1: 2016/02/27(土) 15:26:01.144 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「はあ……」

同級生A「邪魔なんだけど?」

高身長少女「え、あ、ごめん……」

同級生B「仕方ないじゃん、ほら、この子って『デカい』から」

同級生A「ああ、そうだよね。『おっきい』のは仕方ないよね。ふふ」

高身長少女「……っ」 ビクッ

同級生B「私チビだし羨ましいなー、ねえねえ、どうすれば私もおっきくなれるかな? 教えてよー」

高身長少女「その、自然に、だから……」

同級生B「えー、そんな事言わないで教えてよー。何かあるんでしょ? そんなに『無駄に』デカくなるくらいなんだからさー」

同級生A「くすくすっ、無駄なんて言ったら失礼だよ? こんなに『大きい』と誰も女だなんて思わないだろうし、変な男の人も寄って来ないでしょ?」

同級生B「すごーい! 私も大きくなりたいなー! くすくすっ」

高身長少女「わ、私帰る、から!」 スタスタ

同級生A「ぷぷっ」


高身長少女(私だって、好きで大きくなったわけじゃないのに……!)

おじさん「>>3」
ふらいんぐうぃっち(14) (週刊少年マガジンコミックス)

7: 2016/02/27(土) 15:32:36.591 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「おねーちゃんきれいだね!」

高身長少女「え?」 ビクッ

おじさん「いやぁ、この辺りじゃなかなか見ないよ! おねーちゃんみたいな別嬪さん!」

高身長少女「え……え……わ、たし、ですか?」

おじさん「ん? おねーちゃん以外に誰かいるかい?」

高身長少女「私が、綺麗……」

おじさん「んん? なんだい、褒められてそんな顔する奴は初めて見たよ」

高身長少女「そんな、そんな嘘で褒められても嬉しくない!」

おじさん「嘘? 変な事を言うもんだなぁ」

高身長少女「うっ、うぅ……っ」 ギュッ

おじさん「参ったな、どうすりゃ信じてもらえるのかね」

おじさん「そうだな、>>10」

12: 2016/02/27(土) 15:42:57.615 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「そうだな、チOコ見せるか」

高身長少女「ふぇ?」

おじさん「いくら言葉で言っても信じてもらえないんじゃ仕方ない、ここはひと肌脱いでやろうじゃないか」 スッ

高身長少女「ひえっ、な、何考えてるんですか!?」

おじさん「おねーちゃんに、俺がおねーちゃんを美人だと思ってるって事を信じてもらいたいなって考えてるさ」

高身長少女「そ、そんな事のために変な事しないでくださいっ!!」

おじさん「なんだい。おねーちゃんが全然信じちゃくれないからそうしようってのに、そんな事ってのはあんまりじゃねえかい?」

高身長少女「だから、私、そんなつもりじゃ、なくて、だから、だから……う、うぅ……!」

おじさん「>>15」

19: 2016/02/27(土) 15:58:07.256 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「ヘイ!ドゥラエムン!四次元パケットからタケカプトゥー出してよ!」

高身長少女「え?」

おじさん「まったく、ノゥビタくんはしょうがないな! タララタッタラー! タケカプトゥー!」

高身長少女「ぷっ」

おじさん「お、笑ったな」

高身長少女「え?」

おじさん「やっぱり美人さんは笑った顔が一番綺麗やからな」

高身長少女「だ、だから私、美人じゃないって、何回も言ってるのに……もう……」

おじさん「いやいや、おじさんまだまだ視力には自信あるで? ほらほら、綺麗な目してるやろ?」

高身長少女「もう、分かった! 分かりましたから!」

おじさん「そりゃよかった! いやー、ようやく信じてもらえてホッとしたわー!」

高身長少女「……おじさん、変な人だね」

おじさん「そうか?」

高身長少女「そうだよ。ふふっ」

24: 2016/02/27(土) 16:06:06.530 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「……ん」 ガラッ

高身長少女「お、おはよ!」

男子A「お? お、おう、おはよう」

男子B「おー、おはよう」

高身長少女「……」 スタスタ

同級生A「あ、いった~い!」 ドンッ

高身長少女「きゃっ」 ヨロッ

同級生B「ちょっと! 謝りなさいよ!」

高身長少女「な、なんで?」

同級生A「は?」

高身長少女「そ、そっちから、ぶつかってきた……のに、なんで、私が、謝るの?」

同級生B「酷い! そんな言い訳するなんて神経疑うわ!!」

高身長少女「い、言い訳じゃ……」

同級生B「謝りなさいよ!」

同級生C「え、何? ぶつかったのに謝んないの? それ酷くない?」

高身長少女「う……うぅ……」

26: 2016/02/27(土) 16:10:45.973 ID:dHQBwRUs0.net
同級生A『あんま調子乗んなよ、デカブス』

同級生B『次また調子乗ったらタダじゃ済まさないからね?』 


高身長少女「……」 トボトボ

おじさん「よ、おねーちゃん! なんだい俯いて? 財布でも落としたかい?」

高身長少女「あ……う、ううん、なんでも、なんでもないよ?」

おじさん「いや、何でもないって顔はしてねえなぁ」

高身長少女「……っ」 ギュッ

おじさん「ん?」

高身長少女「お、おじさんには……関係ない……」

おじさん「>>29」

33: 2016/02/27(土) 16:21:14.665 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「なでなで」 ナデナデ

高身長少女「うぁ!」 ビクッ

おじさん「おねーちゃんなー、そんな肩肘張ってたら疲れちゃうぞ?」 ナデナデ

高身長少女「な、何、言って、るん、で、ですか! わ、わたし、べ、別に、肩、ひじとか、張ってない!」

おじさん「辛い時には辛いって言えばいい。悲しい時には悲しいって言えばいい。おじさんは責めたりしない。約束する」 ナデナデ

高身長少女「う、うあ、う……う……」 ギュッ

高身長少女「つ、辛いよぉ……」 グシッ

おじさん「うん」 ナデナデ

高身長少女「悲しいよぉ……」 グシグシッ

おじさん「うん」 ナデナデ

高身長少女「わ、私だって……好きで、好きで大きくなったんじゃないもん……!」 グシグシッ

高身長少女「バカ! アホ! 私だって、もっとみんなみたいに可愛い服着たいもん!」 グシグシッ

おじさん「うん」 ナデナデ

高身長少女「うぅ……」 グシグシッ

35: 2016/02/27(土) 16:25:31.106 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「……」 ゴシゴシッ

おじさん「喉渇いたろ? ほら、飲みな」

高身長少女「ありがと……」 キリリッ ゴクゴクッ

おじさん「可愛い服も似合うと思うぞ?」

高身長少女「うぷっ! ……そ、そんな事ない、よ」

おじさん「そうかなぁ」

高身長少女「……分かんない、けど」

おじさん「そうかー」

高身長少女「……おじさん」

おじさん「ん?」

高身長少女「おじさんは、なんでそんな、私に優しくしてくれるの?」

おじさん「>>37」

39: 2016/02/27(土) 16:35:13.143 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「あんだらっせー」

高身長少女「え?」

おじさん「君の気持ちが分かるからだよ」

高身長少女「……ほんと?」

おじさん「さあ?」

高身長少女「おじさんって、やっぱり変」

おじさん「そうかもなぁ」

高身長「ふふ、そうだよ」

42: 2016/02/27(土) 16:40:45.458 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「あー、ダメだ、なんか急に恥ずかしくなってきちゃった。あーもう、私ってダメだなーもう」

おじさん「今の自分がダメだと思うなら、ダメじゃない自分になればいいだけじゃないかな」

高身長少女「なれるかな」

おじさん「おじさんはおねーちゃんならなれると思うけどね」

高身長少女「ふふ、おじさんにそう言われたらそんな気がしちゃうから不思議だね」

おじさん「さてと」

高身長少女「ね、ねえ!」

おじさん「ん?」

高身長少女「お、おじさんの連絡先とか、その、し、知りたいなって……だ、ダメかな?」

おじさん「>>45」

48: 2016/02/27(土) 16:47:23.876 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「もちろんいいよ」

高身長少女「本当? やったぁ!」

おじさん「そんな喜んでもらえるとおじさんも嬉しいわ。……はいよ」 サッ

高身長少女「絶対連絡するから! すぐ連絡する! おじさんもしてくれる?」

おじさん「おう、おねーちゃんみたいな美人とならなんぼでもするわ」

高身長少女「ふふ、約束だよ! またねおじさん!」 タッタッタッ

おじさん「おう、またなー」

50: 2016/02/27(土) 16:53:36.045 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「ふぁ~あ」

高身長少女(昨日はおじさんと電話でたくさんお喋りしちゃったなぁ)

高身長少女「ふふ。んー」

高身長少女(前髪、伸びすぎてるかな。ちょっとだけ短くしようかな) チョキチョキッ

高身長少女「うん、ばっちり! お母さん、いってきまーす!」


高身長少女「おはよー!」 ガラッ

男子A「あ、お、おはよう」

高身長少女「うん、おはよう。男子Bくんもおはよ!」

男子B「え? お……おう、おはような!」

同級生A「……」 ジロッ

高身長少女「……っ」

高身長少女「同級生Aさん、おはよ!」

同級生A「……」

高身長少女「どうしたの、同級生Aさん? 具合悪いの?」

同級生A「べ、別に……」

53: 2016/02/27(土) 17:03:33.962 ID:dHQBwRUs0.net
高身長少女「そっか、良かった」 スッ

同級生B「何様のつもりよ」 ボソッ

高身長少女「人の悪口言うよりも楽しい事、もっと探した方がいいんじゃない?」

同級生B「はあ!? ちょっと!!」

高身長少女「何?」 ギロッ

同級生B「……っ、な、何って……」

高身長少女「何か用があるのかって聞いてるんだけど」

同級生B「こ、こわーい! デカいからってそうやって人を脅すとか最低!」

高身長少女「僻んでるの?」

同級生B「な、何それ……」

高身長少女「私の事さ、デカいデカいって言うけど、私別に太ってるわけじゃないし」

高身長少女「ただ背が高いだけで、多分同級生Bさんより痩せてると思うよ?」

高身長少女「普通私みたいな子って『スタイルが良い』って言うんじゃないかな? ねえ、どう思う?」

同級生B「な、何様のっ、な、何様のつも、つもりよ……!!」

54: 2016/02/27(土) 17:06:29.321 ID:dHQBwRUs0.net
同級生D「ぷっ、デブが怒ってる」

同級生B「……!! い、今言ったの誰!!?」

同級生A「あ、え……」

同級生B「あんたも何か言いなさいよ!」

同級生A「な、なんで私が」

同級生B「元々あんたがこいつの事気に入らないって言い出したんでしょ!?」

同級生A「し、知らないよ!」

同級生B「はあ!?」

同級生D「デブが真っ赤になっててウケるんだけど」

同級生E「ヤバいよねー」

同級生B「うっ、うぅ……っ」 ブルブル

55: 2016/02/27(土) 17:11:33.768 ID:dHQBwRUs0.net
同級生B「う、うぅ……!!」 ドスンッ

同級生B「……っ」

高身長少女「ふう……」

高身長少女(怖かった……)



高身長少女「おじさん!」

おじさん「ん、おお、今日はまたえらく元気だなぁ」

高身長少女「おじさんおじさん、私ね、頑張ったよ! すっごく頑張ったの!」

おじさん「ん? おお、そっかそっか、よく頑張ったなぁ」 ナデナデ

高身長少女「もう、ちゃんと最後まで聞いてから誉めて!」

おじさん「はは、すまんなぁ。でもな、おじさんも話があるんだよ」

高身長少女「え、なぁに?」

おじさん「>>59」

62: 2016/02/27(土) 17:20:06.981 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「俺の中の和田アキ子がリンダリンダリンダ…湯は湧いたかー!!」

高身長少女「お、おじさん?」

おじさん「出、出たああああああ!!ペOスブラストだあああああ!!」

高身長少女「おじさん!?」

おじさん「やらないか?」

高身長少女「おじ、お、おじさん!!?」

おじさん「ああ、>>65」

67: 2016/02/27(土) 17:27:59.453 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「ああ、これは気合の雄叫びです!」

高身長少女「え……う……うん……んん……ん……?」

おじさん「おじさんもね、色々、あるんだよ」

高身長少女「つ、辛い時は、辛いって言っていいよ?」

おじさん「おねーちゃんの信頼が辛いかな、今は」

高身長少女「わ、私の信頼?」

おじさん「これからの事を思うとね」

高身長少女「こ、これからってどういう事?」

おじさん「>>70」

73: 2016/02/27(土) 17:58:55.637 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「おじさんの娘にならないか」

高身長少女「え? え? えええええ!?」

高身長少女「む、娘って、ええ? あ、わかった! おじさん、また冗談なんでしょ?」

おじさん「……」

高身長少女「ち、がうの? でも、娘って……わ、私、なれないよ……」

高身長少女「お母さん、一人になっちゃうもん……」

おじさん「……実はおじさんな、おねーちゃんのお母さんと結婚するんだ」

高身長少女「……? えっと……」

おじさん「おじさんは君のお母さんと結婚を前提に付き合ってる。君の事も最初から知ってた」

おじさん「つまりおじさんはな、君を騙してたんだ」

高身長少女「だま……あ……っ」

75: 2016/02/27(土) 18:02:23.129 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「……」

高身長少女「そ、んなの……ひ、酷いよ……」

おじさん「ごめん」

高身長少女「私……おじさんのこと、信じてたのに……」

おじさん「ごめんな」

高身長少女「酷いよぉ……」

おじさん「本当にごめんな。おじさん、最低だよな」

高身長少女「最低だよ……!」

高身長少女「私、おじさんのこと好きなのに! 大好きなのにぃ!」

高身長少女「酷いよぉ……」

76: 2016/02/27(土) 18:07:02.187 ID:dHQBwRUs0.net
おじさん「こんなパパ、嫌だよなぁ」

高身長少女「……」 フルフル

おじさん「おじさん、最低だよなぁ」

高身長少女「……なんで、黙ってたの?」

おじさん「ちゃんと君に、俺自身を認めてもらいたかったから、かなぁ」

高身長少女「そんなの」

おじさん「きっと高身長少女ちゃんはさ、ママに紹介されたら我慢しちゃうだろ?」

おじさん「ママの事を考えて、嫌な事でも受け入れちゃうだろ?」

おじさん「だからさ、その前にちゃんと話したかったんだよ」

高身長少女「……」

おじさん「ごめんな」

高身長少女「もう、いいよ」

おじさん「ごめんな」

高身長少女「もう、いいってば……パパ」

77: 2016/02/27(土) 18:08:42.531 ID:dHQBwRUs0.net
そうしておじさんと高身長少女は家族になり、幸せに過ごしましたとさ。

引用: 高身長少女「小さくなりたい……」