402: 2015/01/15(木) 21:24:20.54 ID:9JLg87Aw0



前回:提督「駆逐艦泣かせたい」【早霜編】


「艦これ」運営鎮守府 公式カレンダー二○二六

北上「いやー、本当に氏ぬかと思ったよー」


提督「マジでな、鮫に噛まれた時は流石にもうダメかと思ったよ」


北上「むしろなんで生きてんだろうね私達……」


青葉「一部じゃ青葉たちの事をゾンビだとか悪魔だとか人でなしだとか言ってる子がいるみたいですよぉ?
ほーんと失礼しちゃいますよねぇ、ぷんぷんっ!」


411: 2015/01/15(木) 21:30:56.00 ID:9JLg87Aw0


提督「しかしそろそろちゃんと反省すべきだよなぁ」


北上「そうだねぇ、流石にこのままは良くないと思うよ」


青葉「そうですねぇー…青葉もちょっとこれ以上は……」


413: 2015/01/15(木) 21:36:53.27 ID:9JLg87Aw0


提督「なんていうか……やっぱこうさ……ただ泣かせるんじゃなくてもっとこう、一生引きずるような歴史に残る泣き顔が見たいよな!!」


北上「だよねぇー!!解る解る!
わたしもちょっと物足りなくなってきたところだったんだよ!!」


青葉「そう!そうなんです!!青葉もジャーナリストの端くれとしてそんな場面をこのカメラに納めたいです!!
歴史は塗り替えていくもの!!その証人に青葉はなりたいのですぅ!!!」



419: 2015/01/15(木) 21:44:44.01 ID:9JLg87Aw0


提督「決めたぞ、よし決めた!!この執務室から見える別棟の渡り廊下!!
次はあそこを最初に横切った駆逐艦を泣かす!!」


青葉「なんとぉっ!?誰をターゲットにするかすら天に任せると言うのですか司令官!?」


北上「ふふふ…ゾクゾクするねぇ……全部アドリブか……腕が鳴るねぇ………」


提督「あっ!!来た来た!来たぞ!あれは………>>421!!」


標的となる駆逐艦を指定して下さい


434: 2015/01/15(木) 21:49:18.57 ID:9JLg87Aw0


提督「霞だ!よし決まった、あいつを泣かす!!大淀!!明石ぃッッ!!!」


大淀「計算通りです!!」<ザッ


明石「はっ!お任せください!!」<ザッ



436: 2015/01/15(木) 21:57:50.66 ID:9JLg87Aw0


明石「解っていますとも提督、これが明石特製潜入調査セット一式です!これで霞ちゃんがどこで何をしていようがストーキ…いえ!スニーキング可能です!!」


青葉「わぁっ!毎度の事ながら変O的で犯罪的な品揃えですぅっ!」


明石「ふっふっふ…お代は霞ちゃんの涙……それだけで充分ですよ」<キラーン


大淀「そしてこれが霞ちゃんの今日一日のスケジュールです!これさえあれば霞ちゃんが何処にいたって待ち伏せが可能ですよ!!」


北上「なんで当然のようにそれが出てくるかは置いといて流石は大淀だよ!」


大淀「私の手腕が流石ですって?ふふ…、なんだか誇らしいですね!」


443: 2015/01/15(木) 22:06:52.26 ID:9JLg87Aw0


提督「当然全ていただこうか、北上、そのスケジュールリストこっちにくれ」


北上「はいよー、いやホントどうなってんのこのリストすごいよ、任務と作戦はともかくなんで休憩中どこに行くかとか霞の自由行動まで乗ってんのさ」


大淀「うふふっ、情報収集の賜物ですわ♪」


提督「ふむふむ……なるほど………」


青葉「それそれでっ?どうするんですかぁ司令官っ!」


提督「……よし決めた…決めたぞ!霞が>>448にいる時を狙う!!」


鎮守府内外どこでも、霞がどこにいる時に接触するかを指定して下さい


448: 2015/01/15(木) 22:08:06.94 ID:1x58M0t9O
入渠

460: 2015/01/15(木) 22:16:37.46 ID:9JLg87Aw0


提督「霞の入渠中を狙う!!」


北上「普通に覗きじゃんかこの性犯罪者」<ドゲシ


青葉「青葉、司令官のこと見下げ果てたな…」(ゴミムシを見る目


提督「いやいや待てコラ、俺が突入できるわけ無いだろうがなんの為にお前らがいると思ってんだ」


461: 2015/01/15(木) 22:21:41.76 ID:9JLg87Aw0


北上「流石の変O口リクズ野郎でもそこは気にするんだ……」


青葉「なーんだ、まだ司令官がお縄を頂戴されるわけじゃないんですね」


提督「……お前らの中で俺の評価一体どうなってんの?」


465: 2015/01/15(木) 22:32:10.17 ID:9JLg87Aw0


入渠ドッグ


カポーン


霞「……まったく、こんなかすり傷で入渠させるなんてあのクズ何考えてんのよ……」


ガラッ


青葉「それだけ心配されてるんですよぉ、この幸せ者ぉっ♪」


霞「あ…青葉…さん!?お疲れ様ですどうしてここに!?」


青葉「いえいえー、青葉もちょぉーっとケガしちゃいましてねぇ、こうして修理しに来たんですよぉ」


霞「そう…ですか……」


青葉「ところで霞さんと一緒に出撃した子は一緒ではないので?怪我をしたのは霞さんだけですか?」


霞「いいえ、あそこで>>468と>>471も入渠中ですが…」


霞と一緒に出撃していた駆逐艦を指定して下さい



477: 2015/01/15(木) 22:38:51.47 ID:9JLg87Aw0


初雪「……ん…でももう…上がる……」


卯月「うーちゃん達は霞がいちいちなってくれたからほとんどケガしてないけど披露抜きで入渠させられてるだけだっぴょん」


青葉「おやおやそこに、確かにお二人ともピンピンしてますねぇ
仲間想いなんだからぁ霞さーん?」


霞「べ…別にどうだっていいでしょっ!」


479: 2015/01/15(木) 22:49:23.18 ID:9JLg87Aw0
あ、ホントだ「盾に」を間違って消しちゃってますね

「いちいち盾になってくれた」

が正解ですね、ごめんなさい

480: 2015/01/15(木) 22:51:36.19 ID:9JLg87Aw0


ー回想ー


青葉「青葉が入渠ドッグに潜入ですか?」


提督「ああ、確か霞と一緒に出撃する予定だったのは卯月と初雪だった筈だ
適当に理由をつけてあいつらを入渠ドッグに叩き込む、そこに接触して欲しいんだ」


青葉「接触は構いませんけどそれでどうするおつもりなんですかぁ?」


提督「引っ掛けるなら複数いた方が都合が良いってだけさ」


青葉「なるほど……その口振りから察するところ……既にプランは出来上がってるんですねぇ……?」<ニヤッ


提督「……もちろんだとも……奴らを泣かすプランは………>>483だ!!」


霞、初雪、卯月の三人を泣かすシチュエーションを指定して下さい


488: 2015/01/15(木) 22:59:49.84 ID:9JLg87Aw0


提督「解体……ズバリ解体だ!!」


青葉「ドストレート!!かつ陰湿で最悪な発想ですぅっ!!」


北上「何々?つまりウチからあいつらを追い出すって事?」


提督「つってもまぁドッキリだしな、今度はあいつらの不安を極限まで煽ってやろうかと」


青葉「それ突きつけられたら何名か戦艦でも泣きそうじゃないですか?」


489: 2015/01/15(木) 23:03:18.27 ID:9JLg87Aw0


提督「……まぁともかく、お前にはその情報通キャラを活かしてあいつらに解体計画が進んでるらしいって話を伝えてきて欲しいんだ、頼んだぞ」


青葉「なるほどなるほど……よぉーっし!そういう事でしたら青葉!行って参りまぁーっす♪」


ー回想終わりー


505: 2015/01/16(金) 19:33:52.00 ID:gwm5qOJcO


青葉「ところで皆さん、『あの噂』…知ってますか?」


初雪「噂……?」


卯月「どんな話ぃ?」


青葉「いえいえ、あくまで噂なんですけどねぇ…司令官が今度何隻か艦娘を解体するって計画を立ててるらしいんですよ」


507: 2015/01/16(金) 19:42:11.18 ID:gwm5qOJcO


霞「解体?」<ぴくっ


青葉「ええ、あくまで噂なんですけどね?」


初雪「……今まで解体任務はスルーしてた筈だけど………?」


卯月「ただのうわさでしょぉー?あの司令官がそんな事する訳ないっぴょん」


青葉「いやいや解りませんよぉ?ホラ、卯月さんいつも司令官にイタズラばかりしてるじゃないですか?
司令官もとうとう頭に来てー、なんて話もありえなく無いんじゃないですかー?」


卯月「きゃははははっ!それこそありえないっぴょん♪
うーちゃんと司令官は仲良しっぴょん、もし本当でもうーちゃんは解体されるわけないっぴょーん♪」


510: 2015/01/16(金) 19:49:29.68 ID:gwm5qOJcO


卯月「……さて、元々大した怪我してたわけじゃないしうーちゃんはもう上がるぴょん」


青葉「おや、もう少しお話したかったんですけどお急ぎで?」


卯月「んー?そういうわけじゃないけどちょっと司令官で遊んでくるぴょん、お風呂上がりのうーちゃんの色気に司令官もたじたっぴょん!」


青葉「あははははっ、頑張って下さいねー♪」


513: 2015/01/16(金) 19:58:03.43 ID:gwm5qOJcO


初雪「………あれ……不安になってうわさを確かめに行ったね……」


霞「…そうね、本当に気が小さいんだから」


青葉「そういう霞さんは不安にならないんですかぁ?」


霞「……あのクズが決めた事ならあたしが何言ったって変わらないでしょ、
むしろあの顔見なくても良くなると思ったら清々するくらいだわ」


青葉(むむむ…これは強敵かもしれませんねぇ……)


514: 2015/01/16(金) 20:02:33.87 ID:gwm5qOJcO


執務室


卯月「しれーいかぁーん?うーちゃんが遊びに来てあげたっぴょーん!

………司令官?いないっぴょん?
反応無し…まぁいいや、勝手に入るぴょん、失礼しまぁーっす」


516: 2015/01/16(金) 20:14:44.51 ID:gwm5qOJcO


卯月「ホントにいない…つまらないぴょーん……ん?

机の上に書類が散乱してるね…しょうがない人っぴょんね、秘書艦じゃないけど戻ってくるまでにうーちゃんが整頓してあげるっぴょん♪」


卯月「ふふふ♪ふんふんふふん♪ふんふふふふふふふ♪ふんふんふーん♪ふんふふふふーん♪

……んー、こうして見ると色んな仕事一気にしてるっぴょんね司令官…よくこれだけ働けるっぴょん

よっし、こっちの山は片付いたから今度はこっちを……ん?」


カサッ


『解体任務計画書』


卯月「!?
これって青葉が言ってた…っ!?」


518: 2015/01/16(金) 20:20:08.55 ID:gwm5qOJcO


提督「ん?なんだ卯月来てたのか?」


卯月「し…司令官!?お疲れっぴょん!」


提督「うぉっ、机の上が心なしか綺麗になってる!お前がやってくれたのか?」


卯月「そ…そうっぴょん!うーちゃんに感謝するっぴょん!」


提督「ははっ、ありがとう卯月
ところでこっちの山は触ったか?」


卯月「そそそ、そっちは触ってないっぴょん!今から片付けようとしてたところっぴょん!」


提督「なんだ……ほっ…」


卯月「!!??」


519: 2015/01/16(金) 20:29:37.98 ID:gwm5qOJcO


卯月「う…うーちゃん急用を思い出しちゃったからそろそろおいとまするっぴょん!」


提督「えぇー?マジでぇー?急用ってなんだよせっかく来たんだしもっとゆっくりしていけよぉー」


卯月「乙女の用事を詮索するなんて司令官はリテラシーがないっぴょん!」


提督「デリカシーな」


卯月「どっちでもいいっぴょん!あっかんべーのぷっぷくぷーっ!」


バタン!<ドアを閉める音


卯月(『ほっ』って何ぴょん『ほっ』って!?
アレ見られちゃマズいものがあった時のリアクションっぴょん!!

やる気のない解体の書類が部屋にあっただけならああいう感じになるわけないし……まさか青葉の話は本当に……っ!?)


520: 2015/01/16(金) 20:36:06.41 ID:gwm5qOJcO


入渠ドック・脱衣所


ガラッ

卯月「…………」


霞「卯月?何か忘れ物でもしたの?」


卯月「……青葉はいないぴょん……?」


初雪「…青葉さんは……高速修復材使って先に上がったよ……」


卯月「……青葉の話……本当かもしれないっぴょん……」


初雪「……えっ…?」


521: 2015/01/16(金) 20:41:18.85 ID:gwm5qOJcO


霞「その様子だとあのクズの所で何か見たのね?」


卯月「うーちゃん見たぴょん…司令官のお部屋に解体任務の計画書があったぴょん……」


霞「だったら何よ?別に大したことじゃないでしょ?」


卯月「それだけじゃないっぴょん!なんか見られちゃダメなものっぽかったぴょん!
なんでもない書類なら司令官があんな反応するわけないっぴょん!!」


初雪「………考えすぎ…じゃないかな……」


522: 2015/01/16(金) 20:48:14.98 ID:gwm5qOJcO


卯月「………うーちゃん達…普通に入渠してたよね……」


霞「それが?」


卯月「中破した霞が普通に入渠して……大した怪我してない青葉はなんで高速修復材使ってもらえたっぴょん……?」


初雪「……!!」



523: 2015/01/16(金) 20:51:54.52 ID:gwm5qOJcO


霞「重巡のかすり傷と駆逐艦の怪我じゃわけが違うんじゃない?
考えすぎだってば、本当に気が小さいんだから」


卯月「考えすぎでいいっぴょん!解体されてからじゃ遅いっぴょん!
司令官のポイントを稼ぐために初雪はもっとシャキッとして霞も今の内にその悪態つく態度やめておくっぴょん!」


初雪「う…うん、頑張る……っ!」


霞「はぁ…ホント、馬鹿ばっかり」



525: 2015/01/16(金) 20:54:59.05 ID:gwm5qOJcO


霞「はいはいあたしはこれで素よ、充分素直だわ」


卯月「霞のぷっぷくぷーっ!!」


霞「それ形容詞だったの?」


初雪「でも…どうしよう……急に態度変わったら変に思われない…かな……?」


526: 2015/01/16(金) 21:01:45.32 ID:gwm5qOJcO


卯月「うーちゃんは引き続き情報を集めるぴょん!後になって後悔しても遅いよ霞!」


霞「はいはい精々頑張りなさい」


卯月「言ったもんね!うーちゃんはちゃんと警告したっぴょん!」


初雪「あわわ…どうしよう……」


529: 2015/01/16(金) 21:09:47.01 ID:gwm5qOJcO


翌日・訓練場


初雪(昨日の卯月の話……本当なのかな……?)(ぼーっ…


提督「よっ、どうした初雪いつにも増してぼーっとして?
訓練に身が入ってないぞ具合でも悪いのか?」


初雪「え…っ!?なんでここに……珍しいね……」


提督「ちょっと悩んでる事があってな、参考にしようよ思って今みんなの訓練を見て回ってるところなんだ」


初雪「そ……っ!それって……っ!」


提督「ん、なんだ?」


初雪「ううん…なんでもない……」



530: 2015/01/16(金) 21:15:46.56 ID:gwm5qOJcO


大淀「提督、用意出来ましたよ」


提督「おっ、助かる大淀、そのファイルこっちにくれ」


大淀「はいどうぞ」


初雪「…それ……何…?」


提督「ん?ああ別に大したモノじゃないよ、ちょっとした資料だ

俺はここから見てるだけだからいつも通り訓練しててくれ」


初雪「解った…本気出す……から見てて…」


初雪(えっ?あのファイル何?何を見られてるの……?ここで散々な結果だったら解体の候補に……っ!?)(ガクガクブルブル


531: 2015/01/16(金) 21:22:16.66 ID:gwm5qOJcO


ドンッ!!


初雪「あっ……」


大淀「的を大きく外しましたね……」


提督「ふむ……射撃Cっと…」


初雪「い……今のはたまたま……!次は当てる…大丈夫……!」


ドドンッ!!

ヒューン………


初雪「あ…あぁ……っ!!」


提督「…さっきよりダメか……」


初雪「あ…あの、もう一回だけ……っ!」


提督「ん?いや別にいいぞ?『お疲れさん』、初雪』


初雪「おつ……かれ……っ!?」


534: 2015/01/16(金) 21:27:14.59 ID:gwm5qOJcO


ドン!ドン!ドン!

バゴン!バゴン!バゴン!


提督「おっ、隣は景気良く当ててるな……あれは…おお!北上か!」


北上「おっ、提督じゃんめずらしいねー
いやぁいつもは魚雷ばっか練習してるけどたまには射撃もいいねぇ」


初雪「き…北上さん!私にもそれ……教えて…っ!」


北上「あれ?どーしたの初雪?珍しくやる気あるじゃん」


536: 2015/01/16(金) 21:33:28.28 ID:gwm5qOJcO


初雪「な…なんでもいいの…その…射撃……上手になりたくて……っ!」


北上「えー?どうしようかなー?」


初雪「そこを…なんとか……!」


提督「教えてやったらどうだ北上?」


北上「えー、わたしもそこまで得意な方じゃないんだけど…提督が言うならしょうがないか」


初雪「あ…ありがと…ございます…っ!」


537: 2015/01/16(金) 21:41:03.03 ID:gwm5qOJcO


提督「俺は次があるからもう行くわ、邪魔したな」


北上「またねー提督ぅ」


初雪「あっ…行っちゃうの……」


提督「それじゃあ『任せたぞ』、北上」<ニヤァ…


北上「はいはい、『期待してて』よぉ」<ニィッ…


初雪「やる気だけ…やる気だけはアピールできたかな……」(ぶつぶつ…


提督「あ、そうそう初雪」


初雪「は……はいっ!?」


提督「そう頑張らなくてもいいからな」


初雪「が…がんばる…もん……っ!」(うるっ


538: 2015/01/16(金) 21:47:24.60 ID:gwm5qOJcO


提督「…よし、仕込みはバッチリだ、後は北上に任せて大丈夫だろう」


大淀「流石ですね提督、何でもない風を装いながら不安になりそうな言葉をつらつらと」


提督「ククク…ッ、あいつが勝手にに疑心暗鬼になってるだけだ……今なら何言ったってネガティブにしか聞こえまい
ましてこっちが置いてきたのは北上だ……」


大淀「うふふっ、悪い人♪」


539: 2015/01/16(金) 21:53:22.56 ID:gwm5qOJcO


鎮守府内・廊下


卯月「こうなったらうーちゃんが真実を突き止めてやるっぴょん…!
とりあえず司令官のお部屋に行って決定的な証拠を……いや、無いなら無いで別に……」(ぶつぶつ


青葉「そこにいるのは卯月さんじゃないですかぁ!何をぶつぶつ喋ってるんですかぁ?
面白いお話なら青葉にも聞かせて下さいよぉ♪」


卯月「ぴいぃっ!!??」<ビクーン!!


540: 2015/01/16(金) 21:58:51.54 ID:gwm5qOJcO


卯月「あ…青葉ぁ!?驚かさないでぴょぉーん…」


青葉「いやぁこれはすみません」


卯月「そ…そんな事より青葉!この前の青葉のうさわ話本当かもしれないっぴょん!!」


青葉「えぇっ!?そうなんですかぁ!?」


卯月「それを今から確かめるために司令官のお部屋に行くところぴょん!」


青葉「これはスクープの匂い!青葉もご一緒しますよぉっ!」


卯月「心強いぴょん!」


542: 2015/01/16(金) 22:04:18.82 ID:gwm5qOJcO


執務室前


青葉「ノックしてコンコーン、司令かぁーん?いっらっしゃいますかぁー?」


卯月「………返事がないね…鍵は……かかってないぴょん」


ギイィィ……


青葉「無用心だなぁ本当にいませんね…」


卯月「今はそっちの方が都合がいいぴょん、今の内にガサ入れぴょん!」


青葉「はいはい!青葉、こっちの書類棚探しちゃいむぁーす!」


544: 2015/01/16(金) 22:09:45.96 ID:gwm5qOJcO


ガサゴソ……


卯月「ここにはない…ここにもない……」


青葉「あっ、卯月さんこの名前のないファイルとか怪しくないですか!?」


卯月「!!それ見せて欲しいぴょん!」


卯月「……こ…、これは……!これぴょん!うーちゃんがあの時見た書類はこれぴょん!!」


550: 2015/01/16(金) 22:20:44.24 ID:gwm5qOJcO


青葉「何々……

『貴官の艦隊の戦績はとても素晴らしく我が国の誉れとも言える

だが一個人の指揮する艦隊の規模が大きくなり過ぎる事は国家の存亡が危ぶまれる事態である

よって貴官の艦隊に所属する艦娘の中から三隻、解体を要求するものである

これは上層部の決定であり決して覆るものではない

繰り返す、これは上層部の決定である

尚、本任務で解体する艦娘の艦種と練度は問わないモノとする』

……と」


卯月「つ…つまり司令官は……上の命令で絶対に三隻解体しないといけないぴょん……!?」


551: 2015/01/16(金) 22:25:26.55 ID:gwm5qOJcO


青葉「こここ…っ、これは大スクープです!!もっと詳しい情報は載ってないんですか!?」


卯月「こんなのふざけてるぴょん!!司令官は艦娘に解体されろなんて言える人じゃないぴょん!!」


パラ…っ


青葉「ん?何やらファイルに写真が挟まっていたようですが……」


〔卯月の写真〕


卯月「えっ」


553: 2015/01/16(金) 22:31:39.35 ID:gwm5qOJcO


卯月「えっ、え……っ?なんでこのファイルから卯月の写真が出てくるぴょん?
これどういう意味だぴょん……?」<サーッ(顔面蒼白


トン、トン、トン、


青葉「足音!誰か来ますよ卯月さん!」


卯月「えっ…ああ……えっと……」


青葉「えぇい時間がありません!とりあえずファイルは元の場所に戻して青葉たちはそこの押入れに!!」


卯月「あっ!待って!まだ卯月の写真が机の上に……っ!」


青葉「諦めて下さいもう間に合いません!!」


555: 2015/01/16(金) 22:37:51.95 ID:gwm5qOJcO


提督「……おっと、また鍵閉め忘れちゃってたか、悪い癖だなぁ」


卯月(司令官!司令官だぴょん!)


青葉(シーッ!卯月さんシーッ!騒いだら見つかっちゃいますよ!)


提督「しかしこの任務…どうするかなぁ……」


卯月(!あのファイルを手に取ったぴょん!)


提督「艦種はなんでもいいとの事だが…となるとやっぱり数が多い駆逐艦かなぁ」


青葉(青葉!青葉はセーフなんですねっ!)


卯月(青葉も騒いでるぴょん!)


557: 2015/01/16(金) 22:46:52.90 ID:gwm5qOJcO


提督「戦力としては、比較的性能の低い睦月型か……いや、あいつらは燃費が良いからな……三隻も睦月型から選んだらいざという時に困るか……」


卯月(やめるぴょん!そうやって個人を特定していくのはやめるぴょん!!)


提督「となると練度が高い子は残したいな……着任が遅くて比較的育ってない奴は……」


卯月(やめろって言ってるぴょん!!その先は聞きたくないっぴょん!!!)


提督「……ん?卯月の写真…?片付け忘れてたのか?」


卯月(!!)


提督「……………卯月………」


卯月(なんで儚げな表情でうーちゃんの名前つぶやくぴょん!?
それいったいどういう意味だっぴょおぉーーーーーん!!??)



559: 2015/01/16(金) 22:53:42.88 ID:gwm5qOJcO


夕方・訓練場


初雪「はぁ…はぁ…はぁ……っ」


北上「あー、ダメだ全然上手くなんないね
もう日も傾いてきたし今日はこれくらいにしといたら?」


北上(まぁプレッシャーかけまくったせいで力み過ぎて当たるものも当たらなくなってるだけなんだけどねー)


初雪「ダメ……私には…時間がない……」


北上「ん?どういう事?」


初雪「このままだと……解体されちゃうかもしれないの……っ」


北上「解体!?それ確かなの!?」


初雪「……うん…多分……」


561: 2015/01/16(金) 22:58:58.95 ID:gwm5qOJcO


初雪「だから…いい所見せて…解体の候補から出来るだけ遠ざかろうと思ったんだけど……」


北上「……あー、それならアピールするところ間違えちゃったかもねぇ」


初雪「えっ……」


北上「だってこんだけやって上手くなんないんだよ?時間がないなら得意な事を見せてポイント稼いだ方が良かったんじゃないかなー」


初雪「そんな……っ、でももう……っ!」


北上「うーん…手遅れかもねぇ」


初雪「…………っ!!」


562: 2015/01/16(金) 23:07:25.76 ID:gwm5qOJcO


大淀「初雪ちゃん、まだここにいたのね」


北上「あー、大淀ー」


初雪「大淀…さん……何か用………?」


大淀「ええ、提督から初雪ちゃんに伝言を預かってきたの

明日のヒトロクマルマル、執務室に来られたし

……との事です。確かに伝えましたよ」


初雪「ま……まさか……っ!」


北上「あちゃー、もしかして時間切れ?」


初雪「あ……っあぁ…っ!そんな………っ!」



565: 2015/01/16(金) 23:14:52.20 ID:gwm5qOJcO


朝潮型の部屋


霞「………素直に…か………」


『霞も今の内にその悪態つく態度やめておくっぴょん!』


霞「………笑えば…いいのかしら……無理ね、さんざんクズ呼ばわりしてきたのに今更どんな顔で笑えっていうのよ」


コンコン


霞「ん?来客かしら
開いてるわよ、入ってらっしゃい」


566: 2015/01/16(金) 23:18:55.45 ID:gwm5qOJcO


ガチャッ


卯月「……………」


霞「なんだ卯月か……ってどうしたの!?目が赤いじゃない!?」


卯月「…あははっ、うーちゃんはうさぎさんだからー……って…そんな冗談言える気分じゃないぴょん……」


霞「何があったのよ!?いいから話しなさい!!」


卯月「青葉の話……本当だったぴょん……卯月…解体されちゃうよぉ……っ」(じわぁっ


霞「!!!」


567: 2015/01/16(金) 23:22:13.13 ID:gwm5qOJcO


霞「うそ…っ!?あいつがそんな事する筈………っ!」


卯月「司令官のお部屋で見たぴょん!司令官の意思じゃないぴょん!!卯月の名前もリストアップされてたぴょん!!」


霞「そんな……!それじゃあ本当に………っ!?」


569: 2015/01/16(金) 23:30:48.47 ID:gwm5qOJcO


卯月「うーちゃんはもうダメぴょん!だから霞に伝えに来たぴょん!!
霞!今からでも遅くないから本当に…どんな事になっても本当に後悔しないように素直になるぴょん!
せめて卯月が……卯月が伝えられることだけでも……っ!」



コンコン



霞「こんな時にまた来客!?いいわ入ってらっしゃい!」


ガチャッ


大淀「こんばんわ霞ちゃん、あなたに伝える事があって……ってあら、卯月ちゃんも一緒にいたのね、丁度良かったわ」


卯月「丁度……良かったって………っ!?」


大淀「提督からお二人に伝言です、明日のヒトロクマルマルにーーー」


570: 2015/01/16(金) 23:35:20.35 ID:gwm5qOJcO


翌日/ヒトロクマルマル
執務室


提督「三人とも揃ったか」


卯月「…………」


初雪「…………」


霞「………奇しくもあの時の三人…ってわけね」


提督「あの時?」


霞「あんたには関係ないわ、続けなさい」


572: 2015/01/16(金) 23:40:31.83 ID:gwm5qOJcO


提督「ああ、凄く酷な事だが……お前達に伝えなければならない事がある……」


卯月「………っ」


初雪「……来たのね………」


提督「その…実に言いにくいんだが、上層部の命令でな、艦娘を三隻解体しなければならなくなってしまったんだ」


霞「………そう」


提督「…驚かないんだな」


霞「噂になってたからね、覚悟はしてたわ」


573: 2015/01/16(金) 23:44:18.79 ID:gwm5qOJcO


提督「かといって主戦力である艦を解体する訳にも行かず…数の多い駆逐艦から三隻選ぶ事になった

そこで、その…選ばれてしまったのが…お前達三人だ」


初雪「やっぱり…そうだよね……」


提督「……すまない…本当にすまない……」


574: 2015/01/16(金) 23:48:20.38 ID:gwm5qOJcO


霞「……何あんたが泣きそうな顔してんのよ、元々提督なんてあたし達艦娘を氏地に送り出すクズみたいな役職でしょ?
あんたはいつも通り出撃命令を出す感じであたし達の首を切ればいいのよ」


初雪「本当に……本当に…解体…ひぐっ……される……んだね………っ」


卯月「…………ょん」


霞「………卯月?」


577: 2015/01/16(金) 23:57:42.21 ID:gwm5qOJcO


卯月「やっぱり嫌だぴょん!!!卯月ここにいたいよおぉーっ!!
嘘だって言ってよじれ"い"があ"ぁーん!!!!
ひぅ……っうーちゃん良い子に……っ、するからぁ!!司令官にもう迷惑かけないからぁ!!
もう司令官と遊べないなんて嫌だよおおぉぉーーーーーーっっ!!!!」


霞「……っ!やめなさい卯月…っ、それが一番困るのよ……っ!!」


卯月「霞は平気なの!?もう司令官と会えなくなっても良いの!?
卯月は絶対に嫌だぴょん!!絶対絶対ぜえぇーーーーーったいに嫌だぴょん!!!!!」


初雪「あはっ……あはははははっ、もうできないんだね……ここのみんなと一緒にご飯食べたりダラダラしたり……っ、

怖いけど…みんなで出撃して、生きて帰って一緒に喜んだり……ひくっ、うわあぁあぁぁぁああぁぁぁああああぁあぁぁぁぁぁっっ!!!!」


霞「あんたまで………っ、平気…なわけ…………っ!」


584: 2015/01/17(土) 00:06:02.71 ID:TxwkCLBPO


霞「………っ!ええ、もうあんたみたいなクズの顔見なくてもいいかと思ったら清々するわ、話はそれだけ?じゃあもう出てってもいいかしら?」


提督「………ああ、解体は明日の朝、今夜がお前達がこの鎮守府で過ごす最後の夜になる…各々悔いのないよう過ごしてくれ」


霞「…ふん、まったくつまらない話だったわね」


ガチャッ、バタン


卯月「捨て"な"い"でよおぉぉおぉぉおぉぉおぉぉっぉぉおおおお!!!!
なんでもするからあぁぁあぁぁああぁぁあああああっっ!!!!」


初雪「ふええぇえぇぇーーーーーん……ひぐっ……うぇっ………んああぁああぁっ!!!」


585: 2015/01/17(土) 00:09:07.63 ID:TxwkCLBPO



霞「………平気……ですって…っ!?そんな訳……ないじゃない………っ、あいつは……今までずっとあたし達に尽くしてくれたんだから……っ、こんな事で……あたしのワガママで迷惑かけちゃったら……だめなんだからぁ……っ!」(ポロポロポロ…




588: 2015/01/17(土) 00:17:36.90 ID:TxwkCLBPO


吹雪型の部屋


ガチャッ


初雪「…………」


白雪「あ、お帰りなさい初雪」


深雪「司令官なんの話だったんだ?」


初雪「二人だけ…?他のみんなは……?」


深雪「吹雪達は遠征に行っててまだ帰って来てないなぁ、何か急ぎの用事?」


初雪「……なんでもない……みんなの顔…見たかっただけ……」


白雪「ふふっ、変な初雪ちゃん
私たちの顔なんていつでも見られるのに」


初雪「うん…そうだね……」(ニコッ


589: 2015/01/17(土) 00:21:59.39 ID:TxwkCLBPO


初雪「…なら……帰ってくるまで待ってようかな……」


白雪「そういえばこうしてゆっくりお話しするのも久しぶりね」


初雪「そう…だね……今日は……朝まで寝かせない……から……」


深雪「うえぇっ!?勘弁してくれよぉーっ」


591: 2015/01/17(土) 00:28:06.49 ID:TxwkCLBPO


海岸

ザザーン……ザザーン……


霞「……………」


提督「……こんな所に呼び出して、なんだ霞?」


霞「……知ってた?この海岸からだと、ウチの鎮守府の外観が一望できるのよ」


提督「………そうだな」


霞「ちょっと……あんたと話したい事があってね…」


592: 2015/01/17(土) 00:35:46.58 ID:TxwkCLBPO


霞「なんで選ばれたのがあたし達だったのか……なんて訊かないわ、あんたの事だもの、悩んで悩んで、悩み抜いた結果なんでしょう?」


提督「…………ああ…」


霞「あたしね、ここに来るまでいろんなところをたらい回しにされてたの、知ってるでしょ?」


提督「……まぁな」


霞「……とっても辛かったわ、役立たずとか…疫病神だとか呼ばれて……しかもそれも、誰一人面と向かって言ってこない……
厭味の一つでもいいから……用があるなら目を見て言いなさいってずっと思ってた………」


提督「…………」


596: 2015/01/17(土) 00:43:31.79 ID:TxwkCLBPO


霞「ここに来てね…あんたが初めてだったの……あたしを悪く言わないのも……まっすぐあたしを見てくれるのも

そりゃあ最初はこいつもどうせ格好だけだーって思って悪態着いてたわ、でもね、ずっとここにいるうちに…あんたが本当に私のことを悪く思ってないんだって解って、本当はとっても嬉しかったの」


提督「……霞………」


霞「今までずっとクズ呼ばわりしてごめんなさい……それを謝りたくて……」


提督「別に謝る事ないのに…」


霞「いいじゃない、あたしの自己満足よ」


597: 2015/01/17(土) 00:46:46.97 ID:TxwkCLBPO


霞「ごめんなさいこんな事で時間を取らせて」


提督「ああ、いいんだ」


霞「………あら、帽子にゴミが着いてるじゃない」


提督「へっ?何処だ?」


霞「取ってあげるわよ…こっちに来て屈んで」






チュッ


603: 2015/01/17(土) 00:50:12.53 ID:TxwkCLBPO


提督「ーーーーーーっっ!?今お前口に……っ!?」


霞「えへへっ…ワガママは言わないつもりだったど、やっぱりやめた♪」


提督「お前……」


霞「………すぅー……はあぁー……」



霞「あんたの事嫌いじゃな………ううん、好きよ」


609: 2015/01/17(土) 00:58:15.87 ID:TxwkCLBPO


霞「まっすぐあたし達艦娘に向き合ってくれる姿勢が好き、

あたし達の為に全力を尽くしてくれる背中が好き、

……こんなあたしを…今までここに置いてくれた…その優しさが好き、

今まで言えなかったけど、本当はとっても感謝してる

あははっ、こんな時じゃないと素直になれないなんてあたしもとんだ臆病者ね

………でもこれがあたしの最後のワガママ、
こんな理不尽な任務に負けないで、
ここに残るみんなと、これから出会う誰かにも、あたしにしたみたいに優しくしてあげて、

ねっ、このお願い…聞いてくれる……?」



611: 2015/01/17(土) 01:05:51.37 ID:TxwkCLBPO


提督「霞……お前……っ!」


霞「ダメよ、これ以上はダメ……決心を揺るがせないで……っ!

もう…っ、あんたの顔見てらんない………っ!お願い……こんな……こんな所見ないで……後ろ向いてて……っ!!」


提督「霞!違う!そうじゃないんだ!!」


霞「…………え…?」


提督「見ろ霞!!ウチの鎮守府の方を!!」


ヒューーーーーールルルルル……


霞「………花火…?」



ッパアァァンン!!!



<<<ドッキリ大成功!!!>>>


パラララララララ………




霞「ふぇっ?」



615: 2015/01/17(土) 01:12:30.60 ID:TxwkCLBPO


提督「いよぉっしゃあぁーーーーーーッッ!!!!ドッキリ大成功おぉーーーーーーっっ!!!!!」


北上「いやー良かったよ!!っていうかすごいよ!!いつの間に恋愛映画のクライマックスにチャンネル変えられたのかと思ったよ!!普通に感動したよ!!!」


青葉「なんというシチュエーションでのなんという行動力!!
今の地上波で流したらお金取れますよいやホントに!!!」


霞「えっ、いやちょっ、えっ?うぇえっ!!??」


618: 2015/01/17(土) 01:18:04.61 ID:TxwkCLBPO


霞「えっ!?ドッキ……えっ!?何が!?」


提督「お前らの解体の件だが?」


霞「上からの命令じゃ……!?じゃああの書類は!?」


提督「あんな命令本当に来たらむしろもっと戦力増強して俺が戦争するわ、あれ作ったの大淀だぞ」


霞「噂がどうのってのは!?」


青葉「青葉のデマですぅ!!」


霞「最後だと思って勇気を振り絞ったあたしは!?」


提督「すげぇ可愛かったッッ!!!!!!」


霞「ーーーーーーッッ!!!ーーーーーーーーッッ!!!!」



619: 2015/01/17(土) 01:22:44.11 ID:TxwkCLBPO


ひょこっ

卯月「いやー、あの後司令官のお部屋に残ってずっと駄々こねてたら『ドッキリでしたー!』ってそこの二人が入ってきた時は本気で殺意が湧いたぴょん」


霞「卯月…!?あんたも見てたの!?」


卯月「あの雰囲気に飛び込んで行けるほどうーちゃん根性ないっぴょん」



ダダダダダダダダダダ………!!!


吹雪「しいいぃぃぃぃぃれえええぇえぇぇぇえぇいいいいぃぃいいぃぃぃいぃぃかああぁぁああぁあぁああぁぁぁあんッッ!!!!!!」


622: 2015/01/17(土) 01:26:11.03 ID:TxwkCLBPO


吹雪「やっと見つけましたここにいたんですね!!」


提督「おーお帰り吹雪、遠征から戻ってたかご苦労さん」


吹雪「はいただいまー…じゃないです!!初雪から聞きました!!またやりましたねっ!?」


提督「おう今終わった所だぞ」


初雪「許さない……あの涙を……返せ………っ!!」


624: 2015/01/17(土) 01:31:01.02 ID:TxwkCLBPO


提督「はっはー、初雪も良かったぞー」


初雪「良くない……全然良くない……っ!」


霞「……っ!…………ッッ!!」<ぷるぷる


提督「おっ、どうした霞、さっきから無言で震えて?」


霞「…………ふんッッ!!!!!!」


キイィンッッ!!!!


提督「ぁおう"っっ!!!???」


627: 2015/01/17(土) 01:35:00.28 ID:TxwkCLBPO


北上「うわっ!提督の単装砲に強烈な一撃!!」


青葉「これは痛い!!使い物にならなくなってもおかしくない一撃でした!!」


提督「…ぁ……っ!……ぉぁ………、ふぅ………ッ!!」<ビクンビクン!


霞「◯ね!!!」


ペッ


霞「………◯ねッッ!!!!」


633: 2015/01/17(土) 01:41:11.81 ID:TxwkCLBPO


初雪「………私も…やっとく………」


ゴリッ、ゴリッ、


提督「はっ、ぉふぅ………っっ!!」


卯月「じゃあうーちゃんは埋めるぴょん」


ザック、ザック

ザザァー……


霞「………そこの二人も」


初雪「逃がさない……」


北上「……だよねー?」(ダラダラダラ…


青葉「やれやれ…この瞬間を考えずについ出てきちゃうのが悪い癖ですねぇ」(やれやれ



637: 2015/01/17(土) 01:48:07.53 ID:TxwkCLBPO


吹雪「神通さん、そっちはどうですか?」<ピッ


神通(通信)『加担したであろう軽巡洋艦大淀、及び工作艦明石、両名共に工廠に吊るし済みです、
提督にお伝え下さい……「油断しましたね」……と』


吹雪「………だそうですよ?」<ピッ


北上「前門の虎、後門の狼ってヤツ?」


青葉「狼は青葉のはずなんだけどなー?」


北上「あっはっは、そんなジョークかましてる場合じゃないでしょー?」


青葉「やっぱりぃー?そう思いますぅー?」


「「アッハッハッハッハッハ…」」


\ギャアアアアァァアアァァアアアアァァアアァァァアアアアアァッッッ!!!!!/


641: 2015/01/17(土) 01:54:54.89 ID:TxwkCLBPO


余談ではあるが霞はその後少しだけ素直になり、毎日提督の顔を見る度に少しもじもじした後「◯ね!!」と挨拶してくれるようになったらしい

初雪は北上の指南が効いたのか、少しだけ射撃が上手くなったが感謝はまるでしていない


そして卯月は……


卯月「しれいかぁーん、今日は一段と素敵ぃ♪……なーんてうっそぴょーん♪きゃふふふふふふぅーっ♪」


提督「……なんか前より懐いてんだけど」


北上「不思議だねぇー」


642: 2015/01/17(土) 02:02:45.86 ID:TxwkCLBPO


卯月「……不思議じゃないぴょん、今回のドッキリ、うーちゃんは正直感銘を受けたぴょん

うーちゃんも散々イタズラの限りを尽くして来たつもりだったけど…流石に人がガチ泣きするまでやったりできないぴょん」


青葉「ふむふむそれで?」


卯月「大体うーちゃんに黙ってこんな面白い事してるなんてズルいぴょん?」


北上「…あー、成る程つまり………」


卯月「次はうーちゃんも混ぜるぴょん」


なんっていうかこう…生まれ変わっていた。


643: 2015/01/17(土) 02:04:39.51 ID:TxwkCLBPO
……というわけで次回からうーちゃん参戦です

決着が着いたところで今日はここまで!
また今度!

提督「駆逐艦泣かせたい」【曙編】

引用: 提督「駆逐艦泣かせたい」【安価あり】