678: 2009/08/09(日) 06:58:25.02 ID:jKk9CBcq0
【MORNING LAZY】
「ふぁ~あ」
目覚まし時計は5時をさしていた。思わず唯は声を上げた
「なんでおきちゃったの!?わたし」
まだ憂も寝ているようだったので唯はこっそりと玄関から散歩に出かけた
もちろんギー太もいっしょに。夏の朝。昨日の暑さが嘘みたいに涼しい
突然、ケータイがぶるぶると動き出した
「おわっと」
開いてみると、メールがきていた。澪からである。4人に一斉送信されていた
『今日、楽器屋さんに行かないか?』
『いいよ~』と返事を送る前に唯はふと考え込んだ
(今メール来たってことは澪ちゃん起きてるのかな)
『よかったら今から話さない?早起きしちゃって暇なんだ』
と送ってみた
すぐに返信が来た
『分かった、じゃぁ5時半に駅前の喫茶店前で』
679 :2009/08/09(日) 06:59:55.99 ID:jKk9CBcq0
喫茶店につくと、もう澪は来ていた
「唯にしては珍しいなぁ、早起きなんて」
「夏休みだからかな、急に目が覚めちゃって」
「とりあえず、中に入ろうか」
そう言って二人は喫茶店の中に入っていった
朝なのでまだ客も少ないらしく、店内はガラガラだった
「モーニングコーヒー、2つお願いします」
「かしこまりました」
(・・・どこかで見たような・・・?)
注文を受け取りにきた店員の眉毛が気に掛かった
唯が思わず尋ねる
「あれ?!ムギちゃん?」
「あら、やっと気づいたの?」
そういってムギは微笑んだ
どうやらムギはこの店でアルバイトをしているようだ
680 :2009/08/09(日) 07:01:29.40 ID:jKk9CBcq0
「・・・それにしても、こんな朝早くからアルバイトしてるなんて驚いたな」
「早起きは三文の得といいますし」
「なるほど~」
「確かに、早起きする習慣は体にもいいらしいからな」
ムギは休憩をもらって唯と澪たちと話していた
「いいよなぁ、こういう早朝のコーヒーってのも」
そう言って澪はコーヒーをすすった
「あら、澪ちゃんはブラックがお好みですの?」
「うん、まぁ」
「髪の色と同じだねっ」
「関係ないだろっ」
澪が顔を赤らめた
そういえば、とムギが口を開いた
「私、今度音楽室にコーヒーメーカー持ってこようと思ったんだけど」
「いいねぇ、ムギちゃんの入れたコーヒー飲みたいっ」
「あたしも」
「やだ、照れちゃいますわ」
あはは、と3人は笑った
さっきまで空を覆っていた雲は徐々に消え、青空が見えてきた
681 :2009/08/09(日) 07:03:10.46 ID:jKk9CBcq0
「気がつけば、もう7時だな」
「あら、ではそろそろ私もバイトに戻らないと」
「頑張ってね~ムギちゃん」
ムギは小走りでカウンターのほうに戻っていった
「ムギはしっかりしてるよな」
「見習わなきゃねっ」
「そうだな。てか、唯、会ったときからずっと気になってたんだけど・・・」
「なに?」
「その・・・頭、朝はいつもそうなのか?」
「はわわっ?もしかして?」
とっさに唯は鏡を見た。果たして頭は見事にボサボサになっていた
「あちゃあ、直すのわすれちった」
「なんかカッコいいな、それ」
「すごいでしょ」
「注目の的になってるぞ」
他の客がチラチラと唯の頭を見ていた
「・・照れちゃう」
「おいおい」
「帰って直さなきゃだね」
「じゃ、そろそろ帰るか」
コーヒーカップからは、まだほんのりといい香りがしていた
Fin
「唯にしては珍しいなぁ、早起きなんて」
「夏休みだからかな、急に目が覚めちゃって」
「とりあえず、中に入ろうか」
そう言って二人は喫茶店の中に入っていった
朝なのでまだ客も少ないらしく、店内はガラガラだった
「モーニングコーヒー、2つお願いします」
「かしこまりました」
(・・・どこかで見たような・・・?)
注文を受け取りにきた店員の眉毛が気に掛かった
唯が思わず尋ねる
「あれ?!ムギちゃん?」
「あら、やっと気づいたの?」
そういってムギは微笑んだ
どうやらムギはこの店でアルバイトをしているようだ
680 :2009/08/09(日) 07:01:29.40 ID:jKk9CBcq0
「・・・それにしても、こんな朝早くからアルバイトしてるなんて驚いたな」
「早起きは三文の得といいますし」
「なるほど~」
「確かに、早起きする習慣は体にもいいらしいからな」
ムギは休憩をもらって唯と澪たちと話していた
「いいよなぁ、こういう早朝のコーヒーってのも」
そう言って澪はコーヒーをすすった
「あら、澪ちゃんはブラックがお好みですの?」
「うん、まぁ」
「髪の色と同じだねっ」
「関係ないだろっ」
澪が顔を赤らめた
そういえば、とムギが口を開いた
「私、今度音楽室にコーヒーメーカー持ってこようと思ったんだけど」
「いいねぇ、ムギちゃんの入れたコーヒー飲みたいっ」
「あたしも」
「やだ、照れちゃいますわ」
あはは、と3人は笑った
さっきまで空を覆っていた雲は徐々に消え、青空が見えてきた
681 :2009/08/09(日) 07:03:10.46 ID:jKk9CBcq0
「気がつけば、もう7時だな」
「あら、ではそろそろ私もバイトに戻らないと」
「頑張ってね~ムギちゃん」
ムギは小走りでカウンターのほうに戻っていった
「ムギはしっかりしてるよな」
「見習わなきゃねっ」
「そうだな。てか、唯、会ったときからずっと気になってたんだけど・・・」
「なに?」
「その・・・頭、朝はいつもそうなのか?」
「はわわっ?もしかして?」
とっさに唯は鏡を見た。果たして頭は見事にボサボサになっていた
「あちゃあ、直すのわすれちった」
「なんかカッコいいな、それ」
「すごいでしょ」
「注目の的になってるぞ」
他の客がチラチラと唯の頭を見ていた
「・・照れちゃう」
「おいおい」
「帰って直さなきゃだね」
「じゃ、そろそろ帰るか」
コーヒーカップからは、まだほんのりといい香りがしていた
Fin



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