155: 2007/11/24(土) 08:44:34.09ID:wJMNIY5R0
仕方が無い。しばし遊ぼうかな。
男「……食堂は駄目っぽいか……ん、あそこあいてるな」
女「ちょうど席が二つ……隣に気を遣う必要が無い絶好の位置……あ」
男「あ……隣、いいかな?」
女「どうぞ……」
男「……」
女「……」
男「ミートスパ?」
女「そっちはカレー?」
男「好きなんだよ」
女「あたしはあんまり……だってルーが余るもの」
男「スパゲッティもな」
女「……残ったソースだけ食べるの、好きだし」
男「……俺も」
男「……食堂は駄目っぽいか……ん、あそこあいてるな」
女「ちょうど席が二つ……隣に気を遣う必要が無い絶好の位置……あ」
男「あ……隣、いいかな?」
女「どうぞ……」
男「……」
女「……」
男「ミートスパ?」
女「そっちはカレー?」
男「好きなんだよ」
女「あたしはあんまり……だってルーが余るもの」
男「スパゲッティもな」
女「……残ったソースだけ食べるの、好きだし」
男「……俺も」
156: 2007/11/24(土) 08:52:53.63ID:wJMNIY5R0
保守しているなら、期待に答えねばなるまい……やがて来る誰かのために、今暫し……援護仕る。
男「……今月厳しいな。なんで財布の中だけは余らないんだろうなぁ……」
女「あ、もう、十円無い……」
男「? どうかした?」
女「……なんでも。十円余ってない?」
男「は? あるけど」
女「あ~……やっぱりいい。お弁当くらい、飲み物無くても平気だし」
男「ああ、なるほど……そっちも今月ピンチ?」
女「え、いや……財布のなか一円ばっかりで」
男「あ、そうなの」
女「レジとかで、後ろの人待たせちゃ悪いかなって、いっつも大きいお金で払っちゃうから、小銭ばっかり溜まっちゃって」
男「じゃあ、十円と交換してくれ。それでスッキリだろ」
女「いいの?」
男「余らしてても、どうせ使われない。それよかマシだろうから」
女「……」
男「……今月厳しいな。なんで財布の中だけは余らないんだろうなぁ……」
女「あ、もう、十円無い……」
男「? どうかした?」
女「……なんでも。十円余ってない?」
男「は? あるけど」
女「あ~……やっぱりいい。お弁当くらい、飲み物無くても平気だし」
男「ああ、なるほど……そっちも今月ピンチ?」
女「え、いや……財布のなか一円ばっかりで」
男「あ、そうなの」
女「レジとかで、後ろの人待たせちゃ悪いかなって、いっつも大きいお金で払っちゃうから、小銭ばっかり溜まっちゃって」
男「じゃあ、十円と交換してくれ。それでスッキリだろ」
女「いいの?」
男「余らしてても、どうせ使われない。それよかマシだろうから」
女「……」
157: 2007/11/24(土) 09:00:02.39ID:wJMNIY5R0
男「雨か……うん、今日は寄り道せずにさっさと帰ろう」
男「……なんで余っててほしいときに、余ってないかな。ていうか、俺のビニール傘はどこにいったんだろうな」
女「あ、ひょっとして傘、忘れた?」
男「いや、でも似たような感じかな」
女「そっか。帰らないの?」
男「もう少し小振りになるまで待つよ。この季節じゃ、突っ切って帰るのは辛いし」
女「だよね……」
男「君は?」
女「あたしは、これから図書室。ちょっと調べ物」
男「へえ、てっきり同じかと思った」
女「あたしは盗まれるような傘は持ってこないようにしてるの」
男「つまり、忘れたのか……」
女「……だから、図書室で時間つぶし。こういうのも、余ものっていうのかな」
男「居残りでいいんじゃないかな」
女「……そっか」
男「……なんで余っててほしいときに、余ってないかな。ていうか、俺のビニール傘はどこにいったんだろうな」
女「あ、ひょっとして傘、忘れた?」
男「いや、でも似たような感じかな」
女「そっか。帰らないの?」
男「もう少し小振りになるまで待つよ。この季節じゃ、突っ切って帰るのは辛いし」
女「だよね……」
男「君は?」
女「あたしは、これから図書室。ちょっと調べ物」
男「へえ、てっきり同じかと思った」
女「あたしは盗まれるような傘は持ってこないようにしてるの」
男「つまり、忘れたのか……」
女「……だから、図書室で時間つぶし。こういうのも、余ものっていうのかな」
男「居残りでいいんじゃないかな」
女「……そっか」
158: 2007/11/24(土) 09:06:01.84ID:wJMNIY5R0
男「うう、寒……さすがに、この時期に屋上はねーわな。そのお陰で誰も居ないけど……あら?」
女「あ、よく会うね」
男「この寒いのに、こんなところで昼食か。物好きなのが居たもんだ」
女「お互い様じゃないの? それに、暖かい飲み物があれば、それなりに平気だし……今日はいい天気だし」
男「教室は、窓際以外、日当たり悪いもんな……だから皆、窓際を占拠するんだな」
女「……こんないいところがあるのに、教室にこもりきりなんて、勿体無いよね」
男「ちょっと寒いけどなぁ……」
女「……」
男「……」
女「……唐揚げおいしそうだね」
男「いっこやるよ。妹が昨日熱出して、余ったんだ」
女「ふぅん……何から何まで、余りものかぁ」
男「そういうのもいいさ」
女「少し寒いけど」
男「ほんとにな」
女「あ、よく会うね」
男「この寒いのに、こんなところで昼食か。物好きなのが居たもんだ」
女「お互い様じゃないの? それに、暖かい飲み物があれば、それなりに平気だし……今日はいい天気だし」
男「教室は、窓際以外、日当たり悪いもんな……だから皆、窓際を占拠するんだな」
女「……こんないいところがあるのに、教室にこもりきりなんて、勿体無いよね」
男「ちょっと寒いけどなぁ……」
女「……」
男「……」
女「……唐揚げおいしそうだね」
男「いっこやるよ。妹が昨日熱出して、余ったんだ」
女「ふぅん……何から何まで、余りものかぁ」
男「そういうのもいいさ」
女「少し寒いけど」
男「ほんとにな」
159: 2007/11/24(土) 09:17:13.02ID:wJMNIY5R0
男「雪、降ってるな……はぁ、天気に恵まれないと色々不便だ」
女「あ、今日は屋上、開いてないの?」
男「別に止めやしないけどな……でも、今日はやめといたほうがいいかもしれん」
女「あ、雪かぁ……傘持ってきてないなあ」
男「まだたいした降りじゃないけど、明日には解らんな。積もったら積もったで、また屋外で飯は食えない。困った」
女「じゃあ、ここでいいんじゃないかな」
男「踊り場ね。まあ、人は来ないだろうが……寒いぞ」
女「付き合う必要は無いよ。あたしなら一人で平気だし……」
男「俺を余り物にするのか?」
女「ちが、違うけど……あたし一人なら、平気だと思ったから……」
男「じゃ、ここでいい。敷くもの無くて大丈夫か?」
女「う、うん……ここは大丈夫だと思う」
男「それと、寒くないか?」
女「大丈夫……なんか優しいね」
男「そうでもない」
女「あ、今日は屋上、開いてないの?」
男「別に止めやしないけどな……でも、今日はやめといたほうがいいかもしれん」
女「あ、雪かぁ……傘持ってきてないなあ」
男「まだたいした降りじゃないけど、明日には解らんな。積もったら積もったで、また屋外で飯は食えない。困った」
女「じゃあ、ここでいいんじゃないかな」
男「踊り場ね。まあ、人は来ないだろうが……寒いぞ」
女「付き合う必要は無いよ。あたしなら一人で平気だし……」
男「俺を余り物にするのか?」
女「ちが、違うけど……あたし一人なら、平気だと思ったから……」
男「じゃ、ここでいい。敷くもの無くて大丈夫か?」
女「う、うん……ここは大丈夫だと思う」
男「それと、寒くないか?」
女「大丈夫……なんか優しいね」
男「そうでもない」
160: 2007/11/24(土) 09:27:51.82ID:wJMNIY5R0
男「そういや、兄弟とかいるんだっけ?」
女「お姉ちゃんが一人」
男「この学校?」
女「うん……もうこの時期だから、午前中で帰っちゃうけどね」
男「いい大学を狙ってるのかね?」
女「あたしと違ってできがいいから……なんでも出来るスゴイ人だよ」
男「お互い、出来のいい身内を持つと、肩身が狭いな」
女「貴方も?」
男「三兄弟の真ん中だよ。医大生と、名門女子高に通うエリートさ。俺は凡庸。逆立ちしても太刀打ちできねえよ」
女「そっか……才能って、平等じゃないのかな」
男「さあね。問題は、活かし方だと思うけどな。妬ましいと思うより、どう満足できるかじゃないか?」
女「そんな風に割り切るのは、難しいよ。ずっと、余りものっていわれてきたのに」
男「だからこうして、余りもの同士が集まって傷を嘗めあう。俺たちは、むしろ運がいいだろ」
女「……」
女「お姉ちゃんが一人」
男「この学校?」
女「うん……もうこの時期だから、午前中で帰っちゃうけどね」
男「いい大学を狙ってるのかね?」
女「あたしと違ってできがいいから……なんでも出来るスゴイ人だよ」
男「お互い、出来のいい身内を持つと、肩身が狭いな」
女「貴方も?」
男「三兄弟の真ん中だよ。医大生と、名門女子高に通うエリートさ。俺は凡庸。逆立ちしても太刀打ちできねえよ」
女「そっか……才能って、平等じゃないのかな」
男「さあね。問題は、活かし方だと思うけどな。妬ましいと思うより、どう満足できるかじゃないか?」
女「そんな風に割り切るのは、難しいよ。ずっと、余りものっていわれてきたのに」
男「だからこうして、余りもの同士が集まって傷を嘗めあう。俺たちは、むしろ運がいいだろ」
女「……」
162: 2007/11/24(土) 09:38:21.21ID:wJMNIY5R0
女「あ……これは?」
男「敷物が無いと、やはりケツが冷える。とはいえ、気軽に持ち運べるものとなると、小さくしなきゃいけないからな」
女「……お隣、いいかな?」
男「どうぞ」
女「……教室は、暖房きいてていいよね」
男「なら、わざわざこんなところで飯を食う必要も無いよな」
女「……ごめん。余計な事言ったね」
男「まあ実際、教室に席なんて、いっぱい空いてるんだけどな……」
女「それじゃ、こんなに近くに座って、こうして話したりもできないよ?」
男「……時々肘が当たったりで、けっこう食べにくいけどなぁ」
女「言いたくない事、言われたくない事があるのは解るよ……あたしもおんなじだもん。余り物同士が寄り集まってるなんて言われるの、ちょっと嫌だし」
男「……別に、好きあってるってわけでもないし、な」
女「……うん、そんなんじゃ、ないもんね」
男「……やっぱり寒いな」
女「そうだね」
男「敷物が無いと、やはりケツが冷える。とはいえ、気軽に持ち運べるものとなると、小さくしなきゃいけないからな」
女「……お隣、いいかな?」
男「どうぞ」
女「……教室は、暖房きいてていいよね」
男「なら、わざわざこんなところで飯を食う必要も無いよな」
女「……ごめん。余計な事言ったね」
男「まあ実際、教室に席なんて、いっぱい空いてるんだけどな……」
女「それじゃ、こんなに近くに座って、こうして話したりもできないよ?」
男「……時々肘が当たったりで、けっこう食べにくいけどなぁ」
女「言いたくない事、言われたくない事があるのは解るよ……あたしもおんなじだもん。余り物同士が寄り集まってるなんて言われるの、ちょっと嫌だし」
男「……別に、好きあってるってわけでもないし、な」
女「……うん、そんなんじゃ、ないもんね」
男「……やっぱり寒いな」
女「そうだね」
163: 2007/11/24(土) 09:49:47.69ID:wJMNIY5R0
男「……ん、食わないのか?」
女「うん、ちょっと食欲無くて……」
男「じゃ、ちょっともらう。最近量が少なくて、どうも……」
女「あ……」
男「作り忘れたのか? 弁当だけ持ってくるなんて、なかなかドジだな」
女「……どうせ、食べる気なんて起きないし」
男「……何かあったのか?」
女「何も。お弁当以外は、いつも通り……いつも通り、お姉ちゃんが癇癪を起こして、それでお母さんがイライラして、いつも通りあたしを相手にストレス発散して……いつも通り」
男「……そうか。辛いな」
女「あなたは、そういう時とかあった?」
男「一年前は兄貴も妹も受験だったからな。空気が悪いときはバイトに逃げてた。俺みたいなのがウロウロしてるのは邪魔みたいだからさ」
女「……疲れた。ずっと余り物って言われるの、疲れてきちゃった……」
男「お、おい」
女「ごめん……少し、肩借りるね」
男「……」
女「うん、ちょっと食欲無くて……」
男「じゃ、ちょっともらう。最近量が少なくて、どうも……」
女「あ……」
男「作り忘れたのか? 弁当だけ持ってくるなんて、なかなかドジだな」
女「……どうせ、食べる気なんて起きないし」
男「……何かあったのか?」
女「何も。お弁当以外は、いつも通り……いつも通り、お姉ちゃんが癇癪を起こして、それでお母さんがイライラして、いつも通りあたしを相手にストレス発散して……いつも通り」
男「……そうか。辛いな」
女「あなたは、そういう時とかあった?」
男「一年前は兄貴も妹も受験だったからな。空気が悪いときはバイトに逃げてた。俺みたいなのがウロウロしてるのは邪魔みたいだからさ」
女「……疲れた。ずっと余り物って言われるの、疲れてきちゃった……」
男「お、おい」
女「ごめん……少し、肩借りるね」
男「……」
166: 2007/11/24(土) 10:07:02.93ID:wJMNIY5R0
煽りだろうとなんだろうと……客が来ればそれでよかろうなのだー
女「……ん、あれ」
男「もう放課後だ」
女「……え、あ、ちょ!? あの、何!?」
男「落ち着いてよく思い出せ。昼休みの終わりごろになっても寝てるから、保健室まで運んだんだ」
女「あ、そっか……あたし、寝ちゃったんだっけ。ごめんね、なんかつき合わせちゃって」
男「気にすんなよ。お陰で授業をサボる口実が出来た」
女「え、今までそこに居たの?」
男「流石に上着無しで授業受け続けるのは寒いしなァ……」
女「あ、これ……シワになっちゃった」
男「それくらいはいい。で、鞄持ってきたけど、まっすぐ帰るか?」
女「……ええと、お腹すいた」
男「ゆっくり帰るか。なら、つき合わせた分、こっちにも付き合ってもらうぞ」
女「寄りみちかぁ……一人じゃないのは、久し振りかもしれないな」
女「……ん、あれ」
男「もう放課後だ」
女「……え、あ、ちょ!? あの、何!?」
男「落ち着いてよく思い出せ。昼休みの終わりごろになっても寝てるから、保健室まで運んだんだ」
女「あ、そっか……あたし、寝ちゃったんだっけ。ごめんね、なんかつき合わせちゃって」
男「気にすんなよ。お陰で授業をサボる口実が出来た」
女「え、今までそこに居たの?」
男「流石に上着無しで授業受け続けるのは寒いしなァ……」
女「あ、これ……シワになっちゃった」
男「それくらいはいい。で、鞄持ってきたけど、まっすぐ帰るか?」
女「……ええと、お腹すいた」
男「ゆっくり帰るか。なら、つき合わせた分、こっちにも付き合ってもらうぞ」
女「寄りみちかぁ……一人じゃないのは、久し振りかもしれないな」
169: 2007/11/24(土) 10:21:32.63ID:wJMNIY5R0
男「次の日曜? バイトは入ってないけど……何かあったっけ?」
女「ちょっと付き合ってくれないかな……この間、親戚の叔父さんが映画のチケット余ったからって」
男「なるほど、じゃあ、お姉さんと行けばいんじゃないか? 息抜きになるだろ」
女「……お母さんに止められた。でも一人で行くのって、なんだかむなしいし」
男「そうか。じゃあ、そうだな……なるべく、いい服着ていったほうがいいかな?」
女「え、あ、そっか……好きにしていいよ」
男「わかった。お前もな」
女「……うん」
・ ・ ・
姉「で、映画行く相手は決まったの? あんた、鈍臭いから、心配だよ」
女「うん……お姉ちゃん、本当に貰ってもいいの?」
姉「いいよ。どうせ母さんが許してくんないし……あたしは、あんたのほうが潰れないか心配だよ。でも、いい友達がいるみたいでよかった」
女「う、うん。お姉ちゃんも勉強頑張って……」
姉「あはは、もう逃げたいっつの」
女「……友達……余りもの同士……どうなんだろう」
女「ちょっと付き合ってくれないかな……この間、親戚の叔父さんが映画のチケット余ったからって」
男「なるほど、じゃあ、お姉さんと行けばいんじゃないか? 息抜きになるだろ」
女「……お母さんに止められた。でも一人で行くのって、なんだかむなしいし」
男「そうか。じゃあ、そうだな……なるべく、いい服着ていったほうがいいかな?」
女「え、あ、そっか……好きにしていいよ」
男「わかった。お前もな」
女「……うん」
・ ・ ・
姉「で、映画行く相手は決まったの? あんた、鈍臭いから、心配だよ」
女「うん……お姉ちゃん、本当に貰ってもいいの?」
姉「いいよ。どうせ母さんが許してくんないし……あたしは、あんたのほうが潰れないか心配だよ。でも、いい友達がいるみたいでよかった」
女「う、うん。お姉ちゃんも勉強頑張って……」
姉「あはは、もう逃げたいっつの」
女「……友達……余りもの同士……どうなんだろう」
170: 2007/11/24(土) 10:29:24.12ID:wJMNIY5R0
男「すまん、遅れた」
女「いいよ。五分くらいだし」
男「精一杯急いだんだが、ほんとにスマン」
女「いいって……ふふ、冬なのに汗だく」
男「走ったからな。出掛けに少し手間取った……」
女「何かあったの?」
男「いや、たいした事じゃない。それより……」
女「え、なに?」
男「……やはり制服姿とは違うな。しかしスカートは寒くないか?」
女「いいの。お腹は冷やさないようにしてるし」
男「そうか……じゃ、行くか。時間もうすぐだよな?」
女「うん……ありがとうね」
男「? 何の話?」
女「こっちの話」
女「いいよ。五分くらいだし」
男「精一杯急いだんだが、ほんとにスマン」
女「いいって……ふふ、冬なのに汗だく」
男「走ったからな。出掛けに少し手間取った……」
女「何かあったの?」
男「いや、たいした事じゃない。それより……」
女「え、なに?」
男「……やはり制服姿とは違うな。しかしスカートは寒くないか?」
女「いいの。お腹は冷やさないようにしてるし」
男「そうか……じゃ、行くか。時間もうすぐだよな?」
女「うん……ありがとうね」
男「? 何の話?」
女「こっちの話」
171: 2007/11/24(土) 10:37:31.08ID:wJMNIY5R0
男「……」
女「あはは、はは」
男「……マニア受けはするだろうな」
女「所詮、余りものってことかなぁ……」
男「壊滅的につまらなくはなかったが……む、危ないぞ」
女「え、きゃっ」
男「ふぅ、平気か?」
女「ちょっとぶつかっただけだから……あの、手、ちょっと痛い」
男「ん、悪い。で、これからどうする?」
女「これからかぁ……どこかでお茶でもしたいかな」
男「そうか。こういう場合は、俺のほうがエスコートするほうがいいのか」
女「え、ま、まぁ、そうなるのかな……」
男「この近くに、確か数年前だったけど、休めるところがあったはずだけど……」
女「……手、暖かいんだね」
男「お前が冷え性なんじゃないか?」
女「あはは、はは」
男「……マニア受けはするだろうな」
女「所詮、余りものってことかなぁ……」
男「壊滅的につまらなくはなかったが……む、危ないぞ」
女「え、きゃっ」
男「ふぅ、平気か?」
女「ちょっとぶつかっただけだから……あの、手、ちょっと痛い」
男「ん、悪い。で、これからどうする?」
女「これからかぁ……どこかでお茶でもしたいかな」
男「そうか。こういう場合は、俺のほうがエスコートするほうがいいのか」
女「え、ま、まぁ、そうなるのかな……」
男「この近くに、確か数年前だったけど、休めるところがあったはずだけど……」
女「……手、暖かいんだね」
男「お前が冷え性なんじゃないか?」
172: 2007/11/24(土) 10:45:55.08ID:wJMNIY5R0
女「また、戻ってきちゃったね」
男「買う気も無いのに、商店街をうろついてもな……まあ、そこを空気読んで巧く見せるのも巧いデートなのかね」
女「うーん……経験無いからなぁ」
男「ここでぐだぐだと喋ってるほうが、楽ではあるかもしれないな……」
女「やってる事はいつものおんなじか……ただ、今日はちょっとだけおめかししてるけどね」
男「……楽しいか?」
女「デリカシー無いなぁ。嫌われるよ?」
男「積極的に好き合ってる様な関係でもないだろ?」
女「それでも、そんなミもフタもない事言っちゃ駄目だよ」
男「いや、悪いな……傍目に、あまり楽しそうに見えなかった」
女「……楽しいよ。あなたと一緒に居ると、ホッとする」
男「同類だから?」
女「そうかも。解ってくれる人が欲しかったのかな……」
男「俺はちょっと困ってるよ。やり方が解らんから」
女「ふふ、そっか……」
男「買う気も無いのに、商店街をうろついてもな……まあ、そこを空気読んで巧く見せるのも巧いデートなのかね」
女「うーん……経験無いからなぁ」
男「ここでぐだぐだと喋ってるほうが、楽ではあるかもしれないな……」
女「やってる事はいつものおんなじか……ただ、今日はちょっとだけおめかししてるけどね」
男「……楽しいか?」
女「デリカシー無いなぁ。嫌われるよ?」
男「積極的に好き合ってる様な関係でもないだろ?」
女「それでも、そんなミもフタもない事言っちゃ駄目だよ」
男「いや、悪いな……傍目に、あまり楽しそうに見えなかった」
女「……楽しいよ。あなたと一緒に居ると、ホッとする」
男「同類だから?」
女「そうかも。解ってくれる人が欲しかったのかな……」
男「俺はちょっと困ってるよ。やり方が解らんから」
女「ふふ、そっか……」
174: 2007/11/24(土) 10:55:36.22ID:wJMNIY5R0
男「陽が暮れてきたな。そろそろ足も疲れてきた。ここいらで解散といくか?」
女「……もう少し、一緒に居ない?」
男「なんだ、送ったほうがいいのか?」
女「いや、そうじゃなくて……もう少し、おしゃべりしたいなって……」
男「帰りながらでもできるだろ」
女「……そうだ、あっち側のほうは、まだ見てないよね」
男「どうした。何か変だぞ」
女「……帰りたくない」
男「は? それは、ヘンな意味でか?」
女「それでもいいよ」
男「……あまり、自分の身体を安売りするなよ」
女「お願い。もう少しだけ付き合って……今日はまだ、一人で居たくない」
男「……そうか。わかった。もう少し付き合う」
女「……ありがとうね」
男「そうか、その感謝だったのか」
女「……もう少し、一緒に居ない?」
男「なんだ、送ったほうがいいのか?」
女「いや、そうじゃなくて……もう少し、おしゃべりしたいなって……」
男「帰りながらでもできるだろ」
女「……そうだ、あっち側のほうは、まだ見てないよね」
男「どうした。何か変だぞ」
女「……帰りたくない」
男「は? それは、ヘンな意味でか?」
女「それでもいいよ」
男「……あまり、自分の身体を安売りするなよ」
女「お願い。もう少しだけ付き合って……今日はまだ、一人で居たくない」
男「……そうか。わかった。もう少し付き合う」
女「……ありがとうね」
男「そうか、その感謝だったのか」
175: 2007/11/24(土) 11:06:18.42ID:wJMNIY5R0
男「とはいっても、ファミレスに居座り続けるのもどうかと思うが……少しは落ち着いたか?」
女「平気……ごめんね」
男「いや、いい……っと、電話だ。悪い、出ていいか?」
女「うん」
男「もしもし……そうか、いや、悪い……今は解らん……出来るだけな、ほんとにすまん」
女「……家族の方?」
男「妹だ。身体が弱くてな。寝込むたびに甘えてくる。甘えられる役目は兄貴だったんだが、大学にいってからは、会う時間も減ったしな」
女「……もう余り物じゃないんだね」
男「え?」
女「おめでとう……あたしはいいから、妹さんに付いててあげて」
男「……お前を余りものにさせなきゃいけないのか?」
女「……あたしは平気。慣れてるから」
男「耐えられなくなったから、こうしてこんなところにいるんじゃないのか……」
女「平気だから、ね」
男「……すまない」
女「平気……ごめんね」
男「いや、いい……っと、電話だ。悪い、出ていいか?」
女「うん」
男「もしもし……そうか、いや、悪い……今は解らん……出来るだけな、ほんとにすまん」
女「……家族の方?」
男「妹だ。身体が弱くてな。寝込むたびに甘えてくる。甘えられる役目は兄貴だったんだが、大学にいってからは、会う時間も減ったしな」
女「……もう余り物じゃないんだね」
男「え?」
女「おめでとう……あたしはいいから、妹さんに付いててあげて」
男「……お前を余りものにさせなきゃいけないのか?」
女「……あたしは平気。慣れてるから」
男「耐えられなくなったから、こうしてこんなところにいるんじゃないのか……」
女「平気だから、ね」
男「……すまない」
180: 2007/11/24(土) 11:18:59.12ID:wJMNIY5R0
女「おはよう」
男「ああ……調子はどうだ?」
女「平気、っていって信じてもらえるかな?」
男「そうか。信じてみよう……今度、埋め合わせをしようと思うが、付き合ってもらえないか?」
女「いいけど……あたしなんかでいいのかな?」
男「他に誘う相手が居ない……夕飯に付き合ってくれるだけでいい」
女「……わかった。いつでいいかな?」
男「そうだな。来週なんてどうだろう」
女「来週……いいの?」
男「その日に予約をとった。余りモノのおかげで、バイトが入ってたが、代わってもらった」
女「……どうして?」
男「そうしたかった。仕事で過ごすのがむなしかったのかもしれないな」
女「……でも、その日、クリスマスじゃ、まるで……」
男「寒いのは嫌なんだ。一人じゃ寒いから、寄り集まって少しでも暖かくありたい。寒くないか?」
女「……もう、暖かいよ」
男「ああ……調子はどうだ?」
女「平気、っていって信じてもらえるかな?」
男「そうか。信じてみよう……今度、埋め合わせをしようと思うが、付き合ってもらえないか?」
女「いいけど……あたしなんかでいいのかな?」
男「他に誘う相手が居ない……夕飯に付き合ってくれるだけでいい」
女「……わかった。いつでいいかな?」
男「そうだな。来週なんてどうだろう」
女「来週……いいの?」
男「その日に予約をとった。余りモノのおかげで、バイトが入ってたが、代わってもらった」
女「……どうして?」
男「そうしたかった。仕事で過ごすのがむなしかったのかもしれないな」
女「……でも、その日、クリスマスじゃ、まるで……」
男「寒いのは嫌なんだ。一人じゃ寒いから、寄り集まって少しでも暖かくありたい。寒くないか?」
女「……もう、暖かいよ」
181: 2007/11/24(土) 11:20:19.80ID:wJMNIY5R0
取りあえずこれで仕舞い……ってあらぁ、なにやら人が来てるみたいね。
幕引きとしては、上等じゃないか。では、御免也
幕引きとしては、上等じゃないか。では、御免也
192: 2007/11/24(土) 14:38:35.61ID:wJMNIY5R0
wktkて、書き手が居らぬよ……
194: 2007/11/24(土) 15:26:21.86ID:wJMNIY5R0
おおっと
引用: 新ジャンル「余り物」



コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります