56: 2012/06/27(水) 22:11:20.21 ID:QmAnqrty0


前回:第12試合

     第13試合目

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(dアニメストア)
65: 2012/06/27(水) 22:29:49.24 ID:QmAnqrty0

餃子「続きましての対戦カードはこちら!」


餃子「  ビーフステーキ選手対ポークチャップ選手!!  」


餃子「どちらもアメリカ料理の顔ッッ!牛豚対決であります!!そして・・・」

餃子「ビーフステーキ選手は前回大会の優勝者でもあります」

餃子「その実力は衰えずか! はたまた、ポークチャップ選手の刀が炸裂するか!」

餃子「さぁ、それでは・・・二品選手の入場ですッ!!」


ビーフステーキ

ポークチャップ


観客「ワアアアアアアアアア」ドドドドド


牛スジ「ついにきたようだな・・・お前の因縁の相手が」

ハンバーグ「・・・」

67: 2012/06/27(水) 22:34:21.61 ID:QmAnqrty0

ハンバーグ ジュワ...

ハンバーグ「・・・」

牛スジ「へへ。滾るか、肉汁が」

ハンバーグ「まぁな」

牛スジ「骨身に染みているだろうが・・・焼き付けとけよ、この試合を」

牛スジ「あいつの強さをここで再確認しておけ」

ハンバーグ


ハンバーグ(ステーキ・・・!!)ギリ


71: 2012/06/27(水) 22:44:17.66 ID:QmAnqrty0

ポークチャップ「ステーキか・・・いきなり大物と当たっちまったがよ」

ポークチャップ「だが俺もこんなとこで落ちるわけにゃいかねえんでな」

ポークチャップ「俺も氏ぬ程の修練をつんできたんだ」

ポークチャップ「前回優勝者を倒すなんて美味しい役どころにあえた事に感謝しねえとな・・・!」

ステーキ


審4「さて、まずはポークチャップ君から頂こうか・・・どれ」

審2「まぁ、香ばしいこと!」

審3「ケチャップソースが、酸味の刺激が強すぎないようにまろやかなソースだ!」

審3「そして、大量のマッシュルーム・・・これは多めのバターで炒めてあるようだね」

ポークチャップ「はい。マッシュルームをニンニクでこんがり炒めてから、豚肉とソースを投入しました」

72: 2012/06/27(水) 22:52:49.74 ID:QmAnqrty0

審5「これは・・・ソースが掛かっていながらも、肉自体がソースでふやけていない」

審5「カリカリサクサクとした肉の焼けたニュアンスを残しつつ、とろりとソースが華を添える!」

ポークチャップ「先に肉だけに頃合いに火を通しておき、その後でソースと合わせました」

審2「おいしい!またソースに、付け合わせのポテトが合うわねー」

審4「ガーリックの風味も良くきいて、まさにアメリカンな味わいだ!」



ハンバーグ「ポークチャップの定義は、豚の骨際の肉を焼いたもの」

ハンバーグ「それは従来、ケチャップソースで味付けされる」

ハンバーグ「だが、多めのソースを入れる場合、どうしても肉自体が炒め煮のようになってしまう」

ハンバーグ「それはそれで悪くない調理だが、肉のこんがりとした食感と風味を推し出してきたようだな」

唐揚げ「ケチャップソースもバターとマッシュルームたっぷりか・・・ゴクリ」

76: 2012/06/27(水) 23:01:32.00 ID:QmAnqrty0

審3「じゃあ、次はステーキの方を頂こう」

ステーキ「はい」


ステーキ「味付けは塩胡椒のみです。どうぞ」

審4「おお、これは豪快!実にシンプル、これぞステーキだ!」

審5「切り口が赤々しい、これはレアだね」

審2「堂々としているわね。これが王者の威厳かしら」

審1「どれどれ・・・モグ」



牛スジ「さぁステーキの試食だな」

牛スジ「ただ焼くだけなら、奴も相当の肉を用意してるだろう。和牛の霜降りか・・・」

ハンバーグ「・・・」


79: 2012/06/27(水) 23:05:54.77 ID:QmAnqrty0

審1「モグ・・・モギュ」

審1「~~~~ッッ!?」

審5「こ・・・この止めどない肉汁・・・!」

審4「噛み締めるごとに、肉の旨味のエキスが洪水の要に溢れてくる!!」

審5「肉だ、これぞ肉だ!」

審2「ああ、絶妙の焼き加減・・・!!素晴らしいわ」

審3「そしてこれは・・・霜降りじゃないね。・・・純然たる赤身の肉だ!」

ステーキ「はい」


唐揚げ「え?霜降りじゃないの?」

牛スジ「む・・・」

ハンバーグ

81: 2012/06/27(水) 23:14:18.48 ID:QmAnqrty0

ステーキ「肉の旨味と一口にいっても、その種類は様々」

ステーキ「脂の甘みを楽しむ、肉の歯ごたえ食感、香り」

ステーキ「肉というものの美味さをシンプルな方法で引き出すには、霜降りよりも赤身の方が優れている」

ステーキ「そして・・・」

審4「ギュウっとした旨味が、ああ!素晴らしい・・・」

ステーキ「皿に、血の溜まりが出来ているのがお分かりでしょうか」

審1「うん?ああ、たしかに・・・そういえば、皿自体が僅かな傾斜をともなっているが・・・」

審1「レアに焼いたからか、血が溜まっているようだ」


ステーキ「それに、肉片をつけてお召し上がり下さい」

審2「もぐ・・・これは・・・血の味わい・・・血の香りがプラスされて、さらに肉の旨味が!」

審4「おおお、これは極上のソースだ!!」

82: 2012/06/27(水) 23:19:48.18 ID:QmAnqrty0

ハンバーグ「血か・・・」

牛スジ「血?生臭くなったりしないのか?」

ハンバーグ「そんなことはない。調理法がよければ、血は滋養のある優れた調味料になりうる」

ハンバーグ「フランス料理では鴨の血のソースの料理などもあるくらいさ」

ハンバーグ「その肉自身からしみ出した血は、その肉にとっての最高のソースだ」


ハンバーグ(あいつめ・・・肉そのものの美味さを、腹の底から理解していやがるな・・・)



ステーキ


ワーワーワーワー

83: 2012/06/27(水) 23:23:57.13 ID:QmAnqrty0


    【ビーフステーキ】 5:0 【ポークチャップ】 ドドーーーーン!!


餃子「得点がでました!!5:0!」

餃子「やはり強い!強いぞステーキ!!」

餃子「肉料理の代名詞の称号は伊達じゃないーーーーッッ!!」


観客「ワアアアアアアアアアアア」ドドドド ヒューヒュー!



チャップ「ぐうううんん!!くそ! ファック!!」

ステーキ「悪いが・・・お前程度はこの俺の眼中にない」

ステーキ「俺は、肉の“王”だからな――――――」

チャップ「・・・」

86: 2012/06/27(水) 23:27:46.90 ID:QmAnqrty0

牛スジ「やっぱり勝ち上がりやがったか」

牛スジ「さすがやるね・・・」

ハンバーグ


ハンバーグ(5:0・・・確かに完勝だ)

ハンバーグ(だがあいつは、自分の全力を発揮し切っていない)

ハンバーグ(鷹が爪を隠すように・・・まだ奥の手を内に秘めてやがる)


ハンバーグ(俺と・・・同じように)


ステーキ


ワーワーワーワー

第14試合

引用: ハンバーグ「地下最強肉料理トーナメント・・・」 牛スジ「ああ」