206: 2014/07/13(日) 12:58:58.98 ID:H3iblAY60
第7話「積み重なる嘘」
前回:恭介「人魚姫の物語」【第六話】
氷室「・・・」
さやか「うーん?どうした、氷室君?」
氷室「あ、うん」
氷室「その恭介ってもしかして・・・上条恭介の事・・・?」
さやか「!?氷室君、恭介の事知ってるの?」
氷室「まぁね・・・僕だってバイオリニストだし・・・」
氷室「何回か彼の演奏を聞いたことがある、最近彼女が出来たとか・・・」
さやか「そ、仁美ね」
氷室(・・・)
氷室(うわぁ・・・目の前に本人がいるのに・・・僕自身の愚痴を聞かされるのか・・・)
さやか「あたしもさー、もう吹っ切ったから後からごちゃごちゃ言う必要無いんだけどー」
さやか「あたしの事友達としてしか見てなかったとしてももうちょっとさー」ぐちぐち
さやか「退院の時知らせてもくれなかったし、こう、一言お礼というか・・・」
さやか「仁美も仁美で「一日だけお待ちしますわ」って・・・そんなすぐにあたしが割り切れるわけ無いし、
恭介も恭介で何も考えずに返事を即答しなくてもいいのになー、っつーか・・・」ぐちぐち
氷室(台無しだよ!)
氷室(最近、さやかは何かを吹っ切ったというか・・・大人の女性としての雰囲気があったのに・・・)
氷室(それがまさか僕の事を諦めた事から来ているとは知らなかったし・・・そして今愚痴ったら台無しだよ!)
氷室「多分、上条の方に自覚というか・・・美樹さんに異性として好かれてるって意識が無かったんじゃないかな?」
さやか「いつまでたっても気付かない事が問題なんですけど・・・」
氷室「いや、幼なじみくらい距離が近すぎたら・・・かえってわかりにくいと思うよ」
氷室「美樹さんの好みじゃないんだろうなって上条は思っていたんじゃないかな?」
氷室(今のは紛れも無く僕の本心だ・・・さやかが僕の事好きだったなんて可能性すら考えなかったから・・・)
さやか「そんなもんかねぇ・・・って、あれ?」
さやか「あたしと恭介が幼なじみって事言ったっけ?」
前回:恭介「人魚姫の物語」【第六話】
氷室「・・・」
さやか「うーん?どうした、氷室君?」
氷室「あ、うん」
氷室「その恭介ってもしかして・・・上条恭介の事・・・?」
さやか「!?氷室君、恭介の事知ってるの?」
氷室「まぁね・・・僕だってバイオリニストだし・・・」
氷室「何回か彼の演奏を聞いたことがある、最近彼女が出来たとか・・・」
さやか「そ、仁美ね」
氷室(・・・)
氷室(うわぁ・・・目の前に本人がいるのに・・・僕自身の愚痴を聞かされるのか・・・)
さやか「あたしもさー、もう吹っ切ったから後からごちゃごちゃ言う必要無いんだけどー」
さやか「あたしの事友達としてしか見てなかったとしてももうちょっとさー」ぐちぐち
さやか「退院の時知らせてもくれなかったし、こう、一言お礼というか・・・」
さやか「仁美も仁美で「一日だけお待ちしますわ」って・・・そんなすぐにあたしが割り切れるわけ無いし、
恭介も恭介で何も考えずに返事を即答しなくてもいいのになー、っつーか・・・」ぐちぐち
氷室(台無しだよ!)
氷室(最近、さやかは何かを吹っ切ったというか・・・大人の女性としての雰囲気があったのに・・・)
氷室(それがまさか僕の事を諦めた事から来ているとは知らなかったし・・・そして今愚痴ったら台無しだよ!)
氷室「多分、上条の方に自覚というか・・・美樹さんに異性として好かれてるって意識が無かったんじゃないかな?」
さやか「いつまでたっても気付かない事が問題なんですけど・・・」
氷室「いや、幼なじみくらい距離が近すぎたら・・・かえってわかりにくいと思うよ」
氷室「美樹さんの好みじゃないんだろうなって上条は思っていたんじゃないかな?」
氷室(今のは紛れも無く僕の本心だ・・・さやかが僕の事好きだったなんて可能性すら考えなかったから・・・)
さやか「そんなもんかねぇ・・・って、あれ?」
さやか「あたしと恭介が幼なじみって事言ったっけ?」
207: 2014/07/13(日) 21:19:51.11 ID:H3iblAY60
氷室「・・・!」
氷室「うん、言った言った。「恭介ってのはあたしの幼なじみでー」って言ったよ!」
さやか「言ったかな・・・ま、いいや」
氷室(危ない、危ない・・・さやかにだけは僕の正体を知られるわけには・・・)
さやか「あたし・・・恭介にとって余計なことしたのかな・・・」
氷室「・・・」
氷室「余計な事・・・だったかもね・・・」
さやか「え」
氷室「上条にとってバイオリンを弾けるかどうかってのは・・・一生を左右する問題だから・・・」
氷室「美樹さんの願いで・・・それも美樹さんの一生を賭けた願いで彼の人生を決めてしまったのは・・・
もしかしたら余計な事だったかもしれない・・・」
氷室「でも上条が事前にその事を知ってたら・・・絶対に止めたはずだよ!」
さやか「氷室君・・・?」
氷室「美樹さんを犠牲にしてまでバイオリンがまた弾ける様にはなりたいとは思ってなかったはず」
氷室「大切な誰かが戦いの運命を背負って・・・それでバイオリンを弾けるようになっても・・・そんなの意味無いよ」
氷室「バイオリンを聞かせたい人達が危険な目にあうだなんて・・・そんなの本末転倒だよ!」
さやか「そうだね・・・だからこそあたしは恭介に本当のことが言えなかったんだ」
氷室「・・・!」
さやか「恭介が反対するかもって思ったら・・・言えなかった。でも・・・」
氷室「・・・」
氷室「そこまでして・・・彼のバイオリンを聞きたかったんだね・・・」
さやか「・・・うん・・・」
氷室「・・・」
氷室「・・・大丈夫・・・その願いは叶うよ・・・きっと叶う」
氷室「上条のバイオリンは確かにすごい、(自画自賛)だけどあいつ・・・子供っぽい所あるから・・・」
氷室「というより・・・直接伝えない美樹さんも十分子供で・・・」
さやか「あれ!?」
氷室「うん、言った言った。「恭介ってのはあたしの幼なじみでー」って言ったよ!」
さやか「言ったかな・・・ま、いいや」
氷室(危ない、危ない・・・さやかにだけは僕の正体を知られるわけには・・・)
さやか「あたし・・・恭介にとって余計なことしたのかな・・・」
氷室「・・・」
氷室「余計な事・・・だったかもね・・・」
さやか「え」
氷室「上条にとってバイオリンを弾けるかどうかってのは・・・一生を左右する問題だから・・・」
氷室「美樹さんの願いで・・・それも美樹さんの一生を賭けた願いで彼の人生を決めてしまったのは・・・
もしかしたら余計な事だったかもしれない・・・」
氷室「でも上条が事前にその事を知ってたら・・・絶対に止めたはずだよ!」
さやか「氷室君・・・?」
氷室「美樹さんを犠牲にしてまでバイオリンがまた弾ける様にはなりたいとは思ってなかったはず」
氷室「大切な誰かが戦いの運命を背負って・・・それでバイオリンを弾けるようになっても・・・そんなの意味無いよ」
氷室「バイオリンを聞かせたい人達が危険な目にあうだなんて・・・そんなの本末転倒だよ!」
さやか「そうだね・・・だからこそあたしは恭介に本当のことが言えなかったんだ」
氷室「・・・!」
さやか「恭介が反対するかもって思ったら・・・言えなかった。でも・・・」
氷室「・・・」
氷室「そこまでして・・・彼のバイオリンを聞きたかったんだね・・・」
さやか「・・・うん・・・」
氷室「・・・」
氷室「・・・大丈夫・・・その願いは叶うよ・・・きっと叶う」
氷室「上条のバイオリンは確かにすごい、(自画自賛)だけどあいつ・・・子供っぽい所あるから・・・」
氷室「というより・・・直接伝えない美樹さんも十分子供で・・・」
さやか「あれ!?」
208: 2014/07/13(日) 22:48:14.20 ID:H3iblAY60
氷室「病室で眠っているときとか・・・いくらでもチャンス(意味深)はあったはずだよ!」
氷室「彼のはじめて(キス的な)を強引に奪うとか、そういう行動のほうがわかりやすかったよ」
さやか「ははは・・・はじめて!?あたしが恭介の初めてを!?ひひひ、氷室君!?ナニ言ってるの!?」
さやか「中学生でそんな!そんな!そんな事までしちゃうなんて!しかも病室で!!」
氷室「?ナニを焦っているんだい?」
さやか「第一、恭介に拒否されたらどうするのよ!あっちにとっては、あたしなんてただの友達だし!」
氷室「さやかみたいな可愛い子なら受け入れるよ!例え恭介みたいな鈍感な奴でも!」
さやか「ひ、氷室君!?」
氷室「ごめん・・・また呼び捨てにしちゃったね・・・」
氷室「あの・・・変な意味じゃないんだ・・・最初会った時から・・・美樹さんはとっても魅力的な子で・・・」
さやか「えっ!?///ええっ!?」
氷室「そんな美樹さんがフラれるなんて信じられない。だからきっと・・・お互いに子供だっただけなんだ」
氷室「先に伝えていたのが美樹さんなら・・・きっと上条はその気持ちに応えたはずだよ・・・」
氷室「上条も美樹さんも悪くない・・・お互いに近すぎる存在だったからこそ・・・すれ違っただけなんだ」
氷室「断言しても良い。美樹さんが仁美さんより先に、本当のことを上条に伝えていれば・・・
願いを叶えてもらった負い目とか・・・そんな物じゃなくてただ純粋に美樹さんの気持ちに応えたはず・・・」
氷室「悪くない・・・誰も悪くない。だから美樹さんが願いを叶えた事を余計だと負い目を感じることも無い」
氷室「絶対に・・・間違ってなんかいない・・・美樹さんの願いは間違いじゃない・・・」
ぎゅっ(手)
さやか「ひ、氷室君!?///」
氷室「もしも恭介が美樹さんの願いを否定するようなことがあるなら・・・僕が許さない・・・」
氷室「誰よりも先に・・・僕が恭介を許さない」
氷室「だから・・・もう自分の願いが余計な事だったとか・・・間違いだったとかは言わないで欲しい」
氷室「大丈夫・・・美樹さんにはこれから先・・・ずっともっと楽しい事が待ってるはず」
氷室「上条は・・・君のそばにいてやれないかも知れないけど・・・きっと一番の友達として・・・
そんな楽しい思い出話を・・・聞かせて欲しいって・・・」
さやか「あの・・・///その・・・や、やだなもう!
出会って間もない氷室君がそんなに深刻に考えなくてもいいんだよ!」
氷室「彼のはじめて(キス的な)を強引に奪うとか、そういう行動のほうがわかりやすかったよ」
さやか「ははは・・・はじめて!?あたしが恭介の初めてを!?ひひひ、氷室君!?ナニ言ってるの!?」
さやか「中学生でそんな!そんな!そんな事までしちゃうなんて!しかも病室で!!」
氷室「?ナニを焦っているんだい?」
さやか「第一、恭介に拒否されたらどうするのよ!あっちにとっては、あたしなんてただの友達だし!」
氷室「さやかみたいな可愛い子なら受け入れるよ!例え恭介みたいな鈍感な奴でも!」
さやか「ひ、氷室君!?」
氷室「ごめん・・・また呼び捨てにしちゃったね・・・」
氷室「あの・・・変な意味じゃないんだ・・・最初会った時から・・・美樹さんはとっても魅力的な子で・・・」
さやか「えっ!?///ええっ!?」
氷室「そんな美樹さんがフラれるなんて信じられない。だからきっと・・・お互いに子供だっただけなんだ」
氷室「先に伝えていたのが美樹さんなら・・・きっと上条はその気持ちに応えたはずだよ・・・」
氷室「上条も美樹さんも悪くない・・・お互いに近すぎる存在だったからこそ・・・すれ違っただけなんだ」
氷室「断言しても良い。美樹さんが仁美さんより先に、本当のことを上条に伝えていれば・・・
願いを叶えてもらった負い目とか・・・そんな物じゃなくてただ純粋に美樹さんの気持ちに応えたはず・・・」
氷室「悪くない・・・誰も悪くない。だから美樹さんが願いを叶えた事を余計だと負い目を感じることも無い」
氷室「絶対に・・・間違ってなんかいない・・・美樹さんの願いは間違いじゃない・・・」
ぎゅっ(手)
さやか「ひ、氷室君!?///」
氷室「もしも恭介が美樹さんの願いを否定するようなことがあるなら・・・僕が許さない・・・」
氷室「誰よりも先に・・・僕が恭介を許さない」
氷室「だから・・・もう自分の願いが余計な事だったとか・・・間違いだったとかは言わないで欲しい」
氷室「大丈夫・・・美樹さんにはこれから先・・・ずっともっと楽しい事が待ってるはず」
氷室「上条は・・・君のそばにいてやれないかも知れないけど・・・きっと一番の友達として・・・
そんな楽しい思い出話を・・・聞かせて欲しいって・・・」
さやか「あの・・・///その・・・や、やだなもう!
出会って間もない氷室君がそんなに深刻に考えなくてもいいんだよ!」
215: 2014/07/20(日) 12:10:13.84 ID:Qde84Rgp0
さやか「でも、ありがとね。」
さやか「あたしはただ愚痴りたいだけだったのに、そこまで真剣に答えてもらって・・・」
さやか「杏子達にもちょくちょく愚痴ってるんだけど・・・女子だけだから、恭介の行動ばかり叩くなっちゃって・・・」
さやか「ちゃんと恭介の事も客観的に見た意見を言ってくれたのは氷室君だけかも」
氷室(それはそうだよ!僕は恭介自身なんだし!)
さやか「はい、それじゃあもうこの話はおしまい!次は氷室君の話だよ」
氷室「え」
さやか「あたしに話があるから放課後声かけたんだよね?」
氷室「あ、うん。そうだった」
氷室「ええとね・・・」
氷室「・・・」
氷室「円環の理って・・・そもそも魔法少女達にとってどういう物か聞かせてくれないか?」
さやか「え?あんた何も知らずにキュゥべえに協力していたの?」
氷室「詳しいことだけ聞いていない。ただ「この世界を元に戻すため」取り戻す必要があるとしか」
さやか「あたし達魔法少女にとって・・・天国みたいな場所かな?」
氷室「・・・!」
さやか「もちろん、楽しいって意味の天国じゃなくて氏後の世界って意味の天国ね」
さやか「それが・・・奇跡を願った者の代償・・・」
さやか「あたし達のソウルジェムが完全に呪いに染まる前に回収される世界だよ」
さやか「まどかが本当に円環の世界の神様なら、あたし達をいつか導く役目があるはずなんだ」
氷室「・・・」
氷室(円環の理は・・・魔法少女にとって氏後の世界・・・)
氷室(そしてさやかは・・・忘れているけども・・・元、円環の使者・・・)
氷室(これらが導く結論・・・それはすなわち・・・)
氷室(さやかは・・・天使・・・天国の住人・・・!?)
氷室(さやかは・・・すでに一度円環の理に導かれた存在!?)
氷室「ハッ!!」
さやか「あたしはただ愚痴りたいだけだったのに、そこまで真剣に答えてもらって・・・」
さやか「杏子達にもちょくちょく愚痴ってるんだけど・・・女子だけだから、恭介の行動ばかり叩くなっちゃって・・・」
さやか「ちゃんと恭介の事も客観的に見た意見を言ってくれたのは氷室君だけかも」
氷室(それはそうだよ!僕は恭介自身なんだし!)
さやか「はい、それじゃあもうこの話はおしまい!次は氷室君の話だよ」
氷室「え」
さやか「あたしに話があるから放課後声かけたんだよね?」
氷室「あ、うん。そうだった」
氷室「ええとね・・・」
氷室「・・・」
氷室「円環の理って・・・そもそも魔法少女達にとってどういう物か聞かせてくれないか?」
さやか「え?あんた何も知らずにキュゥべえに協力していたの?」
氷室「詳しいことだけ聞いていない。ただ「この世界を元に戻すため」取り戻す必要があるとしか」
さやか「あたし達魔法少女にとって・・・天国みたいな場所かな?」
氷室「・・・!」
さやか「もちろん、楽しいって意味の天国じゃなくて氏後の世界って意味の天国ね」
さやか「それが・・・奇跡を願った者の代償・・・」
さやか「あたし達のソウルジェムが完全に呪いに染まる前に回収される世界だよ」
さやか「まどかが本当に円環の世界の神様なら、あたし達をいつか導く役目があるはずなんだ」
氷室「・・・」
氷室(円環の理は・・・魔法少女にとって氏後の世界・・・)
氷室(そしてさやかは・・・忘れているけども・・・元、円環の使者・・・)
氷室(これらが導く結論・・・それはすなわち・・・)
氷室(さやかは・・・天使・・・天国の住人・・・!?)
氷室(さやかは・・・すでに一度円環の理に導かれた存在!?)
氷室「ハッ!!」
217: 2014/07/20(日) 15:49:12.16 ID:Qde84Rgp0
ほむら「あなたも大切な人を失うわよ」
杏子「円環の理を取り戻せば・・・さやかは・・・消える」
氷室「あの言葉は・・・そういう意味だったのか・・・」
さやか「氷室君?」
氷室(さやかは・・・すでに円環の理に導かれ・・・そして還らなければならない存在・・・)
氷室(円環の使者としての記憶を取り戻す行動そのものが・・・さやかを消失させる可能性を孕んでいる・・・)
氷室(さやかは絶望を募らせて・・・一度は円環の理に・・・)
氷室(一体何が原因で・・・そんなのは決まっている・・・)
氷室(この僕・・・上条恭介だ・・・)
氷室(ああ、なんてことだ!さやかは・・・さやかは・・・)
氷室(決して気持ちに応える事ができない僕なんかのために・・・大切な願い事を使って・・・
本当のことも言えず・・・そして・・・僕と仁美さんの事を割り切れなくなって・・・消滅して・・・)
氷室(これじゃあまるで・・・人魚姫の物語じゃないか・・・)
さやか「氷室君の話はそれだけ?わざわざあたしに聞かなくても良かったんじゃ・・・」
氷室「いや・・・うん」
氷室「ただ単純に・・・美樹さんと話がしたかっただけかも」
さやか「なっ!なに言ってんのよ、もう!」
氷室「それと・・・ちょっと付き合えるかな」
さやか「え?」
~夜の公園~
さやか(え、なにこの恋人が寄り添いそうな雰囲気の公園は・・・まさか氷室君本気であたしの事・・・)
ドキドキ
氷室(本当は・・・上条恭介としての僕も・・・入院中にお世話になったお礼として・・・この公園で・・・)
氷室「僕にはこんな事しか出来ないけど・・・聞いてくれ」
スッ
さやか「バイオリン・・・」
♪~♪~♪
氷室(僕の正体が恭介だとバレる事無く・・・さやかを感動させる演奏を・・・
これは難しいぞ・・・)
杏子「円環の理を取り戻せば・・・さやかは・・・消える」
氷室「あの言葉は・・・そういう意味だったのか・・・」
さやか「氷室君?」
氷室(さやかは・・・すでに円環の理に導かれ・・・そして還らなければならない存在・・・)
氷室(円環の使者としての記憶を取り戻す行動そのものが・・・さやかを消失させる可能性を孕んでいる・・・)
氷室(さやかは絶望を募らせて・・・一度は円環の理に・・・)
氷室(一体何が原因で・・・そんなのは決まっている・・・)
氷室(この僕・・・上条恭介だ・・・)
氷室(ああ、なんてことだ!さやかは・・・さやかは・・・)
氷室(決して気持ちに応える事ができない僕なんかのために・・・大切な願い事を使って・・・
本当のことも言えず・・・そして・・・僕と仁美さんの事を割り切れなくなって・・・消滅して・・・)
氷室(これじゃあまるで・・・人魚姫の物語じゃないか・・・)
さやか「氷室君の話はそれだけ?わざわざあたしに聞かなくても良かったんじゃ・・・」
氷室「いや・・・うん」
氷室「ただ単純に・・・美樹さんと話がしたかっただけかも」
さやか「なっ!なに言ってんのよ、もう!」
氷室「それと・・・ちょっと付き合えるかな」
さやか「え?」
~夜の公園~
さやか(え、なにこの恋人が寄り添いそうな雰囲気の公園は・・・まさか氷室君本気であたしの事・・・)
ドキドキ
氷室(本当は・・・上条恭介としての僕も・・・入院中にお世話になったお礼として・・・この公園で・・・)
氷室「僕にはこんな事しか出来ないけど・・・聞いてくれ」
スッ
さやか「バイオリン・・・」
♪~♪~♪
氷室(僕の正体が恭介だとバレる事無く・・・さやかを感動させる演奏を・・・
これは難しいぞ・・・)
219: 2014/07/20(日) 19:46:14.37 ID:Qde84Rgp0
さやか「・・・素敵な音色・・・だけどなんだか悲しい・・・」
氷室(お互いに本当の事を言い合えない・・・その思いを今この曲に込めるよ・・・)
氷室(出来ない・・・出来っこない・・・円環の理を正常な物へと戻せば・・・さやかは消えてしまう・・・)
氷室(だけどそれじゃあ・・・この世界は誰も大人になる事無く・・・永遠に同じ時間を繰り返すだけだ・・・)
氷室(どうすればいい・・・どうすれば・・・さやかを失わず・・・僕も未来を掴み取れる!?)
杏子(さやかからは見えない位置)「・・・」
ほむら(杏子、さやかからは見えない位置)「・・・」
ほむら「佐倉杏子・・・あなた・・・ルシファー化寸前ね・・・」
氷室「ふぅ・・・」
さやか「・・・おぉ・・・」
氷室「どうかな?僕の演奏は?」
さやか「凄いよ!すっごい良かった!!」パチパチパチ
氷室「上条と比べた場合、どうかな?」
さやか「うーん・・・」
さやか「恭介とは全然違う作風だからわかんないかなー?」
さやか「恭介のオリジナル曲はもっと明るい曲が多いから・・・比べようが無いよ」
氷室「・・・!」
氷室(良かった。わざとらしすぎるくらい恭介の時とはイメージを変えた曲だけど・・・うまくごまかせている様だ)
さやか「あいつはいつも未来だけを見ていると言うか・・・
まぁ、そのせいで最近まで仁美の事ほったらかしにしていたんだけど・・・」
さやか「氷室君の曲には・・・過去の後悔とか・・・そういう感情も曲に込められている気がする。
だから比べられないよ・・・」
氷室「美樹さんは・・・本当に上条のことが好きなんだね・・・」
さやか「わ・・・!!やだなぁもお!過去形だよ過去形!!」
さやか「今はただ・・・親友二人の恋の行く末を暖かく見守ってあげたいというか・・・」
さやか「未来の世界で・・・あたしもまた・・・もっとうまくなったアイツの演奏を聞いていたいというか・・」
氷室(お互いに本当の事を言い合えない・・・その思いを今この曲に込めるよ・・・)
氷室(出来ない・・・出来っこない・・・円環の理を正常な物へと戻せば・・・さやかは消えてしまう・・・)
氷室(だけどそれじゃあ・・・この世界は誰も大人になる事無く・・・永遠に同じ時間を繰り返すだけだ・・・)
氷室(どうすればいい・・・どうすれば・・・さやかを失わず・・・僕も未来を掴み取れる!?)
杏子(さやかからは見えない位置)「・・・」
ほむら(杏子、さやかからは見えない位置)「・・・」
ほむら「佐倉杏子・・・あなた・・・ルシファー化寸前ね・・・」
氷室「ふぅ・・・」
さやか「・・・おぉ・・・」
氷室「どうかな?僕の演奏は?」
さやか「凄いよ!すっごい良かった!!」パチパチパチ
氷室「上条と比べた場合、どうかな?」
さやか「うーん・・・」
さやか「恭介とは全然違う作風だからわかんないかなー?」
さやか「恭介のオリジナル曲はもっと明るい曲が多いから・・・比べようが無いよ」
氷室「・・・!」
氷室(良かった。わざとらしすぎるくらい恭介の時とはイメージを変えた曲だけど・・・うまくごまかせている様だ)
さやか「あいつはいつも未来だけを見ていると言うか・・・
まぁ、そのせいで最近まで仁美の事ほったらかしにしていたんだけど・・・」
さやか「氷室君の曲には・・・過去の後悔とか・・・そういう感情も曲に込められている気がする。
だから比べられないよ・・・」
氷室「美樹さんは・・・本当に上条のことが好きなんだね・・・」
さやか「わ・・・!!やだなぁもお!過去形だよ過去形!!」
さやか「今はただ・・・親友二人の恋の行く末を暖かく見守ってあげたいというか・・・」
さやか「未来の世界で・・・あたしもまた・・・もっとうまくなったアイツの演奏を聞いていたいというか・・」
220: 2014/07/20(日) 20:30:28.42 ID:Qde84Rgp0
氷室「じゃあ・・・もしも上条の演奏が聞けなくなるとしたら・・・」
さやか「え・・・?」
氷室「たとえ話だけど・・・もしも円環の理を取り戻すために・・・美樹さんが全ての力を使わなきゃいけなくなって、
その結果、円環の理に導かれて・・・二度と上条に会えないとしたら・・・」
氷室「美樹さんは・・・戦うのをやめるかい?それとも・・・」
さやか「それが・・・もしもあたしにしか出来ない事なら・・・正しい事のために戦うよ」
氷室(・・・!!)
さやか「あたしだってこの先恭介の演奏を聞いたり、杏子達と馬鹿やったりして生きていたい。でも・・・」
さやか「なにより大切なのは・・・恭介・・・仁美・・・この町の人達・・・」
さやか「大切な人達が笑ってすごせる未来・・・それを守りたいって思ったから・・・」
さやか「あたしが魔法少女になったもう一つの理由がそれだよ。だから恭介と二度と会えなくなったとしても・・・
戦える」
氷室(・・・!!)
氷室(そうだ・・・そうだった・・・昔から・・・さやかはこういう性格だった・・・)
氷室(幼稚園の頃・・・僕が年上の子に絡まれたときも・・・さやかは女の子であるにも関わらず
僕を守ろうと身を挺して・・・)
氷室(だとしたら・・・さやかは戦いを降りようとはしないだろう・・・)
氷室(それが正しい事と思えるなら・・・さやかはたとえ自分が消滅するとしても・・・戦い続ける・・・)
氷室(いずれまた・・・現世から消えるしか無いさやかに・・・僕から出来ることは・・・)
氷室「明日もまた・・・迎えに行って良いかな?」
さやか「え・・・?」
氷室「いや、変な意味じゃなくて・・・その・・・あくまで彼氏のフリっていう立ち位置で・・・」
さやか「いいんじゃないかな・・・///」
さやか「あ、そうだ・・・名前」
氷室「え」
さやか「表向きは彼氏彼女なのに・・・いつまでも苗字で呼んでるとバレるでしょ?だから下の名前・・・」
氷室「あ・・・」
さやか「氷室君の・・・下の名前教えて欲しいな・・・とか」
さやか「え・・・?」
氷室「たとえ話だけど・・・もしも円環の理を取り戻すために・・・美樹さんが全ての力を使わなきゃいけなくなって、
その結果、円環の理に導かれて・・・二度と上条に会えないとしたら・・・」
氷室「美樹さんは・・・戦うのをやめるかい?それとも・・・」
さやか「それが・・・もしもあたしにしか出来ない事なら・・・正しい事のために戦うよ」
氷室(・・・!!)
さやか「あたしだってこの先恭介の演奏を聞いたり、杏子達と馬鹿やったりして生きていたい。でも・・・」
さやか「なにより大切なのは・・・恭介・・・仁美・・・この町の人達・・・」
さやか「大切な人達が笑ってすごせる未来・・・それを守りたいって思ったから・・・」
さやか「あたしが魔法少女になったもう一つの理由がそれだよ。だから恭介と二度と会えなくなったとしても・・・
戦える」
氷室(・・・!!)
氷室(そうだ・・・そうだった・・・昔から・・・さやかはこういう性格だった・・・)
氷室(幼稚園の頃・・・僕が年上の子に絡まれたときも・・・さやかは女の子であるにも関わらず
僕を守ろうと身を挺して・・・)
氷室(だとしたら・・・さやかは戦いを降りようとはしないだろう・・・)
氷室(それが正しい事と思えるなら・・・さやかはたとえ自分が消滅するとしても・・・戦い続ける・・・)
氷室(いずれまた・・・現世から消えるしか無いさやかに・・・僕から出来ることは・・・)
氷室「明日もまた・・・迎えに行って良いかな?」
さやか「え・・・?」
氷室「いや、変な意味じゃなくて・・・その・・・あくまで彼氏のフリっていう立ち位置で・・・」
さやか「いいんじゃないかな・・・///」
さやか「あ、そうだ・・・名前」
氷室「え」
さやか「表向きは彼氏彼女なのに・・・いつまでも苗字で呼んでるとバレるでしょ?だから下の名前・・・」
氷室「あ・・・」
さやか「氷室君の・・・下の名前教えて欲しいな・・・とか」
223: 2014/07/20(日) 21:22:37.53 ID:Qde84Rgp0
~夜の公園その後~
恭介(変装解除)「・・・」
キュゥべえ「なにかを吹っ切ったようだね・・・上条恭介」
恭介「・・・」
恭介「現時点で僕は・・・さやかと仁美さん・・・どちらを好きになればいいのかなんてわからない」
恭介「だけど今更・・・仁美さんを裏切れない・・・」
恭介「さやかの本心を聞くまでは・・・上条恭介としての僕は仁美さんを好きになりかけていたんだから・・・」
恭介「最後の最後まで・・・・さやかを失わず・・・世界を元に戻す方法を考える・・・」
恭介「それが叶わないのなら・・・せめてさやかに最期の瞬間まで少しでも・・・幸せな気分でいて欲しい」
恭介「そのためなら僕は・・・なんだってするって決めたから・・・」
恭介「上条恭介と・・・氷室は別人でなければならない・・・」
恭介「何もしてやれなかった上条恭介の代わりに・・・さやかの幸せを守るために戦う男・・・
上条恭介の駄目な部分を客観的に見れて、それを克服できる男・・・」
恭介「氷室は・・・そんな人間でなくちゃいけないんだ・・・」
キュゥべえ「なるほど・・・」
キュゥべえ「でもだからこそ、ああ答えたんだね・・・「氷室の」下の名前を聞かれて君は・・・」
恭介「・・・黙れ」
~翌日、学校~
さやかの隠れファンA「うそ!?マジかよ!?」
さやかの隠れファンB「マジだよ!昨日、美樹さんの彼氏を名乗る男が放課後迎えに来て・・・」
さやかの隠れファンC「その話・・・上条は知ってるのか?」
仁美「なんだかさやかさんの話題で盛り上がってますわね」
恭介「知らなかったよ。さやかが男子に人気があったなんてね(すっとぼけ)」
中沢「おい上条!お前はどうするんだよ!昨日美樹の彼氏が来たんだぞ!」
恭介「とっくに知ってるよ・・・そして、僕がどうのこうの口を出す問題じゃない」
恭介(変装解除)「・・・」
キュゥべえ「なにかを吹っ切ったようだね・・・上条恭介」
恭介「・・・」
恭介「現時点で僕は・・・さやかと仁美さん・・・どちらを好きになればいいのかなんてわからない」
恭介「だけど今更・・・仁美さんを裏切れない・・・」
恭介「さやかの本心を聞くまでは・・・上条恭介としての僕は仁美さんを好きになりかけていたんだから・・・」
恭介「最後の最後まで・・・・さやかを失わず・・・世界を元に戻す方法を考える・・・」
恭介「それが叶わないのなら・・・せめてさやかに最期の瞬間まで少しでも・・・幸せな気分でいて欲しい」
恭介「そのためなら僕は・・・なんだってするって決めたから・・・」
恭介「上条恭介と・・・氷室は別人でなければならない・・・」
恭介「何もしてやれなかった上条恭介の代わりに・・・さやかの幸せを守るために戦う男・・・
上条恭介の駄目な部分を客観的に見れて、それを克服できる男・・・」
恭介「氷室は・・・そんな人間でなくちゃいけないんだ・・・」
キュゥべえ「なるほど・・・」
キュゥべえ「でもだからこそ、ああ答えたんだね・・・「氷室の」下の名前を聞かれて君は・・・」
恭介「・・・黙れ」
~翌日、学校~
さやかの隠れファンA「うそ!?マジかよ!?」
さやかの隠れファンB「マジだよ!昨日、美樹さんの彼氏を名乗る男が放課後迎えに来て・・・」
さやかの隠れファンC「その話・・・上条は知ってるのか?」
仁美「なんだかさやかさんの話題で盛り上がってますわね」
恭介「知らなかったよ。さやかが男子に人気があったなんてね(すっとぼけ)」
中沢「おい上条!お前はどうするんだよ!昨日美樹の彼氏が来たんだぞ!」
恭介「とっくに知ってるよ・・・そして、僕がどうのこうの口を出す問題じゃない」
224: 2014/07/20(日) 22:04:44.74 ID:Qde84Rgp0
中沢「それ・・・本気で言ってるのか?お前・・・少しも悔しくないのか?」
恭介「なんで僕が・・・さやかの彼氏でもない僕が・・・なんで悔しがるんだい?」
中沢「いや・・・恋愛感情とかそういうの無しにしてもだな・・・」
中沢「今までずっと一緒にいた女の子が・・・どこの誰かもわからない奴に取られてなんとも思わないのか?
あれだけお前に優しくしてくれた女の子が・・・」
中沢「お前に子供じみた独占欲があるかどうか煽ってる訳じゃないけど・・・
少しも心配しないのはさすがに無神経すぎるっていうか・・・」
恭介「・・・」
恭介「仁美さんの手前でこんな事言うのは忍びないけど・・・正直さやかに対して独占欲的な物はあるかもね」
仁美「か・・・上条君!?」
恭介「正直・・・友情以上の感情をさやかに対して抱いているし、どこの馬の骨かもわからない男に
さやかを渡したくないって思うよ」
さやか「きょきょきょ・・・恭介!?///」
恭介「ただしそれは・・・あくまで「どこの馬の骨かもわからない男」に限る」
中沢「え」
恭介「その彼氏って「氷室」だろ?・・・彼は僕のバイオリン仲間で友達なんだ」
中沢「は」
さやか「え」
恭介「氷室は僕みたいな駄目男の駄目な部分をしっかりと見てきた人間だから、
女の子をないがしろにする事は無いと思うし・・・」
恭介「僕も良く知っている人間だから・・・安心してさやかを任せられるんだ」
さやか「そっか・・・やっぱり氷室君と恭介・・・友達だったんだ・・・」
恭介「うん、そうだよさやか。かつて同じ講師の下で教えられてた仲だよ(大嘘)」
さやか「でもだったら・・・一度くらい恭介のお見舞いに来てくれても良かったのにね・・・友達なのに・・・」
恭介「・・・」
恭介「さやか、僕と氷室の最大の違いは・・・「空気を読める男かどうか」なんだ」
さやか「え・・・?」
恭介「バイオリンを「弾けない」状態だった僕の病室にバイオリンを「弾ける」氷室がお見舞いに来て・・・
「上条恭介」はそれをどう捉えるか・・・」
恭介「「氷室は・・・僕をいじめているのかい」・・・と」
さやか「あっ・・・(察し)」
恭介「なんで僕が・・・さやかの彼氏でもない僕が・・・なんで悔しがるんだい?」
中沢「いや・・・恋愛感情とかそういうの無しにしてもだな・・・」
中沢「今までずっと一緒にいた女の子が・・・どこの誰かもわからない奴に取られてなんとも思わないのか?
あれだけお前に優しくしてくれた女の子が・・・」
中沢「お前に子供じみた独占欲があるかどうか煽ってる訳じゃないけど・・・
少しも心配しないのはさすがに無神経すぎるっていうか・・・」
恭介「・・・」
恭介「仁美さんの手前でこんな事言うのは忍びないけど・・・正直さやかに対して独占欲的な物はあるかもね」
仁美「か・・・上条君!?」
恭介「正直・・・友情以上の感情をさやかに対して抱いているし、どこの馬の骨かもわからない男に
さやかを渡したくないって思うよ」
さやか「きょきょきょ・・・恭介!?///」
恭介「ただしそれは・・・あくまで「どこの馬の骨かもわからない男」に限る」
中沢「え」
恭介「その彼氏って「氷室」だろ?・・・彼は僕のバイオリン仲間で友達なんだ」
中沢「は」
さやか「え」
恭介「氷室は僕みたいな駄目男の駄目な部分をしっかりと見てきた人間だから、
女の子をないがしろにする事は無いと思うし・・・」
恭介「僕も良く知っている人間だから・・・安心してさやかを任せられるんだ」
さやか「そっか・・・やっぱり氷室君と恭介・・・友達だったんだ・・・」
恭介「うん、そうだよさやか。かつて同じ講師の下で教えられてた仲だよ(大嘘)」
さやか「でもだったら・・・一度くらい恭介のお見舞いに来てくれても良かったのにね・・・友達なのに・・・」
恭介「・・・」
恭介「さやか、僕と氷室の最大の違いは・・・「空気を読める男かどうか」なんだ」
さやか「え・・・?」
恭介「バイオリンを「弾けない」状態だった僕の病室にバイオリンを「弾ける」氷室がお見舞いに来て・・・
「上条恭介」はそれをどう捉えるか・・・」
恭介「「氷室は・・・僕をいじめているのかい」・・・と」
さやか「あっ・・・(察し)」
225: 2014/07/20(日) 22:30:42.52 ID:Qde84Rgp0
恭介「僕にとって一番ダメージが少ない選択をあの頃の彼はしてくれた。
彼は空気が読める男なのさ(こじつけ)」
恭介「だからさやかは・・・きっと幸せになれるよ」
さやか「へ?」
恭介「他の男だったら、僕も子供じみた独占欲丸出しで反対したと思う。だけど氷室なら安心だから」
恭介「僕なんかと違って女の子に優しいんだアイツは。だから・・・さやかはきっと幸せになれる」
さやか「えっとその・・・」
恭介「そんな氷室が・・・さやかの彼氏になってくれたからこそ・・・僕もさやかに抱いていた
独占欲を卒業することが出来るというか・・・」
さやか「え・・・え・・・!?」
恭介「本当は近いうちに・・・連絡も無しに退院したことのお詫びと、入院中のお礼も兼ねて
プレゼントイベント的な事をするつもりだったんだ」
恭介「だけど・・・今の僕には仁美さんがいるし・・・」
さやか「あたしには・・・氷室君が・・・か・・・」
恭介「そうだね・・・氷室が誤解してやきもち妬くといけないからね」
恭介「彼、さやかと知り合えた事すっごく喜んでたみたいだし」
さやか「え!?えええええええええ!?///」
さやか(ちょ、ちょっと待って!?あ、あたしが氷室君と恋人のフリをする約束したのは
つい昨日の事でしょ!?なのに・・・恭介にすぐ報告って・・・ええええ!?)
さやか(多分メールかなにかだと思うけど・・・もう!どれだけあたしの事好きなのよ氷室君は!?)
恭介「だから今までありがとうさやか。これからは・・・親友としてよろしく」
さやか「あ・・・うん、って、アレ・・・?」
恭介「お互い幸せになるため最善を尽くそう」キリッ
さやか「う・・・うん」
さやか「思いっきり恥ずかしいことを真顔で言うところは・・・恭介も氷室君も同じなんだよね・・・」
恭介「仁美さんも・・・」
仁美「ふ・・・ふぇっ!?」
彼は空気が読める男なのさ(こじつけ)」
恭介「だからさやかは・・・きっと幸せになれるよ」
さやか「へ?」
恭介「他の男だったら、僕も子供じみた独占欲丸出しで反対したと思う。だけど氷室なら安心だから」
恭介「僕なんかと違って女の子に優しいんだアイツは。だから・・・さやかはきっと幸せになれる」
さやか「えっとその・・・」
恭介「そんな氷室が・・・さやかの彼氏になってくれたからこそ・・・僕もさやかに抱いていた
独占欲を卒業することが出来るというか・・・」
さやか「え・・・え・・・!?」
恭介「本当は近いうちに・・・連絡も無しに退院したことのお詫びと、入院中のお礼も兼ねて
プレゼントイベント的な事をするつもりだったんだ」
恭介「だけど・・・今の僕には仁美さんがいるし・・・」
さやか「あたしには・・・氷室君が・・・か・・・」
恭介「そうだね・・・氷室が誤解してやきもち妬くといけないからね」
恭介「彼、さやかと知り合えた事すっごく喜んでたみたいだし」
さやか「え!?えええええええええ!?///」
さやか(ちょ、ちょっと待って!?あ、あたしが氷室君と恋人のフリをする約束したのは
つい昨日の事でしょ!?なのに・・・恭介にすぐ報告って・・・ええええ!?)
さやか(多分メールかなにかだと思うけど・・・もう!どれだけあたしの事好きなのよ氷室君は!?)
恭介「だから今までありがとうさやか。これからは・・・親友としてよろしく」
さやか「あ・・・うん、って、アレ・・・?」
恭介「お互い幸せになるため最善を尽くそう」キリッ
さやか「う・・・うん」
さやか「思いっきり恥ずかしいことを真顔で言うところは・・・恭介も氷室君も同じなんだよね・・・」
恭介「仁美さんも・・・」
仁美「ふ・・・ふぇっ!?」
227: 2014/07/20(日) 22:58:28.34 ID:Qde84Rgp0
恭介「僕が幸せになるための条件に・・・仁美さんが必ずいないといけないんだ」
仁美「かかか・・・上条君!?///」
恭介「ここ最近他の女の子と交流していた理由もいずれ話す・・・だから・・・」
恭介「最後まで信じて・・・ずっと僕のそばにいて欲しい・・・僕が恋人に選んだのは仁美さん一人だけだから・・・」
仁美「は・・・はい!ももも・・・もちろんですわ!///」ぷしゅう・・・
女子生徒「きゃあああああ!!上条君ったら大胆!!」
女子生徒「それ、もうプロポーズしたも同然じゃんか!!」
わいわい
~教室の外~
和子先生「・・・」
実家の母からのメール
「和子、あんたまだ独りでフラフラしてるの!?
現時点で彼氏がいないのならお見合いセッティングしてあげるから
こっちに戻ってらっしゃい!」
和子先生「・・・入り辛い・・・」
~放課後~
杏子「さやかー、帰ろうぜー」
さやか「ごめん杏子、今日は氷室君と一緒に帰る約束なんだ」
杏子「!?」
さやか「あっちは風見野中学だし・・・町一つ分離れているからさすがに時間差があるけど・・・」
さやか「ちゃんと待つ事にするんだ。それで・・・大事な話をしなきゃいけないし・・・///」
杏子「さやか・・・まさかあんた・・・」
~仁美と恭介の帰路~
恭介(仁美さんを家まで送ってから・・・氷室に変身してさやかを迎えに行く・・・
これで風見野から見滝原の時間差を演出できる)
恭介「そうだ、仁美さん。肝心な話を忘れていた」
仁美「肝心な話?」
仁美「かかか・・・上条君!?///」
恭介「ここ最近他の女の子と交流していた理由もいずれ話す・・・だから・・・」
恭介「最後まで信じて・・・ずっと僕のそばにいて欲しい・・・僕が恋人に選んだのは仁美さん一人だけだから・・・」
仁美「は・・・はい!ももも・・・もちろんですわ!///」ぷしゅう・・・
女子生徒「きゃあああああ!!上条君ったら大胆!!」
女子生徒「それ、もうプロポーズしたも同然じゃんか!!」
わいわい
~教室の外~
和子先生「・・・」
実家の母からのメール
「和子、あんたまだ独りでフラフラしてるの!?
現時点で彼氏がいないのならお見合いセッティングしてあげるから
こっちに戻ってらっしゃい!」
和子先生「・・・入り辛い・・・」
~放課後~
杏子「さやかー、帰ろうぜー」
さやか「ごめん杏子、今日は氷室君と一緒に帰る約束なんだ」
杏子「!?」
さやか「あっちは風見野中学だし・・・町一つ分離れているからさすがに時間差があるけど・・・」
さやか「ちゃんと待つ事にするんだ。それで・・・大事な話をしなきゃいけないし・・・///」
杏子「さやか・・・まさかあんた・・・」
~仁美と恭介の帰路~
恭介(仁美さんを家まで送ってから・・・氷室に変身してさやかを迎えに行く・・・
これで風見野から見滝原の時間差を演出できる)
恭介「そうだ、仁美さん。肝心な話を忘れていた」
仁美「肝心な話?」
229: 2014/07/20(日) 23:17:52.47 ID:Qde84Rgp0
恭介「人前ではさやかは「氷室君」って呼んでるけど・・・実は
さやかとその彼氏氷室はもう下の名前で呼び合ってる間柄なんだ」
恭介「だから・・・仁美さんも・・・僕の事を下の名前で呼んでくれないかな?」
仁美「えええええええ!?」
仁美「えっと・・・」
仁美「きょっ・・・きょうすけぇ・・・///」しゅうう・・・
恭介「ぅぉ・・・!!」ぞくっ
仁美「さん!」
恭介「あれっ?」がくっ
仁美「恭介・・・さん・・・」
仁美「今の私には・・・これが限界ですわ」
恭介「そっか・・・残念だな・・・」
仁美「だったら恭介さんも!」
恭介「え」
仁美「仁美さんじゃなくて・・・仁美と呼んで欲しいですわ」
恭介「えっと・・・その・・・」
恭介「ひ・・・ひとみ・・・」
仁美「ぁぁん・・・」きゅん
恭介「さん!」
仁美「あれっ」
恭介「ははは・・・ごめん、僕も今はこれが限界みたいだ」
仁美「お互い様・・・ですわね・・ふふふっ」
仁美「そういえば・・・氷室君という方の事は下の名前で呼ばれたりはしないのですか?
聞いた話ですとかなり恭介さんと仲の良い友達みたいですけど・・・」
恭介「ああ、色々紛らわしいから僕達は苗字で呼び合ってるのさ」
仁美「・・・紛らわしい?」
恭介「彼の・・・氷室の下の名前は・・・」
さやかとその彼氏氷室はもう下の名前で呼び合ってる間柄なんだ」
恭介「だから・・・仁美さんも・・・僕の事を下の名前で呼んでくれないかな?」
仁美「えええええええ!?」
仁美「えっと・・・」
仁美「きょっ・・・きょうすけぇ・・・///」しゅうう・・・
恭介「ぅぉ・・・!!」ぞくっ
仁美「さん!」
恭介「あれっ?」がくっ
仁美「恭介・・・さん・・・」
仁美「今の私には・・・これが限界ですわ」
恭介「そっか・・・残念だな・・・」
仁美「だったら恭介さんも!」
恭介「え」
仁美「仁美さんじゃなくて・・・仁美と呼んで欲しいですわ」
恭介「えっと・・・その・・・」
恭介「ひ・・・ひとみ・・・」
仁美「ぁぁん・・・」きゅん
恭介「さん!」
仁美「あれっ」
恭介「ははは・・・ごめん、僕も今はこれが限界みたいだ」
仁美「お互い様・・・ですわね・・ふふふっ」
仁美「そういえば・・・氷室君という方の事は下の名前で呼ばれたりはしないのですか?
聞いた話ですとかなり恭介さんと仲の良い友達みたいですけど・・・」
恭介「ああ、色々紛らわしいから僕達は苗字で呼び合ってるのさ」
仁美「・・・紛らわしい?」
恭介「彼の・・・氷室の下の名前は・・・」
231: 2014/07/20(日) 23:37:02.28 ID:Qde84Rgp0
~見滝原中学~
さやか「杏子が氷室君と親戚同士なのに・・・苗字で彼の事呼んでる理由、わかったよ」
杏子「は?」
さやか「たしかに紛らわしいよね・・・そして・・・アレはあんたなりの気遣いでもあったんだよね・・・」
さやか「でも大丈夫だから!あたしはもう恭介の事引きずったりしないから!」
さやか「昨日の氷室君の話と・・・今日の恭介の言葉で・・・やっとそう思えたから・・・
完全に吹っ切れたから・・・」
杏子「さやか・・・あんた一体何を言ってるんだ!?」
氷室「美樹さん・・・!じゃなくて・・・さやかちゃん、お待たせ!」
杏子「氷室・・・!」
さやか「待ってたよ・・・氷室君・・・じゃなかった・・・」
さやか「約束したもんね・・・下の名前で呼んであげるって・・・」
さやか「待ってたよ・・・「きょうすけ」君・・・///ってもう!恥ずかしいなーもう!」
杏子「な・・・!?」
~昨日の夜~
氷室「きょうすけ・・・」
さやか「え!?」
氷室「冗談に聞こえるかも知れない。けれども・・・本当なんだ」
氷室「僕の下の名前も・・・上条と同じ「きょうすけ」・・・氷室きょうすけ・・・それが僕のフルネームなんだ」
氷室「ただし・・・「恭介」じゃなくて「杏介」・・・杏子と同じ「杏」を「きょう」と読ませる漢字だよ・・・」
さやか「そ、そうなんだ・・・うっわー凄い偶然!」
さやか「もしかして・・・あたしが恭介の事愚痴ってた時も・・・本当は耳が痛かったのかな・・・」
氷室「まぁそうだよね・・・自分の事を言われているみたいで(事実そうだから)なんだか複雑な気分だったよ」
さやか「杏子が氷室君と親戚同士なのに・・・苗字で彼の事呼んでる理由、わかったよ」
杏子「は?」
さやか「たしかに紛らわしいよね・・・そして・・・アレはあんたなりの気遣いでもあったんだよね・・・」
さやか「でも大丈夫だから!あたしはもう恭介の事引きずったりしないから!」
さやか「昨日の氷室君の話と・・・今日の恭介の言葉で・・・やっとそう思えたから・・・
完全に吹っ切れたから・・・」
杏子「さやか・・・あんた一体何を言ってるんだ!?」
氷室「美樹さん・・・!じゃなくて・・・さやかちゃん、お待たせ!」
杏子「氷室・・・!」
さやか「待ってたよ・・・氷室君・・・じゃなかった・・・」
さやか「約束したもんね・・・下の名前で呼んであげるって・・・」
さやか「待ってたよ・・・「きょうすけ」君・・・///ってもう!恥ずかしいなーもう!」
杏子「な・・・!?」
~昨日の夜~
氷室「きょうすけ・・・」
さやか「え!?」
氷室「冗談に聞こえるかも知れない。けれども・・・本当なんだ」
氷室「僕の下の名前も・・・上条と同じ「きょうすけ」・・・氷室きょうすけ・・・それが僕のフルネームなんだ」
氷室「ただし・・・「恭介」じゃなくて「杏介」・・・杏子と同じ「杏」を「きょう」と読ませる漢字だよ・・・」
さやか「そ、そうなんだ・・・うっわー凄い偶然!」
さやか「もしかして・・・あたしが恭介の事愚痴ってた時も・・・本当は耳が痛かったのかな・・・」
氷室「まぁそうだよね・・・自分の事を言われているみたいで(事実そうだから)なんだか複雑な気分だったよ」
232: 2014/07/21(月) 00:06:30.08 ID:D2Y5PMAZ0
氷室(僕は・・・卑怯だ)
氷室(さやかの気持ちに応えられないとわかっていて・・・尚、僕は・・・)
氷室(さやかに・・・また「きょうすけ」って呼んでもらいたい・・・だから僕は・・・こんな嘘を・・・)
氷室(積み重なる嘘・・・もう止まりそうに無いよ・・・)
氷室(さやかが・・・他の誰でも無い、僕自身のせいで幸せになれないなんて・・・嫌だから・・・)
杏子「おい氷室・・・テメェ・・・何考えてやがる!?」
ぐいっ
さやか「杏子!?」
杏子(わかって無いのか上条!?
アンタが適当な嘘つく度に・・・バレた時さやかがもっと辛い目に合うって事に・・・!)
氷室(だったら・・・最後までバレずに突き通すまでさ)
杏子(・・・!!)
氷室(さやかを・・・苦しめる権利なんて誰にもあってはならない・・・もちろん上条恭介にも・・・)
氷室(上条恭介がさやかに与えた負債を取り戻す。それだけのために氷室杏介は存在していると言っても過言じゃない)
杏子「お前・・・!」ギリギリ(両手で襟越しの首絞め)
さやか「何やってるのよ杏子!氷室君を離しなさい!」
パシン!
杏子「・・・!」
さやか「あ・・・!」
さやか「ご、ごめん杏子!あたし・・・そんなつもりじゃ・・・」
杏子「・・・」
杏子「先に帰ってる・・・悪かったな・・・邪魔して・・・」フラ・・・
さやか「杏子・・・待って杏子!!」
氷室「さやかちゃん!ここは下手に言い訳しないほうが良い」
さやか「え・・・?」
氷室「杏子が落ち着いてから・・・もう一度改めて話をするべきだよ。今の状態じゃ・・・こじれるだけだから・・・」
氷室(さやかの気持ちに応えられないとわかっていて・・・尚、僕は・・・)
氷室(さやかに・・・また「きょうすけ」って呼んでもらいたい・・・だから僕は・・・こんな嘘を・・・)
氷室(積み重なる嘘・・・もう止まりそうに無いよ・・・)
氷室(さやかが・・・他の誰でも無い、僕自身のせいで幸せになれないなんて・・・嫌だから・・・)
杏子「おい氷室・・・テメェ・・・何考えてやがる!?」
ぐいっ
さやか「杏子!?」
杏子(わかって無いのか上条!?
アンタが適当な嘘つく度に・・・バレた時さやかがもっと辛い目に合うって事に・・・!)
氷室(だったら・・・最後までバレずに突き通すまでさ)
杏子(・・・!!)
氷室(さやかを・・・苦しめる権利なんて誰にもあってはならない・・・もちろん上条恭介にも・・・)
氷室(上条恭介がさやかに与えた負債を取り戻す。それだけのために氷室杏介は存在していると言っても過言じゃない)
杏子「お前・・・!」ギリギリ(両手で襟越しの首絞め)
さやか「何やってるのよ杏子!氷室君を離しなさい!」
パシン!
杏子「・・・!」
さやか「あ・・・!」
さやか「ご、ごめん杏子!あたし・・・そんなつもりじゃ・・・」
杏子「・・・」
杏子「先に帰ってる・・・悪かったな・・・邪魔して・・・」フラ・・・
さやか「杏子・・・待って杏子!!」
氷室「さやかちゃん!ここは下手に言い訳しないほうが良い」
さやか「え・・・?」
氷室「杏子が落ち着いてから・・・もう一度改めて話をするべきだよ。今の状態じゃ・・・こじれるだけだから・・・」
233: 2014/07/21(月) 00:40:55.89 ID:D2Y5PMAZ0
~氷室とさやかの帰路~
氷室「・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっとね・・・杏介君・・・」
氷室「ん?」
さやか「昨日・・・恭介の事愚痴らせてもらったけどさ・・・なんか今日ね・・・恭介がね・・・」
さやか「遠回りに・・・あたしの気持ちに気付いてる様な事言ったんだ・・・」
氷室「・・・へぇ・・・」
さやか「気付いた上で・・・今更あたしの事はどうにも出来ないってニュアンスの発言も・・・」
さやか「多分、仁美と付き合うようになった後で・・・あたしの気持ちに気付いたって感じだった」
氷室「そうなんだ・・・」
さやか「杏介君が言ってたこと・・・なんとなく分かったよ・・・先に告白していれば・・・
ちゃんと恭介はあたしの気持ちに応えてくれたって事・・・」
氷室「当たり前じゃないか!」
さやか「でもだからこそ・・・吹っ切れたかな?」
さやか「恭介は・・・今更あたしの気持ちに応えられないけど・・・親友としてなら
あたしの事・・・大事に思ってくれている。それが分かったから・・・」
さやか「あたし自身が・・・恭介じゃない誰かと幸せになること・・・それが・・・
恭介の幸せでもあるって・・・そう言ってくれたんだ・・・だから・・・さ・・・」
さやか「あたし達・・・フリじゃなくて・・・本当に付き合わない?」
氷室「・・・!!」
さやか「も、もちろん、氷室君が嫌じゃなければの話だよ!だ、だってあたし・・・
恭介の事吹っ切ったけど・・・氷室君を好きになったって訳じゃないし・・・」
さやか「こんな中途半端な気持ちで・・・氷室君と付き合うと迷惑かかるのは目に見えてるし・・・」
氷室「ありがとうさやかちゃん、すごい嬉しいよ」
さやか「・・・!?氷室君!?」
氷室「本当は同じ事を・・・僕から言うつもりだったんだ」
氷室「見滝原で出会った魔法少女達の中で・・・付き合えるとしたらさやかちゃんがいいなって・・・
ずっと思っていた・・・」
氷室「・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっとね・・・杏介君・・・」
氷室「ん?」
さやか「昨日・・・恭介の事愚痴らせてもらったけどさ・・・なんか今日ね・・・恭介がね・・・」
さやか「遠回りに・・・あたしの気持ちに気付いてる様な事言ったんだ・・・」
氷室「・・・へぇ・・・」
さやか「気付いた上で・・・今更あたしの事はどうにも出来ないってニュアンスの発言も・・・」
さやか「多分、仁美と付き合うようになった後で・・・あたしの気持ちに気付いたって感じだった」
氷室「そうなんだ・・・」
さやか「杏介君が言ってたこと・・・なんとなく分かったよ・・・先に告白していれば・・・
ちゃんと恭介はあたしの気持ちに応えてくれたって事・・・」
氷室「当たり前じゃないか!」
さやか「でもだからこそ・・・吹っ切れたかな?」
さやか「恭介は・・・今更あたしの気持ちに応えられないけど・・・親友としてなら
あたしの事・・・大事に思ってくれている。それが分かったから・・・」
さやか「あたし自身が・・・恭介じゃない誰かと幸せになること・・・それが・・・
恭介の幸せでもあるって・・・そう言ってくれたんだ・・・だから・・・さ・・・」
さやか「あたし達・・・フリじゃなくて・・・本当に付き合わない?」
氷室「・・・!!」
さやか「も、もちろん、氷室君が嫌じゃなければの話だよ!だ、だってあたし・・・
恭介の事吹っ切ったけど・・・氷室君を好きになったって訳じゃないし・・・」
さやか「こんな中途半端な気持ちで・・・氷室君と付き合うと迷惑かかるのは目に見えてるし・・・」
氷室「ありがとうさやかちゃん、すごい嬉しいよ」
さやか「・・・!?氷室君!?」
氷室「本当は同じ事を・・・僕から言うつもりだったんだ」
氷室「見滝原で出会った魔法少女達の中で・・・付き合えるとしたらさやかちゃんがいいなって・・・
ずっと思っていた・・・」
234: 2014/07/21(月) 01:01:51.57 ID:D2Y5PMAZ0
氷室(今度は嘘じゃない・・・仁美さんを除外した場合・・・上条恭介は間違いなくさやかを選ぶ)
氷室「僕のほうからお願いしたい。さやかちゃんと交際させて欲しい」
さやか「ええっと・・・その・・・///いいのかな・・・?あ、あたしはまだ気持ちが中途半端だよ?」
氷室「僕だって・・・さやかちゃんを意識したきっかけはパンティだよ」
さやか「ファッ!?」
氷室「まずはお互いに何も考えずに軽く付き合ってみるのもいいんじゃないかな?」
氷室「もしも相性が悪かったとしても、まだ友達のうちなら別れてもダメージ少ないだろうし・・・」
さやか「そだね・・・そうだよね・・・」
さやか「それじゃあええと・・・」
さやか「こ、これからは恋人同士として・・・」
氷室「よろしく」
さやか「えへへ・・・///」
さやか「それじゃあ恋人同士になった後の決まり事!まずは・・・」
氷室(ん?決まり事?さやかは恋人を縛るタイプなのか?)
さやか「これからは・・・あたし以外のパンティで変身する事禁止ね!」
氷室「え」
さやか「なにキョトンとしてるのよ・・・当然でしょ?」
さやか「杏介君があたし達の前に初めて現れたとき被っていた・・・緑のパンティ・・・」
氷室「・・・」
さやか「そんでもって今確保している杏子のパンティ・・・それは全部使わないで欲しいな」
さやか「も、もちろんあたしが新しいのあげるって訳じゃないけど・・・今までに盗まれちゃった分は
もうそれでしょうがないから・・・」
さやか「なんとかやりくりして・・・あたしのパンティだけを使って欲しいな・・・とか」
氷室「・・・」
さやか「駄目・・・かな?」
氷室「僕のほうからお願いしたい。さやかちゃんと交際させて欲しい」
さやか「ええっと・・・その・・・///いいのかな・・・?あ、あたしはまだ気持ちが中途半端だよ?」
氷室「僕だって・・・さやかちゃんを意識したきっかけはパンティだよ」
さやか「ファッ!?」
氷室「まずはお互いに何も考えずに軽く付き合ってみるのもいいんじゃないかな?」
氷室「もしも相性が悪かったとしても、まだ友達のうちなら別れてもダメージ少ないだろうし・・・」
さやか「そだね・・・そうだよね・・・」
さやか「それじゃあええと・・・」
さやか「こ、これからは恋人同士として・・・」
氷室「よろしく」
さやか「えへへ・・・///」
さやか「それじゃあ恋人同士になった後の決まり事!まずは・・・」
氷室(ん?決まり事?さやかは恋人を縛るタイプなのか?)
さやか「これからは・・・あたし以外のパンティで変身する事禁止ね!」
氷室「え」
さやか「なにキョトンとしてるのよ・・・当然でしょ?」
さやか「杏介君があたし達の前に初めて現れたとき被っていた・・・緑のパンティ・・・」
氷室「・・・」
さやか「そんでもって今確保している杏子のパンティ・・・それは全部使わないで欲しいな」
さやか「も、もちろんあたしが新しいのあげるって訳じゃないけど・・・今までに盗まれちゃった分は
もうそれでしょうがないから・・・」
さやか「なんとかやりくりして・・・あたしのパンティだけを使って欲しいな・・・とか」
氷室「・・・」
さやか「駄目・・・かな?」
235: 2014/07/21(月) 01:33:33.37 ID:D2Y5PMAZ0
氷室「わかった・・・約束する。
どうしても数が足りなくなった場合を除いて、僕はさやかちゃんのパンティしか使わない」キリッ
さやか「・・・本当は喜ぶべき台詞じゃないんだけど・・・とりあえすありがと」
氷室(僕は・・・卑怯者だ・・・)
氷室(さやかも幸せでいて欲しい・・・だけど・・・仁美さんを裏切る事も・・・正体を明かす事も出来ない)
氷室(さやかの悲しい顔を思い浮かべるだけで・・・心が苦しくなるんだ・・・)
氷室(完全に別人になることでしか・・・僕はさやかと向き合えない・・・僕は卑怯者だ・・・)
氷室(子供じみた独占欲は卒業しただって!?本当はそれ以上に・・・幼稚な感情を抱いているくせに・・・!)
氷室(さやかも仁美さんも幸せにした上で・・・僕自身も卑怯者だとバレたくない・・・そんな
わがままで稚拙な感情・・・!!)
氷室(自分すらも犠牲にしないで・・・誰も傷つかない都合のいい未来を・・・僕は思い描いているだけなんだ・・・)
♪♪(携帯電話のコール音)
さやか「!?」
さやか「マミさん!?ど、どうしたの?」
マミ「美樹さん!今すぐ来て!結界に一般人が巻き込まれてるの!!」
さやか「・・・!!魔獣のもの!?それともルシファー!?」
マミ「そのどちらでも無いわ・・・」
さやか「え・・・?それどういう事!?」
マミ「わからない・・・こんな事は初めてよ・・・」
マミ「ソウルジェムに穢れを溜めた魔法少女が・・・突然・・・」
ゴゴゴ・・・
ほむら「あり得ない・・・アレは・・・何故・・・この世界であんな物が・・・!」
キュゥべえ「あれが・・・円環の理が存在しない場合の・・・魔法少女の本来あるべき成れの果て・・・」
キュゥべえ「すばらしいエネルギーだ・・・これがまさしく・・・」
キュゥべえ「魔女・・・だね・・・」
続く
どうしても数が足りなくなった場合を除いて、僕はさやかちゃんのパンティしか使わない」キリッ
さやか「・・・本当は喜ぶべき台詞じゃないんだけど・・・とりあえすありがと」
氷室(僕は・・・卑怯者だ・・・)
氷室(さやかも幸せでいて欲しい・・・だけど・・・仁美さんを裏切る事も・・・正体を明かす事も出来ない)
氷室(さやかの悲しい顔を思い浮かべるだけで・・・心が苦しくなるんだ・・・)
氷室(完全に別人になることでしか・・・僕はさやかと向き合えない・・・僕は卑怯者だ・・・)
氷室(子供じみた独占欲は卒業しただって!?本当はそれ以上に・・・幼稚な感情を抱いているくせに・・・!)
氷室(さやかも仁美さんも幸せにした上で・・・僕自身も卑怯者だとバレたくない・・・そんな
わがままで稚拙な感情・・・!!)
氷室(自分すらも犠牲にしないで・・・誰も傷つかない都合のいい未来を・・・僕は思い描いているだけなんだ・・・)
♪♪(携帯電話のコール音)
さやか「!?」
さやか「マミさん!?ど、どうしたの?」
マミ「美樹さん!今すぐ来て!結界に一般人が巻き込まれてるの!!」
さやか「・・・!!魔獣のもの!?それともルシファー!?」
マミ「そのどちらでも無いわ・・・」
さやか「え・・・?それどういう事!?」
マミ「わからない・・・こんな事は初めてよ・・・」
マミ「ソウルジェムに穢れを溜めた魔法少女が・・・突然・・・」
ゴゴゴ・・・
ほむら「あり得ない・・・アレは・・・何故・・・この世界であんな物が・・・!」
キュゥべえ「あれが・・・円環の理が存在しない場合の・・・魔法少女の本来あるべき成れの果て・・・」
キュゥべえ「すばらしいエネルギーだ・・・これがまさしく・・・」
キュゥべえ「魔女・・・だね・・・」
続く
237: 2014/07/21(月) 01:55:53.36 ID:D2Y5PMAZ0
銀河万丈「バイオリン仮面ウィザード!」
キュゥべえ「魔法少女を魔女にする・・・それが僕の本来の役割だったのさ」
氷室「そのために・・・僕は騙されたのか!」
ほむら「佐倉杏子・・・このままではあなたもいずれ・・・」
杏子「あたしは・・・あたしは!!」
まどか「わたしにはわからないよ!わたしのせいで・・・世界がおかしくなっちゃったとしても・・・
どうにも出来ないよ!」
さやか「今は・・・きょうすけ君が好き。それがあたしの素直な気持ち」
銀河万丈「第8話!」
恭介「僕はさやかが好きなんだ」
銀河万丈「ハーレムは誰にも崩させない!!」
恭介「人魚姫の物語」【第八話】
キュゥべえ「魔法少女を魔女にする・・・それが僕の本来の役割だったのさ」
氷室「そのために・・・僕は騙されたのか!」
ほむら「佐倉杏子・・・このままではあなたもいずれ・・・」
杏子「あたしは・・・あたしは!!」
まどか「わたしにはわからないよ!わたしのせいで・・・世界がおかしくなっちゃったとしても・・・
どうにも出来ないよ!」
さやか「今は・・・きょうすけ君が好き。それがあたしの素直な気持ち」
銀河万丈「第8話!」
恭介「僕はさやかが好きなんだ」
銀河万丈「ハーレムは誰にも崩させない!!」
恭介「人魚姫の物語」【第八話】
引用: 恭介「人魚姫の物語」



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