1: 2008/04/02(水) 23:51:11.81ID:xXFVDReR0
女「カリフォルニアロールなんて西海岸くさいスシもどきなんて、
  食っちゃいられねぇデス。ここはアニメとマンガで日本語を
  覚えた私が、本場のスシを食らいに来日、これしかないネ!」
男「あのー、もしもーし? 誰に向かってしゃべってるんですか?」
艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(1) (ファミ通クリアコミックス)

3: 2008/04/02(水) 23:52:42.62ID:xXFVDReR0
女「カモォォォォン! 白米ィィィィィ!!」
男「どうして炊飯器に向かって叫んでるんだ?」
女「日本のメカは音声認識機能付きで、何でも叫べば
  出てくるってアニメで覚えました!」
男「それは間違った知識だ」

5: 2008/04/02(水) 23:53:50.55ID:xXFVDReR0
女「今日は『武士道』にしようかな、『富士山』にしようかな~?」
男「どうして外国人はあんなTシャツを嬉々として着れるのか」

8: 2008/04/02(水) 23:56:02.48ID:xXFVDReR0
女「あれ? 日本刀はどこですか? あれは武士の魂デス!
  肌身離さず持ってなきゃ駄目デスよ!」
男「 廃刀令…って、知らないか」

15: 2008/04/02(水) 23:59:17.99ID:xXFVDReR0
男「一つ屋根の下で暮らしてるのに、敬語ってのは違和感があるなぁ」
女「敬語とか尊敬語とかケンジョー語とか、日本語はややこしいデス。
  いちいち使いわけるのもめんどくせーから敬語オンリーネ!」
男「あれ? 敬語と尊敬語と謙譲語がわかるってことは、その気になれば
  普通にしゃべれるんじゃないか?」
女「アウチ、痛いとこ突かれたネ」

18: 2008/04/03(木) 00:01:39.75ID:ZpKY83rp0
女「グッモーニン、男ぉ」
男「もう朝か…って、あれ? 今日は曇りか? やけに暗いな」
女「何を言うてまんねん、今は丑三つ時ネ!」
男「何でこんな時間に?」
女「日本の伝統、夜這いデース!」
男「それは男がやるもんだよっ!」

20: 2008/04/03(木) 00:03:47.53ID:ZpKY83rp0
女「実は私ぁ、日本の方言までパーフェクトにマスターしとるぜよ!」
男「で、今はどの地方の方言をしゃべってるのかな?」
女「はい? 方言に地方差なんてあるでごわすか?」

24: 2008/04/03(木) 00:06:42.25ID:ZpKY83rp0
女「ニンジャパンチ! ニンジャキック!」
男「外国人は忍者が大好きだなぁ。実際の忍者を知ったら
  幻滅するだろうな」
女「ニンジャハリケーン! ニンジャバーニング!」
男「だんだんインフレしてきたな…」
女「ニンジャフォースブリザード!!」
男「ちょっ!?」

25: 2008/04/03(木) 00:08:35.29ID:ZpKY83rp0
女「隠れ蓑の術デース! 私がどこにいるかわかるかネ!?」
男「うわああっ!? 俺の本棚を魔改造して隠れ蓑にしやがった!
  弁償しろぉ!!」

27: 2008/04/03(木) 00:11:39.70ID:ZpKY83rp0
女「日本人なら畳に布団! なのに男はベッドの上に寝てやがるデス!
  それでも日本男児デスか!?」
男「何で女に言われなきゃならないんだよ…内政干渉じゃないか、これ」
女「夜這いは畳に布団じゃないと、雰囲気が出ないデス…」
男「日本好きなら恥じらいというものを覚えろっ!」

29: 2008/04/03(木) 00:15:13.90ID:ZpKY83rp0
女「オォウ、そろそろデス…」
男「今から何か始まるのか?」
女「夕方五時から夕食が終わるまでは、日本にとって魔の時間帯ネ」
男「ゴールデンタイム? いや、ちょっとズレてるな」
女「その時間帯になると、毎日のように侵略者が日本を目指して…」
男「子供向けアニメが放送される時間帯じゃねーか!」

30: 2008/04/03(木) 00:17:33.83ID:ZpKY83rp0
女「どうして宇宙人は日本ばかり狙うデスか? たまには我が国にも
  来てもらいたいデス。そしたらトランスフォーマーが迎撃するネ」
男「ロボに燃える心は、全世界共通なんだな…」

31: 2008/04/03(木) 00:20:05.57ID:ZpKY83rp0
女「オウ…捕鯨禁止なんて無茶言って悪かったデス…この鯨、ごっつ
  美味いじゃないですか! こんな美味いもんをドント・イートと
  言われたら、怒るのも無理はないデス! いやむしろもっと怒ったって
  いいぐらいネ!」
男「鯨は値上がりしてるから、よく噛んで味わって食べろよ~」

32: 2008/04/03(木) 00:24:10.58ID:ZpKY83rp0
女「あれ? 男はふんどしはかないデスか?」
男「今はガチホ〇の方々くらいしか愛用してないんだよな…」
女「ふんどしで引き締められた真っ白いケツこそ、ジャパニーズの
  セクシーなポイントなのに、もったいないネ!」
男「思考回路がガチホ〇の方々とシンクロしてないか!?」

34: 2008/04/03(木) 00:27:24.91ID:ZpKY83rp0
女「『こしひかり』って直訳すると『シャイニングウエスト』ネ。
  何かの必殺技みたいデスけど、腰で攻撃しても弱そうネ」
男「女がアメリカでどんなアニメを見てきたのか、徐々に想像が
  ついてきた」

35: 2008/04/03(木) 00:30:16.07ID:ZpKY83rp0
女「シャイニングウエストォ! イィィィィット! イットォ!!」
男「ぶはっ!? 食事中に叫ぶなよ!」
女「『今夜はイート・イット』って曲、男は知らないデスか?」
男「正しくは『今夜はビート・イット』じゃないか?」
女「何…だと…!?」
男「たまにいるよね、自国よりも他国の文化に詳しい奴」

37: 2008/04/03(木) 00:35:13.42ID:ZpKY83rp0
男「…ふぅ。同居人がいると、これを処理するのも大変だ」
女「ワーオ!?」
男「わああ!?」
女「お、男…あなたはもしや…」
男「や、ヤバイ…! これは日本の恥…! 国際問題に発展…!
  国連が総攻撃…! 拒否権はなし…!」
女「男は座禅マスターだったデスか!?」
男「はい?」
女「その姿勢といい、落ち着きっぷりといい、正に座禅マスターの
  境地デス! 私にも教えてください!!」
男「こればかりは教えられないな…」
女「もったいぶってる所がカンフー映画の師匠みたいネ!」

38: 2008/04/03(木) 00:38:35.62ID:ZpKY83rp0
女「日本のアニメでよく見るシーン、一度やってみたかったデス。
  はい、アーンしてネ」
男「俺より女の方が箸を上手く使ってるもんだから、この行動は
  嬉しいけど日本人として悔しい…」

40: 2008/04/03(木) 00:44:15.10ID:ZpKY83rp0
女「今日はゲOシャガールのTシャツを着てみたネ」
男「芸者ってのはね、実は…」
女「教養もあり芸もあった芸者達を、単なる売春婦扱いしようとは
  嘆かわしい。文化への理解度が低い。もっと日本人としての
  自覚を持ちたまえ」
男「も、申し訳ありません…って、今ものすごく流暢な日本語を
  話してなかったか?」
女「ホワーイ? 何のことデスか?」

41: 2008/04/03(木) 00:47:10.12ID:ZpKY83rp0
女「私、演歌を歌うデス。外国人が演歌を歌っている姿に、
  日本人達はビックリ仰天! 演歌の内容や深みなど
  わからなくても、見た目の奇抜さに引かれて売れること
  間違いなしネ!」
男「二番煎じ乙。しかもコメントの所々に辛らつな部分が
  見受けられるんだが…」

42: 2008/04/03(木) 00:51:02.51ID:ZpKY83rp0
男「母さんが女の部屋にもテレビ置こうかって言ってるぞ?」
女「お気持ちはありがたいデスけど、私にはいらないデス。
  テレビは茶の間で家族と一緒に見るのが一番ネ。部屋で
  眠る時は、ラジオ聞きながら寝入るデス」
男「ラジオが日常会話に出てくるなんて、無駄に古風だな…」

43: 2008/04/03(木) 00:55:21.10ID:ZpKY83rp0
女「アウチ、HDDが時代劇の再放送でいっぱいになっちゃったネ」
男「大河ドラマに暴れん坊将軍、水戸黄門、大江戸大捜査網、
  大岡越前、大忠臣蔵、銭形平次、剣客商売、三匹が斬る!
  …ああもう、数え切れん。どうやったらこれだけのドラマを
  全部見ることができるんだ?」
女「老後の楽しみに取っておくデス」

45: 2008/04/03(木) 01:00:38.15ID:ZpKY83rp0
女「アハハハハ! こいつぁーおかしいデス!」
男「イヤホンつけて何聞いてるんだ? 今はテレビで
  お笑い番組やってたっけ?」
女「むかっときたデス。私が今時の大道芸人みたいな奴ばかり
  出てくるバラエティーで、笑うとでも思ったデスか? この
  私が娯楽の本場から来たのを忘れてもらっちゃ困るデス」
男(アメリカ人に怒られたら先に謝っちゃ駄目だって聞いたな)
女「私が聞いてるのは落語デス! 派手なパフォーマンスも
  コスチュームもいらず、話芸だけで客を笑いの世界へ
  引きずり込む、日本の恐るべきパフォーマンスネ!」
男(どうして俺より日本に詳しいのだろう…)

46: 2008/04/03(木) 01:03:22.28ID:ZpKY83rp0
女「ウォーターメロンにソルトォ!? 日本人は『勿体無い』の
  心で何でも大事にする民族だと聞いていましたが、まさか
  食べ物をわざわざ駄目にするような道楽をするなんて…」
男「そんなこと言わずに食べてみなって。ほら、塩で甘さが
  引き立つだろう?」
女「こ、これは…東洋の神秘ネ…ッ!」

47: 2008/04/03(木) 01:08:28.33ID:ZpKY83rp0
女「ほほ~、これが『ゴッドガンダム』デスか。むこうじゃ
  見れなかった代物デス」
男「ガンダムはむこうでも放送してなかったっけ?」
女「そりゃまぁ放送してたっちゃあ、してたデス。でも『ゴッド
  ガンダム』なんて名前をつけたら、キリスト教原理主義者
  達に鉛弾ブチ込まれちまうネ。キリスト以外の神なんて
  認められない人達デスから。だから向こうでは宗教上の
  問題が起こらないように、『バーニングガンダム』って
  名前になってたデス」
男「向こうでも色々とややこしい事情があるんだなぁ…」
女「自由の国なのに、部分的に凄く自由じゃないデス」

49: 2008/04/03(木) 01:14:52.68ID:ZpKY83rp0
女「あっ! 無修正版ブラックマジシャンガール発見デス!」
男「ちょっ!? 俺はブラックマジシャンガールの同人誌なんか…
女「違うネ。向こうじゃセクシーすぎるアニメのキャラは子供に
  害をおよぼすって理屈で、片っ端からセクシーさが薄れるように
  修正されちまうデス。ポルノは無修正なのにアニメには厳しい
  って、片手落ちデース」
男「向こうで比較文化論でも学んでたのか?」
女「そうだっ! このカードを私にプレゼントしてくれれば、私がこの
  キャラクターにコスプレしてもいいデスよ? 『お返し』は日本の
  伝統ネ!」
男「紅毛碧眼の女がコスプレしたら、似合いすぎて大変なことに…」

53: 2008/04/03(木) 01:22:29.42ID:ZpKY83rp0
女「兄さん…うわああ、兄さあああああん!!」
男「女が部屋で号泣してるな。兄さんを呼んでるってことは、
  ホームシックかな? あいつにも意外とセンチメンタルな
  ところがあったんだ…ちょっと、見に行ってやるか」
男「おーい、ドア開けるぞー?」コンコン
女「うぅ、たとえ作画でディズニーが日本のアニメに勝てても、
  この脚本の質にはかなわないデス…私をここまで泣かす
  なんて、尋常じゃないネ…」
男(…邪魔しないでおいてやろう)

54: 2008/04/03(木) 01:26:57.58ID:ZpKY83rp0
男「おーい、ご飯だぞー?」コンコン
女「…」
男「返事がないな。お前の大好きな天ぷらが冷めちゃうぞ?」
女「…」
男「しかばねのように返事がない…おかしいな。入るぞ?」ガチャ
女「はぅあっ!?」
男「国語辞典を持って、何してんだ?」
女「な、『嬲』るという漢字を見てたら…その…ムラムラっと…ネ…」
男「お前の想像力は日本人以上だよ!」

56: 2008/04/03(木) 01:32:06.81ID:ZpKY83rp0
女「おかしいデス! こっちに来てからヘルシーな和食ばっかり
  食べてるのに、体重が増えてるネ!」
男「和食全てがヘルシーなわけじゃないぞ? 特に女の大好きな
  天ぷらなんて、油で揚げてるからカ口リーたっぷりだ」

59: 2008/04/03(木) 01:37:01.41ID:ZpKY83rp0
女「豆に砂糖を合わせただけのデザートなんてとバカにしてた
  デスが、いやー、食べてみると味わい深いですねぇ、餡子」
男「餡子を固めた羊羹は、第二次世界大戦中に携帯用カ口リー
  補給剤として日本兵達に配られてな…そのカ口リーは
女「シャラップ! 女の子が美味しく食べてる時に、カ口リーの
  話をするとは何事デスか!?」
男「だって、体重を気にしてたから…」
女「ふんっ、ちょっとムチムチしてるぐらいが、ルネッサンス時代の
  ビーナスに近づくってもんデス!」
男「何百年も前のファッションを基準にする時点で間違ってる気が」

60: 2008/04/03(木) 01:39:37.99ID:ZpKY83rp0
女「どうして最近は、日本好きな外国人のキャラクターが
  減ってきたんデスか? コロコロやボンボンのマンガには、
  各マンガに一人ずつぐらいの割合で外国人がいたデスよ?」
男「外国人がジャンプを読んでるっていうのなら、まだわかる。
  だがコロコロやボンボンまで読んでるってのはどういうことだ!?」

61: 2008/04/03(木) 01:45:31.78ID:ZpKY83rp0
女「男は月代剃るデス、月代ィ!」
男「さかやき? さきイカの親戚?」
女「どうして日本人のくせに月代も知らないデスか、このおバカ!
  月代というのはデスネ、つまりちょんまげを結ってる人の、
  頭のてっぺんのハゲてる部分デス」
男「若い身空でハゲてたまるか!」
女「ちょんまげという髪型は、ハゲ隠しにもなるんデスよ?
  『これはちょんまげを結うために自発的に剃っているんデス』
  と言えば、真性のハゲでも恥ずかしくないデス」
男「そもそも俺は真性のハゲじゃないって!」

62: 2008/04/03(木) 01:47:15.16ID:ZpKY83rp0
女「スモーレスリングやるデス!」
男「パンツ一丁になるな! 目のやり場に困るわ!」
女「ほあたぁ! あたたたぁ!」
男「ひでぶ!? それ相撲違う、北斗神拳や!」

63: 2008/04/03(木) 01:50:20.11ID:ZpKY83rp0
テレビ「行きまーす!」「甘い!」「そこぉ!」
    「何の!」「こいつぅ!」「えぇい!」
女「いやー、字幕なしでガンダムを見るのが夢だったデスよ。
  このアニメのセリフは翻訳不可能なものばかりデスから」
男「それ、ほめ言葉になっているのか…?」

65: 2008/04/03(木) 01:58:38.35ID:ZpKY83rp0
女「とうとう手に入ったデス! 信長着用フルアーマーのレプリカ!」
男「出た! ショーグンとかサムライとか大好きな外国人が!」
女「当時から世界最大の宗教であったキリスト教に対して一歩も
  引かず、それどころか布教を食い止めた信長は、どえりゃー
  ショーグンだぎゃあ」
男「名古屋弁まで使ってノリノリなところに聞くのも何だが、値段は?」
女「さぁ? 運送業者のボーイにチップを渡す時に、お母さんが泣いてた
  ことぐらいしかわからないデス。きっと泣くほど嬉しかったんデスネ!」
男「我が家の家系をしゃぶり尽くそうとする不埒な奴め、成敗してくれる!」
女「あぁん、時代劇っぽい口調で罵られると感じちゃうデス!」

66: 2008/04/03(木) 02:02:44.80ID:ZpKY83rp0
女「はぁ、はぁ…」
男「うおおい!? 包丁なんか持って何やってんの!? 駄目だよ
  ホームシックでリストカットなんてしちゃあ!!」
女「ち、違うデス。私は切腹のイメージトレーニングをしてただけネ…」
男「馬鹿ぁ!」
女「なっ!? 武士の美学を馬鹿にするとは何事デスか! もっと
  先祖に誇りを持つデス!!」
男「馬鹿なのは武士じゃなくて女だっつうの! 心配させやがって、
  この馬鹿め!!」
女「日本人の感覚って、本当によくわからないネ…」

67: 2008/04/03(木) 02:08:31.87ID:ZpKY83rp0
女「…つまり、『馬鹿』というのは単なる罵倒ではなく、親しい者同士の
  愛情表現としても使えるわけデスか?」
男「ん~、説明してるこっちもよくわからなくなってきたけど、まぁそんな
  感じだよ」
女「そんなこと言ったって、どうせ日本人じゃない私にはわからないわよ…
  男のばかぁ…いじわる…だいきらい…」
男「よくわかってるじゃないか」

68: 2008/04/03(木) 02:14:18.85ID:ZpKY83rp0
女「こっちのお母さんからのお小遣いで、美味しいお米を
  買ってきたデス!」
男「日本人にもお小遣いでお米を買う子供なんていないよな…」
女「お菓子は一日で食べ終わっちゃうけど、お米はなくなるまで
  毎日食べることができるデス! これこそアメリカ流投資術ネ!」
男「お米に投資するアメリカ人なんて始めて見たわ」

69: 2008/04/03(木) 02:17:52.52ID:ZpKY83rp0
女「一杯目はごま塩ご飯、二杯目は卵かけご飯、そして三杯目は
  納豆かけご飯ネ。なぜ納豆かけご飯を最後に持ってくるかと
  いうと、納豆をこねた後の箸はネバネバして、他のおかずを
  取りにくくなっちゃうからデス」
男「君は日本中の子供達に『食育』というものを教えてあげるといいよ」

71: 2008/04/03(木) 02:21:04.74ID:ZpKY83rp0
母「最近は女ちゃんが料理を手伝ってくれて、助かるわぁ」
女「う~む、うどんのダシは濃い目の関東風にするか、さっぱりと
  関西風にするか、それが問題デス」
男「女の味覚はどこまで成長するんだ…!?」

73: 2008/04/03(木) 02:25:16.05ID:ZpKY83rp0
男「夜中だってのに、台所の方から物音が…ひょっとして、
  泥棒か?」
女「オウ!? そこにいるのは誰デスか!?」
男「それは俺のセリフだよっ!」
女「ちょっと味噌を舐めに来てただけデス…後生だから
  見逃してほしいデス…」

74: 2008/04/03(木) 02:28:14.08ID:ZpKY83rp0
女「イヤッハー! 今日のオカズは茄子の漬け物デス!
  大好物デース!!」
男「茄子に喜ぶ金髪少女…あ、ちょっと卑猥かもしんない」
女「秋茄子は嫁にドント・イートと言うデスが、今はハウス栽培で
  いつでも何でも食べれるデス! 『旬』を感じられなくなったのが
  たまに傷デスけどネ」

75: 2008/04/03(木) 02:31:31.71ID:ZpKY83rp0
女「このマグロはインド産デスか…日本近海のマグロは漁獲量が
  少なめな上に、世界中でスシブームが起きたせいで、マグロの
  争奪戦が起きてるらしいネ…」
男「マグロの将来を憂える女の子なんて、レアすぎる…」

76: 2008/04/03(木) 02:36:03.37ID:ZpKY83rp0
女「ぷはーっ! 農作業の後の冷えた麦茶は最高デス!」
男「泥んこになって帰ってきたと思ったら、農家の手伝いしてたのか」
女「男、見ててください! 日本のお米農家の未来は、私が守るです!」
男「むむっ! 女を見てると『日本男児としてこれでいいのか!?』という
  気持ちになるな」

77: 2008/04/03(木) 02:41:23.49ID:ZpKY83rp0
女「くあーっ! 茶道用のお茶碗で飲むコーラは美味いデスねぇ!」
男「ちょっ!? お茶碗をそんな風に使ったら、茶道やってる人に
  怒られるぞ!?」
女「今の茶道は、キリスト教原理主義者ほどではありませんが、
  決められた形式を守ることにこだわりすぎてるデス。自由を愛す
  国の私としては、どうも入門しづらいデスよ。でも美しい茶器で
  美味しいものを飲みたいという心は、負けてはいないデス!」
男「だからって、茶碗にコーラって…ねぇ?」
女「スライスしたレモンも浮いてるデス!」

78: 2008/04/03(木) 02:44:33.67ID:ZpKY83rp0
女「日本人のくせに外国のマネばっかりして、恥ずかしく
  ないですか!? 日本には自分が日本人であることを
  忘れた、外国かぶればっかりデス! 特にバブルの
  頃なんか、見ているこっちが恥ずかしくなったデスよ!」
男「あのう…女は自分の顔、鏡で見たことある?」

79: 2008/04/03(木) 02:47:34.72ID:ZpKY83rp0
女「おっとっと、エキサイトするとスムーズなジャパニーズ・
  スピーチになっちまうデス。私がどこの国のピープルか、
  忘れちまうとこでしたネ」
男「もはや国籍不明になってきたな」

80: 2008/04/03(木) 02:51:47.57ID:ZpKY83rp0
女「面! 胴! 小手ェーッ!」
男「女は気がつくと日本グッズ買ってきてるよな。今度は竹刀か」
女「足! 目潰し! 刀投げェーッ!」
男「ちょっ!? もはや剣道じゃないから!」
女「戦場で、これから頃す相手に礼などしてられるデスか!?
  私だったら相手が頭を下げた瞬間に、頭蓋を叩き割るデス!!」
男「フリーダムすぎるだろ、女の思考…」

83: 2008/04/03(木) 02:57:02.86ID:ZpKY83rp0
女「愛と憎しみは表裏一体デス。日本を愛するがあまり、
  日本の欠点も見えてきてしまうデス…。愛ゆえに盲目に
  なることだってできますが、しかし、それは危険デス!」
男「とうとう日本語でミュージカル始めちゃったよ」

88: 2008/04/03(木) 03:04:49.16ID:ZpKY83rp0
女「我流で竹刀を振り回していたら、剣道をやってる人に怒られたです…」
男「そりゃまあ怒られても仕方ないわな」
女「まぁ戦国時代の戦場では、刀なんて首を獲る時ぐらいにしか
  使われてなかったデス。基本は鉄砲、弓、石つぶて等の遠距離
  攻撃で敵を弱らせておいてから、何メートルもある長槍を使って、
  ひたすら突きまくって戦ってたわけデスよ」
男「また出たよ、戦国時代オタク」
女「それに我が国では、古来より剣より鉄砲が強いデース」
男「飛び道具を使うとは卑怯者め!」
女「『勝てば官軍』…んん~、現実は非情デス」
男「腹黒いなぁ女は…」

91: 2008/04/03(木) 03:10:40.27ID:ZpKY83rp0
女「何やら日本には『空気』という独裁者がいて、そいつの命令に、
  多くの人々が強制従事させられていると聞きましたデス。自由の
  国からの留学生として、独裁者は放っておけないね! 必ず
  見つけ出して倒してやるデス!」
男「えぇと、まず『擬人法』の説明から始めようか」

92: 2008/04/03(木) 03:13:57.32ID:ZpKY83rp0
男「よいではないか、よいではないかぁ」
女「ノー!」
男「な、何だってー!?」
女「この私を『ノーと言えない日本人』だと思わないでもらいたいデス!
  セクハラで訴えるデスよ!? 訴訟大国の紋所が目に入らないか
  デス~!!」
男「向こうの女の子は水戸黄門がいなくても、悪代官を倒しそうだな…」

93: 2008/04/03(木) 03:17:55.31ID:ZpKY83rp0
女「ほほう、これが日本のチアガールのコスチュームデスか」
男「巫女さんとチアガールって、何か似てるよな。見てると
  元気が出てくるし」

94: 2008/04/03(木) 03:23:41.15ID:ZpKY83rp0
女「関孫六と菊一文字を買ってきたデス!」
男「とうとう刀にまで手を出したか!? いよいよ我が家系も破産か…」
女「戦国時代や幕末に刀を作ってたメーカーが、今では包丁を作ってるん
  デスネ! 刀に比べれば安いから、ついつい買ってきちゃったデス!」
男「それでも出費には変わらないよなぁ…」

96: 2008/04/03(木) 03:29:11.22ID:ZpKY83rp0
男「時々『デス』とか『ネ』がひらがなになってる時があるけど、
  あれは何?」
女「う~むむ、どうやら寝惚けると日本人に戻ってしまうようデス…」
男「やっぱり日本人だったんだな!? このエセ外国人め!」
女「ちょっ!? 早とちりはやめるデス! 今のはイージーミスネ!
  ミフネはサムライ!
  そもそも、ひらがなとカタカナと漢字という、三種類の文字を
  同時に使いこなせってことが、世界的に見ても異常なんデス!
  グローバルスタンダードはアルファベット一種類だけネ!」
男「口論になると絶対に引かない…ここら辺はまだまだ日本人化
  してないな」

97: 2008/04/03(木) 03:33:34.78ID:ZpKY83rp0
女「はやくジュウドーをマスターして、大雪山おろしを試してみたいネ!」
男「それってジュウドーの技だっけか?」
女「他にもジュウクンドーとかガン=カタとか、マスターしたい技が多くて
  大変デス…」
男「今まで女が口にした武道って、どれもフィクションの奴なんだが…」

98: 2008/04/03(木) 03:37:25.87ID:ZpKY83rp0
女「今宵の虎徹は血に餓えてるデス…」
男「女って、時々こわいぐらいに血の気が多くなるよな」
女「歴史的に見ても、我が国は血で血を洗うような戦いを繰り返して
  きましたから…。これは私に流れる血の問題デス」
男「二人で何回『血』って言ったのか、わからなくなってきた」

100: 2008/04/03(木) 03:42:04.16ID:ZpKY83rp0
女「語学学校でバイトしてみようと思うデス」
男「女は英語も日本語も流暢に話せるもんな。生徒に
  日本語で質問されてもすぐ答えられるような、そんな
  英語教師になれると思うよ」
女「はい? 何を言ってるデスか? 私は日本語教師に
  なるデスよ?」
男「え?」

101: 2008/04/03(木) 03:50:26.21ID:ZpKY83rp0
男友「TOEICの成績が上がったぜ! これで英語もますます
   上達するなw」
女「国際社会では英語を話せるのは当たり前デス。ニューヨークや
  ロンドンで『私は英語が話せます』と言ってご覧なさい、すぐに
  笑いものになるだけデス」
男友「は、はい…?」
男「また女のウンチクが始まったか…こうなったら止められない」
女「そもそも日本人に語学力よりも必要なのは、外国人を相手に
  しても縮み上がらない度胸デス! 私みたいな女の子に詰め
  寄られて、一言も返せないなんて情けないネ! 武士としての
  鍛練が足らんデスよ!」
男友「す、すみませぇん…」
女「何デスかその腑抜けた返事はっ! 口で糞を垂れる前にサーと
  言うデス!!」
男「ひょっとして、女は単にサディストなだけなんじゃないか…!?」

102: 2008/04/03(木) 03:57:00.21ID:ZpKY83rp0
女「向こうでもフェミニズムが『過ぎたるは及ばざるがごとし』なのか、
  女性が強くなりすぎたんじゃないかという意見も出てるデス…」
男「論理と感情と日本文化と外国文化の四刀流で男友をめためたに
  した反省は、それなりにしてるみたいだな…」
女「泥沼化したベトナム戦争前後にも、反戦映画や反戦音楽がたくさん
  作られたデス。反省する能力はあるデスよ。でも時々、反省したことを
  忘れちゃうデス」
男「それじゃ駄目じゃん」

103: 2008/04/03(木) 04:05:24.05ID:ZpKY83rp0
女「う~ん、中の人の調子がおかしいネ」
男「中の人?」
女「ここが『気軽に読める新ジャンルスレ』だということを
  忘れがちデス」
男「ここは俺の家だけど?」
女「寝惚けて内容の軽い短文ばかりになるなら、まだわかる
  デス。でも寝惚けてディープな話題ばかり詰まった長文
  ばっかり書くようになるなんて、おかしいデス」
男「女が変な電波を受信してしまったようにも見える…」

104: 2008/04/03(木) 04:10:27.66ID:ZpKY83rp0
女「変な雰囲気になってきたデスし、そろそろ私が刃物を持って
  笑みを浮かべながら、男に切りかかる時期デスか?」
男「ヤンデレを誤解しないでくれ!」

105: 2008/04/03(木) 04:13:48.89ID:ZpKY83rp0
女「アニメやマンガは説教臭いテーマを用意する以前に、
  娯楽として面白いものであるべきデス!」
男「さっきまで説教臭いセリフ連呼してたお前に言えた
  セリフか?」
女「ついつい『世界の警察官モード』が発動しちまったネ」
男「うわー、うっとうしい」

110: 2008/04/03(木) 04:19:21.93ID:ZpKY83rp0
女「なんというか、こう…ウンチク萌えマンガのウンチクばかり
  増えてきて、しかもウンチクで人気が出たから、作者も
  調子に乗っちゃって、いつの間にか萌えよりもウンチクの
  方が長くなってたデス。最終的にはウンチク+挿絵の
  ライトノベルみたいになってたデスよ」
男「たとえ方が重度のマンガオタクだな」

112: 2008/04/03(木) 04:22:30.78ID:ZpKY83rp0
女「ハンカチ王子とか、ハニカミ王子とか、何か違和感が
  あるデスネ」
男「それは俺も思ってたよ」
女「そこで提案デス! やはり日本人には、王子という
  言葉より、武将という言葉の方が馴染んでるデス!
  だからハンカチ武将とか、ハニカミ武将とか
男「うわっ!? ハンカチ王子やハニカミ王子に脳内で
  ヒゲが生えた! 何だこの武将のイメージは!?」

114: 2008/04/03(木) 04:37:36.76ID:ZpKY83rp0
女「こ、この時期に浴衣は寒いデス…」
男「無理して着ることはないって」
女「ここで『暖めてください』というのがラブコメのお約束ネ!」
男「あのー、ネタばらししちゃうと興ざめだからね?」

115: 2008/04/03(木) 04:41:22.30ID:ZpKY83rp0
女「アゥ! また滲んじゃったデス!」
男「箸は上手に持ててたのに、どうしてペン使うのは下手なんだ?
  …って、筆ぇ!?」
女「今や『バガボンド』の作画は、ほとんど筆で行われています。
  私もそれに習って、常に筆を使うデス」
男「さすがに日常の物書きの全てを筆でやるのは、『バガボンド』の
  作者でもやらないだろ…」

116: 2008/04/03(木) 04:45:41.51ID:ZpKY83rp0
女「私の作った筆も、なかなかのものデス…ふふふ」
男「まさか筆を自作するレベルにまで達するとは思わなかった」
女「近所の親切な犬に、毛を提供してもらったネ」
男「隣の家のポチ、なぜかハゲてるなと思ったら女のせいか!」

118: 2008/04/03(木) 04:56:54.46ID:ZpKY83rp0
女「どうも私は血気盛んな所がたまに傷デス。というわけでこの
  血潮を静めるため、日本伝統の座禅をやってみることにしたデス」
男「まぁ妥当な判断だと思うよ」
女(落ち着くデス…心を落ち着かせるのデス…)
女(明鏡止水の境地デス…一点の曇りもない鏡や、静止している
  水のように…えぇと、次の行は何でしたっけ?」
女(ああもう! 明鏡止水の意味がわからなくてイライラしてきたデス!)
女「くああ~っ! 座禅なんてやってられるかデス!」
男「10分も持たなかったか…」

120: 2008/04/03(木) 05:00:20.18ID:ZpKY83rp0
女「日本に来たからには、『ちゃぶ台返し』というものを
  やってみたいデス! あれこそ円満な家庭でしか
  できない、仲良しファミリーの象徴ネ!」
男「どこをどう誤解したら、『ちゃぶ台返し』にそんなイメージを
  抱けるんだ? あれって家庭内暴力みたいなものなんだけど」
女「ドメスティックバイオレンスでしたか!?」

121: 2008/04/03(木) 05:07:07.42ID:ZpKY83rp0
女「外国では海苔は『紙みたい』と言われて、受け付けない地域も
  あるデス」
男「確かに日本人以外から見たら紙に見えるかもなぁ」
女「こんなにシャリシャリして美味しいのに…うあっ? 歯の裏に
  くっついちまったデス! 男、ちょっと取って頂戴ネ!」
男「年頃の女の子の口ん中に指突っ込むのは、気が引けるなぁ」
女「ドント・ビー・シャイ! 英語学習も、歯の裏にくっついた
  海苔を取るのも、恥ずかしがってたらできないデース!」
男「ちょっと待て、その二つを一緒にするのはおかしい」

122: 2008/04/03(木) 05:11:06.91ID:ZpKY83rp0
女「ふふふ~、私のブログのヒット数、着々と伸びてきたデース♪」
男「どんなブログ?」
女「わわっ!? 男は見ちゃ駄目デス!」

『ダーリンは日本人』

男「このタイトル、有名なコミックエッセイをパクってないか?」
女「…え? もっと違うところにツッコミを入れてほしかったデス…」

123: 2008/04/03(木) 05:15:34.70ID:ZpKY83rp0
女「青もない…ピンクもない…緑もない…」
男「何か探してる買い物でもあるのか?」
女「おかしいデス。アニメで見た日本の国には、色とりどりの
  髪の色をした人達が
男「まずは二次元と三次元の区別がつけられるようになろうか」

124: 2008/04/03(木) 05:20:14.54ID:ZpKY83rp0
女「かぁ…めぇ…はぁ…めぇ…」
男「わっ!!」
女「ひゃああっ!? 何するデスか男! もう少しで
  かめはめ波が出せそうだったのに!!」
男「『恥』という概念が薄い人種は、ここら辺が大胆だなぁ」

125: 2008/04/03(木) 05:23:50.69ID:ZpKY83rp0
女「この豆腐は大豆製で、豆腐にかける醤油も大豆製ネ…
  大豆に大豆をかけるなんて、よく考えてみるとおかしいデス」
男「そう言われるとそうだなー」
女「大阪の人がお好み焼きをおかずにご飯を食べると、炭水化物に
  炭水化物を合わせるなんて変だと言われるデス。でも日本人は、
  もっと根本的な所で大豆ばかり食べてるデス」

126: 2008/04/03(木) 05:29:41.07ID:ZpKY83rp0
女「くんかくんか…」
男「お、おい? いきなり顔近づけて何すんだよ? 息が…」
女「ちゅっ」
男「んん~っ!?(大胆すぎる!!)」
女「…ぷふぅ、やはり私の予測は当たっていたデス」
男「な、何が?」
女「男のキスも大豆の味です! 日本人は大豆でできてるデス!」
男「さっきまで豆腐食べてたんだから、大豆の味して当然だよ!」

127: 2008/04/03(木) 05:34:21.81ID:ZpKY83rp0
女「そうだ男、私のキスの味はいかがでしたか? こっちに来るまでは
  ハンバーガーやコーラの味がしていたかもしれませんデスが、ここ
  最近は私も大豆の味に近づいてきたはずデス」
男「女も豆腐食べてたんだから、大豆の味だろうな…(頭が真っ白で
  味わうどころじゃなかったけど)」

129: 2008/04/03(木) 05:41:07.30ID:ZpKY83rp0
女「大変デス男、ニュースデス!」
男「そんなに慌ててどうしたんだ?」
女「『人間は豆腐の角に頭をぶつけて氏ねるのか?』という
  日本人にとって永遠のテーマが、マサチューセッツの
  スーパーコンピューターによって解析されたんデス!」
男「スーパーコンピューターの無駄遣いと正にこのこと」
女「ハハ~ン、引っかかったデスネ男♪ 今日はエイプリル
  フールデスっ」
男「エイプリルフールはもう終わってるぞ?」
女「なっ!? ちょ、ちょっと、持病の時差ボケが…」

132: 2008/04/03(木) 05:49:58.71ID:ZpKY83rp0
女「日本のアニメは、私に多くのものを与えてくれたデス…特に
  アニソンの影響は欠かせないネ! 『夢色チェイサー』の
  『倒れるまで 走るくらい 熱く生きて みたいから』~♪ なんて、
  私の座右の銘デス!」
男「だからぶっ倒れるまで夜更かししてたのか」
女「男も朝まで付き合ってくれて、嬉しかったデス! 日本人の
  忍耐力は異常ネ! このHENTAIマゾヒストめ!」
男「それ、ほめ言葉なのか…?」
女「寝不足で精神崩壊しそうにもなったけど私にとって忘れられない
  一夜になったデス…」

134: 2008/04/03(木) 06:05:54.46ID:ZpKY83rp0
女「ねぇ男、おやすみのキスが欲しいです」
男「んっ…」
女「んん~…ぷはっ。あれ? キスしてる間に
  朝になっちゃったデスね。おはようのキスも
  お願いデス」
男「策略家だなぁ…んん…」
女「…んはぁ…中毒になってきたネ…。二度あることは
  三度あるデス、神様、仏様、もう一度だけお願いネ!」
男「仏の顔は三度まで、だ」
女「ええ~? ケチィ!」
男「ケチは日本の美徳です」

135: 2008/04/03(木) 06:14:55.97ID:ZpKY83rp0
母「ええっ!? 女ちゃんと一緒に寝てたの!?」
男「話し込んでたら朝になっちゃっただけだってば!」
女「『寝てた』という日本語には複数の意味があるデス。
  この場合は
父「やったのか!?」
男「ごはあっ!? 質問が単刀直入すぎるよ父さん!!」
女「かっ、勘違いしないでほしいデス! 男の短刀は、私に
  直入されてないデス!!」
男「人様の息子を短刀って言うな!」
父「そうだそうだ! 俺の大きさが遺伝したなら、息子の息子は
  短刀とは言えないぐらいの大きさになるはずだ!」
母「親子そろって日本の恥を晒すのはやめなさい!!」

146: 2008/04/03(木) 12:08:15.12ID:ZpKY83rp0
女「うわああ、何てぇこったデス!」
男「?」
女「昨日…というか今朝までに書いた文章を読み返してみたら、
  誤字脱字ばっかりネ! 恥ずかしくて顔からファイヤー出ちゃうデス!」
男「ラブレターでも書いていたのかな?」
女「まぁ、それだけ即興で書けていたと思えば…ちなみにラブレターの
  送り先は、日本デス! 日本のことを想いながら書いたネ!」

149: 2008/04/03(木) 12:59:23.20ID:h5YiPWhU0
女「お好み焼きうめーデス!」
男「女は本当に食べるのが好きだなぁ」
女「へっへっへ。あっしには、働くこと以外は三度のメシ
  ぐらいしか道楽がありませんデス」
男「高度経済成長期を支えたサラリーマンみたいな口調に
  なってないか!?」

150: 2008/04/03(木) 13:03:35.17ID:h5YiPWhU0
男「女のブログには日本食のことばかり書いてあるなぁ」
女「この私を食い意地のはった食いしん坊だと、思って
  もらっちゃこまるデス! 武士は食わねど高楊枝デス!」
男「お腹もポンポンにはってるくせに」ポンポン
女「ひゃあ!? セクハラはやめるデス! 訴えるデスよ!?」

151: 2008/04/03(木) 13:08:07.54ID:h5YiPWhU0
女「センバツは面白いデスねぇ」
男「朝からぶっ続けで見てるよな」
女「そりゃもう私はベースボール発祥の地から
  来たわけデスから、面白く見れて当然ネ!」

152: 2008/04/03(木) 13:13:06.18ID:h5YiPWhU0
男「ブログにさっき食べた昼ご飯のことがアップされてる。
  なんというリアルタイム更新」
女「あぁもう、うるさいデス! そんなに私を食いしん坊
  キャラにしたいデスか!?」
男「だって事実、食いしん坊
女「こうなったら炎上するかしないかギリギリの、際どい所を
  突きまくった政治ネタを連発して、私のインテリジェンスって
  ものを見せてやるデス!」
男「ごめんなさい謝るから自重してください」

153: 2008/04/03(木) 13:26:12.06ID:h5YiPWhU0
女「むむっ!? くっ! うう…!」
男「あぐらかいたまま悶絶して、どうしたんだ?」
女「座禅をしながらブログを更新しようとしたデスが、
  どうにもできないネ…一石二鳥を狙ったのに」
男「二兎追う者は一兎も得ず」
女「ニト追う者はイットイズ?」

154: 2008/04/03(木) 13:34:32.12ID:h5YiPWhU0
女「朝まで私の相手してくれた男に、重大なネタバレ情報を
  教えてやるデス!」
男「頼まないでも言ってくるのがアメリカ流だよな」
女「何を言ってるデスか? 実は私は一度も、自分から『私は
  アメリカ人デス』と断言したことはないデスよ?」
男「何…だと…!?」
女「そりゃまあアメリカ人っぽさを匂わせたりもしましたデスが、
  詳細は闇の中ネ! 日本語の曖昧さを思い知るがいいデス!」

155: 2008/04/03(木) 13:39:20.95ID:h5YiPWhU0
男「>>68で『これこそアメリカ流投資術ネ!』と
  女が言ってるわけだが」
女「日本人だってアメリカ流投資術をやってるネ」
男「むう、ああ言えばこう言う」
女「それと、パラレルワールドの私はアメリカ人
  宣言してるかもしれないデスが、少なくとも
  この世界の私はアメリカ人宣言してないデス!」
男「SFの本場の話は複雑すぎてよくわからん」

156: 2008/04/03(木) 13:46:44.83ID:h5YiPWhU0
女「『ろくろ倶楽部』を買ってきたデス! ろくろを回して
  茶碗作るデス!」
男「『ろくろ倶楽部』って誰が買うのかと思ってたが、
  女みたいな物好きが買うんだな」

158: 2008/04/03(木) 13:51:10.68ID:h5YiPWhU0
女「男の好きなファストフードは何ですか?」
男「ファストフード? ハンバーガーとかかな?」
女「私が一番好きなファストフードは、スシデス!」
男「寿司ってファストフードだったっけ!?」
女「江戸っ子にとってはファストフードだったデス」

160: 2008/04/03(木) 13:55:42.26ID:h5YiPWhU0
女「自主制作で映画を撮ることにしたデス!」
男「エネルギー有り余ってるなぁ。どんな映画?」
女「宇宙を支配しようとするスシの暗黒卿に、時代劇の
  武士が光る日本刀を使って立ち向かう
男「スターウォーズじゃないか!」
女「スシをひっくり返してシスにしたり、時代劇をなまらせて
  ジェダイにしたり、そこら辺は本当のことデスよ?」
男「そう言われてみると、ライトセーバー使ってやってることは
  チャンバラだな」

161: 2008/04/03(木) 14:01:03.13ID:h5YiPWhU0
男「今日の体育は柔道か。着替えるのめんどくさいなー」
女「ひゃああ!? 命だけはお助けをデス!」
男「どうした?」
女「カラテ、ジュウドー、カンフーは東洋の神秘ネ! 屈強な
  ボディーガードでも太刀打ちできないデス!」
男「アクション映画の見すぎだと思う」

164: 2008/04/03(木) 14:05:32.82ID:h5YiPWhU0
女「私もジュウドーやるデス! 覚悟しやがれデス!」
男「ちょっ!? そんなに密着されたら…え?」

ゴリッ

男(女の懐の中に、やけに硬くてゴツゴツしたものが入っていた
  ような…まさか拳銃か? いや、そんな訳ないよな…)

165: 2008/04/03(木) 14:09:40.44ID:h5YiPWhU0
女「この私としたことが、スモーレスリングを忘れるところだったネ!」
男「今度はどんな間違った知識が披露されるのか!?」
女「デーモン小暮閣下にスモーを教わってくるデス」
男「デーモン小暮閣下は相撲大好きで、NHKで解説をやるほどだから
  間違っていない! しかし、何かが決定的にズレている!」

166: 2008/04/03(木) 14:19:06.69ID:h5YiPWhU0
歌舞伎妹「イヨォォォォオッ! 紅毛碧眼の異邦人、よくぞ日本に
      来なすったァ! 日本に来て歌舞伎を見ずば、帰ること
      まかりならねェ!」
黒子(鼓を)ポン!
女「いよっ! 待ってましたデス! 妹屋! 千両役者!」
歌舞伎妹「一世一代の名演舞ゥ! とっくりィ…ア、見・や・が・れェ~!!」
黒子(鼓を)ポポン!
女「ブラボー!…おお、ブラボー!」
歌舞伎妹「てやんでぇベラボーめぇ! ブラボーもいいが、日本に来た
       からにゃァ、ベラボーと言ってくんねェ!!」
黒子(鼓を)ポン!
女「ベラボー!…てやんでぇ、ベラボー!!」

167: 2008/04/03(木) 14:29:44.27ID:h5YiPWhU0
仏教クール「海を越え、仏門の扉を叩きに参じたというのか…見上げた
        心得だ。これも何かの縁、一日だけでも禅の世界に
        浸ってみるといい」
女「オォ…座禅でユニヴァースを感じるネ。ワン・フォー・ユニヴァース、
  ユニヴァース・フォー・ワン」
仏教クール「禅の世界に入門するわけだから、せっかくだから剃毛も
        試してみるか? 上の毛は無理でも、下の毛だけでも
男「国際問題に発展するから剃毛だけはやめれ!」
女「はい? もう剃ってるデス。向こうじゃ剃毛はエチケットなのデス」
男「止めに入った俺が馬鹿みたいじゃないか…っ!」

168: 2008/04/03(木) 14:38:59.98ID:h5YiPWhU0
女「外国人力士が徐々に増えているんデスし、いっそのこと
  スモーのワールドカップでも開いたらどうデスか?」
男「凄く楽しそうだけど、そのアイディアは色んな方面から
  怒られそうだな」

169: 2008/04/03(木) 14:40:08.35ID:h5YiPWhU0
女「外国人力士が徐々に増えているんデスし、いっそのこと
  スモーのワールドカップでも開いたらどうデスか?」
男「凄く楽しそうだけど、そのアイディアは色んな方面から
  怒られそうだな」

177: 2008/04/03(木) 16:00:40.20ID:h5YiPWhU0
女「世の中にはネ、イエスとノーだけでは割り切れない
  物事があるんデスよ」
男「女って、世界で最もイエスとノーをはっきりさせる国で
育ったんじゃなかったっけ?」
女「ノー、違うデス。そこまで単純でおバカな国だと思って
  もらっちゃこまるデス」
男「今、真っ先に『ノー』って言ったよね?」
女「あ」

178: 2008/04/03(木) 16:01:49.32ID:h5YiPWhU0
女「私はあなたを愛してるデス! 私にはあなたが必要デス!」
男「うわわっ!? 恥ずかしすぎてドキドキする告白だな…!」
女「アイラビューとアイニージュを直訳しただけデスよ?
  英語圏ではよくあることデス」

179: 2008/04/03(木) 16:07:15.51ID:h5YiPWhU0
ら女「PCがうまく動かないデス。これはもう、二号機メカの
  登場フラグと考えてよろしいデスね?」
男「一時的にネットに書き込めなくなったぐらいで、
  新しいPCを買うほどウチは金持ちじゃないよ」
女「おかしいデスねぇ、それでもかつてはエコノミック・
  アニマルと呼ばれ恐れられた、経済国家の末裔デスか?」
男「オークションでゴッホの『ひまわり』を落札した会社と、
  ウチを同列に並べてもってはこまる」

180: 2008/04/03(木) 16:14:09.00ID:h5YiPWhU0
女「今一瞬、私が『ら女』になっていたような気がするデス」
男「『ら』がカタカナだったらフランスっぽかったよな。ラ・マル
  セイエーズみたいな」
女「フランスといえば日本のアニメ『UFOロボ グレンダイザー』が
  大人気だったデス。視聴率100%を記録した時だってあるデス!」
男「UFOロボすげぇ! 日本より外国で人気が出てるな」

182: 2008/04/03(木) 16:20:27.05ID:h5YiPWhU0
女「『ら女』は『裸女』、つまりヌードだったかもしれないデス」
男「なぜ俺の前で脱ごうとする」
女「何を隠そう、ヌードモデルの本場といえば、ヨーロッパの
  絵画界ネ! 『おっOいがなければ画家にならなかった』という
  発言を遺した画家もいるデス!」
男「えぇい、今こそ女に日本の伝統美『チラリズム』を教えてやる!」

184: 2008/04/03(木) 16:26:25.53ID:h5YiPWhU0
男「テレビが白黒になってる。もう何年も使ってるから、とうとう
  壊れたのかな?」
女「初期の黒澤映画を観てるだけデス。男も一緒に観るデス!」

186: 2008/04/03(木) 16:29:24.46ID:h5YiPWhU0
女「映画を観る作法といえば、片手にコーラ、左手にポップ
  コーン。そして隣には、愛しい男デス!」
男「聞いてて気恥ずかしくなるセリフだが、二人で観ている
  映画が白黒の時代劇っていうのも、何だか壮絶な違和感が
  あるな」
女「ミフネ危ない! 後ろ後ろー!」

187: 2008/04/03(木) 16:34:47.88ID:h5YiPWhU0
女「うわあああん、ミフネが、ミフネがぁ…!」
男「外国の女の子が時代劇で感動してくれるなんて、何だか
  嬉しくなるな…よしよし、ミフネにお線香あげてやるから、
  泣きやみな」
女「はいデス…ぐすっ、ひっく…」

190: 2008/04/03(木) 16:48:47.08ID:h5YiPWhU0
女「かつてはこんなに素晴らしい映画が日本では作られて
  いたのに、今の体たらくは見ちゃいられないデス…」
男「人材が実写よりもアニメに流れがちだからな…」
女「サムライもいないデス…別に刀をさして、ちょんまげを
  結ってほしいとまでは言わないデス。でも、心までは…
  サムライスピリッツまでは、失ってほしくないデス!」
男「武士の魂、か…もうマンガの世界にしかないと思ってた」
女「サムライがいないならば、男が…男が私のサムライに
  なってください!」
男「…それは難しいお願いだけど、やれるだけやってみるよ」
女「ほんとデスか!? 武士に二言はないネ!? 約束
  破ったら切腹デス!」
男「いきなりペナルティー厳しすぎないか!?」

191: 2008/04/03(木) 16:55:47.92ID:h5YiPWhU0
女「サムライというのは格好いい響きデスが、要はショーグンの
  下働きデス。男が私のサムライなら、私は男のショーグンデス!」
男「ちょっ!? 謀ったな女ァ!」
女「はかた? 塩の名産地デスか~?」
男「女の語学力なら、『謀ったな』ぐらいわかるだろうにっ」
女「ショーグンである私に口答えするとは、不埒千万デス!
  そぉれ、切腹切腹ゥ!」
男「スーパー下克上タイム!」
女「なっ!? 乱心したデスか男! きゃあっ!? そこは駄目デス~!」

193: 2008/04/03(木) 17:12:09.83ID:h5YiPWhU0
女「東洋の神秘であるジュウドーの寝技をかけられたら、
  勝てるわけないデス…私のサムライになったかと思えば、
  ジュウドーマスターに…変幻自在な男は、ニンジャなのかも
  しれないネ…。それと情熱的なキス、ごちそうさまでした」
男「いちいちごちそうさまって言わんでもよろしいっ(///)」
女「美味しいものをもらったら、感謝するのが礼儀作法デス!」

197: 2008/04/03(木) 17:36:10.78ID:h5YiPWhU0
女「アメリカで出会った白人の音楽と黒人の音楽が
  混ざり合い、新しく生まれたのがジャズなのデス…」
男「ウンチクの語り方も心なしかジャズっぽいな」
女「ジャズには歌詞もなければ、特にこれといった
  意味もないデス。今の日本に蔓延する、押し付け
  がましい感動なんてないデス。さぁ男、一緒に
  ジャズを聞きながらゴロゴロするデス」
男「何だか眠くなってきた…って、あれ? 気がつけば
  添い寝の体勢になってる」
女「計画通りデス!」

199: 2008/04/03(木) 17:53:59.16ID:h5YiPWhU0
女「アニメの浸透率って、男が思ってるよりも高いデスよ」
男「どんなもんかな? ちょっと聞かせてみ」
女「イラクの砂漠でM1戦車を乗り回し、120ミリ砲を
  ぶっ放す兵士マイケルの好きなアニメは、『ナース
  ウィッチ小麦ちゃん』デス」
男「今の一言で戦場の狂気を感じた」

201: 2008/04/03(木) 18:04:09.18ID:h5YiPWhU0
女「ブラックデビル! ブラックデビル!」
男「どうした女!? 落ち着け! 我が家を破壊するな!」
女「ファッキンコックローチ! ファッキンコックローチ!」
男「ゴキブリか!? もういないぞ!」
女「アパーム! ナパーム持ってこい! アパーム!」
男「俺の家ごとゴキブリを焼くつもりかよ!? ノーだ! ノーだ!
  ノーだ!!」
女「…はぁ、はぁ…取り乱しちゃってアイムソーリーなのデス…」
男「エクソシストを呼ぼうかと思うほど取り乱してたよ」

203: 2008/04/03(木) 18:10:59.93ID:h5YiPWhU0
女「私が向こうに居た時、ゴキブリ相手にショットガン
  ぶち込んだら、パパとママに氏ぬほど怒られたネ」
男「それは怒られて当たり前だと思います」

208: 2008/04/03(木) 19:21:36.54ID:h5YiPWhU0
女「ノー! ノオオ~!」
男「風呂場からバスタオル一枚で飛び出してきて、どうしたの?」
女「シャンプーが目に入ってトゥーマッチペインなのネ! 日本の
  シャンプーは化け物デス! ケミカルウェポンなのデス!」
男「シャンプーが目に入ったら痛いのは世界共通だと思うぞ」

210: 2008/04/03(木) 20:02:04.70ID:h5YiPWhU0
女「ご飯に納豆、卵、山芋、きざみ海苔、ゴマ、カツオブシ…ふふ、
  とうとう完成したデス! これぞ究極のご飯ネ!」
男「地震が起きたらトッピングがこぼれちゃいそうだな」

211: 2008/04/03(木) 20:09:14.34ID:h5YiPWhU0
女「ブッダとキリストの共同生活を描くハートフルコメディー
  『聖☆お兄さん』を思い出したって言われたデス!
  わぁい、名誉なことデス!」
男「名誉なのかなぁ?…で、どうすんの?」
女「私がキリスト役をやるから、男はブッダ役をやって頂戴ネ」
男「その遊び、絶対に日本以外でやっちゃ駄目だよ?
  宗教上の理由で襲撃されても文句は言えない」

212: 2008/04/03(木) 20:13:57.96ID:h5YiPWhU0
女「私がキリストなのデス!!」
男「うおおーい!? 絶対に混ぜちゃいけないネタとネタ
  組み合わせちゃった! 神をも恐れぬアニメオタクめ!」
女「私は…キリストになれないデス…っ!」
男「そうだよ、その通りだよ。頼むから自重してくれ」

213: 2008/04/03(木) 20:18:20.85ID:h5YiPWhU0
女友「ふぅん、あなたが留学生の女さんね。日本大好きで
   日本語もペラペラだって聞いてるわよ」
女「ペラペラだからといって、薄っぺらい日本語は使いませんデス」
女友「うまいこと言うのを狙えるってことは、かなりのものね」
女「どういたしまして」
女友「素でボケてるのか狙ってやってるのか、混乱してきたわ…」

214: 2008/04/03(木) 20:22:05.03ID:h5YiPWhU0
女友「女さんはいいわねぇ、ナイスバディーで。やっぱり
    外人さんだし、食べてるものが違うのかしら」
女「いいえ、私は和食を主食にしてるデス。だから食べ物の
  差が、発育の決定的な違いを生み出しているとは考え
  られませんデス」
女友「…グサリときたわ、今のクールな説明」

215: 2008/04/03(木) 20:27:35.06ID:h5YiPWhU0
女「日本には古来から、『スモール・イズ・ビューティフル』、
  つまり『小さきことは美しきかな』という考えがあるデス。
  だから発育不足だからといって、落ち込むことはない
  デスよ!」
女友(殺意の波動に目覚めそうだわ)

216: 2008/04/03(木) 20:31:08.07ID:h5YiPWhU0
女「これまで多くの日本ウンチクを披露してきて、日本
  オタクっぷりをアピールしてきましたが、別にウンチクを
  披露しなくてもいいということに気づいたネ」
男「つまり、どういうこと?」
女「私がこれだけ流暢に日本語を話してるだけで、十二分に
  日本オタクっぷりがアピールできてるデス! それに
  日本人の視点から見れば、外国人が日本語しゃべってる
  だけで面白いネ!」
男「とうとう日本人としての視点まで身につけたか」

219: 2008/04/03(木) 20:37:04.35ID:h5YiPWhU0
男「どうした女、お前の日本へのラブはその程度か!?」
女「くうっ、まだまだデス! 必ずや師匠を倒し、私が
  真の日本ラブの称号を手に入れてやるデス!」
男「…こんな感じでいいか?」
女「とってもよかったデス、東洋の神秘『師匠と弟子』ごっこ」

220: 2008/04/03(木) 20:42:38.84ID:h5YiPWhU0
女「ご飯に餡子デスかぁ? いくらご飯も餡子も美味しいからって、
  その二つを同時に食べようって発想は…うっ!? 美味いデス!
  これが『オハギ』デスかっ!」
男「リアクションがオーバーで面白いなぁ。次は何をたべさせようかな」
女「オゥ、餌付けされてるハトになった気分デス」

222: 2008/04/03(木) 20:47:12.66ID:h5YiPWhU0
男「どうして逆立ちしてるんだ?」
女「外人を逆から読むと、人外。つまり今の私はモンスターなのデス!
  キシャーッ!」
男「ごめん、全然怖くない。むしろちょっと可愛い」

224: 2008/04/03(木) 20:52:59.91ID:h5YiPWhU0
女「なっ、何ですかこれは!? 私の顔に、真っ赤な
  縦筋が三本…九尾のチャクラが噴出したデスか!?」
男「外国じゃナルトが大人気だが、それは違う。畳の上で
  昼寝してたから、畳のあとが顔についちゃったんだよ」
女「んも~、どうして起こしてくれなかったデスか男!」
男「起こしたら起こしたで文句言うくせに」

226: 2008/04/03(木) 20:57:35.65ID:h5YiPWhU0
女「男、見てくださいデス! 二刀流ね!」
男「よそ見してると危な
ガチャーン パリーン
女「…」
男「…」
女「二天一流奥義、硝子崩し!!」
男「かっこつけても駄目! 弁償だ弁償!」
女「オォゥ…現実は非情デス…」

228: 2008/04/03(木) 21:04:10.98ID:h5YiPWhU0
女「今度は周りの安全を確認して…二天一流、レディー・
  ゴーッ!!」
男「竹刀がすっぽ抜けて飛んでいかないか心配だ…」
ビシッ
女「アウチ!? 自分で自分を打っちまったデス!」
男「二倍の腕力と集中力がないと二刀流はできんわな」

231: 2008/04/03(木) 21:10:04.17ID:h5YiPWhU0
女「ワーオ、白装束デス! 氏を覚悟したサムライなのデス!」
男「あの暴走族、絶対にコケない低速で走ってるけどな」
女「氏を意識してないのデスか? それじゃ形だけの偽者ネ」

232: 2008/04/03(木) 21:13:43.92ID:h5YiPWhU0
女「『武士道は氏ぬことと見つけたり』と言われているデス。
  男も誠の武士になるために、試しに氏んでみてください」
男「試しに氏のうが、本気で氏のうが、二度と生き返れないわ!」
女「な、何デスって!? それはこまるデス…ずっと一緒に
  居てください…」
男(ウンチクを騙ってる時は賢く見えるが、アホの子に見える時も
  多々あるなぁ…)

233: 2008/04/03(木) 21:15:39.92ID:h5YiPWhU0
女「ウンチクを『騙る』デスって!? せめて『語る』といってほしいネ!」
男「俺の心が読まれた!?」
女「これこそ日本の伝統、以心伝心デス」
男「何かもう伝統を通り越して妖術になってないか?」

236: 2008/04/03(木) 21:25:38.68ID:h5YiPWhU0
女「アワワワワ
  アワワワワワワ
  アワワワワ」
男「何かと思えば五・七・五になってるじゃないか」
女「日本のホラーは恐ろしいデス! 悪魔とか殺人鬼が襲って
  くるなら、まだわかるデス。でも、霊が追いかけてくるって、
  何ですか!? 霊なんて西洋人の思考の外の存在デス!」
男「理解不能なものほど恐いものはないよなぁ」
女「私も悪い霊に教われないように、体中にお経を書くデス!
  男、協力してくれますネ!?」
男「耳なし芳一プレイとはマニアックな」
女「プレイじゃないデス、デッドオアアライブなのデス!」

238: 2008/04/03(木) 21:32:01.57ID:h5YiPWhU0
男「片手にピストルのおもちゃなんて持って、どうしたの?」
女「心には、花束があるデス」
男「沢田研二の『サムライ』か!」
女「そうデス、ちなみに作詞は阿久悠ネ」

241: 2008/04/03(木) 21:40:04.25ID:h5YiPWhU0
女「納豆卵山芋きざみ海苔ゴマカツオブシご飯がお腹の中で
  消化されて栄養に変わってきて、気持ちよくて眠くなって
  きちゃったデス…」
男「早口言葉みたいなご飯だな。落語の寿限無かよ」
女「寿限無なら全て暗唱できるデス。やってみましょうか?」
男「頼んでない頼んでない」

244: 2008/04/03(木) 22:02:19.13ID:h5YiPWhU0
女「…」
女「…」
女「…」
男「なぁ
女「話しかけないで頂戴ネ! 今、プチプチを潰すので
  忙しいのデス!」
男「駄目だ、完全に中毒になってやがる」

245: 2008/04/03(木) 22:08:44.65ID:h5YiPWhU0
女「プチプチを潰しすぎて腱鞘炎になっちゃったデス…
  炎症起こしてバーニングフィンガーとは正にこのことネ」
男「腱鞘炎が治るまでプチプチ禁止な」
女「ええ~!? 自由を制限するのはやめるデス!」
男「自由よりお前の指の方が大事だろうが!」
女「オゥ…ちょっとキュンときたネ。リピートお願いデス」

247: 2008/04/03(木) 22:16:36.22ID:h5YiPWhU0
『神キター!』

女「日本には八百万の神々がいると聞くデス。きっとこの掲示板にも、
  神がいるのデスネ」
男「うーん、それはちょっと違うと思う」

250: 2008/04/03(木) 22:29:19.95ID:h5YiPWhU0
女「もう輸入や翻訳を待つ必要はないデス! 読みたい日本の
  マンガを、読みたい時に買える。こんなに嬉しいことはないデス!」
男「『ネット経由で発売日にダウンロードした』とか言わないところが、
  良心的なオタクだよなぁ」
女「マンガの作者に大きなリスペクトと、ちょっとしたお金を送るため、
  私はマンガのダウンロードなんてしないのデス! たとえ家系が
  圧迫されても、気にしないネ!」
男「圧迫されてるのは女の実家じゃなくて、俺の家なんだが…」

252: 2008/04/03(木) 22:36:16.43ID:h5YiPWhU0
女「フォローミー男、ちょっとこのBBSを見てくださいデス」
男「何か面白いもんでも見つけたかぁ?」
女「同じIDの人が、24時間の間にほぼ無休状態で書き込み
  まくってるデス。さすがカローシの国、日本! 日本の
  サムライは疲労なんて感じないネ!」
男「カローシって過労氏のことか…?」
女「そうそう、それデス! 今やカローシは世界共通語ネ!」

254: 2008/04/03(木) 22:46:37.65ID:h5YiPWhU0
女「ふっふふ~♪」
男「またスイーツ買ってきたのか? 顔がニヤけてるからわかる」
女「スイーツではないデス! 『甘味』と言いなさい!!!」
男「…誠に申し訳ございませんでした」

256: 2008/04/03(木) 22:53:59.79ID:h5YiPWhU0
女「最近のアクションゲームの主人公は、銃と剣の両方を
  装備してるのがいいデスネ~」
男「今度中古屋で『ライジング斬 ザ・サムライガンマン』を探して
  きてやろう。きっと女の趣味にドストライクなはずだ」

258: 2008/04/03(木) 23:01:58.07ID:h5YiPWhU0
女「自由の国から来た私が、男に自由ってものを
  教えてやるデス!」
男「断っても半強制的に聞く羽目になりそうだし、ここは
  大人しく清聴しておこう」
女「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とは
  そういうことデス!」
男「日本のアニメの丸パクリじゃねーか!」
女「このアニメ『THEビッグオー』はアメリカでヒットしたデス。
  さすがは自由に関する名言が出てるだけありますネ」

261: 2008/04/03(木) 23:09:31.63ID:h5YiPWhU0
女「『ゴルゴ13』は元々スパイ映画『007』の影響が強かったデスが、
  いつの間にか『007』よりもストイックになってたデスネ」
男「次は『ローゼンメイデン』について語ってもらおうか」
女「語れますけど…どうしてデスか?」
男「元外務大臣と話しているような気分になれるんだ」
女「?」

265: 2008/04/03(木) 23:45:20.24ID:h5YiPWhU0
~二人でおでかけ~

女「これが日本のウォシュレット付きトイレなのデスネ!?
  凄いデス! 宇宙船のコックピットみたいにボタンが
  いっぱいデス!」
男「あのー、トイレで楽しそうにはしゃがないでくれないかなぁ?
  ツレとして非常に恥ずかしいんだが…」

272: 2008/04/04(金) 00:59:52.15ID:XWUn6x0V0
女「月はいつもそこにあるのデス」
男「生憎と雲で隠れて見えない」
女「隠れていてもそこに……ほら、あるでショウ?」
男「まあ、ね」
女「雲が去るのを待ちまショウ」
男「え? このままずっと外で?」
女「待ちまショウ」
男(話を聞きそうにないな)

274: 2008/04/04(金) 01:12:26.50ID:XWUn6x0V0
男「そろそろ寒くて眠くなってきた」
女「そんな時こそ熱血ではありまセンカ?」
男「使いどころを間違ってる」
女「思う念力岩をも通す、ということで雲散霧消してみせまショウ」
男「微妙に違ってるんだよなあ、解釈が」
女「むむむ……」

女「むむむむ……」

女「むむむむむ……」
男「もう諦めよう」
女「そうデスネ、諦めが肝心デス」
男(コロコロ変わるなあ)

278: 2008/04/04(金) 01:25:01.16ID:XWUn6x0V0
女「ううう……寒いデス」
男「寒空の下にずっといれば風邪くらいひくよ」
女「月を、月を見たかったのデス」
男「どうしてまた月に拘ってたんだ?」
女「日本で見る月は、ラビットに見えると聞いたんデスヨ」
男「なるほど……ね」

279: 2008/04/04(金) 01:33:45.11ID:XWUn6x0V0
男「ホットミルクでも飲んで温まりな」
女「サンキューデス」

ごくごく

女「ぷはあ! ゴゾウロップに
男「それはもういい」
女「言わないと飲んだ気になれないのデス」
男「難儀な性格してるよ」

280: 2008/04/04(金) 01:42:00.47ID:XWUn6x0V0
男「飲んだらとっとと寝てしまえ。季節の変わり目の風邪は質が悪い」
女「そうしマス」

ごくごく

女「ごちそうさまデシタ」
男「ああ」
女「あの」
男「ん?」
女「一言言ってもいいデスカ?」
男「なんだ」
女「ゴゾウ
男「寝ろ」

282: 2008/04/04(金) 01:52:42.82ID:XWUn6x0V0
女「おはようございマス」
男「おう、風邪の具合はどうだ」
女「なんともありまセン」
男「それはなにより。飯食うか?」
女「食べマス」

男「存分に食え」
女「いただきマス」

ずずー

女「テキーン! 味噌を変えましたネ?」
男「その効果音はないわ……だが正解だ」
女「当然デス! ゴールデンタンを持つワタシにはベリーイージーデス!」
男「黄金の舌ってなんか嫌だなあ」

283: 2008/04/04(金) 02:04:16.39ID:XWUn6x0V0
女「ごちそうさまデシタ」
男「お粗末さまでした」
女「さあ、今日は何をしまショウ」
男「また食べ歩きするんだろ? 食ってばっかだな」
女「食べ物は食べられる為にあるのデスヨ?」
男「もっともらしいことを」
女「では、行ってきマス」

男「朝飯食ったばかりでよくもまあ……」

284: 2008/04/04(金) 02:12:35.53ID:XWUn6x0V0
女「ただいま帰還せり~デス」
男「おかえり」
女「おとなしく待ってた坊主に土産をあげまショウ」
男「酒飲んで帰ってきたサラリーマンみたいなことを言うな」
女「お土産は本当デス」
男「また茶を淹れればいいわけね」
女「今回はお茶はいらないのデスヨ」
男「え?」
女「開けてみればワカリマス」

男「こりゃ、確かにいらないな」

286: 2008/04/04(金) 02:22:43.49ID:XWUn6x0V0
男「日本が好きなのはわかる。でもこれはマズイ」
女「どうしてデス?」
男「ご丁寧に大きな箱で偽装工作までして……刃も潰されてない、刀そのものだ」
女「サムラーイの魂デスヨ?」
男「それは昔の話。このご時世で持ってたら危ないヤツ確定コースまっしぐらだ」
女「オウ……護身用にでも
男「骨董屋のオヤジだな? 返してくる」
女「待ってくだサイ!」

287: 2008/04/04(金) 02:29:21.93ID:XWUn6x0V0
女「いつもお世話になりっぱなしで、感謝の気持ちをお渡ししたかったのデス」
男「だからといって
女「ワタシの好みを押し付けた結果、気分を害したことは謝りマス。ゴメンナサイ」
男「……」
女「それでも何かお返ししたかったんデス」
男「ふう……今更何を言うかと思えば」
女「え?」

男「水臭いこと言うなよ、俺とお前の仲じゃないか」
女「男サン」
男「とにかく、これは返しに行こう。捕まりでもしたら面倒なことになる」
女「……ハイ」

289: 2008/04/04(金) 02:35:04.04ID:XWUn6x0V0
男「……」
女「……」

男(気まずい……言い過ぎたか?)
女(気まずいデス……こういう時は)

女「あの」
男「さ、骨董屋に着いたぞ」
女「ハイ……」

290: 2008/04/04(金) 02:47:15.99ID:XWUn6x0V0
男「オヤジ~、いるんだろ?」
オヤジ「なんだ坊主か。と、そっちはいつもの嬢ちゃん」
女「失敗しまシタ」
オヤジ「そうかいそうかい。坊主は相変わらず頭が固えな」
男「やっぱりオヤジの入れ知恵か。そういう問題じゃないだろ」
オヤジ「お前も男なら刀の一振りくらい持っておかにゃならんよ」
男「必要ない。だから返しに来た」
オヤジ「ふっ、そういうところが固えというんだ」
男「どういうことだ?」

292: 2008/04/04(金) 02:56:02.53ID:XWUn6x0V0
オヤジ「いいか? 刀はただの物に過ぎんよ。
     男ならな、女性からの贈り物を寛大な心で受け取る器量が必要ってこった」
男「にしても刀はやりすぎだろ」
オヤジ「嬢ちゃんが気に入ったんだからしょうがねえだろ」
男「だからといって
オヤジ「ギャーギャーうるせえ坊主だなあ。ちょっと黙って見てろ」

すっ

男「刀を抜いた? 何をするつもりだ!」
オヤジ「黙って見てろと言ったろうが」

294: 2008/04/04(金) 03:02:21.05ID:XWUn6x0V0
オヤジ「ほれ嬢ちゃん、受け取りな」
女「あ、ハイ」
オヤジ「鍔を取って渡した。これで文句ねえだろ?」
男「刀を抜くことはないじゃないか。本気でびびったぞ!」
オヤジ「パフォーマンスだパフォーマンス。さ、改めて渡してやんな」

女「受け取っていただけマスカ?」
男「ちっ、あのしたり顔……最初っからこういう展開を読んでやがったな?」
女「あの、受け取っていただけマスカ?」
男「ありがたくいただくよ」

オヤジ「やれやれ。坊主はいつまで経っても坊主のまんまだな。
     ま、からかい甲斐があるってもんだ」

295: 2008/04/04(金) 03:11:20.46ID:XWUn6x0V0
男「はあ……どっと疲れた」
女「お疲れさまデス」
男「なあ、全部仕組んでたんだろ」
女「バレてましたカ」
男「昔っからあのオヤジが絡むと厄介なことになるんだよ。俺としたことがすっかり忘れてた」
女「それはそうと」
男「ん?」
女「まだ日が沈むまで時間がありマス、一緒に食べ歩きしまショウ」
男「……そうだな」

ポケットに入れた鍔の感触を味わうと、この疲労感も心地よく感じてきたのが不思議だ。
まあいい、今日は甘い物をたくさん食って疲れを癒そう。

296: 2008/04/04(金) 03:15:59.06ID:XWUn6x0V0
女「あ、鍔をちょっと貸してくだサイ」
男「ん? いいけど」

女「ハイ。チェーンを通してネックレスにしまシタ」
男「首に巻くには細すぎないか?」
女「じゃあ……手首を出してくだサイ」
男「ああ。いててて、きつい!」
女「ちょっとカスタムしなくてはデスネ。
  それともカスタムするのは男サンの方デスカ?」
男「どっちにしてもお手柔らかに頼むよ」

297: 2008/04/04(金) 03:20:48.02ID:XWUn6x0V0
女「こういうのをなんと言うんデシタっけ?」
男「ん~……災い転じて福と成す?」
女「それデス。でもこういうのもありマス」

女「袖振り合うも多生の縁」
男「ちょっと違うんじゃないか?」
女「アレ?」
男「まあいいか。食い歩き再会しよう」
女「デスネ」

298: 2008/04/04(金) 04:30:32.03ID:XWUn6x0V0
女「やはり守らねばならない物はあるのデス!」
男(なんという気迫。普段のコイツじゃない……!)
女「ふう……腹が減っては戦はできぬ、といいマス。何か食べましょう」
男「なんだ、空回りか」
女「ハイ?」


保守

299: 2008/04/04(金) 05:21:56.20ID:XWUn6x0V0
女「弁慶の立ち往生ってご存知デスカ?」
男「ああ。主君である義経を最期まで体を張って守った、というやつだな」
女「そんな風に守られてみたいものデス」
男「いや……あんな状況になることはまずないよ」
女「もう、男サンは乙女ゴコロというものがわかってないデスネ」
男「?」

333: 2008/04/04(金) 18:10:53.71ID:XWUn6x0V0
女「どうデスカ?」
男「どう……って?」
女「このうなゐ髪デス」
男「それうなゐ髪って言うのか。初めて知ったよ」
女「もっとも、今では呼ばれてまセンガ」
男「別に珍しい髪型じゃないからなあ」
女「完全に再現できなかっただけデス」
男「その髪型見ると柔道の某選手を思い出すよ」

335: 2008/04/04(金) 18:49:50.20ID:XWUn6x0V0
女「この家には天井裏はありマスカ?」
男「あるけど、それがどうかしたか?」
女「賊が忍び込んでいるかもしれマセン。確認してみまショウ」
男「今時天井裏から忍び込むヤツなんかいないよ」
女「その油断が命取りなんデス。気を抜くとブスリとやられてしまいマスヨ」
男「大丈夫だ。万が一いたとしても音がなるから」
女「そうデスネ。いたならば天井から足が生えているはずデスネ」
男「そうだな。今にも穴が開きそうだからな、ははは」
女「アハハ」
男「ははは……はあ」

341: 2008/04/04(金) 20:25:27.79ID:XWUn6x0V0
女「日本にはメッシボウコウなるものがありマス」
男「また古いものを」
女「男サンには主はいマスカ?」
男(丁稚奉公と誤解してるな)
女「いるのならば、その人の為に身を粉にして尽くさねばなりまセン」
男「主……大家さんのことか? やだなあ」

343: 2008/04/04(金) 20:49:23.53ID:XWUn6x0V0
ギコギコ

男「工作?」
女「見てくだサイ」
男「とうとう流しソーメンをやる季節になったか」
女「まだ春デスヨ。違いマス」
男「じゃあ何を」
女「シシオドシデス」
男「……え?」
女「あの音を聞いて心を静めるのデス」
男「どこに置くつもりなんだ?」
女「それは次に考えることデス」
男「無計画ってことね」

353: 2008/04/04(金) 22:13:54.78ID:XWUn6x0V0
女「……」
男「寝てるのか?」
女「ノー。メイソーデス」
男「だろうな。そんな格好して寝るヤツはいないもんな」
女「シシオドシが却下されたのであれば、こうする他なかったのデス」
男「場所がないからしかたないだろ」
女「これならいつどこでも好きなときに心を静めることができマス」
男「手軽なんだけど、なかなか難しいんだな、これが」
女「それには及びまセン。考えるな、感じろ……という名言があるじゃないデスカ」
男「彼は日本人じゃない」
女「ナントッ!」
男(やっぱりこいつも誤解してたか)

368: 2008/04/05(土) 00:50:46.36ID:zYI8FNUl0
もぐもぐ

女「くぅ~っ! このサビが鼻に抜ける間隔が堪らないデス」
男「……」
女「あ、ガリ取ってくだサイ。あと熱々のアガリも」
男「はいはい」

男(こいつが何人だなんてもうどうでもいい程馴染んでるな)

370: 2008/04/05(土) 01:04:57.52ID:zYI8FNUl0
女「少し仮眠を取ったので、言いたいことがありマス」
男「?」
女「それはデスネ」
男「もったいぶるなよ。はっきり言ってくれ」
女「これが本当のカミング
男「はい。座布団没収」
女「最後まで言わせてくだサイヨ」
男「仮眠とカミングアウトをかけた、と言いたかったんだろ?
  どっちにしても座布団没収だ」

371: 2008/04/05(土) 01:25:21.81ID:zYI8FNUl0
女「花見をしまショウ」
男「窓の外から十分見えるよ」
女「それじゃダメデス。人が集まるところでやりまショウ」
男「なるほど。出店が目当てと見た」
女「ささ、善は急がば回れデスヨ!」
男「混ざってる混ざってる」

378: 2008/04/05(土) 03:08:14.19ID:zYI8FNUl0
女「そこに場所があるから守るのデス!」
男「登山家みたいなことを言わない」
女「分が悪い賭けの方が……燃えるのデス!」
男「はいはい」


保守

383: 2008/04/05(土) 05:27:49.96ID:zYI8FNUl0
女「いい物を買ってきまシタ」
男「また刀じゃないだろうな?」
女「違いマス。これデス」
男「随分と高級な扇子だ。どうしたんだこれ」
女「商店街を歩いてたら目に止まったのデス」
男「夏はまだまだ先だけど、いろいろ使えるから持ってて損はないね」
女「これでソバを
男「食べられません」

384: 2008/04/05(土) 05:34:19.46ID:zYI8FNUl0
女「でも落語家サンは食べてマスヨ?」
男「実際にそばを食べてるように見えるか?」
女「見えマス。心の眼で見るのデス」
男「結局見えてないじゃないか」
女「信じる者は救われる、デス」
男「わかった。そば食べに行こう、な?」

385: 2008/04/05(土) 05:40:21.04ID:zYI8FNUl0
「いらっしゃい」

男「俺は月見そばを」
女「ちっちっちっ」
男「なんだ」
女「通はざるそばを食べるものデスヨ」
男「それをお前が言うか」
女「ハイ?」
男「サンプルの天ぷらそばに釘付けだったのは誰だ」
女「アハハ……ワタシは天ぷらそばをお願いしマス」
「月見そば一丁、天ぷらそば一丁!」

387: 2008/04/05(土) 05:43:38.36ID:zYI8FNUl0
「お待ち!」
女「ワオ! 天ぷらおっきいデスネ!」
男「普通、サンプルと逆じゃないか?」
女「いただきマス」

さっさっ

男(マイ七味……だと……?)

388: 2008/04/05(土) 05:46:48.59ID:zYI8FNUl0
女「? シチミ、使いマスカ?」
男「使うけども、持ち歩いてたんだな」
女「日本人なら常識でショウ?」
男「常識なのかなあ」
女「冷める前に食べまショウ」
男「待った」
女「なんデスカ?」
男「そこで扇子を取り出すのはおかしい」

389: 2008/04/05(土) 05:51:11.80ID:zYI8FNUl0
女「おっと、これはウッカリしてマシタ」
男「そのうっかりは正直ないわ」
女「こっちデシタ」

すっ

男(マイ箸……! 本漆の高級塗り箸なんて俺でも使ったことないのに!)
女「?」

390: 2008/04/05(土) 05:58:05.25ID:zYI8FNUl0
男「なんて言う暇があったらとっとと食わなきゃな。
  生卵がハードボイルドになっちまう」

ずるずる

女「ウウ~ン、美味しいデス!」
男「お、ちゃんと音も立てて食べるんだな」
女「当然デス。そばを美味しく食べるコツは捕らえてマスヨ」
男「いい心掛けだ。でもこういう食べ方は知らないだろ」
女「エ?」

391: 2008/04/05(土) 06:02:46.28ID:zYI8FNUl0
男「まずはそのまま食う」

ずるずる

男「次に卵をちょっと割って黄身につけながら食う」

ずるずる

男「最後に、汁に黄身を完全に溶かして食う」

ずるずる

女「フムフム」
男「一つで三つの味が楽しめる画期的な食べ方だ」
女「すごいデスネ」
男「そうだろうそうだろう」
女「でも、ワタシは天ぷらそばをゆっくり食べるとしマス」
男「なんだか負けた気分だ……もう一杯食うかな」

393: 2008/04/05(土) 06:25:58.04ID:zYI8FNUl0
男「食いすぎた」
女「食べる前に気づくべきデシタネ」
男「満腹で一歩も動けない」
女「それはないデショウ」
男「そういう気分だと言うことさ」
女「じゃあ食後のデザートはいりませんネ」
男「なに?」
女「お団子でも食べようと思ったのデスガ」
男「おかしいな、急に食べたくなってきた。これが言葉の魔力かっ!」

395: 2008/04/05(土) 07:12:40.83ID:zYI8FNUl0
女「おいしいデス」
男「串を咥えて歩くのは行儀が悪いぞ」
女「どうデス? ローニンに見えマスカ?」
男「と言いつつ俺もやってるんだけど」
女「人の事言えないデスヨ」
男「美味いんだからしょうがないじゃないか」
女「デショウデショウ」

396: 2008/04/05(土) 07:40:28.85ID:zYI8FNUl0
女「大切な物を忘れてマシタ」
男「ん?」
女「お茶デス」
男「ちょっと待ってな、そこの自販機で
女「ハイどうぞ」
男「手際がいいな。って湯飲み!?」
女「お茶屋サンからお借りしマシタ」
男「どこに湯飲みと団子を持って食べ歩くヤツがいる」
女「ここにいるではないデスカ」
男「はあ……」

397: 2008/04/05(土) 07:53:59.38ID:zYI8FNUl0
女「本当はゴザを敷いてお茶を点てたかったのデスガ」
男「そこまでしたらお茶会だな」
女「生憎と道具を持ってきてませんので」
男「あったらやるつもりだったのか」
女「だめデスカ?」
男「また今度にしよう」
女「ハイ」

408: 2008/04/05(土) 13:03:10.72ID:zYI8FNUl0
ずずー

女「ハア……」
男「落ち着くねえ」
女「ハイ」

ずずー

女「ふう、ゴゾウ
男「もう一杯飲もう」
女「ゴゾ
男「お前も飲むか?」
女「いただきマス」

422: 2008/04/05(土) 16:28:18.44ID:zYI8FNUl0
ハイパー保守タイムを断ち切るか

423: 2008/04/05(土) 16:38:39.07ID:zYI8FNUl0
「潔く腹を斬れい!」

女「こんな言葉、一度でも言ってみたいものデス」
男「どういう状況で使うつもりだよ」
女「約束を破った時デスネ」
男(怖いな……)
女「安心してくだサイ。カイシャクはワタシが務めマス」
男「俺、切腹確実!?」
女「しっかりミネウチにしておきマスヨ」
男「だめじゃん」

424: 2008/04/05(土) 16:49:28.22ID:zYI8FNUl0
女「もし仕事人に仕事を依頼するとしたら誰を消してもらいマス?」
男「さらっと恐ろしいこと言うな。いないよ」
女「そうデスカ」
男「それと、かんざしを研ぎながら言うのもやめような」
女「それだけではありマセン。シャミセンやナンキンタマスダレもありマスヨ」
男「押入れの奥深くに封印しておく」

425: 2008/04/05(土) 16:58:37.32ID:zYI8FNUl0
男「100円札とは懐かしい」
女「この人の言っていること、正しいと思いマス」
男「板垣退助が何か言ってたっけ?」
女「板垣氏すとも自由は氏せず、デスヨ」
男「それのどこが?」
女「現にフリーダムは生きているではありまセンカ」
男「どのフリーダムやら……どれもピンピンしてるのは変わりないけど」

428: 2008/04/05(土) 17:11:52.35ID:zYI8FNUl0
女「骨董屋サンでいいものを見つけてきマシタ」
男「またあのオヤジのところに行ったのか」
女「ババーン! これデス!」
男「下駄なら靴屋にも置いてあるじゃないか」
女「ユーズドだからいいのデスヨ」
男「う~ん、そういうものかなあ」
女「どんなバンチョーが履いていたかを想像すると燃えてきマセンカ?」
男「いたとしたならお目にかかりたいよ」

430: 2008/04/05(土) 17:24:34.90ID:zYI8FNUl0
女「物語を作ってみマシタ」
男「おお、どんなのだ?」
女「カミシバイにしてありマス」
男「楽しみだ」
女「ハジマリハジマリ~」

女「昔々あるところにおじいサンとおばあサンが住んでいまシタ」
男「出だしは普通だな」
女「そんなこんなで幸せに暮らしマシタトサ。おしまい」
男「終わりか!?」
女「途中は想像にお任せしマス」
男「あんまりだ」
女「見てる人の想像に任せる物ではないのデスカ?」
男「もうちょっと頑張ろうよ」

432: 2008/04/05(土) 17:41:08.32ID:zYI8FNUl0
男「あれ?」
女「どうかしまシタカ?」
男「テレビが映らないんだ」
女「先人は偉大な言葉を残しマシタ。叩いてだめなら押してみろ、と」
男「あのさ……いや、既に叩いてみたけどだめだった」
女「むむむ、ならば祈ってみるのはどうデスカ?」
男「雨乞いじゃないんだからさ……」
女「じゃあ修理に出しまショウ。早速コンセントを……アレ? 抜けてマス」
男「本当だ。どおりで何やってもだめだったわけだ」
女「これぞ、逆転の発想の逆転デス!」
男「逆転の逆転……そうかもしれないけど、これは灯台下暗しというんだよ」

434: 2008/04/05(土) 17:58:07.23ID:zYI8FNUl0
女「一局如何デスカ?」
男「受けて立とう」

男「山崩しかよ……」
女「シッ! 静かにしてくだサイ。崩れてしまうではありまセンカ」
男「一局と言ったからてっきり」

がらがら

女「オウ!」
男「崩すの早すぎだよ」

437: 2008/04/05(土) 18:15:07.16ID:zYI8FNUl0
「本日は全国的に快晴。これ以上ねえって程の快晴です! さあ、お前ら表に出ろ!」

男「この気象予報士、よく降ろされないな……」
女「ということデスので、散歩に行きマショウ」


男「で、河川敷まで来たはいいけど」
女「勿論、水切りをしマス」
男「定番だもんな。しかたない」

男「向こう岸まで行かないもんだなあ」
女「手首のスナップが惜しいのデスヨ」
男「こう、か?」
女「ノー。ワタシが手取り足取りレクチャーして差し上げマス」
男「水切りにそこまで本気にならんでも……俺もそうか」

441: 2008/04/05(土) 18:28:35.81ID:zYI8FNUl0
女「大変デス!」
男「そんなに慌ててどうしたんだ」
女「夢を見てしまいマシタ」
男「なんだドリームか。で?」
女「富士山頂で鷹と茄子を巡ってバトルしてるところデシタ」
男「……」
女「その後、煙草を加えたザトーイチが現れて扇子で追い払ったのですが
男「何かいいことあるといいな」
女「ハイ!」

443: 2008/04/05(土) 18:43:27.02ID:zYI8FNUl0
女「あれは!」
男「ん?」
女「空を見てくだサイ!」
男「あ~……何かあるな」
女「鳥デス!」
男「鳥にしては小さすぎる」
女「ノー。飛行機デス!」
男「何が言いたいかわかった。でも突っ込まないぞ」
女「あれは……スペースコロニーの破片デス!」
男「俺の予想を外してやろうと考えたんだろうけど、それはないわ」

448: 2008/04/05(土) 19:03:17.25ID:zYI8FNUl0
女「日本の家はラビットハウスと聞いてマシタ」
男「よく言われてるな」
女「どれだけ大きいラビットがいるか胸が踊ったものデス」
男「期待はずれだったか?」
女「ハイ。今気づいてみると、噂に踊らされていただけデシタネ」
男「座布団一枚進呈、すべきか悩みどころだ」

452: 2008/04/05(土) 19:20:30.02ID:zYI8FNUl0
男「う……腹が痛い」
女「それは大変デス! 急いで富山に行きまショウ!」
男「なんで富山まで」
女「富山の薬は有名ではありまセンカ!」
男「それはそうだけど」
女「待ってくだサイ。行き方を調べマス」
男「そんなことより病院に……いててて」


男「お騒がせして申し訳ない」
女「なんだ、お腹を下していただけデシタカ」
男「大袈裟すぎた。反省している」

457: 2008/04/05(土) 20:04:23.25ID:zYI8FNUl0
チャララ~ララン チャラララララ~ン

女「チャルメラデス。食べに行きまショウ」
男「久々に行ってみるか」

「らっしゃい」
男「ラーメン二つ」
「あいよ」

「お待ち」
女「いただきマス」

さっさっ

男「今度はマイ胡椒……」

460: 2008/04/05(土) 20:24:22.15ID:zYI8FNUl0
ずずっ

女「いいダシが出てマスネ」
「お、わかるかい。外人さんにしては味がわかるねえ」
女「それはそうデス。ワタシ、日本人デスカラ」
「はは、そうかい。よし、チャーシューちょっとおまけしてやろう」
女「ありがとうございマス」
「そっちの兄ちゃんにもおまけだ」
男「どうも」

462: 2008/04/05(土) 20:47:28.86ID:zYI8FNUl0
女「ごちそうさまデシタ」
「おう。また来なよ」
女「そちらが来る方デスヨ」
「こりゃ一本取られたな。お客さんの顔、覚えておくよ」
女「男サン。ワタシ、顔を覚えられまシタヨ」
男「よかったな。また来るよ」
「おう。俺もまた来るよ」

466: 2008/04/05(土) 21:26:36.30ID:zYI8FNUl0
男「随分と気前のいいおっちゃんだったな」
女「デスネ。今日食べたラーメンの味、忘れまセン」
男「そうだな。一期一会、ってやつか」
女「フム。そうかもしれまセンネ」
男「ちょっと散歩してから帰ろうか」
女「そうしまショウ」

474: 2008/04/05(土) 22:42:42.84ID:zYI8FNUl0
女「今まで隠していまシタガ、ワタシ、日本オタクデス」
男「知ってるよ」
女「ハイ?」
男「気づいてないとでも思ってたか?」
女「隠し通せていたと思ってまシタ」
男「もうね、思いっきりオープンだった」
女「なんと……では、ずっと男サンの手の上で踊らされていただけだったというのデスカ?」
男「それはどうだろう」

475: 2008/04/05(土) 22:46:20.15ID:zYI8FNUl0
女「むむむ」
男(ジョークだよな。あれで隠していたなんて嘘にしか聞こえない)
女「わかりマシタ!」
男「?」
女「もう隠す必要はありまセン!」
男「だから
女「ということで、お茶会をしまショウ」
男「どこからそういう発想になったのか詳しく説明を」
女「善は急げデス。さあ行きマスヨ!」

477: 2008/04/05(土) 22:52:26.18ID:zYI8FNUl0
男「そろそろどこに行くつもりなのか教えてくれないか?」
女「トップシークレットデス」
男「このまま歩き続けるのはなんだかなあ」
女「重要機密デス」
男「そうか。俺を驚かせようとしているんだな?」
女「企業秘密デス」
男「……」

478: 2008/04/05(土) 23:00:47.75ID:zYI8FNUl0
男「『そうだ、京都行こう』でお馴染みの京都に着いた。
  交通費が馬鹿にならないな……」
女「こっちデス」
男「……はあ」

「いらっしゃいませ」
女「これをくだサイ」
「毎度ありがとうございます」

女「お待たせ致しマシタ。次の場所に行きますよ」
男「え? 休憩なし?」

479: 2008/04/05(土) 23:06:54.54ID:zYI8FNUl0
男「食い倒れの街、大阪に着いた。
  京都から近いとはいえ、交通費は痛いな」
女「あれが有名な大坂城の金のシャチホコデスネ!」
男(そうか……前に来たいって言ってたっけ)
女「……ごくり」
男「金に惹かれたのか、おいしそうな匂いに惹かれたのかどっちだ」
女「両方デス。たこ焼きを食べまショウ」
男「正直なヤツだ。よし、食べよう」

480: 2008/04/05(土) 23:14:03.21ID:zYI8FNUl0
はふはふっ

女「一度本場のたこ焼きを食べてみたかったのデスヨ」
男「俺もだ」

はふはふっ

女「たこ、大きいデスネ」
男「そうだな」

女「さ、次の場所に行きまショウ」
男「こうなりゃとことん付き合うよ」

482: 2008/04/05(土) 23:19:23.56ID:zYI8FNUl0
男「サイレントヒル……いやいや、静岡に着いた。
  こんな間近で富士山を見たのは初めてだ」
女「ところで、光子力研究所はどこデス?」
男「どこだろうな……」
女「この辺りにあるはずなんデスガ」
男「看板か何か立ってないか?」
女「それデス。探しましょう」
男「俺が悪かった。あれはフィクションだから存在しません」
女「オウ……」

485: 2008/04/05(土) 23:29:19.17ID:zYI8FNUl0
女「フィクションだったとは……残念デス」
男「現実にあると思ってた?」
女「ゴジラがいるくらいデスヨ。存在してもおかしくないでショウ」
男「あれもフィクションなんだけどな」
女「ムム」
男「確か物置に超合金のマジンガーがあったはず。帰ったら探してみよう」
女「すぐに帰りまショウ!」
男「まだどこかに行きたいんじゃ」
女「それはいつでもできマス」
男「探す方が優先なのか。逃げやしないから大丈夫だ」
女「火事にでもなっていたらどうするのデス?」
男「不吉なことを言うな」

490: 2008/04/05(土) 23:39:19.00ID:zYI8FNUl0
男「結局急いで帰ってきた」
女「マジンガー、マジンガーはどこデス?」
男「落ち着けって。物置はこっちだ」
女「呼べば応じてくれるでショウカ?」
男「どこぞのモビルファイターじゃあるまいし、それはない」
女「なんだかんだ言って、男サンも詳しいじゃないデスカ」
男「誰かさんに感化されたんだよ。探すぞ」

男「あった……が、頭のコックピット部分がなくなってるな」
女「なくてもいいデス」

491: 2008/04/05(土) 23:40:20.13ID:zYI8FNUl0
女「長旅、お疲れさまデシタ。探している間にお茶を点てておきマシタ」
男「……いただくよ」

ずずー

男「うん。結構なお手前で」
女「どうもデス」
男「この旅の目的って」
女「キーワードは『急がば回れ』デス」
男「どういう……」
女「美味しいお茶を飲むには多少の苦労を味わった方が美味しい、ということデス」
男「強引な」
女「でも美味しかったデショウ?」
男「ああ」

男(まったくコイツは……まあいいか)

496: 2008/04/05(土) 23:52:34.88ID:zYI8FNUl0
女「ワタシは永久に不滅デス!」
男「ん?」
女「出会いは別れの始まり、とはよく言ったものデスネ」
男「急に湿っぽくなったな」
女「それは
男「やめやめ。俺はこういう空気が苦手なんだ」
女「でも」
男「今日も食い歩き行くんだろ? 付き合うよ」
女「……ハイ!」

497: 2008/04/05(土) 23:52:58.44ID:zYI8FNUl0
ちと頑張りすぎた
これでようやく久方振りの仮眠じゃない眠りにつける
みんな……乙だぜ!

引用: 新ジャンル「ホームステイ日本オタク」