557: 2013/01/07(月) 12:40:59.79 ID:F7u4WQxW0
いつもの20000でやってみる
10レスぐらい
558: 2013/01/07(月) 12:41:39.09 ID:F7u4WQxW0
少年は無敵になりたかった
誰も傷つけない
誰にも傷つけられない
そんな存在になりたかった
たとえそのために20000体の人形を犠牲にしようと
彼は無敵を求めた
だがそんな彼の願いは
彼自身に牙をむいた
559: 2013/01/07(月) 12:42:21.52 ID:F7u4WQxW0
暗い路地裏を白い影が走る。
「はァ……はァ……」
蹴るだけで地面に亀裂が走り、数メートル跳躍する。
そのようなことを呼吸より容易く行えてしまう存在、
学園都市最強の能力者、一方通行は――
「はァ……クソッ」
逃走していた。
560: 2013/01/07(月) 12:42:52.03 ID:F7u4WQxW0
曲がり角を曲がると行き止まりだったらしく、目の前には灰色のビルがそびえ立っている。一方通行は舌打ちするとその壁へ飛び込む。
受け身などまるで考えていないかのような動き。だが一方通行が触れたとたん、壁が砕け散る。
どうやら廃ビルのようで、建物のなかは暗い。加えて飛び込んだときの瓦礫の粉が一面に漂っており、非常に視界が悪い。粉のほうだけでもなんとかしようと風のベクトルを操作しようとしたとき、視界の端で白い物体を捉えた。
次の瞬間、粘性の液体が周囲に飛び散る。
常人なら到底立っていられないほどのぬるぬるだが、反射を展開している一方通行は転ぶこともなく立っていた。
それでも得体の知れない液体をかけられてしまえば、一瞬、思考を止めざるを得ない。
その一瞬の間に相手は確実に距離を詰めてくる。
謎の液体の向こうから
「ぐふぃぐふぃぐふぃ!もれ特製のローションの味はいかがですかとミサカはローションまみれのセ口リたんに興奮しつつ近寄ります」ハァハァ
いつもの20000号が現れる。
561: 2013/01/07(月) 12:43:33.20 ID:F7u4WQxW0
「これローションかよ……どォりでぬるぬるすると思ったぜ。しかもオマエ特製って変なもンいれてねェだろうな。もしいれてたらぶち[ピーーー]ぞ」
能力でローションを吹き飛ばしながら一方通行が言う。先ほどのローションによる被害こそないものの、その顔はよだれでべとべとであり、首筋には派手なキスマークすら見える。それによるものだろう、一方通行の顔には疲労の色がありありと浮かんでいた。
「おおっとセ口リたんたらミサカになに言わせるつもり?いえなにを入れたか言ってしまってもいいんですけどね?あんなものとかこんなものとか放送禁止用語を口にしろと命令するセ口リたんのドSっぷりにミサカはパトスを抑えきれません」ハァハァ
対する少女はつやつやしていた。なんかすごいつやつやしていた。御坂美琴のクローンだけあって顔立ちは整っているはずだが、緩みきった表情とだらだら流れる鼻血のせいでいろいろ台無しである。
「ンなこと言ってねェよ!?てかオマエマジでなにいれてンの!?」
「つーかなンでオマエ反射を突破できンだよ…なんなの?このキスマーク落ちないんですけどォ。どんな口紅使ってンだよ…まさかこれも特製だなんてオチじゃねェだろうな。」
怯えた目の一方通行が足を強く踏み鳴らすとそこから亀裂が走り20000号の両脇のビルが崩れてくる。どうやら20000号に直接触れることすら嫌なようだ。
「愛ですよ愛!愛さえあれば不可能などないのです!愛は反射できない!と愛の伝道師たるミサカはセ口リたんに愛を説きます。あ、口紅はもちろん特製です。」ハァハァ
しかしなんとビルの破片が当たらない。明らかに20000号を避けている。無機物である瓦礫も変Oには触りたくないらしい。んなアホな。
「オマエのは愛じゃなくて性欲だろうがァァァ!」
一方通行は両腕を掲げて風のベクトルを操作、空気を圧縮する。
しかし!両腕が上がったことで一方通行のオサレシャツの裾が上に引っ張られ――
「腹チラ!へそチラ!セ口リたんの白いお腹!セ口リたんの白いへそ!いやっふううぅぅぅ!」
図らずもサービスカットしてしまい、20000号がどうみても致氏量の鼻血を吹き出す。
562: 2013/01/07(月) 12:44:04.35 ID:F7u4WQxW0
鼻血自体には意味はない。たとえローションと混ざって語るもおぞましい液体になろうと一方通行には直接のダメージ足り得ない。
それでも――その光景は一方通行のSAN値を大きく削り取る。
一方通行の頭上で輝いていた光球が消える。
「ちっ!」
もうこれ以上の地獄絵図には耐えられない
そう判断し一方通行が飛び上がろうとしたとき、
鼻血に込められた愛が反射を突破したのか
一方通行は鼻血とローションの混合物に足を取られ転んだ。
再びローションまみれになり一方通行は無防備な姿をさらすかたちになる。
と、目の前に緩みきった顔が浮かんでいた。
(コイツ、ルパンダイブで――)
咄嗟に全能力を使って演算し
飛び込んできた20000号の顔にカウンターで自転パンチを叩き込む。
「ありがとうございます!!!」
563: 2013/01/07(月) 12:44:36.34 ID:F7u4WQxW0
「おォ飛ンだ飛ンだ。30mぐらい飛んだンじゃねェのか」
鼻血ローションの中を歩きながら一方通行が呟く。ちなみに鼻血に関しては虚数に似た架空の文字を代入することによって解析に成功したため、もう滑ることはない。はずだ。
「つゥか自転パンチくらって「ありがとうございます!!!」ってなンだよ…まさかまだ動けたりすンじゃねェだろうな。あれくらって平気なの窓の無いビルくらいだぞ…」
落下地点に向かいつつ言う。セリフが完全にフラグだが聞いているのは1人しかいない
うつぶせに倒れた少女
それでもその瞳は爛々と輝き
さらなるお仕置き(ごほうび)を期待している。
564: 2013/01/07(月) 12:47:40.58 ID:F7u4WQxW0
外傷はほとんどない。
だが精神は限界だ。
頬が引きつっている。
対する少女は満面の笑み。
そんな状況で――
一方通行は覚悟を決める。
「まさかこれで終わりじゃないですよねセ口リたん。まだあんなプレイやこんなプレイが残ってるんですよとミサカは想像しただけで…………ふぅ……」
なぜなら
「お見苦しいところをお見せしましたとミサカは賢者タイムに陥りつつ……蔑むようなセ口リたんの目に再び高まるリビドーの捌け口を探します。」ハァハァ
(コイツのことだ、いまさらやめるだの言って帰ったって)
(放置プレイですねハァハァとか言って喜ぶに違いねェ)
目の前の少女は
一方通行すら凌駕するようになった「怪物」は
(コイツはオレの「願い」が生み出したもンだ)
(そのけじめはオレがつける)
(コイツを満足させなきゃオレに明日はねェ)
彼は戻ることなどできない。
彼は道を逸れることなどできない。
彼は止まることなどできない。
(オレを誰だと思っている)
学園都市最強の能力者――
(第一位、一方通行だ)
たとえその先に奈落が広がっているとしても
「いいぜェ」
進むことしかできない。
「オマエの気がすむまで付き合ってやンよォ!」
565: 2013/01/07(月) 12:48:21.20 ID:F7u4WQxW0
第20000次実験にて一方通行の(貞操的に)氏亡を確認。
これをもって変O能力進化(レベル6シフト)実験の性k成功とする。
fin
566: 2013/01/07(月) 12:49:37.41 ID:F7u4WQxW0
おまけ
10032「ゆうべは おたのしみでしたね」
一方通行「!? な、なんでオマエがそれを…」
10032「ミサカネットワークで配信されてましたから、とミサカは保存した動画をようつべにうpしようと…おや?規約に引っかかりますね。」
一方通行「」
いつもの20000でした
10032「ゆうべは おたのしみでしたね」
一方通行「!? な、なんでオマエがそれを…」
10032「ミサカネットワークで配信されてましたから、とミサカは保存した動画をようつべにうpしようと…おや?規約に引っかかりますね。」
一方通行「」
いつもの20000でした



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