46: 2014/12/30(火) 19:31:38.55 ID:tv/5JtKEo
メール『補習だったの忘れてて綾乃に捕まっちった☆今日ごらく部なーし!!』


結衣「あの馬鹿・・・」

結衣「はぁ、あかりとちなつちゃんは林間学校でいないし」

結衣「京子も来ないなら茶道部室にいる意味ないな・・・」

結衣「帰ろっと」


ガララッ


結衣(ん?誰か来た?)

「・・・」
ゆるゆり: 24【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

47: 2014/12/30(火) 19:33:44.63 ID:tv/5JtKEo
結衣「・・・って、松本先輩!?」

りせ「・・・」コクッ

結衣「な、何か用ですか・・・?」

結衣(生徒会長自ら・・・そういえばごらく部に来るのは初めてだ)

りせ「・・・」


結衣「あ、そうだ。今お茶いれるんで、待っててもらえますか?」

りせ「・・・」コクッ

結衣(OK・・・ってところかな)


結衣「お待たせしました。どうぞ・・・」

りせ「・・・」パアァ

結衣(これは喜んでるのかな・・・?)

結衣(ふふ、段々松本先輩の言いたいことが分かるようになってきたぞ)

48: 2014/12/30(火) 19:35:11.09 ID:tv/5JtKEo
結衣「ところで、今日はごらく部に何か用ですか?今日は私しかいないんで、もし他の人に用事なら後日・・・」

りせ「・・・」フルフル

結衣(違う、大丈夫だ・・・?)


りせ「・・・」フリフリ

結衣(ふむふむ)


りせ「・・・」フワッ

結衣(なるほど)


りせ「・・・」フワワァ

結衣(うん、全然わかんねぇ)

49: 2014/12/30(火) 19:36:18.25 ID:tv/5JtKEo
結衣(何が”分かるようになってきたぞ”だよ・・・全然わかんねぇよ)

結衣(それより、どうしようかなぁ。一生懸命伝えようとはしてくれてるみたいだけど・・・)

結衣(なんでこういう時に限って西垣先生はいないかな・・・)

結衣(ていうか筆談にしとけばよかったんだよ・・・今更言い出せない雰囲気だけど)


りせ「・・・」ハァ

結衣(うわ、ため息つかれた・・・情けない後輩でごめんなさい・・・)

りせ「・・・」ズズズ


結衣(あ、お茶飲んでる。口に合うといいけど)ズズ

りせ「・・・」コトッ



りせ「はぁ、うっめ」

結衣「」

50: 2014/12/30(火) 19:37:23.75 ID:tv/5JtKEo
結衣「」


りせ「・・・?」

結衣「」


りせ「・・・」

結衣「」


りせ「おーい結衣にゃんこー?」

結衣「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」ガタタッ

51: 2014/12/30(火) 19:39:04.04 ID:tv/5JtKEo
りせ「え、なにその反応・・・いくらウチでも傷つくわー・・・」

結衣「え、あ、その・・・すみません・・・」

結衣(ヤバい、状況に頭が付いていけてない・・・)


りせ「ん~?あ!もしかして結衣にゃんこの前で素ぅ出すの初めてだっけ?」

結衣「素・・・?」

りせ「おう。普段のあれはキャラ作っとんねん」

結衣「ええ!?あの無口がですか!?」

りせ「ああ。まぁ厳密には無口じゃないけどな」

りせ「西垣ちゃんがなー、ああいうの好きなんだよね」

結衣(西垣先生の趣味かよ・・・)


りせ「あと生徒会活動楽になんねんな。このキャラやと会議を全部綾やんぬが進めてくれんねん」

結衣(何でちょいちょい関西弁なんだ)

りせ「・・・」ズズズ

52: 2014/12/30(火) 19:41:00.11 ID:tv/5JtKEo
りせ「そんな事よりも、今日ウチがここに来た理由や!」バァン

結衣「あ、はい、そうでした・・・」

結衣(松本先輩の衝撃が大きすぎて完全に忘れてた・・・)


りせ「君、ここが何部の部室か知ってる?」

結衣「うっ・・・そ、それは・・・」

りせ「分かってるとは思うけど、元々は茶道部の部室だよね」

結衣「・・・はい」

りせ「茶道部は廃部してるわけだから、本来この場に生徒が立ち入ることはないはず」

りせ「つまり君はこの部室を無断使用していることになる。分かる?」

結衣「・・・はい」


りせ「まぁ今更うるさく言うつもりはないねんけどな?君らごらく部は成績も良いし、定期的に部室の掃除もやっとるみたいやし」

結衣「・・・」

53: 2014/12/30(火) 19:42:49.68 ID:tv/5JtKEo
りせ「しかしな、黙認にも限度っちゅーもんがある。君らこの部室を占拠してどれくらいになる?」

結衣「確か2008年の6月18日に連載がスタートして、あかり達が入学してきて・・・」

結衣「その1年前くらいには占拠してたから・・・8年くらいですかね?」


りせ「ん?8年?」

結衣「はい、8年」

りせ「ごめん、私の記憶が正しければ中学校って3年で卒業だよね?」

結衣「松本先輩」

りせ「なんや?」


結衣「それ以上いけない」

54: 2014/12/30(火) 19:44:20.34 ID:tv/5JtKEo
りせ「・・・まぁいいや。とりあえずそれだけ長期間占拠してみ?」

結衣「はい」

りせ「他の生徒がな、ごらく部の連中だけ部室を占拠してズルい言いだすねん」

りせ「見てよこの書類の山。全部生徒会に不満来てんの。怖くね?お前ら勉強してろって感じじゃね?」バッサドサァ

結衣「これは・・・凄い量ですね」

結衣(どっから出したし)


りせ「しかも本来注意すべき綾やんぬが毎度歳っぴぃに言いくるめられて先延ばしっつーおまけ付きよ」

結衣「何かすみません・・・」

りせ「まぁさっきも言ったけど別に出てけとか言うつもりはないんやけどね。あ、お茶おかわり」

結衣「はい、今ついできますね」

りせ「・・・」

55: 2014/12/30(火) 19:45:36.77 ID:tv/5JtKEo
――――――――
―――


結衣「すみません、沸かし直してたら遅くなっちゃいました」スッ

りせ「・・・」ズズズ

結衣「・・・」

りせ「ふぅ、結衣にゃんこの入れるお茶には不思議な安心感があるね」

結衣「ありがとうございます」


りせ「で、さっきの話の続きだけど、別に君らを追い出そうってわけじゃない」

りせ「要するに君らのごらく部が問題なく存続できる大義名分さえあればいいわけだ」

結衣「・・・大義名分ですか?」ゴクリ

りせ「まぁそうは言うても大したもんじゃないよ。君らにやってもらうことはたった一つや」

結衣「そ、それは一体・・・!?」

りせ「それは・・・」

56: 2014/12/30(火) 19:47:36.97 ID:tv/5JtKEo



りせ「何か生徒会とイベント事をやるときはウチも呼んでくれ」



りせ「それだけでええ」

結衣「・・・え?」

りせ「ほ、ほら、そういうイベントに会長のウチが参加してれば生徒会活動の一環って事にしやすいじゃん?」

りせ「ごらく部も生徒会公認の団体って事になって一件落着や!どや?」

結衣「・・・」

りせ「・・・!」


結衣「もちろんOKですよ」ニコッ

りせ「・・・」パアァ

57: 2014/12/30(火) 19:49:30.62 ID:tv/5JtKEo
結衣「むしろ今まですみません。会長のことももっと誘えばよかったですね」

りせ「い、いや~何言うてんの?別に誘って欲しかったとかそういうわけじゃ・・・」

りせ「・・・」ズズズ

結衣「・・・」


りせ「さてウチの話はこれだけや。あんま長居しても悪いやろからここらでドロンしますわ」

結衣「はい、わざわざありがとうございました」

りせ「あ、ウチが実はペラペラなんは他の奴らには内緒な?」

結衣「あ、そのことなんですけど」

りせ「おう、なんや?」


結衣「嘘ですよね」

りせ「」

58: 2014/12/30(火) 19:51:12.05 ID:tv/5JtKEo
りせ「・・・え?嘘って?」

結衣「いやだから、ペラペラって嘘ですよね?」

りせ「う、嘘じゃないって・・・現に今ペラペラじゃん?」

結衣「先輩、さっきからよくお茶飲みますよね?」

結衣「なんか飲み方がおかしいなーって思ってたんですよ」

りせ「べ、別に変なことなんてあらへんやん?ん?」

結衣(うわ、めっちゃ目泳いでる)


結衣「はぁ、分かりましたよ。信じます」

りせ「さ、さっすが結衣にゃんこ!話がわか・・・」

りせ「・・・」

結衣「・・・?」

りせ「・・・」グッ

結衣(薬切れたな)

59: 2014/12/30(火) 19:52:10.24 ID:tv/5JtKEo
りせ「・・・」オジギィ

結衣「あ、どうもお疲れ様でした・・・」オジギィ

りせ「・・・」ガララ


結衣「・・・松本先輩」

りせ「・・・?」ドキドキ


結衣「これからは一緒にいっぱい思い出作りましょうね」ニコッ

りせ「・・・」ニコッ

60: 2014/12/30(火) 19:52:36.06 ID:tv/5JtKEo
-5- りせ「結衣にゃんこーいるー?」


おわり

途中で力尽きました。

引用: 京子「レアな組み合わせで短編集!」