127: 2015/12/26(土) 23:56:38.76 ID:A8mB+FAAO

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! Max Beat

128: 2015/12/27(日) 00:04:43.29 ID:vB4Zt86a0
こずえ「れいか……りん……ともみ……『てんのひめ』にもっともちかい……てんし……あなたたちは……どうして……」

こずえ「こずえには……わからない……『てんのひめ』…わるもの……なのに……」

こずえ「わからない……わからないよ……」

こずえ「あなたたちは……なにを……のぞんでる……?せかいは…こんなに……きれいなのに……」

こずえ「あなたたちが……せかいをこわすなら……こずえは……あなたたちの……てき。」

129: 2015/12/27(日) 00:13:10.93 ID:vB4Zt86a0
こずえ「わーぷ!」パァァァァァ…

こずえ「……っく…」クラ…

こずえ「まもらなきゃ……にんげんを……にんげんは……あたたかいから……」

こずえ「ありすPが……おしえてくれた……れいかたちも……ありすPの…おはなし……きけば……」

こずえ「わーぷ!」パァァァァァ…

こずえ「つぎ……を……」フラッ…

130: 2015/12/27(日) 00:22:52.60 ID:vB4Zt86a0
千枝「こずえちゃん…!」ヒシッ

こずえ「ふわぁ……ちえ…?」

みりあ「みりあもいるよっ♪」

こずえ「みりあ……」

みりあ「あははっ☆カミサマが弱ってるところって初めてみちゃった♪今のこずえちゃんなら私でも……ふふふっ☆」

こずえ「……っ…」

みりあ「なーんちゃって♪今のは冗談だよ?ねえ、こずえちゃん…力が足りないんでしょう?」

千枝「千枝たちの力でよければしてあげる。その…こずえちゃんは…嫌だとは思うけど…」

こずえ「………」

131: 2015/12/27(日) 00:33:32.35 ID:vB4Zt86a0
みりあ「えらーいカミサマからしたら、いやらしーい小悪魔の力なんか借りることになっちゃうんだもんねぇー?あははははっ☆」

千枝「こずえちゃんと千枝たちは本来は相容れない存在だけど……こうして同じ事務所で同じ人にプロデュースしてもらってるから……えっと……」

こずえ「ちからをかして。おねがい。」

千枝「えっ…?!」

みりあ「へぇ…♪偉くて聖なるキレイなカミサマが、いやしくて邪悪で汚れた小悪魔の力なんか借りちゃうんだー☆あははっ、ホントにいいの?」

こずえ「いい……そんなの…かんけい…ない。」

みりあ「>>133」

139: 2015/12/27(日) 11:20:29.99 ID:vB4Zt86a0
みりあ「……もちろん。みりあ達は小悪魔だから、こずえちゃんが嫌って言っても逆らうつもりだったけどね。」

千枝「……」コクッ

こずえ「ふたりとも……」

みりあ「困るんだよね、プロデューサーに悲しい顔をされたら。私たちの目的が叶えられなくなっちゃう。こう言うのを『利害の一致』って言うんじゃないかな?」

千枝「ち、千枝はただ単に……ありすPさんのいる世界を……守りたい…から……」

こずえ「……ふふっ。」

140: 2015/12/27(日) 11:21:08.96 ID:vB4Zt86a0
みりあ「何がおかしいの?」

こずえ「みりあも……ほんとのきもち……おなじ。」

みりあ「……ッ?!」

こずえ「すきに……なっちゃった……ちがう…?」

みりあ「…………それと、これね……みりあのお父さん……魔界でいっちばーん偉い人の、悪魔将軍様から預かってきたんだ。「天のダンベル」って言うんだって。」スッ

天のダンベル「……」

こずえ「…ありがとう……みりあ。」
ニコ

みりあ「………」

141: 2015/12/27(日) 11:23:01.31 ID:vB4Zt86a0
千枝(みりあちゃんのこんな表情……見るの初めてかも…)

みりあ(違う……私はただ単にプロデューサーを淫魔になるために利用してるだけ……せっかくだからその過程も楽しんでる……だけで……)

こずえ「ちえ、みりあ。こずえのかたに……てをおいて。」

千枝「うん。」ポン

みりあ(あれ?私は……どうしてまだプロデューサーを食べてないの…?面白いから……それだけの理由で…?)

こずえ「みりあ。」

みりあ「……!う、うん!」ポン

142: 2015/12/27(日) 11:23:35.69 ID:vB4Zt86a0
こずえ「ちから……かりるね……にんげんと……ぷろでゅーさーのために。」パァァァァァ…!!

千枝(ありすPさんの世界を……守る。)
パァァァァァ…!!

みりあ(…………)パァァァァァ…!!

こずえ「ちから……おおきくなる……いちたすいちたすいちは……いっぱい……」パァァァァァ…!!

天のダンベル「……」パァァァァァ…!!

みりあ・千枝「……」パァァァァァ…!!

こずえ「わーぷ!!!」パァァァァァ…!!

143: 2015/12/27(日) 11:25:26.08 ID:vB4Zt86a0
地方都市 コンビナート地帯



茜「トラァァァァイ!!!」
ズザァァァァァァァァァァ…!!

茜「着きましたよ!!下ろしますね!!」ヒョイ スタン

茜P「30kmを3分か…また熱く…早くなったな!」

茜「茜Pさんがいるからです!!熱くなりすぎちゃうのを…怖がらなくていいから……とびっきり熱くなれるんです!!それよりも茜Pさんは相変わらず軽すぎです!!ご飯をもっと食べてください!!」

茜P「白米なら茜と一緒にいつも食べてるだろ?」

茜「あっ、そうでした!!」

茜P「>>145」

146: 2015/12/27(日) 11:36:22.09 ID:vB4Zt86a0
茜P(今回の敵はパーフェクトオリジンが直接関わってそうだな。今までとは同じようにはいかない!)

茜「ふぅ…プロデューサーさんは軽いですけど、あの怪獣はどのぐらいの重さでしょうか?」

茜P「少なくとも見かけ倒し、と言うことはないだろうな。…全力でぶつかれ!」

茜「全力ですね、分かりました!!」

茜P「後ろは振り返らなくていい、ただ前だけを見ていろ!いいな?」

茜「はい!!」

147: 2015/12/27(日) 11:46:02.90 ID:vB4Zt86a0
茜P「上着も脱いでいけ!」

茜「えっ?!で、でも…!!」

茜P「責任は全部俺が持つ!茜はただひたすら熱くなれ!!」

茜「…終わったら冷やしてもらえますか?」

茜P「茜、俺はお前を信じる!お前も俺を信じてくれ!」

茜「……冷やしタオルで拭いてください!茜Pさんに冷やしタオルで拭いてもらうと気持ちがいいですから!」

茜P「冷やしタオルか…了解だ!」

148: 2015/12/27(日) 11:58:03.69 ID:vB4Zt86a0
茜「私は…茜Pさんを信じます!!!」
シュルッ…バサッ

茜P(普段は茜の熱を抑える役割を果たしている洋服……断熱素材と冷却材と耐火魔法の複合材…それを一枚脱ぐと言うことは……)

茜「熱くなって……きました…!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!

茜P(一段階『熱』を解放すると言うことだ。)

茜「いいんですよね?思いっきり…熱くなっても…!!」

茜P「ああ!!」

149: 2015/12/27(日) 12:05:56.50 ID:vB4Zt86a0
茜「今から熱くなります……離れていてください!!30mぐらい離れてください!!」

茜P「不安はないか?」

茜「茜Pさんがいてくれますから!!」

茜P「無理はするなよ?」

茜「無理はしません!!気合いと根性は見せます!!」

茜P「上出来だ!!」

茜「>>151」

152: 2015/12/27(日) 12:40:44.52 ID:vB4Zt86a0
茜「行きますよ!!」

茜P(茜…)クルッ タッタッタッタッタッタッ…!

茜「うぉぉぉ……!ボンバー……!」
メラッ…メラメラメラ…

茜P「いいぞ!!」タッタッタッ…ザザッ…!

茜「何かに掴まりましたか?」
グググ…

茜P「…ああ!」

茜「ふぅぅぅぅ……ボンバァァァァァァ!!!!」ズドォォォォォン…!!

ブワァァァァァッ……!!

茜P「…っく!!」

153: 2015/12/27(日) 12:47:44.32 ID:vB4Zt86a0
茜P「……終わったら……冷やしてやらないと……」

大きく陥没した地面「……」

茜P「誰にも受け止めてもらえない……誰にも触れないじゃ……寂しすぎるからな……」

茜P「茜……終わったら一緒にご飯を食べよう!食べ放題の焼肉に連れて行ってやる!好きなだけ食べていいからな…!」

茜P「すぅぅぅ………」

茜P「頑張れええええ!!!茜ええええええ!!!」

154: 2015/12/27(日) 12:55:16.35 ID:vB4Zt86a0
イザク「ガルルルルゥ……」

石油タンク「………」

イザク「グルルゥ……ガァァァァ!!」グググ…

ヒュゥゥゥゥゥン……

茜「トラァァァァァァイ!!!!!」
ズドォォォォォォォォン!!

イザク「グァァァ?!」ドゴォォォォォォン!!

ヒュゥゥゥゥゥ……ザザァァァァァァァァン!!!

茜「よし、海へ吹っ飛ばせました!!!」ヒュゥゥゥ……シュタッ!

155: 2015/12/27(日) 13:03:58.39 ID:vB4Zt86a0
茜「茜Pさんの熱い声援……しっかり聞こえました!!日野茜、全力で燃え上がります!!!さあ、立ってください!!!」

イザク「グルルァァァァ!!」
ザバァァァァン…!!

茜「真奈美さん以外だと久しぶりのぶつかれる相手なんです!!!しっかりと私を受け止めてくださいね!!!!」

イザク「グルルルルル……」

茜「さあ、試合開始です!!!」

イザク「グァァァァァァァ!!!!!」

茜「おお!!負けませんよ!!ボンバァァァァァァ!!!!!」

156: 2015/12/27(日) 13:13:21.34 ID:vB4Zt86a0
上空



紗南「あのすさまじい熱気は茜さんだ……こんなに離れてるのに汗が噴き出てくる……」

美玲「ウチもだぞッ!茜のヤツめッ、一段階解放したなッ…!」

紗南「そうまでしなきゃいけない相手って事でしょ。美玲、グレートウサちゃんロボとの合流地点まで急いで!」

美玲「おうッ!」

紗南(茜さんだけでも十分な相手かもしれないけど……あたしのゲーマーとしての勘が告げてる!このステージはかなりの難易度だって…!)

美玲「…紗南も嫌な感じがするのかッ?」

紗南「>>158」

159: 2015/12/27(日) 13:23:23.60 ID:vB4Zt86a0
紗南「伊達に色んなRPGやFPSやってないからね……下手したら総力戦でもヤバイかもしれない……!」

美玲「おうッ!あの怪獣は…強いぞッ…!」

紗南「対話は?!」

美玲「何だか嫌な感じのが邪魔してできそうにないッ!!」

紗南「くっ……話の通じない相手ってことか!」

美玲「いや、それは違うぞッ!」

紗南「えっ?!」

160: 2015/12/27(日) 13:29:12.78 ID:vB4Zt86a0
美玲「あの怪獣からは嫌な感じがするんだけどッ、怪獣自体はたぶん悪いヤツじゃないんだッ!!」

紗南「誰かに操られてる?」

美玲「違うッ!うう……上手く説明できないけどッ、とにかく悪いヤツじゃないんだッ!」

紗南「……正直に言って、手加減はできるかどうか分からない。手加減ができるのは、力量差があるときだけだから。」

美玲「……ッ!!」

紗南「いざと言う時はあたしが背負うから……覚悟だけは決めておいてくれる?」

美玲「……ッ……分かったぞ…」

161: 2015/12/27(日) 13:35:17.32 ID:vB4Zt86a0
紗南(グレートウサちゃんロボ1号機のスペックじゃ、捕獲はキツいね。でも……)

美玲「……ッ…」

紗南(美玲の直感は外れない……あの怪獣は悪い怪獣じゃない……難しいけど、やれるだけやってみなきゃ。)

グレートウサちゃんロボ「……」
ゴォォォォォ……!!

紗南「見えた!コクピットまで最短で飛んで!」

美玲「……おうッ!」

紗南(あたしってさ…ハッピーエンドが好きなんだよ。)

162: 2015/12/27(日) 13:42:47.17 ID:vB4Zt86a0
地上



紗南P「空中での搭乗は成功!引き続きデータの収集、及び地上からの管制にあたる!」 スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

紗南P「データ収集完了!そちらに送信する!グレートウサちゃんロボにマニュアルでデータを入力する、そちらからも調整の確認を頼む!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「………」

紗南P「心配はいらないぜ、ガーディー。どんな無理ゲーでもクリアする、そんなプレイヤーのプレイなんだから。」スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「……ガウ…」

紗南P「>>164」

165: 2015/12/27(日) 14:09:38.79 ID:vB4Zt86a0
紗南P「……て、あれ、何だこのデータ。ADA.exe?」

ガーディー「………」

紗南P「こんなデータ入れた覚えが……」スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

紗南P「どうなってるんだ?これは一体何のデータなんだ?いずみんに贈……電波障害?!」スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

紗南P「データが受信も送信もできない!何てこった、グレートウサちゃんロボのサポートができるのは俺だけになっちまった!」スッスッスッスッスッスッスッスッスッ

紗南P「データが次々流れ込んでくる!とりあえずこのデータを捌き切らないと……」スッスッスッスッスッスッスッスッスッ

166: 2015/12/27(日) 14:15:22.80 ID:vB4Zt86a0
紗南P「とりあえず情報はセーブしておく。意外とこー言うのが大事なデータだったりするのよね、っと!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「ガウウ………」

紗南P「少し難易度が上がっただけさ、ガーディーは紗南の帰りを信じて、待っていてくれるかい?」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「ガウ……」

紗南P「ちょっち本気出しちゃおうかな……」スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「………」

紗南P(謎のデータと通信障害……これがゲームなら必ず関連性があるところだけど……)スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

167: 2015/12/27(日) 14:22:42.97 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯



グレートウサちゃんロボ「グレートウサちゃんロボ……パァァァンチ!!」
ドゴォォッ!!

イザク「グルァァァァ…!」ヨロッ…

グレートウサちゃんロボ「グレートウサちゃんロボ……キィィック!!」
ドゴォォッ!!

イザク「グルルルァァァァッ…!」
ヨロヨロッ…

グレートウサちゃんロボ「グレートウサちゃんロボ……チョォォップ!」
スカッ…!

グレートウサちゃんロボ「あ、あれ?!」

168: 2015/12/27(日) 14:30:49.84 ID:vB4Zt86a0
イザク「グルルルルルァ!!」バッ!

美玲「後ろだ、紗南ッ!!」

グレートウサちゃんロボ「…!ウサちゃんロボカウンター!」ブォン!

イザク「ガルルゥ!」バッ!ズズゥゥン…!

イザク「グルルルルル……」

グレートウサちゃんロボ「速っ?!今のは完全にフレーム避けの域でしょっ!」

美玲「そんなことを言ってる場合かッ!」

169: 2015/12/27(日) 14:37:59.89 ID:vB4Zt86a0
茜「この怪獣…動きがとても素早いです!!私の攻撃も最初のタックル以外全部避けられています!!」

グレートウサちゃんロボ「スピードタイプか……一撃が重い代わりに大振りな茜さんとは相性が悪い相手かもね……」

美玲「デカい癖してウチらみたいな動きをするぞ、コイツはッ!」

イザク「グルルルルルゥゥゥ……」

グレートウサちゃんロボ「3人がかりでも動きを全然捉えられない…!なるほど…難易度高いよ、このステージっ…!」

美玲「>>171」

173: 2015/12/27(日) 14:56:31.61 ID:vB4Zt86a0
美玲「(思い出した…昔人間に…一族が『狩られた』時と同じだ…その時の感情に似てるのがこいつから伝わってきてる…)

美玲(あの時はウチはまだホントに子狼で……何があったのかほとんど思い出せない……でも…この感情…この気持ちだけはハッキリ覚えているぞッ…!!)

イザク「グルルルルルゥゥゥゥ…」

美玲(でもそれだけじゃない何か不気味なモノも感じるッ……どうすればいいんだ…?ウチは……ウチは……)

イザク「グルルルルァァァァ!!」バッ!

美玲「あ……」

ドゴォォォォォォン!!

174: 2015/12/27(日) 15:02:07.44 ID:vB4Zt86a0
グレートウサちゃんロボ「美玲っ?!」

イザク「グルルルルル……」

グレートウサちゃんロボ「美玲…美玲!!」

茜「大丈夫です!!」ガッシリ!!

美玲「ハァ……ハァ……」

茜「怪我はありませんか?!」

美玲「あ、ああ……助かったぞッ…茜……」

175: 2015/12/27(日) 15:08:08.60 ID:vB4Zt86a0
グレートウサちゃんロボ「よかった……ったく、何してるの美玲っ!動きが速い相手に対して動きを止めるのは悪手中の悪手だよ!」

美玲「ごめん……」

グレートウサちゃんロボ「一体何を……」

イザク「グルルルァァァァ!!」
シュバッ!

グレートウサちゃんロボ「っ!」

イザク「ガゥゥゥ!!」ガギィィィィン!!

グレートウサちゃんロボ「重っ……!」

176: 2015/12/27(日) 15:13:39.50 ID:vB4Zt86a0
美玲「ハァッ……ハァッ……ハァッ……ハァッ……」

茜「…何か分かったんですか?」

美玲「嫌だ……ウチを……置いていかないで……ウチを……1人にしないで……」

茜「美玲さん?!」

美玲「嫌だ……嫌だよ……嫌だ……ウチの大切な……仲間を……」

茜「美玲さん!!!」ガクガクガクガク!!

美玲「…ッハァ…!!あか…ね……?」

茜「はい、私です!!どうしたんですか?!」

177: 2015/12/27(日) 15:22:27.83 ID:vB4Zt86a0
美玲「ウチは……っ……ウチはアイツとは…戦えないぞッ…アイツは…ウチと同じなんだ……」

茜「……どういう事ですか?」

美玲「アイツは…暴れてるんじゃない……生きたいだけなんだ………ただ、生きようとしてるだけなんだッ………」

茜「そ、それって……」

美玲「放っておけば…被害がいっぱい出る……分かってる……でも……ウチは……アイツをこれ以上……傷付けられないッ……」ツー…

茜「>>179」

188: 2015/12/27(日) 19:39:37.14 ID:vB4Zt86a0
茜「分かりました!!必ず、あの怪獣を助けましょう!!人の……いや、全ての命は地球の未来なんです!!!」

美玲「できる……のかッ…?」

茜「できるかどうかじゃありません!!やるんです!!!」

美玲「……!」

茜「根性論だと笑いたければ笑ってください!!でも、やる前から諦めてたら何もできません!!!私は助けられると信じたいんです!!!」

美玲「オマエってヤツは……」

189: 2015/12/27(日) 19:40:27.96 ID:vB4Zt86a0
茜「気合と根性さえあれば不可能はありません!!!うおおおおおお!!!」

美玲「ハァ……ホントにバカだぞッ、オマエは…」

茜「はい!!」

美玲「ふふっ……オマエを見てると……くよくよ悩んでる自分がバカらしくなってくる…」

茜「よく言われます!!!」

美玲「命は……大切だもんなッ…!」

茜「はい!!!!」

190: 2015/12/27(日) 19:41:12.82 ID:vB4Zt86a0
美玲「ウチがアイツに話しかけてみる。…手伝ってくれるかッ?」

茜「何をすればいいんですか?!」

美玲「アイツの動きを止めてくれッ。無理…か?」

茜「どれだけの時間が必要ですか?!」

美玲「…30秒でいい。」

茜「30秒ですね!!任せてください!!奥の手があります!!」

191: 2015/12/27(日) 19:41:55.70 ID:vB4Zt86a0
美玲「頼む。」

茜「はい!!!」

美玲「………」

茜(ただ誰かの命を救いたい…あの時の茜Pさんも、こんな気持ちだったんでしょうか?)

美玲「ウチも考えるのは止めるぞッ!全力の自分をぶつけるッ!アイツを…助けるッ!!」

茜「…未来を救いましょう!!」

美玲「おうッ!!」

192: 2015/12/27(日) 19:43:56.55 ID:vB4Zt86a0
グレートウサちゃんロボ 操縦席



紗南「ぐっ……!」ピピッ

「紗南ッ!聞こえるかッ?」

紗南「聞こえてるよ!何?」

「ウチは今からソイツと対話する。手伝ってくれッ!」

紗南「それはさっきできないって……いや、分かったよ。美玲がやるって言うなら、あたしはそれを信じる。」

「悪いな…」

紗南「>>194」

196: 2015/12/27(日) 19:52:23.58 ID:vB4Zt86a0
紗南(でも……さっきのダメージと謎のバグのせいで、グレートウサちゃんロボビーム、グレートウサちゃんロボファイヤー、グレートウサちゃんロボヨーヨー、グレートウサちゃんロボホームラン、グレートウサちゃんロボミサイルマイト、グレートウサちゃんロボ電撃ドリルスピン、シューティングフォーメーション……グレートウサちゃんロボ7大兵器が全部使えなくなってるんだよね……!)

「開発中の空き地が見えるかッ?ソイツをそこに何とかして移動させてくれッ!」

紗南「…それがこのステージのクリア条件?」

「できるかッ?」

紗南「あたしにクリアできないゲームはないよ!ふぅ……やっとクリア条件判明したかー!」

「頼んだぞッ…!」

紗南「了解!」

197: 2015/12/27(日) 20:02:58.07 ID:vB4Zt86a0
紗南(さーて、コマンドは全て使用不能って言う縛りプレイをやらなきゃいけないワケだけど…)ガチャッ!ガチャッ!

紗南(粒子残量は40%……ギリギリだね。一回ミスったら即ゲームオーバーか。ふぅ……難易度高すぎでしょ。)

紗南(………)

紗南「だがそれがいい!」ポチッ

【USANS-AM】キィィィィィン…!

紗南「ゲームは難易度が高いほど燃えるってね!さあ、隠し機能発動の時間だよ!」

198: 2015/12/27(日) 20:09:18.11 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯



グレートウサちゃんロボ「……」
キィィィィィン…!

イザク「ガルルルルル……グルァァァ!!」 シュバッ!

グレートウサちゃんロボ「見えた!」
ヒュィィィィン…!

イザク「?!」

グレートウサちゃんロボ「そして捕まえた!」ガシッ!

イザク「グルァァァァァァ!!!」

グレートウサちゃんロボ「奥の手は最後まで隠しておくから奥の手って言うんだ、よっ!!」キィィィィィィィィィィィ…!

199: 2015/12/27(日) 20:16:45.99 ID:vB4Zt86a0
イザク「ガルルルルル…!!」
ガンガンガンガン!!

グレートウサちゃんロボ「帰ったら絶対晶葉に怒られるから、一緒に謝るミッションに挑戦してもらうよ。」
キィィィィィィィィン…!

イザク「グルァァァァ!!」
ガンガンガンガン!!

グレートウサちゃんロボ「…っ…表面がベコベコになっちゃうじゃん!まったく……ブーストチャージ270%…280%…290%……」キィィィィィィィィン…!

イザク「ガルルル…!グルルァァァァ!!」ガンガン!!

グレートウサちゃんロボ「300…パーセントォォォォォ!!!」ドシュゥゥゥゥゥ!!!

イザク「グルァァァ?!」

グレートウサちゃんロボ「うおおおおおおおおお!!!」ドシュゥゥゥゥゥ!!!

200: 2015/12/27(日) 20:26:13.23 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯 空き地



美玲「今から何をするつもりなんだッ?」

茜「ここの地面を溶かして落とし穴を作ります!!髪留めを外してさらに第2段階まで解放します…!」シュルッ…ファサッ……

美玲「地面を溶かすって……ここ一帯は地面の深くまでコンクリートだぞッ?!」

茜「私の第2段階まで解放した『熱』ならコンクリートぐらいなら熔かせます!!」

美玲「オマエ……無茶苦茶するなッ…!」

茜「ありがとうございます!!!」

美玲「>>202」

203: 2015/12/27(日) 20:34:26.64 ID:vB4Zt86a0
美玲「氏ぬなよッ……!」

茜「私は氏にませんよ!!氏んだら炊きたてほかほかのご飯、食べられなくなっちゃいますから!!」

美玲「バカ……」

茜「美玲ちゃんこそ、氏なないでくださいね…!」

美玲「ウチの心配ならいらないぞッ!
『狼』を甘く見るなッ!」

茜「……分かりました!!」

204: 2015/12/27(日) 20:41:49.27 ID:vB4Zt86a0
美玲「なあ、帰ったら焼肉食いに行かないかッ?」

茜「ごちそうさまです!!!」

美玲「いや、オゴるとは……ハァ、仕方ないなッ!ウチがオゴってやるッ!だから……!」

茜「何としてでも無事に帰ります!!」

美玲「……おうッ!」

茜「……美玲ちゃん!!」

美玲「約束だからなッ…!」シュバッ!!

206: 2015/12/27(日) 20:53:12.19 ID:vB4Zt86a0
茜「はい…約束です!」スッ…

茜「うおおおおおおおおお!!!!!パワー全ッッッ開ッッッ!!!!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…

茜「熱く!!熱く!!熱く!!熱くうううう!!!ボンバァァァァァァァァ!!!!!」ゴォォォォォォッ…!!

茜「茜Pさん…!あなたが教えてくれた通り、この熱を…炎を!!未来を救うためにつかいます!!」

茜「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ジュゥゥゥゥゥ…!!

茜「私の『熱』を…未来を照らすために!!!」

207: 2015/12/27(日) 21:04:05.78 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯 避難経路




茜P(空気が熱い…茜が第2段階まで解放したか…!!)

消防団員「避難が完了しました!」

茜P「よくやってくれた!ありがとう!」

消防団員「いえ!こちらこそ、避難を指揮していただき…ありがとうございました!」

茜P「人の命は地球の未来、さ。君も早く避難しろ!!」

消防団員「あなたは?!」

茜P「>>209」

210: 2015/12/27(日) 21:11:56.94 ID:vB4Zt86a0
茜P「巽纏、ゴー……いや、今の俺は……ただのプロデューサーだ!」

消防団員「プロデューサー?」

茜P「日野茜ってアイドルを知っているか?俺はその子のプロデューサーなんだ!」

消防団員「………」

茜P「さあ、早く避難しろ!俺はプロデューサーとしてアイドルを支えてやらなくちゃならない!!」

消防団員「……分かりました。プロデュース業…頑張ってください!」

211: 2015/12/27(日) 21:16:27.55 ID:vB4Zt86a0
茜P「ああ!!…そうだ、今度LIVEをやるから見に来てくれないか?君を招待したい!熱くなれること間違いなしだ!」

消防団員「見に行きます!ですから……!」

茜P「俺の隣の席に招待しよう!」

消防団員「……!…お気を付けて…!」

茜P「君こそ、予定を空けておいてくれよ?」

消防団員「……はい!」

212: 2015/12/27(日) 21:25:32.09 ID:vB4Zt86a0
〜〜〜


茜P「………俺も行くか。」スッ

茜P「着装!!」ヒュィィン!

ゴーレッド「茜がオーバーヒートを起こす前に冷やしてやらないとな。」
グググ……

ゴーレッド「アイドルのプロデューサー業務の内容がここまで多岐に渡るものだとは想像もつかなかったよ…ふぅ……」

ゴーレッド「今行くぞ、茜、美玲
紗南!そして……これから名前を教えてもらう怪獣くん!」スッ……

ゴーレッド「ゴー!!!」ダッ…!

213: 2015/12/27(日) 21:33:00.47 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯 空き地



グレートウサちゃんロボ「どおりゃあああああああ!!!」ドシュゥゥゥゥゥ!!!

イザク「グルァァァ…!!」

グレートウサちゃんロボ「落ちろぉぉぉぉぉぉぉ!!」ドンッ…!!

イザク「ガルルァァァ?!」
フッ……

グレートウサちゃんロボ「捕獲の手順その1!トラップにかける!」

イザク「グルルルルルァァァァァ?!」ズズゥゥゥゥゥゥン!!!

214: 2015/12/27(日) 21:38:27.95 ID:vB4Zt86a0
グレートウサちゃんロボ「捕獲の手順その②!美玲っ!」

美玲「すぅ……ガオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ビリビリビリビリ…!

イザク「?!」

グレートウサちゃんロボ「うう……音量最低にしてても響くなぁ…!」

美玲「ウチの話を聞けえええええ!!!」

イザク「ガル………」

美玲「>>216」

218: 2015/12/27(日) 21:55:21.98 ID:vB4Zt86a0
美玲「オマエはどうして暴れるんだ?」

イザク「ガルルル……グルァァァァァ!!」

美玲「…ッ!もう一度聞くぞ、オマエはどうして暴れるんだッ?」

イザク「ガルルルルル…!!」

美玲「すぅ……生きたいからじゃないのかッ?!」

イザク「……!!」ピタ…

グレートウサちゃんロボ(動きが止まった……!)

219: 2015/12/27(日) 22:02:34.87 ID:vB4Zt86a0
美玲「オマエは生きたい、そうなんだろッ?ただ、それだけなんだろッ?」

イザク「………」

美玲「生きたいだけなのに、どうして暴れる必要があるんだッ?」

イザク(………イキル……)

美玲「…!!そうだッ!生きるだッ!ウチらはオマエの敵じゃないッ!オマエたちを狩りに来た…ニンゲンじゃないッ!」

イザク(…………)

美玲「ウチはオマエに生きて欲しいんだッッ!!」

220: 2015/12/27(日) 22:08:40.72 ID:vB4Zt86a0
イザク(イキテ……ホシイ……?)

美玲「そうだッッ!!オマエは生きろ、生きるんだッッ!!」

イザク(イキル……イキル……イキ……)

〜〜〜

「イザク……あなたは生きて。」

〜〜〜

イザク「!!!」

美玲「オマエはッ………」

イザク(そうだ……俺は…生きる!生きるんだ!生きなきゃいけないんだ!)

美玲「…!!ウチの言ってるコトが分かるかッ?!」

イザク(分かる……分かるぞ……お前は……『敵』じゃ…ない……のか……?)

221: 2015/12/27(日) 22:15:13.25 ID:vB4Zt86a0
美玲「ああッ!敵じゃ…ないッ…!戦う必要はないんだッ!!」

イザク(戦う必要は……ない……生きる……ために……戦わなくて……いい……のか……?)

美玲「いいんだッ……戦わなくてもッ…!生きて……いいんだッ!」

イザク(生きていい……生きていい……生きて……いい……!)

美玲「そうだッ……そうだッ……」

イザク(………生きる……生きられる……)

美玲「>>223」

224: 2015/12/27(日) 22:22:21.45 ID:vB4Zt86a0
美玲「だから……生きてくれ……ッ!」

イザク(……俺が生きるのを……望んで……くれるのか……?)

美玲「ああッ……」

イザク「………」

美玲「ウチらの話を聞いてくれるか?」

イザク(聞こう……お前からは……同じ匂いがする……信頼……できそうだ……)

美玲「……ッ…!…ありがとう…」

225: 2015/12/27(日) 22:34:33.89 ID:vB4Zt86a0
グレートウサちゃんロボ 操縦席



紗南「ステージクリア……か……いいよっしゃあ!!はぁぁぁ……危なかったぁ……!」

【粒子残量 3%】

紗南「ギリギリまで頑張っって……ギリギリまで踏ん張って……ピンチのピンチのピンチの連続だったよ……はぁ……これ迎えに来てもらわないと自力じゃ帰れないや……」

紗南「晶葉…怒るだろうなあ……泉さんは…何て言うかなぁ…?晶葉Pさんは自分のおかげだ、って言って……美世さんが……塗装の剥がれを見て溜息をついて……ふふっ……」

紗南「紗南Pさんと…ステージクリアだってハイタッチをして……ガーディーにただいま、って言って……会いたいな、早く…みんなに…」

紗南「疲れたぁ……帰ったら疲れを取るために徹ゲーしないと……紗南Pさんと……一緒に……」

紗南「貢献度一位は……美玲に譲ってあげる。」

226: 2015/12/27(日) 22:41:52.52 ID:vB4Zt86a0
空き地近く



茜(………う……ううん……)

「無茶しやがって……まったく……」

茜(…冷たくて……気持ちいい……これは……)パチ…

茜「茜Pさんの……冷やし……タオル……」

茜P「目が覚めたか…よく頑張ったな…茜。約束の冷やしタオルだ。」

茜「えへへ……ヒンヤリして……気持ちいいです……」

茜P「……バカ。」

茜「えへへ……燃えちゃいました……」

227: 2015/12/27(日) 22:49:35.98 ID:vB4Zt86a0
ビルの屋上



紗南P「ステージクリア……か。データの更新は……」スッスッスッスッスッスッスッスッスッ

紗南P「ない…何だったんだ…一体?あっ、通信も回復してる……うーん……まあ、いいか!今は、それより……」

ガーディー「ガウ♪」

紗南P「うん、みんなの無事を祝わないとな!みんなでレッツパーリィだ!」
ナデナデ

ガーディー「ガウガウ♪」

紗南P「はははっ、意外となんとか……」

ガーディ「ガウ?!」ビクッ!

紗南P「……ガーディー?」

ガーディ「ガウウウウウ……!」

228: 2015/12/27(日) 22:57:12.20 ID:vB4Zt86a0
コンビナート地帯



イザク(お前の話を信じよう……狼よ。)

美玲「ホントかッ?!」

イザク(ああ……俺は……)ザシュッ!ザシュッ!

サンダーサーベル「………」

美玲「えっ……?」

イザク(何……が……?)ゴポ…

美玲「お、オイッ……?」

229: 2015/12/27(日) 23:09:29.65 ID:vB4Zt86a0
???



白衣の男「『神』の力とは古来より雷の形をとって現されてきました。イザクさん、これは私からあなたへの祝福です。」

白衣の男「あなたは不完全だった。生前の記憶などという下らないものに執着した。はぁ……何が生きる、ですか?全くもって下らない。」

白衣の男「私があなたから余計な物を取り除き、浄化して差し上げましょう。純粋に人間共を憎み、あのお方のお役に立てるように。」

白衣の男「良い物を見させていただきました……ふふっ…まさか『雷鳴』まで投入しなくてはならなくなるとは……申し訳ありませんでした、少々あなた方を見くびりすぎていたようです。」

白衣の男「そのお詫びと、私からの感謝を込めて…さあ、パーティーの次の催し物の時間です!」

白衣の男「>>332」

239: 2015/12/28(月) 09:08:54.16 ID:FiyQGoVS0
白衣の男「せっかく友になれるやもしれないと思えた者の手にかかって氏ぬのなら、あなた方も本望でしょう!
完璧・捨式奥義『憎悪の空より来たる雷(ダークサンダーエナジー)』――ッ!! 」

カッ ズドォォォォォン!

白衣の男「ふふふ……ははははははははは!脆き空蝉の肉体を捨て、強き天の御使いの肉体へ!いつ見ても素晴らしい光景ですねぇ!転生の瞬間と言うのは!」

白衣の男「これこそが、あのお方より授けられし私の力の一端!『神』の力の一端!生と氏さえ超越する力!」

白衣の男「元イザクさん、生まれ変わられたご感想は?ふふふっ、と言ってもお答えすることはできませんか。薄汚れた「魂の記憶」は完全に消し去って差し上げましたから。」

白衣の男「今のあなたにあるのは純粋な憎悪と破壊への衝動のみ。それで良いのです、歯車が物を考える必要などありません。」

白衣の男「イザクさん……改め、ノスフェルさん。ふふっ、そうですねぇ、この作品の題名は『ノスフェル』にしましょう!さあ、愚かな存在たちに神の審判を下しなさい、『ノスフェル』!」

240: 2015/12/28(月) 09:10:10.03 ID:FiyQGoVS0
コンビナート地帯



イザク(早く逃げろ!頼む……逃げて……くれ……!お前を……傷付けたく……ない……!)
ゴポッ…ゴポゴポゴポゴポ…

美玲「イ…ザ……ク?」

イザク(早く…!早く…!早く…俺から離れて………う……あ……心を……奪われる……!)ゴポゴポゴポゴポ…

美玲「……ッ?!嫌な感じが大きくなって…イザクを…覆い隠して……何だッ……何なんだよ、コレッ?!」

イザク(嫌だ……嫌だ……生きたい……俺は……生きなきゃ……いけない……のに……)

美玲「イザ……」

イザク「ガァァァァァァァァ!!!」
ゴポゴポゴポゴポ…!!!

241: 2015/12/28(月) 09:12:53.28 ID:FiyQGoVS0
美玲「イザクが……消えたッ……」

ノスフェル「………」

美玲「オイ……なぁ……イザク…?オマエ……生きるんじゃないのかよッ……!ウチらは…心を……」

ノスフェル「………」ブンッ…!

美玲「心を……」

ズドォォォォォォォォォン!!

ノスフェル「グギャアアアアアア!!!」ドゴォォン!ドゴォォン!ドゴォォン!

ノスフェル「グギャアアアアアアアアア!!!!」

242: 2015/12/28(月) 09:13:43.03 ID:FiyQGoVS0
グレートウサちゃんロボ「何が…どうなって……?」

『雷鳴』「……」バリバリバリバリ!!

グレートウサちゃんロボ「しまっ…!うああああああ!!」
バァァン!バァァン!バァァン!バァァン!

『雷鳴』「……ハイジョ……スル……」バリッ…バリバリバリバリ…!

サンダーサーベル「………」

『雷鳴』「……テキ……ハ……ハイ……ジョ……」スッ…

243: 2015/12/28(月) 09:14:43.31 ID:FiyQGoVS0
空き地近く



茜「止めなきゃ……」ヨロッ…

茜P「おい!」

茜「行かなきゃ……いけな……っ……」フラッ……

茜P「茜!!」ガシッ!

茜「さっきまで……あんなに熱かったのに……今は…とっても冷たい……心の熱が……伝わって……こないんです……!」

茜P「……っ…」

茜「>>245」

246: 2015/12/28(月) 09:28:45.05 ID:FiyQGoVS0
茜「うナァァァァー……ウォーター……!」

茜P「…無理だ。」

茜「無理じゃ。ありません…!水を……!」

茜P「行かせられない。」

茜「行かせてください…!!」

茜P「今から冷却しても間に合わない…」

茜「間に合います!間に…合わせます…!!」

247: 2015/12/28(月) 09:33:51.34 ID:FiyQGoVS0
茜P「確実にオーバーヒートを起こすぞ……?そう……なったら……」

茜「だったら何なんですか?!私は……まだ……まだ……!!!」

茜P「頼む……行かないで……くれ……」ギュッ…

茜「…茜P……さん……?」

茜P「お前にまで居なくなられたら……俺は……嫌だ……行かないでくれ…!」

茜「………」

248: 2015/12/28(月) 09:41:01.11 ID:FiyQGoVS0
茜P「茜……お前は行ったら駄目だ。立っているだけでも……キツそうじゃないか……」

茜「気合いと…根性さえ……あれ……ば………」カク…

茜P「………」

茜「………」

茜P「もう……誰も氏なせたくないんだ。」ソッ…トサッ

茜「………」

茜P「茜は休んでいろ。オーバーヒートを起こさせるわけにはいかない。そうなったら茜の体が保たない……」

249: 2015/12/28(月) 09:44:48.86 ID:FiyQGoVS0
茜P「……」スッ

茜P「着装。」ヒュィィン!

ゴーレッド「………」

ノスフェル「グギャアアアアアアアアア!!!」

ゴーレッド「俺の勝てる相手ではないな……だからと言って引き退るつもりは毛頭もないが。」

茜「うう………」

ゴーレッド「>>251」

252: 2015/12/28(月) 09:57:41.94 ID:FiyQGoVS0
ゴーレッド「ベイエリア55もライフバードも巨大ロボも、かつての戦いで失われてしまったが……それでもやるしかない!俺の、燃える救急(レスキュー)魂にかけて!」

ゴーレッド「気合いだ、気合い!ここで気合いを見せなかったら茜のプロデューサーをやる資格なんてない!」

茜「………」

ゴーレッド「お前には絶対に悲しい思いはさせない。茜が泣く姿だけは…絶対に見たくない。人の命は地球の未来……そうだろ、茜。」

茜「………」

ゴーレッド「今度は俺が燃える番だ。熱く燃える…例え、燃え尽きたとしても。」

253: 2015/12/28(月) 10:05:59.45 ID:FiyQGoVS0
ゴーレッド「俺の戦いは敵を倒す事じゃない、一つでも多くの命を救う事だ。……美玲と紗南をここから逃がす。」

ゴーレッド「距離などから算出して、救出に必要な時間は5分30秒。1秒でも時間をロスする事は許されない。」

ゴーレッド「ここから逃がしてどうなるのかは分からない。ただ、俺にはそれ以外の選択肢はない。恨まれようと憎まれようと命は救う。」

ゴーレッド「………」

ゴーレッド「可能な限り多くの。」

茜「助……けなきゃ………」

ゴーレッド「……済まない、茜。」

254: 2015/12/28(月) 10:14:54.83 ID:FiyQGoVS0
ゴーレッド「すぅ……Vランサー!」
ジャキン!

ゴーレッド「俺はもう迷わない。」

ノスフェル「グギャアアアアアア!!!」ドゴォォン!ドゴォォン!

ゴーレッド「待ってろよ、生きてろよ。絶対そこにたどり着く。」

『雷鳴』「………」バリバリバリバリ!!

グレートウサちゃんロボ「うわぁぁぁぁぁ!!!」バァァン!バァァン!バァァン!バァァン!

ゴーレッド「行くぞ!Vランサーアタック!!」ダッ!

255: 2015/12/28(月) 10:20:25.27 ID:FiyQGoVS0
ビルの屋上



紗南P「紗南!紗南!紗南ぁぁぁ!!」

ガーディー「ガウ!ガウ!ガウ!」

紗南P「クソッ、俺はただ見ている事だけしかできないのか?!晶葉Pさん!聞こえないのか、晶葉Pさん!!」

紗南P「…ッ!まただ!また電波障害だ…!チャンネルが使えない!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「ガゥゥゥ……」

紗南P「認めない!クリアできないゲームなんて……存在しないんだ!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ

ガーディー「………」

256: 2015/12/28(月) 10:31:07.31 ID:FiyQGoVS0
瓦礫の中



美玲(ダメだ……体が動かないぞッ……ウチは……ここまで…なのか……)

ズゥゥゥン…!ズゥゥゥン…!

美玲(イザク………)

ズゥゥゥン…!ズゥゥゥン…!

美玲(亜季……P……ウチ……幸せだったぞ……ウチを家族にしてくれて……ありがとう……そして……ごめん……)

ズゥゥゥン…!ズゥゥゥン…!

美玲(還るのか……ウチも……狼たちの魂の……還るところへ……お父さん…お母さん……ウチも今からそっちに……行く……から……)

ズゥゥゥン…!ズゥゥゥン…!

ノスフェル「グギャアアアア!!!」

257: 2015/12/28(月) 10:39:32.49 ID:FiyQGoVS0
美玲(ああ……気が……遠く……)

「お前はまだ還ってはいけない!」

美玲「?!」

茜P「ブイスラッシュ!」バガァァァァァン!!

茜P「掴まれ!」スッ

美玲「………」スッ

茜P「間に合ったか…!」ガシッ!グイッ!

美玲(今の声は………)

258: 2015/12/28(月) 10:48:42.50 ID:FiyQGoVS0
グレートウサちゃんロボ 操縦席



ビービービービービービー!!

紗南「ヤバいな……これ……」

バチッ……バチバチッ…

紗南「高圧電流で内部メカがやられた……粒子残量ももうほとんどない……はぁ……クエストリタイアかな、これは……」

バチッ……バチバチッ…

紗南「人生はゲームじゃないから……そうもいかないんだけどね……あるとしたら……ゲームオーバーだけ。」

紗南「諦めたくないな……だって、明後日は新作ゲームの発売日だから……紗南Pさんと最速クリア目指すって……約束したもん……」

紗南「………」

バチッ……バチバチッ…バチバチッ…

紗南「>>260」

263: 2015/12/28(月) 11:04:56.76 ID:FiyQGoVS0
紗南「あれ…?グレートウサちゃんロボに何かインプットされてる……」

バチバチッ…バチバチッ…

紗南「オモイヤリ +ヤサシサ +アイジョウ +シンジルココロ =スーパーユウジョウ……モード……?」

バチバチッ…バチバチッ…

紗南「泉さんが…あたしの知らないうちに……新しいシステムを……積んでてくれたのかな……?」

バチバチッ…バチバチッ…

紗南「こう言うのってゲームだとさ……逆転の……一手だったり……

バチバチッ…バチバチッ…

紗南「試してみる価値は……ある……よね……?」

バチバチッ…バチバチッ…

紗南「実行。」ポチ

264: 2015/12/28(月) 11:12:37.05 ID:FiyQGoVS0
紗南「………」

【システムの実行を確認】パァァァァァ…

紗南「光…?」

【ユウジョウモード 起動】パァァァァァ…

紗南「何だろ……温……かい……?」

【STANDBY】パァァァァァ…

紗南「行ける気が……」

バァァン!バァァン!バァァン!

紗南「?!」

ヒュゥゥゥゥン……

紗南「システムが完全に……やられた……」

バァァン!バァァン!バァァン!バァァン!バァァン!バァァン!

265: 2015/12/28(月) 11:18:51.16 ID:FiyQGoVS0
コンビナート地帯



『雷鳴』「ハイジョ…」ズガァァァン!!

『雷鳴』「ハイジョ…」ズガァァァン!!

『雷鳴』「テキ……ハ……ハイジョ……スル…」スッ……

サンダーサーベル「……」

『雷鳴』「ハイジョ…」ザシュッ…!

グレートウサちゃんロボ「…!」
ガクン…

『雷鳴』「………」

グレートウサちゃんロボ「……」
ドロォ……

266: 2015/12/28(月) 11:25:30.48 ID:FiyQGoVS0
『雷鳴』「ハイジョ…」ザシュッ…!

『雷鳴』「ハイジョ…」ザシュッ…!

グレートウサちゃんロボ「……」
ドロドロ…

『雷鳴』「ハイ……」バァァァァァン!!

『雷鳴』「?!」ヨロッ…

パワード「ヘアッ!!」ヒュゥゥゥン…バキィィィィ!

『雷鳴』「……!」ドゴォォォォン…!

267: 2015/12/28(月) 11:37:18.85 ID:FiyQGoVS0
???



白衣の男「光の巨人?!あれだけの『破壊』をもう全て倒して来たというのですか?!あり得ない……早すぎる…!」

白衣の男「私の作品が人間などに太刀打ちできる存在のはずはない……だとすれば……クッ、現代の光の巨人は私の予想を上回っていたようですね…」

白衣の男「もしやあのお方の脅威となり得るやもしれません……実力をより正確に見定めねば……パーティーは一時中断です。」

白衣の男「なに、どうせ彼らの運命は変わらないのです。…絶望を味わう時間程度をプレゼントして差し上げます。ゆっくりと味わわれてください。」

白衣の男「あなた方も盛大にもてなして差し上げます。あなた方も大切なパーティーの招待客なのですから。」

白衣の男「『雷鳴』、『ノスフェル』を回収しなさい。パーティーの会場を少し広くする必要があるようです。」

268: 2015/12/28(月) 11:42:19.29 ID:FiyQGoVS0
コンビナート地帯



『雷鳴』「………」スッ…

パワード「…!」

『雷鳴』「………」
バリバリバリバリ…ズドォォォォン!!

パワード(しまったっ!逃げられた…!)

「未央、今はそれよりもこっちだ!」

グレートウサちゃんロボ「……」

パワード(っ!!)

269: 2015/12/28(月) 11:50:27.56 ID:FiyQGoVS0
グレート(コクピットが完全に破壊されている………紗南!無事か、紗南!!)
ベタ……

グレート(…っ?!…これは……!)

グレートウサちゃんロボ「……」

パワード(そんな……嘘だよね……ねえ、嘘って……言ってよ……)

グレートウサちゃんロボ「………」

パワード(紗南………)

グレートウサちゃんロボ「………」





CONTINUE?

270: 2015/12/28(月) 11:59:06.38 ID:FiyQGoVS0
読者の皆様の中にタンクトップの方、もしくは仲間絶対守るマンの方はいらっしゃいませんか?

ノスフェルさんはアカンて……

俺、これを書き終わったら暫くほのぼのを書こうと思うんだ
ほら、お守りにもそう書いたし…

巨大ロボの基本と言えば…

後編に続きます
茜「熱さに熱さで付き合ってくれる人」【前編】

引用: 紗南「付き合いを抱きしめて、今」