357: 2014/11/09(日) 01:09:00.49 ID:5tD1FIqPo
【5月1週】
曙「…………ぐぅ」
提督「…………」
本日は我が愛しのぼろスマホはしっかりとおはようのメロディーを奏でてくれた。ありがとう。
しかしだ。
何故か隣に妹が寝ていた。
それなんてえろげ。
提督「………」
曙「………んー……すぴー…」
ああ、よく寝ている。
寝る子は育つ。しっかり寝てしっかり育ちなさいな、曙や。
さー、今日も元気に走りましょうか、うんうん。
提督「…んが」
そして立ち上がろうとして―気付く。
めっちゃしっかりと服の裾を妹に握られていることに。
……ぐう。
曙 *19/500
満潮 *55/500
山城 **0/500
鬼怒 *43/500
摩耶 *27/500
>>+1-5のコンマに対応、一番高い娘とコミュ
371: 2014/11/09(日) 01:26:28.47 ID:5tD1FIqPo
鬼怒「………むにゃ」
提督「おーいー、鬼怒ちゃーん」
鬼怒「…はっ!?お、おはようございます!提督お兄さん!」
提督「はいおはよう、ていうか今走ったまま寝てなかったかい君」
鬼怒「…ん、それは…いけないですね、ちゃんと走らなきゃ!」
提督「そこじゃない、突っ込んだのはその部分じゃないよー」
鬼怒ちゃん、中学○年生、1○歳。
特技は走りながら寝る事。時間を節約できます。
…あ、○で隠したのには別に意味は無いぞ、こう、IVみたいな感じを出そうなんてつもりは毛頭ない。
ちなみに彼女は2年生だ、俺と一緒。うふふ。ごめん。
鬼怒「………くぅ」
提督「ってこら、起きなさい」
鬼怒「はっ」
さてさて。
即ゴミ箱行きの思考を張り巡らせていたらまたこの子寝てたよ。
雑技団にでも入ったらどうだろうかとおすすめしたい。だって寝てるはずなのにペース落ちてないもん。怖っ。
提督「…しかし、随分疲れてるね?」
鬼怒「ふぁい…あの、遅くまで宿題を…」
提督「へえ、宿題」
鬼怒「鬼怒はバカですから、時間が掛かるんですよね…特に数学は苦手なんですよー…」
時間が掛かるのにしっかりと宿題をやり切って、その上このランニングもしっかり参加…。
やだこの子凄く良い子。義務教育中に宿題をすることの無意味さを解くのはやめよう、この子が汚れる。
提督「ちなみに、何時に寝たの?」
鬼怒「1時です」
提督「…………」
やだこの子良い子…。
鬼怒「提督お兄さん?」
提督「あ、…うん、そりゃ寝不足だねー」
鬼怒「はい、いつも12時までには絶対寝てるんですけど…ふぁぁ」
なんだろ、もう欠伸をする姿まで可愛く見える。
―が、その時であった。
鬼怒「わ、た――っ!?」
いかに鬼怒ちゃんといえども、そう何度も寝走りは通用しないらしい。
バランスを崩して、前のめりにつんのめった。
俺は――
>>+4
A.「大丈夫?」と鬼怒ちゃんを抱き寄せた。
B.ジャージの襟を掴んで鬼怒ちゃんを救出した。
C.あ、間に合わねーこれ。
384: 2014/11/09(日) 01:47:59.59 ID:5tD1FIqPo
A.「大丈夫?」と鬼怒ちゃんを抱き寄せた。(*1.5)
鬼怒「わ――…あ、れ?」
提督「大丈夫?」
勿論イケメンな俺はしっかと鬼怒ちゃんを抱きとめる。
…うわめっちゃ腰に来た、めちゃくちゃ痛いんだけどこれ。
なんて感情はおくびにも出さない。頼れるお兄さんであるからな。
つーか鬼怒ちゃん柔らかっ。
鬼怒「あ…提督お兄さん」
提督「走りながら寝ると危ないよ、鬼怒ちゃん」
俺に向かって振り向いた鬼怒ちゃんに言う。
…尤も、君以外には出来ない芸当だろうけどね。
とは言わない。言っても理解してくれないだろうし。
鬼怒「え…あ、ええっ!?」
俺の顔を認識して、その後に自分の状態を確認した鬼怒ちゃん。
すると、此方に向けていた顔がみるみるうちに真っ赤に染まった。
鬼怒「は、離して下さいーっ!」
提督「わっ」
ばばっ、と。
手際よく俺の腕を解いて自らの足で大地に立つ。
鬼怒「…あ、……ご、ごめんなさい!助けてもらったのに…」
提督「いやいや、良いよ良いよ、こっちこそごめん、緊急時とは言えデリカシーが無かったね」
鬼怒「い、いえっ!え、えと、あ…そ、その、…き、鬼怒にはまだそういうのは早いですっ!」
提督「へ?」
―どういう意味だ、と問おうとしたが。
鬼怒「だから…えと、あ、あの、ごめんなさいでしたっ!」
一度、思い切り俺に頭を下げて。
すぐにその姿は超スピードで遠ざかっていく。
提督「…ま、とりあえず目が覚めたみたいで良かった良かった」
…………ああ、良い子だ。すげー純粋。
慌てて咄嗟に言葉が出ないところとかマジグッド、うん。
提督「さって、と」
俺も、ゆっくりと走り始める。
生憎、この日はもう鬼怒ちゃんに会う事はなかったが――
俺の鬼怒ちゃんに対する好感度はまた上がったのであった。
鬼怒→ 101/500
鬼怒「わ――…あ、れ?」
提督「大丈夫?」
勿論イケメンな俺はしっかと鬼怒ちゃんを抱きとめる。
…うわめっちゃ腰に来た、めちゃくちゃ痛いんだけどこれ。
なんて感情はおくびにも出さない。頼れるお兄さんであるからな。
つーか鬼怒ちゃん柔らかっ。
鬼怒「あ…提督お兄さん」
提督「走りながら寝ると危ないよ、鬼怒ちゃん」
俺に向かって振り向いた鬼怒ちゃんに言う。
…尤も、君以外には出来ない芸当だろうけどね。
とは言わない。言っても理解してくれないだろうし。
鬼怒「え…あ、ええっ!?」
俺の顔を認識して、その後に自分の状態を確認した鬼怒ちゃん。
すると、此方に向けていた顔がみるみるうちに真っ赤に染まった。
鬼怒「は、離して下さいーっ!」
提督「わっ」
ばばっ、と。
手際よく俺の腕を解いて自らの足で大地に立つ。
鬼怒「…あ、……ご、ごめんなさい!助けてもらったのに…」
提督「いやいや、良いよ良いよ、こっちこそごめん、緊急時とは言えデリカシーが無かったね」
鬼怒「い、いえっ!え、えと、あ…そ、その、…き、鬼怒にはまだそういうのは早いですっ!」
提督「へ?」
―どういう意味だ、と問おうとしたが。
鬼怒「だから…えと、あ、あの、ごめんなさいでしたっ!」
一度、思い切り俺に頭を下げて。
すぐにその姿は超スピードで遠ざかっていく。
提督「…ま、とりあえず目が覚めたみたいで良かった良かった」
…………ああ、良い子だ。すげー純粋。
慌てて咄嗟に言葉が出ないところとかマジグッド、うん。
提督「さって、と」
俺も、ゆっくりと走り始める。
生憎、この日はもう鬼怒ちゃんに会う事はなかったが――
俺の鬼怒ちゃんに対する好感度はまた上がったのであった。
鬼怒→ 101/500
386: 2014/11/09(日) 01:56:03.83 ID:5tD1FIqPo
【5月2週】
山城「………提督」
提督「…なんだ、この世の終わりみたいな顔して」
山城「……お弁当、忘れたの」
提督「…つーと…昼飯か?」
山城「ええ…一生懸命、今日も、一生懸命作ったのに…」
提督「……あー…」
山城「ごめんなさい、ごめんなさいね、提督、あのね、忘れてたわけじゃないの、貴方の事を想って、一生懸命作ったの、でもね」
山城「…でもね…ああ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい提督、私、貴方に」
提督「大丈夫、お前が俺の為に飯を一生懸命作ってきてくれてんのはちゃんと知ってるって」
山城「提督…」
提督「昼は購買のパンでも軽く食ってさ、放課後お前の家で弁当食えばいいだろ、な?」
山城「…で、でも…だって、お昼、お腹すくし…そしたら、弁当食べる時間は中途半端になるし…」
提督「お前が折角作った弁当だ、食うよ」
山城「提督ぅ…………」ギュムー
提督(……こんな事してっからクラスで浮くんだろうなー)
曙 *19/500
満潮 *55/500
山城 **0/500
鬼怒 101/500
摩耶 *27/500
>>+1-5のコンマに対応、一番高い娘とコミュ
409: 2014/11/09(日) 20:46:57.75 ID:5tD1FIqPo
鬼怒「こ、この前はっ!」
提督「うおっ」
何か最近鬼怒ちゃん元気ねえなー、なんて。
そんなことを考えながらのランニング中。
いきなり鬼怒ちゃんが立ち止まったと思ったら、大きな声をあげた。
鬼怒「この前は、ごめんなさいです、お兄さん!」
提督「…この前?」
鬼怒「た、助けてもらったのに…あの、お兄さん突き飛ばしちゃって、その上、ろくにお礼も言わずに…」
提督「……ん、ああ」
この前ね。この前この前。
俺が鬼怒ちゃんを抱き締めて姫、お怪我はありませんかキリィってやった時ね。脚色?してないしてない。
提督「いやいや、あれは俺も不必要なまでに接触してしまったし」
鬼怒「お、お兄さんは悪くないです!」
鬼怒「鬼怒は…えと、あまり、というか全く、男の人にああいう事をされたことがない、から…ちょっと、頭がぶわーってなって」
鬼怒「だ、だから…ごめんなさいでした!それと、助けていただきありがとうございましたっ!」
慇懃、というよりは必氏という様相で。
鬼怒ちゃんが深く頭を下げた。
提督「…大袈裟だなあ、鬼怒ちゃんは」
鬼怒「…あ」
まあそんなに頭見せられたら撫でたくなるよね。
というわけでその頭をぽんぽんと叩く。
あ、仲良くない人が頭を触ると嫌がる人の方が多いからこれをやるのには注意が必要だぞ。
つっても俺のようなイケメンは許されるがな、嘘だけど。
提督「気にしない気にしない、俺も気にしてないからさ、ね?」
鬼怒「……ありがとうございますっ!お兄さん!」
提督「わっ」
いきなり下げた頭をどがーっと上げる鬼怒ちゃん。
その拍子に手がふっとばされた。ちくしょう。
鬼怒「やっぱり、お兄さんは優しいです!」
提督「んな事ないってば…」
満面の笑顔を俺に向ける。
眩しくて直視が難しいレベルの純粋さである。
…さて、何と返したものか。
>>+4
A.…・さ、走ろうか。
B.てい。ほっぺたぷにー。
C.……あ、あいたたたた!この前突き飛ばされた拍子に痛めた腰が急に…!
417: 2014/11/09(日) 21:13:55.85 ID:5tD1FIqPo
A.…さ、走ろうか。(*1.5)
提督「…さ、走ろうか、鬼怒ちゃん」
鬼怒「がってんしょうちです!走っちゃいます!」
と、威勢良く宣言したものの。
鬼怒ちゃんのペースは遅い。
いつもは俺の少し先をゆく彼女が、隣にぴったりとくっつくようにして走っている。
提督「…今日はゆっくりなんだね?」
鬼怒「は、はい…ゆっくり走りたい気分、なんです」
提督「そかそか、まあ、鬼怒ちゃんがいいならそれでいいよ」
鬼怒「…ありがとうございます、提督お兄さん」
俺も、そんな鬼怒ちゃんにつられた、というわけではないが。
少しペースを落としてみたりして。
そんなこんなで今日のランニングが終わったのは、いつもより遅くなってしまったのだった。
鬼怒→ 122/500
提督「…さ、走ろうか、鬼怒ちゃん」
鬼怒「がってんしょうちです!走っちゃいます!」
と、威勢良く宣言したものの。
鬼怒ちゃんのペースは遅い。
いつもは俺の少し先をゆく彼女が、隣にぴったりとくっつくようにして走っている。
提督「…今日はゆっくりなんだね?」
鬼怒「は、はい…ゆっくり走りたい気分、なんです」
提督「そかそか、まあ、鬼怒ちゃんがいいならそれでいいよ」
鬼怒「…ありがとうございます、提督お兄さん」
俺も、そんな鬼怒ちゃんにつられた、というわけではないが。
少しペースを落としてみたりして。
そんなこんなで今日のランニングが終わったのは、いつもより遅くなってしまったのだった。
鬼怒→ 122/500
421: 2014/11/09(日) 21:20:52.51 ID:5tD1FIqPo
【5月3週】
鬼怒「雨ですね」
提督「雨だねー」
レインコートですっぽりと身体を覆い。
ぱしゃぱしゃと足元を濡らしながら。
雨の中でも走り続ける俺達。
陸上部も真っ青の走りにかける情熱である。
鬼怒「でも、鬼怒はこんな日も結構好きです」
提督「そうなの?」
鬼怒「はい、水たまりをぱしゃぱしゃするの、楽しいですから!」
提督「…小学生みたいだなあ」
鬼怒「だって、楽しいですよ?」
提督「…やらないよ?」
鬼怒「楽しい、ですよ…?」
提督「…や、やらないってば」
曙 *19/500
満潮 *55/500
山城 **0/500
鬼怒 122/500
摩耶 *27/500
>>+1-5のコンマに対応、一番高い娘とコミュ
432: 2014/11/09(日) 21:49:27.59 ID:5tD1FIqPo
提督「にしても、アレっすね」
摩耶「目的語はしっかり指定してくれよ、全然わかんねーってば、その言い方じゃ」
提督「アレはアレっすよ、アレ」
摩耶「…はぁ、…お前と話してると頭痛くなるぜー…」
自販機前の廊下。
いつの間にか、此処で彼女と話すのが日常になっていた。
仲良くなれたかどうか…と言うと、微妙であるが。
摩耶「で、なんだよ」
面倒臭そうに訊き返す。
なんだかんだ言って、さっきの俺を無視しない辺りこの人は良い人だと思う。
提督「いえ、はぐらかされたままにされてる話題って気になりません?」
摩耶「……まーだ言うのか」
提督「ですよですよ、もう俺達は十分仲良くなったじゃないですか、飲み友ですよ飲み友」
摩耶「ジュース飲んでるだけだろがってーの」
提督「ちぇー、まだ足りませんか、好感度」
摩耶「そんなゲームシステムみたいな言い方すんなよな」
提督「わかりやすいじゃないですか」
摩耶「…お前なあ…」
はぁ、と息を吐く。この人いつも溜息吐いてるな、…俺のせいか。
摩耶「だいたい、仲良くなったっつっても此処で意味も無い事話すだけじゃねーか」
摩耶「教室ではいつも…山城だっけか?とくっついてるしよ、お前」
提督「摩耶さんが話したいならお話しますよ、いつでも」
摩耶「やーだよ、あいつ近づいたら睨んでくるじゃねーか」
提督「ふむ、確かに」
…なるほど、確かに俺は摩耶さんと十分に仲良くなっていないのかもしれない。
しかし、仲良くなるといってもどうすれば――――
>>+4
A.敬語がいけないのかもしれない、おい摩耶ァ!これでどうだァ!?
B.よし、少しフレンドリーに会話してみよう。
C.……肉体的スキンシップが足りないじゃないのか…!?
437: 2014/11/09(日) 22:09:32.73 ID:5tD1FIqPo
B.よし、少しフレンドリーに会話してみよう。(*1.5)
提督「摩耶さん」
摩耶「あんだよ」
提督「敬語やめていいですか?」
摩耶「…ん?…ああ、そりゃ別に構わねーけど、どうしたいきなり」
提督「いえ、原因を探ってて…やっぱ、このいつまで経っても敬語ってのは、仲良くなれない一因だと思ったんすよね」
摩耶「……まあ、確かに…壁、みたいなもんを感じるとは思ってたけどさ」
提督「でしょう?というわけで…えー…あー…摩耶」
摩耶「…お、おう」
提督「こんな感じで良いか?」
摩耶「……い、いいぜ、うん」
提督「何照れてんだ?」
摩耶「…あ、いや、うん、なんか、照れる」
提督「変な奴だなぁ」
摩耶「お、お前には言われたくねーって」
提督「はは、確かに、俺もそう思うよ」
摩耶「……そ、そうか」
提督「だから何で照れるんだよ」
摩耶「…いや…何でだろ、違和感的なアレが…違和感で…うん」
提督「…ま、慣れてくれ」
摩耶「……つーか何でお前はそんなに普通なんだよ」
提督「はっは」
摩耶「笑って誤魔化すな!」
やはり。
仲良くなるには、タメ口が一番であったのだった。
…仲良くなったのかこれ?
摩耶→ 151/500
提督「摩耶さん」
摩耶「あんだよ」
提督「敬語やめていいですか?」
摩耶「…ん?…ああ、そりゃ別に構わねーけど、どうしたいきなり」
提督「いえ、原因を探ってて…やっぱ、このいつまで経っても敬語ってのは、仲良くなれない一因だと思ったんすよね」
摩耶「……まあ、確かに…壁、みたいなもんを感じるとは思ってたけどさ」
提督「でしょう?というわけで…えー…あー…摩耶」
摩耶「…お、おう」
提督「こんな感じで良いか?」
摩耶「……い、いいぜ、うん」
提督「何照れてんだ?」
摩耶「…あ、いや、うん、なんか、照れる」
提督「変な奴だなぁ」
摩耶「お、お前には言われたくねーって」
提督「はは、確かに、俺もそう思うよ」
摩耶「……そ、そうか」
提督「だから何で照れるんだよ」
摩耶「…いや…何でだろ、違和感的なアレが…違和感で…うん」
提督「…ま、慣れてくれ」
摩耶「……つーか何でお前はそんなに普通なんだよ」
提督「はっは」
摩耶「笑って誤魔化すな!」
やはり。
仲良くなるには、タメ口が一番であったのだった。
…仲良くなったのかこれ?
摩耶→ 151/500
446: 2014/11/09(日) 23:42:57.55 ID:5tD1FIqPo
【5月4週】
『えー…あの子は相変わらず…かしら?』
提督「はい、そりゃもう」
『……ごめんなさい』
提督「……まあ、謝られても…」
『悪いとは思ってるのよ、ええ、悪いとは』
提督「確かに、貴女も大変だったんだろうなぁ、とは思いますが」
『…ごめんなさいね』
提督「…はぁ、あ、夏休み――」
『サークルの合宿があるの、あとバイト』
提督「………そっすか」
曙 *19/500
満潮 *55/500
山城 **0/500
鬼怒 122/500
摩耶 151/500
>>+1-5のコンマに対応、一番高い娘とコミュ
455: 2014/11/10(月) 00:10:31.84 ID:qpStumwWo
鬼怒「るーるーるーん♪」
提督「ご機嫌だね、随分」
あれから、すっかり俺の横が定位置になった鬼怒ちゃん。
今日は鼻歌交じりで、やけに楽しそうに走っている。
鬼怒「はいっ、中間テストが良かったです!」
提督「お、そうなの?」
鬼怒「いつもは全然ダメなんですけど…今回は勉強した所がばっちり出たんです!」
提督「おお、そりゃおめでとう」
鬼怒「えへへー、半分超えたんですよー!」
提督「ちなみにいつもはどのくらい?」
鬼怒「………まあ…下から数えたほうが早い、とだけ」
提督「そっかそっか、うんうん」
よし、深入りやめー。
空気の読める優しいお兄さんになろう。
提督「…でも、頑張ってるよね、鬼怒ちゃん」
鬼怒「…はい?ど、どうしたんですか、いきなり」
提督「いやいや、このランニングにしたって、宿題にしたって…なんだって頑張ってるじゃん、鬼怒ちゃんは」
鬼怒「い、いえ!出来る事をやってるだけですよ!」
提督「…そっか、じゃ、そういうことにしとこう、うん」
本当に、この子はいい子だと思う。
ひたむきで、真っ直ぐな。…加えて言うなら、俺の周りには中々いない人種。
見てるだけで癒される。うむ。
鬼怒「………あ、あの、お兄さん」
提督「うん?」
鬼怒「え、えと…じ、実はですね」
提督「うんうん、どしたの?」
鬼怒「こ、今度…陸上の大会があるんです」
提督「ほう、大会」
鬼怒「それで…で、できたらお兄さんに応援に来て欲しいなー…なんて」
提督「…応援、応援なあ…つっても、俺が行ったところで」
鬼怒「て、提督お兄さんがいたら!が、頑張れると思うんです!何となくっ!」
提督「…んー…」
陸上の大会かぁ。
あんま人集まる場所って好きじゃないんだよな――
>>+4
A.……行けたら行くよ。
B.…わかった、任せなさい。
C.大丈夫だよ、鬼怒ちゃんなら。
467: 2014/11/10(月) 00:24:37.37 ID:qpStumwWo
B.…わかった、任せなさい。(*1.5)
…ま、優しいお兄さんである俺は勿論引き受けるがな。
思えば遠くに来たものだ、最初は絶対に関わらないと誓った程なのに。…あ、もしかしてあれフラグだったのか?
提督「…わかった、任せなさい」
鬼怒「ほんとですか!?」
提督「ああ、しーっかり応援してあげるよ」
鬼怒「ありがとうございます!お兄さん!」
両手を挙げて喜びを表す鬼怒ちゃん。
…前から思ってたんだけどそのポーズ好きだよね君、ストレッチ?でもやってるし。
どうでもいいか。うん。癖なのかもしれないし。
提督「…で、その大会ってのはいつ?」
鬼怒「あ、はい、えっと…」
立ち止まって、ポケットからスマホを取り出す。
流石に携帯使う時くらいは止まるらしい。それとも前回の反省を踏まえたのだろうか。
鬼怒「――日ですね」
提督「――日ね、了解」
俺も何となくスマホのスカスカのカレンダーにそれを記入してみたりする。
すると、そんな俺をじーっと鬼怒ちゃんが見ていた。
提督「…どしたの?」
鬼怒「あ、え、えーっと…ら、LINEやってますか?」
提督「…ん、ああ…ちょっと待って、今QR出すから」
鬼怒「…あ…は、はいっ!」
………本当に。
思えば遠くに来たものだ、である。
鬼怒→ 252/500
…ま、優しいお兄さんである俺は勿論引き受けるがな。
思えば遠くに来たものだ、最初は絶対に関わらないと誓った程なのに。…あ、もしかしてあれフラグだったのか?
提督「…わかった、任せなさい」
鬼怒「ほんとですか!?」
提督「ああ、しーっかり応援してあげるよ」
鬼怒「ありがとうございます!お兄さん!」
両手を挙げて喜びを表す鬼怒ちゃん。
…前から思ってたんだけどそのポーズ好きだよね君、ストレッチ?でもやってるし。
どうでもいいか。うん。癖なのかもしれないし。
提督「…で、その大会ってのはいつ?」
鬼怒「あ、はい、えっと…」
立ち止まって、ポケットからスマホを取り出す。
流石に携帯使う時くらいは止まるらしい。それとも前回の反省を踏まえたのだろうか。
鬼怒「――日ですね」
提督「――日ね、了解」
俺も何となくスマホのスカスカのカレンダーにそれを記入してみたりする。
すると、そんな俺をじーっと鬼怒ちゃんが見ていた。
提督「…どしたの?」
鬼怒「あ、え、えーっと…ら、LINEやってますか?」
提督「…ん、ああ…ちょっと待って、今QR出すから」
鬼怒「…あ…は、はいっ!」
………本当に。
思えば遠くに来たものだ、である。
鬼怒→ 252/500
468: 2014/11/10(月) 00:35:26.24 ID:qpStumwWo
【鬼怒―その1】
「わー!」
家に帰ってくるなり、玄関で大声を出す。
母親のうるさいわよーと台所で言う声が聞こえた。
ついに言ってしまった。
絶対不自然だ、絶対不自然に思われたと思う。
いきなり陸上の大会に来てくださいなんて、わけわかんないよね。
でも鬼怒にもわけわかんない。うんうん。わけわかんない、うん。
お兄さんがいたら、…いてくれたら、その方が、良いタイムが出そうだった、なんて。
わけわかんない、よね。
「うー……」
今度は玄関にへたりこむ。
父親の何やってんだお前という声が聞こえた。
お兄さんは来てくれるかな?
来てくれると…いいな。
「わっ!?」
そんな時、ポケットが震える。
取り出してみると、LINE通知。
『鬼怒ちゃん、ちゃんと届いてる?』
……お、お兄さん!?
わ、わぁ、な、なんて返そう、何て返せば良いのかな。
届いてますよー…は、ありきたりすぎるし。
今日はありがとうございました?…い、意味分かんないなぁ、これじゃあ。
「うあー…わかんないよー……」
結局、30分もかけて、『はい』とだけ返したのでした。
ううー……。
艦娘達と過ごすちょっとした学園もの【15周6月】



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