22: 2008/04/04(金) 13:09:41.17ID:fzvXIlm70
女「あの、男くん…ペン落としたよ」
男「あ、ありがとな……」
女「うん…」

男「女、わざわざ俺のペン拾ってくれるなんて…」
男友「これはお前に脈アリだなw」

女「男友くんのペンかと思ったのに……」
艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(1) (ファミ通クリアコミックス)

23: 2008/04/04(金) 13:16:54.86ID:fzvXIlm70
下駄箱にて
ガコッ……パラッ……
男「ん?」

放課後、体育館の裏で待ってます 女より

男「なに?」
女「え、いや……その」
男「?」
女「男友くんの下駄箱と間違えたなんていえないよぅ……」
男「どうかした?」
女「お、お呼びじゃないんだよぉっ!」

男友「なっ!?ここでツンデレか!!」

25: 2008/04/04(金) 13:24:30.46ID:fzvXIlm70
男「男友ーっ!パスだ!よしっ!」
男友「ナイッシュー!男ーっ!」

女「男友くんが運動してる姿かっこいい…」

男「ふぅ、勝ったなw」
男友「俺とお前なら楽勝だってw」
二人は肩を抱き合って笑っている。

女「ここは男友くんにこのスポーツ飲料渡して…あっ!」
――コケッ バシャー……

男「お、おい大丈夫かよ男友……びしょぬれだぞ……」
男友「あ、ああ……」
女「ご、ごめんね男くん……」
男友(コイツ、まさか俺が男と仲良くしてるからッ!)

29: 2008/04/04(金) 13:34:16.88ID:fzvXIlm70
男「へぇ、ネコが好きなんだ」
男友「そうなんだよ、困ったもんでさぁww」
男「たしかにねぇww」

女「男友くんはネコが好き……と」

次の日
女「男友くん、にゃー」
男友「お前、なんだそのネコミミは…」
女「好きなんでしょ?」
男友「バカにしてんのか」

男「男友ーっ!あったぞーっ!冬季限定寒ブリ入りネコ完!」

30: 2008/04/04(金) 13:34:46.78ID:fzvXIlm70
誤字や表記ミスが多いなスマソ

31: 2008/04/04(金) 13:39:11.95ID:fzvXIlm70
女「あのね女友ちゃん…どうしたら男友くんと仲良くなれるかな……」
女友「将を得んとすればまず馬からってね、男くんと仲良くなってから彼の秘密を掴むのよ」
女「うん、わかったっ!やってみる」

女「男くん、一緒にかえろ?」
女「男くん、ケーキ作ったんだけど食べる?」
女「男くん、はい、あーん…」


男友「お前、最近自重しろよ……」
男「俺に言うなよ……」

女友「加減のできないバカってことを忘れていたわ……」

32: 2008/04/04(金) 13:42:33.07ID:fzvXIlm70
女「ついに念願の男友くんのアドレスをゲットしたぞーっ!」
女「なんて送ろう…いきなり送ったらあれかな」
女「あぁ……思い浮かばないよぅ……」
女「えっと……これだと長すぎるよね……なんか怖いなぁ…」
女「あまりガツガツした態度はよくないよね…」
女「よっし、送信っ!」


――ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~
男友「ん?誰からだ?」

よろしく 女より

男友「素っ気ねぇ…」

33: 2008/04/04(金) 13:45:08.33ID:fzvXIlm70
先生「男友っ!こんな問題もわからないのか!」
男友「すいません…」
先生「いつも寝ているからだ、ったく…」
女(あわわ、男友くんがピンチだよ…ここは私が助けないとっ!)
女「先生、その答えはBです!」
先生「うん、正解だ女。男友、お前も寝てないで女を見習え!」
男友(嫌味かあの女……)
女「よっし、好感度アップ(ぐっ」

45: 2008/04/04(金) 17:41:41.41ID:fzvXIlm70
女「男友くんのために作ったヴァレンタインデーチョコ♪
  本命のこの大きな手作りチョコと~、男のためのギリチョコ準備完了っと!」

――次の日
女「よぅし、男友くんに渡sきゃっ!」
ドグシャっ!
女「あぁ…手作りチョコがボロボロだよぉ…こんなの男友くんに渡せないよぅ…」

女「男友くん、はいヴァレンタインデー」
男友「おっ、サンキューw(市販のチョコかw」
女「はい、男…アンタにもヴァレンタインデー」
男「お、おう…ありがと…てか、なんでこんな粉々なんだよ……」
女「落っことしたからに決まっているでしょ」
男「なんでコレ変な味がするんだ?!」
女「うっさいわね!文句があるなら食べないでよ!」

男友「手作りにドジっ子属性とはな……フッ」

47: 2008/04/04(金) 17:45:44.22ID:fzvXIlm70
男「女ー」
女「なに?」
男「ちょっと、今日ノート取り忘れちまってさ。貸してくんね?」
女「はぁ?なんでアンタに貸さないといけないのよ」
男「頼むよ、このとおり!」
男友「男ー、今日俺ん家で勉強会だろ?女からノート借りられた?」
男「いや、それg」
女「ったくしょうがないわねぇ、はいノート。その代わり私もいくわ」
男「はい?」
女「今日やった公式は難しいから教えに行くって言ってるの」
男「いや、俺は別に…」
女「別にアンタのためにいくんじゃないのよ!!」

男友「これがツンデレか……」

48: 2008/04/04(金) 17:48:04.24ID:fzvXIlm70
男「なぁ、この問題ってどう解くんだ?」
女「それくらい自分で解きなさいよ。なんのための勉強会よ」
男友「女、これってどういう意味?」
女「あぁ、それはね……」
男「ったく、なんだよぉ…ぶつぶつ……」
男友(ジェラシーを男に植え付けさせるとは、コイツなかなかのやり手だな…)
女(あぁ、男友くんと……幸せ)

49: 2008/04/04(金) 17:54:25.96ID:fzvXIlm70
女友「突然ですが、料理バトルです」
男・男友「「なにが言いたい」」
女友「これから二人には私たち二人の料理を食べ比べてもらって審査してもらいます。」
女(ねぇ、女友ちゃん…ほんとにできるの?)
女友(アンタが男友くんに手料理食べさせたいって言ったんでしょ…)
女(そうだけど……)

男「よし、わかった率直な感想を言うぜ!」
女友「じゃあ、まずは男からこの料理を食べてみて(女友作)」
男「お、うめぇなwwwイケるイケる♪」
女友「じゃあ、次に男友くんはこっち(女作)ね」
男友「パク…」
ここで男友は思った。
おそらく、女の作った料理は男が食べたほうだろう。
自分が食べたのは女友の料理。しかし、ここで女友の料理を上手いと言って
しまってはいいのだろうか。否、ここは女友ににらまれてもあの二人の仲を
取り繕う。それが友情というものなんだ。
男友「まぁ……普通」
女(ガーン!!)
女友「そ、そう……」
男友は思った。
見ろ、この女友の反応を。悪いな、女友。
俺はお前にうらまれても
せっかくだから俺はこの友情を選択するぜ!!

50: 2008/04/04(金) 17:58:19.23ID:fzvXIlm70
男友「男ってさー、女と付きあってるんだろ?」
男「え?」
男友「ちがうの?」
男「いや違うんじゃ……告白もされてないし」
男友「そうなのか、俺はてっきり……でもそれだったらお前ら二人仲良いから
    ちゃんと告白して付き合っちゃいなよ」
男「うーん、そうかなぁ……」
女「あ、男友k」
男「女、俺達って付きあってるの?」
女「え?!」
 (え、付きあってるって私と男くんが?!そんなわけないでしょ、そもそも男友くんの前でそんな誤解を招くようなことくぁwせdrftgyふじこ)
女「アンタとなんか付きあってないわよ!!!」

男「ほらな?」
男友「俺の前で言うからだよ……」

51: 2008/04/04(金) 18:05:44.57ID:fzvXIlm70
男「遊園地のチケットをもらったんだけど一緒にいかない?」
女「なんで?」
男「いや、デートのお誘いなんだが……」
女「いやよ、そんな子供っぽいところ」


男「そういうわけでものの見事に撃沈しました」
男友「遊園地がダメだったのか…」
男「子供っぽいところが嫌なんだって」
男友「わかった、俺に任せろ」

男友「女ー」
女「なに?男友くん」
男友「子供嫌いなのか?」
女「え?それってもしかして遠まわしな告はk
  ううん!ううん!子供大好きだよ!!男友くんとの子供gくぁwせdrftgyふじこ」
男友「わかった。じゃあなー!」
女「え、あ、男友くーん!」

男友「子供、大好きだとよ…」
男「誘い方が悪かったってことだな」

52: 2008/04/04(金) 18:09:08.15ID:fzvXIlm70
男友「ん、女からメールだ……」

すき



……やき

男友「……」
男友「ん、まただ…」

すき


……ゅーばだいびんぐ

男友「ふざけてんのかアイツ?」


女「メールでもやっぱり恥ずかしいよ…」
女友「だからって誤魔化すのやめなさいよ。これで13通目よ」

53: 2008/04/04(金) 18:12:06.31ID:fzvXIlm70
――体育館裏にて
男「女…」
女「なに?話って」
男「実は……俺、お前のことが好きなんだ。付きあってくれないか。」
女「ごめんなさい、私ほかに好きな人がいるの」
男「なっΣ」
女「じゃあ、またね…男くん」


男「……」
男友「おい、どうした男!おい!脈がねぇ……」

59: 2008/04/04(金) 18:24:05.20ID:fzvXIlm70
男友「そうかフラれたか…」
男「うん、他に好きな男がいるんだって……」
男友「そう気を落とすなよ」

女「あ、男友くんだ……あ、でも男くんがいる……」

男友「あ、ほら女がいるぞ。この際どこがダメだったのか聞いてやろうか?w」
男「好きにしろ……」

男友「なぁ、女」
女「な、なにかなっ男友くん!」
男友「正直な話、どこがダメなんだ?」
女「え?(男友くんのダメなとこ…ろ?)」
男友「ほら、正直に言ったほうがお互いのためだろ?」
女「え、いや!!あ、はい!ってそうじゃなくて、ふ、ふ、ふふ不満なんて一切ないでごわすよ!!
  そうですとも、むしろパーフェクトっていうか、無敵正義超人っていうか!!
  もう私の中では最高の存在ですよ!!もう男友くんn」
男「テンション上がってきたぜぇえええええええええええ!!」

63: 2008/04/04(金) 18:31:35.53ID:fzvXIlm70

女友「あ、男友ー!いたいたやっと見つけたよ。どこ行ってもいないんだからな……はい、これ」
男友「なんだよこれ、遊園地のテーマパークチケット?」
女友「女から渡してくれって頼まれてさ」
男友「むっ、そんなの自分から (男に) 渡せばいいだろ。なんで俺に…」
女友「自分 (女) からって…それができないからアンタに渡せって頼まれたの!」
男友「俺か (ら男にか) よ…」
女友「そう、アンタよ」
男友「分かったよ。めんどいけどな。」
女友「じゃあ、ちゃんと行くのよー!」
男友「あいよ、ちゃんと (部活やってる男のところに渡しに) 行くよ」


女「男友くんまだかなぁ…」
男「なんか、女いつもより可愛い服来てるな…ただのデートと思って冴えない私服なのはマズったな…」

67: 2008/04/04(金) 18:45:06.24ID:fzvXIlm70
――図書室にて
男友「なぁなぁ男友、ほら、このキスって魚を昨日、おじさんの居酒屋でフライにして食ったんだが美味しかったんだ」
男「キスなんて初めてきいたな…」
男友「おいおい、キスの美味しさは世界一だぞ、みんな食ってるって」
男「お前は自分の価値観でモノを言うなよ」
男友「なら、次きた奴に聞いてみようぜ」
男「わかった、食べたことなかったらお前俺にジュース奢れよw」
女「あ、男友くーn」
男友「女、ちょうどいいところにきた。キスってすきか?」
女「え、キキキキキキ、キス?!」
男友「あ、あぁ…知ってるだろ?」
女「そ、そりゃ知ってるけど…」
男友「すき?」
女「ま、まだ早いと思うよ……」
男友「あ、あぁ…まだ旬じゃないからな」
男「ちぇっ、ジュース損したぁ…女も知ってんのかよ」

68: 2008/04/04(金) 18:51:02.68ID:fzvXIlm70
男「えぇ、そりゃないだろ…」
男友「いやいや、あの美味しさを理解してないおまえは人生を損している」

女「よ、ようし…今日こそ男友くんに告白するぞぉ…」

女「男友くん…」
男友「ん?なんだ女」
女「わ、私はキミが好きなの……」
男友「え?」
女「だから私、キミが好きなの!!(つ、ついに言っちゃったよぅ…」
男友「奇遇だな!俺もキミが好きなんだ!!」
女「え、ホント!じゃ、じゃあ!」
男友「やっぱ目玉焼きの醍醐味は黄身だよな!!!
    男は白身にソースこそ最強とか言っているけどそれはねぇよな!」
女(ううう……タイミングの悪さは世界一ぃぃぃ……)

69: 2008/04/04(金) 18:58:33.25ID:fzvXIlm70
女「うぅ…毎回失敗しちゃうから、もうダイレクトに男友くんに手紙を渡すしかない!うん!」

男友くんへ

男くんと私の仲で勘違いをしています。私は彼と付きあってません!
にも関わらず、変な誤解が生まれてしまったけど。
ちがうんです!!私が本当に好きなのは貴方なんです!!
かなり遠回りしちゃったけど、これが私の本当の気持ちです。
ずっと貴方にいえなくて、こんな形でしか言えないけど…
くるしいよりはずっとマシです。
なんか一方的でしたけど、お返事まってます。

数日後

女さんへ

貴方の気持ちはよくわかりました。
俺もちょっと考えるところはありました。
これからは出来る限り時間を空けます
ほんとうにごめんなさい。

女「え、ごめんなさいって……なにが」

男友「恋人にとって友人は邪魔者でしかないわけか……」

71: 2008/04/04(金) 19:05:13.59ID:fzvXIlm70
ネタが尽きた。

78: 2008/04/04(金) 19:40:15.41ID:fzvXIlm70
――屋上にて
女友「アンタさ、なんでここに呼ばれたかわかる?」
男「……」
女友「言い難いけど、女が好きなのはアンタじゃな」
男「知ってるさ、男友だろ…」
女友「…」
男「なら、俺が好きな人も知ってるだろ」



女「よぅし、今日は男くんの邪魔が入らないぞー!」



悪い、書きかたかえる。
前に書いた新ジャンルと同じ書きかたするわ、ご了承を。

79: 2008/04/04(金) 19:41:47.78ID:fzvXIlm70
女友「ねぇ、女…そろそろ男友くんに告白したらどうかな?しっかりとさ」
女「え、だっていつも男くんが邪魔して……」
女友「大丈夫、なんとかするから(邪魔はしてないと思うけど……」

女「うん、頑張ってみる」

80: 2008/04/04(金) 19:44:41.25ID:fzvXIlm70
女友「アンタは話のわかる相手だからいうけど、女のことが本当に好きなら
    彼女が本当に好きな人とくっつくのが良いと思うの…」
男「だから協力しろと?」
女友「そういうこと…」


男「あんな事言われたって俺には……」


女「男友くん!」
男友「ん、なんだ女か…」

81: 2008/04/04(金) 19:46:17.67ID:fzvXIlm70
男友「俺さ、実は女友さんのことけっこう気にかけているんだよね」
男「そうなのか?」
男友「うん、絶対内緒だぞwww」
男「わかったよww」


彼女が本当に好きな人とくっつくのが良いと……
男「俺だってわかってるさ、それでも」

82: 2008/04/04(金) 19:50:56.81ID:fzvXIlm70
女「わ、私実は男友くんのことが!!」
男「お、女!こんなところにいたのか!探したぞwww」
女「え、あ…男くん!」
男「よう男友、これからあとでゲーセンいかね?w」
男友「お、いいねwwwわかったwwwじゃあ、あとでな」
男「おう、すぐいくから校門前でなwww」



男「……」
女「……して」
男「ん」
女「どうしていつもそうやって邪魔ばかりするの!?
  わかっててやってるんでしょ?!」

――バチィィィイン……
こ気味良い音が下校のチャイムに紛れて男の耳をしたたかに打ちつけた。
女は男の頬を叩くとバツが悪そうにその場を走り去ってしまう……
男「それでも好きな人がフラれるほうがよっぽど嫌だったんだけどな……」

83: 2008/04/04(金) 19:54:10.23ID:fzvXIlm70
――某時刻、自室

―RRRRRRRRR……
男「電話、でないな…」

―RRRRRR、ブッ ツーツー

男「脈なしか……」

85: 2008/04/04(金) 19:56:38.50ID:fzvXIlm70
男友「なんだ、女とケンカしたのか…」
男「あぁ、盛大に嫌われたよ……」
男友「すぐまた仲直りするって」
男「はは、そうだといいけどな……」

さすがに今度は無理だろうな……
男は目の前の恋敵も憎めないまま、そう思っていた。

89: 2008/04/04(金) 20:02:06.69ID:fzvXIlm70
男友「元気だせって、今日はちゃんとゲーセン行こうぜwww」
男「そうだな、わかった……w」
男友「決まりだな…100円くらいなら奢ってやるよww」
男「せめて200円にしろwww」
男友「答えはNOだw」
男「……あぁ、そうだ男友」

90: 2008/04/04(金) 20:02:43.85ID:fzvXIlm70
>>88
ボガボゴガボガボ……っ!(溺氏

92: 2008/04/04(金) 20:08:07.46ID:fzvXIlm70
――某時刻
インターホンが鳴っての数十秒後
ドアを開けるとそこには見知った顔の友人が一人
申し訳なさそうにこっちを上目遣いで見つめていた……
男「女じゃないか」
女「ごめん、あがっても……いいかな」


男「なんだよ、改まって」
女「あの……この前はごめんなさい。私、ついカッとなってやった。今は反省している。」
男「あ、あぁ…まぁその俺も悪かったよ。女の気持ちに気づいていながら、さ…」
女「……」
男「好きなんだろ?」
女「え…」
男「男友のことだよ…」
女「……うん」
男「だったら、応援するよ。がんばってな…」
女「うん、ありがとう……」



男「もう…出てきていいぞ」
男友「あ、あぁ……」
男「まぁ、聞いたとおりだ」
男友「いきなり隠れろなんていうから……」
男「悪かったな、俺もいきなりだったんだよ…」

93: 2008/04/04(金) 20:13:03.80ID:fzvXIlm70
男「そういうわけだ、俺は女とは付きあってもないし眼中にないんだ……
  お前が女友さんの事が好きなのはわかる。でも、どうか考えてくれないか…」


男友「ったく俺にどうしろっていうんだよ……」
女友「あ、男友くんじゃない」
男友「あ、あぁ…女友か。なんだ、買い物帰りか?」
男友は女友の手にしたスーパーの袋を見て、そう呟いた。
袋からはごぼうが数本、顔をのぞかせていた。
女友「そ、今日はアジの煮付けに金平ゴボウよww」
男友「ほう、それは興味深い」
女友「男友くんもそのうち誰かと結婚したら作ってもらいなさいなww
    身近にカワイコならいるでしょ~wwwじゃあね~」


男友「身近に…か、身近すぎるよな……気づかねぇんだもんな」

96: 2008/04/04(金) 20:17:27.12ID:fzvXIlm70
男「そういうわけだ、俺は女とは付きあってもないし眼中にないんだ……
  お前が女友さんの事が好きなのはわかる。でも、どうか考えてくれないか…」


男「眼中にない、か……本当にそうだったらどんだけ楽なんだろうな……」

男はベッドに横になって携帯の受信フォルダをひらいた。
最近のメールは男友からのものが殆どだ…
男「暇だな……」
受信フォルダから隔離されたフォルダが一つ、その中には女からのメールが数通保存されていた。
男はそれらを全て削除して、フォルダの名前を変更した。

男「脈なし……」

そのフォルダは女友達と明記された。

97: 2008/04/04(金) 20:22:53.64ID:fzvXIlm70
男友「ん、メールか…」

From:女友
アンタって好きなものある?

From:男友
全般的になんでも食える

From:女友
そういう意味じゃないって(汗
お好みの食べ物よ、ケーキとかシュークリームとか

From:男友
甘いもんばっかだな

From:女友
悪かったわねwwで、ないの?

From:男友
強いてあげれば、前に料理バトルで男が食ってた奴…

From:女友
あぁ、クリームコロッケ?アンタってけっこう子供っぽいの好きなのね

From:男友
そう、それ。悪かったな子供っぽくてww

男友「気づくわけねぇよな……」

108: 2008/04/04(金) 20:56:20.44ID:fzvXIlm70
――RRRR……
女友「あ、男くん?」
男「あ、あぁ…女友か、どうした?」
女友「実は女について話したいことがあって、明日時間空いてる?」
男「うん、べつにいいけど…」
女友「じゃ、明日の10時に駅前でね」
男「あぁ…わかった」


――翌日 某喫茶店
男「で、話したいことってなんだ?」
女友「うん、実は……ね」
男「ん?」
女友「女にフラれてからこういうのもなんだけど…」
男「……」
女友「私と付き合ってくれない?」
男「……」
女友「だ、ダメ……かな」
男「あ、いや……いきなりすぎて、なにがなんだか…」
女友「返事はあとでもいいから、ちゃんと聞かせてほしいの…」
男「あ…うん、わかった」
女友「じゃあ、この話はここまでね!実は映画のチケットが2枚あるんだw一緒に行こっ♪」
男「あ、あぁ……w」

109: 2008/04/04(金) 20:56:31.87ID:fzvXIlm70
映画なんて見た気がしなかった。
女友の事は嫌いじゃないけど……それでも俺は男友の事を……

女友「楽しかったねw」
男「あ、あぁ……」
女友「また、誘ってもいい?」
男「あぁ、俺はいつだって暇だからなw」
女友「そっか………んっ」

はにかんだ笑顔を見せた後に女友は眼を瞑って
顎をクイッとあげる……
男はただその時間を動けず女友を見るしかなかった。
しばらくすると女友は眼を開いて、小悪魔な笑みを見せた。
女友「やっぱり、まだ早かったかな…w」
舌を少し覗かせアッカンベーをする。
男「あ、あぁ…そうだよwwwwじゃ、じゃあな」
女友「…うん」

男は息が切れるまでずっと走った。
何も考えたくなかった。
駅のホームにつくと丁度電車が走り去っていったところだった……

120: 2008/04/04(金) 21:05:12.65ID:fzvXIlm70
男友「よう、男…おっはよーさん」
男「お、男友…おはよう」
男友「どうした?元気ないなw」
男「あ、いや…なんでもねぇよw」
男友「そうか?ならいいけどなww」
男「考えすぎだって、そうそう昨日のテレビ見たか?」
男友「モチのロン、やるおがAV男優をやるようです。
    なんてテレビ欄に載ってたら見るしかないだろ常識的に考えてw」

いつものようにバカな話をして、
下ネタで盛り上がって、いつものことなのに…どこかいつもと違った。

124: 2008/04/04(金) 21:13:32.46ID:fzvXIlm70
男「よっしゃー、ゲーセンに行くぞー!!」
男友「おう!この時を待っていたぞー!!」
女友「まったく、定期テスト終わった直後にこれなんだから…」
男友「そう言うなってw女友も来るか?」
女友「ん……」
男と女友の視線が交差する…
女友「女誘って、一緒にいくようだったら行くわ」
男友「そっか、わかった。よし男、いざ出陣じゃー!」
男「任せろ相棒、社会問題以外なら御茶の子さいさいだぜ!」


男友「結局、女友たちはこなかったな…」
男「俺らとは違って真面目だからな」
男友「その言い方もどこか引っかかるがなw」
男「そうか?悪かったww」

男「なぁ……男友」
男友「ん、なんだ?」
男「ちょっと、時間いいか?」
男友「あぁ…」

129: 2008/04/04(金) 21:23:05.12ID:fzvXIlm70
夕方の公園に人の姿はなく、
明滅する電灯が二人の座るベンチを不規則に照らしていた。

男「そういや、今日とったネコテン(ネコの頭がついたサボテン)ヌイグルミは誰が貰う?w」
男友「俺がいただくww」
男「ずりぃwwなら、俺が『やるお×やらないおの禁断の薔薇時計』かよww」
男友「部屋に飾れよwww」
男「御免蒙りたいwww」


男「なぁ…もし好きな人が他の人を、俺と同じような立場になったら……お前はどうするんだ?」
男友はしばらく悩むようにして、至極あっさりと答えを言った。
男友「諦める」
男「諦める……か」
男友「諦めるって言い方も変だよな。諦められるわけねぇよ…でも、その人が本当に幸せになれる人が側にいてやるほうがずっといい。
    できればそれは俺でありたいし、誰にも譲りたくないさ……」
男「そうだよな……」

結局、二人してどっちがネコテンヌイグルミを手に入れるかで1時間ほど話し合い、
そして俺の通学カバンからは、やるおの顔がはみ出していた……

131: 2008/04/04(金) 21:30:55.41ID:fzvXIlm70
女友「女、明日からはついに夏休み、男友くんと甘い夏をすごしたいならもう迷ってられないわ」
女「私……迷ってはないんだけどなぁ……」
女友「照りつける太陽は二人の心をほぐし、海の波音はお互いの絆を深く結びつける…
    そう、海よ!みんな誘って海行くわよ!!」
女「え、えぇぇぇっ!い、いくらなんでもそれはいきなりすぎr」
女友「そう…でも男友くん夏休み明けたら彼女いたりしてねぇ……」
女「うっ…」
女友「とっても可愛い子だったりして……」
女「ううっ……」
女友「すっごいラブラブなんだろうなぁ……」
女「わかったよぅ…いく、行かせてください」
女友「うん、じゃあ決まりね。ちなみに男くんにはメールしておいたから、そっちはそっちで連絡とってねw」
女「あっ……ずるい」
女友「ふふふ~ん♪じゃあ日曜日水着買いにいくよっ、ちゃんと空けときなさいよw」

136: 2008/04/04(金) 21:36:58.80ID:fzvXIlm70
男「夏だ!海だ!」
男友「ハワイだーっ!!」
女友「残念、近くの海水浴場です」
男友「いきなりテンション下がるようなこと言うなよな…」
男「そうだ、そうだー!」
女「あはは…でも電車とバス乗り継ぎでも流石に疲れちゃったかな」
女友「たしかにねぇ…」

140: 2008/04/04(金) 21:38:59.91ID:fzvXIlm70
男友「女たちは荷物を一切もっていません!」
男「パラソルや料理などは全て男組が持ちました!!」
女友「では、そのパラソルや料理は誰が用意したのじゃ?」
男・男友「女様、女友様でございます」
女友「頭が高い、控えおろうww」

142: 2008/04/04(金) 21:43:52.01ID:fzvXIlm70
女友「女~(チョイチョイ」
女「ん?なに?」
女友「アンタ、水着着ないで泳ぐつもりだったの?w
    はい、これ私がちゃんと持ってこなかったらアンタ裸よ?」
女「あっ…うぅ……ごめん」
女友「着替えは、帰りによる私の伯父の旅館ですればいいとして
    ほらーっ!男子ーっ!パラソル傾いているよー!」

男「だぁー!これデケェんだよー!」
男友「ちょ!男!手ぇ離すな!倒れる!倒れるぅぅぅうう!!」
男「どわぁああー!!」

女友「今のうちに着替えておいでよ」
女「う…うん」

144: 2008/04/04(金) 21:50:12.65ID:fzvXIlm70
男たち4人は女友の伯父の経営する旅館の一部屋を貸切っていた。

女「やっ、えぇぇぇぇぇぇぇえええっ!!!」
襖の向こうから女の悲鳴があがり、急いで男が駆けつけた。
男「どうした!」
女「ちょっ、やっ!見るなバカヤロウー!!」
男「あだっ!」
握りこぶし大の木彫りの熊が男の額にヒットした。
女友「男のすけべ…」
女友は襖の隙間から頭だけをひょいとだして男を見下ろした。
女友「いやだねぇ、オトコは狼だからw」

男友「男、俺はお前の行動を称えるぞ。お前は間違いなく漢だ」

147: 2008/04/04(金) 21:59:57.99ID:fzvXIlm70
女友「うーん、やっぱ海はいいなぁ~!」
男「同感ですね」
男友「えぇ、素晴らしい」
男・男友『青い海、白い砂浜、そして水着の女の子たち』
女友「ちょっと、男子!なんで美女じゃないのよ…」
男「へっ…」
女友「あっ!男アンタ今鼻で笑ったね?!このっ!」
男「いでででで…」
女「あ、あのぅ……女友ちゃん……」
女友「あぁ、女♪よく似合っているよww」
そこには白いツーピースの水着がその柔肌を包む姿はとても可愛かった。
唯一つ、ピンクの浮き輪を除いて……

女友「女…アンタ、なにそれ……」
女「え、いやその……浮き輪」
女友「アンタねぇ!いい年こいて、浮き輪とかどんだけよ!?」
女「だ、だって泳げないんだ…も……の」
消え入りそうな声で女がそういうと、
女友「分かったわ、男友。ちょっと泳ぎ教えてあげなさいよ」
男友「お、俺ぇ?」
女友「そ、アンタ。わかった?」
男友「お前が教えないのかよ」
女友「もちろん、教えるわ。交代制よ、交代制…これなら文句ないでしょ?」
男友「ま、まぁ……」
女友「んじゃ、これより女水泳教室を行います」
女「おーっ!」
その砂浜には、一人分だけ声が高らかに響いた。

148: 2008/04/04(金) 22:02:44.28ID:fzvXIlm70
レッスン1:男友

男友「そうそう、もっと腰の力抜いて…浮くような感じで……」
女「お、男友くんが私の両手を……」
男友「はい、そこで息継ぎ……」
女「……」
男友「…息継ぎ」
女「……」
男友「……いや、息継ぎしろって!!」


女「きゅ~……」
女友「コーチくらいまともにできないの?」
男友「…しゅんっ」

150: 2008/04/04(金) 22:06:13.61ID:fzvXIlm70
>>149
すまん、あわてて書いたから変なところがあったな。
確認すればよかったww

そこには白いツーピースの水着姿の女が立っており、その水着に柔肌を包まれた姿はとても可愛かった。

とでも改変しておいてくれww
書き溜めじゃないんで、焦ってたww

151: 2008/04/04(金) 22:09:02.70ID:fzvXIlm70
レッスン2:女友

女友「はい、息継ぎして…」
女「ぷはぁ…」
女友「はい、息吸って足をバタバタさせて…」
女「…ばたばた」
女友「はい、じゃあ次は……あ、綺麗な魚」
女「……」
女友「なんだろうこの魚…みたことないけど……」


女「きゅ~……」
男「魚に見とれて指示出し忘れたとか……」
女友「…わ、私のせいじゃ…」
男「やはりここは俺の出番のようだな!!」

152: 2008/04/04(金) 22:12:31.23ID:fzvXIlm70
レッスン3:男

男「うん、いいね。じゃあ手を離すから、体に力いれないようにね…」
女「……ばたばた」
男「うん、おっけーおっけー」
女「……ばたばた」
男「……そうそう、その調子♪ってどわぁっ!」
男は深海に足を取られて海の中に消えた。
男「だばっ、ずげぇでぇええええっ!!」

男「きゅ~…」
女「男くん、大丈夫?」
女友「泳ぎ覚えた女に助けられるとか……」
男友「男、お前は今すごく情けないぞ……(ほろり泣」

157: 2008/04/04(金) 22:25:05.76ID:fzvXIlm70
女友「ねぇねぇ、実はオススメのスポットがあるんだけどいかない?」
男友「へぇ、どんな?」
女友「周りを岩場で囲まれたところなんだけど、魚がけっこういるんだよね」
男「なるほど、釣りって料理ですね、わかります」
女「あ、私も言ってみたいかも」
女友「よぉし、じゃあ決まりね」

男たち4人は女友を先頭に、小さな林道を抜け、岩場を登って目的の場所に向かった。
男「すっげぇ!」
階段状に積みあがった岩場を降りていくと、そこは小さな浜辺だった。
近くの岩場は林道から垂れ下がった枝葉が木陰を作り、4人はそこで昼食をとった。
女友「よぉし、午後も泳ぎまくるわよー!」
男「あんまはしゃいでいるとケガするぞーw」
女友「わ、きゃっ!」
男「ほら、言わんこっちゃない」
男友「おいおい、大丈夫か?」
女友「いたたた……なんか踏んづけたみたい」
女「あ、女友ちゃん…血が出てる」
女友「あちゃぁ…尖った石でも踏んだかなぁ…」
男友「俺、ちょっと旅館戻って消毒液とかもらってくるわ!」
女「あ…私も行く!」
男友と女は岩場を急いで駆け上がって林の中に姿を消した……
男は女友に肩を貸し、二人肩を並べるようにして岩場へと腰をかけた。

159: 2008/04/04(金) 22:33:13.86ID:fzvXIlm70
女友「二人っきりだね……」
男「あぁ……」
女友「どれくらい時間かかるかな……」
男「けっこう距離あるからなぁ……あと10分くらいはかかるんじゃね?」
女友「そっか…」
男「……」
女友「……」
男「……」
女友「ねぇ…この前の返事聞いてもいいかな」
男「あ…ん……」
女友は男の肩にトンと頭を乗せる。
女友「……やっぱり、ダメ?」
男「お、俺は……」
男がバツが悪そうに顔を背けると女友は
女友「ねぇ…」
男「ん?……んぐっ」
グイッと伸ばした女友の体は男と重なりあって、
二人の唇が静かに触れ合う。
一瞬、男は戸惑ったが、次に女友の両肩を掴んでグッと押しのけた。
女友「……ごめん」
男「……いや、べつに」


二人はまだ、そこにいるもう一人に気づいてさえいなかった…

162: 2008/04/04(金) 22:39:41.15ID:fzvXIlm70
男「あーぁ、結局女友は泳げなかったな」
女友「なにその言い方、なんかムッとくるなぁ…」
男友「仕方ないよ、旅館に戻って手当てしないとさ」
女「男くんって遊ぶことばっかりだねぇw」
男「遊びこそ我が人生、遊び心を忘れた人間は大人になってしまうのさ…」
女友「アンタの頭はずっと小学生でしょww」
男友「同感だなwww」
男「な、なんだよっ!だったらお前らは中学生だろうが!」
女「あちゃ…私達より幼いって自覚はあるんだね…」
男「うぐおっ……!」
女友「女、今の一言はオーバーキルものだねwww」
女「え、あ…そんなつもりは!」


男友「……」

166: 2008/04/04(金) 22:51:42.03ID:fzvXIlm70
――某浜辺 夜
男友「……」
?「こんなところでどうしたんですか?」
振り返るとそこには女がいる。
旅館で支給された浴衣の上に一枚羽織った、男友と同じ姿だった。
けっきょくあの後、女が足を怪我したことで伯父が家まで送る算段となり、
4人は旅館に一泊することになった。


男友「あの二人は?」
女「仲良く寝てますw二人とも遊び疲れたのかな」
男友「どうしてこんな夜更けに外に?」
女「そっちこそw」
男友「いや、ただ単にあの二人みたいに眠れなくてw」
女「私も…」
二人は砂浜と道路を区切る石階段の上に腰を下ろし夜の海をぼーっと眺めていた。
女「なにか考え事?」
男友「ん?…そんな顔してた?」
女「うん、ちょっと」


男友「そろそろ旅館に戻ろうか…」
女「あっ…待って……」
立ち上がった男の裾を女の白い指先がツっと掴んだ。

170: 2008/04/04(金) 23:09:24.29ID:fzvXIlm70
どれくらいたっただろうか、そんな10分も経ってないはずなのに。
どこか二人にはそう感じられた……
しばらくして男友は石階段にまた腰を下ろした。

女「……私…男友くんのことが前から好きだったの……」
男友「……うん」
女「だ、だから……私っ!」
女はそういって男友にぎゅっと抱きつくと、自分の唇と男友の唇をグイッと合わせた。
そのまま女は男友を階段に押し付けるようにして数十秒後…
二人の吐息が漏れた。
女「あぅ、その……私…あんまり可愛くないし……ドジでダメだからこういうことでしか……」
男友「……ごめん、ちょっと背中が痛いんだ」
女「あっ……ごめんなさい」
二人はさきほどと同じように肩を並べて海を見つめていた。
女は肌蹴た浴衣を調えて、横目で男友の顔を覗き込んだ……
女「……その、ごめん」
男友「……」
女「……ごめんなさい」
女が三度そう言うと男友は苦虫を噛み潰したような顔をして頭を掻いた。
男友「いや、謝らなくていいよ……そのなんていうか、嬉しかったし……」
女「えっ……」
男友「女の気持ちには気づいていたんだ、前から……でも言い出せなかった」
女「うん……知ってる、男友くんが女友ちゃんのこと気にしてたの……」
男友「そっか……」
女「…うん」
男友「ちょっと考えてたんだ。今日女友が怪我したとき、俺は薬を持ちに行くって言っちまった…
    どこかであの二人が恋人ならな……って思えたんだ。なんか変だろ?」
女「うん、変だよ…」
男友「率直に言うよなww」
女「…ごめんw」

171: 2008/04/04(金) 23:14:52.75ID:fzvXIlm70
男友「まだ心に整理がつかなくて、気持ちに答えられそうにないけど…
    ……もう少しだけ待ってくれないかな」
女「あ、……うん…私のほうこそ、その…無理やり……き、キスしちゃって……」
男友「あぁ、それはビックリしたよw」
女「そのちょっと……昼に…」
男友「ん?」
女「なななななんでもないです!!!先に寝ます!おやすみなさい!!」
女はそういって階段を足早に駆け上がっていった。
男友「お、おいっ……」
階段の上から男を覗きみるようにして女はとんっと立った。
女「返事、楽しみにしてるね……」
男友「お、おうっ……」
女はそういうと旅館のほうに走っていった。
男友はしばらくして、自分の唇に触れると、
声にならない叫びで頭を抱えて石階段の角に頭をぶつけて悶絶した……

175: 2008/04/04(金) 23:29:43.35ID:fzvXIlm70
夏休みが開け学校が始まると、それぞれに夏の出来事について話し合ったりしていた。
授業は半日で終わると恒例のように騒ぐものもいる。

男「よしっ!男友、今日こそ俺のクイズ王たる力を見せてやる!」
男友「いや、もうお前の社会一般論は信用しないwwこっちには強力な助っ人ができたからなw」
男「なんだよぉ!ズルイぞ!アニメ部門と芸能部門では負けないぞ!」
男友「よし、勝負するか?w」
男「望むところよww」
女「また二人ともゲーム?よく飽きないねぇw」
男友「もちろん、お前もくるだろ?女」
女友「彼女としては彼氏の縄をしっかり握っておかないとね~w」
女「もう女友ちゃんったら!」


176: 2008/04/04(金) 23:29:55.50ID:fzvXIlm70
あれから少したって、男友くんと私は付き合うことになりました。
残念ながら、女友ちゃんはフラれちゃったけど…
女友「絶対振り向かせてやる!」ってすごい意気込んでるんだよね…
男くんは相変わらずw

男「女ーっ!負けたら罰ゲームで俺の彼女になるんだゲヘゲヘ…」
男友「男、お前それは俺が断固阻止するぞ!!」
女友「そうよ、私だって阻止するわよ!!」
女「男くん、だからいつも言ってるじゃん……


            ・
            ・
            ・
            ・

         脈なしだよww」

男「ぎゃぽーっ!!!」
残念ながら、ずっと脈なしのままです。
       -fin-

引用: 新ジャンル「脈なし」