403: 2014/05/18(日) 21:36:38.85 ID:0z3ufkQBo
数レスお借りします。
佐天さんと一方通行で「一週間フレンズ。」のパロ的なものです(既出だったらすみません)
※一方通行がかなり美化されているので一部の人はご注意ください。時系列は実験より相当前ってことで。
佐天さんと一方通行で「一週間フレンズ。」のパロ的なものです(既出だったらすみません)
※一方通行がかなり美化されているので一部の人はご注意ください。時系列は実験より相当前ってことで。
404: 2014/05/18(日) 21:37:16.59 ID:0z3ufkQBo
「あ、あたしと友達になってくれませんか!?」
「……アホらしィ」
あたしは知ってる。
「あっ、見てくださいよこれ! 四つ葉ですよ、四つ葉!」
「ハイハイ」
あなたの冷たい仕草は、誰も寄せ付けないような態度は。
「うえっ! ……苦いですねー、これ。人の飲み物とはとても」
「知らねェよ。オマエが勝手に飲ンだンだろォが」
誰も傷つけたくないからだってこと。
「もォ少し離れてくれませンかァ? ウザいンですけどォ」
「えー、いいじゃないですかっ♪」
あなたはぶっきらぼうで照れ屋さんだけど、ホントは優しくて、温かい人だってこと。
「あ……一方通行、さん」
「チッ……別に助けたわけじゃァねェよ。たまたまアイツラが邪魔だったってだけだ」
そんなあなたは、寂しそうだったから。
「おかしィ……この方向なら間違いなく取れるはずなンだが……」
「……そこまでしてその縫いぐるみ欲しいんですか?」
あたしがその手を引こうと思った。
「……っ、おォ、やっと取れた。ほらよ」
「えっ?」
「あ?オマエ、さっき物欲しそうに見てただろォが。俺の勘違いか?」
「い、いえ!あ、あの……」
「ありがとうございます!」
だけど、
405: 2014/05/18(日) 21:38:18.85 ID:0z3ufkQBo
――――――――――――
「……アホらしィ」
「ちょ、待ってくださいってー!」
最初はただの馬鹿かと思った。
「知ってます? コーヒー飲み過ぎるとコーヒー星人になっちゃうんですよ!」
「子供かっつゥの」
『涙』の名に似合わず快活な彼女は、何度突き放しても折れなかった。
「あ、相席いいですかー? 」
「なンで居ンだオマエ」
力尽くで離れようとしなかったのは、単純さの裏に隠された暖かさが、心地よかったからなのかもしれない。
「分かりますよ。あたしも、辛いことありますから」
「……」
柄にもなくそこに甘えてしまったと後悔するが、不思議と嫌ではなく。
「……オマエら、そいつに手ェ出してただで済むと思ってンのかァ?」
「あ……一方通行、さん」
むしろ、その暖かさに身を委ねようとさえ思った。
「ゲーセンですよ、ゲーセン! 行ったことないですか?」
「ねェよ」
「え!? いいいいいえ、ままままさかあんな子供っぽいぬいぐるみなんて別にそんな――」
「……はァ」
「ありがとうございます!」
だけど、
「……アホらしィ」
「ちょ、待ってくださいってー!」
最初はただの馬鹿かと思った。
「知ってます? コーヒー飲み過ぎるとコーヒー星人になっちゃうんですよ!」
「子供かっつゥの」
『涙』の名に似合わず快活な彼女は、何度突き放しても折れなかった。
「あ、相席いいですかー? 」
「なンで居ンだオマエ」
力尽くで離れようとしなかったのは、単純さの裏に隠された暖かさが、心地よかったからなのかもしれない。
「分かりますよ。あたしも、辛いことありますから」
「……」
柄にもなくそこに甘えてしまったと後悔するが、不思議と嫌ではなく。
「……オマエら、そいつに手ェ出してただで済むと思ってンのかァ?」
「あ……一方通行、さん」
むしろ、その暖かさに身を委ねようとさえ思った。
「ゲーセンですよ、ゲーセン! 行ったことないですか?」
「ねェよ」
「え!? いいいいいえ、ままままさかあんな子供っぽいぬいぐるみなんて別にそんな――」
「……はァ」
「ありがとうございます!」
だけど、
406: 2014/05/18(日) 21:39:31.52 ID:0z3ufkQBo
――――――――――――――
「じゃ、また明日!」
「さよならァ」
「……?『またね』じゃないんですか?」
「――っ!!!」
表情を歪めるあなたは、やはり寂しそうな色を映していて。
彼を迎えに来た、という刺青の男が言った。
「学園都市第一位の能力、つったら相当な演算領域が必要なんだ」
「こいつは演算領域拡張のために、思い出を記憶する……『エピソード記憶』を大幅に圧迫してんだ。一ヶ月分も記憶すりゃあ、頭はパンクする」
「……それじゃあ、どうするっていうんですか?」
「簡単な話だ」
「一週間おきに、こいつのエピソード記憶を消去する。俺は何百回もその現場に立ち合ってんだよ」
「そんなっ……!じゃあ、明日には」
「……あァ。オマエのことも、オマエと遊ンだのも……全部忘れてる」
そんなの、残酷すぎる。
あたしにとってじゃない、
「……誰だ、オマエ」
「っ!」
彼にとって、だ。
それなら。
「あ、一方通行さん!あたしと――」
何度でもあたしが、その手を引く。
「友達になってくれませんか!?」
つづかない
「じゃ、また明日!」
「さよならァ」
「……?『またね』じゃないんですか?」
「――っ!!!」
表情を歪めるあなたは、やはり寂しそうな色を映していて。
彼を迎えに来た、という刺青の男が言った。
「学園都市第一位の能力、つったら相当な演算領域が必要なんだ」
「こいつは演算領域拡張のために、思い出を記憶する……『エピソード記憶』を大幅に圧迫してんだ。一ヶ月分も記憶すりゃあ、頭はパンクする」
「……それじゃあ、どうするっていうんですか?」
「簡単な話だ」
「一週間おきに、こいつのエピソード記憶を消去する。俺は何百回もその現場に立ち合ってんだよ」
「そんなっ……!じゃあ、明日には」
「……あァ。オマエのことも、オマエと遊ンだのも……全部忘れてる」
そんなの、残酷すぎる。
あたしにとってじゃない、
「……誰だ、オマエ」
「っ!」
彼にとって、だ。
それなら。
「あ、一方通行さん!あたしと――」
何度でもあたしが、その手を引く。
「友達になってくれませんか!?」
つづかない
407: 2014/05/18(日) 21:43:09.45 ID:0z3ufkQBo
以上です、失礼しました。
個人的にはもっと黒い一方通行が好みです
個人的にはもっと黒い一方通行が好みです



コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります