1: 2008/04/24(木) 22:21:19.31ID:jy0n+QKu0
女 「男君! 男君しっかりして! おとこくーーーん!!!」

運転手「こ、こいつが悪いんだ! 急にトラックの前に」
警察 「こら、逮捕だ」

女 「私を、私をかばってこんな……いやああああ!」

---------
走馬灯「それじゃ、日記よんであげるね」

走馬灯「おにいちゃんは去年の夏にともだちとうみにいって、えっと」

走馬灯「う、うぇぇ……漢字が読めないぃぃー!」

走馬灯「……てへり、ごめんねおにいちゃん、おもいでよめないや」
----------
男 「……」
女 「おとこ、くん!? 男君の意識が!!!」
運転手「よ、良かった、生きていてくれたのか……」

男 「も」

女 「も?」

男 「もう一度……轢いてくれ……」

女 「おとこくーーーーーーーん!! しっかりしてぇーーーーー!!!」
葬送のフリーレン(15) (少年サンデーコミックス)
3: 2008/04/24(木) 22:26:58.37ID:jy0n+QKu0
ぴこーん ぴこーん
看護婦「危険な状態ですね」
医者 「ああ、脳波に少し異常が見られるな」
女 「男君……男君……」

男 「……」
-----------
走馬灯「う、うぇぇ……お兄ちゃん、これに振り仮名ふってよぉ」

走馬灯「えっとね、去年のばれんたいんにぃ……ちょこ?」

走馬灯「……ちょこ」

走馬灯「お兄ちゃん! ちょこ貰ったなんて聞いてないよ! ばかばかばか!」
---------
看護婦「先生! 彼の意識が!!」
医者 「何! 奇跡だ……」
女 「良かった、本当に良かった……」

男 「ゆ」

女 「ゆ?」

男 「輸血は……Bで頼む……」

女 「男君はえええええええ型だってばぁぁぁぁ!!!!」

6: 2008/04/24(木) 22:32:01.92ID:jy0n+QKu0
女 「男君! 男君しっかりして! おとこくーーーん!!!」

強盗「こ、こいつが悪いんだ! 急に銃口の前に」
警察「こら、逮捕だ」

女 「また……また私を庇ってこんな……」
--------
走馬灯「……」

走馬灯「ふん」

走馬灯「きょーねんのーばれんたーいんーちょこもらってうれしかったー」

走馬灯「おしまい!」

走馬灯「う、うるさいぃー! やきもちじゃないもん! お兄ちゃんのばかー!」
--------
男 「……」
女 「ああっ! お、男君の意識がッ! も、もう私の為に無茶しないでぇ……」
警察「良かった、殺人の仕事は面倒くさくて:

男 「あ」

女 「あ?」

男 「アイキャン……フライ」

女 「そっちいっちゃだめぇぇぇぇぇえ!!!!!!!」


13: 2008/04/24(木) 22:38:13.57ID:jy0n+QKu0
女 「男君! 男君しっかりして! おとこくーーーん!!!」

ストーカー「こ、こいつが悪いんだ! ボクの女ちゃんと何時も一緒で」
警察「こら、逮捕だ」

女 「何時も……何時も私の為に、こんな……いやぁー!!」
--------
走馬灯「ぎり……ちょこ?」

走馬灯「べ、別に笑ってないもん! う、うれしくなんか……」

走馬灯「あ、あやまりたかったら! そうまとうにっきをいっしょに読むことね!」

走馬灯「そうじゃないと……ゆるしてあげないんだから」
---------
男 「……」
女 「ああ……男君……貴方のおかげで、私無事だよ、ありがとうね」
ストーカー「ほ、ホラ! 生きてる! ボク殺人犯じゃない!」

男 「キ」
女 「キ?」
男 「キス……してくれ、ないか」
女 「男君……うん」

ストーカー「ぼ、ボクの女ちゃんと何をしてるんだぁぁぁぁぁ!!!!!」
警察「こら! ば、バールをもって暴れるなって!!! おい!!」

15: 2008/04/24(木) 22:43:31.47ID:jy0n+QKu0
女 「男君! 男君しっかりして! おとこくーーーん!!!」

校長「せ、生徒が屋上から転落だって!?」
教頭「あなたの責任ですよ」

女 「私が……私が、追い詰めてたの? 自殺図るだなんて……お願い! 目を覚まして!」
--------
走馬灯「ふん~ふん~♪」

走馬灯「わ、わぁぁぁぁ!!! な、何あたしがシャワーあびてる時に来てるのよぅ!」

走馬灯「うー! うー! あっちいけよぉー! えOちー!」

走馬灯「見るな見るな見るなぁぁぁ! わーん!」
---------
男 「……」
女 「ああっ! 良かった……目を覚ましてくれた……神様に一杯お願いしたんだよ」
校長「良かった、退職金が」
教頭「チッ!」

男 「も」
女 「も?」

男 「時間が……時間が無いんだ……もう一度」
女 「何でまた階段上ろうとするのよぉぉぉぉぉ!!!!」
校長「や、やめるんだ!」
教頭「行けッ! 行けッ!」

16: 2008/04/24(木) 22:49:50.25ID:jy0n+QKu0
ぴこーん ぴこーん
女 「……」
男 「……」

看護婦「彼女の怪我の輸血をするって聞かなくって……この男という少年」
医者「うむ……彼女の事故の傷も結構深いからな」

----------
走馬灯「お、おにいちゃん……ごめんね、色々なげつけちゃって」
走馬灯「こ、今度はちゃんとおしごとするよ! えっと」
走馬灯「うーん……前のページが思い出せないぃぃ……」
走馬灯「え、えへへへへ、あっちむいてホイッ! あちむてほいぃっ!」
走馬灯「きょうはこれであそんでようよぉ」
-----------
看護婦「意識は大丈夫? 男君?」
医者 「君の彼女は幸せだな、こんなに想ってくれる人が居てくれて」

男 「も」

看護婦「も?」

男 「もっとだっ! もっと血を抜け!! 彼女(走馬灯)の為に!」

看護婦「こんな。こんなに自分の命を顧みない男の人って……見たことないわ……」

男 「オレはッ! 彼女(走馬灯)に会いたいんだっ!」
医者「ああ、きっと助けてみせるさ、君のその真剣な思いに答えてな」

18: 2008/04/24(木) 22:55:54.13ID:jy0n+QKu0
看護「誰かッ! 誰か早く来てッ!!!」
医者「飛び降りじゃと……」
看護「きっと、きっと彼女の後を追おうとして! 屋上から!!」
医者「あの金網を超えただと!!」
----------
走馬灯「えへへー抱っこ抱っこ♪」
走馬灯「きょうはおひざの上で読んであげるね」
走馬灯「いっしゅうかんまえ、お兄ちゃんのおともだちの女ちゃん」
走馬灯「事故でしんじゃった」
走馬灯「だいじょうぶ……おにいちゃんにはわたしがついてるよ」
-----------

男 「……」
看護「良かったッ! 本当に……良かった」
医者「このっ! バカもんが! そんなことをしても……彼女は喜ばんぞ!」

男 「も」

看護「も?」

男 「もう、いちど……会いたい、んだ……彼女(走馬灯)に……」

看護「お願い……そんな悲しい事言わないでッ! ここにだって……ここにだって
   貴方を想ってる人は居るのよ……だから、お願いッ!」

26: 2008/04/24(木) 23:01:12.11ID:jy0n+QKu0
走馬灯「……」
走馬灯「ちゅ、ちゅう?」
走馬灯「……」
走馬灯「ちゅ、ちゅ~」
---------

男 「……」

看護「良かった……目を、覚ました……昏睡状態だったのよ」

男 ←朦朧

看護「な、何よ……人の頬を掴ん――」

男 ちゅっ

看護「な、何なのよ! も、もう……いきなり……キスだなんて、恥ずかしいじゃない!」

男 「と」

看護「と?」

男 「としまーーーーーー!!!」

看護「#」ごす!

29: 2008/04/24(木) 23:08:21.00ID:jy0n+QKu0
看護「えっと」
医者「こ、これは……ベッドから落ちたのかね!?」
看護「……多分」
医者「ぬうううう! やっと安定し始めたのに! 今すぐ蘇生だ!」

--------
走馬灯「もう……さっきはちゅーするまえに……むこうに行っちゃってさ」
走馬灯「知らない! バカ!」
走馬灯「……」
走馬灯「そんなに……そんなにあたしとちゅーしたいの?」
走馬灯「……」
走馬灯「し、しかたないからいっかいだけしたえげてもいいわよ! いっかいだけなんだからね!」
--------
男 ちゅっ
医者「ふーぅっ! ふぅーっ!」

男 れろ ちゅっぱ れろ

医者「ば、バカモン! 舌を入れるでないわ!」
看護「うげっ」

男 「あ……ああ」

看護「く、口直し……する?」

男 「うあああああああああああああん!!!!!!」

看護「泣くことないじゃない……人工呼吸なんだし」

33: 2008/04/24(木) 23:19:11.91ID:jy0n+QKu0
医者「ま、また飛び降りか……なんちゅうか、こやつ結構バカなんじゃ……」
看護「知りません! ふん!」
医者「何で人工呼吸しただけで……この看護婦も機嫌が悪いんじゃろうかのう」
看護「……男君? 聞こえる……大丈夫、私がついてるから」
---------
走馬灯「ふやぁぁぁっ! ごめんなさいぃぃぃ!!」
走馬灯「いたい! いたい! いたいぃぃ!」
走馬灯「うう……ちょっとそうまとうにっきに落書きしただけなのにぃ……」
走馬灯「お尻ぺんぺん酷いよぅ……うう」
---------

男 ←意識モーロー
看護「ああっ! 良かった……目を覚ましてくれたのね……ああ」

男 ぐいっ!
看護「きゃっ! ど、どうしたの……私をベッドに引きずり込ん――」

男 ぱしーん! ぱしーん! ぱしーん! ぱしーん! ぱs-ん!
看護「やんっ! やんっ! やああああっ!」
男 「この悪い子め! 悪い子めっ! 悪い……あり?」

看護「はぁ……はぁ……はいぃ……私は悪い子、ですぅ……はぁ、はぁ」

男 「……あり?」

41: 2008/04/24(木) 23:32:06.43ID:jy0n+QKu0
看護「あら? 貴方氏んだんじゃ……」
女 「人違いです」
看護「そ、そう……」
女 「男君……大丈夫なんですか?」
看護「ええ……安定はしているけど、昏睡状態から中々目覚めないのよ」
--------
走馬灯「きゃははははは!」
走馬灯「おにいちゃん、なわとびもへたくそさんだねぇー!」
走馬灯「へへーん! アタシはにじゅうとびもへっちゃらおちゃんこのさいさいよ!」
走馬灯「みててみてて! あわ、わわわわ!」
走馬灯「か、からまったよぅ……ほどいてぇ」
---------
男 ←朦朧
看護「ああっ……目を覚ました? 大丈夫? 男君……」
女 「男君……聞いたよ、アタシの為に沢山の輸血してくれたって」

男 ぐいっ!
看護「きゃっ!」
女 「や、やあああ!」

男 ぐいぐい わさわさ ひっぱりひっぱり
看護「や、やだぁ! 男君! こんな所で服を脱がせないで!」
女 「わ、わわわわ! 男君……」

男 「……?」
看護「……もう、若いんだから……ほぅら、ゆっくりね」
女 「わ、私は構わないよ、だって男君の事……その、好き、だし」

男 「……縄は、どこ?」
二人「「縄だなんて!!」」

44: 2008/04/24(木) 23:33:02.37ID:jy0n+QKu0
も、もうオレが氏に際wwww

後は誰か乗っ取ってwwww

引用: 新ジャンル「死に際走馬灯が幼女」