509: 2016/12/06(火) 01:36:35.60 ID:YkdWOvNz0

510: 2016/12/06(火) 01:42:19.03 ID:YkdWOvNz0
番外編?まほとミカ

みほ家出当日

まほ「みほー!みほー!」

ダッ ダッ

まほ「…はぁ、はぁ…みほ、一体どこへ…」

♪~♪~

まほ「ん?」

ガールズ&パンツァー 劇場版

511: 2016/12/06(火) 01:53:09.54 ID:YkdWOvNz0
まほ「…君は、確か継続高校の」

ミカ「…やぁ。君も風に乗って旅立ちたくなったのかな?」

まほ「…風など吹いてないが?」

ミカ「……」

まほ「……」



512: 2016/12/06(火) 02:27:03.17 ID:YkdWOvNz0
まほ「そんな事より、みほ…私の妹を見なかったか?前に会ったことはある筈だが」

ミカ「…知ってるさ」

まほ「何っ!?どこだ、どこに居るんだ?!」(ユサユサ)

ミカ「…あわあわ…ゆすればいってものでも…」

ドサッ

まほ「…ん?なっ、このぼこ柄の財布は」

ミカ「……」

513: 2016/12/06(火) 02:35:16.72 ID:YkdWOvNz0
まほ「なぜ、貴様がみほの財布を持ってるんだ?!みほは、どこだ?!」

ミカ「…お財布が語りかけてきたのさ、私を使ってくれって…」

まほ「…減らず口を叩いて、お母様に反逆人としてあそこの木に吊るされるか、私に真実を語って鉄拳で済ませるか、選ばせてやろう。みほはどこだ?」

ミカ「…言う、言いますから。その振り上げた右手を下ろしてもらえるかな?」

まほ「…それは、お前の回答次第だ。みほはどこへ行った?」

514: 2016/12/06(火) 02:56:37.23 ID:YkdWOvNz0
まほ「…余計な事を吹き込んでくれたな!」

516: 2016/12/06(火) 09:44:50.51 ID:YkdWOvNz0
まほ「…余計な事を吹き込んでくれたな!」

ミカ「…彼女に道を示してあげただけさ。歩くかどうか決めるのは彼女自身が決めたこだろう」

まほ「……」(グッ)

ミカ(な、殴られる…)

まほ「……」

517: 2016/12/06(火) 09:50:32.14 ID:YkdWOvNz0
ミカ「……」

まほ「……」(拳を収める)

ミカ「…な、殴らないのかい?」

まほ「…こんな事態にしてくれた、お前を殴り飛ばしてやりたいが…この事態に…少しホッとしている自分が居るのも事実だ…」

ミカ「……えっ?」

518: 2016/12/06(火) 12:10:17.50 ID:d3CWXu2x0
近くの食堂(夕方な上、立ち話もなんなので移動)

まほ「…撃てば必中、守りは堅く、進む姿は乱れなし。鉄の掟、鋼の心、それが西住流。私もみほも今までそれを守ってきた。これからも私はそれを変える気はない」

ミカ「……」(モグモグ)

まほ「黒森峰でもそれは変わらない。指揮官の号令の下、一矢乱れず勝利を得るために進む。隊長を頭脳としたら、各隊員は手足のように命令されたことに対して、忠実に動いてな」

ミカ「…あの、パンツァーカイルのそろい方は真似できないね。だけど、綺麗にそろえることもいい事とは限らないんじゃないかな?」

まほ「……そうだな」

519: 2016/12/06(火) 12:33:20.20 ID:d3CWXu2x0
まほ「…芸術品のように綺麗な形であるが故に、一箇所にでもひずみが生じるとその価値を失う。今回のみほを見ているとそうだった…」

ミカ「……」

まほ「…今回あのような結果に終わったが、今回出なくてもいつかは、このような結果を迎えるかと心の憶測では一抹の不安を持っていた」

ミカ「…彼女への慰めのつもりかい?」

まほ「…そうかもしれない。だが、みほには西住流にはないものがある」

520: 2016/12/06(火) 12:38:59.49 ID:d3CWXu2x0
ミカ「……」

まほ「

521: 2016/12/06(火) 13:05:03.06 ID:d3CWXu2x0
ミカ「…無いものかい?」

まほ「…あぁ、みほには型に囚われない自由さがある。小さい頃はそれに振り回されたりしたが…。だが、西住流として、黒森峰の戦車道の戦い方がそれを許さなかった…。合わないピースを無理に押し込んでいれば、ひずみが生じる。それが今回の一件だ」

ミカ「…妹想いだね」

まほ「…そうか?妹を気遣うのは姉として当然だと思うが?…だが、私も家元の娘、国際強化選手に指定されたこともある身だ。今まで古今東西いろんな選手と手合わせして来たんだ。その位は見ていて分かる」

ミカ「さすがだね…」(モグモグ)

522: 2016/12/06(火) 13:16:04.50 ID:d3CWXu2x0
まほ「…だから、みほには、自分の新しい道を見つけてほしい。黒森峰でも西住流でもない自分の戦車道をな」

ミカ「…人生において進むべき道は一本ではないからね」

まほ「…あぁ、こんな事態になってしまったが、みほが自分で道を開こうとしていることに対しいて少しホッとしているのかもしれない」

ミカ「……そうだね」

店員「お待たせしました」

まほ「……お前、まだ食うのか?」

ミカ「…旅するには力が必要だからね」(モグモグ)

まほ「…人の金だと思って…」

523: 2016/12/06(火) 13:19:05.03 ID:d3CWXu2x0
店員「ありがとうございました~」

ミカ「…ご馳走様だね」

まほ「…こいつめ…。いいか、飯を食わせてやったんだ。必ずみほに返すんだぞ!」

ミカ「…分かっているよ。それで、返したら連れ戻せばいいのかな?」

まほ「……いやっ」

524: 2016/12/06(火) 13:24:24.94 ID:d3CWXu2x0
まほ「…すぐには連れ戻さなくていい。みほが自分で選んだ道だ、それを無理に戻すような事はしたくない。だが、このような事態を招いた責任は取ってもらう」

ミカ「…せ、責任?」

まほ「…そうだ。みほが危ない事に巻き込まれないように、後ろからついていって、それとなく助けてくれ」

ミカ「…また、難しいことをいうね」

まほ「なら、夕飯代を払ってもらうかな?」

ミカ「…喜んで協力しよう」

525: 2016/12/06(火) 13:27:17.38 ID:d3CWXu2x0
まほ「頼んだぞ」

ミカ「…分かったよ」

まほ「……待て。みほの財布を貸せ」

ミカ「……」(財布を渡す)

まほ「…一人とはいえ、何かと出費はかさむだろうからな。そんなに多くはないが…」

526: 2016/12/06(火) 13:31:58.04 ID:d3CWXu2x0
ミカ「…そんなに普段から持ち歩く事に意味があるとは思えない(震え声)」

まほ「…お母様には内緒だ。いいか、しっかり頼むぞ。もし、抜いたりしてみろ。木に吊るして、アハト・アハトの的にするぞ」

ミカ「わ、分かってるさ」

まほ「…これは私の連絡先だ。みほにあったあら、2日一回は私に様子を報告してくれ。じゃあ、気をつけてな」

こうして、ミカはみほの行く先に出没?するのであった

527: 2016/12/06(火) 13:32:29.51 ID:d3CWXu2x0
今回はここまでです

528: 2016/12/17(土) 19:24:01.03 ID:tx7bTfmA0
番外編乙でした。

引用: 【ガルパン】軍神放浪記