120: 2008/06/01(日) 00:02:59.23 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「三次元ポケットー」
俺「ただのポケットですよね」
幼女「でもどこにでもいくらでも貼ったり剥がせたりできるよ」
俺「その機能を単体で作ればよかったんじゃないでしょうか」
葬送のフリーレン(15) (少年サンデーコミックス)
123: 2008/06/01(日) 00:16:38.72 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「大人になれるアメと子供になれるアメー」
俺「どこかで聞いた設定ですね」
幼女「まーまー一緒に飲んでみようよ」
俺「マトリックスから脱出するとかじゃなければ何でもいいです」
パクッ
赤子「ばぶばぶ」
老俺「こう来ましたか」
赤子「だーだー」

125: 2008/06/01(日) 00:26:39.96 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「空が飛べるマシンだよ!」
俺「マシンだけ空を飛ぶオチじゃないですよね」
幼女「ちゃんと着けた人が飛べるからだいじょーぶ!」
俺「それは安心しました」
幼女「飛ぶだけなんだけどね」
俺「前言に不が付きました」

126: 2008/06/01(日) 00:32:40.19 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこの機械は」
幼女「鼻血をチョコに変換するマシンです」
俺「汚いですよね」
幼女「チョコを食べて鼻血を出したらその鼻血をチョコにすれば無限にチョコが食べられます」
俺「鼻血は有限ですよね」

127: 2008/06/01(日) 00:40:48.69 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「賢者の石!」
俺「急にオカルト染みてきましたね」
幼女「これにお湯を注いで3分経つとー」
俺「急に庶民染みてきましたね」
幼女「エリクサーの完成!」
俺「何だかんだでエンディングまで残しそうですね」
幼女「飲んで飲んでー!」
俺「変な効果じゃなければいいんですが」
ゴクゴク・・・
俺「ふぅ・・・」
幼女「やったー賢者になった!」
俺「いえいつも通りですが・・・そういう効果だったんですか」
幼女「なーんだいつも賢者だったんだ」
俺「というか賢者って何ですか」
幼女「元遊び人ー」

130: 2008/06/01(日) 00:48:08.97 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこの乗り物は」
幼女「空飛ぶ車だよー」
俺「SF映画によくありますね・・・燃料は何ですか」
幼女「永久機関!」
俺「それはすごいですね」
幼女「構造もシンプルだから暴走の危険性もないよ! ほら!」
俺「ハムスターがかわいそうですよ」

133: 2008/06/01(日) 01:03:31.57 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「何度でも使えるティッシュ!」
俺「どういう仕組みなんですか」
幼女「使ったら洗えばすぐ落ちるよ」
俺「それはただのハンカチですよね」
幼女「でもティッシュの質感を再現してあるよ」
俺「ティッシュである必要はないですよね」

134: 2008/06/01(日) 01:14:27.23 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「夢を見る装置! この枕で寝てね!」
俺「では布団をお借りします」
幼女「起きたら聞かせてね」
俺「はい、おやすみなさい」
Zzz・・・
ガバッ
俺「・・・」
幼女「どうだった?」
俺「世紀の大発明をして大金持ちになってウッハウハ・・・」
幼女「夢みちゃったねー」

136: 2008/06/01(日) 01:31:28.91 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「何でも遊べるゲーム機!」
俺「各社からフクロにされそうな発明ですね・・・ソフトはどうやって読み込むんですか」
幼女「このゲル状のドライブにソフトを入れれば読み取ってくれるよー」
俺「まさかカートリッジの差異をこんな形で解決するなんて」
幼女「試しにこれ入れてみなよ」
俺「PCエンジンのHuCARDなんてよく持ってましたね」
ピコピコ・・・
俺「まったく問題なく遊べますね」
幼女「次はこれやろー!」
俺「実はそれが目当てでしたね・・・まぁ最近遊んでなかったからいいでしょう」

139: 2008/06/01(日) 01:51:58.40 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「また枕ですか」
幼女「羊を自動的に数えてくれる装置!」
俺「具体的には何をしてくれるんですか」
幼女「羊を自動的に数えてそのイメージを脳に直接送り込んでくれるの」
俺「それって眠れませんよね」
幼女「逆に数えてた羊の数を自動的に記録することもできるよ!」
俺「どっちにせよ羊数えて寝るタイプじゃないので要りません」
幼女「じゃー普通に寝ようよ」
俺「・・・また徹夜したんですね」
幼女「発明おもしろいんだもん」
俺「わかりました今日は寝て過ごしましょうか」
幼女「わーい! それじゃはやくはやくー」
俺「はいはいまずは歯を磨きましょうね」

幼女「へへー助手くんあったかーい」
俺「今日は冷え込みましたからね」
幼女「今日も明日も明後日も、いつまでも一緒にいてね」
俺「ええ、助手ですから」
幼女「やくそくだよ! おやすみー」
俺「おやすみなさい」

140: 2008/06/01(日) 01:53:20.94 ID:Byjld7XB0
50本も書いてたのか俺は
というわけで寝る

162: 2008/06/01(日) 12:10:38.88 ID:Byjld7XB0
幼女「おあよー・・・」
俺「おはようございます」
幼女「むー、朝起きたらとなりにいないんだもん」
俺「家事がありますから」
幼女「かじとわたしのどっちがだいじなの!」
俺「はいはい博士ですよ・・・ほら、顔洗ってきてください」
幼女「えーもうおなかへったー」
俺「今日はフレンチトーストですよ」
幼女「わーい!」

164: 2008/06/01(日) 12:25:56.48 ID:Byjld7XB0
幼女「時間は円環しているのだよ わとすんくん」
俺「わとすんではありません」
幼女「つまりこのおくすりは何周か前に何周か前のわたしがつくったのだー」
俺「時間は周回して元の状態の近傍に戻る・・・というわけですか」
幼女「はじまりがないとこのおくすりができないし」
俺「因果律や時間の連続性は人間の錯覚でしかない、という説もありますよ」
幼女「自分が信じたい説を信じればいいんだよー」
俺「宗教みたいなもんですか」
幼女「科学は宗教だよ」
俺「ずいぶん乱暴ですね」
幼女「わかんないことに理屈つけようとしてるのは同じだもん」

165: 2008/06/01(日) 12:33:14.58 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何の薬ですか」
幼女「髪の毛がさらさらになるおくすりー」
俺「女性の方に人気が出そうですね」
幼女「というわけで飲んで飲んでー」
俺「飲み薬だったんですか」
ゴクゴク・・・
俺「・・・前髪が降りてきました」
幼女「さらさらだからねー」
俺「というか整髪料が全部落ちました」
幼女「さらさらだからねー」
俺「さらさらにはなりましたがこれでは髪の毛を弄れませんよ」
幼女「でももう髪の毛は痛まないよー」
俺「多少痛んででもヘアスタイルは決めたいものなんじゃないでしょうか」
幼女「だよねー」

167: 2008/06/01(日) 12:43:17.54 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「前回の反省を生かして、今度は好きに髪を弄れるおくすりー」
俺「では飲んでみましょう」
ゴクゴク・・・
俺「髪が固まってしまったんですが」
幼女「この専用のブラシをつかってね」
俺「頭洗うときはどうするんですか」
幼女「この専用のシャンプーやリンスをつかってね」
俺「髪切る時はどうするんですか」
幼女「この専用のハサミをつかってね」
俺「要するに髪関係はすべて専用のものじゃないとダメなんですね」
幼女「つうじょうなら50万円のところを、今ならすべてお付けして398000円! 398000円でごほーしいたします!」
俺「ぼろ儲けですよね」

169: 2008/06/01(日) 13:56:17.31 ID:Byjld7XB0
俺「鳥と卵はどっちが先なんですか」
幼女「えーとね、ちょー乱暴な説明だけど、鳥類は恐竜から分岐進化したよね?
    進化って世代が変わるときに起こるから、
    親が恐竜で子が鳥だった瞬間があるわけでー」
俺「つまりその鳥が生まれた卵が最初なワケですね」
幼女「進化論さえ知っていれば小学生だって結論付けられるよ。
    けどさー、ホントは種の起源を個体に求めるコト自体がナンセンスなんだよねー。
    特定の一匹が新たな形質を持って生まれたとしても、それはただの畸形だよ?
    それが自然選択や遺伝的浮動によって集団中に固定して、
    初めて新しい種と呼べるわけでー」
俺「要するに・・・定義や解釈次第で何とでもいえる訳ですね」
幼女「この問題って、前提となるものがほとんど何もないからね。そりゃ答えは出ないよ」

170: 2008/06/01(日) 14:01:24.41 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「なんでもインスタント食品にする装置!」
俺「それはすごいですね」
幼女「というわけで助手くん」
俺「入りませんからね」

173: 2008/06/01(日) 14:08:46.94 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこの薬は」
幼女「惚れ薬ー」
俺「もう惚れてるから効果がないとかいうオチじゃないでしょうね」
幼女「惚れてても効果があるよ」
俺「そういうことじゃないんですが・・・まぁいいです」
ごくごく・・・
幼女「あ、それ塗り薬だよ」
俺「先に言ってください」

175: 2008/06/01(日) 14:18:16.55 ID:Byjld7XB0
幼女「できたようなできなかったようなー」
俺「はっきりしませんね」
幼女「酸素の代わりになる新物質を合成しようとしたの」
俺「すごいじゃないですか」
幼女「酸素とまったくおなじ組成をしてるの」
俺「・・・それ酸素なんじゃないですか」

178: 2008/06/01(日) 15:04:38.63 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「飲んでみて」
俺「問答無用ですか」
ゴクゴク・・・
幼女「どう? 味とか」
俺「おいしくもなくまずくもなく・・・熱くもなく冷たくもなく・・・なんですかこれ」
幼女「万人が好きにも嫌いにもならない飲み物!」
俺「確かに好きにはなれそうもないですが嫌いにもなれそうもないですね」
幼女「売れるかな?」
俺「買ってまで飲みたいものではありませんね」
幼女「だよねー」

179: 2008/06/01(日) 15:14:29.56 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「正直になるおくすりー」
俺「ちょっと怖いですね」
幼女「言わないことはできるけどね」
俺「意味がありませんね」
幼女「あと質問をはぐらかすこともできるよ」
俺「嘘がつけないだけなんですね」
幼女「これさえあれば日常から嘘が取り除かれる!」
俺「日常で嘘つくことなんてないですけどね」

181: 2008/06/01(日) 15:24:01.74 ID:Byjld7XB0
幼女「助手くんって普段なにしてるの?」
俺「助手をしています」
幼女「おとーさんとおかーさんは?」
俺「実家で元気にしています」
幼女「ふつうだねー」
俺「普通じゃない人の助手をしていますけどね」

182: 2008/06/01(日) 15:34:56.65 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「おひるねマシン! 10倍の睡眠効果が得られるよ!」
俺「睡眠が不足しがちな現代人にいいですね」
幼女「というわけでおやすみー」
俺「また徹夜しましたね」

184: 2008/06/01(日) 15:46:00.99 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何の薬ですかそれは」
幼女「何が起こるかわからないおくすりー」
俺「ありがちですね」
幼女「動物実験はしたよ」
俺「このイグアナにですか」
幼女「元は猫だったの」
俺「本当に何が起こるか分かりませんね」

185: 2008/06/01(日) 15:54:59.19 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「どんなところにも潜り込めるロボット!」
俺「ああ、蛇みたいなやつですね」
幼女「これは超小型だから大抵のところに入れるよ」
俺「凄い小さいですね。何をモチーフにしたんですか」
幼女「ハリガネムシー」
俺「いつの間にか体内に入ってるとかは嫌ですよ」

186: 2008/06/01(日) 16:01:35.71 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「おいしいカゼ薬!」
俺「余計なものをいれると薬の効果がなくなりますよ」
幼女「・・・え?」
俺「熱あるんだから寝てましょうね・・・はい、苦いカゼ薬飲んでください」
幼女「やーん!」

187: 2008/06/01(日) 16:08:54.07 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「助手ロボット!」
俺「え、僕はもう用済みですか」
幼女「これは力仕事用! 助手くんは助手用だよ」
俺「なんだそうなんですか」

俺「・・・あれ」

188: 2008/06/01(日) 16:18:23.63 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度はロボですか」
幼女「ペットロボット!」
俺「AIBOとか昔ありましたね」
幼女「学習しておしゃべりするよー」
俺「最近はそういう機能が増えてますね」
幼女「しかも食べて、寝て、繁殖するよ!」
俺「それって機械生命って言いませんか」

189: 2008/06/01(日) 16:26:04.85 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「義肢! 簡単に繋げて本物と全く同じ動きをするよ!」
俺「すばらしい発明です博士」
幼女「しかも非常食にもなる!」
俺「それさえなければ」

191: 2008/06/01(日) 17:08:49.24 ID:Byjld7XB0
幼女「狂ったコンピュータの象徴としてHAL9000がよく挙げられるけど」
俺「『2001年宇宙の旅』ですね」
幼女「あれはねー矛盾した2つの命令が与えられちゃったせいで、
    異常をきたしちゃったんだよね」
俺「結局は人災ということですか」
幼女「人が作ったものだからねー。
    ちなみに続編の『2010年宇宙の旅』では、
    自己犠牲を厭わず乗組員を救うんだよ」
俺「続編なんてあったんですね」
幼女「小説だけどね。SAL9000っていう妹もいたんだよ。
    あと更なる続編として『2061年宇宙の旅』と『3001年終局への旅』があるんだー」
俺「それは知りませんでした。
   映画はよくわからなかったんですけれど、
   それを読めば解決するんでしょうか」
幼女「映画ではいろいろカットされちゃったところがあるからね。
    小説なら解決するかもしれないし、しないかもしれない」
俺「結局は読み手次第ですか」
幼女「でもあれこれ推理してみるのは楽しいよー」

192: 2008/06/01(日) 17:12:11.51 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「自動的に、適切な温度で適切な時間暖めてくれるレンジー」
俺「これは便利そうですね」
幼女「猫を入れても暖めないから安心だよ」
俺「ちょっとブラックですがそれが世の中のためですね」

193: 2008/06/01(日) 17:23:22.03 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「進化するお菓子! 分裂して繁殖するよ!」
俺「お菓子は食べられるだけでフィードバックはありませんよね」
幼女「だから生き残るためにどんどん食べられにくく進化していくの」
俺「Bボタン押していいですか」
幼女「いいよ?」

194: 2008/06/01(日) 17:28:39.74 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「お湯が要らないインスタント食品!」
俺「なんと」
幼女「蓋を開けて3分経つと元の食品に!」
俺「すばらしいですね」
幼女「というわけでこれ全部食べてね」
俺「そういうもの開発したらちゃんとフタしましょうね」

195: 2008/06/01(日) 17:39:14.23 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「超小型携帯食品! これさえあれば遭難しても1年生きられる!」
俺「この塩みたいな粉がですか」
幼女「一粒舐めればオッケーだよー」
俺「気をつけないと一気に舐めてしまいそうですね」
幼女「10粒以上一緒に舐めたら栄養過多で命に関わるから気をつけてね」
俺「もう少し食べやすいサイズがよかったです」

196: 2008/06/01(日) 17:46:16.88 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「ばんごはん! カレーだよ!」
俺「今夜は博士が作ってくれたんですか。嬉しいですね」
幼女「えっへん」
俺「刃物や火は大丈夫でしたか」
幼女「だいじょうぶー刃物や火を使わず合成したから!」
俺「このニンジンやお肉の成分が気になります」

199: 2008/06/01(日) 18:13:13.21 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「エビフライ飼育セット!」
俺「エビフライ型の新種のエビですか」
幼女「適度に育ったら電子レンジとかで暖めればおいしいエビフライに!」
俺「家畜は食べるために育てるものですが
   あまりにも生々しすぎると思います」

>>197
幼女「ちがうよーなんとなく思いついただけー」
俺「新ジャンル系のスレに参加するのはこれがほとんど初めてです。
   意外と書き続けられてて自分でもびっくりです」

200: 2008/06/01(日) 18:21:00.16 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかその薬は」
幼女「毒にも薬にもならないおくすり」
俺「どういうものなんですか」
幼女「飲んでも塗っても撒いても何の益にも害にもならないよ」
俺「水分補給にはなりそうですが」
幼女「何にも吸収されずに揮発しちゃうよ」
俺「無意味ですね」
幼女「プラシーボ効果は期待できるよー」
俺「水で十分なような気もしますが」

201: 2008/06/01(日) 18:25:22.41 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「何でも貫ける矛と何も通さない盾!」
俺「ベタですがその矛で盾を貫こうとしたらどうなるんですか」
幼女「盾が負ける」
俺「どうしてですか」
幼女「盾を先に作ったからー」
俺「身も蓋もない結論ですね」

202: 2008/06/01(日) 18:31:12.65 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「何だかよく分からないものだよ」
俺「何だかよく分かりませんね」
幼女「何だかよく分からないものだからね」
俺「何だかよく分かりませんが何に使えるんですか」
幼女「何だかよく分からないよ」
俺「そうですか何だかよく分かりませんね」

203: 2008/06/01(日) 18:41:05.59 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「宇宙船! 基本的な装備は揃ってるよ」
俺「それはすばらしい」
幼女「というわけでいってらっしゃい」
俺「勘弁してください」
幼女「だいじょうぶ、もう実験はできてるよ」
俺「有人飛行は」
幼女「これからやるんだよ?」
俺「南無三」

ボシュー

204: 2008/06/01(日) 18:48:20.98 ID:Byjld7XB0
幼女「現場の助手くーん?」
俺『助手です。月に到着しました』
幼女「よかったね! ウサギさんはいた?」
俺『囲まれています』
幼女「テリトリーにいきなり入ってきたからねー
    宇宙服に翻訳機がついてるからそれで何とかしてー」
俺『着陸がサイヤ人式だったのが問題だと思いますが・・・やってみます』
ペラペラ
俺『《出て行けこの猿の化け物め》と言われました』
幼女「猿知ってるんだ・・・」
俺『とにかく帰りたいです』
幼女「もーちょっと探索してよーウサギさんはもういいから」
俺『はいはいわかりました』
幼女「『はい』は3回だよ」
俺『はいはいはい! ってどんだけ僕テンション高いんですか』

207: 2008/06/01(日) 19:01:08.30 ID:Byjld7XB0
幼女「現場の助手くーん?」
俺『助手です。怪しい棺桶を見つけました』
幼女「やったね! 開けてみてよ」
俺『勘弁してください。いくつか開いてて、しかも生身で起きてる人がいるんですよ』
幼女「ムーンレイスかもしれないよ!」
俺『なんでその歳で∀知ってるんですか・・・ムーンレイスでも酸素は必要だと思いますよ』
幼女「じゃあスターチャイルドかも」
俺『宇宙の旅はもういいです・・・怖いので写真だけ取っておきます』
幼女「それじゃ、月の石拾ったら帰って来てねー」
俺『宇宙船に戻るにはウサギとまた会わないといけないんですが』
幼女「がんばってね!」
俺『はい・・・』

208: 2008/06/01(日) 19:10:27.90 ID:Byjld7XB0
幼女「おかえりー」
俺「ただいま戻りました」
幼女「おみやげはー?」
俺「月の石と幸運を呼ぶウサギの足です」
幼女「血抜きぐらいしといてよー」
俺「すみません」
幼女「まーいいや謎の棺桶とか銀髪の人とかおもしろいものも見つけたしね」
俺「もう宇宙はこりごりです」
幼女「ええー! 今度は火星で遺跡発掘してもらおうと思ってたのにー」
俺「人類初の生体ボソンジャンプ体験者にはなりたくありませんよ」

210: 2008/06/01(日) 19:19:48.98 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「永久脱毛クリームだよー」
俺「女性に人気が出そうですね」
幼女「うっかり髪の毛やゾウリムシにこぼすと大変なことになるから注意!」
俺「髪の毛はともかくゾウリムシは特に問題ないと思います」
幼女「動けなくなるんだよ!?」
俺「そんな薄情なみたいな顔されても微生物に情は湧きません」

211: 2008/06/01(日) 19:28:43.72 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「持たなくていい傘!」
俺「買い物の帰りは便利そうですね」
幼女「小さいプロペラで飛ぶんだよ。消音もばっちりー」
俺「エネルギーはなんですか」
幼女「ミクロンサイズのトーストの両面にバターを塗って」
俺「もうなんでもありですね」

212: 2008/06/01(日) 19:34:45.42 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこの薬は」
幼女「何かに塗って落とすと塗った面を下にして落ちるの!」
俺「マーフィーの法則を人為的に起こす薬ですね」
幼女「靴の裏に塗っておけば必ず足が下になるよ」
俺「足が下になるかどうか分からない落ち方したら
   大抵足が大変なことになると思います」

214: 2008/06/01(日) 19:41:39.07 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「汚れを確実に落とせるハブラシ!」
俺「虫歯予防に良さそうですね」
幼女「毛が広がったらお風呂掃除とかに使うといいよ!」
俺「単なる掃除用のブラシでよかったんじゃないですか」

215: 2008/06/01(日) 19:47:10.43 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「超栄養ドリンク! 一本飲めば元気ハツラツ!」
俺「残業疲れのお父さんたちにいいですね」
幼女「その元気ハツラツが丸一日続いてー、
    定期的に服用した場合の副作用は個人差が」
俺「くすりですよね」

217: 2008/06/01(日) 20:04:29.00 ID:Byjld7XB0
俺「そろそろお風呂入りましょう」
幼女「はーい!」
俺「オモチャは3つまでですよ」
幼女「えー! 最低5つはないと発明力40%減だよー」
俺「どこの名探偵ですか。ほらほらこれは置いて」
幼女「むー!」

幼女「助手くんは体洗うのうまいね」
俺「慣れましたから」
幼女「最初は痛かったのに、今はきもちいいもん」
俺「博士も慣れたんじゃないですか」
幼女「そうかもねー・・・にしし」

幼女「あ、閃いたー!」
ざばぁ
幼女「いいこと思いついちゃったー!」
俺「アルキメデスじゃないんですから裸で走り回らないでください」
幼女「早く始めないと忘れちゃうよー! アイデアは起きたときの夢みたいなもんなんだよー?」
俺「せめてちゃんと体拭いて服着てください。カゼ引きますよ」

219: 2008/06/01(日) 20:14:20.10 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「罪の重さを量る天秤! まず片方にこの羽を置いてー」
俺「心臓は置きませんよ」
幼女「魂でもいいよ?」
俺「魂も置きません」

223: 2008/06/01(日) 20:26:06.84 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「新世紀のダイエット器具! 装着するだけでスリムに!」
俺「ああ振動とかするやつですね。でも大抵の人がめんどくさくなるという」
幼女「着けるだけだよ?」
俺「毎日何分といってもそれすらめんどくさがる人もいますから」
幼女「着けるだけでスリムになるのにー」
俺「って文字通りの意味でですか」

224: 2008/06/01(日) 20:31:05.23 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかこれは」
幼女「たまご!」
俺「何の卵ですか」
幼女「たまご!」
俺「つまりこの卵が孵ると卵が生まれるわけですか」
幼女「生まれた卵は成長して、それからまた卵が孵るんだよ」
俺「マトリョーシカみたいですね」

226: 2008/06/01(日) 20:39:36.39 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「目玉焼きと玉子焼きの合いの子!」
俺「失敗したんですね」
幼女「・・・はい」

230: 2008/06/01(日) 21:13:37.70 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「加速装置! スイッチを押すと数倍のスピードで動けるよ!」
俺「気圧や身体への影響は」
幼女「対策済み! だいじょーぶだよ」
俺「安心しました」
幼女「体感速度はそのままだけどね」
俺「それじゃ身体の動きについていけませんね」

232: 2008/06/01(日) 21:23:07.00 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「超高性能フィルター付きのストロー!」
俺「ろ過して飲み水を手に入れるやつですね」
幼女「水分さえあるものならなんでも飲めるよー」
俺「災害時や遭難した時は活躍しそうですね」
幼女「じゃこれ試してみてね」
俺「物凄い色してますが」
幼女「雨水とー、お風呂の残り湯とー、トイレの水ー!」
俺「遠慮しておきます」
幼女「衛生はばっちりだよ?」
俺「精神衛生的にはぐったりです」

234: 2008/06/01(日) 21:36:36.27 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「犬も猫も魚もトカゲも食べられる万能ペットフード!」
俺「何種類かペット飼ってる人には便利そうですね」
幼女「もちろん人間も食べられるよ!」
俺「ペットフードである必要はあるんですか」
幼女「ミミズだっーて、おけらだっーて、アメンボだーってー」
俺「みんなみんな・・・とにかく何でも食べられるんですね」
幼女「微生物も食べられるからすぐ腐っちゃうんだよねー」
俺「せめて脊椎動物に絞るべきでしたね」

236: 2008/06/01(日) 21:49:39.64 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「宇宙の外を観測できる望遠鏡!」
俺「どれだけ遠いところを望んでいるんですか」
幼女「まーまー覗いてみなよー」
俺「肉眼で大丈夫なんですか」
幼女「いろいろフィルタリングしてるからだいじょーぶ」
俺「ではちょっと覗いてみます」
ちらっ
ぎょろ
俺「何かに見つめ返されました・・・」
幼女「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだー」
俺「それはちょっと意味が違うと思いますが」

ぎょろ

237: 2008/06/01(日) 22:01:36.18 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「一瞬で氷を作る装置!」
俺「喫茶店やバーにあると便利そうですね」
幼女「ジュースやアイスクリームのもとを入れれば一瞬でアイスになるよー」
俺「これからの季節によさそうですね」
幼女「バナナだって生魚だって一瞬にカチカチに!」
俺「・・・生き物だけは入れないでくださいよ」

241: 2008/06/01(日) 22:25:03.36 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「何も通さない白衣! どんな薬品こぼしてもだいじょーぶ!」
俺「顔や手にかかったらどうするんですか」
幼女「不可視の防護フィールドが覆ってるから大丈夫!」
俺「白衣の部分もそれでよかったんじゃないですか」
幼女「そして最高の人工知能でサポートしてくれる端末!」
AI 『Stand by ready set up.』
俺「リリカルなのはを見ましたね」

243: 2008/06/01(日) 22:39:40.77 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかその薬は」
幼女「幸せになれるおくすり」
俺「博士」
幼女「くすりじゃないよー幸福感を足すんじゃなくて掛けるの」
俺「幸せな人はより幸せになるということですね」
幼女「マイナスに掛けたらもっとマイナスになるけどね」
俺「やっぱりくすりだと思いますよ」

244: 2008/06/01(日) 22:56:31.48 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー!」
俺「今回はテンション高いですね」
幼女「記念すべき100本目だよ! テンションも上がるよ!」
俺「いつの間にそんな数に」
幼女「というわけで今回は特別な発明だよー!」
俺「何ですかそれは」
幼女「幸運を招くウサギの足!」
俺「こないだ取ってきたやつですね」
幼女「持っているだけで危険を回避して不運を退けるよー」
俺「どういう仕組みなのかはともかくいいですねそれは」
幼女「その代わり周りの人が不幸になるんだけどね」
俺「・・・やっぱり何もないところから幸運は出ないんですね」
幼女「世の中とーかこーかんだからー」

245: 2008/06/01(日) 23:07:06.68 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「四次元サイフ!」
俺「どう便利なんですか」
幼女「好きな硬貨を取り出せるよ」
俺「地味に便利ですね」

246: 2008/06/01(日) 23:15:29.99 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「今度は何ですか」
幼女「超強力洗濯用洗剤!」
俺「なかなか落ちない汚れやシミがあったりしますからね」
幼女「どれくらい強力かというと、服から色という概念が消滅するくらい!」
俺「下着とかにはよさそうですけどね」

247: 2008/06/01(日) 23:30:23.76 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそのメカは」
幼女「パワードスーツだよ!」
俺「最近テレビでみかけますね」
幼女「これで助手くんも力仕事ができる助手くんにパワーアップだー」
俺「ひ弱ですみません」
幼女「ちょっとは身体きたえればいいのにー」
俺「・・・そういえば開発に関わったことないんですけど」

248: 2008/06/01(日) 23:40:29.98 ID:Byjld7XB0
幼女「できたー」
俺「何ですかそれは」
幼女「3Dプリンター! 好きな材料で作れるんだよー」
俺「なるほど、ケーキに乗せる砂糖の人形もこれでラクラクなんですね」
幼女「素で言ってるんだから助手くんはピュアだよね」
俺「何がですか」
幼女「なーんでーもなーい!」

251: 2008/06/01(日) 23:59:54.29 ID:Byjld7XB0
幼女「大変だよ助手くん!」
俺「どうしたんですか博士」
幼女「最初の方のネタに某Web漫画のネタを使ったことがバレたよ!」
俺「素直に謝りましょうよ」
幼女「ただインスピレーションを得ただけなのに!」
俺「インスパイアやオマージュじゃ誤魔化せませんよ」
幼女「全てぶかがやったことです」
俺「それもダメです」


おしまい

引用: 新ジャンル「幼女博士」