315: 2014/08/29(金) 02:23:27.62 ID:9VzctgTi0


前回:恭介「人魚姫の物語」【第九話】

魔法少女まどか☆マギカ(上) (星海社 e-FICTIONS)


第10話「さやかちゃんとひとみちゃん」

恭介「自分にとって「大切な人」が誰かを考えることがある」

恭介「ある歌ではそれは「恋人」だと言った」

恭介「僕にとっての仁美さんはそうだろうか。
復学して間もない頃彼女の告白を聞き、断る理由が無いから交際を始めている」


恭介「また、ある歌はそれを「親友」だと言った
医者に見離された怪我を最後まであきらめないでと励ましてくれた幼馴染の少女
僕にとってのさやかは「大切な人」なのだろうか」



恭介「きっとそれは・・・何よりも「失いたくない」と感じる気持ちなんだろう」

恭介「僕にとってのそれは・・・今までバイオリンだった・・・
バイオリンさえ弾ける身体なら・・・他に何もいらないと思っていた」



恭介「でも今は・・・失いたくない人達がいる」



仁美「あの・・・恭介さん?」

恭介「なんだい?」


仁美「さやかさんの気持ち・・・気付かれていたんですね・・・」


恭介「・・・」



恭介「うん・・・とは言っても、仁美さんと付き合うようになってからなんだけどね・・・」


仁美「私・・・恭介さんに気持ちを伝える前の日・・・さやかさんに・・・」

仁美「さやかさんに・・・ひどい事を・・・」



壁ドンッ


恭介「黙れよ・・・」

仁美「えぇっ・・・!?///」




恭介「仁美さんは・・・自分の気持ちに一生懸命向き合っただけなんだよ・・・さやかの事は気にしないでいい」

恭介「確かに・・・先に僕がさやかの気持ちに気付いていたなら・・・さやかを選んだかもしれない。でも・・・
そんな「もしも」の事を話していたらきりがないじゃないか・・・」


恭介「仁美さんが罪悪感を感じることなんて何一つ無いんだ」


仁美「きょ、恭介さん・・・///」ポッ



仁美(あ、憧れの壁ドンキタァーッ)



恭介「仁美さんは、自分の気持ちから逃げ出さずに行動するタイプの人だ」

恭介「だからこそ・・・好きだと言って貰える事がどれだけ本気か解ったんだ・・・ただその気持ちが嬉しくて・・・」



恭介「今の僕は・・・仁美さんを失いたくない」



317: 2014/08/29(金) 18:10:37.49 ID:9VzctgTi0
さやか「あたしは消えたって構わない・・・「円環の理」の力と記憶を、あたしに呼び覚ましてよ!」


恭介「僕は知ってるよ・・・君が正義感の強い子だって事を・・・」

恭介「見返りを省みず正しい事に突き進むその性格が・・・時折自分自身を傷つけていた事も」

恭介「さやかが・・・自分の気持ちから逃げ出さざるを得なかった経緯を・・・」


恭介「辛い時もずっと支えてくれた親友・・・僕はさやかを失いたくない」

恭介「だけど・・・ずっと前から解っていたんだ・・・君が選ぶだろう道を・・・」



恭介「ずっと昔から・・・僕はさやかの事を知っているよ・・・」




~~~


きょうすけ(5歳)「うわっ!」ドサッ

園児A「かなせんせ~!きょうすけのやつまた、ようちえんにバイオリンもってきてるよ~」


原田(幼稚園教師)「いいのよ。コンクールが近いから幼稚園でも練習させてほしいって
きょうすけ君のお父さんが言ったのよ」


園児A「でも、ぼくのおもちゃはだめだったよ!ぼっしゅうされたよ!」

原田「後で返したでしょ。ほら、きょうすけ君にごめんなさいしよ?」



園児A「いーやーだー!ぼっしゅう!ぼっしゅう!」

園児A「きょうすけのバイオリンもぼっしゅうするんだー!」


きょうすけ「や、やめてよ!!」



さやか(5歳)「なにやってるのよ!あんた!きょうすけくんをいじめるなー!!」

園児A「うわっ!みきだ!!にげろー!!」



さやか(5歳)「まてー!!」




きょうすけ「さやかちゃん・・・」

さやか「だいじょうぶ?きょうすけくん」



きょうすけ「ありがとう・・・だけどぼく・・・なさけない」

さやか「いいんだよ!きょうすけくんのては・・・
なぐったりするんじゃなくて、すてきなきょくをひくためにあるの!」


さやか「きょうすけくんはそれでいいんだよ」

きょうすけ「さやかちゃん・・・」


原田「それじゃあ、絵本でも読みましょうか・・・えっと・・・「人魚姫」!」

さやか「わーい!あたし、かなせんせーの癒し系ポイズン声での、ろうどくだーいすき!」

318: 2014/08/29(金) 19:20:17.81 ID:9VzctgTi0
~読み聞かせ終了~


さやか「うぐっ・・・ひっく」ぐすん

きょうすけ「さやかちゃん!?」



さやか「やだよぉ・・・にんぎょひめさんかわいそうだよぉ・・・」


うわーん


園児A「・・・!!」


園児A「みきのじゃくてんをみつけたぞ!あしたは・・・おれがみきをいじめてやる!」




きょうすけ「あ、あいつ!わるいことかんがえてるな・・・!さやかちゃんにふくしゅうするつもりだ!」


きょうすけ「こ、こんどはぼくがさやかちゃんをまもらないと・・・」



次の日

きょうすけ「ぼくがにんぎょひめのものがたりを・・・あたらしく書き直したこの本をあげるよ」

きょうすけ「だから・・・げんきだしてよ」



さやか「ありがとう、きょうすけくん」


松来「青春ですね~」

原田「みゆ先生はあの子達に先越されちゃいそうですね」



松来「やめて!それだけは言わないで!」




さやか「しゃこうじれい?」

きょうすけ「とうさんのせんぱいとかじょうしとかいうひとのパーティに参加しなくちゃいけないんだ」


きょうすけ「おとなのつきあいっていってたっけ・・・ぼくにはよくわからないけど」

さやか「じゃあこんどのにちようびはあそべないんだね・・・ざんねん」




~社交辞令のパーティ~



きょうすけ「ん?まいごかな・・・?さやかちゃんとおなじくらいのとしかな?」


きょうすけ「ねぇ君、どうしたの?」

ひとみ(5歳)「あなたは・・・?」


きょうすけ「どうせおとなばかりでつまらないし・・・
お父さんお母さんのところに帰るより外でおはなししないかい?」

319: 2014/08/29(金) 22:39:23.63 ID:9VzctgTi0
ひとみ「これは・・・?」

きょうすけ「えっと・・・おじょうさまだからわからないかな・・・いわゆる「しょみんのあそび」って奴だよ」



ひとみ「しょみん・・・?わたくし・・・パーティに来るのはてっきりおなじようなひとたちだとばかり・・・」

きょうすけ「いつもいっしょにあそんでくれる子がおしえてくれるんだ」



恭介父「恭介!ここにいたのか!」


仁美父「仁美!?勝手に出歩いて・・・」

ひとみ「おとうさま!」



ひとみ「わたくし・・・こちらのおかたにしょみんのあそびを教えていただいてましたの・・・」

ひとみ「とてもたのしい時間でしたわ・・・」



仁美父「いいからもう入りなさい。お前を会わせなきゃいけない人たちがたくさんいるんだ」


恭介父「志筑さん・・・この度は息子がご迷惑を・・・」

仁美父「いや、良いんです・・・子供のした事です。私も娘も・・・挨拶周りで退屈していた所ですし・・・」




恭介父「恭介・・・父さんが昔世話になった人が・・・どうしても演奏を聴きたいと言って来てね・・・」

恭介父「断りきれなかったんだ・・・一曲・・・弾いてくれるかい?」



きょうすけ「しょうがないな父さんは・・・」



ひとみ「あ・・・あの・・・」



♪~♪~♪

ひとみ「あちらのおかた・・・お名前は・・・」


ひとみ「かみじょう・・・きょうすけくん?」



ひとみ「そつえんご、どちらの小学校に?」




見滝原小学校入学式


仁美「上条君・・・私の事覚えてくださいますかしら・・・」

仁美「声・・・かけてみようかな・・・でも一緒のクラスになれませんでしたし・・・」


仁美「あ、上条・・・く」



恭介「一年生から、またさやかと一緒だね」

さやか「うん、周り知らない子ばっかりだし。何かほっとしたよ」

320: 2014/08/29(金) 23:08:10.41 ID:9VzctgTi0
仁美「・・・」




仁美を通り過ぎる恭介とさやか

仁美「とても仲良さそうな二人ですわ・・・」

仁美「覚えているわけ・・・無いですわよね」



仁美「だってあの時・・・名乗ってもいなかったのですもの・・・」

仁美「切り替えるしか有りませんわ・・・いったんこの想いは心の奥に仕舞ってしまいましょう」


仁美「でもいつか・・・縁があれば改めてお友達になって・・・」




恭介「最初に感じたのは・・・小学校3年生くらいになってからかな・・・」


昼休み

男子「上条ーお前もサッカーやるか?」

恭介「いや、遠慮しておく。僕はまた音楽室で練習するよ」


男子「なんだよ・・・人数足りねーじゃん、そうだ!美樹!お前入れよ」

さやか「何よもう!あたしも久しぶりに恭介の練習に付き合いたかったのに!」


男子「お前に音楽とか似合わないし!」

さやか「なにおぅ!」


男子B「美樹は俺達のチームな!美樹がいるとたいてい勝てるんだよな」

男子「勝手に決めるんじゃねー!ジャンケンさせろジャンケン!」



さやか「恭介ゴメン、なんか勝手に進められてるみたいだから・・・あたし行くね」


恭介「さや・・・か・・・」



恭介「・・・」


音楽室

♪~♪~♪


恭介「僕も・・・バイオリンだけで無く運動神経もあれば・・・昔みたいにさやかと遊べたのかな・・・」

恭介「でも仕方ないよね・・・さやかよりもたくましい男子じゃないと・・・さやかには着いていけないだろうし・・・」



恭介「3年生になったあたりから・・・さやかは僕以外の男子の友達が増えた気がする・・・
それだけでなんとなく寂しい気分になるのはなぜだろう・・・」



恭介「鹿目さんと同じクラスになったのは・・・5年生になってからだっけ・・・」

322: 2014/08/30(土) 19:28:50.76 ID:so0UGgoL0
さやか「あんた達・・・クラスが変わってもまだまどかをいじめているの!?」

女子A「い、いやこれは・・・」


まどか「み・・・美樹さん、もういいよ!もうやめ・・・」


パチーン

女子A「・・・!!」



さやか「いじめられる側にも理由があるってよく言うけどね・・・あたしはそんなの認めないよ」

さやか「いじめる奴が一番悪いに決まってる!!」





恭介「さやか・・・」


恭介(そうか・・・僕はあの時から・・・)

恭介(正しい事を信じる・・・さやかのその心が好きだったんだ)

恭介(さやかに他にも友達が出来ても構わないじゃないか・・・さやかはさやかなんだ・・・)



恭介(僕は僕のやるべき事をするだけさ)



小学校卒業直前

~コンクール会場~


♪~♪~♪

さやか「・・・」



さやか「恭介すごいよ!また上手くなってるじゃん」

恭介「ありがとう」



恭介(昔より一緒に遊んだりする時間は減ったけど・・・さやかはコンクールには必ず来てくれる)

恭介(今となっては・・・音楽が僕とさやかを繋ぎとめている絆のようなものかな・・・)



恭介(お互いに別の友達もたくさん出来た。すこし寂しい気分になる時もあるけど・・・今はこれでいい)

恭介(バイオリンさえ弾ければそれでいいんだ・・・)


さやか「えへへ・・・」

恭介(さやかの笑顔は・・・やっぱり落ち着くな)



コンクール会場に来ていた仁美が会場を振り返る

仁美「結局・・・6年間の間、一度も上条君とも美樹さんとも同じクラスになれませんでしたわ・・・」



323: 2014/08/31(日) 03:09:03.36 ID:0HGA5HTR0
~見滝原中学入学式~

恭介「さやかは部活に入るのかい?」

さやか「うーん・・・運動部の予定は無いかなー・・・やるとしても助っ人とか」


恭介「そっか・・・運動神経良いのにもったいないな」

さやか「中学生からはあたしも・・・ちょっとは女の子らしくなろうかなって・・・」



恭介「・・・?同じクラスの男子に好みの生徒でもいたのかい?」

さやか「あれっ」がくっ



仁美「あの・・・」

さやか「ん?あなたは確か同じクラスになった・・・えっと・・・」

恭介「志筑さんだよ・・・小学校も一緒だったじゃないか」



仁美「・・・!!お、覚えてくださいましたか」

恭介「でも、今まで同じクラスになった事が無かったよね。改めて「初めまして」、上条恭介です」

仁美「あらっ」がくっ



さやか「美樹さやかだよー。よろしくね」


仁美「し、志筑仁美です・・・」


さやか「そうだ!まどかの事も紹介してあげる!こっち来て!」

ぐいっ

仁美「わ・・・ちょ、ちょっと・・・美樹さん!?」


さやか「いいからいいから!きっと志筑さんもまどかの友達になれるから!」

さやか「あ、そうだ。仁美って呼ぶね!あたしの事もさやかって呼んで!」



仁美「・・・」


仁美「わかりましたわ、さやかさん」


恭介「ははは・・・さやからしいや」



中沢「・・・あの上条って奴・・・やたらと女子の知り合いが多いな・・・」

中沢「あいつと友達になれば俺も・・・よし、」


中沢「上条君、これから男子達でカラオケ行くんだけど・・・君もどうかな?」(爽やかスマイル)


~~~カラオケ、女子側
さやか「こういう普通の女子の集まりってやっぱりお嬢様だと抵抗ある?」


仁美「いいえ。とっても楽しいですわ」



324: 2014/08/31(日) 18:37:58.11 ID:0HGA5HTR0

仁美「さやかさんといると・・・昔少しだけ遊んだ友達を思い出しますの」

さやか「ん?意味深な赤らみ・・・ま、まさか初恋の人!?」


仁美「かも知れませんわね。でも・・・その後話すことがなくて一度は諦めましたわ」


~~~


中沢「え?上条君は美樹さんと付き合ってるわけじゃないの?」

恭介「違うよ」



中沢「じゃあ俺、狙っちゃおうかな・・・」

恭介「え」


中沢「お、今すごい焦った顔してたぞ。やっぱり美樹さんの事・・・」

恭介「い、いや・・・そんな事は・・・」




~1年次社会科見学~

魔女の結界に巻き込まれるさやかとまどか



さやか「え、なによこれは・・・」

まどか「子供の笑い声が聞こえる・・・怖いよ」



杏子「出口はそっちじゃないよ、あっちだ」


まどか「どなたか知りませんけど、ありがとう!」


さやか「さ、まどか、こっちだよ!!」


まどか「待ってさやかちゃん、わたし足ひねっちゃったみたい」

さやか「え」


まどか「必ず後で追いつくから・・・さやかちゃんだけでも先に・・・」

さやか「んな事できるかー!!」



さやか「ほらまどか!早く乗りな!!」(おんぶの体制)

まどか「え!?ええええええ!?」




カッ(外の光)


さやか「ふう・・・どうやら集合に間に合ったみたいだね」


和子「明日から三者面談です。進級前に自分の進路のこと、少しでも考えておくように」


さやか「げ」

325: 2014/08/31(日) 20:58:11.86 ID:0HGA5HTR0
和子「さやかちゃんは・・・とてもいい子です。困ってる生徒がいたら、放っておけない性格みたいで・・・」

和子「男女問わず仲の良い子が多いです。だけど・・・」



和子「宿題を・・・提出してません」

さやか母「・・・」プルプル



さやか「ご、ごっめーん」

さやか母「さやかああああああああ!!」




恭介「あ、さやか、今終わったところかい?」

恭介母「こんにちは。さやかちゃん、しばらく見ない間におっきく(意味深)になったわね」


さやか「恭介とお義母、じゃなくておば様・・・」



恭介「さやかはどうだった?面談」

さやか「・・・ボロボロですよー!!」



さやか「正義感を持った良い子だけど、勉強が・・・って言われて・・・」


恭介「うん。とってもさやからしい結果だね」

さやか「きょうすけええええ!?」



恭介「ごめんごめん。馬鹿にしたわけじゃないよ」

恭介「昔から変わらないさやかが・・・なんだか微笑ましくてね」



恭介(そうだよ・・・さやかはそれで良いんだ)


恭介(さやかの勇気や優しさに救われる人たちがこれからもいる。そして僕もその一人だったんだ)


恭介(だからこそ・・・僕もさやかの親友として、対等でありたいって思ったんだ)

恭介(たった一つだけでも誇れること・・・僕はバイオリンを弾き続けるよ)



恭介(他の男子のようにやんちゃにはなれないけど・・・それでもさやかは、僕の友達でいてくれるかな?)


恭介(いつかはさやかに頼られる自分になりたいな・・・)



12月24日 クリスマスイブ

和子先生の憂さ晴らしクリスマス会


和子「デート中に静電気が来たら彼氏はつないだ手を離しますか?我慢しますか?はい、中沢君!」

中沢「ええ!?えっと・・・我慢するのが正しいんじゃないでしょうか・・・」

さやか「駄目だったか・・・」

まどか「駄目だったんだね・・・」

326: 2014/08/31(日) 21:32:13.33 ID:0HGA5HTR0
和子「今日は先生のおごりです。いっぱい食べて飲んで、騒いでくださいね」

さやか「やったー!」

恭介「さやか・・・子供みたいだよ」

さやか「こ、子供じゃないもん!来年はどうなってるかわからないんだから!!」


恭介「・・・?どういう意味だい?」

さやか「来年度のさやかちゃんの目標その1!来年は彼氏と二人きりのクリスマスを過ごすのだー!!」


恭介「え・・・!?」ぷるぷる

さやか「なんちゃって・・・って恭介?」



恭介「ああ、そうだね。さやかならきっと素敵な彼氏を・・・」

さやか「もおおおおお!!そうじゃないってーの!!」


ワイワイ がやがや



恭介(そうだよな・・・さやかだって・・・年頃の女の子なんだ・・・気になる男子の一人くらい・・・)


さやか「仁美は今日、家族と一緒じゃなくて良かったの?」

仁美「ええ。こういうクリスマスも悪くありませんわ」


仁美「それに・・・」チラッ

恭介「・・・?」




女子生徒「さやかー!コスプレ衣装あるんだけど・・・着ていかない?」

さやか「ああ~いいっすね!」



さやか「じゃーん!チャイナさやかちゃんの登場ですよ!!」


男子生徒「うおおおおおおお!?」


まどか「さ、さやかちゃん・・・すごくセクシーだよ!!」



中沢「腰とか胸とか尻とか太ももが」ぼそっ

恭介「うわあああ!?中沢!?耳元で話しかけるな!!」




中沢「お前は知っていたのか?美樹があれだけ工口い身体してたって事」

恭介「工口・・・って・・・さやかをどんな目で見てるんだ君は!」



恭介「他の部位はともかく・・・胸はさすがに衣装のオプションパーツのパッドだと思うよ」

恭介「さやかはあそこまで胸は大きくなかったはず。僕が証明してあげるよ」


中沢「お、おい上条!?」

328: 2014/08/31(日) 22:04:18.57 ID:0HGA5HTR0
恭介「さやか・・・見栄を張っちゃいけないよ、パッドを入れるほど色気づくにはまだ早・・・」
むにっ

恭介「あ・・・れ・・・!?」



さやか「な・・・な・・・な・・・!!///」

男子生徒「はあああああああああああああ!?」ムカッ



仁美「・・・!!」ぴくぴく



中沢「かかかか・・・上条が!上条が美樹のおっOいを・・・!!」

さやか「きょきょきょ・・・きょうすけのえOち!!」バチーン



恭介「うわっ!!」ドシャーン




女子生徒「きゃああああああ!!」

女子生徒「か、上条君って変Oだったのね!!」



恭介「ち、違う!!ぼ、僕は・・・」

恭介「僕はただ・・・明らかにいつもより大きい気がしたから・・・
絶対パッドだって確証を持って行動したのであって・・・」



恭介「さ、さやかの胸を揉みたかったわけじゃない!信じてくれ!!」

さやか「ひ、ひどいよ恭介・・・遊びのつもりで揉んだっていうの?」



恭介「な・・・!?」

恭介「え・・・いや!そうじゃなくて!!」



恭介「むしろ嬉し・・・気持ち良・・・じゃなくてその・・・なんというか・・・」


恭介「さやかが・・・知らないうちに・・・女の子として成長してたなんて知らなくて・・・」

さやか「え・・・///」



恭介「ごめん・・・僕が無神経だった・・・本当にごめん・・・」

さやか「・・・」



さやか「次から・・・気をつけてよね///」


中沢「・・・次・・・?」

女子生徒(美樹さん・・・それはまた触られても許すって意味!?)



仁美「・・・」ぱくぱく(白目)

まどか「仁美ちゃん!?」

330: 2014/08/31(日) 23:04:35.49 ID:0HGA5HTR0
恭介「えっと・・・その・・・」ドキドキ

恭介(なんだこれ!?なんだこれ!?さやかも女の子だって意識したら・・・まともに顔が見れない・・・)ドキドキ

恭介(さやかは・・・こんなに可愛かったかな?)



さやか(あれ・・・?意外にいい雰囲気?)

さやか「も、もしかして今なら・・・!きょ、きょうすけ!!あ、ああ、あたしね・・・」




和子「はい、私を置いてカップル成立は禁止ですよ!!」

ずいっ(割り込み)

女子生徒「和子先生!?」


女子生徒「せっかくいい雰囲気だったのに!何してんの!」



さやか「あ」

恭介「あ」




仁美「ほっ」

まどか「ひ、仁美ちゃん大丈夫?すごい汗だったよ!」



仁美「ええ・・・も、もう大丈夫ですわ・・・」


仁美(・・・)



仁美(やっぱり・・・私、再会してからまた上条君の事を・・・)

仁美(いつかは・・・この気持ちとさやかさんに決着をつけなければなりませんわね・・・)





恭介(僕の潜在意識に・・・さやぱいの素晴らしさを刷り込まれたのは多分この時が最初だと思う)



恭介(その後すぐに、バイオリンにしか興味の無い日常恭介に戻ったけど・・・確かに僕の中でそれは育っていたんだ)




恭介(いつかはさやかにも恋人が出来るんだろう。
僕は・・・活発なさやかに着いていけるほどたくましくは無い)


恭介(僕とは正反対のヒーローみたいな男性をさやかは好きになるだろう。ならせめて
僕は・・・幼い頃からのさやかとの絆・・・バイオリンを弾き続けるよ)



恭介(当時の僕は・・・そんな事を考えていたのかも知れない。だから・・・)


~中学二年時、事故当日~
衝突した暴走車の傍ら、左手を押さえながらうなだれる恭介


恭介(バイオリンを弾けなくなった自分が・・・ただ許せなかった)

331: 2014/09/01(月) 20:08:35.33 ID:zBnVqE760
恭介「やあ、さやか」

さやか「はい。これ」スッ(CD)


恭介「この人の演奏は本当にすごくてね・・・さやかも聴くかい?」

さやか「えっ・・・!?い、いいのかな・・・///」




恭介「また・・・さやかに助けれる自分に戻っちゃったな・・・」

恭介「ねぇさやか・・・」

恭介「さやかが僕に優しくしてくれるのは・・・僕が可哀想な人間だからかな・・・?」



恭介「さやかに自慢できるものを失ったけど・・・その代わりさやかと一緒にいる時間が増えた」

恭介「昔と変わらないまっすぐなさやか・・・そして無意識のうちに刷り込まれていく
さやぱい、さや太もも、さや尻の良さ」



恭介「無自覚のまま・・・さやかを好きになっていたんだ」



恭介「だからこそさやかの優しさが・・・痛かったんだ」


恭介「哀れんだ気持ちで僕を見てほしくなかったんだ・・・自立した一人の男として・・・
早くバイオリンに復帰したかった」



恭介「だから医師に見放されたとき、僕は怒りにまかせて君を傷つけてしまったんだ」




医師「奇跡としか言いようがありません・・・ズタズタにされたはずの神経が・・・」

恭介「え・・・?」




病院屋上



恭介「弾ける・・・!!」


恭介「弾けるぞ!!」

恭介「僕はまた・・・バイオリンを弾けるんだ!!」






恭介「さやかとの絆を取り戻したような気がした」

恭介「父さん、明日にでも退院しよう。バイオリンの講師にも連絡して、すぐにでも復帰できるように!」


~退院時~

恭介父「そういえば、さやかちゃんには連絡したのか?」

恭介「え?父さんがしてくれたものとばかり」

恭介「まぁ・・・学校でもすぐに会うし、ちゃんと話せばわかってくれるよ」

332: 2014/09/01(月) 20:18:02.70 ID:JScfUneH0
反逆終了後の設定まとめ


鹿目まどか:
女神の自覚を忘れる。ほむらに対しては不審に思いつつもリボンをずっと付けているあたり
悪い印象を持っているわけではない。

能力としては普通の人間。女神にもソウルジェムがあるという公式設定なのでキュゥべえと多重契約することはできない
魔法少女として目覚めるとしたら女神の記憶を一部でも取り戻したとき!?

ほむらの過保護で赤点をとった英語(サニーデイライフ)の心配として
帰国子女設定を付加される

同じく幼い頃から見滝原に住んでいたさやかと面識があってもおかしくなさそうだが、
どうやらさやかとの幼なじみ関係もリセットされた模様



美樹さやか:
女神の鞄持ちとしての自覚を忘れる。ほむらに対しては潜在意識程度の警戒心しか覚えていない。
恭介はいまでも気になる様子だが魔法少女としての使命、漠然と頭に残る「円環の天使」としての使命感ゆえに
仁美とうまくいって欲しいと誰よりも願う。

能力は普通の魔法少女、ほむらにより円環の記憶を消され
人魚の魔女を具現化させる、自己結界を展開させる能力は失われたもよう



佐倉杏子:
能力は普通の魔法少女
さやかスレの考察より、世界改変後はさやかと同居しているわけでは無いらしい。
風見野から遠距離登校!?


巴マミ:
能力は普通の魔法少女
ほむらの改変により貧O化が危惧されたが、悪魔の怒りに触れないで済んだらしい
改変後も魔法少女5人(さやか杏子マミなぎさほむら)をまとめるリーダー?


百江なぎさ;
能力は普通の魔法少女
幼さ故かさやかよりも円環の使いとしての記憶をなくすのが早かった。
マミとふとしたきっかけで出会い、魔法少女の仲間として、友人として交流していくことになる


暁美ほむら:
世界に二度目の改変をもたらした自称、他称「悪魔」
まどかにとって優しい「閉ざされた世界」を守るためなら手段を選ばない。

表向きは普通の魔法少女並みの能力に制御しつつ
マミの指導のもと魔獣を倒す「ごっこ」に付き合ってる模様だが、
ティーカップを割るシーンから、心では決別している模様


魔獣の設定も改変することができるかどうかは不明だが、
「人魚姫の物語」では改変に制限がないことにする

333: 2014/09/01(月) 20:18:32.94 ID:JScfUneH0
サブキャラ:
和子先生、中沢
他のモブより少しだけほむらの印象に残っていたためほむらの結界に巻き込まれた一般人。
世界改変の特異点にいたため彼らも記憶を取り戻しキーパーソンになる可能性が!?


上条恭介:
改変後は仁美と順調の模様。
さやかの気持ちはいまだに理解できていないがどういう風に答えを出すか
公式でも非公式でもちゃんとした物を見せて欲しい

志筑仁美:
ナイトメア撃破後は幸せな夢を見てもう一度恭介を信じてみようと努力する。
結果改変後の世界では仲睦まじく登校している


キュゥべえ:
ボロボロになりながら呪いを処理する様はまさに公衆便所
暁美ほむらの正体について記憶を持ち越してるかどうかは不明。
第3者に協力を仰ぐと素体を破壊される



「人魚姫の物語」では
この人物たちに「氷室」が追加。


前作と違った設定だけど間違いなく行動理念は「氷室」なキャラが登場するので
前作で氷室が好きになった(恭介とはもはや別個体なので)人は期待して欲しい


氷室杏介(ひむろきょうすけ):
上条恭介と関係がある人物。という事しか分かっていない

335: 2014/09/03(水) 13:16:10.00 ID:/3JUwmmd0
恭介「さやか・・・昨日は話しかけてくれ無かった・・・やっぱり怒ってるのかな」





~~~


さやか「仁美に恭介とられちゃうよ・・・でもあたし何も出来ない・・・だってあたし・・・ゾンビだもん」


恭介「やめてくれ・・・」

恭介「僕なんかのために・・・さやかが傷つく必要なんて・・・」



恭介「もう・・・正義の味方じゃなくていい・・・さやかは、さやかの思うように・・・」



ホスト二人組「な・・・なんだこいつ!?」

ショウ「俺達が悪かった!だから、その剣をしまえ!!」




恭介「やめろさやか・・・!」


カラァン(剣)


さやか「う・・・」

さやか「うぁあああ・・・」ドサッ



ホスト二人組「ひいいい!!」




恭介「さやか・・・!」




~~~

さやか「あたしって・・・ほんと、バカ」




ゴゴゴ・・・


恭介「・・・」



恭介「どうして・・・」



恭介「鹿目さんの記憶と・・・僕自身の記憶・・・そしてさやかの記憶・・・それらに触れたとき、全てを理解したよ」


恭介「正しい事を成し遂げようとして傷ついた君が・・・それでも諦めずに正しい事のため・・・
再び円環の世界から現世に舞い降りたことに・・・」

恭介「だからこそ想ったんだ」

恭介「たとえさやかと離れ離れになるとしても、さやかに尽くすためだけに戦う・・・もう一人の
「上条恭介」・・・「氷室」みたいな男がいてもいいと・・・」

336: 2014/09/03(水) 14:01:18.37 ID:/3JUwmmd0
恭介「君はきっと・・・自分の人間としての幸せよりも、正しさを選ぶ」

恭介「正しいことを成し遂げた後・・・君は円環の世界へと再び旅立つ」



恭介「そんな・・・「人魚姫の物語」のような結末を・・・君は選択してしまう事も」


恭介「それでも僕は・・・君に消えて欲しくない」

恭介「だけど君が選んだ道なら・・・僕はそれを止められないんだろうな・・・」



恭介「だからせめて・・・僕は弾き続けるよ」

恭介「さやかが守ってくれた・・・この音を」



恭介「さやかが消えるその時も・・・さやかが消えてからも」

恭介「それが・・・僕がさやかのために贈る「人魚姫の物語」だから・・・」




~~~学校(現在の時間)~~~


仁美「さやかさん・・・佐倉さんはどちらに?」

さやか「あ、ええと・・・杏子はね・・・」



さやか「アイツは・・・親戚に引き取られて・・・風見野に帰っていったよ・・・」

仁美「そうでしたか・・・」




仁美「さやかさん・・・とても寂しそうな顔をしてらしてました」

仁美「氷室君という方が・・・さやかさんの支えになってくださればいいのですが・・・」



恭介「・・・」


恭介(僕は・・・すでにさやかの事が好きになってしまってる・・・)

恭介(このまま仁美さんを傷つけるより・・・本当の事を話すべきなのか・・・?)




仁美「恭介さん、こちらを」

ふわっ(マフラー)



恭介「・・・!!」

仁美「もうすぐクリスマス・・・」


仁美「私・・・恭介さんと過ごせる日をずっと待ち望んでいましたの」


恭介「仁美さん・・・」

仁美「覚えてますか?私、
恭介さんと・・・幼い頃一度お会いした事がありましたのよ」

337: 2014/09/03(水) 14:22:40.94 ID:/3JUwmmd0
仁美「その時すでに恭介さんを想っていたかも知れません」

仁美「だけど・・・さやかさんとの仲の良さを見て、一度は諦めた恋でした」


仁美「ですから・・・告白する時はさやかさんに伝えなければって思っていました」

仁美「一度諦めた想いですから・・・私よりさやかさんが先に伝えるべきだと」




仁美「でも・・・今はっきりわかりました」

ぎゅっ


恭介「ひ・・・仁美さん!?///」



仁美「諦めてなどいませんでした・・・あの頃から・・・ずっと恭介さんの事が好き」

仁美「もしかしたら・・・さやかさんより長い間想っていたとしたら・・・
さやかさんにも渡したく無いって・・・」




仁美「クリスマスの後は大晦日・・・お正月・・・バレンタイン」

仁美「色々な日々を・・・恭介さんと一緒に過ごしていきたい」



仁美「これからもずっと・・・それが私の嘘偽りの無い気持ちですわ」



恭介「・・・」



恭介「僕もだよ・・・仁美さん」

恭介「これからもずっと・・・僕は仁美さんと一緒にいるよ」



恭介(もしも僕が・・・氷室としてさやかの気持ちに触れていなかったのなら・・・)

恭介(上条恭介はこの瞬間、仁美さんを好きになっていただろう)



恭介(はっきりわかったんだ・・・仁美さんを好きになった上条恭介・・・
さやかを好きになった上条恭介・・・「氷室」)



恭介(僕の中に・・・二人いる)

恭介(どちらも本当の気持ちで・・・どちらも手放したくないと思っている自分がいることに)



仁美「いつか・・・さやかさんが私を許してくださる時・・・その・・・」

仁美「あちらの氷室君も交えて・・・一度お話してみたいですわ・・・Wデートと呼ばれる物、なのでしょうか?」



恭介「・・・!!」

恭介「わかったよ仁美さん・・・僕からも氷室に頼んでみるよ」

恭介「それと・・・」

恭介「氷室は僕なんかよりずっと良い人だから・・・さやかはとっくに仁美さんを許してくれているはずだよ・・・」

338: 2014/09/03(水) 14:56:25.15 ID:/3JUwmmd0
キュゥべえ「見てごらん、円環の理が機能していない今・・・佐倉杏子の魂が行き着く果てを」


ほむら「あれは・・・」

まどか「そんな・・・」


さやか「ワルプルギスの夜・・・!?」



マミ「佐倉さんだけじゃないわ・・・!魔女化した魔法少女の魂が・・・あそこに集まっていく!」

なぎさ「円環の理が「天国」だとしたら・・・ワルプルギスの夜は「地獄」なのです・・・
氏んだ魔法少女の魂が・・・呪いに染まっていくのです!」



キュゥべえ「すでに見滝原以外の町数点も僕たちの手に落ちた」

キュゥべえ「その町には魔女化のルールが適応されている。そして・・・魔法少女の魂を
ワルプルギスの夜が吸い取り、成長する」



キュゥべえ「佐倉杏子の魂もまた・・・ワルプルギスの一部となったのさ」



キュゥべえ「そしてワルプルギスの夜も・・・僕達インキュベーターの支配下に落ちた」

キュゥべえ「来る3月・・・見滝原中学卒業式・・・奴は現れる」



キュゥべえ「暁美ほむらの眷属として世界をリセットするためじゃない・・・今度は・・・
君たち全員を魔女にするためにね」



ほむら「・・・!?」

ほむら「なんですって・・・!?」



キュゥべえ「魔女化が適応されているこの世界。このルールで完結するのさ」

キュゥべえ「そのために、リセットと再構築の役割を持つワルプルギスを押さえる必要があったからね」



ほむら「・・・!!」



キュゥべえ「強制的に世界改変を行うつもりかい?ほむら・・・無駄だよ」

ほむら「・・・!?」



キュゥべえ「円環の理を支配しつつある僕達が許可していないから」

キュゥべえ「君の悪魔の力は円環の理の一部だ。君にその力を使う事を円環側からシャットアウトさせてもらった」



キュゥべえ「一番厄介な能力・・・こちらの努力を全て覆す「世界改変」から封じさせてもらったよ」

ほむら「インキュベーター!!」



さやか「でもそれって・・・杏子を元に戻せる可能性があるって事かな・・・?」

氷室「・・・!?さやか?」

339: 2014/09/03(水) 15:16:52.90 ID:/3JUwmmd0
さやか「杏子の意識は消えたわけじゃない・・・ワルプルギスの夜の一部になったのだとしたら・・・」

さやか「こちらから・・・なんらかの呼びかけが出来るわけだよね・・・」



さやか「それこそ・・・あたしかなぎさ・・・まどかが円環の力を取り戻せれば・・・!!」

氷室「さやか・・・」




さやか「杏介君が駄目って言うのなら・・・あたしは自力で取り戻すよ」

さやか「杏子との戦いで・・・何かを掴みかけたんだ・・・具現化された魔女はあたし自身だったんだ・・・」



さやか「ワルプルギスにとらわれて・・・呪いに染まった魔法少女達の魂を救うためにも・・・」




まどか「ほむらちゃん・・・」

まどか「今のほむらちゃんにとって・・・ワルプルギスの夜は共通の敵にはならないのかな・・・?」



まどか「お願いほむらちゃん・・・力を貸して」



ほむら「私は・・・私は・・・」



氷室「・・・」



氷室「解ったよさやか・・・さやかの望む通りにする・・・僕は・・・さやかの記憶を呼び起こしてみる」

さやか「本当?」




氷室「でも・・・だからこそ・・・僕のわがままを聞いて欲しいな・・・」


ぎゅっ

さやか「杏介・・・君?」



氷室「さやか・・・決戦の日のその時まで傍にいてくれ」

氷室「そして・・・僕のわがままを・・・聞ける範囲で構わない・・・叶えて欲しい」



氷室「杏子を・・・ワルプルギスにとらわれた魔法少女達を・・・必ず取り戻す」

氷室「だから・・・クリスマス・・・大晦日・・・お正月・・・バレンタイン、ホワイトデー・・・」



氷室「卒業式までの残りの日々を・・・さやかと一緒に・・・普通の恋人として過ごしたいな」

さやか「杏介君・・・」



さやか「ごめんね・・・あたしより辛い思いするのは・・・取り残される杏介君かもしれなかったのに・・・」


さやか「わかった・・・あたしも杏介君の気持ちに応える・・・だから・・・」

340: 2014/09/03(水) 15:40:39.59 ID:/3JUwmmd0
恭介「さやかと約束した・・・」

恭介「僕はさやかが円環の力を取り戻すために。さやかは僕のわがままを叶えるために・・・
お互い精一杯尽くすことに」



恭介「その日僕は夢を見た」



恭介「幼い頃の夢を見た。さやかだけじゃなく鹿目さん、佐倉さん、仁美さん、暁美さん」


恭介「年が離れているはずの巴さんやなぎさちゃんも一緒の幼稚園、一緒の組に通っている夢を」




きょうこ(5歳)「ほらきょうすけー!うまならもっと早く走れよ!」ピシピシ

さやか(5歳)「やめろよきょうこ!きょうすけ、いやがってるだろ!」



まどか(5歳)「きょうすけくん、えんかとか興味ない?」

さやか「だめー!きょうすけはくらしっく一筋なの!」



ほむら(5歳)「きょうすけくん、心臓が痛いの・・・さすってくれないかな?」

さやか「だ、だめだよきょうすけ!ほむらの胸さわっちゃいやだよ!」



なぎさ(5歳)「きょうすけー、チーズたべさせてあげるからあーんしてほしいのです」

さやか「だめー!!」




マミ(5歳)「ほらほらみんな。けんかしないの」

きょうすけ(5歳)「ありがとうマミちゃん。マミちゃんはみんなのお母さんだね」


さやか「マミちゃんをしたうのもだめー!!」



ひとみ「あの、きょうすけくん・・・」

きょうすけ「なに?ひとみちゃん」



ひとみ「よろしければ・・・今度うちのパーティに・・・」

さやか「う~」ギリギリ


ひとみ「・・・さ、さやかさんもごいっしょにいかが?」


さやか「ほんと?いいの!?ひとみちゃんはやっぱり他の子とちがうなー!」


なかざわ(5歳)「え、なにあのすてきくうかんは」

恭介「平和な日常ならハーレムだと笑える夢だったかもしれない・・・だけど・・・その時僕は
むしょうに寂しくて悲しくなった」


恭介「誰をおよめさんにするの?幼稚園の先生からそう聞かれ、夢の中の僕はこう答えた」


きょうすけ「さやかちゃんとひとみちゃん!」 第10話「さやかちゃんとひとみちゃん」【続く】

341: 2014/09/03(水) 15:52:54.49 ID:/3JUwmmd0
銀河万丈「バイオリン仮面ウィザード!!」


仁美「も・・・もしも恭介さんと一晩すごす事になったら・・・」ドキドキ

さやか「クリスマスイブってのは・・・そういうもんだよね・・・
やだあたし・・・杏子が大変な目にあったのに・・・こんな気持ちで・・・」ドキドキ



なぎさ「マミ・・・なぎさも決心したのです!だから・・・おっOいを吸わせて欲しいのです!」

マミ「あっ・・・///うんっ・・・ベベ・・・駄目っ」ちゅぱちゅぱ



まどか「杏子ちゃん待ってて!わたし・・・絶対力を取り戻して・・・あなたを救ってみせるから!」


ほむら「ワルプルギスを倒せば・・・私がまどかから奪った力も元に戻る!」


恭介「ひ・・・仁美さんが・・・服を・・・」ドキドキ


氷室「さ・・・さやか!?ぼ・・・僕はそんなつもりじゃ・・・」ドキドキ




銀河万丈「第11話!!」


恭介「二枚の縞柄下着(ジョーカー)」



銀河万丈「ハーレムは誰にも崩させない!!」

恭介「人魚姫の物語」【第十一話】

引用: 恭介「人魚姫の物語」