1: 2008/10/26(日) 19:24:41.55ID:LGggPp9aO
男 「くぁ……だりぃ……」
内藤「男ー、おはようだお!」
男 「おぅ、内藤」
内藤「男、すごくだるそうだお。どうかしたかお?」
男 「いや、今日テストあんじゃん。だから一応徹夜で勉強したんだけど……」
内藤「プギャー(^Д^)9m」
男 「なっ……」
内藤「柄じゃねーおwwwwwwwww徹夜で勉強って柄じゃねーおwwwwwwwwwwww」
男 「う、うるさい!お前だって勉強くらいしただろ!」
内藤「もちろん、やってないお?」
男 「え?」
内藤「勉強嫌いのぼくが、するわけないお!」
男 「いや、テスト前くらいはしようぜ……」
内藤「おっおっおっ」
葬送のフリーレン(15) (少年サンデーコミックス)
8: 2008/10/26(日) 19:32:51.01ID:LGggPp9aO
男友「内藤さん、ちょっといい?」
内藤「なんだお?」
男友「図書委員長のクールさんいるじゃん、あの人好きな奴とかいないのかなぁ」
内藤「残念だお、クールさんは3組のドクオ君とつきあってるお」
男友「そっか……すまん、ありがとう」
内藤「落ち込むなおwww、友にもいつかいい人できるおwwwwww」
男友「笑いながら言われても説得力ねーよ……」
男 「お前って、クラスの女子に顔広いよなー」
内藤「そうだお、ぼくが男ならきっとすごいフラグゲッターになってたお」
男 「しかし、恋愛相談は受けるが自分が本命になることはない、と」
内藤「うるさいお、万年女日照りの男に言われたくないお!」

32: 2008/10/26(日) 20:00:50.65ID:LGggPp9aO
男「なぁ、友よ」
友「どうした兄者」
男「内藤ってさ、女として見た場合どうだと思う?」
友「そうさなぁ、サバサバしてて付き合いやすいとは思うが、いかんせんあの口調と態度がなぁ……」
男「だよな、あれで女らしさがだいぶ半減してるよな」
友「何、お前内藤さんのこと好きなの?」
男「いんや、俺はあいつの将来が純粋に不安なだけよ」
友「ふーん(ニヤニヤ)」
男「なんだそのニヤニヤ笑いは」
友「別に何も、なぁ?」
内藤「なんの話ししてるお?」
男「おっと…内藤…」
内藤「友、ニヤニヤしてるとキモさがより増すお。止めた方がいいお」
友「ぐっ……毒舌だなおい」
内藤「それより男、購買にパン買いにいくお!」
男「へいへい」
内藤「急がないとカスタードプリンパン売り切れるお!」
男「スイーツ(笑)」
内藤「うるさいお、早く走るお!」


友「………どうなるんだかなぁ、あの二人」

35: 2008/10/26(日) 20:15:53.57ID:LGggPp9aO
荒巻「クゥ…クゥ…」
内藤「荒巻さん、いつもグッスリ安眠だお」
男「というか、俺は起きてるとこを見たことがないんだが」
内藤「ぼくもだお、朝学校にくるともう机で寝てるお」
男「何しに学校にきてるんだろうな」
内藤「一度起きてるとこ見てみたいお」
荒巻「うぅ、ん……」
内藤「あ、起きるお!」
荒巻「お父さん…ごめんなさい…ぶたないで…痛い…痛いよ…」
内藤「………」
男「………」
内藤「……そっとしておくお」
男「……だな」

39: 2008/10/26(日) 20:30:11.79ID:LGggPp9aO
内藤「にゃんにゃんお、にゃんにゃんお」
男「おや、内藤。何してんだ?」
内藤「どっかの猫がなついてきたから、遊んでるんだお」
男「へぇ」
内藤「猫かあいいお、猫大好きだお」
男「そういや、猫のひげの根元のぷくっとしたところって、マズルって言うんだぜ」
内藤「そうなのかお、知らなかったお」
男「お前にもあるよな、マズル」
内藤「お?そうかお?」
男「うん、なんか口元がぷくっとしてる」
内藤「そういえばそうだお」
男「………触ってもいいか?」
内藤「いいお、はいだお!」

男「いや、猫のじゃなくて……」
内藤「お?」
男「………何でもない」
内藤「好きなだけ、触るといいお!」
男「………」ぷにぷに

44: 2008/10/26(日) 20:54:39.65ID:LGggPp9aO
内藤「今日の体育、マラソンだるいお」
男「いいじゃねーか、女子は五キロですむんだから」
友「男子は十キロ走らんと終われないからな」
内藤「生理休暇つかえばよかったお」
男「そうはいくか」
友「やるからには、最後まで走りきらないとな」
内藤「ちぇっ、だお」

教師「準備できたかー?それじゃ、いくぞー。よーいスタート!」

内藤「おっおっおっおっ」
たゆんたゆんたゆんたゆん

脇役男子「ざわ……ざわ……」
内藤「なんだお?男子がぼくの後をついてくるお」
教師「こらー、男子。もっとペースあげんかー!」
友「恐るべし、乳の魔力……」
男「お前も凝視してんじゃねーよ」

47: 2008/10/26(日) 21:14:54.51ID:LGggPp9aO
授業中――

男「………」カリカリ
内藤(男、消しゴム落としたお)
男(ん、ああ。すまんありがとう)
内藤(礼には及ばんお、いいから早く前向くお)
男(悪いな)
内藤(……ニヤリ)

男(おっと、間違えた……消しゴム消しゴム、っと)

ごしごし、び――

男「ぬわっ!」
男(おい内藤、お前俺の消しゴムにシャー芯埋め込んだだろ!)
内藤(知らないおwwwwww濡れ衣だおwwwwwwwww)
男(笑いすぎだこのボケ!)
内藤(うるさいお男、先生が男のこと睨んでるおwww)
男(畜生、このイタズラっ子めが……)
内藤(おっおっおっ、男はリアクションがいいからイタズラしがいがあるお)

53: 2008/10/26(日) 21:29:27.07ID:LGggPp9aO
渡辺「あれれ~、私のお弁当がないよ~?」
内藤「また落としたのかお?渡辺さん」
渡辺「ふぇぇ~、そうかも~…」
内藤「お金はもってきてないのかお?持ってたら購買でなんか買えばいいお」
渡辺「お財布もないから、どうしようもないよ~…」
内藤「しょうがないお、パンで良ければおごってあげるお」
渡辺「いいのかなぁ、内藤さん?」
内藤「気にしなくていいお、一緒に購買いくお」
渡辺「うん」



佐藤「………内藤さん、あなたを敵と認知したわ」

63: 2008/10/26(日) 22:20:16.28ID:LGggPp9aO
内藤「そーらをじゆうに、とーびたーいおー♪」
男「はい!」

内藤「ブーンwww」

男「プゲラゲラwwwwwwwww」
友「……お前ら幸せそうだな、悩みとかないだろ?」

80: 2008/10/26(日) 23:00:34.82ID:LGggPp9aO
ネタ切れ

86: 2008/10/26(日) 23:33:51.31ID:LGggPp9aO
男「うーん…」
友「どうした弟者」
男「弟者いうな…いや、内藤が近々誕生日らしくてさ。なんかプレゼントしてやりたくて考えてんだけど」
友「あわよくばいい感じになりたいってか?この工口スの権化めが」
男「貴様の想像力にはいつも脱帽だ」
友「ならさ、一緒に遊園地でも誘ってみたらどうだ?そしたら親密度もあがるし」
男「………」
友「どうした、なぜ黙る」
男「流石だな、兄者」
友「兄者いうな」

89: 2008/10/26(日) 23:45:48.72ID:LGggPp9aO
>>86
男「……というわけで、俺はお前の誕生日を祝ってやりたいと思う」
内藤「本気かお?本気だとしたら男はとんだスケコマシだおwww」
男「るせぇっ、行きたいのか行きたくないのかハッキリしやがれ」
内藤「もちろんいくお!」
男(よっしゃ!)
内藤「けど、どうせならみんな揃っていきたいお」
男(……え?)
内藤「渡辺さんや荒巻さんも、誘っていいかお?」
男「え、ちょっ、それは……」
内藤「駄目かお?男は器が小さいお!」
男「だぁぁっ、分かった、分かったよ!」
内藤「本当かお?嬉しいおー♪」
男(あぁ、せっかく立てたフラグがへし折られた……)

92: 2008/10/27(月) 00:01:07.13ID:zOefg0UuO
>>89
渡辺「内藤さん、お誕生日おめでとうだよ~」
内藤「ありがとうだお!」
友「しかし、内藤さんの誕生祝いに、俺らも参加してよかったのか?」
内藤「気にする必要ないお。全部男のおごりだお!」
男「おかげでバイト代すってんてんだよ」
内藤「祭りはみんなで楽しくやった方がいいに決まってるお、つべこべ言わず出すもん出せお!」
男「質わりぃなオイ」
荒巻「クゥ…クゥ…」
内藤「ほら荒巻、寝てばっかいないでちゃんと立つお」
ズルズル


友「前途多難、か?恋も遊びも」
男「うるさいぞ君」

96: 2008/10/27(月) 00:16:22.77ID:zOefg0UuO
>>92
渡辺「ふぇぇ~、お化け屋敷怖いよ~」
友「渡辺さん、まだ中入ってないんだから怖がるの早いって」
荒巻「クゥ…クゥ…」
友「ああああ何でお化け屋敷の真ん前で寝れるのかなぁこの子は!」


内藤「お?友たちはどこ行ったお?」
男「三人仲良くお化け屋敷。俺たちは待ちぼうけ」
内藤「そうかお。それならぼくはジェットコースター乗ってくるお」
男「あっ……おい、内藤」
内藤「なにかお?」
男「どうせなら、二人一緒に行動しようぜ。迷子とかなったら困るし」
内藤「……男はやっぱり、スケコマシだおwww」
男「スケコマシじゃねえよ!」
内藤「いいお、一緒にいくお」

99: 2008/10/27(月) 00:31:37.41ID:zOefg0UuO
>>96

男「ハァ…ハァ…」
内藤「絶叫系嫌いならそう言えばいいのに、見栄はるから恥かくんだおwwwwww」
男「いや…あそこまで強烈だとは思ってなくてよ…」
内藤「情けないおwwwぼくは全然平気だったのにwwwwww」
男「人には得手不得手があんの。軽蔑するならしやがれダァホ!」
内藤「なんでだお?ぼくはこの程度のことで男を軽蔑したりしないお」
男「そ、そうか。………そりゃすまない」
内藤「一生笑い者にはすると思うけどおwwwwwwおっおっwwwwww」
男「前言撤回。お前結構ヤなやつだな」

100: 2008/10/27(月) 00:50:49.70ID:zOefg0UuO
>>99

内藤「男、最後にあれ乗るお」
男「おぉ、あれなるはフラグ製造機の異名を持つ観覧車」
内藤「フラグ立てたいのかおwwwwwwきめぇwwwwwwwww」
男「うるせえな、さっさと乗るぞ」
内藤「おっおっ♪」

-----------------------------------------------

男「うおー、すげぇなぁ」
内藤「町並みがすごく綺麗に見えるお」
男「ロマンチックだなぁ」
内藤「相乗りしてるのが男じゃなきゃ、もっとロマンチックだったおw」
男「放り出してやろうか、貴様」
内藤「おっおっおっ♪」
男「ははは……」

117: 2008/10/27(月) 05:28:02.22ID:zOefg0UuO
>>100

内藤「男、今日はありがとうだお。おかげで最高の誕生日になったお」
男「どういたしまして」
内藤「対面じゃなくて、隣に座っていいかお?」
男「お…おう!」
内藤「何を意識してるんだおwwwキモいおwwwwww」
男「自意識過剰なんだよ、誰が意識なんか……」
内藤「体がバリバリ固くなってるおwwwおっおっおっwwwwww」
男「うっさい、座るならはよ座れ」
内藤「おっおっ♪」
男(うぉ……内藤いい匂いだなぁ)
内藤「童O特有の女性観が駄々漏れてるお、男」
男「思考盗聴!?」
内藤「なんとなくだお」

118: 2008/10/27(月) 05:41:48.98ID:zOefg0UuO
>>117

内藤「戯れに腕でも組んでみるお」
男「おま……さっきから何がしたいんだ?」
内藤「恋人ごっこだお!」
男「恋人ごっこ!?
内藤「ほら、腕組むお。肩寄せ会うお」
男「おい、こら……」
内藤「これで完璧だお。おっおっおっ♪」
男(こいつ…本当はなにがしたいんだ?)
内藤(男は鈍感だから、こんぐらいしても気づかないんだお……)

123: 2008/10/27(月) 08:19:35.38ID:zOefg0UuO
>>118

内藤「恋人ごっこ楽しいお♪」
男「(ドキドキ)」
内藤「男は好きな人とかいないのかお?」
男「え……まぁその、いなくもないよ?」
内藤「そうかお。ぼくも今、好きな人いるんだお」
男「そうなのか!?」
内藤「驚きすぎだおwwいて悪いかおwww」
男「いや、悪くはないわな」
内藤「そいつは、マヌケでおっちょこちょいで、すごくからかいがいがあるんだお」
内藤「そいつをからかって遊んでるうちに、ぼくはいつの間にかそいつが好きになってたんだお」
男「ふーん…」
内藤(嫉妬してんじゃないおwwwお前のこと言ってんだおwwwwwww)
内藤(これだから察しの悪い男はwwwwwwwww)

130: 2008/10/27(月) 09:10:50.98ID:zOefg0UuO
>>123

内藤「男も一緒にイチャイチャすればいいお♪」
男「バッ、誰がやるか!」
内藤「恥ずかしがることないお、向かいの観覧車は中でギシアンしてるみたいだお?」
男「マジか!?」
内藤「うん、ほらお」

ガッタンガッタン、ギシギシアンアン

男「うわ…本当だよ…」
内藤「なんならぼく達もやってみるかお?」
男「あ゛?」
内藤「冗談だおwwww男はいちいちリアクションがキモいおwwwwwwww」
男「このやろ…」
内藤「おっおっおっ」

132: 2008/10/27(月) 09:27:07.98ID:zOefg0UuO
>>130

ガタン、プシュー

内藤「もう終わりかお…寂しいお…」
男「あー恥ずかしかった、降りるぞ内藤」
内藤「こういう時は、男が先に降りてエスコートするもんだお」
男「まだ恋人ごっこの続きかよ……ほら、降りんぞ」
内藤「おっおっおっ♪とやっ」
男「……?」

ばふっ

男「!?」

ムギュ

内藤「ごめんおwww、足が滑って男にしがみついちゃったおwwwww」
男「おま、今のはどう考えても確信犯だろ!」
内藤「いいから、しばらくこのままの格好でいるお」
男「胸が当たる息がかかる顔が近い恥ずかしいっ!」
内藤「おっおっおっwww役得だお、男wwwwww」

134: 2008/10/27(月) 10:31:49.20ID:zOefg0UuO
>>132

友「あふぅ……二人ぶんのお守りは疲れたぜ」
渡辺「ごめんね~友く~ん」
荒巻「クゥ…クゥ…」
友「さて、男と内藤さんはどこじゃいなっと……」
男「………」
内藤「ごろにゃんお♪」
渡辺「あれれ~、内藤さんと男君がラブラブだよ~?」
友「………何してんだバカップル」
男「友……こいつをどうにかしてくれ。さっきからしがみついて離れないんだ」
内藤「男はノリが悪いお。もっと見せつけてやるお!」
友「すまん、こう言ったら悪いが、どうにかしなくちゃいけないのはお前の方だ」
男「なんで!?」
内藤(さすがは男友、察しがいいおwww)
友(そこまでやられて、なぜ内藤さんの気持ちに気づかない……)
荒巻「クゥ…クゥ…」

136: 2008/10/27(月) 10:46:38.63ID:zOefg0UuO
>>134

内藤「今日は楽しかったお。またみんなで遊ぼうお!」
男「恋人ごっこはもう勘弁だぜ?」
友「(またこいつは意地はって…)そんならもういっそ本当の恋人になればいいじゃん」
男「おまっ!何言って……」
内藤「恋人かお……それもいいかもしれないお!」
男「え?」
内藤「冗談だおwwwそれじゃ、また明日学校でだお!」
男「あ、あぁ……」
渡辺「バイバイだよ~」
荒巻「クゥ…クゥ…」



男「………」
友「どうだ、内藤さんとの仲はちょっとは進展したか」
男「どうなのかねぇ……」
友(ほんっとにこいつは、鈍感だなオイ)
友「二人きりにしてやった礼は、吉野家の牛定特盛でいいからな」
男「ぼったくってねぇか、それ?」
友「見る人が見りゃ、それだけの価値があるってことよ」
男「?」

148: 2008/10/27(月) 13:29:00.47ID:zOefg0UuO
男「ぐがー…ぐごー…」
内藤「お?こんなところで男が寝てるお」
内藤「男、起きるお。図書室で寝たら他の生徒に迷惑お」
男「むーん、むにゃむにゃ……」
内藤「全然起きないお。これはイタズラしがいがあるおw」

カキカキ、キュッキュッ

内藤「落書き完了おw起きた時のリアクションが見ものだおwww」
男「すぴー…すぴー…」
内藤「………本当にぐっすり眠ってるお」
内藤「誰もいないお、イタズラだけで済ますのはもったいないお」
内藤「…………男、好きだお。君が好きだお」
男「くかー……」
内藤「なーんつってな。寝てる時に言っても意味ないお」
内藤「満足したし、そろそろ家に帰るお」
スタスタ



男「俺の額に^ω^を描いたのどこのどいつだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

157: 2008/10/27(月) 15:45:31.20ID:zOefg0UuO
内藤「男ー、こっち来るおー」
男「なんだ内藤、なんか用かぐっはっ!?」
内藤「ひっかかったおw男は注意力散漫だおwww」
男「落とし穴…しかも人一人がすっぽり収まるサイズの…」
友「よくまぁこんな穴掘ったなぁ」
内藤「イタズラには労力を惜しまないお!おっおっおっwww♪」
内藤「友、男を引っ張り上げるから手伝うお」
友「お、おぉ。いいけどそのポジションは……」
内藤「お?」
男「(目を逸らしつつ)ぱんつ見えてるぞ、内藤……」
内藤「!!」

ザクザクザク

男「ぶはっ、おま……埋めんな!!」
内藤「うっさいお、見るんじゃないお!」
男「自業自得だろが…ぶふぉっ!」

友「このバカップルめらが…」

160: 2008/10/27(月) 16:36:51.87ID:zOefg0UuO
男「ない!」
内藤「何がだお?男」
男「俺の財布がないんだよ…」
内藤「知らんお、よく探したのかお?」
友「俺も協力してやってるけど、見つかんないんだよ」
内藤「そうかお、それは大変だお」
男「お前、やけに冷静だな。まさかお前がとったのか?」
内藤「そんな訳ないお。ぼくはいつもと同じ態度だお」
男「そういえばさっきお前、俺の机の周りうろちょろしてなかったか?」
内藤「シャーペン借りるって言ったお、疑うのかお!」
男「いや、お前がそんなことするはずないとは思うんだが……」
内藤「ひどいお、男はぼくを疑ってるお!」
男「だから、別に疑ってないってば!」


――― もめ事かい?坊っちゃん、嬢ちゃん

内藤「こ、この声は……」
渋澤「スパー…フー…」
三人「渋澤先輩!」

【続く】

162: 2008/10/27(月) 16:48:01.71ID:zOefg0UuO
渋澤「フー……勝手ながら話しは聞かせてもらった」
渋澤「坊っちゃん、君は財布をとったのを彼女のせいにしたが、確たる証拠はあるのかな?」
男「うっ……いいえ」
渋澤「ならば、疑わしきは罰せずの言葉通り彼女を責めるべきではない」
内藤「そうだお、男は軽率だお!」
渋澤「私も財布探しに協力しよう。だから、彼女を疑うのはもうやめなさい」
男「……すいません」

友「相変わらずすごい貫禄だな、渋澤先輩は…」

トントン

友「ん?」
荒巻「………」
友「どしたの、荒巻さん」
荒巻「ブワッ」
友「!?」
荒巻「……机、引き出しの一番奥」
友「なっ…?」
荒巻「………財布は、そこにあるよ」
友「マジで?」
荒巻「………」コクリ


【続く】

163: 2008/10/27(月) 16:58:06.79ID:zOefg0UuO
友「おい、男…」
男「んだよ、こっちは財布探しで忙しいんだよ」
友「引き出しの奥って、調べてみたか?」
男「あぁ?引き出しなんていの一番に調べたろ」
友「そう言わず、念のため…」
男「ったく……しょうがねぇな」

ごそごそ

男「……!!」
友「どうだ?」
男「…………あった」
友「マジでか!」
男「教科書と教科書の隙間に入り込んでたんだ…」
内藤「ほらお、ぼくが犯人じゃなかったお!」
男「すまん、内藤」
渋澤「良かったじゃないか、見つかって……フー」
男「友、お前なんで机にあるって分かったんだ?」
友「俺じゃねーよ、荒巻さんが……」
男「荒巻さん?」

荒巻「クゥ…クゥ…」

友「……いや、何でもない。とにかく見つかって良かったな」
男「あぁ…」

164: 2008/10/27(月) 17:13:37.68ID:zOefg0UuO
男「すまん、内藤。本当にすまん」
内藤「すまんじゃすまんお、ぼくはかなり傷ついたお!」
男「……悪い」
内藤「罰として、購買のパン一週間おごれお!」
男「えぇー…」
内藤「えぇーじゃないお、男は反省が足りないお!」
渋澤「その位にしときな、嬢ちゃん」
内藤「…渋澤先輩?」
渋澤(机の上にあった財布を引き出しに突っ込んだの、嬢ちゃんだろ?)
内藤(ビクッ)
渋澤(最初はほんのイタズラのつもりだったが、大事になってきたせいでなかなか言い出せなかった。違うかい?)
内藤(うぅ……その通りだお)
渋澤(実は最初から、財布を隠すとこを見てたんだよ)
内藤(だから一緒に探すフリをしてくれたのかお……)
渋澤(その通り。まぁ反省する気持ちがあるなら、男への猛追をいま少し緩めてやってくれないか)
内藤(………)
内藤「ま、まあ一週間はちょっと言い過ぎたかもしれないお。三日で勘弁してやるお!」
男「それでもキツいが……仕方ないな」


渋澤「やれやれ、困った後輩たちだ……スパー」
荒巻「クゥ…クゥ…」

173: 2008/10/27(月) 19:20:33.97ID:zOefg0UuO
ぱち、ぱち

内藤「河原で焚き火、温かいお」
男「お前に呼び出された時は何のイタズラかと思ったが、たまにはこういうのもいいな」
荒巻「クゥ…クゥ…」
友「こらこら荒巻さん、火の側で寝たら危ないから」
荒巻「……スゥ」
内藤「ニヤニヤ」
男「ニヤニヤ」
友「な、何だよお前ら。その意味深な笑い方は……」
男「別に何でもないよ、なぁ?」
内藤「だおwww」
友「くっ……なんか馬鹿にされてる気がする(特に内藤さんに)」

175: 2008/10/27(月) 19:30:53.02ID:zOefg0UuO
>>173

内藤「そういえば、焚き火といえば定番の焼き芋があるんだお!」
男「マジすか、NiceBoatだ内藤!」
内藤「おっおっおっ、そろそろ焼けてるはずだお!」

ほくほく
男「あちち…」
友「内藤さん、こっちにも二つくれよ」
内藤「いいけど、荒巻はどうするお?」
友「む?」
荒巻「クゥ…クゥ…」
男「見事に寝てるな…」
内藤「友が食べさせてやれば、起きるかもしれないお?」
友「なっ……」
男「おお、それはいい提案だ」
内藤「友、荒巻にあーんしてあげるお」
男「そうだそうだ、お前の愛で荒巻さんを起こしてやれ」
友「勝手なことを……」
荒巻「……(パカ)」
内藤「あ!友、口が開いたお!」
男「チャンスだ、今こそお前の焼き芋を放り込むんだ!」
友「クソッ、何で俺がこんな……あーん!」
荒巻「(パクッ)もむもむ…」
内藤「荒巻、お味はどうだお?」
荒巻「……美味しい(にこり)」
友(ドキーンッ)
男「おぉ……友が硬直した」
内藤「秋の寒空の下に、フラグの花が咲いたお♪」

181: 2008/10/27(月) 20:35:11.58ID:zOefg0UuO
>>180

ガチャッ

荒巻「………」
荒巻「………」
荒巻「………」
荒巻「………」ばたり
荒巻「…クゥ…クゥ」

家ではいつも一人

182: 2008/10/27(月) 20:36:49.17ID:zOefg0UuO
荒巻「………ハッ」
荒巻「……十一時」
荒巻「……お母さん、また遅いのか」
荒巻「………」
荒巻「…クゥ…クゥ」

184: 2008/10/27(月) 20:47:03.10ID:zOefg0UuO
荒巻「………」
荒巻「……ぅ」
荒巻「……お父さん」
荒巻「………お父さん…お母さんをいじめないで……」
荒巻「うぅ……クゥ…クゥ……」

185: 2008/10/27(月) 20:54:11.30ID:zOefg0UuO
母「あら、まだ明かりがついてる……ただいま」
荒巻「…クゥ…クゥ」
母「またこの子はリビングで寝て…起きなさい、スカル」
荒巻「………ハッ」
荒巻「…おかえり、お母さん」
母「こんなところで寝てたら風邪ひくわよ?」
荒巻「………クゥ」
母「言った側から寝てるし…」

195: 2008/10/27(月) 22:19:55.83ID:zOefg0UuO
内藤「今日はなんか寒いおー」
男「そろそろ本格的に秋まっしぐらだな」
荒巻「……」
友「あぁほら荒巻さん、ふらふらしないで」
内藤「なんか最近、友は荒巻と仲いいお」ニヤニヤ
男「本当になぁ」ニヤニヤ
友「またこのパターンかよ!」
内藤「そうだお、せっかく四人も人がいるんだから、もっとお互い引っ付きあえばいいお!」
男「うぇっ?」
内藤「ほら、男はもっとこっち来るお!友は荒巻と引っ付くお!」
友・男「ちょっ…」

ギュ、むにゅ

男「!(ち、乳が当たる…)」
内藤「ぬくぬくだお、幸せだお♪」
友「こ、これはっ……」
荒巻「………」にこり


男「友、俺鼻血でそうだ…」
友「俺も…」

197: 2008/10/27(月) 22:32:51.49ID:zOefg0UuO
内藤「ジーッ」
男「……なんすか、内藤さん。なんか用っすか」
内藤「……男、ポッケかどっかに甘いもの持ってるかお?」
男「え?あぁ、そういやのど飴持ってきてたような……」
内藤「多分その飴、溶けてきてるお」
男「なんで分かるんだよ」
内藤「男の体臭から強烈なハッカ臭がするお」
男「マジで?そんなに臭わないと思うが……」
内藤「ちょっと嗅がせるお」
男「え……」
内藤「クンカクンカ…ズボンのポケットから臭う気がするお」
男「おま、馬鹿、そんなとこ……ふひゃあっ!!」
内藤「あー、やっぱり。ズボンの内ポケットからドロドロの飴が出てきたお!」
内藤「……男、どうしたお?前屈みになんかなって」
男「今回のそれは、天然かよ……」
内藤「お?」

199: 2008/10/27(月) 22:39:42.70ID:zOefg0UuO
すまないが、誰か斎藤またんき再登場させてやってくれないか

俺にはなんか書けそうもない

208: 2008/10/27(月) 23:18:16.79ID:zOefg0UuO
荒巻「クゥ…クゥ…」
内藤「すー…すー…」
男「お、珍しい。二人が揃って寝てるぞ」
友「なんか、すげぇ絵になるよな。美少女二人の寝姿ってのも」
男「……(チョイチョイ)」
友「ん?」
男(なでなで)
内藤「ん……」
友「!」
友「おい、何してんだよっ」
男「お前も荒巻さんの頭、なでてみたら?」
友「勇気あるな、お前」
男「しーっ…」なでなで
友「…よし、俺も」なでなで

内藤「………w」
荒巻「………//」
友「なんか今一瞬、反応しなかったか?」
男「気のせい、気のせい」

――なでなで

引用: 新ジャンル「内藤さん」