109: 2016/03/21(月) 16:38:16.47 ID:tfBEFgzV0
【ガルパン】軍神放浪記【その1】
【ガルパン】軍神放浪記【その2】
みほ「これの砲身は、日本の九五式?いやっ、違う…九七式装甲車テケ」
しずか「…詳しいなお主」
みほ「…あっ、しずかさん」
しずか「…ここは掃除をせんでもよい。ご覧の通り物置としか使っておらぬ」
みほ「…物置?そんなところに何でテケ車が。も、もしかして…せ、戦車道を?」
しずか「かつて戦車趣味に興味を持った数奇者が先代におってな。その名残だ」
みほ「じゃあ、今はもう使ってないの?」
110: 2016/03/21(月) 16:47:00.69 ID:tfBEFgzV0
しずか「今この屋敷に戦車趣味を持つ者は居らぬ」
みほ「ほっ…」
しずか「何を安心しておる?」
みほ「えっ、い、いやっ…そのー、戦車に乗ることになったらどうしようかと…」
しずか「…戦車に興味があるのか?」
みほ「あっ、そういうわけじゃ…」
しずか「…戦車道の話をするのであれば出て行ってもらうぞ。私は道がつく物はすかん」
みほ「い、いやっ。別に戦車道をやりたいって訳じゃ…」
ズキッ
みほ(…あれ、何で?…戦車道なんて嫌になったのに、何で、少し心が痛むの…)
みほ「ほっ…」
しずか「何を安心しておる?」
みほ「えっ、い、いやっ…そのー、戦車に乗ることになったらどうしようかと…」
しずか「…戦車に興味があるのか?」
みほ「あっ、そういうわけじゃ…」
しずか「…戦車道の話をするのであれば出て行ってもらうぞ。私は道がつく物はすかん」
みほ「い、いやっ。別に戦車道をやりたいって訳じゃ…」
ズキッ
みほ(…あれ、何で?…戦車道なんて嫌になったのに、何で、少し心が痛むの…)
111: 2016/03/21(月) 17:02:54.39 ID:tfBEFgzV0
しずか「…なら、今のうちに生半可な気持ちは捨てるのだな」
みほ「えっ?」
しずか「少し、残念そうな顔をしてるが…戦車というものは甘くは無い。鉄の棺おけの中で、生きながらにして松明のごとく燃やされてしまうかもしれぬ」
みほ「……」
しずか「…乙女のたしなみなどと言っておるが、あまり今の戦車道なんてものに淡い気持ちを持たぬことだな」
みほ「…っ」
しずか「…徳蔵が次の仕事があると探しておったぞ。早く掃除を終わらせて行くのだな」
みほ「…(何で、どうして…戦車道なんて嫌になったはずなのに…どうして、心が苦しんだろう…)」
みほ「えっ?」
しずか「少し、残念そうな顔をしてるが…戦車というものは甘くは無い。鉄の棺おけの中で、生きながらにして松明のごとく燃やされてしまうかもしれぬ」
みほ「……」
しずか「…乙女のたしなみなどと言っておるが、あまり今の戦車道なんてものに淡い気持ちを持たぬことだな」
みほ「…っ」
しずか「…徳蔵が次の仕事があると探しておったぞ。早く掃除を終わらせて行くのだな」
みほ「…(何で、どうして…戦車道なんて嫌になったはずなのに…どうして、心が苦しんだろう…)」
112: 2016/03/21(月) 18:00:12.46 ID:tfBEFgzV0
厨房
調理係「出来たよ。これ、仕込み場まで持ってて」
みほ「…あっ、はいっ」
調理係「重いから気をつけてね」
みほ「……えっ?お、重い…わっ、わっ」
ガチャ-ン
調理係「あぁ、何やってるの!?まったく、ドジなんだから」
みほ(頭から味噌汁)「す、すみません」
調理係「出来たよ。これ、仕込み場まで持ってて」
みほ「…あっ、はいっ」
調理係「重いから気をつけてね」
みほ「……えっ?お、重い…わっ、わっ」
ガチャ-ン
調理係「あぁ、何やってるの!?まったく、ドジなんだから」
みほ(頭から味噌汁)「す、すみません」
113: 2016/03/21(月) 18:06:56.48 ID:tfBEFgzV0
みほ「はぁ…」
徳蔵「お疲れの様ですが、大丈夫でございますか?」
みほ「…えっ?あっ、はい…」
徳蔵「お疲れのようでしたら、無理をならずとも…」
みほ「い、いえっ。大丈夫です!」
徳蔵「左様でございますか…では、ひとつお使いをお願い致したいのですが」
徳蔵「お疲れの様ですが、大丈夫でございますか?」
みほ「…えっ?あっ、はい…」
徳蔵「お疲れのようでしたら、無理をならずとも…」
みほ「い、いえっ。大丈夫です!」
徳蔵「左様でございますか…では、ひとつお使いをお願い致したいのですが」
114: 2016/03/21(月) 18:09:53.83 ID:tfBEFgzV0
みほ「…このお酒を届ければいいんですよね?」
徳蔵「はいっ。こちらの住所の方までお届けをお願いします」
みほ「…えっ、でもこの住所学園艦の外じゃあ…」
徳蔵「内地まではうちの者がお送りいたします故、大丈夫でございます」
みほ「…学園艦の外…」
しずか「一人では不安か?」
徳蔵「はいっ。こちらの住所の方までお届けをお願いします」
みほ「…えっ、でもこの住所学園艦の外じゃあ…」
徳蔵「内地まではうちの者がお送りいたします故、大丈夫でございます」
みほ「…学園艦の外…」
しずか「一人では不安か?」
115: 2016/03/21(月) 18:12:03.65 ID:tfBEFgzV0
みほ「い、いえっ。そういう訳じゃぁ…」
しずか「…仕方ない。まだあのような輩が居るかも知れぬ。私も一緒に行こう」
みほ「えっ?」
徳蔵「お嬢様?」
しずか「…本日の稽古事はすべて終わっておる。よいであろう?」
しずか「…仕方ない。まだあのような輩が居るかも知れぬ。私も一緒に行こう」
みほ「えっ?」
徳蔵「お嬢様?」
しずか「…本日の稽古事はすべて終わっておる。よいであろう?」
116: 2016/03/21(月) 18:14:42.47 ID:tfBEFgzV0
お得様「毎度毎度、ありがとうございます」
みほ「いえっ。それでは、失礼します」
しずか「…終わったようだな。では、帰るぞ」
みほ「う、うん…」
テクテク
しずか「……」
みほ「……」
しずか「…朝方の話、まだ気に留めて居るのか?」
みほ「えっ?」
みほ「いえっ。それでは、失礼します」
しずか「…終わったようだな。では、帰るぞ」
みほ「う、うん…」
テクテク
しずか「……」
みほ「……」
しずか「…朝方の話、まだ気に留めて居るのか?」
みほ「えっ?」
117: 2016/03/21(月) 18:17:33.77 ID:tfBEFgzV0
しずか「戦車の話だ」
みほ「……」
しずか「…お主の気持ちを折ってしまったようだが、私が言ったことは…」
「どいて、どいてー!」
VOOOO
しずか&みほ「えっ?」
みほ「……」
しずか「…お主の気持ちを折ってしまったようだが、私が言ったことは…」
「どいて、どいてー!」
VOOOO
しずか&みほ「えっ?」
118: 2016/03/21(月) 18:24:21.62 ID:tfBEFgzV0
みほ「きゃあっ」
VOOO
TKSクルー「すいませーん!」
VOOOO
L6クルー「逃がすなー、追えー!」
BARM
みほ「び、びくりしたぁ…なんでこんなところに戦車が…」
ガヤガヤ
しずか「ん?」
VOOO
TKSクルー「すいませーん!」
VOOOO
L6クルー「逃がすなー、追えー!」
BARM
みほ「び、びくりしたぁ…なんでこんなところに戦車が…」
ガヤガヤ
しずか「ん?」
119: 2016/03/21(月) 18:30:11.08 ID:tfBEFgzV0
「いいぞー!」「行け!行け!」「やっつけろー」
しずか「一体、なんの騒ぎだ?」
みほ「これってもしかして…」
しずか「おい」
ギャラリー「ん?」
しずか「つかぬ事を聞くが、これは一体何事だ?」
ギャラリー「あぁ、お嬢さんたちは見るの初めてかい?これは、強襲戦車競技って奴だよ」
しずか「タンカスロンとな?」
みほ「やっぱり…話でしか聞いたこと無かったけど、これが…」
しずか「一体、なんの騒ぎだ?」
みほ「これってもしかして…」
しずか「おい」
ギャラリー「ん?」
しずか「つかぬ事を聞くが、これは一体何事だ?」
ギャラリー「あぁ、お嬢さんたちは見るの初めてかい?これは、強襲戦車競技って奴だよ」
しずか「タンカスロンとな?」
みほ「やっぱり…話でしか聞いたこと無かったけど、これが…」
129: 2016/03/27(日) 13:13:15.58 ID:ujY9/5n20
しずか「知っておるのか?」
みほ「…噂ぐらいしか聞いたこと無いんだけど…。確か、10トン以下の戦車を使う以外は規定が無かったような、それ以外はほとんど自由だった気が」
ギャラリー「そうさ。公式な試合と違って主催者がいるわけじゃ無い…いわば野良試合だからねぇ。何でもありよ。何が起きるか分からないから、見てて面白いんだよ」
しずか「ほぉ」
ギャラリー「姉ちゃん達、初めてなら気をつけなよ。観客もどこで見てても自由だけど、怪我とは自己責任だからな。おっ、いいぞー!」
VOOO BARM
みほ「…あ、危なそうだからもう行こう…徳蔵さんを待たせるのは…」
「…生ぬるい」
みほ「…えっ?」
みほ「…噂ぐらいしか聞いたこと無いんだけど…。確か、10トン以下の戦車を使う以外は規定が無かったような、それ以外はほとんど自由だった気が」
ギャラリー「そうさ。公式な試合と違って主催者がいるわけじゃ無い…いわば野良試合だからねぇ。何でもありよ。何が起きるか分からないから、見てて面白いんだよ」
しずか「ほぉ」
ギャラリー「姉ちゃん達、初めてなら気をつけなよ。観客もどこで見てても自由だけど、怪我とは自己責任だからな。おっ、いいぞー!」
VOOO BARM
みほ「…あ、危なそうだからもう行こう…徳蔵さんを待たせるのは…」
「…生ぬるい」
みほ「…えっ?」
130: 2016/03/27(日) 13:30:14.28 ID:ujY9/5n20
ヤイカ「…あのTKS、何故あそこで手を出さない」
みほ「…えっ。でも、あのタイミングで撃ったら危ないような…」(ボソッ)
ヤイカ「…今何て?」(キッ)
みほ「ひっ」(ビクッ)
しずか「連れが、何か失礼な事を申したようだな。申し訳ない。私たちもタンカスロンなる物は初めて見るゆえ、良く知らないのだ。すまなかった」
みほ「す、すみませんでした!」
ヤイカ「ふんっ…貴方、危ないだかって言ったわよね?」
みほ「えっ…は、はいっ」
ヤイカ「安全が如何しただなんてのは公式戦のルール、所詮はスポーツよ」
みほ「…えっ。でも、あのタイミングで撃ったら危ないような…」(ボソッ)
ヤイカ「…今何て?」(キッ)
みほ「ひっ」(ビクッ)
しずか「連れが、何か失礼な事を申したようだな。申し訳ない。私たちもタンカスロンなる物は初めて見るゆえ、良く知らないのだ。すまなかった」
みほ「す、すみませんでした!」
ヤイカ「ふんっ…貴方、危ないだかって言ったわよね?」
みほ「えっ…は、はいっ」
ヤイカ「安全が如何しただなんてのは公式戦のルール、所詮はスポーツよ」
131: 2016/03/27(日) 13:45:08.84 ID:ujY9/5n20
みほ「スポーツ?」
ヤイカ「戦車道なんて安全なルールに法った戦い方しかできない。だからお遊戯と一緒なのよ」
しずか「ほぉ…」
ヤイカ「そんなぬるい考えた方じゃ、この戦車強襲競技じゃ生き残れない。だけど、その腑抜けた考え方に染まりきっている」
みほ「腑抜けたなんて、そんな…」
ヤイカ「そんなんじゃ、本当の戦車戦では生き残れない」
しずか「本当の戦車戦?」
ヤイカ「戦車道なんて安全なルールに法った戦い方しかできない。だからお遊戯と一緒なのよ」
しずか「ほぉ…」
ヤイカ「そんなぬるい考えた方じゃ、この戦車強襲競技じゃ生き残れない。だけど、その腑抜けた考え方に染まりきっている」
みほ「腑抜けたなんて、そんな…」
ヤイカ「そんなんじゃ、本当の戦車戦では生き残れない」
しずか「本当の戦車戦?」
132: 2016/03/27(日) 13:58:34.22 ID:ujY9/5n20
ヤイカ「そうよ…お遊戯じみたことじゃなく…」
BAKOM
ギャラリー「おっ、いいぞ!後一押しだ」
ヤイカ「チッ…何て無様な…見ていられないわ…ウシュカ、帰るわよ」
ウシュカ「はい」
ヤイカ「…貴方いい目をしてるわね。今度会う機会が教えてあげるわ、闘争あふれる本当の戦車戦を」
みほ「……」
しずか「…本当の戦車戦…面白いではないか」
BAKOM
ギャラリー「おっ、いいぞ!後一押しだ」
ヤイカ「チッ…何て無様な…見ていられないわ…ウシュカ、帰るわよ」
ウシュカ「はい」
ヤイカ「…貴方いい目をしてるわね。今度会う機会が教えてあげるわ、闘争あふれる本当の戦車戦を」
みほ「……」
しずか「…本当の戦車戦…面白いではないか」
158: 2016/04/02(土) 01:30:58.95 ID:ITnTAe7P0
しずかの部屋
みほ「…ごめんなさい」
しずか「…やはり無理か?」
みほ「ごめんなさい。戦車にはやっぱり乗れない…」
しずか「覚悟が足らないか?…覚悟が無い者を無理に…」
みほ「…そうじゃないの」
みほ「…ごめんなさい」
しずか「…やはり無理か?」
みほ「ごめんなさい。戦車にはやっぱり乗れない…」
しずか「覚悟が足らないか?…覚悟が無い者を無理に…」
みほ「…そうじゃないの」
159: 2016/04/02(土) 02:12:56.74 ID:ITnTAe7P0
みほ「…戦車に初めて乗るから怖いんじゃない…乗ったことあるから…経験があるから…いやなの…」
しずか「何?」
みほ「…私…小さい頃からずっと戦車道やっていて…それで……」
しずか「…それで、助かったのか?」
みほ「…うん。Ⅲ号のみんなは助かったんだけど…私が離れたせいで、撃たれて負けて…みんなから攻められて…」
しずか「……」
しずか「何?」
みほ「…私…小さい頃からずっと戦車道やっていて…それで……」
しずか「…それで、助かったのか?」
みほ「…うん。Ⅲ号のみんなは助かったんだけど…私が離れたせいで、撃たれて負けて…みんなから攻められて…」
しずか「……」
160: 2016/04/02(土) 02:42:40.70 ID:ITnTAe7P0
みほ「…それで、戦車が嫌になって…ひとりになりたくて…ここまで来たの…だけど、戦車道なんか嫌なのに…もう、戦車に乗りたくは無いのに、さっきの人が言ってったこと聞いたら…胸の置くが苦しくなって…余計にわからなくなって…」
ダキッ
しずか「…お主はよくやった。何も気にする必要は無い…」
みほ「えっ?」
しずか「…仲間を見捨てるような輩に批判する権利なぞ無い。道を外れて何が戦車道だ…」
みほ「…しずか…さん…ぐずっ」
しずか「…そのような考えでおるから、戦車道なるものが廃れるわけだ…」
ダキッ
しずか「…お主はよくやった。何も気にする必要は無い…」
みほ「えっ?」
しずか「…仲間を見捨てるような輩に批判する権利なぞ無い。道を外れて何が戦車道だ…」
みほ「…しずか…さん…ぐずっ」
しずか「…そのような考えでおるから、戦車道なるものが廃れるわけだ…」
162: 2016/04/02(土) 09:21:48.16 ID:ITnTAe7P0
しずか「…それにみほの心はまだ氏んではおらぬようだな」
みほ「えっ?」
しずか「…戦車を嫌だといいながら、本当は嫌いになりきれておらぬだろう?」
みほ「…っ」
しずか「…武人は戦場に立ってこそ本望なり。お主もそうであろう?」
みほ「…わ、わたしは…」
みほ「えっ?」
しずか「…戦車を嫌だといいながら、本当は嫌いになりきれておらぬだろう?」
みほ「…っ」
しずか「…武人は戦場に立ってこそ本望なり。お主もそうであろう?」
みほ「…わ、わたしは…」
172: 2016/04/28(木) 18:53:28.79 ID:uNRw4H+10
翌日
みほ「……」
しずか「…どうした?」
みほ「…うん、まだちょっと踏ん切りがつかないというか…」
しずか「一度やると決めたのならしっかり致せ。そんな事では戦場では生きて行けぬぞ」
みほ「…う、うん」
しずか「…では、行くぞ」
みほ「…よ、よしっ」
しずか「……どうやって動かすのだ?」
みほ「えっ?」
みほ「……」
しずか「…どうした?」
みほ「…うん、まだちょっと踏ん切りがつかないというか…」
しずか「一度やると決めたのならしっかり致せ。そんな事では戦場では生きて行けぬぞ」
みほ「…う、うん」
しずか「…では、行くぞ」
みほ「…よ、よしっ」
しずか「……どうやって動かすのだ?」
みほ「えっ?」
173: 2016/04/28(木) 18:58:34.21 ID:uNRw4H+10
みほ「…どうやってって、戦車の動かしかた分からないの?」
しずか「…言っただろう。私は道がつくものは好かぬ」
みほ「……」
しずか「…戦車道を嗜んで来たお主であれば分かるのであろう?どうするのだ?」
みほ「……(幸先不安だ…)」
しずか「…言っただろう。私は道がつくものは好かぬ」
みほ「……」
しずか「…戦車道を嗜んで来たお主であれば分かるのであろう?どうするのだ?」
みほ「……(幸先不安だ…)」
174: 2016/04/28(木) 19:15:34.25 ID:uNRw4H+10
ガチャッ
みほ「…うわっ…大分動いてないみたい。とりあえず、エンジンをバラしてメンテナンスしないと…中も古いグリス拭いてグリスアップしなきゃ…後は…」
しずか「結構かかるのだな」
みほ「…とりあえず、エンジンかな。しずかさん。整備に使えるような工具ってある?」
しずか「工具か。徳蔵に聞いてみるか」
みほ「…うわっ…大分動いてないみたい。とりあえず、エンジンをバラしてメンテナンスしないと…中も古いグリス拭いてグリスアップしなきゃ…後は…」
しずか「結構かかるのだな」
みほ「…とりあえず、エンジンかな。しずかさん。整備に使えるような工具ってある?」
しずか「工具か。徳蔵に聞いてみるか」
176: 2016/04/28(木) 20:12:24.93 ID:uNRw4H+10
ガチャ ガチャ
みほ「…思ったより状態はいいみたい…後は…」
しずか「……」
みほ「……よしっ、このくらい整備出来れば…ん?ムカデ?」
しずか「武田軍団使番「百足衆」が使った旗印ぞ」
みほ「武田軍団?百足衆?」
しずか「何っ!?武田軍団を知らんと申すのか?」
みほ「あっ…(変なスイッチが入ったかも…)」
みほ「…思ったより状態はいいみたい…後は…」
しずか「……」
みほ「……よしっ、このくらい整備出来れば…ん?ムカデ?」
しずか「武田軍団使番「百足衆」が使った旗印ぞ」
みほ「武田軍団?百足衆?」
しずか「何っ!?武田軍団を知らんと申すのか?」
みほ「あっ…(変なスイッチが入ったかも…)」
177: 2016/04/28(木) 20:25:07.71 ID:uNRw4H+10
しずか「…よいか、武田軍団は…甲斐の国の…ペラペラ…」
みほ「……」
30分後
しずか「…その時代についに百足衆が編成されるわけなのだが…聞いておるのか?」
みほ「……う、うん…」(ぐったり)
みほ「……」
30分後
しずか「…その時代についに百足衆が編成されるわけなのだが…聞いておるのか?」
みほ「……う、うん…」(ぐったり)
178: 2016/04/28(木) 20:48:31.84 ID:uNRw4H+10
しずか「…それで、我が家の祖はそこに連なるらしい」
みほ「……へぇ、由緒正しいんだね…」
しずか「うむ」
みほ「…(ムカデかぁ…あんまり可愛くないけど…)よしっ、じゃあ動かしてみようか」
しずか「…そうだな」
みほ「…ムカデさんチーム、行きます」
しずか「…」
コケっ ガン!
みほ「!?だ、大丈夫ですか!?」
みほ「……へぇ、由緒正しいんだね…」
しずか「うむ」
みほ「…(ムカデかぁ…あんまり可愛くないけど…)よしっ、じゃあ動かしてみようか」
しずか「…そうだな」
みほ「…ムカデさんチーム、行きます」
しずか「…」
コケっ ガン!
みほ「!?だ、大丈夫ですか!?」
179: 2016/04/28(木) 20:55:52.65 ID:uNRw4H+10
しずか「…痛た…」
みほ「だ、大丈夫?」
しずか「…む、ムカデさんとは…ず、随分と拍子抜けだな…」
みほ「そうかな?…女の子なんだら、せめて名前だけでもと思ったんだけど、ダメかな?」
しずか「そ、そうか…みほがそこまで言うのなら//」
みほ「だ、大丈夫?」
しずか「…む、ムカデさんとは…ず、随分と拍子抜けだな…」
みほ「そうかな?…女の子なんだら、せめて名前だけでもと思ったんだけど、ダメかな?」
しずか「そ、そうか…みほがそこまで言うのなら//」
180: 2016/04/28(木) 22:04:09.00 ID:uNRw4H+10
みほ「よかったぁ」(ニコッ)
しずか「…っ//」
みほ「どうしたの?」
しずか「…何でもござらん…それより、私は戦車というものに関して良くは知らぬ。お主に操縦を任せたいのが、できるのだろうな?」
みほ「えっ!?操縦…」
しずか「…っ//」
みほ「どうしたの?」
しずか「…何でもござらん…それより、私は戦車というものに関して良くは知らぬ。お主に操縦を任せたいのが、できるのだろうな?」
みほ「えっ!?操縦…」
182: 2016/04/28(木) 22:10:45.77 ID:uNRw4H+10
しずか「…出来ないのか?」
みほ「出来なくは無いんだけど…私、操縦は苦手で…」
しずか「……」
みほ「…あんまり自身が…えっ」
ギュッ
しずか「…苦手な事は誰にでもあろう。だが、目を背けていては何も変わらん…自信を持て…心配するな。失敗したとて、誰も笑う者はここにはおらん」
みほ「……」
みほ「出来なくは無いんだけど…私、操縦は苦手で…」
しずか「……」
みほ「…あんまり自身が…えっ」
ギュッ
しずか「…苦手な事は誰にでもあろう。だが、目を背けていては何も変わらん…自信を持て…心配するな。失敗したとて、誰も笑う者はここにはおらん」
みほ「……」
183: 2016/04/28(木) 22:24:09.17 ID:uNRw4H+10
みほ「…ふーっ。よ、よしっ。」
カチッ VOVOVOVOVO
みほ「…かかった」
しずか「…屋敷の入口までは誘導いたす。ついてまいれ」
みほ「…落ち着いて、ゆっくりとクラッチをつなげば…うっ」
ガタガタガタ
みほ「九七式ってこんなクラッチ高いんだ…」
しずか「…大丈夫か?」
カチッ VOVOVOVOVO
みほ「…かかった」
しずか「…屋敷の入口までは誘導いたす。ついてまいれ」
みほ「…落ち着いて、ゆっくりとクラッチをつなげば…うっ」
ガタガタガタ
みほ「九七式ってこんなクラッチ高いんだ…」
しずか「…大丈夫か?」
185: 2016/04/28(木) 22:33:10.98 ID:uNRw4H+10
みほ「…う、うん。ゆ、ゆっくりもう一度…」
BROOOO
みほ「…ふうっ。な、何とか道まで出れた」
しずか「…では、参ろう。…何でも北富士戦車道演習場なる場所で、戦車を動かせると聞いたが」
みほ「そうだね。戦車を動かして練習するならそこが一番近いかな」
しずか「…では、参るぞ!前へ」
みほ「…パンツァーフォー」
BROOOO ガガガガガガ
みほ「…ギア硬いな…3速ってここだよね」(シフトレバーを見る)
しずか「…!!お、おいっ、ぶつかる!」
みほ「えっ!?わぁっ」
ギャッ プスン…(エンスト)
みほ「…あ、危なかった」
BROOOO
みほ「…ふうっ。な、何とか道まで出れた」
しずか「…では、参ろう。…何でも北富士戦車道演習場なる場所で、戦車を動かせると聞いたが」
みほ「そうだね。戦車を動かして練習するならそこが一番近いかな」
しずか「…では、参るぞ!前へ」
みほ「…パンツァーフォー」
BROOOO ガガガガガガ
みほ「…ギア硬いな…3速ってここだよね」(シフトレバーを見る)
しずか「…!!お、おいっ、ぶつかる!」
みほ「えっ!?わぁっ」
ギャッ プスン…(エンスト)
みほ「…あ、危なかった」
186: 2016/04/28(木) 22:54:05.16 ID:uNRw4H+10
BROOOO
みほ「えぇい」
ガコッ
みほ「入った…後はゆっくりと繋いで…」
ガタガタ
しずか「大分揺れてるが大丈夫なのだろうな?」
みほ「ごめんなさい。クラッチ繋ぐのが早かった見たい…だけど、感覚を掴んできたから大丈夫…だと思う」
BROOOO
みほ「えぇい」
ガコッ
みほ「入った…後はゆっくりと繋いで…」
ガタガタ
しずか「大分揺れてるが大丈夫なのだろうな?」
みほ「ごめんなさい。クラッチ繋ぐのが早かった見たい…だけど、感覚を掴んできたから大丈夫…だと思う」
BROOOO
187: 2016/04/28(木) 23:23:21.87 ID:uNRw4H+10
戦車道連盟北富士演習場
BROOO…
みほ「つ、ついたぁ…」
しずか「…最初はどうなる物かと思ったが。まずはご苦労であったな」
みほ「……」
しずか「どうした?」
みほ「…うわぁぁ、富士山だぁー」
BROOO…
みほ「つ、ついたぁ…」
しずか「…最初はどうなる物かと思ったが。まずはご苦労であったな」
みほ「……」
しずか「どうした?」
みほ「…うわぁぁ、富士山だぁー」
188: 2016/04/28(木) 23:40:01.88 ID:uNRw4H+10
しずか「…そういえば、国は九州の方だったな。初めてか、富士山を見るのは?」
みほ「うん。大きいなぁ…」
しずか「…普段から見慣れていると別になんとも思わんのだがな」
みほ「いつも見れてばそうかもしれないけど、今まで写真でしか見たことなかったから。すごいなぁ」
しずか「…そうか」
みほ「うん。大きいなぁ…」
しずか「…普段から見慣れていると別になんとも思わんのだがな」
みほ「いつも見れてばそうかもしれないけど、今まで写真でしか見たことなかったから。すごいなぁ」
しずか「…そうか」
189: 2016/04/28(木) 23:51:23.20 ID:uNRw4H+10
みほ「うん」
しずか「夏の富士も良いが、富士山は冬の方が私は好きだな。冬場の寒さは堪えるが、ダイヤモンド富士の美しは良いな」
みほ「へぇー。なんかロマンチックだね」
しずか「そ、そうか?」
みほ「うん。他にも、何かあるの?」
しずか「他?うむ、そうだな…」
VOOOOOO
しずか「…ん?」
しずか「夏の富士も良いが、富士山は冬の方が私は好きだな。冬場の寒さは堪えるが、ダイヤモンド富士の美しは良いな」
みほ「へぇー。なんかロマンチックだね」
しずか「そ、そうか?」
みほ「うん。他にも、何かあるの?」
しずか「他?うむ、そうだな…」
VOOOOOO
しずか「…ん?」
190: 2016/04/29(金) 00:04:19.75 ID:EdvOZocc0
「ふーっ、やっと着いたわね」「戦車での移動は疲れるわね」
みほ「テトラーク軽戦車…どこの学校かな」
テトラーククルーA(以下クルー)「ん?見ない顔ね」
みほ「えっ…えっと…」
クルーA「新顔かしら?」
しずか「お初にお目にかかる。手前どもは先日戦車を始めたばかりの新参者ゆえ、ここに来たのも初めてなのだ」
クルーA「あら、そう。残念だけど、今日は帰りなさい」
みほ「えっ?」
みほ「テトラーク軽戦車…どこの学校かな」
テトラーククルーA(以下クルー)「ん?見ない顔ね」
みほ「えっ…えっと…」
クルーA「新顔かしら?」
しずか「お初にお目にかかる。手前どもは先日戦車を始めたばかりの新参者ゆえ、ここに来たのも初めてなのだ」
クルーA「あら、そう。残念だけど、今日は帰りなさい」
みほ「えっ?」
191: 2016/04/29(金) 00:12:55.81 ID:EdvOZocc0
クルーB「おどきなさい。そこは御姐様が使うのよ」
みほ「えっ?でも、予約があるなんて書いてなかったですけど…」
クルーA「私たちははるばるここまでやってきたのよ。その苦労を無駄にする気?」
みほ「えっ、そんな事言われても…で、でも空いてるスペースありますし、予約とかしてないんじゃ早いもの勝ちじゃぁ…」
クルーA「そんな豆戦車で一台で私たちの練習の邪魔をする気?」
みほ「豆戦車って、テトラークも似たようなものじゃぁ…」
みほ「えっ?でも、予約があるなんて書いてなかったですけど…」
クルーA「私たちははるばるここまでやってきたのよ。その苦労を無駄にする気?」
みほ「えっ、そんな事言われても…で、でも空いてるスペースありますし、予約とかしてないんじゃ早いもの勝ちじゃぁ…」
クルーA「そんな豆戦車で一台で私たちの練習の邪魔をする気?」
みほ「豆戦車って、テトラークも似たようなものじゃぁ…」
192: 2016/04/29(金) 00:15:57.07 ID:EdvOZocc0
クルーB「おんなじ軽戦車でも品が違いますのよ」
しずか「ふむ、なる程…この様な連中がおるようだから戦車道なるお遊戯が廃れるわけか」
クルーA「なっ!?下品ですって?私たちはこう見えてもあのセンt…」
「聞き捨てなりませんわね!」
みほ「えっ?」
しずか「ふむ、なる程…この様な連中がおるようだから戦車道なるお遊戯が廃れるわけか」
クルーA「なっ!?下品ですって?私たちはこう見えてもあのセンt…」
「聞き捨てなりませんわね!」
みほ「えっ?」
193: 2016/04/29(金) 00:30:47.88 ID:EdvOZocc0
クルーA「御姐様!」
「戦車道は乙女の嗜みと言われていますわ。それを下品だなんて、失礼じゃありません事?」
しずか「ほう、お主がそちらの大将か」
ローズヒップ(当時中学生)「いかにも、私が聖グ口リアーナのアールグレイ様にお仕える円卓の騎士の一人、ローズヒップですわ」(憧れて勝手に言ってるだけです)
みほ「うわぁ…(なんか、中二病っぽい子が出てきた)」
「戦車道は乙女の嗜みと言われていますわ。それを下品だなんて、失礼じゃありません事?」
しずか「ほう、お主がそちらの大将か」
ローズヒップ(当時中学生)「いかにも、私が聖グ口リアーナのアールグレイ様にお仕える円卓の騎士の一人、ローズヒップですわ」(憧れて勝手に言ってるだけです)
みほ「うわぁ…(なんか、中二病っぽい子が出てきた)」
195: 2016/04/29(金) 00:44:00.61 ID:EdvOZocc0
しずか「ほう、騎士と申すか」
ローズヒップ「いかにも、私たちはアールグレイ様を狙う不届き者からお守りするために、日夜戦っておりますのよ」
みほ「えっ?でも、グ口リアーナって中等部なかった様な…」
クルーA「学校など関係無いですわ。私たちはアールグレイ様から直々の命を受けておりますのよ」
※:ローズヒップたちは地元の戦車道の名門もグ口リアーナに憧れいるだけです。直々の命は当時の副隊長(次期隊長)の悪いジョークをまに受けただけです
ローズヒップ「騎士たるもの日々の鍛錬が大切ですわ。ですから、こうやって日夜鍛錬に励んでおりますのよ」
しずか「ほう、見事だな」
みほ「そうかな…」
ローズヒップ「いかにも、私たちはアールグレイ様を狙う不届き者からお守りするために、日夜戦っておりますのよ」
みほ「えっ?でも、グ口リアーナって中等部なかった様な…」
クルーA「学校など関係無いですわ。私たちはアールグレイ様から直々の命を受けておりますのよ」
※:ローズヒップたちは地元の戦車道の名門もグ口リアーナに憧れいるだけです。直々の命は当時の副隊長(次期隊長)の悪いジョークをまに受けただけです
ローズヒップ「騎士たるもの日々の鍛錬が大切ですわ。ですから、こうやって日夜鍛錬に励んでおりますのよ」
しずか「ほう、見事だな」
みほ「そうかな…」
196: 2016/04/29(金) 00:46:54.45 ID:EdvOZocc0
クルーA「今日も騎士としての稽古に参りましたの。そこをどいて下さるかしら?」
クルーB「新参者の練習に付き合っている余裕なんて無いんですのよ」
みほ「……」
しずか「フハハッハ」
クルーA「な、何がおかしいのよ?」
クルーB「新参者の練習に付き合っている余裕なんて無いんですのよ」
みほ「……」
しずか「フハハッハ」
クルーA「な、何がおかしいのよ?」
197: 2016/04/29(金) 00:52:25.41 ID:EdvOZocc0
しずか「我らがするのは戦車道など婦女子の暇つぶしではござらん」
クルーB「暇つぶしすって!?」
ローズヒップ「何で名古屋の名物が関係あるんですの?グ口リアーナは名古屋じゃなく横浜ですわ!」
クルーA「御姐様、ひつまぶしじゃ無くて暇つぶしです」
しずか「…私たちがやるの戦なり」
みほ「戦車強襲競技でしょ!ややこしい言い方はやめたほうがいいよ」
クルーB「暇つぶしすって!?」
ローズヒップ「何で名古屋の名物が関係あるんですの?グ口リアーナは名古屋じゃなく横浜ですわ!」
クルーA「御姐様、ひつまぶしじゃ無くて暇つぶしです」
しずか「…私たちがやるの戦なり」
みほ「戦車強襲競技でしょ!ややこしい言い方はやめたほうがいいよ」
199: 2016/04/29(金) 00:57:32.96 ID:EdvOZocc0
しずか「汝等がその気なら相手になっても良いぞ。動かぬ的を撃つのではつまらんからな」
みほ「えっ、ちょ、ちょっと…ろくに練習もしてないのに、そんな急に…」
ローズヒップ「よろしいですわ!」
みほ「えぇー!?」
ローズヒップ「私たちに手袋を投げるとはいい度胸ですわ!アールグレイ様の騎士としての実力を存分にお見せ致しますわ」
しずか「…面白い」(ニヤッ)
みほ「そんな、いきなり無茶だよ…」
みほ「えっ、ちょ、ちょっと…ろくに練習もしてないのに、そんな急に…」
ローズヒップ「よろしいですわ!」
みほ「えぇー!?」
ローズヒップ「私たちに手袋を投げるとはいい度胸ですわ!アールグレイ様の騎士としての実力を存分にお見せ致しますわ」
しずか「…面白い」(ニヤッ)
みほ「そんな、いきなり無茶だよ…」
200: 2016/04/29(金) 00:57:58.79 ID:EdvOZocc0
引用: 【ガルパン】軍神放浪記



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