1: 2008/04/10(木) 02:49:01.69ID:kmR7SBu50
男A「第一回、氏亡フラグに抗う野郎共の会議」
男B「略してSAY会議ですな」
男C「…」
男A「先日デート行きました」
男B「ほほう、先日の脅迫事件のアレですな」
男A「なるべく人多い場所回避したくて、隣町の森林公園まで行ってきたんです」
男B「おおっ、自然の中で穏やかにー作戦ですな」
男A「そしたら昔引っ越した幼馴染にばったり出会ったんです」
男B「なんという嫌な予感しかしないイベント」
男A「…氏ぬかと思った…包丁振り回すわ、警察来るわ、親父に殴られるわ…」
男C「…」
男B「俺は一昨日…あ、ちょっと待ってくれ」

がさごそがさごそ

男A「なにやってるんだ?」
男B「…隠しカメラとか盗聴器ないか探ってるんだ…」
男C「…いつも持ち歩いてるのか、その探知機…」
艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(1) (ファミ通クリアコミックス)

3: 2008/04/10(木) 02:57:41.15ID:kmR7SBu50
男B「く…新型か…まさか教室に数十個仕掛けているとは…」
男A「な、ちょっと待て!!それ、いつから仕掛けられてんだ!!?」
男B「え?先週探ったから…多分だけど五日ぐらい前から…」
男A「ぬああああ!!?と、ということは、お、おおお俺が教室で全裸にひん剥かれた映像がかかかk」
男C「…この様子だと、未発見のブツ自体山盛りかもな」
男B「ありえる・・・ありえるぜ…男子トイレや職員室にまで隠しカメラとか仕込んでるからな…」
男A「トイレ!?トイレだとおおお!!?」
男C「…男Aの彼女は、色情狂入ってるからな…」
男A「いやあああ!!!氏にたいいい!!」
男B「ここに誓おう。盗撮されたデータを入手したら暁の空の下、無に還すと」
男A「ともよ!!」

ガッシ!!

男C「おい、こっちにもカメラ一個あったぞ」
男B「いやああああ!!!今の会話見られてたあああああ!!!」

4: 2008/04/10(木) 03:07:57.01ID:kmR7SBu50
男B「第二回SAY会議ですぞ」
男A「妹と買い物行ってたのが誤解されて腕を切り付けられました」
男C「大丈夫か?」
男A「6針縫ったが…だ、大丈夫だ。なんとか誤解を解いて妹を氏守した」
男B「相変わらず激しいな、おまえのとこは…俺は弁当に毛が入ってたり、マスタベ盗撮されたぐらいだ…」
男A「それも十分激しいと思う」
男B「そういや、Cはどんなことされてんだ?おまえの彼女って…」
男A「ああ、聞いた聞いた。あのお嬢様なんだろ?どんなタイプの病み方なんだ?」
男C「いや、おまえらよりは穏やかだよ…世間体ってものがあるから、静かだし」
男A「なんだ、普通なのかよ…」
男B「俺はてっきり権力を使って邪魔者を排除しまくるとか考えてたぜ」
男C「三日ほど地下室に拉致監禁されてたな」

男A「…」
男B「…」

7: 2008/04/10(木) 03:19:28.92ID:kmR7SBu50
男A「さぁ、恐怖の手作り弁当タイムだ…」
男B「嫌だああああ!!開けたくねえ、開けたくねえよおお!!蓋から髪の毛はみ出てるしいいい!!!!」
男C「各々彼女は振り切ったな?尾行されてないな?」
男A「一応もっともらしい言い訳しといたが…あの目、あとで俺刺されるかもしれん…」
男B「…どうせ最初から全部監視されてます。俺ぁもう諦めたよ…Cは?」
男C「…謎の黒服から必氏こいて逃げてきた」
男A「お互い命がけか…さて、開けようか」
男B「ひいいいい…怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!」
男A「…はぁ、良かった…今日はまともだ…」
男B「ああ、今日もいつも通り、彼女の一部がかかかkk」
男C「食わす気ないだろ、それ」
男B「いや、あいつは俺が食うと本気で思ってるらしい」
男A「どうやって処理してんだ、それ?捨てたら氏亡フラグだろ?」
男B「…いや、あいつは待っているんだ…俺が屈服して諦めるのを…俺が暗黒面に落ちるのを…」
男C「不憫な…さて、俺のは…」

パカ、ッキン、

男A「キン?」
男C「伏せろおおおおおお!!!!」

ドバシュン!!!

男B「Cー!!しっかりしろおおお!!!」
男A「閃光弾・・・!!べ、弁当箱に閃光弾…!!ここまでしますか!!?」

10: 2008/04/10(木) 03:29:57.74ID:kmR7SBu50
男A「SAY会議」
男B「の、予定でしたが…」
男A「Cがいない…」
男B「おかしい…なにもかも適当だが約束だけは守るCが連絡も無しに遅れるとは…」
男A「電話してみよう」

『おかけになった電話番号は、現在使われておりません―』

男A「…無茶しやがって…!!!」
男B「いや、まて、ここは落ち着くんだ!!そもそもこの展開がすでに俺たちの氏亡フラグだ!!」
男A「おいおいおい、勘弁してくれよ…ただでさえ『ヤンデレに妹とできてると誤解されてるフラグ』が立ってんだぞ俺は!!」
男C「ば…俺だって『約束破ったことなんて怒ってないよ?急用があったことも全部知ってるしイベント』経験してんだよハゲ!!」
男A「この上『行方不明の友人を探してる内に何故か自身も行方不明END』なんて冗談じゃねーぞおお!!!」

ガラガラ、

男C「すまん、先生に呼ばれて遅れた」
男A「ひいいいい!!!?なんまいだぶなんまいだぶ!!!」
男B「俺は何もしてない、何もしてないぞおお!!!おまえの居場所売ったりとかしてないからなああ!!!?」
男C「…」

12: 2008/04/10(木) 03:45:13.34ID:kmR7SBu50
男A「毎朝、決まった時間にお迎えがくる…寝坊?なんすかそれ、うまいんすか?」
男B「モーニングコールがかかる時があるね。行動を全部実況されながら誘導されたりするよ、もう慣れた」
男C「目が覚めたら見たことない場所とか日常茶飯事だ。いや、訂正、部屋みたらわかるよ。ああ、また地下室かってな」

男A「登校中、ずっとぴったりだぜ?欝になりそうだ…羨ましい?馬鹿言え、ちょっとでも目を逸らしてみろ…刺されるぞ」
男B「一緒に登校する時もあれば、何故か何の音沙汰もないときがある。でもな、下手なことできねえんだよ…監視されてるから」
男C「もうね、アホかと。今時拉致監禁とか工口ゲでもやらねーっつの。ようやく脱出してみれば主犯が笑顔で『おはようございます』だぞ?」

男A「もう、独占欲とか、嫉妬とか、そういうもんじゃない。『愛してるから、私以外見ないで』。これです」
男B「なんていうかね、もう全部先回りされてる感じ。『全部お見通し、全部知ってる。最終的には貴方が折れる。貴方の心が』ってスタイルだよ」
男C「やることなすこと全部強引で、馬鹿げてる。だっつーのに俺の前では清楚で物静かなお嬢様を演じてる。遊ばれてるんだろうな、彼女の手の上で」

レポーター「…あ、ありがとうございました…ずいぶんと参考になりましたよ…」

男A「ああ、でも気をつけたほうがいいよ?」
男B「…皆まで言う必要ないかもしれんけどさ」
男C「…あいつら、邪魔者には容赦しないからな…」

16: 2008/04/10(木) 04:01:03.50ID:kmR7SBu50
男A「…庭よし、ポストに不審物なし、窓及びドアに工作の跡なし」
妹「お兄ちゃん、心配症だな~…ドロボウさんなんてこないよ~?」
男A「あ、あはははは…そうだな、ドロボウさんなんて来ないな…侵入したら氏んでるだろーし」
妹「?」
男A「いや、なんでもねww」
妹「あ、雨降ってきた…」
男A「あちゃ~…今日買い物行くのは中止だな~…」
妹「ぶー、せっかく服買ってくれる約束だったのに~」
男A「怒るな怒るな。日曜は部活休みだろ?俺もバイト休みだからさ、そのときに行こうぜ」
妹「約束だよ?」
男A「おう、約束だ」
妹「お兄ちゃん、大好き~♪」
男A「わははは!!もっと言いたまえ!!」
妹「あ、洗濯物!!」
男A「おっと、俺が行くよ」
妹「だめだめ、私の下着もあるんだもん!」
男A「なおさら俺が行かねばなるまい!」
妹「バカ!!」

男A「…遅いなー…おーい、なにやってんだ~?」

ザー…

妹「…」
女A「…」

男B「睨み合ってたのか」
男C「…狂気は伝染するっていうが、これは最悪の展開になりそうだな」
男A「言わないでくれ~…助けてくれ~…もう嫌だ…俺が氏ぬ…」

20: 2008/04/10(木) 04:12:05.49ID:kmR7SBu50
きーんこーんかーんこーん…

男C「…あー…放課後か、おいB…ちょっと鞄取ってくれ…おいB…」
男C「…」

男C「今度の脱出ゲームの舞台はまるまる廃校一個ですか、やれやれ」
男C「…手錠…というより手枷と直径3センチはありそうな鎖…お約束だな。まずはこれを外せと申すか」
男C「うわ、趣味悪…錆だらけの鋸って、おま…自分を切れってか。映画のSAWじゃねーんだから…」
男C「おい、女C!!見てんだろ!!無駄だとは思うけど、とりあえず頼むぞ!!助けろ!!」

男C「…やっぱ返事なしか。ん、ポケットになんか…」

メモ『私のモノに、なりなさい』

男C「だが断る。俺は俺っすから」

メモの裏『だから、貴方に魅せられる』

男C「はいはい、そーですか…で、」

男A「むごー!!むごー!!」
男B「ここどこー!!?え、なんで俺縛られてんの!?あれ、俺トイレ行ってたはずなんだけど!!?」

男C「…なにもネタ切れたからって、こいつらまで巻き込むなよ…」

22: 2008/04/10(木) 04:22:40.14ID:kmR7SBu50
男B「…む、この反応は盗聴器か!?」
男A「…本当にいつも持ち歩いてるのな、その探知機」
男C「重くないのか?」
男B「せめてもの反抗だ…俺は絶対に諦めんぞ!!諦めたらそこで人生(試合)終了だぜ!!」
男A「しかし、本当にいたるところにカメラとかあるよな…おまえの家、下手な軍施設より監視厳しいんじゃねーの?」
男C「…隠し方もプロだが、見つける方もプロだな…探偵やれよ、おまえ」
男B「そんなんで食えるわけねーだろ…だいたい俺だって全部見つけれるわけじゃないんだし…お、発見」
男A「あの…壁の中の小型カメラなんてどーやって見つけてるわけ?」
男B「いや、ほら見てみれここ。木目でわかりづらいけど穴あるだろ?一見画鋲の跡かなんかに見えるけどな・・」
男C「なんだ、この情報戦みたいな探り合い」
男B「一番ベストなのは妨害電波ゆんゆん飛ばすのなんだけどな…それだと近所迷惑が…ぬお!?ここに隠すか!?これは盲点だった!!」

男A「なんだかんだ言って、あいつ楽しんでないか?」
男C「おまえみたいに命狙われるわけじゃないからだろ…」

25: 2008/04/10(木) 04:37:57.68ID:kmR7SBu50
男A「お、Cだ」
男B「あれ、彼女か…なんだ、和気藹々と…端から見れば普通の、というかかなりうまく行ってるカップルだぞ…」

男C「いい加減諦めたらどうなんですかね、お嬢様?」
女C「いいえ、私は諦めませんよ?私、欲しいものはどんな手段を使っても手に入れますから」
男C「で、拉致監禁か。大富豪のお嬢様にしては少々品が無いと思うんだが」
女C「それは聞き捨てなりませんね…私がどれだけ苦労してあの作品を作っていると思っているのですか?」
男C「意味不明な殺人トラップだらけの監禁部屋を作品とまで言うようになったか。救えないな~」
女C「救われないのは、貴方です。次こそは貴方をモノにします」
男C「いい加減にしとけ、この変O…そろそろ俺も怒るぞ」
女C「女の子に手を上げますか?ふふ…皆さんが見てますよ?」
男C「…」
女C「私のモノになれば、何でも望みのモノが手に入るんですよ?お金も、権力も、性欲の捌け口も」
男C「だが断る」
女C「なら、貴方が折れるまで続けるまでです」
男C「覚えとけ、お嬢様」
女C「なんでしょう?」
男C「鎖や罠で体は拘束できても、心は拘束できないぞ」
女C「ええ、ですから…その心が折れ、縋るまで責め苦は続きます」

男A「俺、今まで自分の彼女が一番病気だと思ってたわ」
男B「Cすげえ、超すげえ」

26: 2008/04/10(木) 04:43:48.11ID:kmR7SBu50
立場的なイメージ

A=典型的なヤンデレ彼氏。常にヤバイ。彼女のタイプは『愛してる。こんなに愛してる。だから私だけを愛して』
B=軽度のヤンデレ彼氏。命の危険は『まだ』ない。最初は彼女の行動に危機感や恐怖を覚えていたが慣れてしまった
  という危険なフラグを持つ
C=重度のヤンデレ彼氏だが、『恐怖を乗り越えてしまった』タイプ。こうなると彼氏自身もある意味病んでる。

30: 2008/04/10(木) 04:57:09.46ID:kmR7SBu50
男B「突然だけど海行こうぜ!!」
男A「……ッ」(硬直)
男C「……」(呆然)
男B「んだよ、その反応は…」
男A「臨時SAY会議!!!」
男C「了解した議長」
男B「な、なんだよなんだよ」
男A「なぁ、Bよ。我々だけで海に行く危険性を理解しているかね?」
男B「は?遊びに行くだけだろ?」
男C「…ああ、おまえはな…」
男A「おまえにわかるか!?男と遊びに行くといっても信用されず尾行されたり『嫌いになったんだ』とか言われて包丁向けられる恐怖!!」
男C「海はやべえ、絶対やべえ…泳ぐのも潜るのも得意だが、罠しかけ放題じゃねーか…第一、俺の場合、無事に海まで行けるかどうか・・・」
男B「…あ、すまん…俺、全然おまえらの事情考えてなかったわ…」
男A「あ、いや、そんな落ち込むなって!!おまえの気持ちは超うれしいって!!」
男C「誘ってくれたのはすげえ嬉しいよ。いつか行こうぜ、みんなで海に、な」
男B「…ああ、彼女さえ、問題にならなきゃ、もっと楽しい学生ライフ送れるはずだったのにな…」
男A「ああ、まったくだ…」
男C「人並みの、楽しい青春、か…」

男B「あ、そだ。男だけで行くのが問題なら、彼女同伴でいいんじゃね?」
男A「……C、こいつ殴っていいぞ」
男C「……だが断る。こいつの彼女に何されるかわからん」

35: 2008/04/10(木) 05:13:32.97ID:kmR7SBu50
男A「おう、あがってくれ」
妹「あ、C先輩いらっしゃいです」
男C「悪いな、ちょっと邪魔させてもらうよ」
妹「いえいえ~あ、お兄ちゃん、私コーヒー淹れてくるね」
男A「ああ、ありがとな」
男C「ところでA」
男A「なんだC」
男C「さっきから何か視線を感じるんだが…」
男A「…気のせいだ、絶対気のせいだ」
男C「妹さん、ひとりにして大丈夫か?」
男A「戸締りは完璧だ…頻繁にチェックしてる、チェックしてるんだ…」
妹「はい、どうぞ♪C先輩はブラックでいいんですよね?」
男C「あ、すまん」
男A「ああ、わかった」
男C「…いい子、だな」
男A「やらんぞ」
男C「…今は自分の身だけで精一杯だよ。ところでA」
男A「なんだCよ」
男C「やっぱり視線を感じるんだが。あのカーテンの向こうから」
男A「絶対に気のせいだ。間違いなく気のせいだ。気のせいにしろ。気付くな。フラグ立つ」

妹「お兄ちゃん、お友達さんがきてるよ?」
男B「いよーう、メンゴメンゴ。遅れちまったーい。なんだよ暗いな…カーテン開けろよ、まだ昼間だぜ」

シャ!!

女A「…どいてほしいな、その邪魔な腕刺すよ?」
女B「いいよ?刺しなよん。絶賛録画中だからそのまま垂れ込んであげるからん」
女C「静かにしてくださらない?貴女たちのせいでばれたらまとめて遭難させますよ?」
妹「てめえら警察呼ぶぞ」

41: 2008/04/10(木) 05:37:36.87ID:RalO9L0uO
男A「そういえばさ、おまえら彼女とはどういう出会いだったんだ?」
男B「俺は去年の秋に猛烈なアタックを食らいまして。『アタシはね、君のこと全部知ってるよ?君の全部を受け入れられる』とかシャウトしながらね」
男A「シャウト…かよ」
男B「そんでもって俺の生活とは癖とか行動全部お見通しなんだよ。アレは怖かった。一時期学校来る以前に『動く』のが怖くなったんだよ」

男C「で、俺らと出会ったと」
男B「恥ずかしながら、俺より怖い目にあってるA見て元気でたんだよな。刃物基地外な女に振り回されるよかマシか、てね」
男A「うっせーな…まぁ、俺だって似たようなもんか。俺はC見て元気出たし」
男B「お、詳しく」
男C「あー…アレか、俺が拉致監禁され始めた当時な」
男A「そうそう、こいつ近所の公園で血だらけで倒れてたんだよ」
男C「罠に引っ掛かってな。剃刀の雨をモロに食らったんだよ」
男A「で、救急車呼ぼうとしたらコイツなんて言ったと思う?」
男B「なんだ、呼ぶなってか?」
男A「俺に関わるな、おまえまで同じ目に遭うぞ、てな」
男C「いや、あんときはマヂでいっぱいいっぱいだったんだよ」
男A「おまえな、ヒトのことより自分の心配しなさいよ」
男C「バッカ、おまえな…アイツはマヂで洒落になんねーんだぞ?見たろ弁当箱に閃光弾とか」
男B「…でも、なんだかんだ言いつつ、逃げたり別れたりしないのな、俺ら」
男A「そりゃ、おまえ…」
男C「…いや、アイツ…あれはあれで可愛いとこあるし…」
男A「…助けれるの、俺だけだし…」
男B「おまえらのタフさに全俺が泣いた」

43: 2008/04/10(木) 05:52:40.55ID:RalO9L0uO
女A「ねえB君B君」
男B「は、はいいい!!なんでしょうか!?」
女A「私のA君知らないかな?私のA君知らないかな?ねぇねぇ」
男B(どうする!?どうする俺!?口止めされてるが命に危険がありそうな場合は例外って言われてるが、あぁ、でもまだ命は大丈夫、大丈夫っすよね!?)
女A「…ねぇねぇ…聞いてる?聞いてるよね?聞いてない?聞いてよ?私のA君知らない?知らないの?知ってるよね?知らないわけないよね?」
女B「知ってるわよん」
男B「ッ!!」
女A「どこなの?」
女B「三千円」
女A「刺すよ?ブチ撒けるよ?」
女B「現在進行形で録画中だけど?私氏んだら…君も社会的に氏ぬと思うよ」
女A「A君どこ?A君どこなの?隠したの?貴方が隠したの?どこ?ねぇねぇ」
女C「五月蠅いわね…Bさん、三千円差し上げますからその蠅を黙らせてくださる?」
女B「ん、二階の図書室の準備室でCとオセロやってる。ちなみにCが三連勝…あ、四連勝になった」
女C「……Aさん、掴まえるの手伝ってさしあげますから出口抑えてくださる?」
女A「鬼ごっこ、鬼ごっこだね?私が鬼だよね?鬼は逃げるヒト掴まえたら食べていいんだよね?」
女C「私の男に触れたら貴女をミンチにしますけれど」
女A「アハハハ!!大丈夫大丈夫!!Cだっけ、あんなのいらない、いらないから」

男B「……怖い…怖い…怖い……!!」

53: 2008/04/10(木) 06:14:14.22ID:RalO9L0uO
男B「で、結局俺らは各々の彼女を愛しているのか?」
男A「そりゃ好きに決まってる」
男C「どっちか、て言われりゃ愛してる」
男B「…言いきったな…」
男C「そりゃ、アレだ…ペットか何かみたいに飼われるっつーか弄ばれるっつーか束縛されんのは嫌だよ」
男B「ほうほう」
男C「でも、アイツ…アレさえなけりゃ、完璧なお嬢様なんだぞ?」
男A「…そうなんだよ…女Aだって、アレさえなければ献身的というか、俺のことを一番に思ってくれる優しい子のはずなんだよ…」
男B「…俺もな…アレさえなけりゃ、退屈しないすっげー楽しい彼女なんだが…」
男A「…結局、俺らも病んでるってか」
男C「違いない。頭のネジが外れてなきゃアレの相手なんてできっこないだろ」
男B「…でも、氏にそうなくらい精神的に辛いよな」
男A「俺は肉体的にも氏にそうだわ」
男C「俺が氏んだら…アイツ、立ち直る…かな」
男A「あきらめるなああ!!おいいいっそれ無駄氏にフラグだああ!!」
男B「黄昏るな、こっち向けえええ!!」

61: 2008/04/10(木) 06:33:57.20ID:RalO9L0uO
男A「映画、どうだった?」
女A「え、見てないよ?」
男A「……は?」
女A「A君と一緒に居られるなら私は何でもいいし、どこでもいいの」
男A「…その気持ちは嬉しいけど、二人で楽しめないとデートの意味がないだろ…」
女A「…私は楽しいよ?楽しくない?楽しくないの?私のこと…」

女B「デート誘ってくれなきゃこの写真学校にバラ撒くよ?」
男B「喜んで誘うからネガよこせ」
女B「ごめん、これデジタルなんよ」
男B「今すぐ自宅のHDDを叩き割る作業に戻るんだ」
女B「叩き割るのは自分の頭じゃないの?そんな口聞くなら…」

男C「…珍しいな。おまえが普通に俺を誘うなんて」
女C「ほんの気紛れです。それとも…いつものように穴蔵行きがお望みですか?」
男C「んなわけないだろう…アホか」
女C「…お忘れなく。私はいつでも貴方の自由を奪えます。それが嫌なら今だけでも子犬を演じてくださいな」
男C「だが断る」
女C「…そう、なら」


男A「アハハハ!!いよう兄弟!!」
男B「お、A軍曹ではありませぬか!!貴殿も戦略的撤退中でありますかな!?」
男C「やれやれ…なんで休みの日にまでおまえらの面拝まなきゃならねーんだ…」

66: 2008/04/10(木) 06:45:35.84ID:RalO9L0uO
銭湯

男B「うおッ!!」
男A「…なんだよ」
男C「野郎の裸見て声上げんな、気色悪い」
男B「…傷だらけだな、おまえら…」
男A「俺はまだマシだ。三回軽く切られただけだし。だけどCは…」
男C「?」
男A「…ベルセルクのガッツみてぇ…」
男C「いや…その誰かが聞いたら勘違いするような台詞を吐くな…いてて…お湯が傷に染みる…」
男B「しっかし生傷が絶えんなおまえ…」
男A「…おまえはいいよなー…そういう心配なさそうで」
男B「いや、そうでもない」
男C「なんだ、ついに命の危機か」
男B「いや、多分この瞬間も録画中だろうから」
男A「それを先に言えーッ!!」
男C「…モザイク入れるよう頼んでくれ…」

68: 2008/04/10(木) 06:51:26.34ID:RalO9L0uO
男A「うぉ、ヤーさんだ…」
男B「うわー…邪魔な座り方だなおい、これじゃ身体洗えねーよ」
男C「………」
男B「お、おいC…」

男C「………」
ヤクーザ「………!?」
男C「おい、空いたぞ」
男B(ヤクーザでもビビる傷跡!?)
男A(そりゃアンさん、修羅場をくぐり抜けてきた傷と刺青では格が違いますがな!!)

72: 2008/04/10(木) 07:04:22.94ID:RalO9L0uO
男A「ただいま~」
妹「………」
女A「………」

男A(リビング…テーブルで向かい合わせに睨み合う二人…帰宅早々修羅場かよ…)

妹「あ、お兄ちゃんおかえり~」
女A「あ、A君おかえり♪妹にする?私にする?私だよね?私しかないよね?私しか考えられないよね?」
妹「てめぇは黙れや」
女A「うるさい頃すよ?」

妹「………」←テーブルの下に何故か大型軍用ナイフを忍ばせている。
女A「………」←足下に置いてあるナイロン製の鞄がやけにゴツゴツしている

男A「あの…何やってんの?」
妹「何もしてない。用がないならさっさと帰れや」
女A「用ならあるよ?ありありだよ?A君A君、ねぇねぇ」
男A「あ、はい」
女A「ぎゅーってして、キスして、抱き締めて、エOチなことしてもいいよ、A君A君A君A君」
妹「…………今日は、肉じゃがにしようかな」
女A「晩ご飯?お料理?手伝う?材料用意する?今すぐブチ撒ける?」

男A「…なぁ、見てないで助けて」
男B「無理」
男C「明日は我が身か…」

75: 2008/04/10(木) 07:21:30.10ID:RalO9L0uO
女B「………」
カチャカチャ
女B「………」
カチャカチャカチャカチャカチャ
女B「………」
女C「…で、私の生徒会室にまでカメラを仕掛けてなにをする気なのかしら?」
女B「犯罪防止なんじゃね?どうよ?」
女C「質問してるのは私よ。質問してもよろしゅうございますか?」
女B「くるしゅうない。申してみよ」
女C「…貴女、シベリアに行ってみる?」
女B「昨日の音楽室」
女C「………」
女B「派手に乱れてたねー…男Cの上であんな幸せそうに腰振って」
女C「───ッ」
女B「全世界に流してあげようか?」
女C「…この世界から消してあげましょうか?」
女B「消えないよ、アタシは。アタシが氏んでも、記録は残る」
女C「いいえ、残りません。貴女が存在していた記録も全部消してあげます」
女B「…消えないよ。少なくともデータと役所の紙切れから私が消えても、」

カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

女B「頭の中からは、消せない」

80: 2008/04/10(木) 07:31:32.88ID:RalO9L0uO
女C「…よろしいですか?あの女に一泡吹かせてやりたいので」
グサッ
男A「え…な…」

女A「うわあああああッ!!A君A君A君A君ッ!!いやあああああッ!!」
ドスッ!!
女C「あがっ…ごふ」

男C「………ちくしょう…ちくしょう!!」
ゴキンッ
女A「──ッ」


男B「みたいな夢を見た」
男A「やめろよ縁起でもない……」
男C「ありえるから怖い…」

81: 2008/04/10(木) 07:35:24.42ID:RalO9L0uO
寝るか……w

93: 2008/04/10(木) 08:21:49.19ID:RalO9L0uO
『渡辺さん、俺…俺は君のことが!!』


男A「いいよなぁ、恋愛物の映画」
男B「…いいよな、ピュアなラブストーリー」
男C「…うぅ…ぐす…」

ヒソヒソ…
「なんだアイツら…男だけでスイーツ(笑)みてんのか…」
「うっわー…あのヒト泣いてるよ…」
「キモ…もしかしてアッーな連中…」

男A「…気にするな。温室育ちに俺らの苦労はわからん」
男B「わからんねぇよなぁ…普通の恋に憧れるこの気持ち、わかんねぇよなぁ…」
男C「ズズッズビィー!!」

100: 2008/04/10(木) 09:02:33.05ID:vuQbE5RiO
~放課後~

男A「さぁ同士諸君帰ろうではないか」
男B「どこにいても同じだしな」
男C「知ってるか、俺達の通学路最近痴漢でるんだってよ」
女A「男Aくん帰ろう♪」
男A「うわ、そんなにくっつくなよ!」
男B、C「(うわー普通のバカップルっぽい)」
女A「最近痴漢がでて危ないから私が守ってあげる。危ないから離れちゃだめだよ。危ないから。ね?危ない、から。」
男B、C「・・・」

101: 2008/04/10(木) 09:14:48.15ID:vuQbE5RiO
男C「おっと…みるからに」
男B「らしい人がいますね」
男A「シカトシカト」
痴漢「ねぇ…ちょっと見て下さいよ…」
三人「(はいはいわろすわろす)」
痴漢「…ねぇお姉さんはどう思います(ニタァ)」
女A「…なんなの?あんた。邪魔なんだけど。
しかもなにいきり立たせてるの?グロい。
…まさか男Aくんみて欲情してるの?おいまさか男Aくんみて欲情してるんだな?なに勝手に見て欲情してるんだよ、勝手に男Aくんみて欲情しやがって…
男Aくんで欲情していいのは私だけなんだよ!勝手に男Aくん見やがって…あまつさえ欲情なんて…
頃す頃す頃す頃す頃すぶちまけてやるからなぁぁぁ!!!!」
痴漢「え…ちょっ…ぎゃぁぁ!」
男A「止めろ!氏んじまう!」
女A「どいて男Aくん!そいつ殺せない」

105: 2008/04/10(木) 09:45:12.29ID:kmR7SBu50
女C「こらC!!かべにらくがきしちゃいけないのよ!!」
男C「うるせーばーか!!かねもちだからってえばってんじゃねー!!」
女C「うるさいうるさいうるさいー!!おとうさまにいいつけてやるー!!」
男C「いて!!?いしなげんなばかー!!」

女C「学生服で堂々とタバコですか?いい身分ですね」
男C「ストーカーじゃあるまいし付きまとうなよ、気持ち悪い」
女C「そうはいきません。これでも風紀委員なので。もっとも…以後、私に従属するのなら」
男C「だが断る」
女C「…知ってる?人間の首って、案外簡単に落ちるのよ?」
男C「じょ、冗談じゃ…」

女C「言ったでしょう?私に従わなければ後悔すると」
男C「ど、どこだよ、ここ!!?なんだコレ、離せよおい!!」
女C「…これからゆっくりと可愛がってさしあげます。でも、そうね…私のモノになるのなら、楽にしてあげるわ」
男C「だ、だが断る!!こんな変Oに大人しく屈するか阿呆!!」
女C「そう…残念ね…」
男C「おい…なんだその鞭…おいおいおいおい!!よせ、やめ…」

女C「どう?この装置…中々斬新でしょう?快楽を与えながら苦痛を与えるの…」
男C「…」
女C「ねぇ…もう折れてしまいなさいな…私が全てを与えてあげる。貴方はいてくれるだけでいいの」
男C「…」
女C「私は奪わない…与えてあげる。愛情を、快楽を、未来を、全てを…」
カチリ、
男C「…お、外れた。んじゃ、またな」
女C「……構いはしないわ…時間はいくらでもあるもの…貴方の心が掴めるまで、私はいつでも何度でも…」

男A「え、なに…そんな付き合い古かったんすか」
男B「うわー…なんか泥沼だな、おい…」

107: 2008/04/10(木) 09:57:55.35ID:kmR7SBu50
男B「…」
男A「どうした、B」
男B「今日の弁当…」
男C「…弁当がどーした…あ…あ~あ~…」
男A「え、なんだ、どうかしたのか?」
男B「あのな、その…何、とは、いわないけどな?その…生の肉が…」
男A「なんだ?嫌がらせか?」
男C「…鈍いことは幸せか」
男A「何だよ!?なんなんだよ!?生肉ごときで…ハッ!?」
男B「…つまりは、そういうことっす…」
男A「う、うわああああ…うわあああああああああ!!!!」
男C「おーびびっとる、びびっとる」
男B「…やべえ…今回ばかりは吐きそう…」
男A「ど、どうすんだよ…す、捨てるか?」
男B「ばっか!!んなことしたら俺のおトイレシーンが全国にハイビジョンで衛星放送されんだよ!!」
男A「つったって、その、あの、肉…食うのか?」
男B「く、食えるわけねーだろ馬鹿か!!?」

男C「…」

パカ、―ッピン!

ドゴッカン!!

男C「…今日はガラス片と釘詰めてあったか…」
男A「いきなり何すんだ、このタコオオオオ!!」
男B「全部吹っ飛ばす気かアフォオオオオ!!!……あ」
男C「あ~女Cの奴、大変だな~こりゃ弁当じゃなくて地雷じゃねーかー」
男A「あ~あ~これじゃあ弁当食えねーなー吹っ飛んじまった~」
男B「お、おまえら…」

108: 2008/04/10(木) 10:09:20.88ID:kmR7SBu50
男C「SAY会議の予定だったが」
男B「今日は男Aの誕生日だな。祝福するぜ」
男A「おまえら…」
男C「はっぴ、ば~すで~男A~」
男B「はっぴ、ば~すで~男A~」
男C「はっぱ、ば~すで~でぃ~あ、男A~」
男B「はっぴ、ば~すで~男A~」
男A「うぅ…おまえら…な、泣けてきたぜ、ち、ちっくしょ~」
男B「ほら、俺からのプレゼントだ」
男A「うう、ありが…と…お…?」

精神安定剤(アメリカ製)

男C「俺からはこれな」

ボディアーマー(スペクトラ繊維)

男B「…生き残れよ…今日は地獄の誕生日イベントだ…」
男C「…こんなものじゃ保険にもなりゃしないが…」
男A「ああ、そうか…そういえば今日は誕生日なんだよな…ははは、あはははは…」

114: 2008/04/10(木) 10:40:04.88ID:kmR7SBu50
男C「さて状況を整理しようか」
女B「おういえ」
男C「現在、我々SAY同盟あらため協力者約2名での男A絶対防衛作戦を展開中である」
女B「カメラのレンタル代20kね」
女C「カードは使えるかしら?」
女B「リボでも切れます」
男C「…女Bが他人に対してはノーマルで助かった」
女B「他人に対してはね~…」
男B「…ゴクリ」

男C「…俺よかマシだよ、俺よか」
男B「…ま、まぁ、俺は協力する見返り、デート一回で済んだからアレだけど…youは?」
男C「……ご両親に紹介するそうです」
男B「……生きろ」
男C「どちらかというと生きながらクグツにされそう」」

引用: 新ジャンル「ヤンデレの彼氏たち」