295: 2016/06/03(金) 22:55:43.61 ID:1Hszm5BT0
【ガルパン】軍神放浪記【その1】
【ガルパン】軍神放浪記【その2】
【ガルパン】軍神放浪記【その3】
【ガルパン】軍神放浪記【その4】
VO0OOO
5号車車長「援軍!?そんなの聞いてませんわ…」
みほ「!!…早い。あの動きは」
「…トゥータ」
BARM BAKKOM シュパッ
5号車車長「なっ…」
ガチャッ
ミカ「…無事かい?旅人さん」
みほ「やっぱり…どこかで見たことあると思ってたら…」
296: 2016/06/03(金) 23:08:06.03 ID:1Hszm5BT0
みほ「戦車の動きを見てまさかと思ったけど、継続高校の…」
しずか「…どこの何者かは存ぜぬが、これ以上の助太刀は不要なり!これ以上我らの獲物に横から手を出すのであれば首盗人同然!」
みほ「ちょ、ちょっと…」
ミカ「…助太刀をしたつもりは無いよ。私はただ、零れ落ちた物を本来の場所へ返しに来ただけさ。ほら」
みほ「…おっと…あっ、私のお財布!」
しずか「…どこの何者かは存ぜぬが、これ以上の助太刀は不要なり!これ以上我らの獲物に横から手を出すのであれば首盗人同然!」
みほ「ちょ、ちょっと…」
ミカ「…助太刀をしたつもりは無いよ。私はただ、零れ落ちた物を本来の場所へ返しに来ただけさ。ほら」
みほ「…おっと…あっ、私のお財布!」
298: 2016/06/03(金) 23:15:02.72 ID:1Hszm5BT0
みほ「…よかったぁ、中身もちゃんとある(あれ?こんな入れておいたっけかな?)あっ、ありがとうございます!」
ミカ「…二人の健闘を祈ってるよ」(ポロローン)
VOOOO
みほ「…あっ、あのー…行っちゃた…もう!あんな言い方するからだよ」
しずか「……」
ミカ「…二人の健闘を祈ってるよ」(ポロローン)
VOOOO
みほ「…あっ、あのー…行っちゃた…もう!あんな言い方するからだよ」
しずか「……」
299: 2016/06/03(金) 23:35:27.12 ID:1Hszm5BT0
しずか「…こたびの戦は武士と騎士の一騎討ちなり。下手な助太刀は不要なり」
みほ「…不要なりって、そんな言い方酷いよ!戦車道はチームワークが大事なのに」
しずか「これは戦車道にあらず、戦車強襲競技、戦なり」
みほ「だからって、せっかく助けてくれた人にあんな言い方は…」
BAKOM
みほ&しずか「!!」
みほ「…不要なりって、そんな言い方酷いよ!戦車道はチームワークが大事なのに」
しずか「これは戦車道にあらず、戦車強襲競技、戦なり」
みほ「だからって、せっかく助けてくれた人にあんな言い方は…」
BAKOM
みほ&しずか「!!」
300: 2016/06/03(金) 23:43:20.03 ID:1Hszm5BT0
2号車「発見しました!相手は1両、フラッグ車が単独です!」
ローズヒップ「見つけましたわ!先ほどは邪魔が入ったようですが、相手は今は単独。この隙にやっつけますのよ!」
VOOO BARM BARM
みほ「くっ…とりあえず今はこの状況から抜け出さないと。続きは終わってからだね…」
しずか「…承知」
みほ(勇猛かもしれないけど、危険を冒すような戦い方をしていたらいつか私みたいな目にあう。しっかり戦車道がどんなものかわかってもらわないと)
しずか(戦車道なる、道の上を歩いてるだけは戦にあらず。戦場には道など引いてはおらぬぞ)
ローズヒップ「見つけましたわ!先ほどは邪魔が入ったようですが、相手は今は単独。この隙にやっつけますのよ!」
VOOO BARM BARM
みほ「くっ…とりあえず今はこの状況から抜け出さないと。続きは終わってからだね…」
しずか「…承知」
みほ(勇猛かもしれないけど、危険を冒すような戦い方をしていたらいつか私みたいな目にあう。しっかり戦車道がどんなものかわかってもらわないと)
しずか(戦車道なる、道の上を歩いてるだけは戦にあらず。戦場には道など引いてはおらぬぞ)
317: 2016/06/16(木) 17:10:10.33 ID:/I3jrwPg0
BARM
ローズヒップ「やっつけますのよ。」
みほ「左右から挟むつもり…ここは一旦後退したほうが…」
しずか「…否、敵に背を向けるような事などせず!…相手の大将の首元へ飛び込め」
みほ「……」
BARM
みほ「くっ…」
ローズヒップ「やっつけますのよ。」
みほ「左右から挟むつもり…ここは一旦後退したほうが…」
しずか「…否、敵に背を向けるような事などせず!…相手の大将の首元へ飛び込め」
みほ「……」
BARM
みほ「くっ…」
318: 2016/06/16(木) 17:19:55.02 ID:/I3jrwPg0
しずか「…挟まれるぞ」
みほ「(後退するにはもう遅い)えぇーい、こうなったら」
VOOOO
2号車車長「!!隊長車に突っ込む気?させませんわ!やっつけなさい」
砲手「あっ…隊長車が射線に…」
2号車車長「何ですって!?」
みほ「(後退するにはもう遅い)えぇーい、こうなったら」
VOOOO
2号車車長「!!隊長車に突っ込む気?させませんわ!やっつけなさい」
砲手「あっ…隊長車が射線に…」
2号車車長「何ですって!?」
319: 2016/06/16(木) 17:26:09.20 ID:/I3jrwPg0
ローズヒップ「一騎打ちをしたいというわけですわね、面白いですわ!いざ、尋常に勝負!」
しずか「ローズヒップとやら、そなたの首、頂戴いたす!」
UEEEN
しずか「……」
ローズヒップ「……」
VOOOO
ローズヒップ「今ですわ!」
しずか「……」
BARM BAKKOM!
しずか「ローズヒップとやら、そなたの首、頂戴いたす!」
UEEEN
しずか「……」
ローズヒップ「……」
VOOOO
ローズヒップ「今ですわ!」
しずか「……」
BARM BAKKOM!
320: 2016/06/16(木) 17:31:57.35 ID:/I3jrwPg0
シュパッ!
しずか「…なっ」
みほ「…やられた…」
シュパッ!
ローズヒップ「……マ、マジですの…」
しずか「…相打ちか」
みほ「……いやっ、違う…」
しずか「…なっ」
みほ「…やられた…」
シュパッ!
ローズヒップ「……マ、マジですの…」
しずか「…相打ちか」
みほ「……いやっ、違う…」
321: 2016/06/16(木) 17:39:38.02 ID:/I3jrwPg0
しずか「…馬鹿を申すな。確実しとめはしたぞ」
みほ「…確かに、あたってるけど。私たちの砲身の向きからだと、命中したのはあそこだよ」
みほが指差す先、宝塔に残る兆弾の跡
じずか「なっ…」
ローズヒップ「えぇ!?で、では…この車体の撃破跡は…」
二号車車長「……」(ガタガタ)
みほ「…確かに、あたってるけど。私たちの砲身の向きからだと、命中したのはあそこだよ」
みほが指差す先、宝塔に残る兆弾の跡
じずか「なっ…」
ローズヒップ「えぇ!?で、では…この車体の撃破跡は…」
二号車車長「……」(ガタガタ)
322: 2016/06/16(木) 17:50:28.48 ID:/I3jrwPg0
「試合終了、両車同時撃破つき、この試合引き分け!」
しずか「……くっ、何と後味の悪い結果…」
みほ「……」
ローズヒップ「くっ…なんてザマですの」
メイン会場
ローズヒップ「私の事を撃つとはどういうつもりですの!?」
2号車車長「もう、申し訳ありません」
ローズヒップ「あの状況で撃てば私に当たるとは思いませんでして!?」
2号車車長「グズッ…」
しずか「……」
しずか「……くっ、何と後味の悪い結果…」
みほ「……」
ローズヒップ「くっ…なんてザマですの」
メイン会場
ローズヒップ「私の事を撃つとはどういうつもりですの!?」
2号車車長「もう、申し訳ありません」
ローズヒップ「あの状況で撃てば私に当たるとは思いませんでして!?」
2号車車長「グズッ…」
しずか「……」
323: 2016/06/16(木) 17:57:08.45 ID:/I3jrwPg0
ローズヒップ「私を撃つような人がチームにいるだなんて、冗談ではありませんわ!金輪際、戦車には…」
しずか「……」
ローズヒップ「な、何ですの!?」
しずか「喝!」
ローズヒップ「うっ…」
しずか「……」
ローズヒップ「な、何ですの!?」
しずか「喝!」
ローズヒップ「うっ…」
335: 2016/06/24(金) 00:03:51.92 ID:hUnlIRHg0
ローズヒップ「な、何ですの?私たちの問題に口を挟まないでくださる?」
しずか「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり!」
ローズヒップ「えっ?人がお城の石垣??」
「…人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり…戦国時代の武将、武田信玄の言葉ですわね」
ローズヒップ「…そ、そのお声は」
しずか「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり!」
ローズヒップ「えっ?人がお城の石垣??」
「…人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり…戦国時代の武将、武田信玄の言葉ですわね」
ローズヒップ「…そ、そのお声は」
337: 2016/06/24(金) 00:44:16.39 ID:hUnlIRHg0
アールグレイ「ご機嫌よう、皆様」
ローズヒップ「ア、アールグレイ様!ご、ご機嫌ようですわ!!」
アールグレイ「…クスッ。相変わらず、元気が宜しいですわね。ローズヒップ」
ローズヒップ「は、はいっ!」
アールグレイ「フフッ…」
しずか「…そなたが、総大将也か?」
ローズヒップ「ア、アールグレイ様!ご、ご機嫌ようですわ!!」
アールグレイ「…クスッ。相変わらず、元気が宜しいですわね。ローズヒップ」
ローズヒップ「は、はいっ!」
アールグレイ「フフッ…」
しずか「…そなたが、総大将也か?」
338: 2016/06/24(金) 01:22:02.02 ID:hUnlIRHg0
アールグレイ「総大将?フフッ、先ほどの武田信玄の言葉といい、古めかしい表現がお好きですのね。聖グ口リアーナ女学院、戦車道チーム隊長、アールグレイですわ」
ダージリン「…同じく、副隊長、ダージリンですわ」
しずか「…鶴姫しずかと申す」
アールグレイ「…しずかさんですわね。以後お見知りおきを」
しずか「…うむ」
ダージリン「…同じく、副隊長、ダージリンですわ」
しずか「…鶴姫しずかと申す」
アールグレイ「…しずかさんですわね。以後お見知りおきを」
しずか「…うむ」
339: 2016/06/24(金) 01:40:59.11 ID:hUnlIRHg0
アールグレイ「…先ほどの言葉、信玄公のお言葉…」
ダージリン「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりですか?」
アールグレイ「…どれだけ堅固な城でも、人を蔑ろにしたら滅びる…」
しずか「如何にも、それが其方達の戦車道也や?」
アールグレイ「その通りですわね。仲間なくして、チームは成り立ちませんもの。チームメイトを蔑ろにするのは良くないですわね」
ローズヒップ「アールグレイ様!ですけど、彼女は私を撃ちましたのよ!」
ダージリン「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりですか?」
アールグレイ「…どれだけ堅固な城でも、人を蔑ろにしたら滅びる…」
しずか「如何にも、それが其方達の戦車道也や?」
アールグレイ「その通りですわね。仲間なくして、チームは成り立ちませんもの。チームメイトを蔑ろにするのは良くないですわね」
ローズヒップ「アールグレイ様!ですけど、彼女は私を撃ちましたのよ!」
340: 2016/06/24(金) 02:11:49.98 ID:hUnlIRHg0
しずか「如何にも、主君に手を挙げるなど言語道断の所業なり」
ローズヒップ「そうですわ!」
しずか「…謀反であるなら打ち首も同然の所業なり。されど、この度の所業は謀反なりや?」
アールグレイ「…悪気があって貴方を撃ったと本当に思ってまして?」
ローズヒップ「…それは…」
2号車車長「…申し訳ありません…」
ローズヒップ「そうですわ!」
しずか「…謀反であるなら打ち首も同然の所業なり。されど、この度の所業は謀反なりや?」
アールグレイ「…悪気があって貴方を撃ったと本当に思ってまして?」
ローズヒップ「…それは…」
2号車車長「…申し訳ありません…」
341: 2016/06/24(金) 02:33:44.05 ID:hUnlIRHg0
2号車車長「…隊長車を撃ってしまう危険があるのは分かっておりました…ですが、もし撃たずにローズヒップ様がやられてしまったらと思ったら、じっとしているなど…出来なくて…うぅ…ですけど、あの時撃たなかったら…この試合には…うぅ…本当に申し訳ありませんでした…」
ローズヒップ「……」
しずか「…忠誠心ある者を蔑ろにすれば、そなたの城は崩壊なり」
アールグレイ「…悪気があったのでは無く、貴女を守ろうとしての行動をした…今回は悪い結果になってしまったけれど。人生に失敗はつきものよ。私も幾重もの失敗を経て、今がある。貴女達はまだ歩き始めたばかり、これからでは無くて?」
ローズヒップ「……」
ローズヒップ「……」
しずか「…忠誠心ある者を蔑ろにすれば、そなたの城は崩壊なり」
アールグレイ「…悪気があったのでは無く、貴女を守ろうとしての行動をした…今回は悪い結果になってしまったけれど。人生に失敗はつきものよ。私も幾重もの失敗を経て、今がある。貴女達はまだ歩き始めたばかり、これからでは無くて?」
ローズヒップ「……」
342: 2016/06/24(金) 02:41:09.49 ID:hUnlIRHg0
ローズヒップ「…感情的に怒ってしまって悪かったですわ。私を助けようとして行動してくれたのには感謝致しますわ」
2号車車長「…隊長…」
ローズヒップ「…だけど、私を撃ったのは許せませんわ」
2号車車長「……」
ローズヒップ「次はちゃんと当てなさい。そうでないと、一生許しませんわよ!」
2号車車長「…ローズヒップ様…」
ローズヒップ「帰ったら練習ですわ!この程度ではまだアールグレイ様の騎士としては程遠んですのよ!」
一同「はいっ」
アールグレイ「…クスッ。いい騎士の皆様で頼もしいですわ。その調子で頑張りなさい」
ローズヒップ「ありがとうでございますわ!」
2号車車長「…隊長…」
ローズヒップ「…だけど、私を撃ったのは許せませんわ」
2号車車長「……」
ローズヒップ「次はちゃんと当てなさい。そうでないと、一生許しませんわよ!」
2号車車長「…ローズヒップ様…」
ローズヒップ「帰ったら練習ですわ!この程度ではまだアールグレイ様の騎士としては程遠んですのよ!」
一同「はいっ」
アールグレイ「…クスッ。いい騎士の皆様で頼もしいですわ。その調子で頑張りなさい」
ローズヒップ「ありがとうでございますわ!」
343: 2016/06/24(金) 02:48:30.80 ID:hUnlIRHg0
アールグレイ「…行きましょうか、ダージリン」
ダージリン「…えぇ」
アールグレイ「…貴女の試合中々面白かったですわ…」
しずか「…うむ」
アールグレイ「…けど、船頭多くして山に登らないようになさいね」
みほ「……」
ダージリン「…えぇ」
アールグレイ「…貴女の試合中々面白かったですわ…」
しずか「…うむ」
アールグレイ「…けど、船頭多くして山に登らないようになさいね」
みほ「……」
344: 2016/06/24(金) 02:49:00.41 ID:hUnlIRHg0
今回はここまでです
345: 2016/06/24(金) 02:59:50.93 ID:hUnlIRHg0
小話
ダージリン「…先ほどの言葉、すぐに武田信玄公のお言葉とお分かりにならましたわね。流石ですわ」
アールグレイ「…隊長たるもの、過去の名将から学ぶのも大切な事。あなたももっと勉強なさい。偉業をなした方が残した言葉というのは結構深いものよ」
ダージリン「…偉人の言葉…格言?」
アールグレイ「えぇ…格言は少し違う気も…」(フラッ)
ダージリン「!!お、御姐様?大丈夫ですか?」
アールグレイ「えぇ…ちょっと、立ちくらみがしただけよ。貧血かしら?」
ダージリン「…酔っ払ってらしゃるのです。常々、紅茶に入れるブランデーは香り付け程度にして下さいと、言っておりますのに」
ダージリン「…先ほどの言葉、すぐに武田信玄公のお言葉とお分かりにならましたわね。流石ですわ」
アールグレイ「…隊長たるもの、過去の名将から学ぶのも大切な事。あなたももっと勉強なさい。偉業をなした方が残した言葉というのは結構深いものよ」
ダージリン「…偉人の言葉…格言?」
アールグレイ「えぇ…格言は少し違う気も…」(フラッ)
ダージリン「!!お、御姐様?大丈夫ですか?」
アールグレイ「えぇ…ちょっと、立ちくらみがしただけよ。貧血かしら?」
ダージリン「…酔っ払ってらしゃるのです。常々、紅茶に入れるブランデーは香り付け程度にして下さいと、言っておりますのに」
349: 2016/06/24(金) 19:13:22.64 ID:SIsNg0w50
鶴姫酒造
しずか「…良いぞ、そのまま退がれ」
VOOOO
みほ「……」
しずか「…よいぞ。止まれ」
VOOO
しずか「!!何をやっておる、止まらぬか!」
みほ「…はっ」
ギャッ
しずか「…良いぞ、そのまま退がれ」
VOOOO
みほ「……」
しずか「…よいぞ。止まれ」
VOOO
しずか「!!何をやっておる、止まらぬか!」
みほ「…はっ」
ギャッ
350: 2016/06/24(金) 19:53:43.99 ID:SIsNg0w50
しずか「…もう少しで壁を破壊致すところであったぞ」
みほ「……」
しずか「如何致した?体調でも崩したのか?」
みほ「…ねぇ…」
しずか「…ん?」
みほ「……」
しずか「如何致した?体調でも崩したのか?」
みほ「…ねぇ…」
しずか「…ん?」
351: 2016/06/24(金) 20:23:28.76 ID:SIsNg0w50
みほ「…今日の試合の事なんだけど…」
しずか「…その事か…」
みほ「……やっぱりあんな戦い方は良くないと思うの…」
しずか「……」
みほ「…確かにタンカスロンは重量規定以外は何でもありだけど…だからって無理に危険な道を行くことは無いんじゃないかな?」
しずか「…優しいのだな」
しずか「…その事か…」
みほ「……やっぱりあんな戦い方は良くないと思うの…」
しずか「……」
みほ「…確かにタンカスロンは重量規定以外は何でもありだけど…だからって無理に危険な道を行くことは無いんじゃないかな?」
しずか「…優しいのだな」
352: 2016/06/24(金) 20:58:23.65 ID:SIsNg0w50
みほ「…そうかな?」
しずか「…だが、戦車強襲競技は戦車道に非ず。合戦の地に道など引いては居らぬ」
みほ「…確かに私がやってきた戦車道とタンカスロンやり方に違いはあるけど、タンカスロンだって、戦車道と同じルールに則った競技であることは変わり無いのに…」
しずか「…元を正せば同じかもしれぬが、だが、戦車強襲競技の規定は重量のみ…他に規定が無いと言うのであるならば、安全などと言うものにこだわりすぎておっては、戦では勝てぬ」
みほ「……」
しずか「…合戦の地において安全な場所などござらぬ…」
しずか「…だが、戦車強襲競技は戦車道に非ず。合戦の地に道など引いては居らぬ」
みほ「…確かに私がやってきた戦車道とタンカスロンやり方に違いはあるけど、タンカスロンだって、戦車道と同じルールに則った競技であることは変わり無いのに…」
しずか「…元を正せば同じかもしれぬが、だが、戦車強襲競技の規定は重量のみ…他に規定が無いと言うのであるならば、安全などと言うものにこだわりすぎておっては、戦では勝てぬ」
みほ「……」
しずか「…合戦の地において安全な場所などござらぬ…」
355: 2016/06/25(土) 01:10:54.43 ID:lSN/F7Si0
夜
みほ「……」
しずか(回想)「…安全などと言うものにこだわりすぎておっては、戦では勝てぬ」
しほ(回想)「…犠牲なくして、大きな勝利を得ることはできないのです」
みほ「…はぁ…(…何で…無理して危ない真似をする事無いのに…)」
みほ「…私が間違ってるのかな…」
みほ「……」
しずか(回想)「…安全などと言うものにこだわりすぎておっては、戦では勝てぬ」
しほ(回想)「…犠牲なくして、大きな勝利を得ることはできないのです」
みほ「…はぁ…(…何で…無理して危ない真似をする事無いのに…)」
みほ「…私が間違ってるのかな…」
356: 2016/06/25(土) 01:17:42.21 ID:lSN/F7Si0
みほ「……」
「…そこに居るのは何方ですか?」
みほ「…あっ」
徳蔵「…みほ様でしたか」
みほ「…徳蔵さん」
徳蔵「もう、夜も大分更けました。そろそろお休みになられた方が、宜しいかと」
みほ「…そ、そうですね…」
「…そこに居るのは何方ですか?」
みほ「…あっ」
徳蔵「…みほ様でしたか」
みほ「…徳蔵さん」
徳蔵「もう、夜も大分更けました。そろそろお休みになられた方が、宜しいかと」
みほ「…そ、そうですね…」
357: 2016/06/25(土) 01:44:05.15 ID:lSN/F7Si0
みほ「……」
徳蔵「…何やら気分がすぐれないご様子ですが、どこかお体の具合でもよろしく無いのですかな?」
みほ「い、いえっ。そんな事ないですから」
徳蔵「……しずかお嬢様の事ですかな?」
みほ「……」
徳蔵「…しずかお嬢様を悪く思わないで下さい」
徳蔵「…何やら気分がすぐれないご様子ですが、どこかお体の具合でもよろしく無いのですかな?」
みほ「い、いえっ。そんな事ないですから」
徳蔵「……しずかお嬢様の事ですかな?」
みほ「……」
徳蔵「…しずかお嬢様を悪く思わないで下さい」
358: 2016/06/25(土) 02:23:39.22 ID:lSN/F7Si0
徳蔵「…しずかお嬢様があのようになられたのは、この徳蔵のせいなのです」
みほ「…えっ?」
徳蔵「この徳蔵、経営に忙しいご主人様に変わりまして、お嬢様をお育て申し上げてまいりました。鶴姫酒造の跡取りとして相応しいお方にはなられましたが…ただ、女の子らしい趣味に殆ど興味を持たず、元々私めの趣味であった戦国物ばかりに…」
みほ「…そうだったんですね」
徳蔵「当然の如く同年代のご友人というものもおらずでして…同年代でのご友人としてはみほ様が初めてでして」
みほ「…えっ?」
徳蔵「この徳蔵、経営に忙しいご主人様に変わりまして、お嬢様をお育て申し上げてまいりました。鶴姫酒造の跡取りとして相応しいお方にはなられましたが…ただ、女の子らしい趣味に殆ど興味を持たず、元々私めの趣味であった戦国物ばかりに…」
みほ「…そうだったんですね」
徳蔵「当然の如く同年代のご友人というものもおらずでして…同年代でのご友人としてはみほ様が初めてでして」
359: 2016/06/25(土) 02:44:27.50 ID:lSN/F7Si0
徳蔵「…それ故に、同年代のご友人と接するのに慣れていらっしゃらないのです」
みほ「…別に、普段一緒に話したりするのはいんです。だけど…」
徳蔵「…本日の事ですな。お嬢様は、あのような趣味ゆえ戦というものに憧れが強いのであります」
みほ「…様子を見てれば分かりました。試合の時、しずかさんとても生き生きしてたから」
徳蔵「左様でございますか」
みほ「…だけど、いくらタンカスロンでも強引なやり方は良くないと思います…」
みほ「…別に、普段一緒に話したりするのはいんです。だけど…」
徳蔵「…本日の事ですな。お嬢様は、あのような趣味ゆえ戦というものに憧れが強いのであります」
みほ「…様子を見てれば分かりました。試合の時、しずかさんとても生き生きしてたから」
徳蔵「左様でございますか」
みほ「…だけど、いくらタンカスロンでも強引なやり方は良くないと思います…」
360: 2016/06/25(土) 03:49:18.89 ID:lSN/F7Si0
みほ「…確かに重量以外は何でもありかもしれないけど、タンカスロンも競技の一つ、戦争じゃ無いんです。戦うことが好きなのであれば否定はしませんけど、危険な道を進んで行くなら、いつか私みたいな目に遭うかもしれません…それがタンカスロンで起こったらと思うと…」
徳蔵「…お嬢様の事をご心配してくださるとは、ありがたきこと」
みほ「…だけど、しずかさんは…」
徳蔵「…お嬢様も悪気があっての事では無いのです。恐らく、初めて試合というものに望まれた故、まだ不慣れなのでございます」
みほ「…はいっ。多分そうなんだと思います…」
徳蔵「…お嬢様の事をご心配してくださるとは、ありがたきこと」
みほ「…だけど、しずかさんは…」
徳蔵「…お嬢様も悪気があっての事では無いのです。恐らく、初めて試合というものに望まれた故、まだ不慣れなのでございます」
みほ「…はいっ。多分そうなんだと思います…」
361: 2016/06/25(土) 03:58:40.86 ID:lSN/F7Si0
みほ「…もっと戦車道を理解して貰えればいいんですけど…」
徳蔵「深く考えずとも、お二人でよく話し合えば良いだけのこと」
みほ「私もそうしたいんですけど…話す機会が無くて…」
徳蔵「…お嬢様もそれは承知されているかと。先程も申しましたが、お嬢様にはご友人と呼べる方が今まで居らなかった故に、素直に向き合えないのでございます。今一度お二人でしっかりと話せばきっと互いに理解を得られるかと」
みほ「……」
徳蔵「…お嬢様の事をよろしくお願いいたします。お二人が理解し合えれば、きっと良いものとなりましょう」
みほ「……」
壁の向こう
しずか「……」
徳蔵「深く考えずとも、お二人でよく話し合えば良いだけのこと」
みほ「私もそうしたいんですけど…話す機会が無くて…」
徳蔵「…お嬢様もそれは承知されているかと。先程も申しましたが、お嬢様にはご友人と呼べる方が今まで居らなかった故に、素直に向き合えないのでございます。今一度お二人でしっかりと話せばきっと互いに理解を得られるかと」
みほ「……」
徳蔵「…お嬢様の事をよろしくお願いいたします。お二人が理解し合えれば、きっと良いものとなりましょう」
みほ「……」
壁の向こう
しずか「……」
365: 2016/06/25(土) 17:57:08.39 ID:qM7ktgi+0
しずかの部屋
みほ「……」
しずか「…どこへ行っておった?」
みほ「……中々寝付けなかったら、ちょっと風でも浴びようかと思って…」
しずか「…そうか」
みほ「……」
みほ「……」
しずか「…どこへ行っておった?」
みほ「……中々寝付けなかったら、ちょっと風でも浴びようかと思って…」
しずか「…そうか」
みほ「……」
366: 2016/06/25(土) 18:53:30.28 ID:qM7ktgi+0
しずか「……なぜ、安全志向にこだわる?」
みほ「……」
しずか「……取り扱を間違えれば危険な物を扱う故か?」
みほ「……それは基本だけど、そうじゃないの…」
しずか「…では何故ゆえだ?」
みほ「……っ…それは…」
みほ「……」
しずか「……取り扱を間違えれば危険な物を扱う故か?」
みほ「……それは基本だけど、そうじゃないの…」
しずか「…では何故ゆえだ?」
みほ「……っ…それは…」
367: 2016/06/25(土) 19:02:55.55 ID:qM7ktgi+0
みほ「…あの時、助けに向かったんだけど……私の戦車がフラッグ車だから負けちゃって…」
しずか「…その沈んずだ者達は助かったか?」
みほ「…うん、何とか無事だったんだけど……それが原因で負けたって責められて…お母さんにも…」
しずか「…そのような事があったのか」
みほ「……だけど、そのままだったら皆今頃……」
しずか「…その沈んずだ者達は助かったか?」
みほ「…うん、何とか無事だったんだけど……それが原因で負けたって責められて…お母さんにも…」
しずか「…そのような事があったのか」
みほ「……だけど、そのままだったら皆今頃……」
370: 2016/06/28(火) 17:56:11.46 ID:6aiKM1UM0
しずか「…お主は、周囲にその様な言われをされ、助けた事を後悔しておるのか?」
みほ「…えっ?そんな事は無いよ。ただ、あの時私は助けったかったの、仲間を…」
しずか「…我、事において後悔をせず…お主が納得しておるのであればよいでは無いか」
みほ「……」
しずか「……戦車道なるお遊戯が廃れる訳だ」
みほ「…えっ?そんな事は無いよ。ただ、あの時私は助けったかったの、仲間を…」
しずか「…我、事において後悔をせず…お主が納得しておるのであればよいでは無いか」
みほ「……」
しずか「……戦車道なるお遊戯が廃れる訳だ」
371: 2016/06/28(火) 18:48:23.38 ID:6aiKM1UM0
みほ「…えっ、今なんて…」
しずか「…戦場は千変万化にて、かねて定めたることの違うことあるものなれば、手筈の違うところに任せて、よく働くをもって肝要とす。定めたるところの違へば、それに当惑して狼狽するにより、大なる負にもなり、穢き首尾にもなるものなり。…お主達が負けたのは強者達が取り決めた物に執着しておった結果であろう」
みほ「……」
しずか「…それ故、大敗をきしたのであろうが、お主は兵を救ったのだ。戦において情けに敵味方もござらん、それは後悔などする必要はないであろう?」
みほ「…う、うん」
しずか「…戦場は千変万化にて、かねて定めたることの違うことあるものなれば、手筈の違うところに任せて、よく働くをもって肝要とす。定めたるところの違へば、それに当惑して狼狽するにより、大なる負にもなり、穢き首尾にもなるものなり。…お主達が負けたのは強者達が取り決めた物に執着しておった結果であろう」
みほ「……」
しずか「…それ故、大敗をきしたのであろうが、お主は兵を救ったのだ。戦において情けに敵味方もござらん、それは後悔などする必要はないであろう?」
みほ「…う、うん」
372: 2016/06/28(火) 18:56:55.14 ID:6aiKM1UM0
しずか「…規定はあれど、戦車道も戦と同じ也。古き伝統とやらを守るだけでは勝てぬ」
みほ「……そうかもしれない…」
しずか「…ん?」
みほ「…わ、私も西住流家元の家計だから、お姉ちゃんと一緒に西住流を守ろうと頑張ってきたけど…最近はそれで本当にいいのかな?って少し思うようになってた…伸び悩んでるだけだって言われたけど…そうじゃ無いのかったのかもしれない…」
しずか「……ふっ」
みほ「……そうかもしれない…」
しずか「…ん?」
みほ「…わ、私も西住流家元の家計だから、お姉ちゃんと一緒に西住流を守ろうと頑張ってきたけど…最近はそれで本当にいいのかな?って少し思うようになってた…伸び悩んでるだけだって言われたけど…そうじゃ無いのかったのかもしれない…」
しずか「……ふっ」
373: 2016/06/28(火) 19:00:50.44 ID:6aiKM1UM0
しずか「…戦場に道など引いておらぬ。それ故に道というのは自分で拓くもの也。拓くからにはどのように進もうが当人の自由であろう。みほも、好きなように引けばよい」
みほ「…うん!」
しずか「…よい笑顔だ」
みほ「…ありがとう、しずかさん。少し楽になったかも」
しずか「…ふむ」
みほ「…うん!」
しずか「…よい笑顔だ」
みほ「…ありがとう、しずかさん。少し楽になったかも」
しずか「…ふむ」
374: 2016/06/28(火) 19:03:20.37 ID:6aiKM1UM0
みほ「……あ、あの…」
しずか「如何致した?」
みほ「…えっと…武士は豪勇だけではいけない。臆病で味付けする必要がある、だっけ?…今日の試合はしずかさんの好きなように戦ってもらったけど、攻撃一篇みたいなやり方は少しよく無いかもしれないよ?」
しずか「…ぬっ。お、お主中々やるな」
みほ「クスッ…そうかな?」
しずか「如何致した?」
みほ「…えっと…武士は豪勇だけではいけない。臆病で味付けする必要がある、だっけ?…今日の試合はしずかさんの好きなように戦ってもらったけど、攻撃一篇みたいなやり方は少しよく無いかもしれないよ?」
しずか「…ぬっ。お、お主中々やるな」
みほ「クスッ…そうかな?」
384: 2016/07/09(土) 15:59:00.41 ID:3D8jFYWP0
VOOOO
しずか「…左だ」
みほ「…スットプ」
しずか「…何故だ?大将の首を狙うのであれば左の道こそ最短なり」
みほ「…確かにフラッグ戦はいかにして相手のフラッグ車を叩くかけど。最短となるとあそこの茂みの近くを通らないとならないでしょ。豆戦車クラスの車高が低い車両がアンブッシュするには最適。ある程度の重量がある軽戦車ならいいかもしれないけど、テケみたいな軽装甲の車両だと20mmクラスでかなりの脅威になるし、撃たれなくても無線で報告されたら奇襲の意味がなくなっちゃう」
しずか「…くっ、見落としたようだ…情けない」
みほ「…じゃあ、もう一回始めから」
しずか「…左だ」
みほ「…スットプ」
しずか「…何故だ?大将の首を狙うのであれば左の道こそ最短なり」
みほ「…確かにフラッグ戦はいかにして相手のフラッグ車を叩くかけど。最短となるとあそこの茂みの近くを通らないとならないでしょ。豆戦車クラスの車高が低い車両がアンブッシュするには最適。ある程度の重量がある軽戦車ならいいかもしれないけど、テケみたいな軽装甲の車両だと20mmクラスでかなりの脅威になるし、撃たれなくても無線で報告されたら奇襲の意味がなくなっちゃう」
しずか「…くっ、見落としたようだ…情けない」
みほ「…じゃあ、もう一回始めから」
385: 2016/07/09(土) 16:49:38.62 ID:3D8jFYWP0
VOOOO
しずか「……」
みほ「……次の指示は?」
しずか「……」
みほ「…ど、どうするの?このままだと敵がいるど真ん中突っ切ることになるよ?」
しずか「…構わぬ。押せ!」
みほ「…えっ?」
VOOOO
しずか「……」(ニヤッ)
しずか「……」
みほ「……次の指示は?」
しずか「……」
みほ「…ど、どうするの?このままだと敵がいるど真ん中突っ切ることになるよ?」
しずか「…構わぬ。押せ!」
みほ「…えっ?」
VOOOO
しずか「……」(ニヤッ)
386: 2016/07/09(土) 17:05:43.36 ID:3D8jFYWP0
みほ「…今真中突っ切ったのは何で?あそこを突破してもあの方向にフラッグ車はいないよ?」
しずか「…我々が通った後を見てみろ」
みほ「???」
しずか「…この的(敵車両のつもり)とこの的…こやつが我を撃つならばどのようになる?」
みほ「…射線がかぶってる…あのままだとこの前の試合みたいにフレンドリーファイアーの危険性が…!!まさかそれを狙って?」
しずか「…正々堂々が由とも限らず…戦においては敵を謀ばかり、その隙を突く…時には詭道も必要なり」
みほ「…戦場の摩擦…」
しずか「…我々が通った後を見てみろ」
みほ「???」
しずか「…この的(敵車両のつもり)とこの的…こやつが我を撃つならばどのようになる?」
みほ「…射線がかぶってる…あのままだとこの前の試合みたいにフレンドリーファイアーの危険性が…!!まさかそれを狙って?」
しずか「…正々堂々が由とも限らず…戦においては敵を謀ばかり、その隙を突く…時には詭道も必要なり」
みほ「…戦場の摩擦…」
387: 2016/07/09(土) 17:10:54.83 ID:3D8jFYWP0
みほ「…だけど、それはそれで危ないよ。リスクが高すぎるからあまり得策とは言えないけど…」
しずか「……お主のやさしさであるな…無論、いつも有効というわけではござらん。だが、優しさだけでは勝てぬぞ?」
みほ「…そ、それはそうだけど」
しずか「…時には修羅の道を進む覚悟も必要なり」
みほ「……」
しずか「……お主のやさしさであるな…無論、いつも有効というわけではござらん。だが、優しさだけでは勝てぬぞ?」
みほ「…そ、それはそうだけど」
しずか「…時には修羅の道を進む覚悟も必要なり」
みほ「……」
388: 2016/07/09(土) 17:18:57.32 ID:3D8jFYWP0
みほ「……優しく時には厳しくってことかな?」
しずか「…そうなるのであろうか?みほがそのように感じるのであればそうでよいのでないか?」
みほ「う、うん」
しずか「…では、参ろう。まだ、時間は残っておるぞ。もう一度」
しずか「…そうなるのであろうか?みほがそのように感じるのであればそうでよいのでないか?」
みほ「う、うん」
しずか「…では、参ろう。まだ、時間は残っておるぞ。もう一度」
389: 2016/07/09(土) 17:22:41.38 ID:3D8jFYWP0
VOOOO
しずか「…次は撃って良いのだな?」
みほ「…うん。次は射撃訓練も兼ねるから。実弾使うから安全には気をつけてね」
しずか「…心得た」
みほ「…(射撃地点はここをまっすぐ進んで行けばいいけど…。もし実際の試合だったら、相手が動きを読めるような人だったら待ち構えられる危険が高い…時には厳しく行くべきかな?」
VOOOO
しずか「…?!的はこっちではござら…ほう、そういう事か。面白い」
しずか「…次は撃って良いのだな?」
みほ「…うん。次は射撃訓練も兼ねるから。実弾使うから安全には気をつけてね」
しずか「…心得た」
みほ「…(射撃地点はここをまっすぐ進んで行けばいいけど…。もし実際の試合だったら、相手が動きを読めるような人だったら待ち構えられる危険が高い…時には厳しく行くべきかな?」
VOOOO
しずか「…?!的はこっちではござら…ほう、そういう事か。面白い」
390: 2016/07/09(土) 17:28:31.34 ID:3D8jFYWP0
VOOOO
みほ「…もうじきポイントに付きます。ここから一気に加速して飛び出します、丘を越えてジャンプしたら着地と同時に発砲してして下さい」
しずか「…心得た。丘を飛び側面から奇襲するとは考えたな。危険な賭けであるというのによく決断致したな」
みほ「…時には厳しく行く時も必要じゃなかったの?だけど、着地の時の衝撃には注意してね」
しずか「…フッ。心得た……行くぞ」
みほ「……PANZER VOR!」
みほ「…もうじきポイントに付きます。ここから一気に加速して飛び出します、丘を越えてジャンプしたら着地と同時に発砲してして下さい」
しずか「…心得た。丘を飛び側面から奇襲するとは考えたな。危険な賭けであるというのによく決断致したな」
みほ「…時には厳しく行く時も必要じゃなかったの?だけど、着地の時の衝撃には注意してね」
しずか「…フッ。心得た……行くぞ」
みほ「……PANZER VOR!」
391: 2016/07/09(土) 17:31:51.09 ID:3D8jFYWP0
VOOOOO
みほ「……ポイントまでもう少し」
しずか(最高速で突っ込め)
スルッ(しずかの足)
みほ「!!ひ、ひゃぅ///」
ガタガタ
しずか「お、おいっ、いかが致した?」
みほ「わっ…おっと、あっ…」
VOOOOM
みほ「……ポイントまでもう少し」
しずか(最高速で突っ込め)
スルッ(しずかの足)
みほ「!!ひ、ひゃぅ///」
ガタガタ
しずか「お、おいっ、いかが致した?」
みほ「わっ…おっと、あっ…」
VOOOOM
392: 2016/07/09(土) 17:34:30.71 ID:3D8jFYWP0
みほ「…しまった。つ、つかまって!」
VOOOO DON!
みほ「きゃっ」
しずか「くっ…!!(カチッ)」
BARM
しずか「…しまった。不覚」
ギャッ
みほ「…はぁ、はぁ…」
しずか「……」
VOOOO DON!
みほ「きゃっ」
しずか「くっ…!!(カチッ)」
BARM
しずか「…しまった。不覚」
ギャッ
みほ「…はぁ、はぁ…」
しずか「……」
393: 2016/07/09(土) 17:39:44.66 ID:3D8jFYWP0
みほ「……もう!急にいつもと違う指示の仕方しないでよ。びっくりしたでしょ?!」
しずか「…うっ、すまん…」(シュン)
みほ「あっ…えっと、足で指示するのはそのーわ、悪くないんだけど///も、もう少し優しく…」
「こぉぉぉらー!」
みほ&しずか「!!」
しずか「…うっ、すまん…」(シュン)
みほ「あっ…えっと、足で指示するのはそのーわ、悪くないんだけど///も、もう少し優しく…」
「こぉぉぉらー!」
みほ&しずか「!!」
394: 2016/07/09(土) 17:47:25.08 ID:3D8jFYWP0
みほ「な、なにっ!?」
ガサッ
頭から寸胴をかぶった人「今撃ったのはどこのどいつだー!?」
みほ「ひ、ひいっ!で、でたー」
しずか「…物の怪の類か!?」(チャキッ)
頭から寸胴をかぶった人「…あれ?何で周りが真っ暗なんだ?おっかしーな、昼飯作ってたはずだったのに」
「姐さん。頭から鍋かぶってますよ、ほら」
スポッ
ペパロニ(パスタまみれ)「なんだー、どおりで真っ暗だと思ったぜ」
ガサッ
頭から寸胴をかぶった人「今撃ったのはどこのどいつだー!?」
みほ「ひ、ひいっ!で、でたー」
しずか「…物の怪の類か!?」(チャキッ)
頭から寸胴をかぶった人「…あれ?何で周りが真っ暗なんだ?おっかしーな、昼飯作ってたはずだったのに」
「姐さん。頭から鍋かぶってますよ、ほら」
スポッ
ペパロニ(パスタまみれ)「なんだー、どおりで真っ暗だと思ったぜ」
395: 2016/07/09(土) 17:54:33.12 ID:3D8jFYWP0
みほ「あ、あのー…」
ペパロニ「はっ、そうだ!やいやい!今撃ったのはお前らか?あん?!」
みほ「えっと、そのー」
しずか「…すまぬ。私が誤って撃ってしまった」
みほ「しずかさん…」
ペパロニ「どうしてくれんだよ!?お前らが変なとこ撃つから見てみろ!お昼のパスタをどーしてくれんだよ!?」
ペパロニ「はっ、そうだ!やいやい!今撃ったのはお前らか?あん?!」
みほ「えっと、そのー」
しずか「…すまぬ。私が誤って撃ってしまった」
みほ「しずかさん…」
ペパロニ「どうしてくれんだよ!?お前らが変なとこ撃つから見てみろ!お昼のパスタをどーしてくれんだよ!?」
396: 2016/07/09(土) 17:56:37.64 ID:3D8jFYWP0
アンツィオ生徒たち「……」(鋭い視線)
みほ「あぅ…」
しずか「……」
ペパロニ「このおとしまえはどうつけてくれんだ?あん?」
みほ「ぅぅ…えっと、そのー」
しずか「……すまなかった」
みほ「あぅ…」
しずか「……」
ペパロニ「このおとしまえはどうつけてくれんだ?あん?」
みほ「ぅぅ…えっと、そのー」
しずか「……すまなかった」
397: 2016/07/09(土) 18:04:49.05 ID:3D8jFYWP0
ペパロニ「謝ってすんだら警察いらねーんだよ」
しずか「…兵糧は戦においては兵に次いで必要な物…その大事な兵糧を破壊したとならば謝罪ですむものではござらん…かくなる上は…」(チャキッ)
みほ「えぇ!?」
しずか「…この場において切腹いたす故…」
みほ「やめて!私がちゃんと操縦できなかったのが悪かったから、しずかさんのせいじゃないから」
ペパロニ「ちょ、ちょっ、いや、そこまでしなくても」(オロオロ)
「待て待て!」
しずか「…兵糧は戦においては兵に次いで必要な物…その大事な兵糧を破壊したとならば謝罪ですむものではござらん…かくなる上は…」(チャキッ)
みほ「えぇ!?」
しずか「…この場において切腹いたす故…」
みほ「やめて!私がちゃんと操縦できなかったのが悪かったから、しずかさんのせいじゃないから」
ペパロニ「ちょ、ちょっ、いや、そこまでしなくても」(オロオロ)
「待て待て!」
398: 2016/07/09(土) 18:10:18.10 ID:3D8jFYWP0
ガシッ
しずか「えーい、放せ。このままでは示しがつかん」
アンチョビ「確かにアンツィオにとってパスタは命の次に大事からこいつらが怒るのもわかるが、演習場の中でちゃんと確認もせずにパスタを茹でたこっちにも非はある。何もそっちが一方的に悪いわけじゃない」
しずか「……」
ペパロニ「……」
しずか「えーい、放せ。このままでは示しがつかん」
アンチョビ「確かにアンツィオにとってパスタは命の次に大事からこいつらが怒るのもわかるが、演習場の中でちゃんと確認もせずにパスタを茹でたこっちにも非はある。何もそっちが一方的に悪いわけじゃない」
しずか「……」
ペパロニ「……」
399: 2016/07/09(土) 18:13:12.79 ID:3D8jFYWP0
アンチョビ「…はぁ、はぁ。けがはないか?」
みほ「えっ、は、はいっ」
アンチョビ「お前らも大丈夫か?火傷とかしてないか?」
ペパロニ「大丈夫っす!」
アンチョビ「そうか…。まったく、演習場じゃ戦車道以外にもタンカスロン競技者とかいて危険だから、よく他に動いている奴らが居ないか確認してからやれとあれほど言っただろ」
ペパロニ「すいません、姐さん…」
みほ「えっ、は、はいっ」
アンチョビ「お前らも大丈夫か?火傷とかしてないか?」
ペパロニ「大丈夫っす!」
アンチョビ「そうか…。まったく、演習場じゃ戦車道以外にもタンカスロン競技者とかいて危険だから、よく他に動いている奴らが居ないか確認してからやれとあれほど言っただろ」
ペパロニ「すいません、姐さん…」
401: 2016/07/09(土) 18:18:34.74 ID:3D8jFYWP0
アンチョビ「…まったく。あぁ、全身パスタまみれじゃないか。早く着替えてこい。こんな季節でも油断すると風邪ひくぞ」
ペパロニ「わっかりました」
ダッ
みほ「あ、あのー本当にすいませんでした」
しずか「…面目次第もない…」
アンチョビ「…百発百中なんて滅多にあるわけじゃないからな、外したりするのは仕方ない。それに、安全確認せずにこんなところで食事の準備をしてたこっちにも非はある」
ペパロニ「わっかりました」
ダッ
みほ「あ、あのー本当にすいませんでした」
しずか「…面目次第もない…」
アンチョビ「…百発百中なんて滅多にあるわけじゃないからな、外したりするのは仕方ない。それに、安全確認せずにこんなところで食事の準備をしてたこっちにも非はある」
402: 2016/07/09(土) 18:25:48.77 ID:3D8jFYWP0
みほ「ですけど…」
アンチョビ「そうだな。万が一ずれていたら大惨事になってただろな。そうなってたら腹切りぐらいじゃ済まなかったぞ?」
みほ「……」
アンチョビ「…でも、今回は大事にならずにすんでよかったじゃないか…誰も氏んでない、誰も傷ついてないんだ。そう気を落とすな」
みほ「あ、ありがとうございます」
しずか「…本当にすまなかった」
アンチョビ「そうだな。万が一ずれていたら大惨事になってただろな。そうなってたら腹切りぐらいじゃ済まなかったぞ?」
みほ「……」
アンチョビ「…でも、今回は大事にならずにすんでよかったじゃないか…誰も氏んでない、誰も傷ついてないんだ。そう気を落とすな」
みほ「あ、ありがとうございます」
しずか「…本当にすまなかった」
403: 2016/07/09(土) 18:29:52.42 ID:3D8jFYWP0
アンチョビ「うんうん」
アンツィオ生徒「だけど、ドゥーチェ。うちらのパスタはどうするんですか!?」
アンチョビ「また茹でれば済むが…パスタをめちゃくちゃにした責任は取ってもらわないとなぁ」
みほ「……」
しずか「……」
アンチョビ「…うーん。あの九七式がお前たちの戦車か」
アンツィオ生徒「だけど、ドゥーチェ。うちらのパスタはどうするんですか!?」
アンチョビ「また茹でれば済むが…パスタをめちゃくちゃにした責任は取ってもらわないとなぁ」
みほ「……」
しずか「……」
アンチョビ「…うーん。あの九七式がお前たちの戦車か」
404: 2016/07/09(土) 18:35:45.22 ID:3D8jFYWP0
みほ「は、はいっ」
アンチョビ「ずいぶんと奇抜な色だな、あんなマーク見たことないが、どこの学校だ?」
しずか「…我々は戦車道にあらず」
アンチョビ「…戦車道じゃない?…だと、タンカスロンの方か?」
しずか「…いかにも」
アンチョビ「タンカスロンかぁ…よし、なら、戦車でやらかしたことは戦車で責任を取ってもらおうか」
アンチョビ「ずいぶんと奇抜な色だな、あんなマーク見たことないが、どこの学校だ?」
しずか「…我々は戦車道にあらず」
アンチョビ「…戦車道じゃない?…だと、タンカスロンの方か?」
しずか「…いかにも」
アンチョビ「タンカスロンかぁ…よし、なら、戦車でやらかしたことは戦車で責任を取ってもらおうか」
405: 2016/07/09(土) 18:36:16.38 ID:3D8jFYWP0
今回はここまでです
【ガルパン】軍神放浪記【その5】
【ガルパン】軍神放浪記【その5】
引用: 【ガルパン】軍神放浪記



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