252: 2014/09/13(土) 01:39:24.87 ID:ARflreR6o
【9月1週】
夏休み、終わる。
その知らせを聞いて泣いたのは俺だけではないはずだ。
こんなに苦しいのなら、夏休みなどいらぬ!
そうだ、休みなどなければいい。
毎日が学校ならば、こんな苦しみを味わう必要など無いのだ!
提督「……くく……」
睦月「…何気持ち悪い笑い方してるのですか」
提督「…法を変えよう、睦月」
睦月「目標がデカイ!?」
コミュ対象 01:42に一番近いレス
阿賀野 *39/500
瑞鳳 344/500
龍驤 308/500
睦月 317/500
翔鶴 165/500
264: 2014/09/13(土) 02:03:47.94 ID:ARflreR6o
屋上、1人になりたいと思ってやってきたこの場所で。
提督「…何でお前が来るんだよ」
阿賀野「えー?」
フェンスに寄りかかって空を見ていれば、いつの間にか隣にこいつが立っていた。
…タイミングの悪い奴である。
阿賀野「それで、どうしたの、そんな思いつめた顔して」
提督「ん、ああ…」
質問に質問で返すな、と言いたいところではあったが、どうせまともに相手なんざしてくれはしないだろうし。
提督「…色々、悩みがあんの」
何といったものか―考えて、結局無難な言い方になる。
阿賀野「悩みー?なになにー?」
提督「…お前はいいよなぁ、脳天気で」
悩みなんて微塵も感じさせない笑顔と乳―は関係ないか。
こほん。悩みなんて微塵も感じさせない笑顔の阿賀野を、羨ましく思う。
実際、言葉を濁したわけではなく、これは本心だ。
色々―その言い方が一番適切であろう。
将来のことだったり、今の事だったり。
色んな悩みが混在して、何に悩んでいるのか自分でもよくわからない。
阿賀野「だーいじょうぶ!なんとかなるってー!」
提督「…すげー無責任なのな、お前」
乳を揺らしながら、阿賀野が胸を張る。
…ちょっと乳見過ぎだな俺。
阿賀野「あのさ、提督くん」
提督「ああ」
阿賀野「…阿賀野は、いつでも提督くんの味方だよ?」
阿賀野「だから、いつでも頼ってね?」
提督「……」
>>+4
A.…気が向いたらな。
B.…すっげー頼りねぇ。
C.…ありがとな。
273: 2014/09/13(土) 02:20:03.93 ID:ARflreR6o
A.…気が向いたらな。(*1.0)
提督「…気が向いたらな」
阿賀野「よし向こー!」
提督「……はぁ」
どこまでも脳天気なやつだ。
本当に頭の中のネジが何本か緩んでるんじゃないかこれ。
提督「…とにかく、まぁ、どうしようもなくなったら頼るさ」
阿賀野「…うーん…どうしようもなくなれー!って言うのは流石に不謹慎だねー」
提督「それに気付いてくれて助かるよ」
とりあえずそのくらいの常識は残っているらしい。
提督「…っと、そろそろ時間か」
阿賀野「あれ?まだ早いよ?」
提督「ああ、日直で先生からダンボール運べって頼まれてんだ」
阿賀野「へー…手伝おうか?」
提督「いや、そりゃ自分でやるさ」
阿賀野「そっかー…がんばれ!」
提督「おう、サンキュー」
軽く手を挙げて、屋上を後にする。
阿賀野は、扉を閉めるまでずっと俺に向けて手を振っていた。
阿賀野→ *85/500
提督「…気が向いたらな」
阿賀野「よし向こー!」
提督「……はぁ」
どこまでも脳天気なやつだ。
本当に頭の中のネジが何本か緩んでるんじゃないかこれ。
提督「…とにかく、まぁ、どうしようもなくなったら頼るさ」
阿賀野「…うーん…どうしようもなくなれー!って言うのは流石に不謹慎だねー」
提督「それに気付いてくれて助かるよ」
とりあえずそのくらいの常識は残っているらしい。
提督「…っと、そろそろ時間か」
阿賀野「あれ?まだ早いよ?」
提督「ああ、日直で先生からダンボール運べって頼まれてんだ」
阿賀野「へー…手伝おうか?」
提督「いや、そりゃ自分でやるさ」
阿賀野「そっかー…がんばれ!」
提督「おう、サンキュー」
軽く手を挙げて、屋上を後にする。
阿賀野は、扉を閉めるまでずっと俺に向けて手を振っていた。
阿賀野→ *85/500
280: 2014/09/13(土) 21:40:23.59 ID:ARflreR6o
【9月2週】
提督「うーむ」
龍驤「何や、変な顔して」
提督「…昼飯の弁当にさぁ」
龍驤「弁当?」
提督「オムライスが入ってて」
龍驤「はー…豪華でええやん」
提督「…旗が立ってる」
龍驤「……キミの趣味?」
提督「違う、母親の趣味だ」
龍驤「…変なのは、親子通してなんやねぇ」
提督「俺は普通だろ!」
コミュ対象 21:44に一番近いレス
阿賀野 *85/500
瑞鳳 344/500
龍驤 308/500
睦月 317/500
翔鶴 165/500
288: 2014/09/13(土) 22:03:47.82 ID:ARflreR6o
俺にとって、睦月という少女は一体どんな存在だったのか。
そう問われれば、友達―なのだと思う。
少なくとも、俺はそう思っていた。
だからこそ、戸惑うのだ。
校舎裏、人気の無い場所。
そこで告げられた言葉に。
睦月「……提督くん」
睦月「…もーいっかい、言います」
睦月「好き、です…睦月は、提督くんの事が」
人生で初めて他人から告白を受けてみて。
そこにあったのは、喜びではなく戸惑いだった。
簡潔に言って、どうすればいいかわからない、という状況。
睦月「えと……」
何も言わない俺を不安に思ったのか。
睦月が俺の表情を伺うように背を伸ばす。
提督「あ、ああ…」
かろうじて答えられたのは、そんな短い言葉。
…睦月が?なぜ?いつから?どうして?
相変わらず、困惑という思考に支配された脳内は、ぐるぐると忙しなく回っている。
…答えは、出せるか?
俺は、この少女を、睦月を。
どういう風に、思っている?
………――――――
>>+1-5
A.…好き、なのだろうけど――
B.…時間が欲しい。
C.…あまり、そういう風には。
301: 2014/09/13(土) 22:12:15.93 ID:ARflreR6o
B.…時間が欲しい。(*1.0)
…ああ。
こんな頭で答えを出せるわけがない。
今だって、ぐるぐる色んな物が回っている。
好きかそうでないか、そんな簡単な二択すらはじき出せない。
提督「…あ、あのさ」
睦月「は、はいっ!」
提督「…時間…くれないか?」
睦月「…時間、ですか?」
提督「もう少しだけ、考えさせて欲しい」
提督「納得できる、答えを出したい…から」
卑怯な言い方だとはわかっている。
睦月「そう、…ですね、それが、いいですよ!」
だって、こう言えば睦月はきっとそう言うと思ったから。
それでも、軽々に答えなど出せやしない。
…臆病、なのだろうな。
恥ずかしそうに笑う睦月を見て、俺はそんなことを考えていた。
睦月→ 334/500
…ああ。
こんな頭で答えを出せるわけがない。
今だって、ぐるぐる色んな物が回っている。
好きかそうでないか、そんな簡単な二択すらはじき出せない。
提督「…あ、あのさ」
睦月「は、はいっ!」
提督「…時間…くれないか?」
睦月「…時間、ですか?」
提督「もう少しだけ、考えさせて欲しい」
提督「納得できる、答えを出したい…から」
卑怯な言い方だとはわかっている。
睦月「そう、…ですね、それが、いいですよ!」
だって、こう言えば睦月はきっとそう言うと思ったから。
それでも、軽々に答えなど出せやしない。
…臆病、なのだろうな。
恥ずかしそうに笑う睦月を見て、俺はそんなことを考えていた。
睦月→ 334/500
306: 2014/09/13(土) 22:20:25.67 ID:ARflreR6o
>>303 多数決でA選んだ人の中央値
【9月3週】
提督「…あのさ」
翔鶴「はい?」
手入れを中の弓に意識を集中させながら、翔鶴が声だけを俺に向ける。
提督「もしさ」
翔鶴「ええ」
慣れた手付きだ。
目を瞑ってでも手入れが出来る―そう言われたって、納得してしまいそうなほどに。
今度俺のもしてくれないかな。
提督「俺がクラスメイトに告白されたって言ったら」
ぼきっ。
…何か、してはいけない音がした。
翔鶴「こここここくはく!?ですかっ!」
提督「…ごめん、冗談」
翔鶴「ほっ…って、ああ、弓が!?」
…相談相手には、不適切なようである。
コミュ対象 22:23に一番近いレス
阿賀野 *85/500
瑞鳳 344/500
龍驤 308/500
睦月 334/500
翔鶴 165/500
【9月3週】
提督「…あのさ」
翔鶴「はい?」
手入れを中の弓に意識を集中させながら、翔鶴が声だけを俺に向ける。
提督「もしさ」
翔鶴「ええ」
慣れた手付きだ。
目を瞑ってでも手入れが出来る―そう言われたって、納得してしまいそうなほどに。
今度俺のもしてくれないかな。
提督「俺がクラスメイトに告白されたって言ったら」
ぼきっ。
…何か、してはいけない音がした。
翔鶴「こここここくはく!?ですかっ!」
提督「…ごめん、冗談」
翔鶴「ほっ…って、ああ、弓が!?」
…相談相手には、不適切なようである。
コミュ対象 22:23に一番近いレス
阿賀野 *85/500
瑞鳳 344/500
龍驤 308/500
睦月 334/500
翔鶴 165/500
317: 2014/09/13(土) 22:43:46.42 ID:ARflreR6o
休日。
適当にブラブラしながら買い物でもするか、とふらり歩いていた商店街。
その中で――
阿賀野「やー!」
変なのに会う。めんどくさい。
提督「阿賀野、回れ右」
阿賀野「はいっ!」
元気良く答えて、言う通りに回れ右。
俺が言うのも何だが、大丈夫かこいつ。
よし、とそれに背を向けて歩き出す。
阿賀野「ってこらー!」
そんな俺の背中に抱きつくようにして歩みを妨害する阿賀野。
ああ、背中に、背中に乳が押し付けられて振り払えないっ!
…くそう、負けた。
提督「…それで、どうした」
離れろと軽く身体を振ると、阿賀野は素直に手を退ける。
阿賀野「んー…提督くんを見かけたから挨拶しようと思って!」
提督「そうかそうか、挨拶は重要だもんな」
阿賀野「うん、重要だよ!」
提督「では…こほん、こんにちは阿賀野、また学校で」
阿賀野「こらー!」
提督「ぐえっ」
もう一度背を向けて歩こうとすれば、今度は襟を後ろから掴まれて首が締まった。
阿賀野「挨拶だけなのー!?」
提督「…お前はそれ以上の何を求めているというんだ」
阿賀野「もっとこー…この偶然巡りあった事を祝して一緒に買い物とかー」
提督「……一緒に買い物ぉ?」
阿賀野「…凄くいやそーで阿賀野しょっくー」
提督「……うーむ」
阿賀野と一緒に買い物とかめちゃくちゃめんどくさそうだ。
うーむ―――――
>>+4
A.面倒だが、たまには。
B.…そうだな、折角だし服でも見てもらおうか。
C.……嫌じゃ。
325: 2014/09/13(土) 22:56:46.10 ID:ARflreR6o
B.…そうだな、折角だし服でも見てもらおうか。(*1.5)
提督「…そうだな」
阿賀野「え?」
提督「折角だし服でも見てもらおうか」
丁度俺1人のセンスじゃ不安だったところだ。
今時の学生としてのセンスが期待される阿賀野に付き合ってもらうのも悪くない。
阿賀野「わー…意外」
提督「何だよその言い方」
阿賀野「別にー、そっかそっかー、服かー」
提督「ふっ、俺もそろそろしまむらの鎧から解き放たれる時だと思ってな」
阿賀野「…それで今度はユニクロ?」
提督「……何故わかった」
阿賀野「よーし!この阿賀野さんに任せなさい!」
提督「…まあ、うん、頼りにしてる」
…と、張り切って出かけたのはいいのだが…。
阿賀野のセンス、微妙に古かった。
ああ、もうユニクロでいいや。
阿賀野→ 127/500
提督「…そうだな」
阿賀野「え?」
提督「折角だし服でも見てもらおうか」
丁度俺1人のセンスじゃ不安だったところだ。
今時の学生としてのセンスが期待される阿賀野に付き合ってもらうのも悪くない。
阿賀野「わー…意外」
提督「何だよその言い方」
阿賀野「別にー、そっかそっかー、服かー」
提督「ふっ、俺もそろそろしまむらの鎧から解き放たれる時だと思ってな」
阿賀野「…それで今度はユニクロ?」
提督「……何故わかった」
阿賀野「よーし!この阿賀野さんに任せなさい!」
提督「…まあ、うん、頼りにしてる」
…と、張り切って出かけたのはいいのだが…。
阿賀野のセンス、微妙に古かった。
ああ、もうユニクロでいいや。
阿賀野→ 127/500
326: 2014/09/13(土) 23:02:48.14 ID:ARflreR6o
【9月4週】
提督「秋か」
龍驤「…せやな」
だからなんだ、という目で此方を見つめるのは龍驤。
いや、俺としてもそれ以上の感想なんてものは無い。
…しかし、求められれば応えてしまう。それが俺のポリシーでカリスマ。
提督「…スポーツの…秋、だな」
龍驤「……せやな」
…ああ。
あんまり応えられなかった。
いかん、もっと、もっとこう具体的な…。
提督「そういえば最近の阪神…」
龍驤「…………」
提督「……ごめんなさい」
睨まれた。
…どうにも、不適切な話題だったようで。
コミュ対象 23:06に一番近いレス
阿賀野 127/500
瑞鳳 344/500
龍驤 308/500
睦月 334/500
翔鶴 165/500
334: 2014/09/13(土) 23:32:07.97 ID:ARflreR6o
提督「………ごほっ」
ああ、どうにもならん。
季節の変わり目、何となく半袖でいることを貫いていたのが原因だろうか。
俺は風邪だった。完膚なきまでに風邪だった。
翔鶴「…お兄さん…起きてますか?」
提督「…あー…起きてる」
部屋に入ってきたのは、学校から帰ったばかりなのだろう、制服姿の翔鶴。
右手に買い物袋をぶら下げている。
そのまま近づき、ベッドの側に立って、その袋を漁り始めた。
翔鶴「飲み物、大丈夫ですか?」
提督「…ありがとう」
翔鶴「ポカリとアクエリアス、どちらが良いですか?」
提督「……ぽかり」
翔鶴「はい、どうぞ」
丁寧に飲み口を開けてから、翔鶴が俺に常温のスポーツドリンクを差し出す。
翔鶴「何か食べられそうですか?ゼリーとか買ってきましたけど」
提督「…ん、軽いものなら…でも、塩気のあるもの食べたい」
翔鶴「そうですか、では…お粥でも作りましょうか」
提督「……あーんしてくれるか?」
翔鶴「ダメです、ちゃんと食べて下さい」
提督「…ちぇー」
軽口を飛ばせる辺り、朝よりは元気になったようだ。
温いスポーツドリンクを傾けると、少しだけ身体も軽くなった風な気がした。
翔鶴「では、体温測りましょうか」
提督「…ナースみたいだな、翔鶴」
翔鶴「ふふ、苦しい所はありますか、提督さん?」
そんな言葉に、翔鶴は珍しくノッてきて、体温計を片手に笑顔を浮かべる。
…――
>>+4
A.…ナースさん、股間が…。
B.苦しくはないけど…手でも握ってて欲しいかな。
C.……その姿が、本当に天使のように見えたのだ。
345: 2014/09/13(土) 23:45:05.62 ID:ARflreR6o
A.…ナースさん、股間が…。(*0.5)
提督「…ナースさん」
翔鶴「はい?」
提督「…苦しいです」
翔鶴「え?ど、どこがですか?」
提督「その……」
指で、下腹部を指す。
提督「ここが…熱くて…」
翔鶴「…………」
途端に、翔鶴の顔が変わる。
温度の無い瞳が、俺を見つめた。
提督「…な、ナースさーん」
翔鶴「…元気みたいですね、無駄に」
提督「あのー」
翔鶴「…お粥作ってきますね、できたら呼ぶので、起きて食べに来て下さい」
提督「えーと」
翔鶴「…あ、もう一本のポカリ、ここ置いときます」
提督「………」
ばたん!
強い力で閉められた扉。
………。
……お粥出来るまで、寝るか。
ぐー。
翔鶴→ 197/500
提督「…ナースさん」
翔鶴「はい?」
提督「…苦しいです」
翔鶴「え?ど、どこがですか?」
提督「その……」
指で、下腹部を指す。
提督「ここが…熱くて…」
翔鶴「…………」
途端に、翔鶴の顔が変わる。
温度の無い瞳が、俺を見つめた。
提督「…な、ナースさーん」
翔鶴「…元気みたいですね、無駄に」
提督「あのー」
翔鶴「…お粥作ってきますね、できたら呼ぶので、起きて食べに来て下さい」
提督「えーと」
翔鶴「…あ、もう一本のポカリ、ここ置いときます」
提督「………」
ばたん!
強い力で閉められた扉。
………。
……お粥出来るまで、寝るか。
ぐー。
翔鶴→ 197/500
346: 2014/09/13(土) 23:46:50.40 ID:5eJF/iclO
本能と煩悩に従った結果がこれだよ!
347: 2014/09/13(土) 23:47:32.77 ID:lrpVwx1oo



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