348: 2015/01/15(木) 00:42:32.46 ID:oMZSLEpJO
コンコン、
早霜「……失礼しま……ひ……っ!?」
北上「やぁ三人共、昨日ぶりぃー」<ひらひら
山雲「北上……さん………っ!」
秋月「………っ!」(じわっ
349: 2015/01/15(木) 00:44:53.90 ID:oMZSLEpJO
提督「待ってたぞ、話は聞いてる」
秋月「話って何の……っ」
提督「ん?何言ってんだそれぞれ任務とかの報告しに来てくれたんだろ?」
山雲「あぁー…そっちねぇー……」
350: 2015/01/15(木) 00:51:08.37 ID:oMZSLEpJO
秋月「なら秋月から、これが明石さんから預かった工廠の開発報告書です
三色弾は開発できませんでしたが徹甲弾の方はなんとかなったとの事で…使用した資源はここに記載されている通りです」
提督「ん、ご苦労、じゃあ次山雲頼む」
山雲「今終わってる任務はこれだけでぇー、今週中にこっちの任務を終わらせないと月のノルマが間に合わないみたいなのぉー
大丈夫かしらぁ司令さぁーん?」
提督「あぁー、ちょっと厳しいがなんとかしよう…………で、早霜は?」
早霜「………やらなきゃ…ダメですか………?」
354: 2015/01/15(木) 00:57:21.26 ID:oMZSLEpJO
早霜「あの……その……私の口からはとても……報告書だけ……受け取って下さい……」<ふるふる
提督「ん?何言ってんだ慣れてかなきゃいけないだろ?ちゃんとお前の口から報告書してくれよ」
早霜「ーーーーっ!」
秋月「……無理よ早霜、それに、北上さんもいるわ……」(ボソッ
北上「?」
青葉・隠れカメラウーマン
(白々しい!!白々しいです北上さん!!」
355: 2015/01/15(木) 01:01:39.55 ID:oMZSLEpJO
早霜「ヒトマルマルマル……北上、秋月…
秋月……開幕魚雷……大破……戦闘不能」
秋月「…………」
早霜「ヒトフマルマル……北上、早霜……
早霜……砲撃……大破………反撃できず………」
356: 2015/01/15(木) 01:06:27.47 ID:oMZSLEpJO
早霜「ヒトナナマルマル……北上、山雲……山雲……何もできず……っ大………っ、破………ぁっ!!」
山雲「…………ぅん…っ……!」
提督「おいおい北上、お前容赦なさ過ぎだろ」
北上「えぇー?普通にしてたんだけどなぁー?」
358: 2015/01/15(木) 01:14:40.34 ID:oMZSLEpJO
提督「まぁいいさ、ご苦労だった三人とも、今日はもう部屋に戻っていいぞ」
早霜「………えっ」
秋月「司令!今日私たちはこのお使いを頼まれただけです!他に何か任務はないんですかっ!?」
提督「えっ?特に無いなぁ」
山雲「でもそのぉ……訓練とかぁ…やってちゃだめですかぁー……?」
提督「弾薬だってタダじゃないんだ、無駄遣いはできないだろ?」
早霜「無駄……っ、無駄じゃない………!私達だって経験を積めば立派な戦力に………っ!」
提督「ふぅ………聞こえなかったかお前ら………
『もう何もするな、帰って寝てろ』
これが任務だ」
362: 2015/01/15(木) 01:19:21.52 ID:oMZSLEpJO
秋月「ーーーーーーーッッ!!!!」
山雲「あ……、そう……そうです……かぁー………」<つーっ
早霜「………要らない……って言うの!?私たちはっ!!私達だって頑張りたいのに!!力になりたいのにっ!!私達の力になんかぁっ!!!!!」<ブワアァッ!!
365: 2015/01/15(木) 01:26:43.73 ID:oMZSLEpJO
早霜「いいわ……ならもう知らない……っ!!もうどうでも良い……っ!艦娘も……深海棲艦も……もうどうだって良い………っ!
戦えないなら……何もできないならもう…………っ!!」<ダッ
秋月「あっ!早霜!!」
北上「おっと、そんな捨てセリフ残して何処行くつもりさ?」<ザッ
早霜「退いて…北上さん……!出て行くの……こんなところ……っ!!」
366: 2015/01/15(木) 01:33:25.04 ID:oMZSLEpJO
北上「退けないね、だってあんた、まだ提督の采配聞いてないでしょ?」
早霜「貴方がそれを言うの………っ!?もう聞かなくたって解ってる……私たちなんか……私たちなんかぁ………っ!!」<じわっ
秋月「早霜……堪えて…堪えて………っ!」<ふるふる
山雲「うふふふふぅー……さようなら……朝雲姉…………」
提督「お前達、そうか………覚悟は出来てるんだな………」
早霜「…………司令……官………っ!!」
367: 2015/01/15(木) 01:39:00.11 ID:oMZSLEpJO
ッパァン!!!
<<<ドッキリ大成功!!!!>>>
秋月「あっ?」
山雲「………あらあらあらあらあぁー?」
提督「イェーイ!!ドッキリ大成功ぉーっ!!!!」
北上「いやぁー、今回は悪ノリ過ぎたかなぁー?」
青葉「いやいやお三方良かったですよぉーっ!?『何もするな』って司令官に言われた時の表情の絶望感ときたらもうっ!!」
369: 2015/01/15(木) 01:43:31.20 ID:oMZSLEpJO
秋月「えっ、ちょっと待って、状況が飲み込めないんだけど」
青葉「だからドッキリですよぉドッキリ!今までの事全部全部ぜぇーんぶ司令官と北上さんの演技でっす♪」
早霜「えっ?えっ!?あの演習は!?あれだけ散々な結果になった私達は……!?」
提督「いやいや最初から無理だろ、文字通り練度の桁が違うんだから」
370: 2015/01/15(木) 01:51:15.23 ID:oMZSLEpJO
秋月「北上さんのあの理不尽な説教は!?」
北上「いやー、あれ本気で言われたらわたしなら魚雷かましてるねー」
早霜「髪型とか性格のこき下ろしは………っ!?」
北上「えっ?個性じゃん?いいと思うよ?可愛いし」
山雲「朝雲姉と比較したり何もするなっていう命令は!?」
北上「それは本っっ当に悪かったよー、ちょっと調子に乗って思ってもない事ベラベラと……」
提督「うんまぁ、実は来週からお前らのレベリング始めようと思っててなー、しばらくゆっくり休んでてもらおうかなーなんてさ!」
371: 2015/01/15(木) 01:55:07.04 ID:oMZSLEpJO
山雲「もーぅ……司令さんってば驚かせるのが上手なんだからぁー」(うるうるっ
提督「はっはっはっはっは、名演だったろぉー?こう言うの得意なんだよ」
山雲「もう馬鹿なんだからぁー、本気で朝雲姉にさよならしなきゃいけないかと思ったんだからねぇー?」<ぎゅっ
提督「おいおどうしたんだ急に抱きついて?」
山雲「安心したらぁー、腰が抜けちゃってぇー」
375: 2015/01/15(木) 01:59:01.80 ID:oMZSLEpJO
きゅっ
提督「ん?いつの間に腕が縛られて」
山雲「うふふふふぅー?山雲の演技もぉー、中々のものでしょぉー?」
提督「山雲っ!お前が……ってうわっ足も縛られてる!?」<ガターン!!
山雲「逃げちゃぁー、ダメなんだからねぇー?」<ニッコォ
379: 2015/01/15(木) 02:04:30.16 ID:oMZSLEpJO
提督「た……助け…っ!北上!助けて……っ!?」
北上(簀巻き)「いやー、艤装無しで怒りのパワーと二人掛かりを前にしちゃあ流石に駆逐艦相手でもどーにもなんないねぇ」
青葉(磔)「青葉!遺書書いとけばよかったなっ!」
秋月「……他愛ない………」
早霜「うふ……うふふふふ………っ」
提督「やったぜ八方塞がりだ!!」
382: 2015/01/15(木) 02:16:09.37 ID:oMZSLEpJO
山雲「あのねぇ司令さぁーん?山雲はぁー、司令さん達は海にでもつかって頭を冷やすべきだと思うのぉー?」
提督「あの、そのー、山雲さん?俺たち三人ともこの状態で海に放り込まれたら流石に沈むと思うんですけど………
山雲「やってみなきゃぁー、わかんないでしょぉー?」<にぱーっ
秋月「何をしているの山雲、早く運ぶわよ」
早霜「ふふふ……どんな水氏体が上がってくるのか……楽しみ………」
提督「ちょっと待っ……、水氏体!?水氏体って言った今!?氏んでるよね!?それ確実に俺ら氏んで………ホアアァァァァァァアアアァァアアーーーーーーーーーッッッ!!!!!」
\ザパァーーーーーーーーン/
余談ではあるが、提督、北上、青葉の三人はなんだかんだ言って生きて浮上した
三人が浮上した頃には早霜、秋月、山雲の機嫌は大方治っていたが、提督は未だに本気で怒った山雲の笑顔には逆らえないらしい
山雲「これで懲りてくれればよかったんだけどぉー……」
提督「俺がそういうヤツに見えるか?」<キリッ
山雲「………そうよねぇー」
385: 2015/01/15(木) 02:21:13.61 ID:oMZSLEpJO
秋月「あー、でもスッキリしたわ!」
山雲「そうねぇー、それにせっかくお休みももらったしぃー、朝雲姉とデートしに行こうかしらぁー?」
早霜「待って…山雲……私に付き合ってくれない………?」
山雲「えぇー?ごめんなさい山雲には朝雲姉がいるからぁー」
早霜「そっちの意味じゃない……特訓する………」
386: 2015/01/15(木) 02:26:47.65 ID:oMZSLEpJO
山雲「特訓ー?」
早霜「北上さんに負けて……悔しかったのは本当の事……だから……司令官のレベリング以外にも私たちで特訓して………見違えるようになって見返してやるの………」
山雲「……面白そうねぇー、乗ったわぁー」
秋月「ねぇちょっと、当然この秋月も誘ってくれるのよね?」
早霜「うふふ……当然…」
秋月「よし!そうと決まれば善は急げよ!早速演習場かトレーニングルームを借りに行きましょう!」
山雲「もぉー、秋月さんはせっかちねぇー」
387: 2015/01/15(木) 02:29:43.97 ID:oMZSLEpJO
山雲(でも……朝雲姉以外と仲良くするのも、悪い気分じゃないわねぇー♪)
早霜(私も少しは…お友達作るの……上手になれた…かな……?)
秋月「もぉー!二人とも何ニヤニヤしてるの!早く行くわよーっ!」
388: 2015/01/15(木) 02:31:35.15 ID:oMZSLEpJO



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