1: 2008/07/20(日) 09:23:05.57ID:XZfDAli4O
梧空「ちょっとちょっと、そこのお坊さん」

三蔵「はい、なんでしょう」

梧空「見てわかるだろうけど、この上の岩どうにかしてくれないかな?
お札を剥がすだけでいいからさぁ」

三蔵「はぁ、それはいいですが、
貴方は何故なぜそんなところに閉じ込められてるのですか?」

梧空「えっと…それは……乙女の秘密だよ。
聞くなんて野暮だよ。」

三蔵「そうですか。では今助けますね。」

ベリッ

梧空「かかったなアホが!」
ドライブレコーダー作動中ステッカー【東北ずん子】四国めたん
4: 2008/07/20(日) 09:27:43.75ID:XZfDAli4O
三蔵「人をアホなんて呼んではいけませんよ。」

梧空「本当に馬鹿だね。
騙されたことにまだ気づいてないの?」

三蔵「騙された?何にですか?」

梧空「私が助けてって言ってあんたが助けて……
ああ、べつに騙されてないか。アハハハ」

三蔵「ハハハハ、アホはあなたの方ですね。」

梧空「アハハ、そうだねっ……ってコラァ!
アホって言うなクソ坊主!食うぞ!」

6: 2008/07/20(日) 09:31:10.82ID:XZfDAli4O
三蔵「私を食べるのですか?やめたほうがいいです。
美味しくないですよ多分。」

梧空「いーや食うね。絶対食う。」

三蔵「そうですか。では食べられる前にこれをあげましょう。」

梧空「え、なにこれ。カチューシャ?
かわいいー、ありがとう。」

カポッ

三蔵「かかったなアホが!」

7: 2008/07/20(日) 09:34:26.14ID:XZfDAli4O
梧空「…え?どうしたの急に。」

三蔵「なんでもありません。」

梧空「まぁいいや。頭と足、どっちから食べられたい?」

三蔵「どっちも嫌です。」

梧空「わがままだなぁ…じゃあお腹から食べるね。
いただきまーす。」

三蔵「ぶつぶつぶつぶつぶつ」

梧空「え?あ…頭が…ひぎぃいいいいい!」

11: 2008/07/20(日) 09:37:13.84ID:XZfDAli4O
梧空「痛い痛い痛い痛い痛い!」

三蔵「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

梧空「やめてぇ!もうやめてぇ!」

三蔵「もう私を食べませんか?」

梧空「うん、食べない!だからやめてぇ!」

三蔵「ではやめます。」

13: 2008/07/20(日) 09:44:41.65ID:XZfDAli4O
梧空「はぁ…はぁ…助かったぁ…」

三蔵「そうですか。」

梧空「もう、女の子にこんな事するなんて最低だよ!」

三蔵「普通の女の子は人間を食べたりしませんよ。」

梧空「うぐぅ……あのさ、お願いがあるんだけど。」

三蔵「なんですか?」

梧空「この輪っか外してくれない?」

三蔵「あははは、そんなことですか。」

梧空「いいの!?」

三蔵「いいわけないじゃないですか。馬鹿ですねぇ。」

梧空「氏ね!この童O坊主!」

三蔵「……ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

梧空「ひぎぃいいいい!や、やめっ…いぎゃああああ!」

16: 2008/07/20(日) 09:49:43.98ID:XZfDAli4O
梧空「はぁ…はぁ…頭の形かわるかと思った…」

三蔵「私は童Oではありません。
修業中の身なだけなのです。」

梧空「あ、怒った?」

三蔵「怒るはずありません。私は修業中の身なんですから。」

梧空「そうなんだ。じゃあもう童Oって言っ…」

三蔵「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

梧空「ひぎぃいいいい!」

三蔵「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

梧空「長い長い長い長い!」

20: 2008/07/20(日) 09:55:10.00ID:XZfDAli4O
三蔵「ところでお猿のお嬢さん。」

梧空「梧空だよ。」

三蔵「そうですか。では梧空。」

梧空「いきなり呼び捨て!?」

三蔵「はい、私の弟子になりなさい。」
梧空「なっ、なんで!?」

三蔵「あなたは、放っておいたら大変なことになりそうだからです。」

梧空「えっと…それってつまり……」

三蔵「はい」

梧空「……プロポーズ?」

三蔵「はい、違います。」

26: 2008/07/20(日) 09:59:33.27ID:XZfDAli4O
三蔵「梧空」

梧空「なぁに?たしか三蔵だっけ?」

三蔵「はい、ですが弟子が師匠を呼び捨てはいけませんよ。」

梧空「えー…じゃあなんて呼べばいいの?」

三蔵「お師匠様かご主人様ですね。」

梧空「…じゃ、じゃあ、お師匠様って呼ぶ。」

三蔵「……そうですか。」

37: 2008/07/20(日) 10:15:42.75ID:XZfDAli4O
悟空「お師匠様、お腹がすきました。」

三蔵「悟空、たえるのも修業ですよ。」

悟空「ただ単に食べるものが無いだけじゃないですか。」

三蔵「…そうともいいますね。」

悟空「あ、あんなところに…」

三蔵「どうしました?」

悟空「美味しそうな豚が!」

三蔵「はぁ、それはいいですねぇ。
修業中の身ですが私も食べたいです。
悟空、捕まえなさい。」

悟空「もう捕まえてます。」

八戒「な、なんなんですかあなた達!
や、やめてください!」

43: 2008/07/20(日) 10:22:05.86ID:XZfDAli4O
三蔵「この豚、女の子のようですね。」

悟空「はい、雌豚です。」

八戒「豚豚言うなぁ!」

三蔵「すいません。
ですが私はあなた位ポッチャリしてたほうが好みですよ。
健康的ですしねぇ。」

八戒「…ほ…本当ですか!?」

三蔵「はい、それでですねぇ。私達について来てくれませんか?」

八戒「はい、ぜひお供させてください!」


悟空「お師匠様、非常食が手に入りましたね。」

三蔵「はい。」

八戒「何か言いましたか?」

三蔵「いーえ、何も。」

47: 2008/07/20(日) 10:28:04.04ID:XZfDAli4O
三蔵「八戒は何ができるのですか?」

八戒「はい、お料理が得意です。」

三蔵「そうですか。それはそれは…」

悟空「…お師匠様、よだれよだれ。」

三蔵「すいません。八戒の焼豚を想像してしまって。」

八戒「私が何ですか?」

三蔵「いえ、八戒は良いお嫁さんになりますねぅ。」

八戒「…そ…そんな。お嫁さんだなんて。」

52: 2008/07/20(日) 10:38:37.08ID:XZfDAli4O
悟空「お師匠様…もう八戒を食べてもいいですよね。」

三蔵「駄目ですよ。八戒の料理は美味しいんですから。
食べるのは最後の手段です。」

八戒「お師匠様ー、悟空、ご飯できましたー」

三蔵「はい、今行きます。」

悟空「お師匠様ー、一口ぃ、一口だけぇ。」

三蔵「駄目です。」

悟空「…もういい、勝手に食べるから。」

三蔵「こ…こら…」
悟空「食わせろぉ。」

八戒「はい、悟空のぶんだよ。」

悟空「違う!食いたいのは、お前だぁあああ!」

54: 2008/07/20(日) 10:39:41.78ID:XZfDAli4O

八戒「え?え!なに?」

ガブッ

八戒「痛っ、イタタタタ、やめっ、やめてぇええ!」

三蔵「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

悟空「にぎゃああああああ!」

八戒「た…助かった…」

三蔵「八戒、大丈夫ですか?」

八戒「あ…、お師匠様…大丈夫です。ありがとうございます。」

58: 2008/07/20(日) 10:53:56.67ID:XZfDAli4O
悟空「お師匠様、川ですよ。」

三蔵「川ですねぇ。」

八戒「お魚いますかねぇ。」

三蔵「どうでしょうかねぇ。」

悟空「お腹減ったぁ…」

八戒「私もお腹ペコペコです…」

三蔵「そうですねぇ。そろそろかもしれませんね。」

悟空「ついにですか!」

八戒「何の話ですか?」

ザパァ

悟浄「おら!お前ら早く川に入ってこいよ!」

59: 2008/07/20(日) 11:01:29.51ID:XZfDAli4O
悟空「お師匠様、アレはなんですか?」
三蔵「河の妖怪ですね。まぁ河童あたりでいいんじゃないですか?」

八戒「ふふっ、投げやりですね。」

悟浄「いいから川に入ってこいやぁ!」
三蔵「嫌ですよ。濡れますから。」

悟浄「だぁああ!いいよ。こっちから行くから。」

三蔵「はい、どうぞどうぞ。隣りにお座りください。」

八戒「はい、お茶です。」

悟浄「…え?あ、これはご親切に」

一時間後

悟浄「み…水…水を下さい…」

悟空「お師匠様、こいつ馬鹿ですよ。
自分から陸地に上がっておいて渇いてるんだから。」

三蔵「人を馬鹿にしては駄目ですよ。
それにあなたも同じ位馬鹿ではありませんか。」

八戒「…それより早く水をあげたほうが」

60: 2008/07/20(日) 11:06:38.17ID:XZfDAli4O
悟浄「…た、助かった。」

三蔵「はい、助けたお礼ということで、旅のお供になって下さい。」

悟浄「…まぁ、いいだろう。」

悟空「お師匠様、こいつ急にクールなキャラ作ってますよ。
痛いですよ。」

三蔵「こら、そういうことは言わない。
誰しも、痛くて痛くてしょうがない年代ってものがあるんですから。」

悟浄「………」

悟空「お師匠様、あいつ顔真っ赤にしてプルプル震えてますよ。」

おしまい

66: 2008/07/20(日) 11:55:52.55ID:YXymNgF40
ハルヒと長門とみくる…? いや、何でもない

引用: 新ジャンル「三蔵以外男女逆転」