4: 2008/04/11(金) 12:19:25.76ID:HTVEQk2tO
ある日、一通の手紙からソレは始まった
男「……あれ?この手紙宛先も何も書いてない」
妹「おにーちゃ、どうしたのー?」
男「なんでもないよー……ま、開けてみれば分かるよな」
『死便』
『妹に水難の死、有』
男「……は?……なんだよ、なんかタチの悪い悪戯だな」
男「………」
男「……妹、は」
バシャーンッ
男「妹!?」
男「……あれ?この手紙宛先も何も書いてない」
妹「おにーちゃ、どうしたのー?」
男「なんでもないよー……ま、開けてみれば分かるよな」
『死便』
『妹に水難の死、有』
男「……は?……なんだよ、なんかタチの悪い悪戯だな」
男「………」
男「……妹、は」
バシャーンッ
男「妹!?」
5: 2008/04/11(金) 12:31:04.22ID:HTVEQk2tO
妹「ぁっ、げほっ……ぇぐっ!」
男「妹!?」
妹「ゲホッ、ゲホッ……にい…ちゃ」
男「大丈夫か?」
妹「…ぇほっ……うん。だいじょーぶ」
男「……はぁ、よかった………」
男『なんなんだ……いや、偶然だ。ただの偶然……』
男「妹!?」
妹「ゲホッ、ゲホッ……にい…ちゃ」
男「大丈夫か?」
妹「…ぇほっ……うん。だいじょーぶ」
男「……はぁ、よかった………」
男『なんなんだ……いや、偶然だ。ただの偶然……』
8: 2008/04/11(金) 12:56:24.84ID:HTVEQk2tO
翌朝
妹「にーちゃ、新聞ー」
男「ああ、ありがと。父さんは?」
妹「いっきゃくせんきんねらってしごとにはげむぜべいべーて言ってた」
男「……一客千金て…レストランのオーナーの言う事か?…控え目な」
妹「あと変なふーとーがあった」
男「………封筒?」
妹「うん。え、と…これっ」
男「!!!」
妹「……おにーちゃ?」
男「あ、ああ。うん、ありがと……さ、早くご飯食べようか」
妹「はーい」
男「…………」
『友、白い車の死、有』
妹「にーちゃ、新聞ー」
男「ああ、ありがと。父さんは?」
妹「いっきゃくせんきんねらってしごとにはげむぜべいべーて言ってた」
男「……一客千金て…レストランのオーナーの言う事か?…控え目な」
妹「あと変なふーとーがあった」
男「………封筒?」
妹「うん。え、と…これっ」
男「!!!」
妹「……おにーちゃ?」
男「あ、ああ。うん、ありがと……さ、早くご飯食べようか」
妹「はーい」
男「…………」
『友、白い車の死、有』
9: 2008/04/11(金) 13:03:47.87ID:HTVEQk2tO
プルルルル……プルルルル……
男『気のせいだ。ただの悪戯だろ』
プルルルル……
男「出てくれ……」
ッ
男「友か!?」
友『お、おう?男、どうしたよ。珍し…』
男「今何処だ?!」
友『いつもの待ち合わせ場所に向かう途中だよ。なんかあったのか?』
男「白い車だ!!白色の車に気をつけろ!!!」
友『はぁ?白い車ね……ぇ?な、おい、クソっ!!』
『キキーーーッ!!!!』
男「おい友!?返事しろ!!おい!!!」
男『気のせいだ。ただの悪戯だろ』
プルルルル……
男「出てくれ……」
ッ
男「友か!?」
友『お、おう?男、どうしたよ。珍し…』
男「今何処だ?!」
友『いつもの待ち合わせ場所に向かう途中だよ。なんかあったのか?』
男「白い車だ!!白色の車に気をつけろ!!!」
友『はぁ?白い車ね……ぇ?な、おい、クソっ!!』
『キキーーーッ!!!!』
男「おい友!?返事しろ!!おい!!!」
10: 2008/04/11(金) 13:32:10.65ID:HTVEQk2tO
男「おいっ、友!!」
友『……っぶねぇ!マジ危なかった!!』
男「大丈夫なのか!?怪我は?」
友『あー、いや。大丈夫だ。……助かった。あー言われなかったら完全に死んでたぜ、冗談抜きに』
男「……よかった…」
友『ぉ、おお警察と救急来た』
男「とりあえず無事でよかった」
友『ああ、マジで助かった。なんか一応検査受けないと駄目らしい』
男「おう、じゃ、学校でな」
友『おう』
男「…………」
男「………なんだってんだよ…」
友『……っぶねぇ!マジ危なかった!!』
男「大丈夫なのか!?怪我は?」
友『あー、いや。大丈夫だ。……助かった。あー言われなかったら完全に死んでたぜ、冗談抜きに』
男「……よかった…」
友『ぉ、おお警察と救急来た』
男「とりあえず無事でよかった」
友『ああ、マジで助かった。なんか一応検査受けないと駄目らしい』
男「おう、じゃ、学校でな」
友『おう』
男「…………」
男「………なんだってんだよ…」
12: 2008/04/11(金) 13:55:35.90ID:HTVEQk2tO
妹「おにーちゃ、がっこーは?」
男「あ、ああ。時間か、忘れ物はないか?」
妹「だいじょーぶ、ですっ」
男「よし、行こうか」
妹「あいっ」
男「よし、到着」
妹「とーちゃくー」
男「ん、いってらっしゃい」
妹「行ってきまーすっ……あ、おにーちゃ、何か落ちたよー?」
男「ん?ああ、ありがと。じゃ放課後な」
妹「あいっ」
男「………また、か」
男「………くそっ」
『女、高所に死、有』
男「あ、ああ。時間か、忘れ物はないか?」
妹「だいじょーぶ、ですっ」
男「よし、行こうか」
妹「あいっ」
男「よし、到着」
妹「とーちゃくー」
男「ん、いってらっしゃい」
妹「行ってきまーすっ……あ、おにーちゃ、何か落ちたよー?」
男「ん?ああ、ありがと。じゃ放課後な」
妹「あいっ」
男「………また、か」
男「………くそっ」
『女、高所に死、有』
14: 2008/04/11(金) 14:05:53.01ID:HTVEQk2tO
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
男「………」
女友「男、おーっす」
男「女友……女は?」
女友「へ?……え~何?男ってばもしかして~」
男「悪い、急がないとマズいんだ!」
女友「?!…さ、さっき屋上に」
男「な、ヤバイ!!」
女友「え、あ…ちょ、私も行くっ」
先生「次の休み時間にしようなー。ほら、お前らも席に着けー」
女友「あーうー……」
ガラッ
男「………」
女友「男、おーっす」
男「女友……女は?」
女友「へ?……え~何?男ってばもしかして~」
男「悪い、急がないとマズいんだ!」
女友「?!…さ、さっき屋上に」
男「な、ヤバイ!!」
女友「え、あ…ちょ、私も行くっ」
先生「次の休み時間にしようなー。ほら、お前らも席に着けー」
女友「あーうー……」
19: 2008/04/11(金) 14:28:55.97ID:HTVEQk2tO
男『屋上に続く階段は……こいつだけっ』
ドンッ
女「きゃっ!?」
男「っ…悪いっ……ってあれ、女?」
女「いててだよー……あ、男君だ。やほー」
男「女……あ、れ…ぁ、怪我はないか!?」
女「え、うん。大丈夫だよ?男君、大袈裟」
男「……ふぅ、やっぱりただの偶然だったんだ」
女「や、でもやっぱりよそ見はダメダメだねー」
男「何見てたんだ?」
女「それだよー。ここの踊り場にしか飾ってないの。大きな絵っていいよねー?」
男「……へぇ、こんな所…に…」
ガタッ
『高所に死』
男「これかッ!!!」
ドンッ
女「きゃっ!?」
男「っ…悪いっ……ってあれ、女?」
女「いててだよー……あ、男君だ。やほー」
男「女……あ、れ…ぁ、怪我はないか!?」
女「え、うん。大丈夫だよ?男君、大袈裟」
男「……ふぅ、やっぱりただの偶然だったんだ」
女「や、でもやっぱりよそ見はダメダメだねー」
男「何見てたんだ?」
女「それだよー。ここの踊り場にしか飾ってないの。大きな絵っていいよねー?」
男「……へぇ、こんな所…に…」
ガタッ
『高所に死』
男「これかッ!!!」
23: 2008/04/11(金) 14:38:39.37ID:HTVEQk2tO
女「え、ひゃわっ!?」
男「ッ!!……グッ!!」
女「………ぇ!……ねぇ!男君!?」
男「……痛っ…」
女「男君!?大丈夫?今、先生来るからね?」
男「……女…怪我、は」
女「人の心配する前に自分の心配しなさいッ!!」
先生「遅くなった。男、意識ははっきりしてるか?」
男「はい」
先生「ふむ……とっさに女抱えて階段から跳び落ちたと聞いたが……とりあえず二人共無事でなによりだ」
男「……は、い」
男「ッ!!……グッ!!」
女「………ぇ!……ねぇ!男君!?」
男「……痛っ…」
女「男君!?大丈夫?今、先生来るからね?」
男「……女…怪我、は」
女「人の心配する前に自分の心配しなさいッ!!」
先生「遅くなった。男、意識ははっきりしてるか?」
男「はい」
先生「ふむ……とっさに女抱えて階段から跳び落ちたと聞いたが……とりあえず二人共無事でなによりだ」
男「……は、い」
37: 2008/04/11(金) 16:32:39.97ID:HTVEQk2tO
友「おはよーっス」
先生「堂々と遅刻か」
友「ちゃんと理由ありましたんで。はい、コレっス」
女友「え、何?車に轢かれそうでした~、とか?」
友「ん?なんだ知ってたのか。って、男に聞いたのか」
女友「………え゛?!本当なの?」
友「ああ。本気で死ぬとこだった。飲酒運転だとよ」
女友「うわ…って、なんでそこで男が出てくるの?」
友「男に聞いてくれ……で、その男は?」
女友「階段の踊り場に飾ってあった馬鹿デカイ額縁が降ってきて、それから避ける為に女抱えて階段転げ落ちて保健室」
友「なんだそれ。あいつの靴箱のとこにコレ挟まってたからもって来たんだが」
女友「封筒?」
先生「堂々と遅刻か」
友「ちゃんと理由ありましたんで。はい、コレっス」
女友「え、何?車に轢かれそうでした~、とか?」
友「ん?なんだ知ってたのか。って、男に聞いたのか」
女友「………え゛?!本当なの?」
友「ああ。本気で死ぬとこだった。飲酒運転だとよ」
女友「うわ…って、なんでそこで男が出てくるの?」
友「男に聞いてくれ……で、その男は?」
女友「階段の踊り場に飾ってあった馬鹿デカイ額縁が降ってきて、それから避ける為に女抱えて階段転げ落ちて保健室」
友「なんだそれ。あいつの靴箱のとこにコレ挟まってたからもって来たんだが」
女友「封筒?」
42: 2008/04/11(金) 16:48:47.48ID:HTVEQk2tO
男「あの……女は授業n」
女「フカーーーッ!!!!」
男「あ、いや…その……」
女「男君は動いたらメーなのです!」
男「あ、うん。いや、俺ちゃんと大人しくしてるし、女はちゃんと授業受けないと……」
女「……私、一緒に居たら…ダメ?」
男「……大丈夫だよ」
女「……うn」
男「保健医から話は行ってると思うし。先生に怒られることはないと思うよ」
女「…………」
男「だから、サボりとかは思われない……って、女?どうしt」
女「男君の…バカぁああああああ!!!」
男「危なぁっ!?その百科事典どっから出した?!」
女「男君なんて知らないッ!!!」
友「おーっス、男調子はどうdごふぅあ!!!」
男「友ーッ!?女ーーッ!!?」
『男、友、事典に微死、有』
女「フカーーーッ!!!!」
男「あ、いや…その……」
女「男君は動いたらメーなのです!」
男「あ、うん。いや、俺ちゃんと大人しくしてるし、女はちゃんと授業受けないと……」
女「……私、一緒に居たら…ダメ?」
男「……大丈夫だよ」
女「……うn」
男「保健医から話は行ってると思うし。先生に怒られることはないと思うよ」
女「…………」
男「だから、サボりとかは思われない……って、女?どうしt」
女「男君の…バカぁああああああ!!!」
男「危なぁっ!?その百科事典どっから出した?!」
女「男君なんて知らないッ!!!」
友「おーっス、男調子はどうdごふぅあ!!!」
男「友ーッ!?女ーーッ!!?」
『男、友、事典に微死、有』
44: 2008/04/11(金) 16:58:24.76ID:HTVEQk2tO
友「おー、痛。事典を投げられるってネタで聞いたことあったけど立派な凶器だな」
男「…………」
友「てかお前、なんで女さん走ってったんだ?」
男「………」
友「……おーい、男やーい」
男「…………なぁ」
友「お、戻ってきた。まぁ、あの女さんが百科事典を轟速で投げてたからな。現実逃避くらいしたくなるよな」
男「いや、お前…この手紙は……」
友「んぁ?お前の靴箱に挟まってたんだよ。慌てて入れたラブレターかと思ったんだけどな」
男「………」
友「中が「白紙」だしよー」
男「…………え?」
男「…………」
友「てかお前、なんで女さん走ってったんだ?」
男「………」
友「……おーい、男やーい」
男「…………なぁ」
友「お、戻ってきた。まぁ、あの女さんが百科事典を轟速で投げてたからな。現実逃避くらいしたくなるよな」
男「いや、お前…この手紙は……」
友「んぁ?お前の靴箱に挟まってたんだよ。慌てて入れたラブレターかと思ったんだけどな」
男「………」
友「中が「白紙」だしよー」
男「…………え?」
47: 2008/04/11(金) 17:07:35.37ID:HTVEQk2tO
男「お前……」
友「いや、悪かったって!ただちょっと興味があったんだよ」
男「違う!お前コレ…見えないのか……」
友「………は?」
男「なぁ、つまんない冗談は要らない。本当のこと言ってくれ」
友「ちょ、落ち着け!ほら元素記号数えろ」
男「……1、3、5…ん?…元素記号?」
友「とりあえず落ち着いたな。一つずつはっきりさせよう」
男「あ、ああ。頼む」
友「まずはお前の質問から。俺にはソレは白紙にしか見えない。女友もだ」
男「………」
友「いや、悪かったって!ただちょっと興味があったんだよ」
男「違う!お前コレ…見えないのか……」
友「………は?」
男「なぁ、つまんない冗談は要らない。本当のこと言ってくれ」
友「ちょ、落ち着け!ほら元素記号数えろ」
男「……1、3、5…ん?…元素記号?」
友「とりあえず落ち着いたな。一つずつはっきりさせよう」
男「あ、ああ。頼む」
友「まずはお前の質問から。俺にはソレは白紙にしか見えない。女友もだ」
男「………」
54: 2008/04/11(金) 17:38:42.65ID:HTVEQk2tO
友「で、だ。朝のあの電話、女に対しての行動、その紙。話せること話てみな」
男「……引かないでくれよ。昨日の夕方の話なんだけど……――」
男「――……ってな感じ。俺にはこの紙に俺とお前が、事典で死にかけるって書いてあるように見える……友?」
プルルルル…
友「あ、女友?いきなりで悪いけどお前って頬摘めたっけ?ん?そう頬っぺた。……何?痛い?あー、うん。ありがと。じゃ。……マジなんだな?」
男「……なんつー回りくどい事を……」
友「気にしなーい。さて。昨日から立て続けってのも気味悪いが…それよりも、だ」
男「ああ。誰が、こんなものを……」
男「……引かないでくれよ。昨日の夕方の話なんだけど……――」
男「――……ってな感じ。俺にはこの紙に俺とお前が、事典で死にかけるって書いてあるように見える……友?」
プルルルル…
友「あ、女友?いきなりで悪いけどお前って頬摘めたっけ?ん?そう頬っぺた。……何?痛い?あー、うん。ありがと。じゃ。……マジなんだな?」
男「……なんつー回りくどい事を……」
友「気にしなーい。さて。昨日から立て続けってのも気味悪いが…それよりも、だ」
男「ああ。誰が、こんなものを……」
58: 2008/04/11(金) 17:56:06.48ID:HTVEQk2tO
男「全く心辺りは……」
友「…有るな……」
男「…有るね……」
友「てか、ほとんど解決?」
男「いや、でもあの子はこんな回りくどいことしないよ。もっとなんて言うか」
後輩「情熱的?」
男「むしろ短絡的……」
友「………南無三」
後輩「せっかく先輩の教室のカーテンの裏に隠れて先輩を見守ろうって思ってたのに、教室出て行ったきり帰ってこないと思ったら保健室であの雌狐といちゃいちゃですか?
誰も居ない保健室でイケナイ授業中ですか?しっぽりどころかむっつりですか?
先輩宛らしき手紙をわざわざ持って来たというのに手紙よりも手淫ですか!」
友「……で、やっぱり俺には白紙にしか見えないぞ?」
男「彼女も僕宛らしいって言ってるし、どうやら違うみたいだな」
友「それで、こいつはなんて書いてあるんだ?」
男「あ、ああ…………ぇ……」
『後ろに気をつけろ』
友「…有るな……」
男「…有るね……」
友「てか、ほとんど解決?」
男「いや、でもあの子はこんな回りくどいことしないよ。もっとなんて言うか」
後輩「情熱的?」
男「むしろ短絡的……」
友「………南無三」
後輩「せっかく先輩の教室のカーテンの裏に隠れて先輩を見守ろうって思ってたのに、教室出て行ったきり帰ってこないと思ったら保健室であの雌狐といちゃいちゃですか?
誰も居ない保健室でイケナイ授業中ですか?しっぽりどころかむっつりですか?
先輩宛らしき手紙をわざわざ持って来たというのに手紙よりも手淫ですか!」
友「……で、やっぱり俺には白紙にしか見えないぞ?」
男「彼女も僕宛らしいって言ってるし、どうやら違うみたいだな」
友「それで、こいつはなんて書いてあるんだ?」
男「あ、ああ…………ぇ……」
『後ろに気をつけろ』
63: 2008/04/11(金) 18:19:30.11ID:HTVEQk2tO
男「……ッ?!」
後輩「へーちょ…ぁ」
ガシャン
友「……なんか割れた試験官の液体が混ざって煙りが……」
男「……あの試験官には何入れてたんだ?」
後輩「え、と。お風呂場とか台所用の洗剤を何種類か…」
友「……混ぜるな危険!!?」
男「換気!!そして逃げるぞ!!!」
後輩「あぁ~っ!先輩逃げないで下さいっ!!」
男「お前も走れーっ!!」
後輩「!!愛の逃避行なんですね?!」
友「あ、俺今日バイトあったんだ」
男「まだ10時だ。乗り掛かった船なんだから沈没まで付き合え!!」
後輩「へーちょ…ぁ」
ガシャン
友「……なんか割れた試験官の液体が混ざって煙りが……」
男「……あの試験官には何入れてたんだ?」
後輩「え、と。お風呂場とか台所用の洗剤を何種類か…」
友「……混ぜるな危険!!?」
男「換気!!そして逃げるぞ!!!」
後輩「あぁ~っ!先輩逃げないで下さいっ!!」
男「お前も走れーっ!!」
後輩「!!愛の逃避行なんですね?!」
友「あ、俺今日バイトあったんだ」
男「まだ10時だ。乗り掛かった船なんだから沈没まで付き合え!!」
65: 2008/04/11(金) 18:33:10.82ID:HTVEQk2tO
先生「お前らー廊下は走るなー」
男「はぁ…はぁ……了…解……です……」
友「……なん…で…俺まで………」
後輩「ああ、先輩。汗も滴るいい男、です」
先生「とりあえず後輩は職員質いくぞー。保健室での反省文楽しみにしとけー」
男「すでにバレてる?!」
先生「あそこは監視カメ…んんっ、先程連絡があってな。あ、男。お前の鞄にこの手紙が刺さってたぞ」
男「……はぁ。先生、監視カメr」
先生「さぁ、早く授業に戻りなさーい。行くぞ後輩!」
後輩「先輩また後ほどー……」
友「とりあえず手紙を見るか」
男「……ああ。………ん?」
『女に地球儀の死、有』
男「はぁ…はぁ……了…解……です……」
友「……なん…で…俺まで………」
後輩「ああ、先輩。汗も滴るいい男、です」
先生「とりあえず後輩は職員質いくぞー。保健室での反省文楽しみにしとけー」
男「すでにバレてる?!」
先生「あそこは監視カメ…んんっ、先程連絡があってな。あ、男。お前の鞄にこの手紙が刺さってたぞ」
男「……はぁ。先生、監視カメr」
先生「さぁ、早く授業に戻りなさーい。行くぞ後輩!」
後輩「先輩また後ほどー……」
友「とりあえず手紙を見るか」
男「……ああ。………ん?」
『女に地球儀の死、有』
67: 2008/04/11(金) 18:41:38.76ID:HTVEQk2tO
友「地球儀?」
男「……公園!」
友「何?」
男「公園のあのグルグル回るやつ!俺のばっちゃの所じゃ地球儀って言ってた!」
友「あれか!!俺の所じゃローリングメロンだった。この辺りだとあの辺り公園にあったハズだぞ」
男「急ぐぞ!!」
女「………」
男「女!!」
女「!!!……男、君?」
男「女…落ち着いて聞いてくれ……」
女「…………ゃ……」
男「……公園!」
友「何?」
男「公園のあのグルグル回るやつ!俺のばっちゃの所じゃ地球儀って言ってた!」
友「あれか!!俺の所じゃローリングメロンだった。この辺りだとあの辺り公園にあったハズだぞ」
男「急ぐぞ!!」
女「………」
男「女!!」
女「!!!……男、君?」
男「女…落ち着いて聞いてくれ……」
女「…………ゃ……」
68: 2008/04/11(金) 18:52:13.77ID:HTVEQk2tO
女「…………イヤ……」
男「女、話を聞いてくれ!」
女「聞きたくない!聞きたくなんかない!!」
男「っ、とにかくそこから動かないで」
女「なんなn」
バキィ!
女「………え?」
ぐるんっ
男「女ーッ!!!」
ピーポーピーポー………
男「女、話を聞いてくれ!」
女「聞きたくない!聞きたくなんかない!!」
男「っ、とにかくそこから動かないで」
女「なんなn」
バキィ!
女「………え?」
ぐるんっ
男「女ーッ!!!」
ピーポーピーポー………
81: 2008/04/11(金) 21:15:05.81ID:HTVEQk2tO
先生「はいここで先生たーいむ。女さんがしばらく入院するのでそのつもりで」
異義有り!!
生徒A「いきなりそんなこと言われても……きちんと理由を説明して下さい」
待った!!
友「安心しろ。念のための念のため入院だ」
異義有り!!
生徒A「な、なんでお前がそんな事を……」
友「ふ、決まってるだろう?」
生徒『!!!?』
ざわ……ざわ……
友「つまーり!彼女は俺のt」
女友「先生ー、男がいないのは何故ですかー?」
友「ちょ、俺何処のジェリドだよ」
先生「………男君は―――」
異義有り!!
生徒A「いきなりそんなこと言われても……きちんと理由を説明して下さい」
待った!!
友「安心しろ。念のための念のため入院だ」
異義有り!!
生徒A「な、なんでお前がそんな事を……」
友「ふ、決まってるだろう?」
生徒『!!!?』
ざわ……ざわ……
友「つまーり!彼女は俺のt」
女友「先生ー、男がいないのは何故ですかー?」
友「ちょ、俺何処のジェリドだよ」
先生「………男君は―――」
83: 2008/04/11(金) 21:23:37.78ID:HTVEQk2tO
男「ハァハァハァ……ッく……」
男「たしか……ハァ、ッ……こっち……」
男『女!?女!!!』
女『……ぁ…れ?………わた…し…』
男『遊具から落ちた時に頭打ったんだよ……ゴメン。受け止めきれなかった。……痛くない、か?』
女『うん。男君が助けて…くれたから……ありがとう……』
ピーポーピーポー
男『……救急車?誰が呼んで……』
女『…男君、背中に……』
男『え?』
男「なんなんだよ!!本当に!!!」
『妹に圧死、有』
男「たしか……ハァ、ッ……こっち……」
男『女!?女!!!』
女『……ぁ…れ?………わた…し…』
男『遊具から落ちた時に頭打ったんだよ……ゴメン。受け止めきれなかった。……痛くない、か?』
女『うん。男君が助けて…くれたから……ありがとう……』
ピーポーピーポー
男『……救急車?誰が呼んで……』
女『…男君、背中に……』
男『え?』
男「なんなんだよ!!本当に!!!」
『妹に圧死、有』
84: 2008/04/11(金) 21:38:11.32ID:HTVEQk2tO
男『次、この塀の上を突っ切れば……』
男「っ……着いた!!」
男「妹のクラスは……っ」
妹「――パチン……赤い実、はじけた」
先生「よし、次は…」
ガラッ、バン!!
男「授業、中、失礼…します……!!」
先生「あ、はい。え、と…妹?」
妹「お、おにーちゃ!?」
男「くそ、何だ!?次は何が来る!!」
ズゥゥ……
男「!!!!全員机の下に伏せろ!!!!」
先生「は、一体なn」
ズゥウウウン!!!……パリン、ズサッ!!
男「伏せろ!!地震だ!!!!」
男「っ……着いた!!」
男「妹のクラスは……っ」
妹「――パチン……赤い実、はじけた」
先生「よし、次は…」
ガラッ、バン!!
男「授業、中、失礼…します……!!」
先生「あ、はい。え、と…妹?」
妹「お、おにーちゃ!?」
男「くそ、何だ!?次は何が来る!!」
ズゥゥ……
男「!!!!全員机の下に伏せろ!!!!」
先生「は、一体なn」
ズゥウウウン!!!……パリン、ズサッ!!
男「伏せろ!!地震だ!!!!」
87: 2008/04/11(金) 22:07:54.99ID:HTVEQk2tO
男「………妹、ちゃんと先生や友達と一緒にいるんだぞ?」
妹「う、ん」
男「先生、多分もう大きなのは来ません!!失礼しました!!!」
先生「あ、ちょ妹兄!!」
男『とりあえず学校に!!最悪妹が巻き込まれなけりゃ……』
ザッ
男「!!?」
友「…………」
男「と、友!!!」
友「………ろ……」
男「………友?」
友「逃げろ……男……」
チャキ………
妹「う、ん」
男「先生、多分もう大きなのは来ません!!失礼しました!!!」
先生「あ、ちょ妹兄!!」
男『とりあえず学校に!!最悪妹が巻き込まれなけりゃ……』
ザッ
男「!!?」
友「…………」
男「と、友!!!」
友「………ろ……」
男「………友?」
友「逃げろ……男……」
チャキ………
90: 2008/04/11(金) 22:45:17.82ID:HTVEQk2tO
男「………と、も?」
友「俺、さ……」
男「何の…冗談……」
友「……犯人達が誰か!!」
男「………え?」
友「思い…出したんだよ……!!」
男「……思い…出す?」
友「だからッ!!!早く……逃げて、くれ!!」
男「……っ!!」
友「………そうだ、逃げて…くれ……」
友「思い…出せ、よ……」
グサッ!!
友「俺、さ……」
男「何の…冗談……」
友「……犯人達が誰か!!」
男「………え?」
友「思い…出したんだよ……!!」
男「……思い…出す?」
友「だからッ!!!早く……逃げて、くれ!!」
男「……っ!!」
友「………そうだ、逃げて…くれ……」
友「思い…出せ、よ……」
グサッ!!
95: 2008/04/11(金) 23:29:14.98ID:HTVEQk2tO
男「……と、も…」
ペラッ
男「!!?」
『男に火葬の死、有』
男「……な、に?」
男「………」
男「………火」
男「………火、か」
男「…………」
男「………」
男「……」
男「…」
男「…………これ、か」
ペラッ
男「!!?」
『男に火葬の死、有』
男「……な、に?」
男「………」
男「………火」
男「………火、か」
男「…………」
男「………」
男「……」
男「…」
男「…………これ、か」
97: 2008/04/11(金) 23:51:43.50ID:HTVEQk2tO
父「…ん?……よう、息子」
男「……ちょっと、話がある」
父「………ん、まぁいいぞ。こっち…ってちょっと待て」
男『……ガス臭い?』
男「………これ、か」
父「お前ら!!一体何して…おい!!」
男「……父さん、早く避難を……」
カチッ
父「!!!!」
男「…………あ」
ドッカーンッ!!!!
男「……ちょっと、話がある」
父「………ん、まぁいいぞ。こっち…ってちょっと待て」
男『……ガス臭い?』
男「………これ、か」
父「お前ら!!一体何して…おい!!」
男「……父さん、早く避難を……」
カチッ
父「!!!!」
男「…………あ」
ドッカーンッ!!!!
99: 2008/04/12(土) 00:08:47.75ID:9B99K4+pO
メラメラメラ……
男「……ぅ」
男「は、はは……」
男「……結局…何だってんだ……」
ガサッ……パサッ…
男「………もういいや」
男「手紙も何も、全部燃えろ……」
「……―――ッ!!……――君!!!」
男「……ぅ」
男「は、はは……」
男「……結局…何だってんだ……」
ガサッ……パサッ…
男「………もういいや」
男「手紙も何も、全部燃えろ……」
「……―――ッ!!……――君!!!」
101: 2008/04/12(土) 00:40:27.28ID:9B99K4+pO
女「…………」
女「なんとなーく病室抜け出したけど暇だねー」
女「…………ん?」
男「………っ」
女「……こんな昼間に男君何してるのかな……あ、なんか落とした」
女「……手紙、かな……ぁ」
『男に火葬の死、有』
女「………何、これ……男君!?」
女「……男君、レストランに入った?」
女「…………よし、入って」
ボンッ!!!!
女「きゃああっ!!?」
女「なんとなーく病室抜け出したけど暇だねー」
女「…………ん?」
男「………っ」
女「……こんな昼間に男君何してるのかな……あ、なんか落とした」
女「……手紙、かな……ぁ」
『男に火葬の死、有』
女「………何、これ……男君!?」
女「……男君、レストランに入った?」
女「…………よし、入って」
ボンッ!!!!
女「きゃああっ!!?」
103: 2008/04/12(土) 01:18:41.88ID:9B99K4+pO
男「………ぁ」
女「……男君!?」
男「…ここ、は……」
女「病院、だよ。私外にいたの。いきなりお店爆発するんだもん、驚いたよ」
男「……女、その腕……」
女「あ、うん。ただの火傷だよ。それよりも、これ」
男「………」
女「この手紙は、なに?」
男「………これ、は…どこで」
女「……男君の横に落ちてた」
男「………」
『女に火傷の微死、有』
女「……男君!?」
男「…ここ、は……」
女「病院、だよ。私外にいたの。いきなりお店爆発するんだもん、驚いたよ」
男「……女、その腕……」
女「あ、うん。ただの火傷だよ。それよりも、これ」
男「………」
女「この手紙は、なに?」
男「………これ、は…どこで」
女「……男君の横に落ちてた」
男「………」
『女に火傷の微死、有』
105: 2008/04/12(土) 02:15:18.92ID:9B99K4+pO
男「昨日からだ。なんの拍子もなくこの赤い封筒と手紙だけが現れるんだ」
女「………」
男「でも、友や、女友にはこれは白紙に見えるらしい」
女「……何よ、それ」
男「……さっきも妹の学校でいきなり地震が」
女「地震?」
男「……多分、局地的。妹が病院に居たら、多分病院が地震にあってたよ」
女「……そんなことって」
男「最悪、手紙を見なければ、とも考えてたけど……」
女「私の…火傷…?」
男「見なくても結局起こるってことが分かったよ……」
女「………」
男「でも、友や、女友にはこれは白紙に見えるらしい」
女「……何よ、それ」
男「……さっきも妹の学校でいきなり地震が」
女「地震?」
男「……多分、局地的。妹が病院に居たら、多分病院が地震にあってたよ」
女「……そんなことって」
男「最悪、手紙を見なければ、とも考えてたけど……」
女「私の…火傷…?」
男「見なくても結局起こるってことが分かったよ……」
106: 2008/04/12(土) 02:22:02.20ID:9B99K4+pO
男「…でも、よかった」
女「……何が…?」
男「変な言い方だけど女が火傷で、よかった」
女「……?」
男「……これ、いままでのなんだ…けど……」
女「……本当に白紙だね。……男君?」
男「………嘘だろ」
女「男君?何か違うことが書いてあるの?」
男「……書いて、ない」
女「え……」
男「本当に…白紙になってるんだ……」
女「……何が…?」
男「変な言い方だけど女が火傷で、よかった」
女「……?」
男「……これ、いままでのなんだ…けど……」
女「……本当に白紙だね。……男君?」
男「………嘘だろ」
女「男君?何か違うことが書いてあるの?」
男「……書いて、ない」
女「え……」
男「本当に…白紙になってるんだ……」
107: 2008/04/12(土) 02:29:40.64ID:9B99K4+pO
女「一番新しいの…私のも!?」
男「……ま、まだ書いてある」
女「う、うん。私にも見え…?!」
サァアアア……
男「な!?……文字、が」
女「消えて……」
スゥ………
男「…………」
女「……いったい…」
男「……女、お前のポケット……」
女「え……いつの間に!?」
男「……中を見よう」
女「……これ、私には見えない?」
男「………母さん…!!」
『793便に墜落の死、有』
男「……ま、まだ書いてある」
女「う、うん。私にも見え…?!」
サァアアア……
男「な!?……文字、が」
女「消えて……」
スゥ………
男「…………」
女「……いったい…」
男「……女、お前のポケット……」
女「え……いつの間に!?」
男「……中を見よう」
女「……これ、私には見えない?」
男「………母さん…!!」
『793便に墜落の死、有』
108: 2008/04/12(土) 02:35:59.51ID:9B99K4+pO
女「飛行機?って男君のお母さんが乗るの?!」
男「…………」
女「すぐにお母さんに連絡して…」
男「10分前に…離陸したよ……」
女「……そんな」
男「………母さんっ!!」
ガチャリ
母「呼んだか、息子」
男「…………へ?」
女「………え」
母「久しぶりの再会だろう。喚くなり泣き叫ぶなりして感動しろ」
男「……母さん…なんで、ここに」
男「…………」
女「すぐにお母さんに連絡して…」
男「10分前に…離陸したよ……」
女「……そんな」
男「………母さんっ!!」
ガチャリ
母「呼んだか、息子」
男「…………へ?」
女「………え」
母「久しぶりの再会だろう。喚くなり泣き叫ぶなりして感動しろ」
男「……母さん…なんで、ここに」
109: 2008/04/12(土) 02:44:01.63ID:9B99K4+pO
母「あん?昨日の夜、私の生きがいの結晶体である愛娘から馬鹿息子が変だと連絡を受けてな」
男「………妹」
女「……どんだけ変だったの男君」
母「まぁ、とりあえず、お前も元気そうで何より……オイ息子、何の冗談だコレは」
男「そ、そんなんだ!昨日からコレがずっと!!」
女「え、男君のお母さんはなんて書いてあるか分かるんですか!?」
母「は、はぁ?それは日本語で書いてあるし……え、と…女ちゃん、だったよね?あ、と…ギャグ?」
男「本当なんだよ!!何故か書いてあることが本当に起こりそうになるんだ!!」
母「つっても息子。コレ、あんたの字でしょうに」
男「……………え?」
男「………妹」
女「……どんだけ変だったの男君」
母「まぁ、とりあえず、お前も元気そうで何より……オイ息子、何の冗談だコレは」
男「そ、そんなんだ!昨日からコレがずっと!!」
女「え、男君のお母さんはなんて書いてあるか分かるんですか!?」
母「は、はぁ?それは日本語で書いてあるし……え、と…女ちゃん、だったよね?あ、と…ギャグ?」
男「本当なんだよ!!何故か書いてあることが本当に起こりそうになるんだ!!」
母「つっても息子。コレ、あんたの字でしょうに」
男「……………え?」
116: 2008/04/12(土) 07:39:09.66ID:9B99K4+pO
男「……僕の……字…?」
母「あんた昔から字に癖がよく出てたし……。私にはコレ、あんたが書いたようにしか見えないけど?」
女「……どういう、ことなの?」
カチッ
『――臨時ニュースをお伝えします。〇〇発××行の航空機793便が本日未明に墜落した、という情報が入りました――』
母「………な…マジ?」
男「僕が…書いた……?」
女「…………」
母「……今は休みなさい。今日は、ね」
男「…………」
母「さ、女ちゃんも。送って行こう、遠慮しないでね」
女「………はい、ありがとう…ございます」
男「…………」
母「あんた昔から字に癖がよく出てたし……。私にはコレ、あんたが書いたようにしか見えないけど?」
女「……どういう、ことなの?」
カチッ
『――臨時ニュースをお伝えします。〇〇発××行の航空機793便が本日未明に墜落した、という情報が入りました――』
母「………な…マジ?」
男「僕が…書いた……?」
女「…………」
母「……今は休みなさい。今日は、ね」
男「…………」
母「さ、女ちゃんも。送って行こう、遠慮しないでね」
女「………はい、ありがとう…ございます」
男「…………」
117: 2008/04/12(土) 07:47:25.81ID:9B99K4+pO
女「……男、君…」
男「………あ、ああ。……また、明日…」
女「…………」
男「…………」
母「……じゃ、行こうか。またね、息子」
ガチャ…パサッ……
母「………」
女「ぁ………」
男「………ま、た」
母「……………あんた達、女友って子…知ってる?」
男「……!!!」
母「………本当に…性の悪い……」
『女友に電車による轢死、有』
男「………あ、ああ。……また、明日…」
女「…………」
男「…………」
母「……じゃ、行こうか。またね、息子」
ガチャ…パサッ……
母「………」
女「ぁ………」
男「………ま、た」
母「……………あんた達、女友って子…知ってる?」
男「……!!!」
母「………本当に…性の悪い……」
『女友に電車による轢死、有』
119: 2008/04/12(土) 08:12:58.89ID:9B99K4+pO
『―――よな!!……どーした、おとこー?』
『うんー?かんがえごとー』
『くすくす……おとこくんは、まいぺーすだねー』
『そーだ、もうちょっとわたしにあわせなさい!』
『おんなともだけにかよ!ぼくは!?』
『でなおせ、ばーか』
『ひ、ひどいッ』
『あはは』
『みんなは、もうかきおわってるんだ―――』
ブロロロロ……
男「………昔」
母「………ん?」
男「……昔、僕らはずっと一緒だった」
女「………うん」
男「……思い出した、よ」
『うんー?かんがえごとー』
『くすくす……おとこくんは、まいぺーすだねー』
『そーだ、もうちょっとわたしにあわせなさい!』
『おんなともだけにかよ!ぼくは!?』
『でなおせ、ばーか』
『ひ、ひどいッ』
『あはは』
『みんなは、もうかきおわってるんだ―――』
ブロロロロ……
男「………昔」
母「………ん?」
男「……昔、僕らはずっと一緒だった」
女「………うん」
男「……思い出した、よ」
121: 2008/04/12(土) 09:14:49.52ID:9B99K4+pO
女「……男君!!」
男「母さん先の踏み切り前!」
母さん「………ほら、行きなさい!」
男「女友!!」
女友「…………」
女「女友、ちゃん……?」
女友「……私、知ってた…」
男「……?」
女友「友が…危ないってさ……知ってたんだ……」
パラッ……
『友に刺死の危、有』
女友「こんなのが…ポストに入っててさ……」
女友「だから……だからなの…?」
女友「なんで、友が刺されないといけないの?!ねえ!なんで!?」
男「………知ってるハズだよ」
男「母さん先の踏み切り前!」
母さん「………ほら、行きなさい!」
男「女友!!」
女友「…………」
女「女友、ちゃん……?」
女友「……私、知ってた…」
男「……?」
女友「友が…危ないってさ……知ってたんだ……」
パラッ……
『友に刺死の危、有』
女友「こんなのが…ポストに入っててさ……」
女友「だから……だからなの…?」
女友「なんで、友が刺されないといけないの?!ねえ!なんで!?」
男「………知ってるハズだよ」
123: 2008/04/12(土) 09:23:03.01ID:9B99K4+pO
カンカンカンカン…
女友「……な…に…?」
男「僕らは犯人を知ってる。きっかけはただの……ただの遊びだっただろ…?」
女「男君?……何の、冗…談?」
男「覚えてるハズだよ。……10年前に、僕ら四人で…書いたんだからさ……」
女友「………よ、にん…?」
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ……
友「…………」
友「……あまり、いい目覚めじゃ…ねーな」
友「…………急がないとな」
女友「……な…に…?」
男「僕らは犯人を知ってる。きっかけはただの……ただの遊びだっただろ…?」
女「男君?……何の、冗…談?」
男「覚えてるハズだよ。……10年前に、僕ら四人で…書いたんだからさ……」
女友「………よ、にん…?」
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ……
友「…………」
友「……あまり、いい目覚めじゃ…ねーな」
友「…………急がないとな」
126: 2008/04/12(土) 10:00:09.42ID:9B99K4+pO
男「…僕と、友……」
女「……私と、女友…ちゃん?」
男「あの日も、……きっかけはただの憧れだった」
男「……卒業生のタイムカプセルを真似しよう、最初はそれだけだった…」
女「……でも、その日…たまたまあった交通安全の授業が話題に…あがった……」
男「…………女」
女「……うん。大…丈夫…だよ」
女友「……私達だけの秘密…基地……」
男「…………」
女友「………嫌」
男「……女友…」
女友「そんなの!!……私のせい、なの?」
男「僕らの…だよ……」
女「……私と、女友…ちゃん?」
男「あの日も、……きっかけはただの憧れだった」
男「……卒業生のタイムカプセルを真似しよう、最初はそれだけだった…」
女「……でも、その日…たまたまあった交通安全の授業が話題に…あがった……」
男「…………女」
女「……うん。大…丈夫…だよ」
女友「……私達だけの秘密…基地……」
男「…………」
女友「………嫌」
男「……女友…」
女友「そんなの!!……私のせい、なの?」
男「僕らの…だよ……」
127: 2008/04/12(土) 10:08:26.24ID:9B99K4+pO
カンカンカンカン……
女友「…違う……違う!!!」
男「な、女友!!」
女友「…私はっ!ただ友に!!」
プァアアアン!!
女友「……………ぇ…ぁ」
キィイイイイイ…!!!!
男「お、女友!!!!」
女「…ぁ……いや……そ、んな……」
男「……くそ……っ!!!」
「ハァ……ほんっとに、お前らは毎度毎度…」
男「…………ぁ」
女友「…違う……違う!!!」
男「な、女友!!」
女友「…私はっ!ただ友に!!」
プァアアアン!!
女友「……………ぇ…ぁ」
キィイイイイイ…!!!!
男「お、女友!!!!」
女「…ぁ……いや……そ、んな……」
男「……くそ……っ!!!」
「ハァ……ほんっとに、お前らは毎度毎度…」
男「…………ぁ」
130: 2008/04/12(土) 10:25:42.22ID:9B99K4+pO
男「………友!!!」
友「おいーっス。てか女友、何故に線路上に飛び出す!!本気で焦ったからな!?」
女友「………と、も…?」
友「……そうだ。安心しろ。俺は勝手に何処にも行かない」
女友「…ぁ、ああ……う、あぁああああ!!!!」
友「お、おい?…………大丈夫。今は安心して泣け」
男「……友…」
女「……友君」
友「……お前らも安心しろ」
男「……何を…?何を安心しろってんだ!!お前も!!女友も!死にかけたんだぞ!!?それも、俺の」
友「ストップだ」
友「おいーっス。てか女友、何故に線路上に飛び出す!!本気で焦ったからな!?」
女友「………と、も…?」
友「……そうだ。安心しろ。俺は勝手に何処にも行かない」
女友「…ぁ、ああ……う、あぁああああ!!!!」
友「お、おい?…………大丈夫。今は安心して泣け」
男「……友…」
女「……友君」
友「……お前らも安心しろ」
男「……何を…?何を安心しろってんだ!!お前も!!女友も!死にかけたんだぞ!!?それも、俺の」
友「ストップだ」
138: 2008/04/12(土) 12:17:25.36ID:9B99K4+pO
友「もういいから」
男「…そんなのっ!!」
友「もう終わった事だろ」
男「けど、また次がいつ来るか…」
友「だから、もう終わったんだよ」
男「………ぇ」
友「……やっぱりな」
男「何……が…」
友「俺達、アレを何枚書いたかは覚えてないのな…」
男「……お…れ…」
男「…そんなのっ!!」
友「もう終わった事だろ」
男「けど、また次がいつ来るか…」
友「だから、もう終わったんだよ」
男「………ぇ」
友「……やっぱりな」
男「何……が…」
友「俺達、アレを何枚書いたかは覚えてないのな…」
男「……お…れ…」
142: 2008/04/12(土) 12:59:59.81ID:9B99K4+pO
友「……お前が書いたのはさっきので終わりのハズだ」
男「………」
友「……あの時…俺達も確かに書いた。だけど」
女「……うん。私が書いたのは…」
女友「「男君の言葉使いがよくなりますように」でしょ」
女「女友ちゃん!!?」
女友「友、ありがとう。で、女。確かそうだったよね」
男「………は?」
女「……あぅぅぅ…ぁぅぁぅ」
女友「……ま、私らが書いてたのは…そんなただの短冊みたいなのだった」
男「………」
友「……あの時…俺達も確かに書いた。だけど」
女「……うん。私が書いたのは…」
女友「「男君の言葉使いがよくなりますように」でしょ」
女「女友ちゃん!!?」
女友「友、ありがとう。で、女。確かそうだったよね」
男「………は?」
女「……あぅぅぅ…ぁぅぁぅ」
女友「……ま、私らが書いてたのは…そんなただの短冊みたいなのだった」
145: 2008/04/12(土) 13:55:11.93ID:9B99K4+pO
友「……題は10年後の俺達への警告…」
男「…そう。だから色々な可能性の警告をかいた」
友「頑張って事典めくってな」
男「……じゃ、じゃあ…あの時皆は……」
女友「私と女は、あんた達が悪い人になってないように、って」
女「……う、うん。あ、あと…その、好きな人がいますように~、とか、えっと」
友「俺もお前と書いてたけど…内容は全然違ったからな」
男「…………えー」
男「…そう。だから色々な可能性の警告をかいた」
友「頑張って事典めくってな」
男「……じゃ、じゃあ…あの時皆は……」
女友「私と女は、あんた達が悪い人になってないように、って」
女「……う、うん。あ、あと…その、好きな人がいますように~、とか、えっと」
友「俺もお前と書いてたけど…内容は全然違ったからな」
男「…………えー」
146: 2008/04/12(土) 14:01:32.67ID:9B99K4+pO
友「何でか、ただの警告のハズが、その事件が「起こる」事で役割を果たそうとしたみたいだけどな……」
男「……じゃあ、全部…僕のせいで……皆が……」
友「違う。お前は俺達のことを大切に思ってた。だから色々な可能性から俺達を守りたかった」
女「結果的に、ちょっと変な事が起こっただけ。皆気にしないよ」
男「で、でも…飛行機も墜ちて……」
女友「………奇跡的に不時着。怪我人も軽傷止まり、だってさ。ただの事故よ」
男「………」
友「……それに、な」
男「……じゃあ、全部…僕のせいで……皆が……」
友「違う。お前は俺達のことを大切に思ってた。だから色々な可能性から俺達を守りたかった」
女「結果的に、ちょっと変な事が起こっただけ。皆気にしないよ」
男「で、でも…飛行機も墜ちて……」
女友「………奇跡的に不時着。怪我人も軽傷止まり、だってさ。ただの事故よ」
男「………」
友「……それに、な」
151: 2008/04/12(土) 14:36:03.58ID:9B99K4+pO
友「俺は気付けた事があるんだ」
男「………?」
友「………なぁ、女友」
女友「へ、私?」
友「……俺と…一緒の墓入る事を前提に結婚してくれ!」
女友「……ぇ、………え?」
女「ふぇ?!」
男「…………は?」
女友「…な、な……なぁ?!」
女「…友君……気が早過ぎると思うんだよ……」
友「……10年以上言わなかったんだ。言う時くらい、きちんと言う」
男「……きちんと、のベクトルが違わないか?」
女「………ね、男君」
男「………?」
友「………なぁ、女友」
女友「へ、私?」
友「……俺と…一緒の墓入る事を前提に結婚してくれ!」
女友「……ぇ、………え?」
女「ふぇ?!」
男「…………は?」
女友「…な、な……なぁ?!」
女「…友君……気が早過ぎると思うんだよ……」
友「……10年以上言わなかったんだ。言う時くらい、きちんと言う」
男「……きちんと、のベクトルが違わないか?」
女「………ね、男君」
154: 2008/04/12(土) 15:08:14.71ID:9B99K4+pO
男「……女?」
女「……!わ、私ね、男君の事がs」
後輩「先輩ーっ!!!!」
男「うわ!?」
後輩「先輩!とりあえず、この書類にサイン下さいッ!!」
女「……後輩ちゃん、それ、なぁに?」
後輩「あ、いたんですか。姉さん。今から先輩とこの婚姻証持って役所に行きますので、邪魔しないで下さい」
女「な、なぁああああああ!?」
男「………え、と?……あ、と、友!!思い出した!!お前何か一枚だけ書いてただろ!!」
友「おう」
女「……!わ、私ね、男君の事がs」
後輩「先輩ーっ!!!!」
男「うわ!?」
後輩「先輩!とりあえず、この書類にサイン下さいッ!!」
女「……後輩ちゃん、それ、なぁに?」
後輩「あ、いたんですか。姉さん。今から先輩とこの婚姻証持って役所に行きますので、邪魔しないで下さい」
女「な、なぁああああああ!?」
男「………え、と?……あ、と、友!!思い出した!!お前何か一枚だけ書いてただろ!!」
友「おう」
155: 2008/04/12(土) 15:15:44.44ID:9B99K4+pO
男「……友は、何て書いたんだ…?」
友「俺は……」
男「………」
女友「………」
友「秘密ー」
男「………え」
友「さぁさぁ、今日はさっさと帰って女友と愛を語り合うんだからな!」
女友「ぅえ?!ちょ、まだ私返事してn」
女「!!男君はまだ寝てないとダメです!!私がきちんと看病します!!」
後輩「な、姉さんはお呼びじゃないですっ!いつもみたいに一人で悶えながら編み物でもするといいです!!」
男「あはは、はは……」
友「さぁ、行こうぜ!」
……ペラッ…
『俺達に不必要な死、無』
これは、小さな僕らが未来に送った
小さなお節介の物語――
fin
友「俺は……」
男「………」
女友「………」
友「秘密ー」
男「………え」
友「さぁさぁ、今日はさっさと帰って女友と愛を語り合うんだからな!」
女友「ぅえ?!ちょ、まだ私返事してn」
女「!!男君はまだ寝てないとダメです!!私がきちんと看病します!!」
後輩「な、姉さんはお呼びじゃないですっ!いつもみたいに一人で悶えながら編み物でもするといいです!!」
男「あはは、はは……」
友「さぁ、行こうぜ!」
……ペラッ…
『俺達に不必要な死、無』
これは、小さな僕らが未来に送った
小さなお節介の物語――
fin
157: 2008/04/12(土) 15:19:27.83ID:9B99K4+pO
やー、昨日特別講義サボってたのがバレて翌日呼び出しくらうとは……
講義受けながらで遅くて申し訳ない
最後まで読んでくれた人
保守してくれた人
wktkしてくれた人
お付き合い頂き感謝
あー、疲れた後はアルコールがよく効くぜ
講義受けながらで遅くて申し訳ない
最後まで読んでくれた人
保守してくれた人
wktkしてくれた人
お付き合い頂き感謝
あー、疲れた後はアルコールがよく効くぜ
163: 2008/04/12(土) 16:09:27.02ID:9B99K4+pO
>>162
あー
多分「お前頬っぺたつまむ事出来るか?」って聞いたんだと思うよー
あー
多分「お前頬っぺたつまむ事出来るか?」って聞いたんだと思うよー
引用: 新ジャンル「しびん」



コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります