134: 2014/04/25(金) 00:07:13.60 ID:+MjkEPJe0

ツバサ「そして矢澤にこ……」


にこ「んっ………」


ツバサ「いつもお花ありがとう!」ニコッ


8人「えぇ!?」


ツバサ「昔から応援してくれているよね?すごく嬉しいよ!」


にこ「あっ、嫌、その……だって、約束だったでしょ?」


8人「え?」


絵里「どういうこと?」


希「知り合いだったん?」


にこ「まぁ、小さい頃にね……」


ツバサ「覚えててくれたんだ………ありがとう」


にこ「当たり前でしょ?」


穂乃果「小さい頃?」


にこ「話しても良いかしら?」


ツバサ「えぇ、構わないわ」


にこ「私、実は小学生の頃からオーディションを受けたりしてたのよ」


海未「そんなに前から……」


にこ「その時に会ったのがツバサちゃんって訳よ」


真姫「約束って?」


にこ「ちょっと、長くなるけど良いかしら?」


ことり「もちろん!」


花陽「綺羅さんとお友達だったなんて、私も気になりますっ!」


凛「凛もー!」


にこ「あれは、私が初めてオーディションを受けた日のことよ……」
LoveLive!Days 2026年11月号

135: 2014/04/25(金) 00:23:50.49 ID:QHrtRAcx0



オーディション前、楽屋


にこ「さすがに初めてだと緊張するわね………」


にこ「えーっと、手のひらに人の字を書いて飲み込む!」パクッ


「何してるの?」


にこ「うわぁ!?急に声掛けないでよ!?」


「うっ、ごめんなさい………」


にこ「あっ、いや、急に大きな声出して悪かったわね……」


「あなたのお名前は?」


にこ「にこ、矢澤にこよっ!」


ツバサ「わたしはツバサ、綺羅ツバサだよ!」


にこ「よろしくねっ!」


ツバサ「よろしくして良いのかな?」


にこ「何でよ?」


ツバサ「だって、私達はこれからオーディションで競い合う、ライバルでしょ?」


にこ「だからって、仲良くしちゃいけないの?」


ツバサ「う~ん……わかんない」


にこ「なら、仲良くしましょ?互いを高め合えるライバルとして!」


ツバサ「そうだね!よろしく、にこちゃん!」


ガチャ


審査員「次の方、矢澤にこさんお願いします」


にこ「はーい!」


にこ「じゃあ、行ってくるわね!」


ツバサ「うん、頑張ってね?」


にこ「当たり前よ!ツバサちゃんもね!」テクテク

136: 2014/04/25(金) 00:50:49.86 ID:koIHewqT0




審査員「では、今回の合格者の発表をします!」


審査員「……さん、綺羅ツバサさん、……」


審査員「以上になります」


にこ「あっ………」


ツバサ「にこちゃん……今回は残念だったけど、次こそは

にこ「辞めて!そんな情けを掛けられたって嬉しく無いわ!」


ツバサ「あっ………ごめん……」


にこ「あっ、いや、その、わたしこそごめんなさい………それと、おめでとう」


ツバサ「うん………ありがとう」


にこ「良かったわね、これでアイドルになれるわよ」


ツバサ「う~ん、でも断ろうかな」


にこ「はぁ?」


ツバサ「わたしね、今まで何回かオーディションを受けてきて、今日初めて自分以外の人が受かったらいいな、と思ったの」


にこ「なにそれ?」


ツバサ「わたし自身何でこんなこと思ってるのか分からないの………でも、たぶん、にこちゃんと一緒がいいなって思ってるんだと思う」


にこ「今日初めて会った他人なのに?」


ツバサ「うん、だってライバルが出来たのは初めてだったから、きっとにこちゃんとなら、本当の意味で良いライバルになれるって思ったの!」


にこ「あっそう」


ツバサ「だから、受かるのならにこちゃんと一緒がいいな?」


にこ「はぁ………ばっかじゃないの?考えが甘過ぎるわよ!あんたは今この瞬間、あんた自身の可能性を捨てることになるのよ?」


ツバサ「それでもいいの!」

137: 2014/04/25(金) 01:37:50.75 ID:hU9HumOt0

にこ「そんなの私が許さないわよっ!」


ツバサ「えっ?」


にこ「私はアイドルが好き、みんなを笑顔に出来るアイドルに憧れてる、だからこそ努力を怠らなかったし、ここでも全力を出したつもりなの!」


にこ「それでも勝ち取れなかった結果を勝ち取った人に捨てて欲しくないっ!」


ツバサ「にこちゃん………」


にこ「ツバサちゃんはここで受かったんだからちゃんとアイドルしなさい!もし、中途半端な事したら許さないんだから!」


ツバサ「………うん!分かった!でも、すぐ追いかけてきてね」


にこ「あったり前でしょ?すぐ追いついてやるわっ!」


ツバサ「うん、待ってるね」


にこ「わたしが応援してあげる!だから、絶対に人気者にならなきゃ駄目よっ!」


ツバサ「うん、頑張るっ!」









にこ「それから幾つかオーディションを受けたんだけど、受かってもお金が沢山掛かる事が分かった私は諦めちゃった……」


にこ「ツバサには悪いことをしたと思ってたわ」


ツバサ「ううん、にこがいたから頑張れたし、今の私があるのよ?」


にこ「それは謙遜ね」


ツバサ「そうでも無いと思うけど?」


にこ「まぁ、だから、私はA-RISEを見つけた時、驚いたわ」


ツバサ「私も、お花が贈られてきて名前を見たときに驚いた、覚えててくれてたんだって」

138: 2014/04/25(金) 01:39:53.96 ID:hU9HumOt0

にこ「それからは、応援するのはもちろん、私も何かしなきゃって焦ってた」


希「それで高校でアイドル研究部を立ち上げたんやね」


にこ「だけど、焦りすぎてたのよ……追いつく事だけを考え過ぎてた………だから、みんな辞めていっちゃった」


にこ「でもツバサが待っててくれるから、私は諦められなかった……けど、時は待ってはくれなかった」


穂乃果「だから最初私達のことも解散しろだなんて言ったんだね」


にこ「そう、私には時間が無かったからね……追いつくまでは無くとも近づきたかったのよ」


海未「それでラブライブに固執していたと」


にこ「そう、でも今は違う………追いつくだけじゃない!追い抜きに来たのよ!」


ツバサ「ふふっ、そっか………だけど、私達だって負けるわけにはいかない!」


あんじゅ「今回はランキングなんて関係ない」


英玲奈「私達はただ純粋に今この時、1番お客さんを喜ばせる存在でありたい」


ツバサ「本当はもうちょっとにことお喋りしたいところだけど、練習もしたいし失礼しようかしら」


ツバサ「それでは、μ'sのみなさん、お互い頑張りましょう?そして、私達は負けません!……にこ、決勝で待ってるわよ?」


にこ「えぇ、絶対負けないんだから!」


ツバサ「楽しみにしてるわ」

139: 2014/04/25(金) 01:43:17.83 ID:d1gPB1Mu0

にこ「はい、終わりにこ!」


にこ「>>131さんの期待に応えられたか分からないけど、>>1にはこれが限界にこ………」


にこ「思ったより時間掛かっちゃったので、今日はここまでー」


にこ「ではではー、おやすにこっ!」

引用: にこ「次回、ラブライブ!>>5」